JP2004049527A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技状態を報知する報知手段間における報知タイミング関係を変更できるようにして、遊技の演出の画一化及び単調化を防ぎ、遊技の興趣を高めることのできる遊技機を提供する。
【解決手段】遊技者に遊技状態を報知する第一報知手段と、前記第一報知手段を制御する第一報知制御手段と、前記第一報知手段と異なり遊技状態を報知する第二報知手段と、前記第二報知手段を制御する第二報知制御手段とを備え、前記第一報知手段の報知タイミングと前記第二報知手段の報知タイミングとの間に所定のタイミング関係を有している遊技機において、タイミング関係変更条件が成立した場合には、前記所定のタイミング関係を変更するタイミング関係変更制御手段を設けた。
【選択図】   図15

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ遊技機等に代表される遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、遊技機、特にパチンコ遊技機においては、遊技盤に表示装置を設け、当該表示装置で複数の図柄を変動させ、その後停止した図柄が大当たり図柄であるときには、通常遊技とは異なる特別遊技を行うものがある。さらに、前記図柄が変動、停止する遊技機においては、図柄の変動、停止等に合わせて、予め設定されている所定のタイミング関係で音声発生装置(スピーカ等)から音を出したり、発光装置(ランプ等)を点灯させたり、遊技盤に設けられている駆動役物や人形等の駆動体を駆動制御したりして、遊技の演出を行うことがなされている。例えば、複数の図柄が停止したときに前記音声発生装置から所定の音を出したり、前記発光装置が点灯したり、前記駆動体を駆動させたりしている。なお、前記表示装置、音声発生装置、発光装置、駆動体は、遊技者に遊技状態を報知する報知手段としての役割をする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来、前記報知手段を有する遊技機においては、種々の報知手段が常に同じタイミング関係で報知を行っている。例えば、前記表示装置が図柄の変動開始によって遊技状態の報知を行うと同時に、前記音声発生装置が音を発生して報知し、さらに前記発光装置が発光して報知を行う等である。しかし、種々の報知手段が常に同一のタイミング関係で報知を行うため、遊技の演出が画一化して遊技の面白みに欠けるという問題が生じてきている。
【0004】
本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、遊技状態を報知する報知手段間における報知タイミング関係を変更できるようにして、遊技の演出の画一化及び単調化を防ぎ、遊技の興趣を高めることのできる遊技機の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、遊技者に遊技状態を報知する第一報知手段及び第二報知手段と、前記第一報知手段を制御する第一報知制御手段と、前記第二報知手段を制御する第二報知制御手段とを備え、前記第一報知手段の報知と前記第二報知手段の報知間に所定の報知タイミング関係を有している遊技機において、タイミング関係変更条件が成立した場合に、前記報知タイミング関係を変更するタイミング関係変更制御手段を備えたことを特徴とする。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1において、前記第一報知手段は表示装置であり、前記第二報知手段は音声発生装置であることを特徴とする。
【0007】
請求項3の発明は、請求項2において、前記第一報知制御手段は前記表示装置に複数の図柄を変動停止表示する表示制御を行い、前記第二報知制御手段は前記表示装置における前記複数の図柄の変動停止表示に関係して音声の発生制御を行い、前記報知タイミング関係の変更は、前記複数の図柄の変動停止表示と、前記複数の図柄の変動停止表示に関係して発生する音声報知との関係において行われることを特徴とする。
【0008】
