JP2004053423A - 温度センサ - Google Patents

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JP2004053423A
JP2004053423A JP2002211628A JP2002211628A JP2004053423A JP 2004053423 A JP2004053423 A JP 2004053423A JP 2002211628 A JP2002211628 A JP 2002211628A JP 2002211628 A JP2002211628 A JP 2002211628A JP 2004053423 A JP2004053423 A JP 2004053423A
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heat
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Makoto Tamatoshi
玉利 誠
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

【課題】定着ローラ等の温度を検知する温度センサの当接位置において、感熱素子の取り付け方向が、被検知体の移動方向に対して平行になることにより、粘着材で貼り合せられた温度センサの保護絶縁シートが剥がれたりする不具合を防止する温度センサを提供する。
【解決手段】外部引出用端子部に一対の弾性細幅金属板部が接続され、該一対の細幅金属板部の先端部に感熱素子を含む感熱部が取付けられ、該感熱部は、前記感熱素子を取り囲む様に形成された弾性細幅金属板部の張出部を有し、絶縁シートが前記感熱素子を含む金属板部の両面を被覆するよう構成された温度センサにおいて、細幅金属板部の感熱素子を囲む先端張出部の形状を、細幅金属板部への前記感熱素子の取り付け方向が、被検知体の移動方向に平行になるように張出部の辺縁の形状を形成することを特徴とする。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、接触形の温度センサに関し、特に複写機、プリンタなどの定着装置に使用される加熱ローラ等の回転体または静止体からなる被検知体表面に接触させて、その表面温度を検知するための温度センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本発明の従来技術として、特開平11−65361号公報「温度検出手段及び定着装置並びに画像形成装置」、特開2000−74752号公報「温度センサ」が存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来、特に複写機、プリンタなどの定着装置には、軽接触タイプの温度検出手段として、一対の細幅金属板部に感熱素子である薄膜サーミスタを配置した温度センサが使用されている。このタイプの温度センサは、定着ローラ等の温度を検知する対象部品に接触させて使用するのが一般的で、特開2000−74752号公報に示されているように、一対の細幅金属板部3の先端部分を感熱素子の周囲を取り囲む様に張出した張出部に形成し、且つ感熱素子9が細幅金属部を繋ぐ形で配置されており、定着ローラ等の温度を検知する対象部品と当接する位置ではローラ回転軸と平行になるように構成されている。
【0004】
しかし、図2に示す従来タイプの温度センサは、接触するローラ表面との摩擦により、絶縁シート11が細幅金属板部3の3a、3bから剥がれてしまい、感熱素子9が露出し、温度センサとして機能障害やローラ損傷など、定着装置の性能低下及び耐久性低下等の問題を引き起こしている。
【0005】
又、被検知体に接触する面に設けられた絶縁シート11は、被検知体であるローラ表面の摩擦抵抗により、力を受けるとリード部にも大きな力を受けることとなり、リード部が破損することがある。また同様に細幅金属部もお互いが近づく方向に力が作用する為、細幅金属板部の先端部分の張出部での電気的な短絡を発生し温度検知上でも支障をきたす。
【0006】
更に、特開平11−65361号公報にあるような温度センサは、感熱素子として通常ビードサーミスタ素子が使用されているタイプで、このビードサーミスタ素子は球状または楕円形状であるため、被検知体である加熱定着ローラの表面に圧接したときに感熱素子がローラ表面に点接触となり、保持体を固定する時の取付位置精度の影響を受けやすく正確な温度検知が難しくなる欠点と、加熱定着ローラの表面に点接触していることで加熱定着ローラの表面を傷付ける恐れがあるなど欠点を有している。
【0007】
そのため、感熱素子を弾性部材からなるクッション材を配置して加熱定着ローラの表面に押し当てる構成をとるなど複雑な構成になり、部品点数が増える。また、弾性部材からなるクッション材を配置して加熱定着ローラの表面に押し当てるので摩擦抵抗が大きくなりやすく、表面への耐熱シートを配置する場合にも、支持部材から弾性部材を覆う様にしなければならず、支持部材とともに耐熱シートも固定することとなり、ずれについては強固になるが、耐熱シート貼付けに関しては生産性が悪くなるという問題が生じる。
