JP2004049875A - 製パン機及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】オーブン室及び部品室が形成されている本体と、オーブン室内に所定の離隔距離をおいて平行に設けられ、正逆回転しながら製パン材料が受容されたミックスバックの両端部が巻き取られる一対の捏ねドラムと、部品室内に設けられ、捏ねドラムを正逆回転させるドラム駆動部とを有する製パン機及びその制御方法に関する。本製パン器は、一対の捏ねドラムのうち少なくともいずれか一つの回転位置を感知する回転位置感知部と;捏ねドラムの所定の回転時間の間、回転位置感知部で感知された回転位置による回転量を貯蔵し、捏ねドラムの次の回転時間の間、回転位置感知部で感知された回転位置による回転量と貯蔵された回転量とを比較して、その誤差が許容範囲を外れる時、ドラム駆動部の運転を停止させる制御部と;を含むことを特徴とする。
【選択図】 図5
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、製パン機及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常に、パンは、小麦粉、砂糖及びイースト等の材料を準備し、これらをこねて、発酵した後、焼きあがる等の複雑な過程を通じて作り上げる。従って、一般人が家庭で直接にパンを作るというのは、とても複雑な仕事であり、また、満足なパンを作るというのもずいぶん難しいことである。
【0003】
従って、一般人も容易にパンを作ることができるように、材料の捏ね、発酵及び焼きあがりの過程を自動的に行って、ユーザーに出来上がったパンを提供する製パン機が、今まで様々な形態で開発されてきている。
【0004】
このような製パン機のなかで、ある製パン機は、オーブン室の上下部に相互平行に設けられて、正逆回転する一対の捏ねドラム、両捏ねドラムのあいだに介されるベーキング筒、オーブン室の内部を加熱する加熱器及びバーコードスキャナー等を備えている(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】
韓国特許第1991−10203号公報
【0006】
この製パン機は、小麦粉及び水等のパン材料が受容されているミックスバックの両端部を捏ねドラムに巻き取った後、運転を始まって所定の時間のあいだミックスバックを上下に移動させることにより、ミックスバック内の材料を捏ねる。また、捏ね過程が出来上がると、ミックスバックが下部捏ねドラムに完全に巻き取られて、上部捏ねドラムから自動離脱され、ベーキング筒の内には捏ねられた材料だけが残る。その次、加熱器がオーブン室の内部を加熱して、捏ねられた材料を所定時間のあいだ発酵及び焼きあがることにより、ベーキング筒の内でパンが出来上がる。
【0007】
この時、このような一連の製パン過程は、ミックスバックに付いたバーコード(材料に従う捏ね時間、発酵時間、ベーキング時間等の製パンプログラムが含まれ)を、バーコードスキャナが判読して制御部に伝達し、制御部では判読されたバーコードの情報に従って捏ねドラム及び加熱器等の機器の運転を制御することにより行われる。
【0008】
ところが、このような従来の製パン機においては、ミックスバックを上下運動させることにより捏ねる時に、上部ドラムまたは下部ドラムで、捏ね中にドラムの過回転(Over Run)、ミックスバックの破損及びミックスバックの未装着等により、ドラムの内からミックスバックを離脱する時に、部品が破損されたり電気回路が損傷されたりする恐れがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、前述した問題点を解決するため、ミックスバックの誤装着によって、内部部品が破損されたり製品が損傷されたりすることを未然に防止することができる製パン機及びその制御方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の主たる観点によれば、オーブン室及び部品室が形成されている本体と、前記オーブン室の内に所定の離隔距離をおいて平行に設けられて、正逆回転しながら製パン材料が受容されたミックスバックの両端部が巻き取られる一対の捏ねドラムと、前記部品室内に設けられて、前記捏ねドラムを正逆回転させるドラム駆動部と、を有する製パン機において、前記一対の捏ねドラムのうち少なくともいずれか一つの回転位置を感知する回転位置感知部と;前記捏ねドラムの所定の回転時間の間、前記回転位置感知部で感知された回転位置による回転量を貯蔵し、前記捏ねドラムの次の回転時間の間、前記回転位置感知部で感知された回転位置による回転量と前記貯蔵された回転量とを比較して、その誤差が許容範囲を外れる時、前記ドラム駆動部の運転を停止させる制御部と;を含むことを特徴とする製パン機が提供される。
