JP2004053489A - クロマトグラフィー測定装置 - Google Patents
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Abstract
【解決方法】光源1から出射されたビームを被検査溶液を点着した試験片7に照射し、該試験片7からの透過光、もしくは反射光から光学的な信号の検出を行い、当該信号から上記被検査溶液中に含まれる分析対象物の濃度を測定するクロマトグラフィー測定装置において、上記試験片7を挿入する試験片挿入口17と、上記ビームを入射する開口部とが形成された固定台15と、該固定台15を保持する測定台16とを備え、上記固定台15は上記測定台16と着脱可能であるものとした。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、クロマトグラフィー測定装置に関し、特に、光学的な信号検出を行って分析対象物の濃度測定を行うクロマトグラフィー測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
以下、従来の被検査溶液中に含まれる分析対象物の濃度測定を行う吸光光度計の測定原理について説明する。
図5は従来の反射吸光光度計の概略構成図である。
図5において、光源1から出射されたビームは反射板2を介して回折格子3に入射される。回折格子3に入射されたビームは光波長が選択され、さらに開口部4によりビームが絞られた後、ガラス板5に入射される。
【0003】
ガラス板5に入射されたビームは、ガラス板5を反射するものと、透過するものに分けられる。ガラス板5を反射したビームは参照光として第1の光電子倍増管6で受光される。またガラス板5を透過したビームは免疫クロマトグラフィー試験片(以下、単に試験片という)7に照射後、散乱光として第2の光電子倍増管8で受光される。第1の光電子倍増管6の出力は、第1のLog変換器25でLog変換され、第2の光電子倍増管8の出力は、第2のLog変換器26でLog変換される。演算器27は、第1のLog変換器25でLog変換された値から、第2のLog変換器26でLog変換された値を減算して、吸光度信号検出機28に出力する。
【0004】
次に、抗原抗体反応を用いた試験片7の構成について説明する。
試験片7は、被検査溶液を添加する添加部9と、被検査溶液の浸透により移動し、流れてきた被検査溶液中に含まれる分析対象物に対して特異的に結合する物質を備えた標識試薬が保持されている標識試薬保持部10と、標識試薬と分析対象物との結合、固定化が行われる検知部11と、流れてきた液体試料を吸収する部分と、それ以外の部分であるベース部12とから構成されている。
【0005】
このベース部12と検知部11の吸光度信号の差と、測定する分析対象物の濃度との検量線が予め算出されているので、ベース部12と検知部11の吸光度信号の差を検出することにより、検量線から分析対象物の濃度の算出を行うことができる。
【0006】
このように構成された試験片7は、定量測定を行うために、試験片7を走査し、検知部11及びベース部12の吸光度を測定していた。ここで、クロマトグラフィー測定装置に試験片を取り付けた例を図6に示す。
【0007】
図6は従来の試験片を取り付けた例を示す斜視図である。
図6より、試験片7は可動テーブル62上に取り付けた固定台61上に載置し、被検査溶液を添加する添加部9を固定台61の外部に突出させて固定台61と固定している。そして、この可動テーブル62をクロマトグラフィー測定装置に取り付けて吸光度測定を行う。なお、試験片7は上述した構成以外にも、可動テーブル62上に直接固定する方法もある。
【0008】
さらに、特表平1−503174号、及び特開平6−180320号に記載された技術によれば、試験片を中空のケーシングに封入して測定を行っている。このケーシングには、試験片に液体試料を添加することができる注入部と、呈色部分を観察することのできる開口部とを設けている。そして、検査結果は、目視により呈色部分の変色度合を観察し、半定性的な判断を行っていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のクロマトグラフィー測定装置によれば、図6より、試験片7を直接、可動テーブル62に置く場合、可動テーブル62に被検査溶液が付着し汚染される恐れがあった。また、試験片7の位置決めが困難なため、ビームを正確に照射することができず、正確な測定を行うことができなかった。また、試験片7を固定台61に置く場合、試験片7の位置決めが困難なため、取り付け作業が複雑であるばかりか、固定台61から試験片7を取り外すときにも手間を要していた。さらに、被検査溶液を点着するとき、試験片7が固定台61から突出しているために、クロマトグラフィー測定装置自体が汚染される恐れがあった。