請求項4の発明は、請求項1において、前記第一報知手段は表示装置であり、前記第二報知手段は発光装置であることを特徴とする。
【0009】
請求項5の発明は、請求項4において、前記第一報知制御手段は前記表示装置に複数の図柄を変動停止表示する表示制御を行い、前記第二報知制御手段は前記表示装置における前記複数の図柄の変動停止表示に関係して発光装置の発光制御を行い、前記報知タイミング関係の変更は、前記複数の図柄の変動停止表示と、前記複数の図柄の変動停止表示に関係して発光する発光報知との関係において行われることを特徴とする。
【0010】
請求項6の発明は、請求項1において、前記第一報知手段は表示装置であり、前記第二報知手段は駆動体であることを特徴とする。
【0011】
請求項7の発明は、請求項6において、前記第一報知制御手段は前記表示装置に複数の図柄を変動停止表示する表示制御を行い、前記第二報知制御手段は前記表示装置における前記複数の図柄の変動停止表示に関係して駆動体の駆動制御を行い、前記報知タイミング関係の変更は、前記複数の図柄の変動停止表示と、前記複数の図柄の変動停止表示に関係して駆動する駆動報知との関係において行われることを特徴とする。
【0012】
請求項8の発明は、請求項1から7の何れか一項において、判定開始条件の成立に起因して遊技の当たり外れを判定する当否判定手段と、前記当否判定手段による判定結果が当たりであった場合に特別遊技を実行する特別遊技実行手段とを備え、前記タイミング関係変更制御手段による前記報知タイミング関係の変更があった場合には、当たりである可能性が前記報知タイミング関係の変更がない場合に比べて高いことを特徴とする。
【0013】
請求項9の発明は、請求項1から8の何れか一項において、前記第一報知制御手段の報知制御データと前記第二報知制御手段の報知制御データは、前記報知タイミング関係が変更されない場合と変更された場合とで、同一の報知制御データが使用されることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面とともに本発明の好適な実施形態を説明する。図1は本発明の一実施例に係る遊技機全体の正面図、図2は同遊技機の電気制御を簡略に示すブロック図である。
【0015】
図1に示す本実施例の遊技機1は、遊技媒体として遊技球を用いるパチンコ遊技機であって、遊技盤3の縁に遊技球の外側ガイドレール4及び内側ガイドレール5が略円形に立設され、前記内側ガイドレール5によって囲まれた遊技領域6の中心線上にその上部から下部に向かって順に表示装置9、始動入賞口10、特別電動役物である大入賞口15、アウト口17が配設され、また上方両側にはランプ風車18a,18b、その下方に普通図柄変動開始用左ゲート19及び普通図柄変動開始用右ゲート21、その下方に左袖入賞口23と右袖入賞口25、さらには前記大入賞口15の両側に左落とし入賞口27と右落とし入賞口29が配設されている。前記種々の入賞口に遊技球が入賞すると所定数の遊技球が賞品球として払い出される。なお、後に詳述する大当たりになると大入賞口15が開放され、遊技球が入賞し易い特別遊技が実行される。符号22a,22bは風車である。
【0016】
また、前記遊技機1の前面側には、上部ランプ34、サイドランプ35、払い出された遊技球を受けるための上側球受け皿36、該上側球受け皿36の飽和時に遊技球を受けるための下側球受け皿37、効果音等を発するスピーカ38、遊技者の発射操作に応じて遊技球を遊技領域6に向けて弾発発射する発射装置91等がそれぞれ組み付けられている。なお、前記スピーカ38は本発明における第二報知手段としての音声発生装置に相当し、また前記上部ランプ34、サイドランプ35は本発明における第二報知手段としての発光装置に相当するものである。
【0017】
前記表示装置9は、本発明の請求項1等に規定される第一の報知手段及び表示装置に相当し、液晶,ドットマトリックス若しくはLED表示装置等の表示装置からなる。本実施例では、液晶表示器(TFT−LCDモジュール)で構成され、左下に普通図柄表示部45が組み込まれ、その他の部分が大当たり判定用の特別図柄表示部42となっている。
【0018】