【0011】
ここで、前記回転位置感知部は、前記捏ねドラムの回転軸に設けられて回転し、円板面の外周面から半径方向のの外側に延長形成された少なくとも一つの感知突起を有する回転ディスクと、前記回転ディスクに光信号を走査して前記光信号と前記感知突起との接触時、感知信号を出力する回転ディスク感知センサーと、を含むことが好ましい。
【0012】
前記回転ディスクは、単一の感知突起を有する第1回転ディスクと、外周面に相互等間隔で離隔形成された複数の感知突起を有する第2回転ディスクと、を有することが効果的である。
【0013】
ここで、前記回転ディスク感知センサーは、発光部と、前記回転ディスクの外周面をあいだにおいて、前記発光部と対向するように設けられる受光部を有するパルス発生器であり;前記パルス発生器は、前記回転ディスクの感知突起が前記発光部と前記受光部とのあいだを通過する時、パルス信号を出力することが好ましい。
【0014】
前記制御部は、前記パルス信号が貯蔵されるメモリを有し、前記メモリに貯蔵されたパルス信号と、前記パルス発生器から出力されるパルス信号の幅の誤差と、を比較することが好ましい。
【0015】
上記課題を解決するため、本発明の他の観点によれば、オーブン室及び部品室が形成されている本体と、前記オーブン室の内に相互所定の離隔距離をおいて平行に設けられて、正逆回転しながら製パン材料が受容されたミックスバックの両端部が巻き取られる一対の捏ねドラムと、前記部品室の内に設けられて、前記捏ねドラムを正逆回転させるドラム駆動部と、を有する製パン機の制御方法において、前記捏ねドラムの所定の時間のあいだの回転量を感知する段階と;前記感知された回転量を貯蔵する段階;前記捏ねドラムの次の回転時間の間に感知される回転量と前記貯蔵された回転量とを比較する段階と;前記回転量の比較結果、その誤差が許容範囲を外れる場合に、前記ドラム駆動部の動作を停止させる段階と;を含むことを特徴とする製パン機の制御方法が提供される。
【0016】
ここで、前記捏ねドラムの回転と連動し、外周面に等間隔で離隔形成された複数の感知突起を有する回転ディスクと、前記回転ディスクの回転時に前記感知突起を感知してパルス信号を出力する回転ディスク感知センサーと、を含み;前記回転量を貯蔵する段階は、前記捏ねドラムが一回転する間に前記回転ディスク感知センサーから出力されるパルス信号を貯蔵することが好ましい。
【0017】
前記回転量を比較する段階は、前記パルス信号のパルス幅を比較することが効果的である。
【0018】
前記回転量の比較結果、その誤差が許容範囲を外れる場合、エラーメッセージを表示する段階をさらに含むことにより、ユーザが異常状態を容易に見られることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図面を参照して、本発明に対して詳細に説明する。
【0020】
図1は本発明による製パン機の斜視図であり、図2は図1の部品室領域を切取って拡大した斜視図であり、図3は図2の要部分解斜視図である。この図面に示すように、本発明による製パン機は、オーブン室10及び部品室20が形成されている本体1と、本体1の前方に設けられて、オーブン室10の前面開口を開閉するドア3と、本体1の前方の一の側に設けられて、機器の運転状態を表示する運転表示パネル部5と、を有する。
【0021】
オーブン室10の内側の上部及び下部には、製パン材料が受容された図4のミックスバック7の両方の把持部8を所定の長さに巻き取る上部捏ねドラム11と下部捏ねドラム13とが相互平行に正逆回転可能に設けられている。上部捏ねドラム11と下部捏ねドラム13との間のオーブン室10の下部には、捏ねられた材料が受容される製パントレイ15が設けられている。
【0022】
この製パントレイ15は、相互対称される‘L’字状の第1トレイ15aと第2トレイ15bとの相互結合により、上向き開口された筒形状からなっている。また、製パントレイ15と上部捏ねドラム11との間のオーブン室10の上部には、ミックスバック7内で捏ねられる材料が製パントレイ15の上部領域から離脱されないように、一対の捏ね係止部材17が設けられている。
【0023】
また、オーブン室10の後壁面の上部及び下部と、オーブン室10に向くドア3の背面の上部及び下部と、には、オーブン室10の内部を加熱する製パンヒーター19が設けられている。
【0024】
