JP2004050840A - スクリーン印刷による表示体 - Google Patents

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【課題】プラスチック等の透明板にぼかし面を施した表示体を各種のパッケージやファイルや看板等に利用する際、十分なぼかし効果を得ることができ、かつぼかし面の内部に文字や図柄を容易に描くことができるようにしたスクリーン印刷による表示体を提供する。
【解決手段】透明板1にぼかし面8を施してパッケージ2やファイルや看板等に利用してなる表示体において、ぼかし面8は透明板1の表面にスクリーン印刷によって線条の凹凸7を所定ピッチで形成してなり、ぼかし面8における線条の凹凸7の盛り量を変えることによってぼかし効果の度合いを調整すると共に、ぼかし面8に線条の凹凸7を施さないことによる非凹凸部12を形成することにより所定の文字や図柄を表現するようにした。
【選択図】図2

Description

 本発明は、プラスチック等の透明板にぼかし面を施した表示体を各種のパッケージやファイルや看板等に利用するようにしたスクリーン印刷による表示体に関する。
 従来から、プラスチック等の透明板を用いて各種のパッケージやファイル、或いはホルダー、さらには看板等に利用することが行われている。このような透明板の使用において、用途や意匠性の要求から、この透明板にぼかし面を施すことがある。
 例えば、化粧品のパッケージの場合、耐水性を要求されることもあり、プラスチック等による薄厚の透明板を用いて箱体を形成し、この箱体の内部に化粧品を収容するようにしている。
 ところで、プラスチック等の透明板を化粧品等のパッケージに使用する場合、所定箇所にぼかしを施して、パッケージに清潔なイメージや高級感を現すようにしたものがある。
 従来、このようなぼかしを施す方法として、オフセット印刷を用いて線条の凹凸を施すことも可能であるが、この場合、2〜3ミクロンの盛り量しか得られず、十分なぼかし効果を得ることができず、また耐候性に劣るという問題点があった。
 また、上記のように線条の凹凸を有する表示体を形成するために押出し成型を用いた場合、ぼかし面の面内に文字や図柄を表現することが不可能であるという問題がある。
 さらに、金型押圧成型を用いた場合、ぼかし面の面内に文字や図柄を表現することは可能であるが、それらの文字や図柄に着色を施すことは一発成型では不可能であり、別途加工が必要になるという不都合が生じる。
 さらに、従来から、透明プラスチック板に視線の変位に伴って表示した文字や図柄が移動変位する表示体が存在する。このような表示体は、例えば、特許文献に記載の発明のように、紙等のシート表面に可変画素と通常の図柄を印刷した図柄シート上に合成樹脂製のレンチキュラーレンズを重ねてなる画像表示体を構成したものであるが、レンチキュラーレンズのラインと図柄シートとを組み合わす作業が必要であって、しかもレンチキュラーレンズの成形加工と図柄シートの作成とは作業工程において連続性がないため、制作コストが割高になるという問題点があった。
特開昭61−249787号公報(第1頁)
 本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、プラスチック等の透明板にぼかし面を施した表示体を各種のパッケージやファイルや看板等に利用する際、十分なぼかし効果を得ることができ、かつぼかし面の内部に文字や図柄を容易に描くことができるようにしたスクリーン印刷による表示体を提供することを目的とする。
 また、本発明は、プラスチック等の透明板に施したぼかし面に視線の変位に伴って文字や図柄が移動変化する表示体を各種のパッケージやファイルや看板等に容易に利用することができるようにしたスクリーン印刷による表示体を提供することを目的とする。