前記特別図柄表示部42は、上下に並ぶ3つの表示領域に分割されて上側表示領域、中央表示領域、下側表示領域となっており、上側表示領域には上特別図柄が、中央表示領域には中特別図柄が、下側表示領域には下特別図柄が、それぞれ判定結果表示用の特別図柄(判定図柄)として、変動表示及び停止表示可能とされている。本実施例における前記上側表示領域、中央表示領域、下側表示領域にそれぞれ表示される特別図柄は、『0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11』の12種類の図柄とされている。
【0019】
前記普通図柄表示部45は、記号或いは絵(キャラクタ)等の小当たり判定用普通図柄を変動表示及び停止表示可能になっている。本実施例における前記普通図柄表示部45に変動及び停止表示される普通図柄は、『0,1,2,3,4,5,6,7,8,9』の10通りの図柄とされており、所定条件に起因して変動及び停止して表示される。
【0020】
また、前記表示装置9には、前記特別図柄に加えて背景画像(キャラクタ,背景,文字等を含む。)が表示されることもあり、該背景画像が特別図柄の変動開始等の所定条件に起因して変動表示可能となっていてもよい。さらに、前記表示装置9外周の窓枠部41には、LED等からなる特別図柄変動数記憶表示器51が設けられている。
【0021】
前記始動入賞口10は表示装置9の真下に設けられ、2つの可動片10a,10b間が入賞領域とされ、前記可動片10a,10bが背面の始動入賞口用ソレノイドにより略垂直にされて入賞のし難い入賞領域狭小状態と、略V字形(逆ハの字形)にされて入賞のし易い入賞領域拡大状態間を変化可能に制御されている。前記始動入賞口11の入賞領域拡大は、前記普通図柄表示部45の図柄が変動した後に特定の図柄で確定停止表示されて小当たり(普通図柄当たり)が成立した時に行われる。
【0022】
また、前記遊技盤3の背面には、前記始動入賞口10に入賞した球を検出する特別図柄変動開始スイッチ(始動入賞口センサ)が入賞球用通路に設けられており、該入賞球の検出によって前記図柄表示装置9の特別図柄変動を開始し演出を行うようになっている。その際、特別図柄が変動している遊技演出中に前記始動入賞口10で検出された入賞球の個数については、最大4個記憶され、前記特別図柄変動数記憶表示器51に記憶個数として表示され、記憶個数の減少によって前記特別図柄変動数記憶表示器51の表示数を減らすようになっている。
【0023】
前記普通図柄変動開始用左ゲート19及び普通図柄変動開始用右ゲート21は、該両ゲート19,21を通過する遊技球を検出する普通図柄変動開始スイッチを備え、該普通図柄変動開始スイッチで遊技球を検出することによって前記普通図柄表示部45の普通図柄変動を開始させるようになっている。前記普通図柄変動開始用左ゲート19及び普通図柄変動開始用右ゲート21を遊技球が通過することによって発生する図柄変動開始の数は、最高4回記憶し、前記遊技盤3の右下に位置する普通図柄変動数記憶表示器47で表示するようになっている。また、前記左袖入賞口23と右袖入賞口25には入賞球を検出する左袖入賞口用検出スイッチと右袖入賞口用検出スイッチが、他方前記左落とし入賞口27と右落とし入賞口29には入賞球を検出する左落とし入賞口用検出スイッチと右落とし入賞口用検出スイッチが、それぞれ対応する遊技盤背面に設けられている。
【0024】
前記大入賞口15は、遊技盤背面の大入賞口開放用ソレノイドによって開閉する開閉板61を備えている。この大入賞口15は、通常は開閉板61が閉じた状態とされ、当該大入賞口15の一部には、該大入賞口15が開いた際に開口して入賞可能にする特定領域入賞口63を有する。さらに、前記特定領域入賞口63には、所定条件時に特定領域開放用ソレノイドにより開閉される開閉扉(図示せず)が設けられている。また、前記特定領域入賞口63には特定入賞球を検出する特定入賞球検出スイッチ(特定領域センサ)が設けられ、該入賞球の検出により大入賞口15を再度開ける継続権利が成立するようにされている。前記大入賞口15内の略中央には、前記大入賞口15に入賞し、かつ前記特定領域入賞口63に入賞しなかった入賞球を検出する入賞球数カウントスイッチ(カウントセンサ)が設けられている。
【0025】
