JP2004049798A - 学習机 - Google Patents
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Abstract
【課題】1個の上置棚を机本体に上昇位置と下降位置に変位して取り付けできるようにして、低学年での使用に際しては机本体の天板より上方へ突出する上置棚の背丈を高くし、高学年での使用に際しては机本体の天板より上方へ突出する上置棚の背丈を低くする。
【解決手段】机本体1と上置棚10とを別体に形成し、上置棚10には棚板16,17を複数段設け、該上置棚10全体を机本体1における天板3の上面後部に載置して取り外し可能に取り付けたり、上置棚10を、その上下方向の中間部が机本体1の天板後部に位置した状態で取り外し可能に取り付けるようにする。
【選択図】 図4
【解決手段】机本体1と上置棚10とを別体に形成し、上置棚10には棚板16,17を複数段設け、該上置棚10全体を机本体1における天板3の上面後部に載置して取り外し可能に取り付けたり、上置棚10を、その上下方向の中間部が机本体1の天板後部に位置した状態で取り外し可能に取り付けるようにする。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は学習机に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、学童用の学習机において、その机の天板上面の後部に上置棚を天板に取り外し不能に固定した学習机や、天板上面の後部に上置棚全体を取り外し可能に付設し、上置棚の不使用時にはその上置棚全体を机から完全に取り外して使用しないようにした学習机が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、学習机においては、低学年での使用に際しては、机の天板上面の後部に複数段の棚板を有する背丈の高い上置棚を設けることが望まれているが、高学年になると、上記の背丈の高い上置棚が圧迫感やこどもっぽい感じを与えることから、この上置棚を低くしたいか、或いは不要にするとともに天板上面を広く使いたいという要望がある。
【0004】
しかし、前記従来のように上置棚を天板に取り外し不能に固定した学習机においては、高学年になった場合に前記の要望に応えることができない。
【0005】
また、前記従来のように、上置棚を机から取り外すことができる学習机においては、高学年になったときに、その取り外した上置棚を、その上置棚の組立状態或いは分解状態で部屋に置くことは、これが邪魔になり、また、廃棄物として処分することも困難であり、結局、その上置棚の処分が困難で、その上置棚を付設したまま使用し続けることになり、上記の要望に応えられない。
【0006】
また、上置棚を2段で、かつ上下に2分割して上記の要望に応えるようにしてもよいが、1段のみ使用する場合には、他の段の処分に困る問題がある。
【0007】
そこで、本発明は前記の要望に応えることができるとともに前記のような処分の問題も解決できる学習机を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、請求項1記載の第1の発明は、机本体と上置棚とを別体に形成し、上置棚には棚板を複数段設け、該上置棚を、机本体の後部において、上昇した位置と下降した位置に変位可能に取り付けるようにしたことを特徴とする学習机である。
【0009】
本発明において、上置棚を、その複数の棚板が天板よりも上方に位置するように上昇させた状態で机本体側に取り付けることにより、低学年用に適する学習机にすることができ、また、上置棚を、例えば1個の棚板が天板よりも上方に位置するように下降させた状態で机本体側に取り付けることにより、高学年用に適する学習机にすることができる。
【0010】
請求項2記載の第2の発明は、机本体と上置棚とを別体に形成し、上置棚には棚板を複数段設け、該上置棚全体を机本体における天板の上面後部に載置して取り外し可能に取り付けたり、上置棚を、その上下方向の中間部が机本体の天板後部に位置した状態で取り外し可能に取り付けるようにしたことを特徴とする学習机である。
【0011】
本発明においては、上置棚全体を机本体の天板上面に載置することにより、上置棚に設けた複数の棚板を机本体の天板の上方に位置させて低学年用に適する学習机にすることができ、また、上置棚を、その中間部が天板の後部に位置するように取り付けることにより、天板上に位置する棚板を例えば1個にして、高学年用に適する学習机にすることができる。
【0012】
請求項3記載の第3の発明は、前記第1又は第2の発明において、机本体の天板の下部に形成される下部空間の後側に、前記上置棚の下側に設けた棚板の部分を前記下部空間に挿入できる開口部を形成した学習机である。
【0013】
本発明においては、上置棚を下降して設けた場合に、上置棚の下側に配置した棚板を下部空間に収納でき、かつ、この下部空間に配置された棚板を、下部空間を通して利用することができる。
【0014】
請求項4記載の第4の発明は、前記第1又は第2又は第3の発明において、前記上置棚を形成する両側板に、上側の棚板と下側の棚板との間において、前側が開口する凹部を形成し、該凹部に机本体における天板の後部を嵌合するようにした学習机である。
