JP2004053078A - 即時給湯装置 - Google Patents

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JP2002209066A
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Norio Sugawara
菅原 範夫
Hiroshi Kitanishi
北西 博
Yutaka Okano
岡野 豊
Hirofumi Kawashima
河島 裕文
Shigeo Okada
岡田 繁雄
Fumitaka Kikutani
菊谷 文孝
Masamitsu Kondo
近藤 正満
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】従来、給湯配管に接続された水栓等より出湯される湯の温度は、断続的に栓を開閉した場合に、配管の放熱等で低下し、冷たい水が出たりして不快な思いをするという課題を有していた。
【解決手段】給湯機等の加熱装置より出湯される湯水を送る給湯主配管の下流に設けられ、暖房熱源部からの循環水により間接的に加熱される即湯タンク11と、即湯タンク11より湯水を分配する給湯ヘッダー12と、即湯タンク11部内の湯水の温度を検知する温度検出器18と、前記暖房熱源部の動作を制御する即湯リモコン17とを有し、温度検出器18の信号に応じて前記暖房熱源部からの循環水の循環量あるいは温度を変化させる構成としたものである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は給湯配管に接続された水栓等より出湯される湯の温度が、配管の放熱等で低 下した場合でも、即時加熱をして湯の温度を高温に保つ即時給湯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の即時給湯装置は、図4に示す通り、給湯機1の給湯配管2の下流にタンク3を設け、この中の湯水を電気ヒーター4によって加熱することで、配管の放熱等で低下した湯水の温度を上昇させるものである。5は、電気ヒーターで加熱するために生じる急激な温度上昇による湯水の膨張を吸収する膨張タンクである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記の構成においては、加熱するのが電気ヒーターであるため、加熱の能力に制限があり、一個の水栓等に対応するのが精一杯である。そのため複数個の水栓等に対応することは不可能であった。また、電気ヒーターでは、高温になるため部分的な温度の上昇が発生し、湯水の急激な熱膨張が発生するため、これを吸収する膨張タンク等が必要であった。
【0004】
【発明を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、給湯機等の加熱装置より出湯される湯水を送る給湯主配管の下流に設けられ、暖房熱源部からの循環水により間接的に加熱される即湯タンクと、前記即湯タンクより湯水を分配する給湯ヘッダーと、前記即湯タンク部内の湯水の温度を検知する温度検出器と、前記暖房熱源部の動作を制御する即湯制御部とを有し、前記温度検出器の信号に応じて前記暖房熱源部からの循環水の循環量あるいは温度を変化させる構成としたものである。
【0005】
上記発明によれば、暖房の循環水によって湯水を加熱するものであるため、多量の湯水を同時に使用しても対応が可能である。また、給湯ヘッダーを有しているので、多くの水栓に対応可能である。そして、暖房の循環水なので水温がほぼ一定であるため、急激な湯水の熱膨張等が発生せず、膨張タンク等が不要となるものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1記載の発明は, 給湯機等の加熱装置より出湯される湯水を送る給湯主配管の下流に設けられ、暖房熱源部からの循環水により間接的に加熱される即湯タンクと、前記即湯タンクより湯水を分配する給湯ヘッダーと、前記即湯タンク部内の湯水の温度を検知する温度検出器と、前記暖房熱源部の動作を制御する即湯制御部とを有し、前記温度検出器の信号に応じて前記暖房熱源部からの循環水の循環量あるいは温度を変化させる構成としたものである。
【0007】
上記構成によれば、給湯主配管より即湯タンクまでの経路(通常は10メートル以上あるため、長時間放置すると放熱により多量の湯水の温度が低下する。)で温度が低下した湯水は、即湯タンクに入る。このタンク内の湯水は暖房熱源部からの循環水により加熱され、温度が上昇した状態で給湯ヘッダーから各水栓等に分岐されて出湯する。また、即湯タンク内の湯水は温度検出器により検出され、この温度に応じて循環水の温度あるいは流量を制御するように構成されているため、温度の低下のレベルや流量に応じて適切に対応が可能である。