【0008】
そこで本発明の課題はこのような問題点を解決し、細幅金属板部の形状を定着ローラ等の温度を検知する対象部品と当接する位置において、温度センサの接続をローラ軸方向に平行にすることで、該細幅金属板部への前記感熱素子の取り付け方向が、被検知体の移動方向に対して平行になることで、粘着材で貼り合せられた保護絶縁シートが剥がれたり抜けたりしにくくし、前記不具合を防止する温度センサを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、請求項1記載の発明では、外部引出用の端子部に形成した保持体に一対の弾性細幅金属板部が接続され、該一対の細幅金属板部の先端部に感熱素子とリード部からなる感熱部が取付けられ、該感熱部は、前記感熱素子を取り囲む様に形成された弾性細幅金属板部の張出部を有し、粘着剤で貼り合せられた絶縁シートが前記感熱素子を含む前記金属板部の両面を被覆し、感熱部の被検知体に接する面は平面であるよう構成された温度センサにおいて、細幅金属板部の感熱素子を囲む先端張出部の形状を、細幅金属板部への前記感熱素子の取り付け方向が、該被検知体の移動方向に対して平行になるように、感熱素子の両端リード部と接続する張出部の辺縁直線部が該被検知体の移動方向に対して垂直方向になるように形成する温度センサを最も主要な特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面により本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1に本発明の実施例を示す。感熱素子9を保持する細幅金属板3の金属板保持体10に近い側の先端部と金属板保持体10に遠い側の細幅金属板の先端部により感熱素子9を保持し、接続関係を定着ローラ等の被検知体の温度を検知する当接位置で、ローラ軸方向に平行とすることにより、該細幅金属板部への前記感熱素子の取り付け方向が、被検知体の移動方向に対して平行になっていることで、被検知体定着ローラ等の回転により絶縁シート11が矢印Aの方向に受ける剥がれ等による抜け防止を可能としている。
【0011】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1によれば、外部引出用の端子部に形成した保持体に一対の弾性細幅金属板部が接続され、該一対の細幅金属板部の先端部に感熱素子とリード部からなる感熱部が取付けられ、該感熱部は、前記感熱素子を取り囲む様に形成された弾性細幅金属板部の張出部を有し、粘着剤で貼り合せられた絶縁シートが前記感熱素子を含む前記金属板部の両面をを被覆し、感熱部の被検知体に接する面は平面であるよう構成された温度センサにおいて、細幅金属板部の感熱素子を囲む先端張出部の形状を、細幅金属板部への前記感熱素子の取り付け方向が、該被検知体の移動方向に対して平行になるように、感熱素子の両端リード部と接続する張出部の辺縁直線部が該被検知体の移動方向に対して垂直方向になるように形成したので、細幅金属板部の形状を定着ローラ等の温度を検知する対象部品と当接する位置ではローラ軸方向に平行になるように形成し、該細幅金属板部への前記感熱素子の取り付け方向が被検知体の移動方向に対して平行になっており、粘着材で貼り合せられた絶縁シートが剥がれたり抜けたりしにくくし、前記不具合を防止することが可能となる。また、定着ローラ等の温度を検知する対象部品と当接する位置で前記感熱素子のローラ円周面への密着性を向上することが可能となり、保持体及び感熱素子の取り付け位置に対する要求精度が緩和できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の薄膜サーミスタの細幅金属板部への取付け方を示す概略平面図である。
【図2】従来の薄膜サーミスタの細幅金属板部への取り付け方を示す斜視図である。
【符号の説明】
3、3a、3b 細幅金属板部
9 感熱素子
10 細幅金属板部保持体
11 絶縁シート

Claims (1)

  1. 外部引出用の端子部に形成した保持体に一対の弾性細幅金属板部が接続され、該一対の細幅金属板部の先端部に感熱素子とリード部からなる感熱部が取付けられ、該感熱部は、前記感熱素子を取り囲む様に形成された弾性細幅金属板部の張出部を有し、粘着剤で貼り合せられた絶縁シートが前記感熱素子を含む前記金属板部の両面を被覆し、感熱部の被検知体に接する面は平面であるよう構成された温度センサにおいて、細幅金属板部の感熱素子を囲む先端張出部の形状を、細幅金属板部への前記感熱素子の取り付け方向が、該被検知体の移動方向に対して平行になるように、感熱素子の両端リード部と接続する張出部の辺縁直線部が該被検知体の移動方向に対して垂直方向になるように形成することを特徴とする温度センサ。
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