【0015】
本発明においては、上置棚を下降して使用する場合に、上置棚の両側板に形成した凹部を机本体の天板の後部に嵌合することにより、天板後端から上置棚の後端までの奥行きを短くできるとともに、凹部によって、両側板の前部を天板の上面から離間させて天板上面の広さを広く感じさせることができる。
【0016】
請求項5記載の第5の発明は、前記第4の発明において、前記上置棚を形成する側板の凹部を、該側板の上下方向の略中央部に1個形成し、該凹部の上側に1個の棚板を設け、凹部の下側に1個の棚板を設けた学習机である。
【0017】
本発明においても前記第4の発明と同様の効果を発揮できる。
請求項6記載の第6の発明は、前記第4又は第5の発明において、前記上置棚における両側板の外のり寸法を、机本体の両脚の内のり寸法よりも短く設定した学習机である。
【0018】
本発明においては、上置棚を下降して取り付けた場合に、上置棚の両側板が机本体の両脚間に収まり、両脚が板状で机本体の前後方向の全長にわたって形成されている場合にも、上置棚の下側部を机本体の天板の下部空間に収めることができる。
【0019】
請求項7記載の第7の発明は、前記第4乃至第6のいずれかに記載の発明において、前記机本体の天板の後端に、前記上置棚における両側板の前部が嵌合する切欠部を形成した学習机である。
【0020】
本発明においては、上置棚の両側板に形成した凹部を天板に形成した切欠部に嵌合することにより、天板の後端から上置棚の後端までの奥行きを、一層短くすることができる。
【0021】
請求項8記載の第8の発明は、机本体と上置棚とを別体に形成し、机本体の天板下側に形成された下部空間の後部に開口部を形成し、上置棚を形成する両側板の外のり寸法を、机本体の両脚の内のり寸法よりも短く設定し、両側板には、前方側が開口する凹部を形成し、該両側板間に、前記凹部の上側と下側に位置して棚板を横架し、前記机本体と上置棚には、上置棚を机本体の天板上面に載置した状態で天板に取り外し可能に取り付ける取付手段と、上置棚を、その両側板の凹部を机本体の天板の後部に嵌合した状態で机本体に取り外し可能に取り付ける取付手段とを設けたことを特徴とする学習机である。
【0022】
本発明においても前記の各効果を発揮できる。
請求項9記載の第9の発明は、前記第8の発明において、前記下部空間の後部に形成した開口部の下側に机本体の両脚相互を連結する足下背板を設け、該足下背板の上端を前記上置棚の底面を受ける支承面にした学習机である。
【0023】
本発明においては、上置棚を下降配置した場合に、その上置棚の底面を足下背板で支承し、上置棚を一層安定した状態で強固に保持することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施の形態を図に示す実施例に基づいて説明する。
【0025】
図に示す実施例は、上置棚を2段の棚板で形成した実施例であり、図1乃至図4は上置棚を、棚板が2段となる状態で使用する態様を示す。図5は机本体の平面図、図6は上置棚のみの斜視図、図7及び図8は取付手段を示す斜視図、図9乃至図12は上置棚を、棚板が1段となる状態で使用する態様を示す。
【0026】
これらの図において、机本体1は、板状の両脚2,2と、これら両脚2,2間に架設した天板3と、該天板3の下面に設けた引き出し4と、前記両脚2,2の後部下方において架設した足下背板5と足下棚6とからなる。
【0027】
前記天板3の後端両側部、より詳しくは、後述する上置棚10の両側板11と合致する位置には、図5に示すように、後方が開口する切欠部7,7が形成されている。
また、天板3の両側端、すなわち、後述する取付手段26を付設する部分には、取付手段26を嵌合する取付用凹部3aが形成されている。
【0028】
前記天板3の下側、詳しくは引き出し4の下側には、両脚2,2間において下部空間8が形成されている。また、前記足下背板5は図に示すように背丈の小さい帯板状で、両脚2,2の下部に配置され、該足下背板5と天板3間に開口部9が形成され、該開口部9によって前記下部空間8と机本体1の後側とが連通している。
【0029】
次に上置棚10について説明する。
上置棚10を構成する両側板11,11は、これらを前記机本体1における両脚2,2間に挿入できる間隔に、すなわち、両側板11,11の外のり寸法が両脚2,2間の内のり寸法よりも短い間隔で配置されている。また、この両側板11,11間に、上部に位置して上部背板12が、中間に位置して中間背板13が、下部に位置して下部背板14が架設されている。また、前記下部背板14は、図2,3に示すように、その下端14aが両側板11の底面11aから下方へ若干突出するように設けられており、この突出部14bが位置決め用のストッパの役目をしている。また、前記のような間隔に両側板11を配置したことによって、両側板11,11が、図5に示すように、前記天板3に形成した切欠部7,7に嵌入するようになっている。
【0030】
