JP2004053118A - ヒートポンプ風呂給湯機 - Google Patents

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尾浜 昌宏
Takeji Watanabe
渡辺 竹司
Keijiro Kunimoto
國本 啓次郎
Ryuta Kondo
近藤 龍太
Satoshi Matsumoto
松本 聡
Yoshitsugu Nishiyama
西山 吉継
Koji Oka
岡 浩二
Seiichi Yasuki
安木 誠一
Tatsumura Mo
毛 立群
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Abstract

【課題】本発明は、貯湯式のヒートポンプ風呂給湯機に関するもので、耐久性の向上と運転効率の向上とをはかったヒートポンプ風呂給湯機を提供する。
【解決手段】圧縮機1と給湯熱交換器2と減圧装置3と廃熱利用熱交換器4とを有する冷媒回路と、貯湯槽5と給湯熱交換器2と給湯循環ポンプ6とを有する給湯水回路と、浴槽7と廃熱利用熱交換器4と風呂循環ポンプ8とを有する風呂水回路と、冷媒回路中の冷媒の少なくとも1つの状態を検出する冷媒状態検出手段10と、浴槽廃熱利用給湯運転時には冷媒状態検出手段10からの信号が所定の値になるように減圧装置3の弁開度を制御する制御手段9を設けているので、常に冷媒回路に適正な冷媒が循環するため、異常温度上昇や異常圧力上昇がなく、そのため、耐久性が高く、運転効率も良くすることができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はヒートポンプによる風呂給湯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のヒートポンプ風呂給湯機は特開平7−71839号公報に示すものがある。以下、その構成について図17を参照しながら説明する。図17に示すように、圧縮機1の吐出側につながる高圧ガス管、圧縮機1の吸入側につながる低圧ガス管、高圧および低圧ガス管とともに配置された液管に開閉弁50a、50b、50c、50d、50e、50fを介して、給湯熱交換器2、廃熱利用熱交換器4、大気熱利用熱交換器51が並列につながっている。そして、開閉弁50a、50b、50c、50d、50e、50fの切り替えにより給湯運転、風呂追い焚き運転、給湯熱利用風呂追い焚き運転、浴槽廃熱利用給湯運転がおこなわれる。例えば、浴槽廃熱利用給湯運転時は、開閉弁50aと50dを開放して、廃熱利用熱交換器4を介して浴槽7の湯を吸熱し、給湯熱交換器2で加熱して貯湯する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような構成では、給湯熱交換器2より流出した高圧液冷媒は減圧装置3aで低圧の二相冷媒となり、さらに減圧装置3bを通って廃熱利用熱交換器4に流入することになる。よって、冷媒流量がかなり絞られるため、所定の冷媒流量が得られず、圧縮機1の吸入冷媒ガスは高温の過熱ガスとなり、圧縮機1の信頼性確保が課題となる。また、冷媒流量の低下により、廃熱利用熱交換器4での採熱量が少なくなるため高効率化が得られない。それを防止するには減圧装置3aおよび3bは流量制御幅の範囲が非常に大きなものが必須となる。また、その場合には廃熱利用熱交換器4に流入する湯温は大気よりも高温であるため、圧縮機1の低圧がかなり上昇し、採熱量増加にともなって圧縮機1の吐出圧力が上昇し、圧縮機1の耐久性が課題となる。
【0004】