前記発射装置91は、操作レバー92の操作により遊技機内側の発射モータが作動して遊技球を弾発発射するようになっている。前記発射装置91により発射された発射球は、前記遊技盤面に立設された外側誘導レール4と内側誘導レール5間で構成される発射球誘導路を介して遊技領域6に誘導されるようになっている。前記発射球誘導路により遊技領域6に誘導された遊技球は、転動しつつ下方へ落下し、前記各装置及び各入賞口に入賞するか、或いは何処にも入賞しなければ前記アウト口17から遊技盤3の裏側へ排出されるように構成されている。なお、本実施例の遊技機1はプリペイドカードユニット93が接続されている。また、図示しないが、前記遊技盤面には、モーター等で駆動する人形や動物等からなる駆動体が適宜設けられる。
【0026】
また、前記遊技機1の裏側には、図2に示すように、主制御回路(基板)70、音声制御回路(基板)85、ランプ制御回路(基板)88、表示制御回路(基板)90等が設けられている。符号95は賞球払出装置、96は球貸装置である。
【0027】
前記主制御回路70は、メインプログラムに従って制御動作を行うCPU、該CPUのワーク用メモリとして機能するRAM、遊技制御用プログラムを記憶するROMを備えたワンチップマイクロコンピュータ、該ワンチップマイクロコンピュータと表示制御回路90及び払出制御回路86等を結ぶ入出力回路71と、前記大入賞口15への中継回路やランプ制御回路88、音声制御回路85等を結ぶ入出力回路72等で構成され、前記表示制御回路90、前記払出制御回路86、前記ランプ制御回路88、前記音声制御回路85等への制御信号(コマンド)を送信する。この主制御回路70は、遊技を制御する遊技制御手段及び請求項8に規定された特別遊技実行手段に相当する。前記CPUは、制御部,演算部,各種カウンタ,各種レジスタ,各種フラグ等を備え、演算制御を行う他、大当たりの発生確率や小当たり(始動入賞口10の拡開開放を行う普通図柄当たり)の発生確率を定める乱数等も生成している。また、前記RAMは、図柄変動開始スイッチの検出信号及び普通図柄変動開始スイッチの検出信号用の記憶領域,CPUで生成される各種乱数値用の記憶領域,各種データを一時的に記憶する記憶領域やフラグ,CPUの作業領域を備えている。さらに、前記ROMには、遊技上の制御プログラムや制御データが書き込まれている他、後述する各遊技状態における大当たり及び小当たりの判定値等が書き込まれている。
【0028】
前記音声制御回路85は、前記主制御回路70からの制御信号(コマンド)によってスピーカ38の音声発生制御を行う。本実施例では、前記スピーカ38は本発明における第二報知手段に相当し、また、前記音声制御回路85は本発明における第二報知制御手段及び前記第二報知手段に対するタイミング関係変更制御手段に相当する。
【0029】
前記ランプ制御回路88は、前記主制御回路70からの制御信号(コマンド)によって前記上部ランプ34及びサイドランプ35等の発光を制御する。本実施例では、前記上部ランプ34及びサイドランプ35は本発明における第二報知手段に相当し、また前記ランプ制御回路88は前記上部ランプ34及びサイドランプ35を制御する第二報知制御手段及び前記第二報知手段に対するタイミング関係変更制御手段に相当する。
【0030】
前記表示制御回路90は、CPU,RAM,ROMを備えたコンピュータと、該コンピュータと前記主制御回路70を結ぶ入力回路と、前記コンピュータと特別図柄表示部42及び普通図柄表示部45を結ぶ出力回路等で構成され、前記特別図柄表示部42及び普通図柄表示部45で図柄の変動停止制御をおこなう。前記CPUは、内部に制御部,演算部,各種カウンタ,各種レジスタ,各種フラグ等を有し演算制御を行うようになっている。また、前記RAMは、各種データの記憶領域と前記CPUによる作業領域等を有している。さらに、前記ROMには、前記特別図柄表示部42への表示データや各種表示プログラム等の図柄データが書き込まれている。前記表示制御回路90は、本発明における第一報知制御手段及び前記第一報知手段に対するタイミング関係変更制御手段に相当する。
【0031】