【0008】
本発明の請求項2記載の発明は、給湯機湯の加熱装置より出湯される湯水を送る給湯主配管の下流に設けられ、暖房熱源部からの循環水により間接的に加熱される即湯タンクと、前記即湯タンクより湯水を分配する給湯ヘッダーと、前記即湯タンクに循環する循環水の往き温度と戻り温度とを検知する温度検出器と、前記暖房熱源部の動作を制御する即湯制御部とを有し、前記温度検出器の信号に応じて前記暖房熱源部からの循環水の循環量あるいは温度を変化させる構成としたものである。
【0009】
上記構成によれば、暖房循環水の温度変化より、即湯タンクの温度を推測して、循環量あるいは温度を制御するものであり、暖房熱源部側で温度検知ができるので、即湯タンク側への電気配線が不要になるものである。
【0010】
本発明の請求項3記載の発明は, 給湯機等の加熱装置より出湯される湯水を送る給湯主配管の下流に設けられ、暖房熱源部からの循環水により間接的に加熱される即湯タンクと、前記即湯タンクより湯水を分配する給湯ヘッダーと、前記即湯タンク部内の湯水の温度を検知する温度検出器と、前記温度検出器の信号に応じて前記暖房熱源部からの循環水の循環量を制御する流量制御弁を前記即湯タンクの近傍に設け、かつ前記流量制御弁の動作を制御する制御部とを設けた構成としたものである。
【0011】
上記構成によれば、給湯機の暖房燃焼部の構成とは関係無く、暖房燃焼部に燃焼の信号を送る機能を設けるだけで、暖房の端末機として独立して扱うことができるものである。
【0012】
本発明の請求項4記載の発明は、給湯機等の加熱装置より出湯される湯水を送る給湯配管と、暖房熱源部からの循環水の循環加熱往き配管と循環加熱戻り配管とを束ねて全体を断熱し、かつ循環加熱往き配管と循環加熱戻り配管とで給湯配管を挟み込んだ構成としたものである。
【0013】
上記構成によれば、給湯配管が暖房の循環配管によって挟み込まれているため、暖房の循環配管によって保温されている状態になり、給湯配管の湯温の低下は非常に少なくなり、即湯タンクでの温度制御が非常に簡単になるものである。
【0014】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
【0015】
(実施例1)
図1は、本発明の即時給湯装置の実施例1を示す全体構成図である。6は給湯暖房装置であり、給湯熱源部7と暖房熱源部8とを有している。9は水を給湯暖房装置に供給する給水管、10は湯水を送る給湯配管、11は給湯配管10の下流に設けられた即湯タンク、12は湯水を分配する給湯ヘッダー、13は給湯管である。14は暖房熱源部8からの循環水を通す循環加熱往き回路、15は循環加熱戻り回路、16は即湯タンク11内の湯水を加熱する熱交換部であり、パイプの中を湯が通過しながらタンク内の湯水に熱を伝えていく構成である。17は制御部に相当する即湯リモコンであり、即湯タンク11内に設けられた温度検出器18が検知した湯温の信号に応じて流量調整弁部21を制御して循環水の循環量を変えるものである。また、弁の開閉により循環水の流れる時間を調節したり、循環量の代わりに循環水の温度を変える制御を行ってもよい。さらに、制御部はリモコンの形態の他に、本体に制御部を内蔵する形態でも良い。19と20は信号線である。
【0016】
以上のように構成された即時給湯装置について、以下その動作、作用を説明する。図1において、給湯暖房装置6の給湯熱源部7によって加熱され、給湯配管を通って即湯タンクに入った湯水は給湯ヘッダー12で分配され、給湯管13により水栓等に送られる。このとき、湯水が連続して使用されている場合は、問題ないが、断続的に使用されると配管の放熱により湯温は低下する。このとき、温度検出器18が湯温の低下を検知し、流量調整弁部21を制御して循環水の循環量を変えることで、湯水に熱を伝え、低下した湯温を元に戻す。この結果、冷たい水が出ることなく、快適に湯を使うことができるものである。
【0017】
(実施例2)
図2は本発明の実施例2の即時給湯装置である。実施例1との相違点を説明する。図において、前記即湯タンク11に循環する循環水の往き温度と戻り温度とを検知する温度検出器22と23とを、それぞれ循環加熱往き回路14と循環加熱戻り回路15との給湯機の出口部分に設け、暖房循環水の温度変化より、即湯タンクの温度を推測して、循環量あるいは温度を制御するものである。その他の構成は実施例1と同様である。
【0018】
上記構成により、暖房熱源部側で温度検知ができるので、給湯機に全てを組み込むことにより、即湯タンク側への電気配線が不要になるものである。