【0010】
また、上記特表平1−503174号、及び特開平6−180320号に記載された技術によれば、ケーシングは、検査を終了する毎に、試験片と共に廃棄しなければならなかった。このような場合、臨床検査などで大量に測定を行うときには、ケーシングのコストとケーシングの保管場所の確保が問題となっていた。また、ケーシングを使用しないで、試験片単体のみを用いて測定を行う場合には、吸光光度計の測定台上に直接、試験片を置くことになるため、位置決めが難しく、正確な測定ができなかった。さらに、クロマトグラフィー測定装置に測定試料が付着する恐れがあった。
【0011】
本発明は、かかる問題点を解消するためになされたものであり、ケーシングを用いることなく、試験片を精度良く取り付けることができ、かつ測定装置への試料の付着を防止することができるクロマトグラフィー測定装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために、本発明の請求項1に記載のクロマトグラフィー測定装置は、光源から出射されたビームを被検査溶液を点着した試験片に照射し、該試験片からの透過光、もしくは反射光から光学的な信号の検出を行い、当該信号から上記被検査溶液中に含まれる分析対象物の濃度を測定するクロマトグラフィー測定装置において、上記試験片を挿入する試験片挿入口と、上記ビームを入射する開口部とが形成された固定台と、該固定台を保持する測定台とを備え、上記固定台は上記測定台と着脱可能であることを特徴とするものである。
【0013】
また、本発明の請求項2に記載のクロマトグラフィー測定装置は、請求項1に記載のクロマトグラフィー測定装置において、上記固定台は、上記試験片が挿入されたとき、上記試験片挿入口と対向する側面に、該試験片の側面と当接する試験片探知スイッチを設けたことを特徴とするものである。
【0014】
また、本発明の請求項3に記載のクロマトグラフィー測定装置は、請求項1に記載のクロマトグラフィー測定装置において、上記試験片は、上記被検査溶液を点着する部位に厚みを形成する段差部を設けることを特徴とするものである。
【0015】
また、本発明の請求項4に記載のクロマトグラフィー測定装置は、請求項1に記載のクロマトグラフィー測定装置において、上記試験片は、上記被検査溶液を点着する部位の一方の側面に、突起を形成した突起部を設けることを特徴とするものである。
【0016】
また、本発明の請求項5に記載のクロマトグラフィー測定装置は、請求項1に記載のクロマトグラフィー測定装置において、上記試験片は、その長軸方向の側面に切欠部を形成し、上記固定台は、上記試験片が挿入されたとき、上記切欠部と嵌合する爪状の突起を先端部分に形成した爪状突起機構を備えることを特徴とするものである。
【0017】
また、本発明の請求項6に記載のクロマトグラフィー測定装置は、請求項5に記載のクロマトグラフィー測定装置において、上記爪状突起機構は、その先端部分に形成した爪状の突起に代えて鉤状の突起を形成することを特徴とするものである。
【0018】
また、本発明の請求項7に記載のクロマトグラフィー測定装置は、請求項5に記載のクロマトグラフィー測定装置において、上記切欠部は、被検査溶液が到達しない位置に設けることを特徴とするものである。
【0019】
また、本発明の請求項8に記載のクロマトグラフィー測定装置は、請求項5に記載のクロマトグラフィー測定装置において、上記試験片は、上記切欠部に代えて、該切欠部の開口されている側面を閉じた開口部を形成することを特徴とするものである。
【0020】
また、本発明の請求項9に記載のクロマトグラフィー測定装置は、請求項8に記載のクロマトグラフィー測定装置において、上記開口部は、被検査溶液が到達しない位置に設けることを特徴とするものである。
【0021】
また、本発明の請求項10に記載のクロマトグラフィー測定装置は、光源から出射されたビームを被検査溶液を点着した試験片に照射し、該試験片からの透過光、もしくは反射光から光学的な信号の検出を行い、当該信号から上記被検査溶液中に含まれる分析対象物の濃度を測定するクロマトグラフィー測定装置において、上記試験片を載置する固定台と、上記試験片に被装して上記固定台上を摺動させる試験片保持板と、上記固定台を保持する測定台とを備え、上記固定台は上記測定台と着脱可能であることを特徴とするものである。