なお、本実施例の遊技機1は確率変動機能を備えた機種であり、大当たり成立時における大当たり停止図柄組合せが確変図柄である‘1’、‘3’、‘5’、‘7’、‘9’、‘11’の何れかの奇数のぞろ目(同じ数で並んだ状態)であるときには、大当たり(特別遊技状態)の発生に加えて、大当たり終了後に確率変動が生じ、次回の大当たり発生確率が平常時における通常遊技状態(低確率状態、1/315)よりも高い確率変動状態(高確率状態、5/315)に移行し、次回の大当たりまで高確率状態が継続するようになっている。また、大当たり成立時における大当たり停止図柄組合せが通常図柄である‘0’、‘2’、‘4’、‘6’、‘8’、‘10’の何れかの偶数のぞろ目であるときには、大当たり終了後、通常遊技状態(低確率状態、1/315)とされ、次回の大当たりまで低確率状態が継続するようになっている。
【0032】
前記遊技機1が行う遊技について説明する。前記遊技機1では、前記発射装置91により遊技領域6へ向けて発射された遊技球が、前記種々の入賞口に入賞すると所定数の遊技球が賞品球として上側球受け皿36に払い出される。また、前記普通図柄変動開始用左ゲート19及び普通図柄変動開始用右ゲート21に遊技球が入賞し、前記普通図柄変動開始スイッチで遊技球が検出されると、前記主制御回路70へ入賞信号が送られ、それに伴って、前記主制御回路70で所定のカウンタの数値が取得され、その取得乱数値が前記主制御回路70におけるRAMの普通図柄数値記憶領域に一旦格納される。そして、当該格納された数値に基づいて普通図柄の当たりの判定が行われ、その判定に基づき前記主制御回路70から前記表示制御回路90へ制御信号が送信される。前記制御信号に基づいて前記普通図柄表示部45で普通図柄が変動を開始し、前記普通図柄が当たりの場合には、前記普通図柄が当たり図柄で停止、本実施例では奇数で停止し、前記始動入賞口10が入賞領域拡大状態になって遊技球が入賞し易くなる。そして、前記始動入賞口10に遊技球が入賞すると、所定数の遊技球が賞品球として払い出される。
【0033】
また、前記始動入賞口10に遊技球が入賞し、特別図柄変動開始スイッチによって入賞球が検出されると、前記主制御回路70へ入賞信号が送られ、それに伴って、前記主制御回路70で所定カウンタの各種数値が取得され、その取得乱数値が前記主制御回路70におけるRAMの該当する記憶領域に一旦格納される。そして、当該格納された各数値に基づいて大当たりに関する当否判定、リーチの有無決定、図柄の変動態様の決定、停止図柄組合せの決定等が行われ、前記主制御回路70から前記表示制御回路90(第一報知制御手段)、音声制御回路85(第二報知制御手段)、ランプ制御回路88(第二報知制御手段)等へ制御信号(コマンド)が送信され、その制御信号に基づき前記表示装置9(第一報知手段)における特別図柄表示部42の上側表示領域、中央表示領域、下側表示領域で特別図柄(判定図柄)の変動を開始し、それによって遊技状態の報知を行う。
【0034】
前記大当たり判定に供される所定のカウンタ(大当たり判定用カウンタ)は、請求項8に規定される当否判定手段に相当する。本実施例の大当たり判定用カウンタは、前記遊技機1の電源投入時に‘0’から始まり、所定の割り込み時間(本実施例では2.0m秒)ごとに1ずつ加算され、数値が‘629’になると、次に再び‘0’に戻って前記加算を繰り返すようになっている。前記大当たり判定用カウンタの取得乱数値は、予め決定されている大当たり数値、本実施例では平常時(低確率状態時)には‘5’,‘500’と対比され、確率変動状態時(高確率状態時)には‘5’,‘50’,‘100’,‘200’,‘300’,‘350’,‘400’,‘450’,‘500’,‘600’と対比されて大当りか否か判断される。大当たりの場合には、前記表示制御回路90等へ送信される制御信号に大当たりのコマンドが含まれる。また、当否の判定が終了するまでの間に、遊技球が始動入賞口10に入賞して大当たり判定用カウンタの数値が再び取得されることがあるため、前記取得乱数値は最大4個、前記主制御回路70におけるRAMの当該格納領域に格納され、順次判定に供される。
【0035】
前記特別図柄(判定図柄)の変動開始から所定時間変動後、特別図柄が変動停止して、停止図柄が確定表示される。本実施例では、前記表示装置9の特別図柄表示部42で上側表示領域、中央表示領域、下側表示領域で前記特別図柄が同時に変動を開始し、上側表示領域、下側表示領域、中央表示領域の順で特別図柄(判定図柄)が変動停止して、停止図柄が確定表示される。その際、図柄変動態様等によっては、リーチ状態が成立することがある。