更に、前記両側板11,11には、その上下方向の略中央部において、前側が開口する凹部15を形成して、くびれ部11bが形成されており、該凹部15を境としてその上方に上段部11cが前方へ突出する状態で形成され、下方に下段部11dが前方へ突出する状態で形成されている。また、前記下段部11dの上下方向の長さは、前記天板3と足下背板5との間に形成された開口部9から下部空間8内に挿入できる長さに形成されており、より詳しくは、両側板11の凹部15を図11に示すように天板3の後部に嵌合した状態において、両側板11の底面11aが前記足下背板5の上端である支承面5aに載置される長さに形成されている。
【0031】
前記両側板11,11の上段部11c,11c間には上棚板16が横架されており、また、下段部11d,11d間には下棚板17が横架されている。また、図11に示すように、前記凹部15の位置において、両側板11,11を天板3に嵌合した状態において、上棚板16と天板3との間に所定の空隙18を有し、下棚板17と天板3との間に所定の空隙19を有するように上棚板16と下棚板17の上下方向の位置が設定されている。
【0032】
更に、前記上棚板16には仕切板20が設けられ、下棚板17上には仕切板21が設けられている。また、仕切板21は前記空隙19内に収まるように形成されている。
【0033】
上置棚10は図6に示すように、机本体1とは別体で、上棚板部と下棚板部が一体状の1個の上置棚として形成されており、該上置棚10を、机本体1に対して取付手段により、分離可能に取り付けるようになっている。この取付手段について説明する。
【0034】
前記上置棚10における両側板11,11の下部には図7に示すようにナット22が、両側板11の外側方を開口して埋設されている。また、図7に示すように、天板3の側面と上面と下面に沿ったコ字状に形成された嵌合部23aと、該嵌合部23aより立ち上げた取付片23bと、前記嵌合部23aの下片23cに形成したボルト穴23dと、前記取付片23bに形成したボルト穴23eとからなる取付金具23を用意する。そして、上置棚10における両側板11の底面11aを天板3の上面後部に載置した状態で、前記取付金具23を図7に示すように天板3の側部に形成した取付用凹部3aに嵌合し、ボルト24をボルト穴23dにねじ込んで取付金具23を天板3に固定し、また、ボルト25をボルト穴23eに挿通するとともにナット22に螺合して、上置棚10の両側板11を天板3に取り外し可能に付設固定するようになっている。これらの取付部品により第1の取付手段26を構成している。
【0035】
また、前記机本体1における両脚2,2の上部には、図8に示すように、内外方向に貫通する取付穴27が形成されている。また、上置棚10における両側板11の上下方向の略中央部、すなわち、両側板11の凹部15を天板3の後部に嵌合した状態において、前記取付穴27と合致する位置には、ナット28が設けられている。そして、上置棚10の凹部15を天板3の後部に嵌合した図9乃至図12の状態で、ボルト29を前記取付穴27に挿通するとともにナット28に螺合することにより、上置棚10を机本体1に取り外し可能に付設固定できるようになっている。これらの取付部品により第2の取付手段30を構成している。
【0036】
次に前記実施例の使用状態について説明する。
先ず、低学年のときは、図1乃至図4に示すように、上置棚10を上昇位置におく。図の実施例では上置棚10における両側板11の底面11aを天板3の上面に、すなわち上置棚10全体を天板上面の後方の所定位置に載置する。このとき、下部背板14の突出部14bを天板3の後端面に当接することにより、これが位置決めとなって両側板11、すなわち上置棚10を所定位置にセットすることができる。そして、取付手段26により上置棚10を天板3に前記のように取り外し可能に固定する。
【0037】
これにより、天板3の後部上面から上方に、上下2段の棚板16,17を有する背丈の高い上置棚10の全体が立設された状態になり、低学年用として適する上置棚を有する学習机になる。
【0038】
また、前記下部背板14が天板3の上面の後部を閉塞するため、この下部背板14によって、天板3の上面に置いた物が後方から落下することを防止できる。
【0039】
次に、高学年になった場合には、上置棚10を下降させる。図の実施例では、前記低学年状態の上置棚10を、第1の取付手段26の両ボルト24,25を外して天板3から取り外す。次に、この取り外した上置棚10を、図9乃至図12に示すように、その両側板11に形成した凹部15を、天板3に形成した切欠部7において天板3の後部に嵌合して配置するとともに、第2の取付手段30によって前記のように上置棚10の両側板11と机本体1の両脚2とを取り外し可能に固定する。これにより、上置棚10の両側板11の底面11aが足下背板5の支承面5a上に載置され、この載置とともに前記の第2の取付手段30の取り付けによって、上置棚10を強固に、かつ、安定した状態で机本体1の後部に付設される。
【0040】
このような上置棚10の付設により、図11に示すように、その上置棚10の両側板11における下段部11dと下棚板17と仕切板21が机本体1の下部空間8内に略収納される。このとき、両側板11の凹部15によって、両側板11が天板3に嵌合するため、可及的に上置棚10を前方へ配置することができ、机本体1の後方への上置棚10の突出量を少なくすることができる。更に、両側板11における凹部15の形状、特に上段部11cの下端面11eの形状を、図10に示すように、天板3の上面から離間した形状に形成することにより、天板3の上面と両側板(上段部11c)との間に所望の隙間dが形成される。したがって、天板3の上面の両側部での両側板11の奥行きが狭くなるとともに、前記隙間dの存在によって、天板3の上面を広く使用することができるとともに、天板3の上面をより広く感じさせることができる。
