JP2004051268A - シート搬送装置及びインサータ及び画像形成装置 - Google Patents

シート搬送装置及びインサータ及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】イレギュラー発生時にアウトプットへイレギュラーシートの混入を最大限回避する。
【解決手段】シートを搬送するメイン搬送路41上でのシートの重送状態を検知するイレギュラーシート検知センサS1を設け、イレギュラーシート検知センサS1で検知された重送したシートをシートの搬送方向に回転する再給紙ローラ91とシートの搬送方向とは逆方向に回転する再分離ローラ92を備える再分離手段で再分離する。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シートの重送等のイレギュラー状態に対応可能なシート搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複写機などの画像形成装置においては、製本などを行なうために複数の画像形成されたシートを合わせてシートセットとし、複数のシートセットを作成する場合において、表紙モード、合紙モードなどのモードが設けられたものがある。これらのモードは、画像形成されたシートの先頭ページ、最終ページまたは途中のページに、“表紙“、”合紙“、”裏表紙“として画像形成されたシートとは別のインサート用シートを挿入するためのものであり、画像形成されてくる複数のシートと重ね合わせるようにインサート用シートを混入させて一つのシートセットを作成する。
【0003】
これらの挿入用シートの処理モードに関しては、インサート用シートを混入させる方法が単なるシート搬送動作で行なうことができるため、画像形成されたシート束に対して挿入されるシートの挿入枚数目(場所)や挿入枚数とも、任意に設定が可能である。そして、このインサート用シートが挿入されたシートセットに対しては、画像形成装置に装着されているフィニッシャ等の後処理装置において、束としての加工、つまり、束排出処理、綴じ処理、折り処理、製本処理などの後処理を施すことができる。以下、“表紙“、”合紙“、”裏表紙“にインサート用シートの収容部からのインサート用シートを挿入する動作モードを総じて”合紙モード“と呼ぶ。
【0004】
このインサート用シートを供給する方法としては、画像形成装置に設けられている複数の給紙カセットの一つを使って供給する方法があるが、この方法は、インサート用シートを挿入するタイミングになると、給紙カセットからインサート用シートを画像が形成されるシートが搬送される搬送路と同じ搬送路に給送し、この給送されたインサート用シートが前記搬送路を介して画像形成されたシートと適正な順番で排出されて重ね合わされて、これによりインサート用シートが混入されたシートセットが作られる。
【0005】
ここで、前記搬送路の途中には、例えば電子写真方式の画像形成装置では、シートに画像を形成するためにトナー像を定着するための定着部が配置されているため、インサート用シートも画像形成されるシートと同様に定着部を通過して加熱加圧されることになる。ここで、このインサート用シートとしてカラー画像印刷原稿が用いられている場合には、このインサート用シートが定着部を通過する際に加熱加圧されて印刷画像の品位が損なわれることがある。また、近年、パソコンの普及によりカラー画像が増加し、インサート用シートとしてカラーコピー紙/カラープリント紙が用いられることが多くなってきている。そのため、インサート用シートの劣化等により束処理された製本等の品質が悪いという問題が生じている。
【0006】
そこで、インサート用シートを供給するインサート用シートフィーダを画像形成装置に装着されるフィニッシャ等の後処理装置に設け、画像形成装置を通貨さずにインサート用シートを供給する装置が出現している。この種の装置としては、特開昭60−180894号公報、特開昭60−191932号公報、特開昭60−204564号公報などに記載されているものがある。
【0007】
図13を用いて、後処理装置のフィニッシャにインサート用シートフィーダを設けた装置の一例を説明する。画像形成装置100には後処理装置としてのフィニッシャ200が取り付けられており、画像形成装置100において、給紙カセット102から供給されたシートに画像形成部104で画像が形成された後、画像形成されたシートはフィニッシャ200に送られて綴じ処理、折り処理、製本処理などの後処理が施される。フィニッシャ200にはインサート用シートを収納して供給するための専用のインサート用シートフィーダ300が上部に取り付けられていて、インサート用シートの供給搬送路302がフィニッシャ200内のシートの搬送路202に合流している。
【0008】
この構成によれば、所望のタイミングでインサート用シートフィーダ300からインサート用シートをフィニッシャ200に供給して、画像形成装置100から画像形成されてをフィニッシャ200に供給されるシートに混入させて所望のシートセットを形成し、綴じ処理、折り処理、製本処理などの後処理が行なわれる。このような動作を行わせる場合には、インサート用シートフィーダ300の収納部302に予め画像内容による頁順をあわせておき、それを画像形成する部数分積み重ねておく必要がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
近年のPOD(プリントオンデマンド)市場の急速な拡大により、電子写真方式の画像形成装置を核としたシステムにおいて大量の画像形成処理が行なわれるため、画像形成部へ給送するシートの大量化による給紙デッキの多段化や大容量化が強く望まれている。さらに、インサート用シートフィーダには具体的には、プレプリント紙、複数の色紙、タブ紙等の多種多量のシートが収納できることが要求されている。そして給紙デッキから画像形成装置を経て得られる出力紙とインサート用シートとを合わせて、くるみ製本等の混交システムが求められている。
【0010】
しかしながら図13に示すような従来のインサート用シートフィーダ300をフィニッシャ200に設ける方法では、インサート用シートフィーダ300を多段化するのは装置が大型化するため困難であった。
【0011】
一方、シートの給送装置においては、シートの重送をはじめ、角折れや大斜行といったイレギュラーの発生が不可避である。しかし上記POD市場では、製本等の最終アウトプットが即商品という性格を持つだけに、最終アウトプットにおけるイレギュラー紙の混入は不良品となるため撲滅するのが望ましい。そこで従来は特開平6−9107号公報において開示されている重送検知時に重送紙専用トレイに搬送する手法や、特開平8−40600号公報で開示されている紙折れ検知時に異常であることを表示するといった手法が提案されている。しかしながら、従来の装置では重送や紙折れ発生を検知してアウトプットに混入させないことはできるが、画像形成システムが停止してしまうため、ユーザーが復帰させるために時間がかかり、PODに要求される生産性を大幅に低下させていた。
【0012】