 上記の目的を達成するために、本発明における請求項1のスクリーン印刷による表示体は、透明板にぼかし面を施してパッケージ2やファイルや看板等に利用してなる表示体において、前記ぼかし面は前記透明板の表面にスクリーン印刷によって線条の凹凸を所定ピッチで形成してなり、前記ぼかし面における線条の凹凸の盛り量を変えることによってぼかし効果の度合いを調整すると共に、前記ぼかし面に前記線条の凹凸を施さないことによる非凹凸部を形成することにより所定の文字や図柄を表現するようにしたことを特徴とする。
 また、本発明における請求項2のスクリーン印刷による表示体は、請求項1記載の発明において、前記スクリーン印刷による線条の凹凸に着色を施すことにより、前記ぼかし面に着色を施すようにしたことを特徴とする。
 また、本発明における請求項3のスクリーン印刷による表示体は、請求項1又は2記載の発明において、前記非凹凸部にスクリーン印刷による着色を施したことを特徴とする。
 また、本発明における請求項4のスクリーン印刷による表示体は、請求項1、2又は3記載の発明において、前記透明板の表面にスクリーン印刷によって線条の凹凸を施してなるぼかし面の裏面に、スクリーン印刷によって大小複数の文字や図柄を順次側方にずらした状態で前記線条の凹凸と同一ピッチの線条に設け、かつ各々の文字や図柄の線条を上方又は下方に若干ずらして表示することにより、視線の変位に伴って文字や図柄が複数に画面変化するようにしたことを特徴とする。
 さらに、本発明における請求項5のスクリーン印刷による表示体は、請求項1、2、3又は4記載の発明において、前記ぼかし面を形成するために、前記スクリーン印刷とその他の印刷との組合せによって前記透明板の表面に線条の凹凸を所定ピッチで形成したことを特徴とする。
 本発明のスクリーン印刷による表示体は、ぼかし面は透明板の表面にスクリーン印刷によって線条の凸部を所定ピッチで形成してなり、ぼかし面における線条の凹凸の盛り量を変えることによってぼかし面の度合いを調整すると共に、ぼかし面に線条の凹凸を施さないことによる非凹凸部を形成することにより所定の文字や図柄を表現するようにしたため、プラスチック等の透明板にぼかし面を施した表示体を各種のパッケージやファイルや看板等に利用する際、十分なぼかし効果を得ることができ、凹凸形成部と非形成部(平坦部)とを触れたときの感触の相違が明瞭に感じられ、且つぼかし面の内部に文字や図柄を容易に描くことが可能となる。
 また、線条の凹凸を施したぼかし面の裏面に、スクリーン印刷によって大小複数の文字や図柄を順次側方にずらした状態で線条の凹凸と同一ピッチの線条に設け、かつ各々の文字や図柄の線条を上方又は下方に若干ずらして表示することにより、両面ともスクリーン印刷を用いて、視線の変位に伴って文字や図柄が複数に画面変化する表示体を得ることができ、この表示体を各種のパッケージやファイルや看板等に利用することによって、宣伝効果或いは意匠性を向上することができる。
 本発明による表示体の基材としては、塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、ABS樹脂、PP樹脂等のプラスチック透明板を用い、そのほかに、用途に応じてガラス製による透明板を用いることも可能である。
 本実施例の表示体は、図1及び図2に示すように、薄厚のプラスチック透明板1を用いて、これを化粧品のパッケージ2に適用した例を示すもので、図1はパッケージ2を組立てる前の展開状態を示す平面図であり、図2はパッケージ2を組立てて上蓋3と下蓋4を開いた状態を示す斜視図である。
 図1に示すように、パッケージ2の展開形状は、プラスチック透明板1を打抜きによって形成したもので、該パッケージ2は四側面5と糊面6と上蓋3と下蓋4とが備えられている。
 パッケージ2の四側面5には線条の凹凸7を形成することによるぼかし面8が形成され、該ぼかし面8の面内には、例として「ABC」の文字9が透明或いは着色状態で表示され、さらにパッケージ2の背面下部に相当する部位にはスクリーン印刷によってやや透明である白色面10が施され、該白色面の上にパッケージ2の内容物の説明書き11が表示されている。
 また、パッケージ2の上蓋3はプラスチック透明板1を非加工で用いた透明部とし、下蓋4はスクリーン印刷によって薄い白色を施した半透明部としてある。