部品室20は、オーブン室10の一方に形成される第1部品室21と、オーブン室10の後方領域に形成される第2部品室23と、を含む。第1部品室21内には、上部捏ねドラム11及び下部捏ねドラム13を正逆回転させるドラム駆動部25が設けられている。第2部品室23には、上部捏ねドラム11及び下部捏ねドラム13に巻き取られるミックスバック7の表面に付いたバーコード9を判読するバーコードスキャナ29が設けられている。
【0025】
ドラム駆動部25は、下部捏ねドラム13を回転させる駆動モータ26と、下部捏ねドラム13と上部捏ねドラム11との回転軸28を連結して、相互連動させる連動ベルト27と、を有している。また、バーコードスキャナ29は、上部捏ねドラム11の外周面に接触及び離隔されるように設けられている。
【0026】
一方、本発明による製パン機は、一対の捏ねドラムのうち少なくともいずれか一つの回転位置を感知する回転位置感知部40と、回転位置感知部40で感知された捏ねドラムの回転位置信号が所定の許容範囲を外れた場合、ドラム駆動部25の運転を停止させる後述する制御部70と、を含む。
【0027】
回転位置感知部40は、上部捏ねドラム11の回転軸28に結合される回転ディスク41と、部品室20の内で回転ディスク41と隣接に設けられて、回転ディスク41の回転状態を感知して、パルス信号を出力する回転位置感知センサー61と、を有している。
【0028】
この回転ディスク41には、上部捏ねドラム11の一回転信号を回転位置感知センサー61に伝達する第1回転ディスク36と、上部捏ねドラム11の一回転以下の回転信号を回転位置感知センサー61に伝達する第2回転ディスク37と、を含む。
【0029】
第1回転ディスク36は、円板部材43からなって、第2回転ディスク37と所定の間隔をおいて、中央が上部捏ねドラム11の回転軸28に結合されている。円板部材43は、外周面から半径方向外側に延長形成された単一の感知突起44を有している。これにより、上部捏ねドラム11の回転に連動して、第1回転ディスク36の一回転信号が回転位置感知センサー61に伝達される。
【0030】
第2回転ディスク37は、円板部材47からなっており、中央が上部捏ねドラム11の回転軸28に結合されるように軸結合部46を有している。また、円板部材47は、縁部に周り方向に沿って相互等間隔に配置された複数の凹溝49及び突起48により二十四個の感知突起が形成されており、第1回転ディスク36の感知突起は、第2回転ディスク37の複数の凹溝49のうち、いずれか一つの凹溝49を遮断するように設けられている。
【0031】
回転位置感知センサー61は、捏ねドラム11が一回転する間に第1回転ディスク36の感知突起44を感知して1つのパルスを出力する第1回転ディスク感知センサー63と、第2回転ディスク37の24つの感知突起48を感知して、24つのパルスを出力する第2回転ディスク感知センサー65と、を有する。これにより、第1回転ディスク感知センサー63で一つのパルスを出力する間に、第2回転ディスク感知センサー65では24つのパルスを出力する。
【0032】
第1回転ディスク感知センサー63及び第2回転ディスク感知センサー65は、それぞれ第1回転ディスク36と第2回転ディスク37に向いて、赤外線等のセンシング信号を走査する走査部63a、65aと、第1回転ディスク36及び第2回転ディスク37の周縁部を間において走査部63a、65aと対向するように設けられて走査部63a、63bから走査されるセンシング信号が伝達される受光部63b、65bを有するパルス発生器である。
【0033】
第1回転ディスク感知センサー63は、第1回転ディスク36が1回転する間に走査部63aで走査されるセンシング信号が受光部63b側に伝達及び遮断される信号を感知して上部捏ねドラム11が1回転される時間を周期としてパルス信号を出力する。
【0034】
第2回転ディスク感知センサー65は、走査部65aで走査されるセンシング信号が第2回転ディスク37の凹溝49の区間と突起48の区間でそれぞれ一定の周期で受光部65b側に伝達及び遮断される信号を感知して、上部捏ねドラム11が1回転する時間のあいだに24つのパルス信号を出力する。
【0035】
回転位置感知センサー61の第1回転ディスク感知センサー63と第2回転ディスク感知センサー65とから出力されるパルス信号は、制御部70に伝達され、制御部70はこれに基づいて上部捏ねドラム11の回転位置を認識する。これにより、制御部70は、捏ねる過程で上部捏ねドラム11及び下部捏ねドラム13を回転させるドラム駆動部25の駆動モータ26の運転を制御してミックスバック7の上下往復移動距離を正確に制御する。
【0036】
図5は図1の製パン機の制御ブロック図である。図面に示すように、本発明による製パン機の制御ブロックは、第1回転ディスク36の回転を感知する第1回転ディスク感知センサー63と、第2回転ディスク37の回転を感知する第2回転ディスク感知センサー65と、から出力されるパルス信号に基づいて捏ねドラムの異常状態を感知する制御部から構成される。