そこで、本発明では、インサート用シートフィーダの多段化と大容量化に対応し、かつイレギュラー発生時にアウトプットへの混入を最大限回避するとともに、システムのリカバリーをも可能にするシート搬送装置の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、シートを搬送するシート搬送手段上でのシートの重送状態を検知するイレギュラーシート検知手段と、前記イレギュラーシート検知手段で検知された重送したシートを再分離するための再分離手段と、を有することを特徴とする。
【0014】
また、本発明は、シート搬送手段上でのシートの重送状態を検知するイレギュラーシート検知手段と、前記イレギュラーシート検知手段で検知された重送したシートを再分離可能な再分離手段と、前記イレギュラーシート検知手段よりシート搬送方向下流側で前記シート搬送手段から分岐し、重送したシートを搬送して収容可能なイレギュラーシート収容トレイと、前記イレギュラーシート検知手段による検知内容により、イレギュラーシートを前記再分離手段又は前記イレギュラーシート収容トレイのいずれかに搬送するように制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態について図を参照しながら説明する。まず、図1〜図8を用いて本発明の第1の実施の形態を説明する。
【0016】
(全体構成)
図1は本発明の画像形成装置の実施の一形態の主要部構成を示す縦断面図である。画像形成装置は、画像形成装置本体10と、その下流側に順次並設されているマルチインサータ40と、フィニッシャ60とから構成される。画像形成装置本体10は原稿画像を読み取るイメージリーダ20および画像形成部であるプリンタ30を備える。
【0017】
イメージリーダ20には、自動原稿給送装置5が搭載されている。自動原稿給送装置5は、原稿トレイ上に上向きにセットされた原稿を先頭頁から順に1枚づつ左方向へ給紙し、湾曲したパスを介してプラテンガラス6上を左から流し読み取り位置を経て右へ搬送し、その後外部の排紙トレイ7に向けて排出する。
【0018】
この搬送される原稿がプラテンガラス6上の流し読み取り位置を左から右へ向けて通過するときに、この原稿画像は流し読み取り位置に対応する位置に保持されたスキャナユニット21により読み取られる。この読み取り方法は、一般的に、原稿流し読みと呼ばれる方法である。具体的には、原稿が流し読み取り位置を通過する際に、原稿の読み取り面がスキャナユニット21の図示しないランプの光で照射され、その原稿からの反射光がミラー22a、22b、22cを介してレンズ23に導かれる。このレンズ23を通過した光は、イメージセンサ24の撮像面に結像する。
【0019】
このように流し読み取り位置を左から右へ通過するように原稿を搬送することによって、原稿の搬送方向に対して直交する方向を主走査方向とし、搬送方向を副走査方向とする原稿読み取り走査が行われる。すなわち、原稿が流し読み取り位置を通過する際に主走査方向に原稿画像を1ライン毎にイメージセンサ24で読み取りながら、原稿を副走査方向に搬送することによって原稿画像全体の読み取りが行われ、光学的に読み取られた画像はイメージセンサ24によって画像データに変換されて出力される。イメージセンサ24から出力された画像データは、画像信号制御部において所定の処理が施された後にプリンタ30の露光制御部31にビデオ信号として入力される。
【0020】
なお、原稿給送装置5により原稿をプラテンガラス6上に搬送して所定位置に停止させ、この状態でスキャナユニット21を左から右へ走査させることにより原稿を読み取ることも可能である。この読み取り方法は、いわゆる原稿固定読みと呼ばれる方法である。
【0021】
原稿給送装置5を使用しないで原稿を読み取るときには、まず、ユーザーにより原稿給送装置5を持ち上げてプラテンガラス6上に原稿を載置し、そして、スキャナユニット21を左から右へ走査させることにより原稿の読み取りを行う。すなわち、原稿給送装置5を使用しないで原稿を読み取るときにも、原稿固定読みが行われる。
【0022】
プリンタ30の露光制御部31は、入力されたビデオ信号に基づきレーザ光を変調して出力し、該レーザ光はポリゴンミラーにより走査されながら感光ドラム32上に照射される。感光ドラム32には走査されたレーザ光に応じた静電潜像が形成される。ここで、露光制御部31は、原稿固定読み時には、正しい画像(鏡像でない画像)が形成されるようにレーザ光を出力する。
【0023】
プリンタ30には、画像を形成するためのシートを収納するための、本発明の画像形成用シート給送トレイとしての複数の給紙カセット33,33が装置手前方向(図1の紙面に垂直な方向)に引き出し可能に設けられている。そして、各給紙カセット33,33に対応して設けられている分離給紙部33a,33aにより各給紙カセット33,33からプリンタ30にシートを一枚ずつ供給することができる。また、一面に画像を形成したシートの裏面に画像を形成する所謂両面複写をする場合に、一面に画像が形成されたシートを反転する反転パス34と反転されたシートを再度プリンタ30に供給するための両面搬送パス35とが設けられている。
【0024】
この感光ドラム32上の静電潜像は、不図示の現像器から供給される現像剤によって現像剤像として可視像化される。また、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、各給紙カセット33,33、または両面搬送パス35からシートが給送され、このシートは感光ドラム32と転写部37との間に搬送される。感光ドラム32に形成された現像剤像は転写部37によりシート上に転写される。
【0025】
現像剤像が転写されたシートは定着部37に搬送され、定着部37はシートを加熱加圧することによって現像剤像をシート上に定着させる。定着部37を通過したシートは排出ローラ38を経てプリンタ30からマルチインサータ40に向けて排出される。
【0026】
ここで、シートをその画像形成面が下向きになる状態(フェイスダウン)で排出するときには、定着部37を通過したシートを、反転パス34との分岐部に設けられている図示しないフラッパの切換動作により一旦反転パス34内に導き、そのシートの後端がフラッパを通過した後に、シートをスイッチバックさせて排出ローラ38によりプリンタ30から排出する。以下、この排紙形態を反転排紙と呼ぶ。この反転排紙は、原稿給送装置5を使用して読み取った画像を形成するときまたはコンピュータから出力された画像を形成するときなどのように先頭頁から順に画像形成するときに行われ、その排紙後のシート順序は正しい頁順になる。
【0027】
また、手差給紙部39からOHPシートなどの硬いシートが供給され、このシートに画像を形成するときには、シートを反転パス34に導くことなく、画像形成面を上向きにした状態(フェイスアップ)で排出ローラ38により排出する。これにより硬いシートなどのジャムし易いシートの画像形成を行なう。
【0028】