図17で説明した従来のヒートポンプ風呂給湯機は、給湯熱交換器2の冷媒の状態が気液二相の状態であるが、超臨界状態で使用する場合もある。図18は、横軸に冷媒のエンタルピーをとり縦軸に圧力をとって、この場合の冷凍サイクルを示したものである。冷凍サイクルの吐出温度や吐出圧力を決定する要因は色々あるが、一例として、貯湯槽5の混合層域の沸き上げについて説明する。貯湯槽5の混合層とは、沸き上げた高温湯の層と貯湯槽5に給水された市水の低温水の層との間にできる中間的な温度層のことである。同図中の実線で示す冷凍サイクルは、貯湯槽5の下部温度が低く給湯熱交換器2に入ってくる水温が低い場合である。点Aは圧縮機1の吸入の冷媒の状態、点Bは圧縮機1の吐出冷媒の状態、点Cは給湯熱交換器2の出口の冷媒の状態、点Dは廃熱利用熱交換器4の入口の冷媒の状態を示す。貯湯槽5の沸き上げが進むと上述した混合層の部分の沸き上げになる。このとき、冷凍サイクルもそれに伴って変化する。同図中の点線で示す冷凍サイクルは、この混合層の沸き上げで給湯熱交換器2に入ってくる水温がが高い場合である。点Aは圧縮機1の吸入の冷媒の状態、点B’は圧縮機1の吐出冷媒の状態、点C’は給湯熱交換器2の出口の冷媒の状態、点D’は廃熱利用熱交換器4の入口の冷媒の状態を示す。同図からわかるように、給湯熱交換器2に入ってくる水温が上昇してくると、圧縮機1の吐出冷媒の温度と圧力とが上昇する。特に、超臨界状態の場合、冷媒の物性のため、吐出圧力が急激に上昇する。
【0005】
本発明は上記課題を解決するもので、浴槽廃熱利用給湯運転時の高効率化をはかると共に圧縮機等の耐久信頼性を向上することを主目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決するために、本発明のヒートポンプ風呂給湯機は、圧縮機と給湯熱交換器と減圧装置と廃熱利用熱交換器とを有する冷媒回路と、貯湯槽と前記給湯熱交換器と給湯循環ポンプとを有する給湯水回路と、浴槽と前記廃熱利用熱交換器と風呂循環ポンプとを有する風呂水回路と、前記冷媒回路中の冷媒の少なくとも1つの状態を検出する冷媒状態検出手段と、前記冷媒状態検出手段からの信号が所定の値になるように前記減圧装置の弁開度を制御する制御手段とを具備したものである。
【0007】
これによって、少なくとも1つの冷媒の状態値が所定値になるように前記減圧装置の弁開度を制御するため、常に冷媒回路に適正な冷媒が循環し、圧力と温度とも安定することになる。
【0008】
【発明の実施の形態】
請求項1記載の発明は、圧縮機と給湯熱交換器と減圧装置と廃熱利用熱交換器とを有する冷媒回路と、貯湯槽と前記給湯熱交換器と給湯循環ポンプとを有する給湯水回路と、浴槽と前記廃熱利用熱交換器と風呂循環ポンプとを有する風呂水回路と、前記冷媒回路中の冷媒の少なくとも1つの状態を検出する冷媒状態検出手段と、前記冷媒状態検出手段からの信号が所定の値になるように減圧装置の弁開度を制御するため、常に冷媒回路に適正な冷媒が循環するので、異常温度上昇や異常圧力上昇がなく、耐久性が高く、運転効率も良くすることができる。
【0009】
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の冷媒状態検出手段として、圧縮機の吐出温度を検出する吐出温度検出手段を有し、前記圧縮機の吐出温度が所定の目標吐出温度になるように減圧装置の弁開度を制御する制御手段を具備することにより、目標吐出温度になるように前記減圧装置の弁開度を制御するため、常に冷媒回路に適正な冷媒が循環するので、異常温度上昇や異常圧力上昇がなく、耐久性が高く、運転効率も良くすることができる。
【0010】
請求項3記載の発明は、請求項1に記載の冷媒状態検出手段として、圧縮機の吐出圧力を検出する吐出圧力検出手段を有し、前記圧縮機の吐出圧力が所定の目標吐出圧力になるように減圧装置の弁開度を制御する制御手段を具備することにより、目標吐出圧力になるように前記減圧装置の弁開度を制御するため、常に冷媒回路に適正な冷媒が循環するので、異常温度上昇や異常圧力上昇がなく、耐久性が高く、運転効率も良くすることができる。
【0011】
請求項4記載の発明は、請求項1〜3に記載の発明において浴槽の温度によって所定の値を決定し、その所定の値になるように減圧装置の弁開度を制御するため、浴槽の温度が変わり浴槽からの吸熱量が変化しても、冷媒回路に適正な冷媒が循環するので、異常温度上昇や異常圧力上昇がなく耐久性が高く、運転効率も良くすることができる。
【0012】