【0022】
また、本発明の請求項11に記載のクロマトグラフィー測定装置は、請求項10に記載のクロマトグラフィー測定装置において、上記試験片保持板は、その内部に上記試験片の挿入方向を案内する位置決めを設けたことを特徴とするものである。
【0023】
また、本発明の請求項12に記載のクロマトグラフィー測定装置は、請求項10に記載のクロマトグラフィー測定装置において、上記試験片は、その長軸方向の側面に切欠部を形成し、上記試験片保持板は、上記試験片を被装したとき、上記切欠部と嵌合する爪状の突起を先端部分に形成した爪状突起機構を備えることを特徴とするものである。
【0024】
また、本発明の請求項13に記載のクロマトグラフィー測定装置は、請求項12に記載のクロマトグラフィー測定装置において、上記試験片保持板を上記試験片が上記固定台から廃棄される試験片廃棄位置に摺動したとき、上記爪状突起機構と上記切欠部の嵌合を解除することを特徴とするものである。
【0025】
また、本発明の請求項14に記載のクロマトグラフィー測定装置は、請求項10に記載のクロマトグラフィー測定装置において、上記試験片保持板を上記ビームが照射される試験片測定位置に摺動したとき、上記試験片保持板の摺動を停止させる試験片保持板停止装置を設けたことを特徴とするものである。
【0026】
また、本発明の請求項15に記載のクロマトグラフィー測定装置は、請求項14に記載のクロマトグラフィー測定装置において、上記試験片が上記試験片測定位置にあるとき、上記試験片は上記固定台の内部に納まるようにしたことを特徴とするものである。
【0027】
また、本発明の請求項16に記載のクロマトグラフィー測定装置は、請求項14に記載のクロマトグラフィー測定装置において、上記試験片が、上記試験片測定位置にあるとき、上記試験片に被検査溶液が添加される部位の底面と上記固定台の上面との間に間隙部を有するように、上記固定台に段差を設けたことを特徴とすものである。
【0028】
また、本発明の請求項17に記載のクロマトグラフィー測定装置は、請求項10に記載のクロマトグラフィー測定装置において、上記試験片保持板が上記試験片に被検査溶液を点着する被検査溶液点着位置に摺動したとき、上記試験片は上記被検査溶液を点着する部位を上記固定台の外部に突出するようにしたことを特徴とするものである。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1によるクロマトグラフィー測定装置は、試験片を、測定装置から取り外し可能な固定台に挿入するようにしたものである。
図1は本発明の実施の形態1によるクロマトグラフィー測定装置の概略構成図である。
【0030】
図1において、光源1から出射されたビームはガラス板5に入射される。ガラス板5に入射したビームは、ガラス板5を反射するものと、透過するものに分けられる。ガラス板5を反射したビームは参照光として第1の受光素子13に入射される。また、ガラス板5を透過したビームは試験片7に照射後、散乱光を生じ第2の受光素子14に入射される。そして、第1の受光素子13の出力は、第1のLog変換器25でLog変換され、第2の受光素子14の出力は、第2のLog変換器26でLog変換される。演算器27は、第1のLog変換器25でLog変換された値から、第2のLog変換器26でLog変換された値を減算して、吸光度信号検出機28に出力する。
【0031】
次に、抗原抗体反応を用いた試験片7の構成について説明する。
試験片7は、被検査溶液を添加する添加部9と、被検査溶液の浸透により移動し、流れてきた被検査溶液中に含まれる分析対象物に対して特異的に結合する物質を備えた標識試薬が保持されている標識試薬保持部10と、標識試薬と分析対象物との結合、固定化が行われる検知部11と、流れてきた液体試料を吸収する部分と、それ以外の部分であるベース部12とから構成されている。このベース部12と検知部11の吸光度信号の差と、測定する分析対象物の濃度の検量線が予め算出されているので、ベース部12と検知部11の吸光度信号の差を検出することにより、検量線から分析対象物の濃度の算出を行うことができる。
【0032】
次に、試験片7がクロマトグラフィー測定装置に配置されるときの構成について説明する。