 このようなパッケージ2において、四側面5におけるぼかし面8は、図3に示すように、被印刷物であるプラスチック透明板1の表面に透明インキ(又は透明に近い着色インキ)を用いたスクリーン印刷によって線条の凹凸7を所定ピッチで配列してなり、このぼかし面8の面内に上記の凹凸7を施さないことによる非凹凸部12(例として「ABC」の文字9)を形成することにより所定の文字や図柄を表現するようにしている。
 ここで、上記のパッケージ2におけるぼかし面8の形成方法について説明すると、原稿(版下)からポジフィルムを作成する際、ぼかし面を形成すべき部分を黒化部(非透光部)とし、ぼかし面の面内に形成すべき「ABC」の文字部分は、黒化部の面内に透光可能な部分として形成しておく。
 一方、感光乳剤を調整してスクリーン(紗)にコーティングする。このスクリーンはポリエステル100〜420メッシュを使用する。次いで、コーティング面の所定箇所に上記のポジを仮固定し、焼付機で紫外線を通常より長い約20分間照射すると、感光部は硬化して堅固な版膜を形成する。これを、水噴射等で水洗すると、非感光部は洗浄水によって除去される。
 かくして、透明部として残すべき上蓋、下蓋、及び非凹凸部の「ABC」の文字についてはレジスト(版膜)が形成され、ぼかし面となる線条の凹凸を形成する部分はレジストのない部分として刷版が形成される。
 この刷版を被印刷体であるプラスチック透明板に位置合わせして取り付ける。次いで、スキージ角度及びスキージ圧を調整した後、刷版上に粘度を調整したインクを供給し、スキージでインクを加圧摺動させることにより、プラスチック透明板の表面に線条の凹凸が形成され、これがぼかし面となる。
 上記のスクリーン印刷において、ぼかし面の面内の「ABC」の文字に対してはレジストが設けられているため、ここには線条の凹凸が形成されず、プラスチック透明板の元の透明を保つこととなる。
 なお、図1に示すように、ぼかし面8の面内の非凹凸部12に着色インキをスクリーン印刷することによって、上記の「ABC」の文字9に着色を施すことも可能である。
 本発明においては、上記のように透明或いは着色を施した文字9或いは図柄の周辺に線条の凹凸7をスクリーン印刷によって形成したぼかし面8とし、そのぼかし効果を上げるために、線条の凹凸7の盛り量を確保するほか、線条の凹凸7のピッチを狭めることが要求される。
 このため、本発明においては、上記のスクリーン印刷において、感光乳剤の塗布厚さによって線条の凹凸7の盛り量を5〜300ミクロンの範囲で調整するようにしている。このような線条の凹凸7の盛り量を得るには、インクを所定の粘度に確保する必要がある。そこで、インキとしては、紫外線硬化型で感光性樹脂と感光性モノマーとを1対1の割合で配合すると共に、光重合開始剤を2%混入した後、これを2日間放置してアメ状の粘度に安定化させたものを使用するようにしている。
 なお、このアメ状の粘度とは、作業を行なう室内温度等によってばらつきがあるが、実際のスクリーン印刷においては、20dpa・s〜600dpa・sの範囲の粘度で実施可能である。
 また、上記のスクリーン印刷において、製版上で感光乳剤の塗布厚さを調整することによって線条の凹凸7の盛り量を5〜300μmの範囲で調整するようにしてもよい。また、インクの塗布厚さによって線条の凹凸7の盛り量を5〜300μmに調整するようにしてもよい。
 また、スクリーン印刷に使用するスキージの硬度は90°が最適であり、印刷時の角度は45度を保つようにし、これに所定圧力をかけることによってインクをスクリーン刷版の微細な孔からプラスチック透明板に落とすようにしている。
 また、本発明によると、図3に示すように、線条の凹凸7のピッチは、例えば凸幅(凸部7bの幅d2)が0.5mmに対して凹幅(凹部7aの幅d1)が0.05mmのもの、さらにはそれよりも狭い、凸幅が0.4mmに対して凹幅が0.04mm等のものを得ることができ、従来は凸幅1mm、凹幅1mmの線条凹凸が普通であったのに比較すると、本発明による線条の凹凸7によるぼかし効果は多大に改善されたものとなる。