請求項5記載の発明は、請求項1〜3に記載の発明において給湯熱交換器の水側出口温度である沸き上げ温度の到達目標温度である目標沸き上げ温度によって所定の値を決定し、その所定の値になるように減圧装置の弁開度を制御するため、沸き上げ温度が変わっても、冷媒回路に適正な冷媒が循環するので、異常温度上昇や異常圧力上昇がなく耐久性が高く、運転効率も良くすることができる。
【0013】
請求項6の発明は、請求項1〜3に記載の発明において給湯熱交換器の水側入口温度によって所定の値を決定し、その所定の値になるように減圧装置の弁開度を制御するため、給水温度が変わっても、冷媒回路に適正な冷媒が循環するので、異常温度上昇や異常圧力上昇がなく耐久性が高く、運転効率も良くすることができる。
【0014】
請求項7の発明は、請求項1〜3に記載の発明において圧縮機の回転周波数によって所定の値を決定し、その所定の値になるように減圧装置の弁開度を制御するため、圧縮機の回転数が変わり能力が変化しても、冷媒回路に適正な冷媒が循環するので、異常温度上昇や異常圧力上昇がなく耐久性が高く、運転効率も良くすることができる。
【0015】
請求項8の発明は、請求項1〜3に記載の発明において給湯熱交換器の水側出口温度と浴槽の温度とによって所定の値を決定し、その所定の値になるように減圧装置の弁開度を制御するため、沸き上げ温度と浴槽温度が変わっても、冷媒回路に適正な冷媒が循環するので、異常温度上昇や異常圧力上昇がなく耐久性が高く、運転効率も良くすることができる。
【0016】
請求項9の発明は、請求項1〜8に記載の発明において冷媒の状態が運転限界を超えた場合に冷媒の状態が運転限界値以内になるように減圧装置の弁開度を制御するため、設計時に想定していないような異常時でも、冷媒回路に適正な冷媒が循環するので、異常温度上昇や異常圧力上昇がなく耐久性が高くすることができる。
【0017】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
【0018】
(実施例1)
図1は本発明の実施例1のヒートポンプ風呂給湯機の構成図、図2は同ヒートポンプ風呂給湯機の冷媒状態検出手段として圧縮機の吐出温度検出手段を用いた場合の構成図、図3は同ヒートポンプ風呂給湯機の冷媒状態検出手段として圧縮機の吐出温度検出手段を用いた場合の減圧装置の弁開度に対する吐出温度と効率を示す説明図、図4は同ヒートポンプ風呂給湯機の冷媒状態検出手段として圧縮機の吐出圧力検出手段を用いた場合の構成図、図5は同ヒートポンプ風呂給湯機の圧縮機の冷媒状態検出手段として吐出圧力検出手段を用いた場合の減圧装置の弁開度に対する吐出圧力と効率を示す説明図、図6は同ヒートポンプ風呂給湯機の冷凍サイクルの説明図である。
【0019】
図1において、圧縮機1、給湯熱交換器2、減圧装置3及び廃熱利用熱交換器4を有する冷媒回路と、貯湯槽5、給湯循環ポンプ6及び前記給湯熱交換器2を有する給湯水回路と、浴槽7、風呂循環ポンプ8及び前記廃熱利用熱交換器4を有する風呂水回路とから冷媒回路と水回路は構成される。また、制御手段9は冷媒状態検出手段10と目標冷媒状態記憶手段11の信号から減圧装置3の弁開度を制御することによって、浴槽廃熱利用給湯運転を行う。なお、減圧装置3として電動膨張弁(図示せず)等がある。
【0020】
次に動作、作用について説明する。圧縮機1から吐出された高温高圧の冷媒は、給湯熱交換器2に入り、給湯循環ポンプ6から送られてきた貯湯槽5の湯水を加熱する。そして、この加熱された湯水は貯湯槽5に戻り貯湯される。一方、この湯水と熱交換した冷媒は減圧装置3で減圧される。さらに、廃熱利用熱交換器4で浴槽7から送られてきた湯水と熱交換を行うことによって蒸発して気体状態となり、圧縮機1に吸入される。また、圧縮機1が起動すると、制御手段9は冷媒状態検出手段10からの信号で冷媒状態を検出する。そして、目標冷媒状態を記憶している目標冷媒状態記憶手段11からの情報で、目標冷媒状態になるように、制御手段9は減圧装置3を制御する。
【0021】
冷媒状態検出手段10の具体的な一実施例として圧縮機1の吐出温度を検出する吐出温度検出手段12を用いた場合について説明する。図2にこの場合の構成図を示す。図1と異なる点は、冷媒状態検出手段10として圧縮機1の吐出温度を検出する吐出温度検出手段12を用いた構成としていることである。なお、図1と同符号の部分は同一構成を有し、説明は省略する。