まず、試験片7は、被検査溶液が浸透する終端部分の両側に切欠部29が形成されている。この試験片7を内包する固定台15は、試験片7を挿入する試験片挿入口17を有し、ビームが照射される上面部分が開口されている。なお、図1では、固定台15の内部構造が分かるように長軸方向に対し、半分の構成を取り除いて(斜線部分)図示している。また、固定台15は、試験片挿入口17と対向する側の内壁側面から突出するように試験片検知スイッチ(試験片検知機構)18を備えている。試験片7を挿入したとき、試験片検知スイッチ18は、試験片7の側面と当接すると、内壁面と面一になるまで内部に押し込まれた状態になり、試験片7が挿入されていることを検知する。また、試験片検知スイッチ18として、電気的に試験片7の位置を検出する手法を取るときは、試験片7に導電性物質を備え、試験片検知スイッチ18に設けた電極が試験片7の導電性物質と接触することにより導通状態となり、試験片7の位置を検出することができる。さらに、固定台15は、試験片検知スイッチ18を備えた側の開口部分から、試験片7を挿入したとき、切欠部29と嵌合するように延びる爪状突起(爪状突起機構)19が形成されている。この爪状突起19は、切欠部29と嵌合するように、先端部分に突起部が形成されている。
【0033】
つまり、固定台15に試験片7を挿入すると、試験片検知スイッチ18が、押し込まれて試験片7が挿入されたことを検知し、爪状突起19が切欠部29と嵌合されて試験片7を固定する。そして、試験片7を挿入した固定台15は、側定時に、測定台16に載置する。
【0034】
このように、本実施の形態1によるクロマトグラフィー測定装置によれば、測定台16と着脱可能な固定台15に、試験片7を挿入して測定するようにしたから、試験片7を容易に取り付けることができ、かつ、固定台15により容易に位置決めを行うことができるので、取り付け精度がよくなる。また、従来、試験片をケーシングに封入し、検査終了後は、ケーシングごと試験片を廃棄していたが、本実施の形態によるクロマトグラフィー測定装置では、測定毎に試験片7のみを固定台15から取り出して廃棄し、次の測定では、新しい試験片7を固定台15に挿入すればよい。また、従来、1つの試験片に対して、1つのケーシングを必要としていたため、ケーシングのコストがかかり、さらに、ケーシングの保管場所を必要としていたが、本実施の形態では、ケーシングにかかるコストを抑えるのみならず、1つの固定台15があればよいので、従来、ケーシングの保管場所を必要としていた収納スペースを削減することができる。
【0035】
また、試験片7に切欠部29を設けて、固定台15に備えた爪状突起19と嵌合するようにしたので、試験片7を確実に固定させることができる。なお、切欠部29は、図1に示した形状に限られず、側面の開口された部分が閉じられた状態であってもよい。つまり、試験片7の両側側面部分に円形などの開口部を形成するようにしてもよい。また、切欠部29を形成する位置は、被検査溶液が展開しない下流領域に設けることが好ましく、このように構成することで固定台15が被検査溶液に汚染されるのを防ぐことができる。また、爪状突起19はこの構成に代えて、鉤状の突起を形成するようにしてもよく、このように構成することにより、切欠部29に鉤状の突起が挿入したとき、鉤状突起の先端部分が、試験片7の裏面に引っかかり、固定台15との固定をより確実に行うことができる。また、爪状突起19は測定台16に設けるようにしてもよく、このように構成することにより、測定台16との装着性をよくすることができる。
【0036】
また、固定台15に試験片7が挿入されたとき、試験片7の側面と接触するように、試験片検知スイッチ18を設けたので、試験片7が確実に挿入されたことを確認することができ、試験片7の誤挿入を防止することができる。また、試験片検知スイッチ18として、電気的に試験片7を確認する場合、試験片7上を被検査溶液が浸透する終端部の側面に導電性物質を備えるようにすれば、誤って逆方向から挿入しても、試験片7と固定台15とが導通されないので、試験片7の誤挿入を防止することができる。
【0037】
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2によるクロマトグラフィー測定装置は、試験片を固定台へ挿入するときの誤挿入を防止するようにしたものである。
図2は本発明の実施の形態2による試験片、及び固定台の斜視図である。
図2において、図2(a)の試験片7は、被検査溶液が添加される部位に、その他の部位よりも厚みを有するように段差部30が設けられている。また、図2(b)の試験片7は、被検査溶液が添加される部位の長軸方向の一方の側面に突起部31が形成されている。なお、その他の構成については図1と同様であるので説明を省略する。
【0038】