【0041】
更に、上置棚10は、前記図1乃至図4のように天板3の上面に載置する低学年用状態に比べて、略くびれ部11bの分、天板3の後方に配置されて、両側板11の前端面が後退することになる。したがって、その後退分、天板3の上面を広く使用できる。
【0042】
また、天板3の後部に切欠部7を形成して、該切欠部7に両側板11を嵌入させるようにしたので、天板3の後端と上置棚10の後端との間の隙間、すなわち、天板3と部屋の壁面との間の隙間を少なくすることができる。
【0043】
更に、天板3の上面から上方へ突出するのは、上置棚10における両側板11の上段部11cと上棚板16及び仕切板20のみであり、見かけ上、背丈の低い上置棚になって、圧迫感がなくなる。したがって、高学年用として適する学習机となる。
【0044】
また、机本体1の下側空間8に位置する下棚板17には、下側空間8を通じて書籍等を収納したり取り出したりすることができ、下棚板17を有効に利用することができる。
【0045】
なお、前記実施例は、上置棚の両側板11に1個の凹部15と2個の棚板16,17を設けたが、その凹部15を上下方向に複数設けてもよく、また棚板を3段以上含む複数個設けてもよい。
【0046】
また、前記の取付手段26及び30は前記の実施例の構造のものに限るものではなく、上置棚10を取り外し可能に取り付けることができるものであれば、その他の取付手段を用いてもよい。
【0047】
更に、机本体1の両脚2,2の構造によっては、上置棚10の両側板11,11を、両脚2,2よりも外側に位置するように形成してもよい。
【0048】
【発明の効果】
以上のようであるから本発明によれば、低学年での使用に際しては、上置棚を上昇させて机本体に取り付けることにより、机本体の天板上面より上部に、複数段の棚板を有する背丈の高い上置棚を備えた学習机にして低学年用に適する学習机にすることができ、また、高学年になった際には、前記の上置棚を、前記状態から取り外して、前記の状態より下降させた状態で机本体に取り付けることにより、机本体の天板上面よりも上部に立ち上がる上置棚の背丈を低くして、圧迫感をなくし、高学年用に適する学習机に変化させることができる。
【0049】
更に、前記のように上置棚を低くした場合にも、その上置棚を机本体に付設した状態に置くため、前記従来のように、上置棚を机本体とは別にして部屋に置いたり、廃棄するなどの処分に困ることがない。
【0050】
更に、上置棚を下降した場合には、その上置棚の下側に設けられている棚板を、机本体の天板下側に形成された下部空間、すなわち、足元を通じて有効に利用することもできる。
【0051】
更に、部屋の大きさや窓の位置に合わせて、上置棚を上昇位置や下降位置に付け替えることもできる。
【0052】
また、上置棚に凹部を形成することにより、上置棚を下降して高学年用にした場合、その机本体の天板上面位置での上置棚を奥行きが短くなり、天板上面の使用範囲を広くすることができるとともに、天板上面の広さをより広く感じさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の学習机を示すもので、上置棚を上昇、すなわち天板上に載置した状態の正面図。
【図2】図1における右側面図。
【図3】図1におけるA−A線断面図。
【図4】図1における斜視図。
【図5】図1における机本体の平面図。
【図6】図1における上置棚のみの斜視図。
【図7】図1における上置棚を天板上に載置した状態で天板に取り付けるための取付手段を示す斜視図。
【図8】上置棚を下降させた状態で机本体側に取り付けるための取付手段を示す一部正断面図。
【図9】図1の状態から上置棚を外してその上置棚を下降状態で机本体に取り付けた状態を示す正面図。
【図10】図9における右側面図
【図11】図9におけるB−B線断面図。
【図12】図9における斜視図。
【符号の説明】
1 机本体
2 脚
3 天板
5 足下背板
5a 支承面
7 切欠き
8 下部空間
9 開口部
10 上置棚
11 側板
15 凹部
16,17 棚板
26,30 取付手段
【発明の属する技術分野】
本発明は学習机に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、学童用の学習机において、その机の天板上面の後部に上置棚を天板に取り外し不能に固定した学習机や、天板上面の後部に上置棚全体を取り外し可能に付設し、上置棚の不使用時にはその上置棚全体を机から完全に取り外して使用しないようにした学習机が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、学習机においては、低学年での使用に際しては、机の天板上面の後部に複数段の棚板を有する背丈の高い上置棚を設けることが望まれているが、高学年になると、上記の背丈の高い上置棚が圧迫感やこどもっぽい感じを与えることから、この上置棚を低くしたいか、或いは不要にするとともに天板上面を広く使いたいという要望がある。