【0022】
図3は、横軸に減圧装置3の弁開度をとり、縦軸に吐出温度と効率をとって、減圧装置3の弁開度に対する吐出温度と効率の関係を示したものである。同図からわかるように、効率は減圧装置3の弁開度に対して極大値がある。また、同図において、一点鎖線は圧縮機の通常使用時の運転限界である常用最大吐出温度である。ここで、効率が極大になる減圧装置3の弁開度Xに対する吐出温度を目標吐出温度Yとする。この目標吐出温度Yを目標冷媒状態記憶手段11に予め記憶させる。もし、効率が極大になる減圧装置3の弁開度Xに対する吐出温度が上述した運転限界である常用最大吐出温度よりも大きくなれば、目標吐出温度Yとして、常用最大吐出温度を設定すればよい。
【0023】
つまり、浴槽廃熱利用給湯運転が始まり圧縮機1が起動すると、制御手段9は冷媒状態検出手段10としての吐出温度検出手段12からの信号で吐出温度を検出する。そして、目標吐出温度を記憶している目標冷媒状態記憶手段11からの情報で、今の吐出温度が目標吐出温度よりも高ければ、制御手段9は減圧装置3の弁開度を大きくする(開く)ように制御する。逆に、今の吐出温度が目標吐出温度よりも低ければ、制御手段9は減圧装置3の弁開度を小さくする(閉じる)ように制御する。そして、このようにして、吐出温度が目標吐出温度になる。また、前述したように、吐出温度が運転限界である常用最大吐出温度よりも大きくなれば、目標吐出温度として常用最大吐出温度を設定し、制御手段9は減圧装置3の弁開度を大きくする(開く)ように制御する。
【0024】
超臨界状態で使用する場合について説明する。図6は、横軸に冷媒のエンタルピーをとり縦軸に圧力をとって、冷凍サイクルを示したものである。同図中の実線と点線で示す冷凍サイクルは、従来例で説明した給湯熱交換器2に入ってくる水温が低い場合と給湯熱交換器2に入ってくる水温が高い場合である。また、給湯熱交換器2に入ってくる水温が高い場合い場合に、上述した吐出温度制御を行った場合の冷凍サイクルを同図中の一点鎖線で示す。つまり、圧縮機1の吸入の冷媒の状態Aは点Xに、圧縮機1の吐出冷媒の状態B’は点Yになり、吐出圧力が、従来例の場合よりも、低下することがわかる。
【0025】
上記のように、制御手段9による吐出温度制御をある時間毎に行えば、常に効率の良い給湯運転が可能となる。また、目標吐出温度になるように減圧装置3の弁開度を制御するため、常に冷媒回路に適正な冷媒が循環するので、異常温度上昇や異常圧力上昇がなく、耐久性も良くすることができる。
【0026】
次に、冷媒状態検出手段10の具体的な一実施例として圧縮機1の吐出圧力を検出する吐出圧力検出手段13を用いた場合について説明する。図4にこの場合の構成図を示す。図1と異なる点は、冷媒状態検出手段10として圧縮機1の吐出圧力を検出する吐出圧力検出手段13を用いた構成としていることである。なお、図1と同符号の部分は同一構成を有し、説明は省略する。
【0027】
図5は、横軸に減圧装置3の弁開度をとり、縦軸に吐出圧力と効率をとって、減圧装置3の弁開度に対する吐出圧力と効率の関係を示したものである。同図からわかるように、効率は減圧装置3の弁開度に対して極大値がある。また、同図において、一点鎖線は圧縮機の通常使用時の運転限界である常用最大吐出圧力である。ここで、効率が極大になる減圧装置3の弁開度Xに対する吐出圧力を目標吐出圧力Yとする。この目標吐出圧力Yを目標冷媒状態記憶手段11に予め記憶させる。もし、効率が極大になる減圧装置3の弁開度Xに対する吐出圧力が上述した運転限界である常用最大吐出圧力よりも大きくなれば、目標吐出圧力Yとして、常用最大吐出圧力を設定すればよい。
【0028】