 上記の実施例は化粧品を収容するパッケージについて説明したが、本発明のスクリーン印刷による表示体は、他の用品や看板等にも広く使用することができる。例えば、図4に示すファイル13に使用した場合、プラスチックシートによるファイル13の表面に上記と同様の線条の凹凸7を形成し、これをぼかし面8とすると共に、上記と同様の方法により、ぼかし面8の面内に非凹凸部(2匹のクマの図柄)12を形成する。
 また、図5に示すように、プラスチック透明板1の表面に線条の凹凸7を所定ピッチで形成すると共に、その裏面において、表面の線条の凹凸7と同ピッチでややずらした位置に、スクリーン印刷によって線条の凸部14を形成すると、ぼかし面8の面内に文字や図柄が見えたり、見えなかったりするという表示を得ることができる。
 これは、プラスチック透明板1の表面に形成された線条の凹凸7の有する屈折率により、裏面の線条の凸部14が見えたり見えなかったりすることによって生じる現象である。例えば、図4のぼかし面8の裏面に図柄の線条14で星の形状を描いておくと、図4のように何も見えない状況から、視線の角度を変えることによって、図5に示すように、星の形状が見える状況へと変化する。
 上記の透明板1に形成した線条の凹凸7によるぼかし面8を利用して、複数の異なる図柄を視線の変位によって画面変化するようにした表示体を形成することができる。
 このため、図7(a)〜(c)に示すように、上記のプラスチック透明板1の表面にスクリーン印刷によって線条の凹凸7を施してなるぼかし面8の裏面に、スクリーン印刷によって大小複数の文字や図柄を順次側方にずらした状態で線条の凹凸7と同一ピッチの線条に設け、かつ各々の文字や図柄の線条15、16、17を上方又は下方に若干ずらして表示することにより、視線の変位に伴って文字や図柄が複数(本実施例は3画面)に画面変化するようにした表示体を形成する。
 即ち、図7(a)〜(c)に示すように、プラスチック透明板1の裏面に、大小径が異なる複数の菱形図柄を順次側方にずらした状態で、線条の凹凸7と同一ピッチの線条に設けると共に、その各線条は太さ0.3mmで、1.5mmピッチにスクリーン印刷したものである。それに両者は同一ピッチで自由に変えることができるが、ピッチ幅はなるべく小さいほうが望ましい。
 また、例えば、「ABC」の文字を、視線の変位によって5画面に変化する表示体とするには、以下の工程に従うとよい。
 (1)図8(a)〜(e)に示すように、「ABC」の文字を10%ずつ拡大して、全部で5通りの大きさの異なる「ABC」の文字を描く。
 (2)次いで、図9に示すように、図8の夫々の文字をラインで作り変える。このとき、ラインの太さは例えばP1=0.3mmとし、ピッチ(ラインの間隔)をP2=1.5mmとする。
 (3)そして、図10に示すように、図8の(a)〜(e)のようにライン化した文字を合成する。このとき、(a)のラインの左端からピッチP3=10mmだけ離して(b)のラインが載るようにし、これを(b)から(e)まで続け、1本のラインとする。その後にお互いにダブったラインを0.1mm以下に下げる。これによって(a)〜(e)の5本のラインに段差が生じる。
 上記の(1)〜(3)は写真製版によって作成してフィルムを作り出すことができる。なお、この作業はパソコンを利用して、(1)〜(3)を写真製版と同様にすることにより、作成することが可能である。
 フィルムができたところで刷版をする。スクリーン印刷法の印刷ではポリエステル100〜420メッシュを使用して焼き付けをする。
 なお、本発明においては、ぼかし面を形成するために、上記のスクリーン印刷とその他の印刷との組合せによって透明板の表面に線条の凹凸を所定ピッチで形成することも可能である。スクリーン印刷以外の印刷としては、例えば周知のグラビア印刷やオフセット印刷を用いることができる。