さらに、シートの両面に画像形成を行う両面記録が設定されている場合には、反転パス34の分岐部に設けられている図示しないフラッパの切換動作によりシートを反転パス34に導いた後に両面搬送パス35へ搬送し、両面搬送パス35へ導かれたシートを所定のタイミングで感光ドラム32と転写部36との間に再度給送する制御が行われる。
【0029】
プリンタ30から排出されたシートはマルチインサータ40のメイン搬送路41を通過してフィニッシャ60に送られる。このマルチインサータ40には、画像形成装置本体10で画像が形成されたシートに挿入するための表紙、合紙などの特殊なシートを給送するインサート機能が設けられている。フィニッシャ60では、画像形成装置本体10で画像が形成されたシートやマルチインサータ40から供給させるインサート用シートを束にして製本処理、綴じ処理や穴あけなどの各種後処理を行う。(フィニッシャ)
フィニッシャ60は、マルチインサータ40のメイン搬送路41を介して排出された画像形成装置本体10からのシート、またはマルチインサータ40からのインサート用シートを順に取り込み、取り込んだ複数のシートを整合して1つの束に束ねる処理、束ねたシート束の後端をステイプルで綴じるステイプル処理、取り込んだシートの後端付近に孔あけをするパンチ処理、ソート処理、ノンソート処理、製本処理などの各シート後処理を行う。
【0030】
フィニッシャ60は、図1に示すように、プリンタ30またはマルチインサータ40を介して排出されたシートを内部に導くための入口ローラ対61を有する。この入口ローラ対61の下流には、シートをフィニッシャパス62と製本パス63とが分岐しており、この分岐点にはいずれかのパスの切り換えてシートを導くための図示しない切換フラッパが設けられている。
【0031】
フィニッシャパス62に導かれたシートは、不図示の搬送ローラ対を介してバッファローラ64に向けて送られる。フィニッシャパス62の途中には、パンチユニット65が設けられており、パンチユニット65は必要に応じて動作して、搬送されてきたシートの後端付近に穿孔する。
【0032】
バッファローラ64は、その外周に送られたシートを所定枚数積層して巻き付け可能なローラであって、このローラの外周には不図示の複数の押下コロが配置されていて、必要に応じてシートが巻き付けられる。バッファローラ64に巻き付けられたシートはバッファローラ64の回転方向に搬送される。
【0033】
またバッファローラ64の外周搬送路近傍には切換フラッパ66、67が配置されている。上流側の切換フラッパ66はバッファローラ64に巻き付けられたシートをバッファローラ64から剥離してノンソートパス68、またはソートパス69に導くためのフラッパであり、下流側の切換フラッパ67はバッファローラ64に巻き付けられたシートをバッファローラ64から剥離してソートパス69に、またはバッファローラ64に巻き付けられたシートを巻き付けられた状態でバッファパス70に導くためのフラッパである。
【0034】
切換フラッパ66によりノンソートパス68に導かれたシートは、不図示の排出ローラ対を介してサンプルトレイ71上に排出される。ノンソートパス68の途中には、ジャム検知などのための図示しない排紙センサが設けられている。
【0035】
切換フラッパ66によりソートパス69に導かれたシートは、不図示の搬送ローラを介して処理トレイ72上に積載される。処理トレイ72上に束状に積載されたシートは、必要に応じて整合処理、ステイプル処理などが施された後に、不図示の排出ローラによりスタックトレイ73上に排出される。処理トレイ72上に束状に積載されたシートを綴じるステイプル処理には、ステイプラ74が用いられる。スタックトレイ73は、上下方向に移動可能に構成されていて、シート束の積載量に応じて移動する。
【0036】
一方、製本パス63からのシートは、搬送ローラ対75によって収納ガイド76に収納され、さらにシート先端が、上下に移動可能なシート位置決め部材77に接するまで搬送される。また、収納ガイド76の途中位置には、左右1対のステイプラ78が設けられており、このステイプラ78はそれに対向するアンビル79と協働してシート束の中央を綴じるように構成されている。
【0037】
ステイプラ78の下流位置には、折りローラ対80が設けられている。折りローラ対80の対向位置には、突出し部材81が設けられている。この突出し部材81を収納ガイド76に収納されたシート束に向けて突き出すことにより、このシート束は折りローラ対80間に押し出され、この折りローラ対80によって折りたたまれた後に、折りシート排出ローラ82を介してサドル排出トレイ83に排出される。
【0038】
また、ステイプラ78で綴じられたシート束を折る場合には、ステイプル処理終了後にシート束のステイプル位置が折りローラ対80の中央位置になるように、位置決め部材77を所定距離分下降させる。
【0039】
(マルチインサータ)
次に、本発明のマルチインサータ40の構成及びマルチインサータによる合紙モードについて詳しく説明する。
【0040】
マルチインサータ40は、プリンタ30の下流側に設けられる。前述したとおり、装置の中央付近には画像形成装置本体10から排出される画像が形成されているシートを受け取り、下流側のフィニッシャ60へ搬送するための略水平なメイン搬送路41を有している。このメイン搬送路41の上流側には、搬送するシートの重送や角折れ、大斜行等のイレギュラーを検知するためのイレギュラーシート検知センサS1と、重送したシートを再分離するための再分離手段90とが設けられている。メイン搬送路41を挟んで、マルチインサータ40の下部には、本発明のインサート用シート給送トレイとしての複数の大容量給紙トレイ42、43が装置手前方向(図1の紙面に垂直な方向)に引き出し可能に設けられている。また、マルチインサータ40の上部には装置手前方向に引き出し可能なイレギュラーシート収容トレイ44と、イレギュラーシート収容トレイ44へイレギュラーシート検知センサS1で検知されたイレギュラーシートを導くためのイレギュラーシート搬送パス45が設けられている。メイン搬送路41とイレギュラーシート搬送パス45との切り換えはフラッパ46により行っている。
【0041】
大容量給紙トレイ42、43は各トレイ上に積載された表紙、合紙を成すシート束を順次分離し、メイン搬送路41及び再分離手段90を介してフィニッシャ60に搬送する。ここで、マルチインサータ40の大容量給紙トレイ42、43には、特殊シートが積載される。ここでいう特殊シートとはPOD市場で要求されるシートで、例えば色紙、表紙、カラープレプリント紙等様々なマテリアルを指すが、本実施の形態では予めカラープリントがされているカラープレプリント紙をセットする場合を取り上げる。ユーザーは挿入したい所望のプレプリント紙を大容量給紙トレイ42、43にその表面が上に向けられた状態(フェイスアップ状態)で積載する。フェイスアップ状態でセットさせることで、ユーザーへの作業性の向上と積載順序と出力順序の整合性を狙っている。
【0042】