つまり、浴槽廃熱利用給湯運転が始まり圧縮機1が起動すると、制御手段9は冷媒状態検出手段10としての吐出圧力検出手段13からの信号で吐出圧力を検出する。そして、目標吐出圧力を記憶している目標冷媒状態記憶手段11からの情報で、今の吐出圧力が目標吐出圧力よりも高ければ、制御手段9は減圧装置3の弁開度を大きくする(開く)ように制御する。逆に、今の吐出圧力が目標吐出圧力よりも低ければ、制御手段9は減圧装置3の弁開度を小さくする(閉じる)ように制御する。そして、このようにして、吐出圧力が目標吐出圧力になる。また、前述したように、吐出圧力が運転限界である常用最大吐出圧力よりも大きくなれば、目標吐出圧力として常用最大吐出圧力を設定し、制御手段9は減圧装置3の弁開度を大きくする(開く)ように制御する。
【0029】
(実施例2)
図7は本発明の実施例2のヒートポンプ風呂給湯機の構成図、図8は同ヒートポンプ風呂給湯機の浴槽温度に対する目標吐出温度と目標吐出圧力とを示す説明図である。
【0030】
本実施例において、実施例1と異なる点は、浴槽7の温度を検出する浴槽温度検出手段14からの信号に応じて、目標冷媒状態を決定する制御手段9を設けた構成としていることである。なお、実施例1と同符号の部分は同一構成を有し、説明は省略する。
【0031】
次に動作、作用について説明する。一般に、浴槽7の温度が低くなると、蒸発器である廃熱利用熱交換器4が浴槽7の湯から得るエネルギーが小さくなり、それに従って、冷媒循環量が減少するので、圧縮機1の吐出温度と吐出圧力とは変化する。そこで、予め、実施例1で示した図3や図5の関係を浴槽温度を変えて求める。そして、その浴槽温度に対して目標吐出温度と目標吐出圧力を求めると図8のようになる。すなわち、図8は横軸に浴槽温度をとり、縦軸に目標吐出温度と目標吐出圧力をとって、浴槽温度に対する目標吐出温度と目標吐出圧力の変化を示したものである。
【0032】
そこで、この浴槽温度に対する目標吐出温度または目標吐出圧力の変化を予め求めておいて、目標冷媒状態記憶手段11に記憶させておく。浴槽廃熱利用給湯運転の時に、制御手段9は浴槽温度検出手段14からの信号と目標冷媒状態記憶手段11からの信号とによって、目標冷媒状態である目標吐出温度または目標吐出圧力を求める。さらに、制御手段9は冷媒状態検出手段10からの信号で冷媒状態である吐出温度または吐出圧力を検出する。そして、今の冷媒状態(吐出温度または吐出圧力)が目標冷媒状態(目標吐出温度または目標吐出圧力)になるように、制御手段9は減圧装置3の開度を制御する。
【0033】
上記のように、目標冷媒状態になるように減圧装置3の弁開度を制御するため、浴槽温度が変化しても常に冷媒回路に適正な冷媒が循環するので、異常温度上昇や異常圧力上昇がなく、耐久性が高く、運転効率も良くすることができる。
【0034】
なお、図7では浴槽温度検出手段14を廃熱利用熱交換器4の入口側に設けた構成としたが、浴槽7から廃熱利用熱交換器4に往く配管中であればどこに設けたもよいし、あるいは直接浴槽の温度を検出する構成としても同様の作用、効果が得られる。
【0035】
(実施例3)
図9は本発明の実施例3のヒートポンプ風呂給湯機の構成図、図10は同ヒートポンプ風呂給湯機の沸き上げ温度に対する目標吐出温度と目標吐出圧力とを示す説明図である。
【0036】
本実施例において、実施例1と異なる点は、給湯熱交換器2の水側出口温度である沸き上げ温度の到達目標温度である目標沸き上げ温度を記憶している目標沸き上げ温度記憶手段15からの信号に応じて、目標冷媒状態を決定する制御手段9を設けた構成としていることである。また、16は、給湯熱交換器2の水側出口温度である沸き上げ温度を検出する沸き上げ温度検出手段である。なお、実施例1と同符号の部分は同一構成を有し、説明は省略する。
【0037】
次に動作、作用について説明する。浴槽廃熱利用給湯運転は、給湯熱交換器2の水側出口に設けられた沸き上げ温度検出手段16で得られた温度(沸き上げ温度)が一定になるように給湯循環ポンプ6の流量を制御する。ところで、沸き上げ温度を高くするには、給湯熱交換器2を循環する冷媒の温度を高くする必要がある。そこで、予め、実施例1で示した図3または図5の関係を沸き上げ温度を変えて求める。そして、その沸き上げ温度に対して目標冷媒状態である目標吐出温度と目標吐出圧力を求めると図10のようになる。すなわち、図10は横軸に沸き上げ温度をとり、縦軸に目標吐出温度と目標吐出圧力をとって、沸き上げ温度に対する目標吐出温度と目標吐出圧力の関係を示したものである。
