JP2004052630A - 4サイクルエンジン補助排気口 - Google Patents
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Abstract
【課題】4サイクルエンジンの吸排気はシリンダヘッドよりおこなうが、慣性効果により大きな膨張比と、高い実際の圧縮を得にくいため、シリンダーヘッドの改善に頼らない方法で二つを改善する。
【解決手段】4サイクルエンジンにおいて、シリンダー下部に補助排気口4を設けたエンジン。
【効果】排気過程については、補助排気口4が開けば排気効率が良くなるため、その分、排気バルブ1を通常のタイミングより遅らせて開くことができ、膨張比がその分大きく取れる。吸気過程については、補助排気口4が開くと、前回、もしくは他のシリンダーからの排気による慣性効果により、補助排気口4からガスが抜け出ようとするため、その分、吸気効率が良くなるため、吸気バルブ1を通常のタイミングより早く閉じることができ、実際の圧縮比がその分大きく取れる。
【選択図】図1
【解決手段】4サイクルエンジンにおいて、シリンダー下部に補助排気口4を設けたエンジン。
【効果】排気過程については、補助排気口4が開けば排気効率が良くなるため、その分、排気バルブ1を通常のタイミングより遅らせて開くことができ、膨張比がその分大きく取れる。吸気過程については、補助排気口4が開くと、前回、もしくは他のシリンダーからの排気による慣性効果により、補助排気口4からガスが抜け出ようとするため、その分、吸気効率が良くなるため、吸気バルブ1を通常のタイミングより早く閉じることができ、実際の圧縮比がその分大きく取れる。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、4サイクルエンジンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
4サイクルエンジンにおいて、吸排気は、シリンダーヘッドの吸排気ポート(図1の2)よりおこなわれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の4サイクルエンジンは、シリンダーヘッドより吸排気をおこなっていたが、慣性等の事情により、効率よく吸排気をおこなうためには、排気は膨張過程でピストンが下死点に到達する手前からバルブ(図1の1)を開き排気を開始する(図2の1)。このため、膨張比が大きくとりにくくなる。
【0004】
吸気は、ピストンが吸気過程の下死点を過ぎてもバルブ(図1の1)を開き、吸気をおこない(図3の5)、実際の圧縮比を少なくしている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
4サイクルエンジンにおいて、シリンダー下部に補助排気口(図1の4)を設けたエンジン。
【0006】
【効果】
排気過程については、補助排気口が開けば(図2の3から4)排気効率が良くなるため、その分、排気バルブ(図1の1)を通常のタイミング(図2の1)より遅らせて開くことができ(図2の2)、膨張比がその分大きく取れる。
【0007】
吸気過程については、補助排気口が開くと(図3の8から7)、前回、もしくは他のシリンダーからの排気による慣性等の効果により、補助排気口からガスが抜け出ようとするため、その分、吸気効率が良くなるため、吸気バルブ(図1の1)を通常のタイミング(図3の5)より早く閉じることができ(図3の6)、実際の圧縮比がその分大きく取れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概要図
【図2】本発明を実施したときの効果
【0006】を図にしたもの
【図3】本発明を実施したときの効果
【0007】を図にしたもの
【図1の符号の説明】
1 吸排気バルブ
2 吸排気ポート
3 シリンダー
4 補助排気口
【図2の符号の説明】
1 補助排気口がないときの排気バルブの開きだし
2 補助排気口があるときの排気バルブの開きだし
3 補助排気口の開きだし
4 補助排気口の全閉
【図3の符号の説明】
5 補助排気口がないときの吸気バルブの全閉
6 補助排気口があるときの吸気バルブの全閉
7 補助排気口の全閉
8 補助排気口の開きだし
【発明が属する技術分野】
本発明は、4サイクルエンジンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
4サイクルエンジンにおいて、吸排気は、シリンダーヘッドの吸排気ポート(図1の2)よりおこなわれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の4サイクルエンジンは、シリンダーヘッドより吸排気をおこなっていたが、慣性等の事情により、効率よく吸排気をおこなうためには、排気は膨張過程でピストンが下死点に到達する手前からバルブ(図1の1)を開き排気を開始する(図2の1)。このため、膨張比が大きくとりにくくなる。
【0004】
吸気は、ピストンが吸気過程の下死点を過ぎてもバルブ(図1の1)を開き、吸気をおこない(図3の5)、実際の圧縮比を少なくしている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
4サイクルエンジンにおいて、シリンダー下部に補助排気口(図1の4)を設けたエンジン。
【0006】
【効果】
排気過程については、補助排気口が開けば(図2の3から4)排気効率が良くなるため、その分、排気バルブ(図1の1)を通常のタイミング(図2の1)より遅らせて開くことができ(図2の2)、膨張比がその分大きく取れる。
【0007】
吸気過程については、補助排気口が開くと(図3の8から7)、前回、もしくは他のシリンダーからの排気による慣性等の効果により、補助排気口からガスが抜け出ようとするため、その分、吸気効率が良くなるため、吸気バルブ(図1の1)を通常のタイミング(図3の5)より早く閉じることができ(図3の6)、実際の圧縮比がその分大きく取れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概要図
【図2】本発明を実施したときの効果
【0006】を図にしたもの
【図3】本発明を実施したときの効果
【0007】を図にしたもの
【図1の符号の説明】
1 吸排気バルブ
2 吸排気ポート
3 シリンダー
4 補助排気口
【図2の符号の説明】
1 補助排気口がないときの排気バルブの開きだし
2 補助排気口があるときの排気バルブの開きだし
3 補助排気口の開きだし
4 補助排気口の全閉
【図3の符号の説明】
5 補助排気口がないときの吸気バルブの全閉
6 補助排気口があるときの吸気バルブの全閉
7 補助排気口の全閉
8 補助排気口の開きだし
Claims (1)
- 4サイクルエンジンにおいて、シリンダー下部に補助排気口(図1の4)を設けたエンジン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002209707A JP2004052630A (ja) | 2002-07-18 | 2002-07-18 | 4サイクルエンジン補助排気口 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002209707A JP2004052630A (ja) | 2002-07-18 | 2002-07-18 | 4サイクルエンジン補助排気口 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004052630A true JP2004052630A (ja) | 2004-02-19 |
Family
ID=31933489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002209707A Pending JP2004052630A (ja) | 2002-07-18 | 2002-07-18 | 4サイクルエンジン補助排気口 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004052630A (ja) |
-
2002
- 2002-07-18 JP JP2002209707A patent/JP2004052630A/ja active Pending
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