まず、図2(a)において、試験片7を固定台15に挿入したとき、段差部30が試験片挿入口17と当接し、試験片7が固定台15内部にさらに挿入されることを防ぐ。また、誤って試験片7を逆方向から挿入しようとしても、段差部30が妨げとなって、試験片挿入口17に挿入することができない。また、図2(b)において、試験片7を固定台15に挿入したとき、突起部31が試験片挿入口17と当接し、試験片7が固定台15内部にさらに挿入されることを防ぐ。また、誤って試験片7を逆方向から挿入しようとしても、突起部31が妨げとなって、試験片挿入口17に挿入することができない。
【0039】
このように本実施の形態2によるクロマトグラフィー測定装置によれば、試験片7の一端に段差部30を設けて厚みを不均一にするようにし、あるいは、試験片12の一端に突起部31を形成して、他端と非対称の形状とすることにより、試験片7の誤挿入を防止し、試験片7を正確に固定台15に挿入することができる。
【0040】
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3によるクロマトグラフィー測定装置は、試験片が固定台上をスライド移動できるようにしたものである。
図3は本発明の実施の形態3による試験片、及び固定台の斜視図である。
図3より、固定台15は、その上面を試験片保持板20がスライド移動可能なように開放されている。また、固定台15は、試験片7を固定台15内部に収納するように試験片保持板20をスライド移動したとき、固定台15から試験片保持板20が脱落しないように、試験片保持板20の長軸方向の両側面の一部が固定台15に挿嵌されるようにコの字状に形成されている。また、試験片保持板20は、試験片7の挿入方向を案内する位置決め21が形成され、さらに、試験片7を挿入したとき、ビームが照射される上面部分が開口されている。そして、試験片保持板20は、試験片7を挿入する側に対向する側の開口部分から、試験片7を挿入したとき試験片7の切欠部29に延びる爪状突起19が形成されている。
【0041】
つまり、固定台15に試験片7を挿入するには、試験片保持板20の位置決め21に沿って挿入される。そして、試験片7は、爪状突起19により切欠部29と嵌合されて、試験片保持板20と固定される。試験片保持板20は固定台15上をスライド移動することができるので、試験片保持板20を動作させることにより、試験片7も連動して動作する。
【0042】
次に、試験片を固定台上に挿入したときのスライド動作について説明する。
図4は本実施の形態3による固定台上で試験片保持板を動作させたときの側面図である。図4(a)は被検査溶液の点着時、図4(b)は測定時、図4(c)は廃棄時の試験片、及び試験片保持板の位置関係を示す。
【0043】
まず、試験片7の添加部9に被検査溶液を点着するときは、図4(a)に示すように、添加部9を固定台15より突出した状態になるまで試験片保持板20をスライド移動させる。続いて、吸光度測定を行うときは、図4(b)に示すように、試験片7全体が固定台15中に納まるまで試験片保持板20をスライド移動させる。このとき、添加部9付近と固定台15の上面とが接触しないように、固定台15に段差が形成されていて、間隙部35が設けられている。また、このとき、図示していないが、試験片保持板20を固定するように、試験片保持板20上にストッパを載置してもよい。測定終了後は、図4(c)に示すように、試験片保持板20を固定台15の挿入口までスライド移動させる。このようにして、試験片7は、切欠部29と爪状突起19との嵌合が解けて、試験片保持板20から開放された後、廃棄される。
【0044】
このように、本実施の形態3によるクロマトグラフィー測定装置によれば、固定台15上にスライド移動が可能な試験片保持板20を備え、試験片7を固定台15と試験片保持板20との間に挿入して、試験片7をスライド移動するようにしたので、測定者が試験片7に直接触れることなく測定を行うことができ、試験片7が汚染されるのを防止することができる。また、試験片保持板20に試験片7を挿入する位置決め21を設けるようにしたので、試験片7の挿入を容易に行うことができる。さらに、試験片保持板20には、試験片7の切欠部29と嵌合する爪状突起19を設けたので、試験片7を確実に固定させることができる。また、被検査溶液を点着するときには、試験片7を固定台15から突出させるようにしたので、被検査溶液が固定台15上を汚染することを防止することができる。また、測定時には、試験片7が固定台15の内部に収納されるようにしたので、測定台16に被検査溶液が付着されるのを防止することができる。また、試験片7の添加部9と固定台15との間に、隙間を設けるようにしたので、固定台15に被検査溶液が付着するのを防止することができる。さらに、試験片7が測定位置にあるとき、試験片保持板20上にストッパを載置することにより、試験片7の位置を矯正することができ、試験片7を正確な位置に固定させることができる。また、測定終了時には、試験片保持板20をスライド移動させることにより、試験片7を排出することができ、測定者が直に試験片7に触れることなく排出することができ、試験片7を安全に取り扱うことができる。