【0038】
そこで、この沸き上げ温度に対する目標吐出温度または目標吐出圧力の関係を予め求めておいて、目標冷媒状態記憶手段11に記憶させておく。浴槽廃熱利用給湯運転の時に、制御手段9は目標沸き上げ温度記憶手段15からの信号と目標冷媒状態記憶手段11からの信号とによって、目標冷媒状態である目標吐出温度または目標吐出圧力を求める。さらに、制御手段9は冷媒状態検出手段10からの信号で冷媒状態を検出する。そして、この冷媒状態が目標冷媒状態になるように減圧装置3の弁開度を制御する。
【0039】
上記のように、目標冷媒状態になるように減圧装置3の弁開度を制御するため、沸き上げ温度を変更しても常に冷媒回路に適正な冷媒が循環するので、異常温度上昇や異常圧力上昇がなく、耐久性が高く、運転効率も良くすることができる。
【0040】
なお、上記説明では、沸き上げ温度の到達目標温度である目標沸き上げ温度で制御手段9によって減圧装置3の弁開度を制御したが、沸き上げ温度検出手段16からの信号(沸き上げ温度)で減圧装置3の弁開度を制御しても、同様の作用、効果が得られる。
【0041】
また、図9では沸き上げ温度検出手段16を給湯熱交換器2の出口側に設けた構成としたが、給湯熱交換器2から貯湯槽5に往く配管中であればどこに設けてもよいし、あるいは貯湯槽5の上部温度を検出する構成としても同様の作用、効果が得られる。
【0042】
(実施例4)
図11は本発明の実施例4のヒートポンプ風呂給湯機の構成図、図12は同ヒートポンプ風呂給湯機の給水温度に対する目標吐出温度と目標吐出圧力とを示す説明図である。
【0043】
本実施例において、実施例1と異なる点は、給湯熱交換器2の水側入口水温を検出する給水温度検出手段17からの信号に応じて、目標冷媒状態を決定する制御手段9を設けた構成としていることである。なお、実施例1と同符号の部分は同一構成を有し、説明は省略する。
【0044】
次に動作、作用について説明する。一般に、給湯熱交換器2の水側入口水温である給水温度が高くなると冷媒と水との温度差が小さくなるので、、冷凍サイクルとしてはそれを緩和するように、吐出圧力が高くなる。そこで、予め、実施例1で示した図3や図5の関係を給水温度を変えて求める。そして、その給水温度に対して目標吐出温度と目標吐出圧力を求めると図12のようになる。すなわち、図12は横軸に給水温度をとり、縦軸に目標吐出温度と目標吐出圧力をとって、給水温度に対する目標吐出温度と目標吐出圧力の変化を示したものである。
【0045】
そこで、この給水温度に対する目標吐出温度または目標吐出圧力の変化を予め求めておいて、目標冷媒状態記憶手段11に記憶させておく。浴槽廃熱利用給湯運転の時に、制御手段9は給水温度検出手段17からの信号と目標冷媒状態記憶手段11からの信号とによって、目標冷媒状態である目標吐出温度または目標吐出圧力を求める。さらに、制御手段9は冷媒状態検出手段10からの信号で冷媒状態である吐出温度または吐出圧力を検出する。そして、今の冷媒状態が目標冷媒状態になるように、制御手段9は減圧装置3の開度を制御する。
【0046】
上記のように、目標冷媒状態になるように減圧装置3の弁開度を制御するため、給水温度が変化しても常に冷媒回路に適正な冷媒が循環するので、異常温度上昇や異常圧力上昇がなく、耐久性が高く、運転効率も良くすることができる。
なお、図11では給水温度検出手段17を給湯熱交換器2の入口側に設けた構成としたが、貯湯槽5から給湯熱交換器2に往く配管中であればどこに設けてもよいし、あるいは貯湯槽5の下部温度を検出する構成としても同様の作用、効果が得られる。
【0047】
(実施例5)
図13は本発明の実施例5のヒートポンプ風呂給湯機の構成図、図14は同ヒートポンプ風呂給湯機の圧縮機の回転周波数に対する目標吐出温度と目標吐出圧力とを示す説明図である。
【0048】
本実施例において、実施例1と異なる点は、圧縮機1の回転数を変更することができる回転数可変手段18からの信号に応じて、目標冷媒状態を決定する制御手段9を設けた構成としていることである。なお、実施例1と同符号の部分は同一構成を有し、説明は省略する。
【0049】