【0004】
しかし、前記従来のように上置棚を天板に取り外し不能に固定した学習机においては、高学年になった場合に前記の要望に応えることができない。
【0005】
また、前記従来のように、上置棚を机から取り外すことができる学習机においては、高学年になったときに、その取り外した上置棚を、その上置棚の組立状態或いは分解状態で部屋に置くことは、これが邪魔になり、また、廃棄物として処分することも困難であり、結局、その上置棚の処分が困難で、その上置棚を付設したまま使用し続けることになり、上記の要望に応えられない。
【0006】
また、上置棚を2段で、かつ上下に2分割して上記の要望に応えるようにしてもよいが、1段のみ使用する場合には、他の段の処分に困る問題がある。
【0007】
そこで、本発明は前記の要望に応えることができるとともに前記のような処分の問題も解決できる学習机を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、請求項1記載の第1の発明は、机本体と上置棚とを別体に形成し、上置棚には棚板を複数段設け、該上置棚を、机本体の後部において、上昇した位置と下降した位置に変位可能に取り付けるようにしたことを特徴とする学習机である。
【0009】
本発明において、上置棚を、その複数の棚板が天板よりも上方に位置するように上昇させた状態で机本体側に取り付けることにより、低学年用に適する学習机にすることができ、また、上置棚を、例えば1個の棚板が天板よりも上方に位置するように下降させた状態で机本体側に取り付けることにより、高学年用に適する学習机にすることができる。
【0010】
請求項2記載の第2の発明は、机本体と上置棚とを別体に形成し、上置棚には棚板を複数段設け、該上置棚全体を机本体における天板の上面後部に載置して取り外し可能に取り付けたり、上置棚を、その上下方向の中間部が机本体の天板後部に位置した状態で取り外し可能に取り付けるようにしたことを特徴とする学習机である。
【0011】
本発明においては、上置棚全体を机本体の天板上面に載置することにより、上置棚に設けた複数の棚板を机本体の天板の上方に位置させて低学年用に適する学習机にすることができ、また、上置棚を、その中間部が天板の後部に位置するように取り付けることにより、天板上に位置する棚板を例えば1個にして、高学年用に適する学習机にすることができる。
【0012】
請求項3記載の第3の発明は、前記第1又は第2の発明において、机本体の天板の下部に形成される下部空間の後側に、前記上置棚の下側に設けた棚板の部分を前記下部空間に挿入できる開口部を形成した学習机である。
【0013】
本発明においては、上置棚を下降して設けた場合に、上置棚の下側に配置した棚板を下部空間に収納でき、かつ、この下部空間に配置された棚板を、下部空間を通して利用することができる。
【0014】
請求項4記載の第4の発明は、前記第1又は第2又は第3の発明において、前記上置棚を形成する両側板に、上側の棚板と下側の棚板との間において、前側が開口する凹部を形成し、該凹部に机本体における天板の後部を嵌合するようにした学習机である。
【0015】
本発明においては、上置棚を下降して使用する場合に、上置棚の両側板に形成した凹部を机本体の天板の後部に嵌合することにより、天板後端から上置棚の後端までの奥行きを短くできるとともに、凹部によって、両側板の前部を天板の上面から離間させて天板上面の広さを広く感じさせることができる。
【0016】
請求項5記載の第5の発明は、前記第4の発明において、前記上置棚を形成する側板の凹部を、該側板の上下方向の略中央部に1個形成し、該凹部の上側に1個の棚板を設け、凹部の下側に1個の棚板を設けた学習机である。
【0017】
本発明においても前記第4の発明と同様の効果を発揮できる。
請求項6記載の第6の発明は、前記第4又は第5の発明において、前記上置棚における両側板の外のり寸法を、机本体の両脚の内のり寸法よりも短く設定した学習机である。
【0018】
本発明においては、上置棚を下降して取り付けた場合に、上置棚の両側板が机本体の両脚間に収まり、両脚が板状で机本体の前後方向の全長にわたって形成されている場合にも、上置棚の下側部を机本体の天板の下部空間に収めることができる。
【0019】
請求項7記載の第7の発明は、前記第4乃至第6のいずれかに記載の発明において、前記机本体の天板の後端に、前記上置棚における両側板の前部が嵌合する切欠部を形成した学習机である。
【0020】
本発明においては、上置棚の両側板に形成した凹部を天板に形成した切欠部に嵌合することにより、天板の後端から上置棚の後端までの奥行きを、一層短くすることができる。
【0021】
請求項8記載の第8の発明は、机本体と上置棚とを別体に形成し、机本体の天板下側に形成された下部空間の後部に開口部を形成し、上置棚を形成する両側板の外のり寸法を、机本体の両脚の内のり寸法よりも短く設定し、両側板には、前方側が開口する凹部を形成し、該両側板間に、前記凹部の上側と下側に位置して棚板を横架し、前記机本体と上置棚には、上置棚を机本体の天板上面に載置した状態で天板に取り外し可能に取り付ける取付手段と、上置棚を、その両側板の凹部を机本体の天板の後部に嵌合した状態で机本体に取り外し可能に取り付ける取付手段とを設けたことを特徴とする学習机である。