【0045】
【発明の効果】
このように、本発明の請求項1に記載のクロマトグラフィー測定装置によれば、光源から出射されたビームを被検査溶液を点着した試験片に照射し、該試験片からの透過光、もしくは反射光から光学的な信号の検出を行い、当該信号から上記被検査溶液中に含まれる分析対象物の濃度を測定するクロマトグラフィー測定装置において、上記試験片を挿入する試験片挿入口と、上記ビームを入射する開口部とが形成された固定台と、該固定台を保持する測定台とを備え、上記固定台は上記測定台と着脱可能であるようにしたので、試験片を容易に取り付けることができ、かつ、固定台により容易に位置決めを行うことができるので、取り付け精度がよくなる。
【0046】
また、本発明の請求項2に記載のクロマトグラフィー測定装置によれば、請求項1に記載のクロマトグラフィー測定装置において、上記固定台は、上記試験片が挿入されたとき、上記試験片挿入口と対向する側面に、該試験片の側面と当接する試験片探知スイッチを設けるようにしたので、試験片が確実に挿入されたことを把握することができ、試験片の誤挿入を防止することができる。
【0047】
また、本発明の請求項3に記載のクロマトグラフィー測定装置によれば、請求項1に記載のクロマトグラフィー測定装置において、上記試験片は、上記被検査溶液を点着する部位に厚みを形成する段差部を設けるようにしたので、試験片の誤挿入を防止し、試験片を正確に固定台に挿入することができる。
【0048】
また、本発明の請求項4に記載のクロマトグラフィー測定装置によれば、請求項1に記載のクロマトグラフィー測定装置において、上記試験片は、上記被検査溶液を点着する部位の一方の側面に、突起を形成した突起部を設けるようにしたので、試験片の誤挿入を防止し、試験片を正確に固定台に挿入することができる。
【0049】
また、本発明の請求項5に記載のクロマトグラフィー測定装置によれば、請求項1に記載のクロマトグラフィー測定装置において、上記試験片は、その長軸方向の側面に切欠部を形成し、上記固定台は、上記試験片が挿入されたとき、上記切欠部と嵌合する爪状の突起を先端部分に形成した爪状突起機構を備えるようにしたので、試験片の固定台への挿入を容易にし、試験片を確実に固定させることができる。
【0050】
また、本発明の請求項6に記載のクロマトグラフィー測定装置によれば、請求項5に記載のクロマトグラフィー測定装置において、上記爪状突起機構は、その先端部分に形成した爪状の突起に代えて、鉤状の突起を形成するようにしたので、試験片を確実に固定させることができ、試験片との装着性を向上させることができる。
【0051】
また、本発明の請求項7に記載のクロマトグラフィー測定装置によれば、請求項5に記載のクロマトグラフィー測定装置において、上記切欠部は、被検査溶液が到達しない位置に設けるようにしたので、試験片上を浸透する被検査溶液の影響を受けることなく、また、被検査溶液による汚染を防止することができる。
【0052】
また、本発明の請求項8に記載のクロマトグラフィー測定装置によれば、請求項5に記載のクロマトグラフィー測定装置において、上記試験片は、上記切欠部に代えて、該切欠部の開口されている側面を閉じた開口部を形成するようにしたので、試験片の固定台への挿入を容易にし、試験片を確実に固定させることができる。
【0053】
また、本発明の請求項9に記載のクロマトグラフィー測定装置によれば、請求項8に記載のクロマトグラフィー測定装置において、上記開口部は、被検査溶液が到達しない位置に設けるようにしたので、試験片上を浸透する被検査溶液の影響を受けることなく、また、被検査溶液による汚染を防止することができる。
【0054】
また、本発明の請求項10に記載のクロマトグラフィー測定装置によれば、光源から出射されたビームを被検査溶液を点着した試験片に照射し、該試験片からの透過光、もしくは反射光から光学的な信号の検出を行い、当該信号から上記被検査溶液中に含まれる分析対象物の濃度を測定するクロマトグラフィー測定装置において、上記試験片を載置する固定台と、上記試験片に被装して上記固定台上を摺動させる試験片保持板と、上記固定台を保持する測定台とを備え、上記固定台は上記測定台と着脱可能であるようにしたので、測定者が試験片に直接触れることなく測定を行うことができる。また、被検査溶液を点着するときには、試験片を固定台から突出させるようにしたので、被検査溶液が固定台上を汚染することがない。