次に動作、作用について説明する。浴槽廃熱利用給湯運転を行うと浴槽7の温度が低下してくる。この温度の低下に伴って、蒸発器である廃熱利用熱交換器4の冷媒と風呂循環ポンプ8で送られてくる浴槽7の湯との熱交換量は減少し、圧縮機1に戻ってくる冷媒には液分が増加してくる。そして、この液圧縮を防ぐために、回転数可変手段18は圧縮機1の回転周波数を変更し、冷媒循環量を変える。このように浴槽7の温度が変われば、冷媒循環量も変わるので、圧縮機1の吐出温度と吐出圧力も変化する。そこで、予め、実施例1で示した図3や図5の関係を圧縮機1の回転周波数を変えて求める。そして、その回転周波数に対して目標吐出温度や目標吐出圧力を求めると図14のようになる。すなわち、図14は横軸に回転周波数をとり、縦軸に目標吐出温度と目標吐出圧力をとって、回転周波数に対する目標吐出温度と目標吐出圧力の変化を示したものである。
【0050】
そこで、この回転周波数に対する目標吐出温度または目標吐出圧力の変化を目標冷媒状態記憶手段11に記憶させておく。そして、浴槽廃熱利用給湯運転時に、冷媒状態(吐出温度または吐出圧力)が目標冷媒状態(目標吐出温度または目標吐出圧力)になるように、制御手段9は減圧装置3の開度を制御する。
【0051】
上記のように、目標冷媒状態になるように減圧装置3の弁開度を制御するため、回転周波数が変化しても常に冷媒回路に適正な冷媒が循環するので、異常温度上昇や異常圧力上昇や液圧縮がなく、耐久性が高く、運転効率も良くすることができる。
【0052】
(実施例6)
図15は本発明の実施例6のヒートポンプ風呂給湯機の構成図、図16は同ヒートポンプ風呂給湯機の浴槽温度をパラメータにして沸き上げ温度に対する目標吐出温度と目標吐出圧力とを示す説明図である。
【0053】
本実施例において、実施例1と異なる点は、給湯熱交換器2の水側出口温度である沸き上げ温度の到達目標温度である目標沸き上げ温度を記憶している目標沸き上げ温度記憶手段15を設け、この目標沸き上げ温度と浴槽7の温度を検出する浴槽温度検出手段14からの信号とに応じて、目標冷媒状態を決定する制御手段9を設けた構成としていることである。また、16は、給湯熱交換器2の水側出口温度である沸き上げ温度を検出する沸き上げ温度検出手段である。なお、実施例1と同符号の部分は同一構成を有し、説明は省略する。
【0054】
次に動作、作用について説明する。浴槽廃熱利用給湯運転時の冷凍サイクルを決定する大きな要因は、高圧側の熱交換器である給湯熱交換器2に関係する沸き上げ温度と、低圧側の熱交換器である廃熱利用熱交換器4に関係する浴槽7の温度である。そこで、予め、実施例1で示した図3または図5の関係を沸き上げ温度と浴槽温度とを変えて求める。そして、その沸き上げ温度と浴槽温度とに対して目標冷媒状態である目標吐出温度と目標吐出圧力を求めると図16のようになる。すなわち、図16は横軸に沸き上げ温度をとり、浴槽温度をパラメータにして、縦軸に目標吐出温度と目標吐出圧力をとって、沸き上げ温度と浴槽温度に対する目標吐出温度と目標吐出圧力の関係を示したものである。
【0055】
そこで、この沸き上げ温度と浴槽温度とに対する目標吐出温度と目標吐出圧力の関係を予め求めておいて、目標冷媒状態記憶手段11に記憶させておく。浴槽廃熱利用給湯運転の時に、制御手段9は目標沸き上げ温度記憶手段15からの信号と浴槽温度検出手段14からの信号と目標冷媒状態記憶手段11からの信号とによって、目標冷媒状態である目標吐出温度または目標吐出圧力を求める。さらに、制御手段9は冷媒状態検出手段10からの信号で冷媒状態を検出する。そして、この冷媒状態が目標冷媒状態になるように減圧装置3の弁開度を制御する。
【0056】
上記のように、目標冷媒状態になるように減圧装置3の弁開度を制御するため、沸き上げ温度を変更したり、運転とともに浴槽温度が変化しても常に冷媒回路に適正な冷媒が循環するので、異常温度上昇や異常圧力上昇や液圧縮がなく、耐久性が高く、運転効率も良くすることができる。