この大容量給紙トレイ42、43上のプレプリント紙は、分離給紙部42a、43aによって、最上位のシートから1枚づつ順次分離されて給送される。この分離給紙部42a、43aの下流側には不図示の引き抜きローラ対が配置され、この引き抜きローラ対により分離されたプレプリント紙は、安定して垂直搬送パス47に導かれ、メイン搬送路41に送り出される。
【0043】
(イレギュラーシート検知センサ)
次に、イレギュラーシート検知手段としてのイレギュラーシート検知センサS1の構成について図2及び図3の平面図を用いて詳しく説明する。図2に示すようにイレギュラーシート検知センサS1はシート搬送方向に対して直角に複数個併設した透過型センサである。これら複数個のセンサS1のシートの検知タイミングが略同時であればシートは正常に搬送していると見なすことができる。図2(a)に示すようにシートに角折れが生じた場合や、図2(b)に示すように大きく斜行が生じた場合は各センサS1の検知タイミングにずれが生じるので、この場合、イレギュラーを発生したと判断して、フラッパ46をイレギュラーシート搬送パス45に切り換え、シートをイレギュラーシート収容トレイ44へ搬送する。本実施の形態では、イレギュラーシート検知センサS1の各透過型センサがその透過光量に応じて紙厚を検知してシートが重送しているかどうかを検知するための重送検知センサを兼用しているので重送判断を同時に行うことが可能である。イレギュラーシート検知センサS1の他の例として図3に示すCIS等のラインセンサで構成することもできる。
【0044】
(再分離手段)
メイン搬送路41の下流側には再分離手段90が設けられている。再分離手段90は、本発明の分離手段を構成する再給紙ローラ91、再分離ローラ92及び、その下流の退避パス93と搬送ローラ対94から構成される。再給紙ローラ91は不図示の電磁クラッチを介して所定タイミングで反時計周りに駆動伝達され、また再分離ローラ92は軸上に所定のトルクリミッタを備え、常時反時計方向に駆動されている。また、搬送ローラ対94は正逆回転可能に設けられている。メイン搬送路41と退避パス93の間にはシートの搬送方向を切り換えるためのフラッパ96が配置されている(図4に図示)。
【0045】
なお、本実施の形態では再分離手段90のトルクリミッタ値をマルチインサータ40の分離給紙部42a、43a、および画像形成装置本体10に備える分離給紙部33a、33aより高めに設定している。このように再分離手段90での分離力を高くすることによって再重送のリスクを低減させてシステムの信頼性の向上を図っている。
【0046】
次に、図4を用いてイレギュラーシート検知センサS1の重送検知後の再分離手段90の動作説明を行う。ここではマルチインサータ40に積載したプレプリント紙から1ページ目、3ページ目を、また画像形成装置本体10から2ページ目を混交する場合で考える。マルチインサータ40からの1ページ目と3ページ目が重送した場合、、再分離手段90へ図4(a)のように1ページ目が下、3ページ目が上の状態でフェイスダウンで搬送されてくるが、それをイレギュラーシート検知センサS1で検知される。ここで再給紙ローラ91は不図示の電磁クラッチを介して所定タイミングで半時計周りに駆動伝達され、また再分離ローラ92は軸上に所定のトルクリミッタを備え、常時半時計方向に駆動されているため、重送してきた1ページ目と3ページ目のシートを一枚ずつ分離することが可能である。
【0047】
そして重送した1ページ目のシートと3ページ目のシートとは再分離ローラ92により、上側の3ページ目のシートがニップ近傍でせき止められ、下側の1ページ目のシートのみがフィニッシャ60へ搬送される(図4(b))。
【0048】
次に出力順序を合わせるために3ページ目のシートはフラッパ96により退避パス93へ搬送され、一時的に保管される。ここで退避パス93内の搬送ローラ対94は正逆転可能に設けられている。この退避されている間に画像形成装置本体10にて画像が形成された2枚目のシート2がフィニッシャ60へ搬送される(図4(c))。次に搬送ローラ対94が逆転し、再分離部91、92へ3枚目のシートをスイッチバックする(図4(d))。最後に3ページ目のシートをフィニッシャ60へ送り出す(図4(e))。以上説明したように、マルチインサータ40で万が一重送が発生した場合でも再分離手段90により、順番を合わせて再分離が可能となるので、システムの生産性の大幅な向上と出力束の無駄を最小限に抑える画像形成システムの提供が可能となる。
【0049】
また、図1に示すように、退避パス93からの反転パス95を設けているので、退避パス93を反転手段として使用することもできる。すなわち、前述したようにフィニッシャ60内のステイプル処理の場合には、フェイスダウンでフィニッシャパス62へ搬送する必要があり、中綴じ製本時には、製本パス63にフェイスアップで送る必要があるので、この反転パス90の反転機能を用いてシートの表裏を合わせればよい。これにより、マルチインサータ40にフェイスダウンでセットさせる装置にも対応可能である。また従来、フィニッシャ60に必要となっていた反転機構が不要となるので、フィニッシャ60の構成を大幅に簡略化することができる。
【0050】
本発明では重送を含めたイレギュラー発生時にはリカバリーを自動的に行うがその詳細は後述する。
【0051】
(フローチャートによる動作説明)
本発明の合紙モードでのマルチインサータ処理の動作を図5及び図6のフローチャートを用いて説明を行う。
【0052】
マルチインサータ40を用いて1つのシートセットを作成する、例えば一つのシートセットが6ページで構成され、その内の2ページ目、3ページ目、6ページ目の特殊シートはマルチインサータ40から給送し、1ページ目、4ページ目、5ページ目は画像形成装置本体10から画像形成されて給送してたい場合などに適応される。以下の説明では、この1つのシートセットが6ページの例として説明する。
【0053】
マルチインサータ40から給送する特殊シートはシートセットの内の何番目に挿入するかは、画像形成装置本体10の操作部より設定可能であり、挿入可能な枚数などに制限はない。また、複数のシートセットを作成する場合は、マルチインサータ40には給送される順序に1部づつ給紙トレイ42、もしくは給紙トレイ43にセットしておく。すなわち、上述の例で言うと1部目のシートセットの2ページ目、3ページ目、6ページ目、2部目のシートセットの2ページ目、3ページ目、6ページ目…という順序でセットする。この場合、図7のように原稿は、原稿給送装置5の原稿トレイに1ページ目,4ページ目,5ページ目が積載される。また、マルチインサータ40には、図8に示すように、2ページ目,3ページ目,6ページ目の3枚を1組として作成するシートセットの部数分だけ積み重ねられる。
【0054】
続いて、図5のフローチャートを用いて動作を説明する。なお、Sはステップの略である。画像形成装置本体10の操作部でマルチインサータ40からのシートの給送順序を指定し、コピースタートキーをONする(S151)。作成されるシートセットによって画像形成装置本体10で画像形成されたシートとマルチインサータ40からのインサート用シートとの給紙タイミングを画像形成装置本体10の図示しない制御部で調整する(S152)。
【0055】