 また、スクリーン印刷用インクと他の印刷(例えば、グラビア印刷またはオフセット印刷)用インクの互いの特性を利用することで、透明板の表面に線条の凹凸を形成することができる。具体的には、透明板の表面にスクリーン印刷によってベタ印刷し、その上に他の印刷(例えば、グラビア印刷またはオフセット印刷)で線条の凹凸を形成することで、スクリーン印刷用インクがはじかれて隆起のある凹凸を形成することができる。
 さらに、スクリーン印刷において、インクの塗布量を調整することによって、5〜300μmの線条の凹凸を形成することが可能である。
 本発明のスクリーン印刷による表示体によれば、プラスチック等の透明板にぼかし面を施した表示体を各種のパッケージやファイルや看板等に利用することができる。その際、線条の凹凸の高さ(厚さ)によって十分なぼかし効果を得ることができ、凹凸形成部と非形成部(平坦部)とを触れたときの感触の相違が明瞭に感じられ、且つぼかし面の内部に文字や図柄を容易に描くことが可能となる。
 また、視線の変位に伴って文字や図柄が複数に画面変化する表示体を得ることができ、この表示体を各種のパッケージやファイルや看板等に利用することによって、宣伝効果或いは意匠性を向上することができる。
本発明による表示体(例としてパッケージ)を組立てる前の展開状態を示す平面図である。 本発明による表示体(例としてパッケージ)を組立てて上蓋と下蓋を開いた状態を示す斜視図である。 本発明による表示体の断面図である。 本発明による実施例2(例としてファイル)の平面図である。 本発明による実施例2(例としてファイル)の断面図である。 本発明による実施例2(例としてファイル)であって、ぼかし面の面内に設けた図柄が見える方向から見た平面図である。 (a)は本発明による実施例3の断面図、(b)は表面図、(c)は裏面図である。 本発明による実施例4の刷版を作成するための説明図である。 本発明による実施例4の刷版を作成するための説明図であり、文字のライン化を示す図である。 本発明による実施例4の刷版を作成するための説明図であり、ライン化した文字を合成している図である。
符号の説明
 1…プラスチック透明板
 2…パッケージ
 3…上蓋
 4…下蓋
 5…四側面
 6…糊面
 7…線条の凹凸
 7b…凸部
 7a…凹部
 8…ぼかし面
 9…文字
 10…白色面
 11…説明書き
 12…非凹凸部
 13…ファイル
 14、15、16、17…図柄の線条

Claims (5)

  1.  透明板にぼかし面を施してパッケージやファイルや看板等に利用してなる表示体において、前記ぼかし面は前記透明板の表面にスクリーン印刷によって線条の凹凸を所定ピッチで形成してなり、前記ぼかし面における線条の凹凸の盛り量を変えることによってぼかし効果の度合いを調整すると共に、前記ぼかし面に前記線条の凹凸を施さないことによる非凹凸部を形成することにより所定の文字や図柄を表現するようにしたことを特徴とするスクリーン印刷による表示体。
  2.  前記スクリーン印刷による線条の凹凸に着色を施すことにより、前記ぼかし面に着色を施すようにしたことを特徴とする請求項1記載のスクリーン印刷による表示体。
  3.  前記非凹凸部にスクリーン印刷による着色を施したことを特徴とする請求項1又は2記載のスクリーン印刷による表示体。
  4.  前記透明板の表面にスクリーン印刷によって線条の凹凸を施してなるぼかし面の裏面に、スクリーン印刷によって大小複数の文字や図柄を順次側方にずらした状態で前記線条の凹凸と同一ピッチの線条に設け、かつ各々の文字や図柄の線条を上方又は下方に若干ずらして表示することにより、視線の変位に伴って文字や図柄が複数に画面変化するようにしたことを特徴とする請求項1、2又は3記載のスクリーン印刷による表示体。
  5.  前記ぼかし面を形成するために、前記スクリーン印刷とその他の印刷との組合せによって前記透明板の表面に線条の凹凸を所定ピッチで形成したことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載のスクリーン印刷による表示体。

     
     
     
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