【0022】
本発明においても前記の各効果を発揮できる。
請求項9記載の第9の発明は、前記第8の発明において、前記下部空間の後部に形成した開口部の下側に机本体の両脚相互を連結する足下背板を設け、該足下背板の上端を前記上置棚の底面を受ける支承面にした学習机である。
【0023】
本発明においては、上置棚を下降配置した場合に、その上置棚の底面を足下背板で支承し、上置棚を一層安定した状態で強固に保持することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施の形態を図に示す実施例に基づいて説明する。
【0025】
図に示す実施例は、上置棚を2段の棚板で形成した実施例であり、図1乃至図4は上置棚を、棚板が2段となる状態で使用する態様を示す。図5は机本体の平面図、図6は上置棚のみの斜視図、図7及び図8は取付手段を示す斜視図、図9乃至図12は上置棚を、棚板が1段となる状態で使用する態様を示す。
【0026】
これらの図において、机本体1は、板状の両脚2,2と、これら両脚2,2間に架設した天板3と、該天板3の下面に設けた引き出し4と、前記両脚2,2の後部下方において架設した足下背板5と足下棚6とからなる。
【0027】
前記天板3の後端両側部、より詳しくは、後述する上置棚10の両側板11と合致する位置には、図5に示すように、後方が開口する切欠部7,7が形成されている。
また、天板3の両側端、すなわち、後述する取付手段26を付設する部分には、取付手段26を嵌合する取付用凹部3aが形成されている。
【0028】
前記天板3の下側、詳しくは引き出し4の下側には、両脚2,2間において下部空間8が形成されている。また、前記足下背板5は図に示すように背丈の小さい帯板状で、両脚2,2の下部に配置され、該足下背板5と天板3間に開口部9が形成され、該開口部9によって前記下部空間8と机本体1の後側とが連通している。
【0029】
次に上置棚10について説明する。
上置棚10を構成する両側板11,11は、これらを前記机本体1における両脚2,2間に挿入できる間隔に、すなわち、両側板11,11の外のり寸法が両脚2,2間の内のり寸法よりも短い間隔で配置されている。また、この両側板11,11間に、上部に位置して上部背板12が、中間に位置して中間背板13が、下部に位置して下部背板14が架設されている。また、前記下部背板14は、図2,3に示すように、その下端14aが両側板11の底面11aから下方へ若干突出するように設けられており、この突出部14bが位置決め用のストッパの役目をしている。また、前記のような間隔に両側板11を配置したことによって、両側板11,11が、図5に示すように、前記天板3に形成した切欠部7,7に嵌入するようになっている。
【0030】
更に、前記両側板11,11には、その上下方向の略中央部において、前側が開口する凹部15を形成して、くびれ部11bが形成されており、該凹部15を境としてその上方に上段部11cが前方へ突出する状態で形成され、下方に下段部11dが前方へ突出する状態で形成されている。また、前記下段部11dの上下方向の長さは、前記天板3と足下背板5との間に形成された開口部9から下部空間8内に挿入できる長さに形成されており、より詳しくは、両側板11の凹部15を図11に示すように天板3の後部に嵌合した状態において、両側板11の底面11aが前記足下背板5の上端である支承面5aに載置される長さに形成されている。
【0031】
前記両側板11,11の上段部11c,11c間には上棚板16が横架されており、また、下段部11d,11d間には下棚板17が横架されている。また、図11に示すように、前記凹部15の位置において、両側板11,11を天板3に嵌合した状態において、上棚板16と天板3との間に所定の空隙18を有し、下棚板17と天板3との間に所定の空隙19を有するように上棚板16と下棚板17の上下方向の位置が設定されている。
【0032】
更に、前記上棚板16には仕切板20が設けられ、下棚板17上には仕切板21が設けられている。また、仕切板21は前記空隙19内に収まるように形成されている。
【0033】
上置棚10は図6に示すように、机本体1とは別体で、上棚板部と下棚板部が一体状の1個の上置棚として形成されており、該上置棚10を、机本体1に対して取付手段により、分離可能に取り付けるようになっている。この取付手段について説明する。
【0034】
前記上置棚10における両側板11,11の下部には図7に示すようにナット22が、両側板11の外側方を開口して埋設されている。また、図7に示すように、天板3の側面と上面と下面に沿ったコ字状に形成された嵌合部23aと、該嵌合部23aより立ち上げた取付片23bと、前記嵌合部23aの下片23cに形成したボルト穴23dと、前記取付片23bに形成したボルト穴23eとからなる取付金具23を用意する。そして、上置棚10における両側板11の底面11aを天板3の上面後部に載置した状態で、前記取付金具23を図7に示すように天板3の側部に形成した取付用凹部3aに嵌合し、ボルト24をボルト穴23dにねじ込んで取付金具23を天板3に固定し、また、ボルト25をボルト穴23eに挿通するとともにナット22に螺合して、上置棚10の両側板11を天板3に取り外し可能に付設固定するようになっている。これらの取付部品により第1の取付手段26を構成している。