画像形成装置本体10は1ページ目のシートがマルチインサータ40から給送されたインサート用シートであるかを判断し(S153)、上述の例では1ページ目のシートは画像形成装置本体10から給送される(S163)。また、マルチインサータ40からのシートの給送タイミングであれば(上記の例では2ページ目)、フィニッシャ60に対してマルチインサータ40よりインサート用シートを給送するよう命令を出す。マルチインサータ40よりインサート用シートが給送されると(S154)、次に、イレギュラーシート検知センサS1により、給送されたシートのイレギュラー判定を行う(S155)。イレギュラー検知センサS1の構成は前述したとおりである。そして角折れ、大斜行発生と判定した場合は、イレギュラーシート収容トレイ44へ搬送する(S164)。次に、給送されたシートの重送判定を行う(S157)。
【0056】
ここで、重送判定について簡単に説明を行う。重送判定を行うにあたり、合紙モードの場合は、予め一つ目のシートセットを作成する時に、重送検知センサ(本実施の形態ではイレギュラーシート検知センサS1が兼用)によってのインサート用シート及び画像が形成されたシートの紙厚を測定し、ページごとにRAMに記憶する(d1、d2・・・dn、但し1〜nはページ数)。重送検知センサS1は、記述のごとく透過光量により紙厚を判定するものである。この紙厚データは、次のシートセット以降のシートの重送を判断するための基準値として使用する。そして、次のシートセット以降を作成するときは、1ページごとに紙厚検知センサ通過時の紙厚を測定し、例えば、nページ目の紙厚データXnは、RAMに記憶されている紙厚データdnと比較する。ここで、
Xn>α×dn
を満たした時に重送と判断している。ここでは、α=1.5としている。
【0057】
そして、この重送検知センサS1で重送と判定されない場合は(S158)、シートをフィニッシャ60に搬送する(S159)。画像形成装置本体10は、シートがそのシートセットの最終ページであるか判断し(S160)、最終ページでない場合は次のシートを給送制御するため、処理をS152に戻す。
【0058】
S160でシートセット内の最終ページと判断されれば、スタックトレイ73にシート束を排出する(S161)。このとき処理トレイ72に排出されたシート束をステイプラ74により綴じることも可能である。
【0059】
S162では、設定された束数の最終束の排出が終了したかどうか判定し、終了していなければS152で戻り、最終束の排出が終了したならば処理を終了する。
【0060】
次に、S158でシートの重送が判定された場合の処理を図6のフローチャートで説明する。
【0061】
S201で重送したシートがインサート用シートであるかどうか判定し、重送したシートがインサート用シートの場合は、重送枚数判定手段C1により重送枚数判定処理を行う(S202)。ここで重送枚数の判定について簡単に説明する。
【0062】
上記の例では、インサート用シートは2ページ目,3ページ目,6ページ目の3枚であるが、2ページ目が重送したと仮定する。ここで、2ページ目の紙厚X2が
d2+βd3<X2<d2+d3+βd6
を満たす場合、2ページ目と3ページ目の2枚が重送したと判断できる。ここでは、β=0.5としている。一般に、マルチインサータ40に載置されているインサート用シートがn枚1組の場合のm枚目のシートの重送枚数がt枚かどうか判定する場合、
dm+d(m+1)+・・・+βd(m+t−1)<Xm<dm+d(m+1)+・・・+βd(m+t)で判定できる。ただし、t=<(n−m+1)である。
【0063】
t>(n−m+1)の場合は、2組以上にまたがってのインサート用シートが重送していることになる。
【0064】
上記の例でインサート用シートの6ページ(最終ページ)が2枚重送しているかどうか判断する場合は以下の式で表せる。
【0065】
d6+βd2<X6<d6+d2+βd3
このように、RAMに記憶された紙厚データの基準値を利用することで、重送したシートの枚数を判定できる。
【0066】
次に、重送枚数判定の結果、重送紙が2枚かどうか判断する(S208)。
【0067】
重送紙が2枚の場合は、重送紙を再分離手段90に搬送し、再分離を行う(S209)。その後フィニッシャ60へと搬送する(S159)。このように重送紙が2枚の場合には、本実施の形態では前述したように再分離手段90の分離能力を高く設定しているので再分離できる可能性があり、これにより生産性アップと出力束の無駄防止に多大に貢献している。
【0068】
重送紙が2枚より多い場合、静電気などの原因や個別の特殊な理由で重送が発生している場合も多いため、再分離手段90により再分離できる可能性が低くなる。したがって、S208で重送紙が2枚以上の場合は、S203に進み、インサート用シートの頭出し処理を行う(S203)。ここで頭出し処理について簡単に説明する。
【0069】
重送枚数判定の結果、上記の例で、インサート用シートの2ページ目と3ページ目の2枚が重送したと判定された場合、その重送が発生したときに使用するインサート用シートの束は使用できないため、重送紙及び後続のインサート用シートである6ページ目もイレギュラーシート収容トレイ44に排出する。このような処理を行うことで、インサート用シートを次のシートセットの1ページ目にすることができるので、次のシートセットを作成するための準備ができる。この間、画像形成装置のシートの給送は中断されている。なお、次のシートセットの1ページ目は使用しないので、イレギュラーシート収容トレイ44に排出する。このように重送したインサート用シートが3枚以上の場合には、そのシートセットに使用するインサート用シートを全てイレギュラーシート収容トレイ44に排出して、次の新しいインサート用シートを使用する。これを頭出し処理という。
【0070】
このように、重送枚数に基づいて適切な頭出し処理ができる。また、できる限り印刷ジョブを停止させずにリカバリーを行うことで、画像形成システムの生産性、および使い勝手が向上する。
【0071】
次にイレギュラー発生時に、ステイプルなどの後処理が設定されている場合には、後処理する必要がないので、後処理命令を解除する。そしてイレギュラーシート収容トレイ44への束排出が完了すると、画像形成システムはシートセットの1ページ目から製本を再開するための準備を行う(S205)。そして、準備ができるとS152に戻り次の給紙タイミングに備える。
【0072】
S201で重送したのが画像形成されたシートの場合を説明する。もし、重送紙が画像形成装置本体10で画像形成されたシートの場合はS206に進み、重送紙をイレギュラーシート収容トレイ44に排出する。このようにすることで、すでに処理トレイ72に排出されているシート束に重送紙が混じることを防止している。重送紙の排出が完了すると、画像形成装置本体10は、重送したページに印字した画像を次のシートに再び印刷するよう準備する(S207)。そして、準備ができるとS152に戻り次の給紙タイミングに備える。
【0073】