【0055】
また、本発明の請求項11に記載のクロマトグラフィー測定装置によれば、請求項10に記載のクロマトグラフィー測定装置において、上記試験片保持板は、その内部に上記試験片の挿入方向を案内する位置決めを設けるようにしたので、試験片の挿入を容易に行うことができる。
【0056】
また、本発明の請求項12に記載のクロマトグラフィー測定装置によれば、請求項10に記載のクロマトグラフィー測定装置において、上記試験片は、その長軸方向の側面に切欠部を形成し、上記試験片保持板は、上記試験片を被装したとき、上記切欠部と嵌合する爪状の突起を先端部分に形成した爪状突起機構を備えるようにしたので、試験片の固定台への挿入を容易にし、試験片を確実に固定させることができる。
【0057】
また、本発明の請求項13に記載のクロマトグラフィー測定装置によれば、請求項12に記載のクロマトグラフィー測定装置において、上記試験片保持板を上記試験片が上記固定台から廃棄される試験片廃棄位置に摺動したとき、上記爪状突起機構と上記切欠部の嵌合を解除するようにしたので、廃棄時に測定者が被検査溶液に汚染されるのを防止し、試験片の廃棄作業を容易にすることができる。
【0058】
また、本発明の請求項14に記載のクロマトグラフィー測定装置によれば、請求項10に記載のクロマトグラフィー測定装置において、上記試験片保持板を上記ビームが照射される試験片測定位置に摺動したとき、上記試験片保持板の摺動を停止させる試験片保持板停止装置を設けるようにしたので、試験片の位置を矯正することができ、試験片を正確な位置に固定させることができる。
【0059】
また、本発明の請求項15に記載のクロマトグラフィー測定装置によれば、請求項14に記載のクロマトグラフィー測定装置において、上記試験片が上記試験片測定位置にあるとき、上記試験片は上記固定台の内部に納まるようにしたので、固定台を試験片に取り付けた場合、測定台に被検査溶液の付着を防止することができる。
【0060】
また、本発明の請求項16に記載のクロマトグラフィー測定装置によれば、請求項14に記載のクロマトグラフィー測定装置において、上記試験片が、上記試験片測定位置にあるとき、上記試験片に被検査溶液が添加される部位の底面と上記固定台の上面との間に間隙部を有するように、上記固定台に段差を設けたので、添加部が固定台に密着することがなく、固定台に被検査溶液が付着するのを防止することができる。
【0061】
また、本発明の請求項17に記載のクロマトグラフィー測定装置によれば、請求項10に記載のクロマトグラフィー測定装置において、上記試験片保持板が上記試験片に被検査溶液を点着する被検査溶液点着位置に摺動したとき、上記試験片は上記被検査溶液を点着する部位を上記固定台の外部に突出するようにしたので、被検査溶液が固定台上を汚染することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるクロマトグラフィー測定装置の概略構成図
【図2】本発明の実施の形態2による試験片、及び固定台の斜視図
【図3】本発明の実施の形態3による試験片、及び固定台の斜視図
【図4】本実施の形態3による固定台上で試験片保持板を動作させたときの側面図
【図5】従来の反射吸光光度計の概略構成図
【図6】従来の試験片を取り付けた例を示す斜視図
【符号の説明】
1 光源
2 反射板
3 回折格子
4 開口部
5 ガラス板
6 第1の光電子倍増管
7 試験片
8 第2の光電子倍増管
9 添加部
10 標識試薬保持部
11 検知部
12 ベース部
13 第1の受光素子
14 第2の受光素子
15 固定台
16 測定台
17 試験片挿入口
18 試験片検知スイッチ
19 爪状突起
20 試験片保持板
25 第1のLog変換器
26 第2のLog変換器
27 演算器
28 吸光度信号検出機
29 切欠部
30 段差部
31 突起部
35 間隙部
Claims (17)
- 光源から出射されたビームを被検査溶液を点着した試験片に照射し、該試験片からの透過光、もしくは反射光から光学的な信号の検出を行い、当該信号から上記被検査溶液中に含まれる分析対象物の濃度を測定するクロマトグラフィー測定装置において、