【0019】
(実施例3)
図3は本発明の実施例3の即時給湯装置である。実施例1との相違点を説明する。図において、温度検出器18の信号に応じて前記暖房熱源部8からの循環水の循環量を制御する流量制御弁24を前記即湯タンク11の近傍に設け、かつ前記流量制御弁24の動作を制御する制御部であるリモコン17とを設けた構成としたものである。制御部はリモコンの形態の他に、本体に制御部を内蔵する形態でも良い。その他の構成は実施例1と同様である。
【0020】
上記構成により、暖房熱源部8に対しては1つの端末として作用するだけでよく、暖房燃焼部に燃焼の信号を送る機能を設けるだけで、暖房の端末機として独立して扱うことができるものである。
【0021】
(実施例4)
図4は本発明の実施例4の即時給湯装置の配管の断面図である。図において、給湯機等の加熱装置より出湯される湯水を送る給湯配管10と、暖房熱源部からの循環水の循環加熱往き配管14と循環加熱戻り配管15とを束ねて全体を断熱材25で囲んで断熱し、かつ循環加熱往き配管14と循環加熱戻り配管15とで給湯配管10を挟み込んだ(サンドイッチした)構成としたものである。これにより、給湯配管10が暖房の循環配管14,15によってサンドイッチされているため、これらによって保温されている状態になり、給湯配管10の湯温の低下は非常に少なくなり、即湯タンクでの温度制御が非常に簡単になるものである。
【0022】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、給湯配管の経路で湯水の温度が低下した場合でも、暖房熱源部からの循環水により加熱され、温度が上昇した状態で給湯ヘッダーから各水栓等に分岐されて出湯する。また、即湯タンク内の湯水は温度検出器により検出され、この温度に応じて循環水の温度あるいは流量を制御するように構成されているため、温度の低下のレベルや流量に応じて適切に対応が可能であり、快適に湯水を使用することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における即時給湯装置を示す図
【図2】本発明の実施例2における即時給湯装置を示す図
【図3】本発明の実施例3における即時給湯装置を示す図
【図4】本発明の実施例4における即時給湯装置の配管の断面図
【図5】従来の即時給湯装置を示す図
【符号の説明】
8 暖房熱源部
10 給湯配管
11 即湯タンク
12 給湯ヘッダー
17 リモコン
18 温度検出器

Claims (4)

  1. 給湯機等の加熱装置より出湯される湯水を送る給湯配管の下流に設けられ、暖房熱源部からの循環水により間接的に加熱される即湯タンクと、前記即湯タンクより湯水を分配する給湯ヘッダーと、前記即湯タンク部内の湯水の温度を検知する温度検出器と、前記暖房熱源部の動作を制御する制御部とを有し、前記温度検出器の信号に応じて前記暖房熱源部からの循環水の循環量あるいは温度を変化させる構成とした即時給湯装置。
  2. 給湯機湯の加熱装置より出湯される湯水を送る給湯配管の下流に設けられ、暖房熱源部からの循環水により間接的に加熱される即湯タンクと、前記即湯タンクより湯水を分配する給湯ヘッダーと、前記即湯タンクに循環する循環水の往き温度と戻り温度とを検知する温度検出器と、前記暖房熱源部の動作を制御する制御部とを有し、前記温度検出器の信号に応じて前記暖房熱源部からの循環水の循環量あるいは温度を変化させる構成とした即時給湯装置。
  3. 給湯機等の加熱装置より出湯される湯水を送る給湯配管の下流に設けられ、暖房熱源部からの循環水により間接的に加熱される即湯タンクと、前記即湯タンクより湯水を分配する給湯ヘッダーと、前記即湯タンク部内の湯水の温度を検知する温度検出器と、前記即湯タンクの近傍に設けられ前記温度検出器の信号に応じて前記暖房熱源部からの循環水の循環量を制御する流量制御弁と、前記流量制御弁の動作を制御する制御部とを有した構成とした即時給湯装置。
  4. 給湯機等の加熱装置より出湯される湯水を送る給湯配管と、暖房熱源部からの循環水の循環加熱往き配管と循環加熱戻り配管とを束ねて全体を断熱し、かつ循環加熱往き配管と循環加熱戻り配管とで給湯配管を挟み込んだ構成とした請求項1〜3いずれか1項に記載の即時給湯装置。
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JP4730521B2 (ja) * 2005-05-20 2011-07-20 株式会社ノーリツ 接続継手

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