上述した制御の結果、たとえ角折れ、大斜行等の搬送ミスが生じた場合にはイレギュラーシート収容トレイ44へ束排紙処理を行うことで自動的にジョブのリカバリーを行うことができる。またインサート用シートが重送発生しても、次のシートセットの1ページ目から印刷を再開するように自動的にリカバリーできる。また、転写シートが重送しても、重送紙をイレギュラーシート収容トレイ44に排出し、もう一度重送したページを印刷するように制御することで自動的にリカバリーできる。
【0074】
なお、本実施の形態ではイレギュラーシート検知センサS1をマルチインサータ40のメイン搬送路41の上流側に設けたが、マルチインサータ40の大容量給紙トレイ42,43からの搬送パス47上、および画像形成装置本体10の転写部36の上流側の位置に各々設けてもよい。この場合は、シートに画像形成する前にシートの重送判定が可能になる。したがって、重送紙に対して無駄な画像形成を防止できる。
【0075】
また本実施の形態では図6のフローチャートでS202における重送枚数判定処理を2枚重送かどうか(S208)で切り分けたが、重送枚数処理基準をn枚に任意設定可能に構成しても良い。この場合は、給送するシートのマテリアル、分離手段の能力、ジョブの種類により所望のシステム処理を得ることができる。
【0076】
なお、上記各制御は、各センサや図示しない入力手段等からの検知信号や情報等により制御手段Cが画像形成装置本体10、インサータ40、フィニッシャ60を制御する。
【0077】
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態について図9を用いて説明する。なお図面の符号については第1の実施の形態と同一要素には同一符号を配し、その詳細な説明は省略する。
【0078】
本実施の形態ではマルチインサータ40の下部に大容量給紙トレイ42、43を備え、その上方には大容量給紙トレイ42、43からのインサート用シートおよび画像形成装置本体10からの画像形成されたシートを搬送し、フィニッシャ60へ排出するためのメイン搬送路41が略水平に設けられている。またマルチインサータ40の上部にはイレギュラーシートを収容するためのイレギュラーシート収容トレイ47、および重送紙を再分離するための重送紙再分離トレイ48が設けられている。イレギュラーシート収容トレイ47と重送紙再分離トレイ48にはフラッパ46を切り換えることにより、メイン搬送路41から分岐する搬送パス49,50により搬送を行う。重送紙再分離トレイ48には再分離給紙部48aが備えられ、ここで再分離したシートは搬送パス51を通じてメイン搬送路41に合流される。再分離給紙部48aの重送防止能力は、マルチインサータ40の分離給紙部42a、43a、および画像形成装置本体10に備える分離給紙部33a、33aより高めに設定している。なお、重送紙再分離トレイ48と再分離給紙部48aとで再分離手段55が構成される。
【0079】
メイン搬送路41の下流側には、シート反転機構52を設けている。シート反転機構52は反転パス53と搬送ローラ54から構成され、インサート用シートの反転動作を行う。前述したようにフィニッシャ60内ではステイプル処理の場合には、フェイスダウンでフィニッシャパス62へ搬送する必要があり、中綴じ製本時には、製本パス63にフェイスアップで送る必要があるので、このシート反転機構52を用いてシートの表裏を合わせればよい。これにより、マルチインサータ40にフェイスダウンでセットさせる装置にも対応可能である。また従来、フィニッシャ60に必要となっていた反転機構が不要となるので、フィニッシャ60の構成を大幅に簡略化することができる。
【0080】
第1の実施の形態と同様に、イレギュラーシート検知センサS1は搬送されるシートの状態を検知する。すなわち、角折れや大斜行発生時は、イレギュラーシートとしてイレギュラーシート収容トレイ47へ搬送し、ジョブのリカバリーを行う。またシートの重送検知時は重送紙再分離トレイ48へ搬送し、ページ順を合わせて再分離するリカバリーを行う。本実施の形態ではイレギュラーシート検知センサS1を大容量給紙トレイ42、43からのインサート用シート、画像形成装置本体10からの画像形成されたシート、および再分離給紙部48aからの再分離シートの合流後のメイン搬送路41上に設けた。したがって再分離給紙部48aから搬送したシートが再度重送しているかどうかを検知可能となっている。
【0081】
フローチャートを用いてこのときの制御をさらに説明する。メイン制御は第1の実施の形態と同様に図5で示される。S158でシートの重送発生と判断した時は図10のフローチャートへ進む。図10のフローチャートでは、S201においてインサート用シートが重送しているかどうか判断し、S202において重送枚数の判定処理を経て、S208で2枚重送の場合には再分離手段55の重送紙再分離トレイ48へ搬送され、再分離給紙部48aで再分離が行われる(S209)。その後イレギュラーシート検知センサS1へ再送されるので、もう一度重送判定がなされる(S210)。ここで再分離に成功した場合はフィニッシャ60へと搬送する(S159)。再度重送した場合は、シートの静電気的な貼りつき等装置性能を超えた事態と見なし、イレギュラーシート収容トレイ47へ搬送する(S204)。
【0082】
以上のように本実施の形態では再分離手段55からのシートに対して重送判定が可能となるので、最終出力束への重送したシートの混入のリスクをさらに低減できる。また再度重送した場合にはイレギュラーシートとして処理し、リカバリーを行うことで生産性を低下することなく、快適で使い勝手の良いシステム提供が可能となる。
【0083】
本実施の形態では図10のフローチャートにおいて、S202における重送枚数判定処理を2枚重送かどうか(S208)で切り分けたが、重送枚数処理基準をn枚に任意設定可能に構成しても良い。この場合は、給送するシートのマテリアル、分離手段の能力、ジョブの種類により所望のシステム処理を得ることができる。
【0084】
なお、説明や図示のない構成や動作については第1の実施の形態と同じである。
【0085】
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態について図11、図12を用いて説明する。なお、第1、第2の実施の形態に対してマルチインサータ40の大容量給紙トレイ42におけるインサート用シートの積載の仕方に応じた制御について説明するものであり、それ以外の構成等については第1、第2の実施の形態と同じであるためその説明は省略する。
【0086】
本実施の形態では1ジョブ中のマルチインサータ40から挿入するシート枚数に応じて、重送発生時の制御を可変にしたことを特徴とする。例えば図11のように1つのシートセット(1ジョブ)でのインサート用シートの挿入枚数が50枚と比較的多い場合は、インサート用シートの無駄防止の観点から、再分離手段へ搬送して再分離処理を行う。また図12のように1つのシートセット(1ジョブ)でのインサート用シートの挿入枚数が3枚と比較的少ない場合は、生産性重視の観点からイレギュラーシート収容トレイ47へ搬送しリカバリーを行う。例えばインサート用シートの2ページ目、3ページ目が重送した場合、重送紙と次の束の1枚目をイレギュラーシート収容トレイ47へ送り込み、2ページ目のインサートジョブを再開する。このようにユーザーがジョブの種類やマテリアルの分離能力、あるいは生産性を考慮して、重送検知時の処理を任意に設定可能にしたので快適で使い勝手の良いシステム提供を可能とする。