【0037】
制御部70は、第1回転ディスク36及び第2回転ディスク37が一回転する間に第1回転ディスク感知センサー63及び第2回転ディスク感知センサー65から出力されるパルス信号を内部の感知信号貯蔵メモリ71に貯蔵する。第1回転ディスク36及び第2回転ディスク37の制御部は、次の回転時に第1回転ディスク感知センサー63及び第2回転ディスク感知センサー65から出力されるパルス信号が感知信号貯蔵メモリ71に貯蔵されたパルス信号と比較して、パルス幅の誤差が許容範囲を外れる場合に、異常状態と判断して、駆動モータ26の動作を停止させる。また、異常状態の発生時に、製パン機の外部ケーシングに設けられた運転表示パネル部5の表示部に異常状態を表示して、ユーザが容易に分かるようにする。
【0038】
図6は図1の第1回転ディスク感知センサー63及び第2回転ディスク感知センサー65から出力される回転信号の波形図である。図面に示すように、上部捏ねドラム11の回転時に第1回転ディスク36及び第2回転ディスク37の回転状態を感知する回転ディスク感知センサー63、65は、一定の周期にパルス信号を出力する。ここで、第1回転ディスク36は、単一の感知突起を有し、第2回転ディスク37は24つの感知突起を有することにより、第1回転ディスク感知センサー63でパルス信号が発生した後、次のパルス信号が発生する1周期のあいだに第2回転ディスク感知センサー65では24個のパルス信号が発生する。
【0039】
定常捏ねの時、第1回転ディスク36を感知した第1回転ディスク感知センサー63の受光部63b、65bから出力されるパルス信号の幅は、約‘1ms’である。しかし、ミックスバックが下部捏ねドラム13から離脱される場合、ミックスバックの負荷により上部捏ねドラム11の回転が抑制されて駆動モータに過負荷がかかって受光部63b、65bから出力されるパルス信号のパルス幅は、定常の捏ねの時に比べて大きくなる。即ち、上部捏ねドラム11の回転がのろくなることにより、第1回転ディスク36及び第2回転ディスク37の回転動作がのろくなって、パルス信号のパルス幅が長くなる。ここで、第1回転ディスク感知センサー63及び第2回転ディスク感知センサー65で発生したパルス信号のパルス幅は、駆動モータ26にかかる負荷を意味するので、パルス幅が長くなるほど、駆動モータ26には過電流が流れて駆動モータが損傷される恐れがある。
【0040】
図5の制御ブロック図に基づいて本発明による製パン機の制御方法を説明すると次の通りである。図7に示すように、まず、上部捏ねドラム11が一回転する間に第2回転ディスク37から出力されるパルス信号を感知して(S1)、感知された回転量を感知信号貯蔵メモリ71に貯蔵する(S3)。上部捏ねドラム11がさらに一回転する間に第2回転ディスク感知センサー63から出力されるパルス信号を感知して(S5)、感知信号貯蔵メモリ71に貯蔵されたパルス信号と比較する。比較結果、パルス幅(回転量)の誤差が許容範囲を外れる場合(S7)、ミックスバックが誤装着された異常状態と判断し、駆動モータ26も印加される電流を遮断して動作を停止させる(S9)。また、感知した異常状態をユーザが容易に分かるように、運転表示パネル5の表示部にエラーメッセージを表示する(S11)。
【0041】
ここで、前述した実施形態では、捏ねドラムの回転量を回転ディスクに設けられた感知突起により感知することについて説明したが、回転ディスクに所定の間隔をおいて形成された複数の貫通孔を設けて、貫通孔を通過した光信号を回転感知センサーの受光部で受領して出力されるパルス信号に基づいて回転量を検出するように構成することもできる。
【0042】
このような構成により、ミックスバックを上下運動することにより捏ねる時に、上部ドラムまたは下部ドラムで、捏ね中にドラムの過回転(Over Run)、ミックスバックの破損及びミックスバックの未装着等により、ドラムの内からミックスバックを離脱する時に、部品が破損されたり製品が損傷されることを未然に防止することができる。
【0043】
以上、本発明に係る好適な実施の形態について説明したが、本発明はかかる構成に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術思想の範囲内において、各種の修正例および変更例を想定し得るものであり、それらの修正例および変更例についても本発明の技術範囲に包含されるものと了解される。
【0044】
【発明の効果】