上記試験片を挿入する試験片挿入口と、上記ビームを入射する開口部とが形成された固定台と、
該固定台を保持する測定台とを備え、
上記固定台は上記測定台と着脱可能である、
ことを特徴とするクロマトグラフィー測定装置。 - 請求項1に記載のクロマトグラフィー測定装置において、
上記固定台は、上記試験片が挿入されたとき、上記試験片挿入口と対向する側面に、該試験片の側面と当接する試験片探知スイッチを設けた、
ことを特徴とするクロマトグラフィー測定装置。 - 請求項1に記載のクロマトグラフィー測定装置において、
上記試験片は、上記被検査溶液を点着する部位に厚みを形成する段差部を設ける、
ことを特徴とするクロマトグラフィー測定装置。 - 請求項1に記載のクロマトグラフィー測定装置において、
上記試験片は、上記被検査溶液を点着する部位の一方の側面に、突起を形成した突起部を設ける、
ことを特徴とするクロマトグラフィー測定装置。 - 請求項1に記載のクロマトグラフィー測定装置において、
上記試験片は、その長軸方向の側面に切欠部を形成し、
上記固定台は、上記試験片が挿入されたとき、上記切欠部と嵌合する爪状の突起を先端部分に形成した爪状突起機構を備える、
ことを特徴とするクロマトグラフィー測定装置。 - 請求項5に記載のクロマトグラフィー測定装置において、
上記爪状突起機構は、その先端部分に形成した爪状の突起に代えて、鉤状の突起を形成する、
ことを特徴とするクロマトグラフィー測定装置。 - 請求項5に記載のクロマトグラフィー測定装置において、
上記切欠部は、被検査溶液が到達しない位置に設ける、
ことを特徴とするクロマトグラフィー測定装置。 - 請求項5に記載のクロマトグラフィー測定装置において、
上記試験片は、上記切欠部に代えて、該切欠部の開口されている側面を閉じた開口部を形成する、
ことを特徴とするクロマトグラフィー測定装置。 - 請求項8に記載のクロマトグラフィー測定装置において、
上記開口部は、被検査溶液が到達しない位置に設ける、
ことを特徴とするクロマトグラフィー測定装置。 - 光源から出射されたビームを被検査溶液を点着した試験片に照射し、該試験片からの透過光、もしくは反射光から光学的な信号の検出を行い、当該信号から上記被検査溶液中に含まれる分析対象物の濃度を測定するクロマトグラフィー測定装置において、
上記試験片を載置する固定台と、
上記試験片に被装して上記固定台上を摺動させる試験片保持板と、
上記固定台を保持する測定台とを備え、
上記固定台は上記測定台と着脱可能である、
ことを特徴とするクロマトグラフィー測定装置。 - 請求項10に記載のクロマトグラフィー測定装置において、
上記試験片保持板は、その内部に上記試験片の挿入方向を案内する位置決めを設けた、
ことを特徴とするクロマトグラフィー測定装置。 - 請求項10に記載のクロマトグラフィー測定装置において、
上記試験片は、その長軸方向の側面に切欠部を形成し、
上記試験片保持板は、上記試験片を被装したとき、上記切欠部と嵌合する爪状の突起を先端部分に形成した爪状突起機構を備える、
ことを特徴とするクロマトグラフィー測定装置。 - 請求項12に記載のクロマトグラフィー測定装置において、
上記試験片保持板を上記試験片が上記固定台から廃棄される試験片廃棄位置に摺動したとき、上記爪状突起機構と上記切欠部の嵌合を解除する、
ことを特徴とするクロマトグラフィー測定装置。 - 請求項10に記載のクロマトグラフィー測定装置において、
上記試験片保持板を上記ビームが照射される試験片測定位置に摺動したとき、上記試験片保持板の摺動を停止させる試験片保持板停止装置を設けた、
ことを特徴とするクロマトグラフィー測定装置。 - 請求項14に記載のクロマトグラフィー測定装置において、
上記試験片が上記試験片測定位置にあるとき、上記試験片は上記固定台の内部に納まるようにした、
ことを特徴とするクロマトグラフィー測定装置。 - 請求項14に記載のクロマトグラフィー測定装置において、
上記試験片が、上記試験片測定位置にあるとき、上記試験片に被検査溶液が添加される部位の底面と上記固定台の上面との間に間隙部を有するように、上記固定台に段差を設けた、
ことを特徴とするクロマトグラフィー測定装置。 - 請求項10に記載のクロマトグラフィー測定装置において、
上記試験片保持板が上記試験片に被検査溶液を点着する被検査溶液点着位置に摺動したとき、上記試験片は上記被検査溶液を点着する部位を上記固定台の外部に突出するようにした、
ことを特徴とするクロマトグラフィー測定装置。
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