【0087】
なお、本発明は上記各実施の形態の構成に限定されるものではなく、例えば、第1の実施の形態乃至第3の実施の形態を通じて、重送紙の再分離手段55、90をユニット化し、着脱自在な構成としてもよい。この場合、重送検知時には全てイレギュラーシート収容トレイ44,47へ搬送され、リカバリーを行う。メリットとしては装置小型化に寄与し、省スペースの装置提供を可能とする。
【0088】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、イレギュラーシート検知手段でシートの重送を検知したときに再分離手段により再分離するようにしたので、シートの重送発生時に出力束にイレギュラーシートが混入するのを大幅に低減させることを可能にした。これにより、無駄な出力を防止し、使い勝手の良い装置システムの提供を実現した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を説明する画像形成装置のシステム全体構成図
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるイレギュラーシート検知センサを説明する平面図
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるイレギュラーシート検知センサの他の例を説明する平面図
【図4】本発明の第1の実施の形態における再分離機構の動作の説明図
【図5】本発明の第1の実施の形態の動作を説明するフローチャート
【図6】本発明の第1の実施の形態の動作を説明するフローチャート
【図7】本発明の第1の実施の形態の合紙モード時の原稿給送装置に載置された原稿を示す図
【図8】本発明の第1の実施の形態の合紙モード時のインサータに載置されたインサート用シートを示す図
【図9】本発明の第2の実施の形態を説明する画像形成装置のシステム全体構成図
【図10】本発明の第2の実施の形態の動作を説明するフローチャート
【図11】本発明の第3の実施の形態を説明するマルチインサータに載置されたインサート用シートを示す図
【図12】本発明の第3の実施の形態を説明するマルチインサータに載置されたインサート用シートを示す図
【図13】従来の後処理装置にインサート用シートフィーダを設けた一例を示す図
【符号の説明】
10 画像形成装置本体
30 プリンタ
33 給紙カセット(画像形成用シート給送トレイ)
33a 分離給紙部(分離手段)
40 マルチインサータ(インサータ)
42、43 大容量給紙トレイ(インサート用シート給送トレイ)
44 イレギュラーシート収容トレイ
41 メイン搬送路(シート搬送手段)
48 重送紙再分離トレイ(再分離トレイ)
48a 再分離給紙部(分離手段)
55、90 再分離手段
93 退避パス
C 制御手段
C1 重送枚数判定手段
S1 イレギュラーシート検知センサ/重送検知センサ(イレギュラーシー ト検知手段)

Claims (26)

  1. シートを搬送するシート搬送手段上でのシートの重送状態を検知するイレギュラーシート検知手段と、
    前記イレギュラーシート検知手段で検知された重送したシートを再分離するための再分離手段と、
    を有することを特徴とするシート搬送装置。
  2. 前記再分離手段は、前記シート搬送手段に設けられた分離手段と、前記分離手段により再分離して残ったシートを一時退避させる退避パスとを備えることを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 前記退避パスが前記シート搬送手段で搬送されてくるシートの表裏を反転するための反転パスを兼ねることを特徴とする請求項2に記載のシート搬送装置。
  4. 前記再分離手段は、前記イレギュラーシート検知手段よりもシート搬送方向の下流側において前記シート搬送手段から分岐する搬送路と、前記イレギュラーシート検知手段により重送が検知されたシートを収容するための再分離トレイと、前記再分離トレイから一枚ずつ分離して前記シート搬送手段に送り出すための再分離給紙手段と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
  5. 前記再分離手段の前記再分離トレイから再分離されたシートが前記イレギュラーシート検知手段よりもシート搬送方向の上流側で前記シート搬送手段に合流することを特徴とする請求項4に記載のシート搬送装置。
  6. 前記イレギュラーシート検知手段は、前記シート搬送手段により搬送されるシートのイレギュラー状態を検知する機能を有し、前記イレギュラーシート検知手段のシート搬送方向の下流側で前記シート搬送手段から分岐し、前記イレギュラーシート検知手段により検知されたイレギュラーシートを収容するイレギュラーシート収容トレイを設けたことを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
  7. 前記イレギュラーシート検知手段は、重送、角折れ、斜行のうち少なくとも1つを検知することを特徴とする請求項6に記載のシート搬送装置。
  8. 前記シート搬送手段は、積載収容されているシートから分離手段により一枚ずつ分離されて給送されるシートを搬送するものであり、前記シート搬送手段に設けられている前記再分離手段の分離能力を、前記分離手段の分離能力よりも高く設定したことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  9. 画像形成装置で画像が形成されて送られてくるシートに積み重ねるインサート用シートを収容するインサート用シート給送トレイと、
    前記インサート用シート給送トレイから給送されるインサート用シートを搬送するための前記請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載のシート搬送装置と、
    を備えたことを特徴とするインサータ。
  10. シートに画像を形成する画像形成部及び前記画像形成部に供給するシートを収容するための画像形成用シート給送トレイを備えた画像形成装置本体と、
    前記請求項9に記載のインサータと、
    を備え、前記画像形成装置本体と前記インサータと連結し、前記インサータに配置した前記シート搬送装置により前記画像形成部で画像形成されたシート及び前記インサート用シート給送トレイから給送されるインサート用シートを搬送することを特徴とする画像形成装置。
  11. 前記画像形成装置本体内での前記画像形成部で画像形成されたシートの搬送面と前記インサータ内での前記シート搬送手段によるシートの搬送面とが略水平な同一面上に設けられたことを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. シートに画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部に供給するシートを収容する画像形成用シート給送トレイと、