前述したように、本発明によると、ミックスバックの誤装着による内部部品の破損及び製品の損傷を未然に防止することができる製パン機及びその制御方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による製パン機の斜視図である。
【図2】図1の部品室領域を切取って拡大した斜視図である。
【図3】図2の要部分解斜視図である。
【図4】本発明による製パン機に使用されるミックスバックの斜視図である。
【図5】図1の製パン機の制御ブロック図である。
【図6】図3の回転感知センサーから出力されるパルス信号図である。
【図7】本発明による製パン機の制御方法のフローチャートである。
【符号の説明】
1 製パン機
10 オーブン室
11 上部捏ねドラム
13 下部捏ねドラム
15 製パントレイ
20 部品室
25 ドラム駆動部
26 駆動モータ
27 連動ベルト
28 回転軸
41 回転ディスク
61 回転位置感知センサー
70 制御部
Claims (9)
- オーブン室及び部品室が形成されている本体と、前記オーブン室の内に所定の離隔距離をおいて平行に設けられて、正逆回転しながら製パン材料が受容されたミックスバックの両端部が巻き取られる一対の捏ねドラムと、前記部品室内に設けられて、前記捏ねドラムを正逆回転させるドラム駆動部と、を有する製パン機において、
前記一対の捏ねドラムのうち少なくともいずれか一つの回転位置を感知する回転位置感知部と;
前記捏ねドラムの所定の回転時間の間、前記回転位置感知部で感知された回転位置による回転量を貯蔵し、前記捏ねドラムの次の回転時間の間、前記回転位置感知部で感知された回転位置による回転量と前記貯蔵された回転量とを比較して、その誤差が許容範囲を外れる時、前記ドラム駆動部の運転を停止させる制御部と;
を含むことを特徴とする製パン機。 - 前記回転位置感知部は、
前記捏ねドラムの回転軸に設けられて回転し、円板面の外周面から半径方向のの外側に延長形成された少なくとも一つの感知突起を有する回転ディスクと、前記回転ディスクに光信号を走査して前記光信号と前記感知突起との接触時、感知信号を出力する回転ディスク感知センサーと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の製パン機。 - 前記回転ディスクは、
単一の感知突起を有する第1回転ディスクと、
外周面に相互等間隔で離隔形成された複数の感知突起を有する第2回転ディスクと、を有することを特徴とする請求項2に記載の製パン機。 - 前記回転ディスク感知センサーは、発光部と、前記回転ディスクの外周面をあいだにおいて、前記発光部と対向するように設けられる受光部を有するパルス発生器であり;
前記パルス発生器は、前記回転ディスクの感知突起が前記発光部と前記受光部とのあいだを通過する時、パルス信号を出力することを特徴とする請求項2に記載の製パン機。 - 前記制御部は、前記パルス信号が貯蔵されるメモリを有し、前記メモリに貯蔵されたパルス信号と、前記パルス発生器から出力されるパルス信号の幅の誤差と、を比較することを特徴とする請求項4に記載の製パン機。
- オーブン室及び部品室が形成されている本体と、前記オーブン室の内に相互所定の離隔距離をおいて平行に設けられて、正逆回転しながら製パン材料が受容されたミックスバックの両端部が巻き取られる一対の捏ねドラムと、前記部品室の内に設けられて、前記捏ねドラムを正逆回転させるドラム駆動部と、を有する製パン機の制御方法において、
前記捏ねドラムの所定の時間のあいだの回転量を感知する段階と;
前記感知された回転量を貯蔵する段階;
前記捏ねドラムの次の回転時間の間に感知される回転量と前記貯蔵された回転量とを比較する段階と;
前記回転量の比較結果、その誤差が許容範囲を外れる場合に、前記ドラム駆動部の動作を停止させる段階と;
を含むことを特徴とする製パン機の制御方法。 - 前記捏ねドラムの回転と連動し、外周面に等間隔で離隔形成された複数の感知突起を有する回転ディスクと、前記回転ディスクの回転時に前記感知突起を感知してパルス信号を出力する回転ディスク感知センサーと、を含み;
前記回転量を貯蔵する段階は、
前記捏ねドラムが一回転する間に前記回転ディスク感知センサーから出力されるパルス信号を貯蔵することを特徴とする請求項6に記載の製パン機の制御方法。 - 前記回転量を比較する段階は、
前記パルス信号のパルス幅を比較することを特徴とする請求項7に記載の製パン機の制御方法。 - 前記回転量の比較結果、その誤差が許容範囲を外れる場合、エラーメッセージを表示する段階をさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の製パン機の制御方法。
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