【0057】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、目標冷媒状態になるように減圧装置の弁開度を制御するため、常に冷媒回路に適正な冷媒が循環するので、異常温度上昇や異常圧力上昇や液圧縮がなく、耐久性も運転効率も良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のヒートポンプ風呂給湯機の構成図
【図2】同ヒートポンプ風呂給湯機の冷媒状態検出手段として圧縮機の吐出温度検出手段を用いた場合の構成図
【図3】同ヒートポンプ風呂給湯機の冷媒状態検出手段として圧縮機の吐出温度検出手段を用いた場合の減圧装置の弁開度に対する吐出温度と効率を示す説明図
【図4】同ヒートポンプ風呂給湯機の冷媒状態検出手段として圧縮機の吐出圧力検出手段を用いた場合の構成図
【図5】同ヒートポンプ風呂給湯機の冷媒状態検出手段として圧縮機の吐出圧力検出手段を用いた場合の減圧装置の弁開度に対する吐出圧力と効率を示す説明図
【図6】同ヒートポンプ風呂給湯機の冷凍サイクルの説明図
【図7】本発明の実施例2のヒートポンプ風呂給湯機の構成図
【図8】同ヒートポンプ風呂給湯機の浴槽温度に対する目標吐出温度と目標吐出圧力とを示す説明図
【図9】本発明の実施例3のヒートポンプ風呂給湯機の構成図
【図10】同ヒートポンプ風呂給湯機の沸き上げ温度に対する目標吐出温度と目標吐出圧力とを示す説明図
【図11】本発明の実施例4のヒートポンプ風呂給湯機の構成図
【図12】同ヒートポンプ風呂給湯機の給水温度に対する目標吐出温度と目標吐出圧力とを示す説明図
【図13】本発明の実施例5のヒートポンプ風呂給湯機の構成図
【図14】同ヒートポンプ風呂給湯機の圧縮機の回転周波数に対する目標吐出温度と目標吐出圧力とを示す説明図
【図15】本発明の実施例6のヒートポンプ風呂給湯機の構成図
【図16】同ヒートポンプ風呂給湯機の浴槽温度をパラメータにして沸き上げ温度に対する目標吐出温度と目標吐出圧力とを示す説明図
【図17】従来例におけるヒートポンプ風呂給湯機の構成図
【図18】同ヒートポンプ風呂給湯機の冷凍サイクルの説明図
【符号の説明】
1 圧縮機
2 給湯熱交換器
3 減圧装置
4 廃熱利用熱交換器
5 貯湯槽
6 給湯循環ポンプ
7 浴槽
8 風呂循環ポンプ
9 制御手段
10 冷媒状態検出手段
12 吐出温度検出手段
13 吐出圧力検出手段

Claims (9)

  1. 圧縮機と給湯熱交換器と減圧装置と廃熱利用熱交換器とを有する冷媒回路と、貯湯槽と前記給湯熱交換器と給湯循環ポンプとを有する給湯水回路と、浴槽と前記廃熱利用熱交換器と風呂循環ポンプとを有する風呂水回路と、前記冷媒回路中の冷媒の少なくとも1つの状態を検出する冷媒状態検出手段と、前記冷媒状態検出手段からの信号が所定の値になるように前記減圧装置の弁開度を制御する制御手段とを備えたヒートポンプ風呂給湯機。
  2. 冷媒状態検出手段として、圧縮機の吐出温度を検出する吐出温度検出手段を用いた請求項1記載のヒートポンプ風呂給湯機。
  3. 冷媒状態検出手段として、圧縮機の吐出圧力を検出する吐出圧力検出手段を用いた請求項1記載のヒートポンプ風呂給湯機。
  4. 浴槽の温度によって所定の値を決定する請求項1〜3のいずれか1項に記載のヒートポンプ風呂給湯機。
  5. 給湯熱交換器の水側出口温度である沸き上げ温度の到達目標温度である目標沸き上げ温度によって所定の値を決定する請求項1〜3のいずれか1項に記載のヒートポンプ風呂給湯機。
  6. 給湯熱交換器の水側入口温度によって所定の値を決定する請求項1〜3のいずれか1項に記載のヒートポンプ風呂給湯機。
  7. 圧縮機の回転周波数によって所定の値を決定する請求項1〜3のいずれか1項に記載のヒートポンプ風呂給湯機。
  8. 給湯熱交換器の水側出口温度と浴槽の温度とによって所定の値を決定する請求項1〜3のいずれか1項に記載のヒートポンプ風呂給湯機。
  9. 冷媒の状態が運転限界を超えた場合に冷媒の状態が運転限界値以内になるように減圧装置の弁開度を制御する請求項1〜8のいずれか1項に記載のヒートポンプ風呂給湯機。
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