    画像形成されてくるシートに重ねるためのインサート用シートを収容するインサート用シート給送トレイと、
    前記画像形成用シート給送トイレから給送され前記画像形成部で画像を形成されたシート及び前記インサート用シート給送トレイから給送されるインサート用シートを搬送するための前記請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載のシート搬送装置と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  13. 前記シート搬送装置で搬送されてくる画像形成されたシート及びインサート用シートを積み重ねて後処理を行なう後処理手段を設けたことを特徴とする請求項10乃至請求項12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  14. シート搬送手段上でのシートの重送状態を検知するイレギュラーシート検知手段と、
    前記イレギュラーシート検知手段で検知された重送したシートを再分離可能な再分離手段と、
    前記イレギュラーシート検知手段よりシート搬送方向下流側で前記シート搬送手段から分岐し、重送したシートを搬送して収容可能なイレギュラーシート収容トレイと、
    前記イレギュラーシート検知手段による検知内容により、イレギュラーシートを前記再分離手段又は前記イレギュラーシート収容トレイのいずれかに搬送するように制御する制御手段と、
    を有することを特徴とするシート搬送装置。
  15. 重送したシートの枚数を判定する重送枚数判定手段を有し、前記重送枚数判定手段により認識した重送したシートの枚数に応じて、前記制御手段が制御することを特徴とする請求項14に記載のシート搬送装置。
  16. 前記制御手段は、前記重送枚数判定手段により所定枚数以上のシートの重送を検知した場合は、前記イレギュラーシート収容トレイに搬送し、所定枚数未満のシートの重送を検知した場合は、前記再分離手段に搬送するように制御することを特徴とする請求項15に記載のシート搬送装置。
  17. 前記再分離手段により再分離されたシートは前記イレギュラーシート検知手段の上流側に再給送されて再度重送しているかどうかが検知され、前記イレギュラーシート検知手段が前記再分離手段から再給送されたシートの重送を検知したときは、前記制御手段は、重送しているシートを前記イレギュラーシート収容トレイに搬送することを特徴とする請求項14乃至請求項16のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  18. 画像形成されたシートに積み重ねるためのインサート用シートを収容するインサート用シート給送トレイを備え、画像形成されたシートと前記インサート用シート給送トレイから送り出されるインサート用シートとを積み重ねたシートセットを複数部作成するモードにおいて、1つのシートセット当たりで前記インサート用シートを複数枚挿入するために、1つのシートセットに使用するインサート用シートを順番に合わせて複数部のセットを作成して前記インサート用シート給送トレイに収容させて、シートセットの作成時に前記インサート用シート給送トレイからインサート用シートを順次給送するようにしたときに、前記イレギュラーシート検知手段によりインサート用シートの重送を検知した場合に、1つのシートセット当たりに挿入するインサート用シートの枚数が所定枚数より多いときには重送したシートを再分離手段へ搬送して順番を合わせて再給送し、1つのシートセット当たりに挿入するインサート用シートの枚数が所定枚数より少ないときには重送したシートを前記イレギュラーシート収容トレイへ搬送することを特徴とする請求項14乃至請求項17のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  19. 前記所定枚数を任意に設定可能としたことを特徴とする請求項18に記載のシート搬送装置。
  20. 前記イレギュラーシート検知手段により重送を検知したときに重送したシートを前記イレギュラーシート収容トレイに搬送するか、前記再分離手段に搬送するかを設定可能にしたことを特徴とする請求項14に記載のシート搬送装置。
  21. 前記イレギュラーシート検知手段は、重送、角折れ、斜行のうち少なくとも1つを検知することを特徴とする請求項14に記載のシート搬送装置。
  22. 前記シート搬送手段は、積載されているシートから分離手段により一枚ずつ分離されて給送されるシートを搬送するものであり、前記シート搬送手段に設けられている前記再分離手段の分離能力を、前記分離手段の分離能力よりも高く設定したことを特徴とする請求項14乃至請求項21のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  23. 画像形成装置で画像が形成されたシートに積み重ねるインサート用シートを収容するインサート用シート給送トレイと、
    前記インサート用シート給送トレイから給送されるインサート用シートを搬送するための前記請求項14乃至請求項22のいずれか1項に記載のシート搬送装置と、
    を備えたことを特徴とするインサータ。
  24. シートに画像を形成する画像形成部及び前記画像形成部に供給するシートを収容するための画像形成用シート給送トレイを備えた画像形成装置本体と、
    前記請求項23に記載のインサータと、
    を備え、前記画像形成装置本体を前記インサータに連結し、前記インサータに配置した前記シート搬送装置により前記画像形成部で画像形成されたシート及び前記インサート用シート給送トレイから給送されるインサート用シートを搬送することを特徴とする画像形成装置。
  25. 前記画像形成装置本体内での前記画像形成部で画像形成されたシートの搬送面と前記インサータ内での前記シート搬送手段によるシートの搬送面とが略水平な同一面上に設けられたことを特徴とする請求項24に記載の画像形成装置。
  26. シートに画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部に供給するシートを収容する画像形成用シート給送トレイと、
    画像形成されてくるシートに重ねるためのインサート用シートを収容するインサート用シート給送トレイと、
    前記画像形成用シート給送トイレから給送され前記画像形成部で画像を形成されたシート及び前記インサート用シート給送トレイから給送されるインサート用シートを搬送するための前記請求項14乃至請求項22のいずれか1項に記載のシート搬送装置と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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