【0035】
また、前記机本体1における両脚2,2の上部には、図8に示すように、内外方向に貫通する取付穴27が形成されている。また、上置棚10における両側板11の上下方向の略中央部、すなわち、両側板11の凹部15を天板3の後部に嵌合した状態において、前記取付穴27と合致する位置には、ナット28が設けられている。そして、上置棚10の凹部15を天板3の後部に嵌合した図9乃至図12の状態で、ボルト29を前記取付穴27に挿通するとともにナット28に螺合することにより、上置棚10を机本体1に取り外し可能に付設固定できるようになっている。これらの取付部品により第2の取付手段30を構成している。
【0036】
次に前記実施例の使用状態について説明する。
先ず、低学年のときは、図1乃至図4に示すように、上置棚10を上昇位置におく。図の実施例では上置棚10における両側板11の底面11aを天板3の上面に、すなわち上置棚10全体を天板上面の後方の所定位置に載置する。このとき、下部背板14の突出部14bを天板3の後端面に当接することにより、これが位置決めとなって両側板11、すなわち上置棚10を所定位置にセットすることができる。そして、取付手段26により上置棚10を天板3に前記のように取り外し可能に固定する。
【0037】
これにより、天板3の後部上面から上方に、上下2段の棚板16,17を有する背丈の高い上置棚10の全体が立設された状態になり、低学年用として適する上置棚を有する学習机になる。
【0038】
また、前記下部背板14が天板3の上面の後部を閉塞するため、この下部背板14によって、天板3の上面に置いた物が後方から落下することを防止できる。
【0039】
次に、高学年になった場合には、上置棚10を下降させる。図の実施例では、前記低学年状態の上置棚10を、第1の取付手段26の両ボルト24,25を外して天板3から取り外す。次に、この取り外した上置棚10を、図9乃至図12に示すように、その両側板11に形成した凹部15を、天板3に形成した切欠部7において天板3の後部に嵌合して配置するとともに、第2の取付手段30によって前記のように上置棚10の両側板11と机本体1の両脚2とを取り外し可能に固定する。これにより、上置棚10の両側板11の底面11aが足下背板5の支承面5a上に載置され、この載置とともに前記の第2の取付手段30の取り付けによって、上置棚10を強固に、かつ、安定した状態で机本体1の後部に付設される。
【0040】
このような上置棚10の付設により、図11に示すように、その上置棚10の両側板11における下段部11dと下棚板17と仕切板21が机本体1の下部空間8内に略収納される。このとき、両側板11の凹部15によって、両側板11が天板3に嵌合するため、可及的に上置棚10を前方へ配置することができ、机本体1の後方への上置棚10の突出量を少なくすることができる。更に、両側板11における凹部15の形状、特に上段部11cの下端面11eの形状を、図10に示すように、天板3の上面から離間した形状に形成することにより、天板3の上面と両側板(上段部11c)との間に所望の隙間dが形成される。したがって、天板3の上面の両側部での両側板11の奥行きが狭くなるとともに、前記隙間dの存在によって、天板3の上面を広く使用することができるとともに、天板3の上面をより広く感じさせることができる。
【0041】
更に、上置棚10は、前記図1乃至図4のように天板3の上面に載置する低学年用状態に比べて、略くびれ部11bの分、天板3の後方に配置されて、両側板11の前端面が後退することになる。したがって、その後退分、天板3の上面を広く使用できる。
【0042】
また、天板3の後部に切欠部7を形成して、該切欠部7に両側板11を嵌入させるようにしたので、天板3の後端と上置棚10の後端との間の隙間、すなわち、天板3と部屋の壁面との間の隙間を少なくすることができる。
【0043】
更に、天板3の上面から上方へ突出するのは、上置棚10における両側板11の上段部11cと上棚板16及び仕切板20のみであり、見かけ上、背丈の低い上置棚になって、圧迫感がなくなる。したがって、高学年用として適する学習机となる。
【0044】
また、机本体1の下側空間8に位置する下棚板17には、下側空間8を通じて書籍等を収納したり取り出したりすることができ、下棚板17を有効に利用することができる。
【0045】
なお、前記実施例は、上置棚の両側板11に1個の凹部15と2個の棚板16,17を設けたが、その凹部15を上下方向に複数設けてもよく、また棚板を3段以上含む複数個設けてもよい。
【0046】
また、前記の取付手段26及び30は前記の実施例の構造のものに限るものではなく、上置棚10を取り外し可能に取り付けることができるものであれば、その他の取付手段を用いてもよい。
【0047】
更に、机本体1の両脚2,2の構造によっては、上置棚10の両側板11,11を、両脚2,2よりも外側に位置するように形成してもよい。
【0048】
【発明の効果】
以上のようであるから本発明によれば、低学年での使用に際しては、上置棚を上昇させて机本体に取り付けることにより、机本体の天板上面より上部に、複数段の棚板を有する背丈の高い上置棚を備えた学習机にして低学年用に適する学習机にすることができ、また、高学年になった際には、前記の上置棚を、前記状態から取り外して、前記の状態より下降させた状態で机本体に取り付けることにより、机本体の天板上面よりも上部に立ち上がる上置棚の背丈を低くして、圧迫感をなくし、高学年用に適する学習机に変化させることができる。
【0049】
更に、前記のように上置棚を低くした場合にも、その上置棚を机本体に付設した状態に置くため、前記従来のように、上置棚を机本体とは別にして部屋に置いたり、廃棄するなどの処分に困ることがない。
【0050】
更に、上置棚を下降した場合には、その上置棚の下側に設けられている棚板を、机本体の天板下側に形成された下部空間、すなわち、足元を通じて有効に利用することもできる。
【0051】
更に、部屋の大きさや窓の位置に合わせて、上置棚を上昇位置や下降位置に付け替えることもできる。
【0052】
また、上置棚に凹部を形成することにより、上置棚を下降して高学年用にした場合、その机本体の天板上面位置での上置棚を奥行きが短くなり、天板上面の使用範囲を広くすることができるとともに、天板上面の広さをより広く感じさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の学習机を示すもので、上置棚を上昇、すなわち天板上に載置した状態の正面図。
【図2】図1における右側面図。
【図3】図1におけるA−A線断面図。
【図4】図1における斜視図。
【図5】図1における机本体の平面図。
【図6】図1における上置棚のみの斜視図。
【図7】図1における上置棚を天板上に載置した状態で天板に取り付けるための取付手段を示す斜視図。
【図8】上置棚を下降させた状態で机本体側に取り付けるための取付手段を示す一部正断面図。
【図9】図1の状態から上置棚を外してその上置棚を下降状態で机本体に取り付けた状態を示す正面図。
【図10】図9における右側面図
【図11】図9におけるB−B線断面図。
【図12】図9における斜視図。
【符号の説明】
1 机本体
2 脚
3 天板
5 足下背板
5a 支承面
7 切欠き
8 下部空間
9 開口部
10 上置棚
11 側板
15 凹部
16,17 棚板
26,30 取付手段
Claims (9)
- 机本体と上置棚とを別体に形成し、上置棚には棚板を複数段設け、該上置棚を、机本体の後部において、上昇した位置と下降した位置に変位可能に取り付けるようにしたことを特徴とする学習机。
- 机本体と上置棚とを別体に形成し、上置棚には棚板を複数段設け、該上置棚全体を机本体における天板の上面後部に載置して取り外し可能に取り付けたり、上置棚を、その上下方向の中間部が机本体の天板後部に位置した状態で取り外し可能に取り付けるようにしたことを特徴とする学習机。
- 机本体の天板の下部に形成される下部空間の後側に、前記上置棚の下側に設けた棚板の部分を前記下部空間に挿入できる開口部を形成した請求項1又は2記載の学習机。
- 前記上置棚を形成する両側板に、上側の棚板と下側の棚板との間において、前側が開口する凹部を形成し、該凹部に机本体における天板の後部を嵌合するようにした請求項1又は2又は3記載の学習机。
- 前記上置棚を形成する側板の凹部を、該側板の上下方向の略中央部に1個形成し、該凹部の上側に1個の棚板を設け、凹部の下側に1個の棚板を設けた請求項4記載の学習机。
- 前記上置棚における両側板の外のり寸法を、机本体の両脚の内のり寸法よりも短く設定した請求項4又は5記載の学習机。
- 前記机本体の天板の後端に、前記上置棚における両側板の前部が嵌合する切欠部を形成した請求項4乃至6のいずれかに記載の学習机。
- 机本体と上置棚とを別体に形成し、机本体の天板下側に形成された下部空間の後部に開口部を形成し、上置棚を形成する両側板の外のり寸法を、机本体の両脚の内のり寸法よりも短く設定し、両側板には、前方側が開口する凹部を形成し、該両側板間に、前記凹部の上側と下側に位置して棚板を横架し、前記机本体と上置棚には、上置棚を机本体の天板上面に載置した状態で天板に取り外し可能に取り付ける取付手段と、上置棚を、その両側板の凹部を机本体の天板の後部に嵌合した状態で机本体に取り外し可能に取り付ける取付手段とを設けたことを特徴とする学習机。
- 前記下部空間の後部に形成した開口部の下側に机本体の両脚相互を連結する足下背板を設け、該足下背板の上端を前記上置棚の底面を受ける支承面にした請求項8記載の学習机。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009167693A (ja) * | 2008-01-16 | 2009-07-30 | Kokuyo Co Ltd | 開閉パネル体 |
-
2002
- 2002-07-24 JP JP2002214970A patent/JP2004049798A/ja active Pending
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