【0036】
前記リーチ状態とは、前記表示装置9の特別図柄表示部42で特別図柄が変動表示開始された後、確定停止表示される前段階において、特定の表示態様、つまり大当たりの組合せが表示されやすい可変表示態様になったと遊技者に思わせるための表示態様をいう。前記リーチ状態の1つとして、前記表示装置9の特別図柄表示部42における各表示領域の内、最終停止図柄を表示する表示領域、ここでは中央表示領域だけを残して、残りの2つの表示領域で図柄が特定の組合せ(例えば同一図柄)となるように停止表示する表示態様を挙げることができる。また、リーチ状態が成立した場合には、種々のリーチ態様で演出する場合が多い。前記リーチ態様の具体例としては、例えば、最終停止図柄を、変動表示中にスロー変動させたり、コマ送り変動させたり、拡縮変動させたり、キャラクタを登場させて動作させながら変動させたり、最終停止図柄の変動時間を比較的長くしたりする等が挙げられる。
【0037】
前記特別図柄が大当たり停止図柄組合せ、本実施例ではぞろ目で停止表示されると、大当たりになり、遊技者にとって有利な特別遊技状態に移行する。前記特別遊技状態では、前記大入賞口15の開閉板61が開いて遊技領域6表面を落下してくる遊技球を受け止め、大入賞口15へ入賞可能にし、該大入賞口15への入賞があると、前記賞球払出装置95により所定数の遊技球が賞品球として払い出される。前記開閉板61は、所定時間(例えば29.5秒)経過後、或いは入賞球数カウントスイッチで検出された入賞球数が所定個数(例えば10個)となった時点で閉じるようにされている。
【0038】
前記大入賞口15の開放中又は大入賞口15が閉じてから約2秒以内に、前記特定領域入賞口への入賞球を特定入賞球検出スイッチが検出すると、前記大当たりを再度繰り返す継続権利が発生し、所定最高回数(例えば最高15回又は13回)、前記開閉板61の開放を繰り返す。
【0039】
また、前記大当たりの際に、前記大当たり停止図柄組合せが確変図柄である‘1’、‘3’、‘5’、‘7’、‘9’、‘11’の何れかの奇数のぞろ目であるときには、大当たり終了後に、次回の大当たり発生確率が通常遊技状態(低確率状態、1/315)よりも高い確率変動状態(高確率状態、5/315)に移行する。
【0040】
さらに、本発明では、前記遊技時、前記表示装置9(第一報知手段)における特別図柄の変動開始や変動停止による遊技状態の報知に関係して、前記スピーカ38(第二報知手段)が音声の発生や停止、例えば音楽の演奏や演奏停止を行い、さらに前記上部ランプ34とサイドランプ35(第二報知手段)が発光や発光停止を行うようになっており、前記スピーカ38(第二報知手段)や前記上部ランプ34及びサイドランプ35(第二報知手段)によっても遊技状態の報知が行われる。
【0041】
前記表示装置9(第一報知手段)、前記スピーカ38(第二報知手段)、前記上部ランプ34及びサイドランプ35(第二報知手段)における報知タイミングの関係は、前記表示制御回路90(第一報知制御手段)、前記音声制御回路85(第二報知制御手段)、前記ランプ制御回路88(第二報知制御手段)によって制御され、後述のタイミング関係変更条件が成立した場合にはタイミング関係変更制御手段(本実施例では前記各報知制御手段が兼ね備えている)によって変更される。
【0042】
本実施例の遊技機1では、通常時、すなわちタイミング関係変更条件が成立していない場合、前記表示装置9(第一報知手段)における特別図柄変動開始と同じタイミングで、前記スピーカ38(第二報知手段)から音楽が流れ始めると共に、前記上部ランプ34及びサイドランプ35(第二報知手段)が発光する。そして、前記特別図柄の変動停止と同じタイミングで前記スピーカ38(第二報知手段)による音楽が停止すると共に、前記上部ランプ34及びサイドランプ35(第二報知手段)の発光が停止する。以下、前記報知タイミング関係の変更と関連させて、前記各報知制御手段における処理を詳述する。
【0043】
図3は前記表示制御回路90(第一報知制御手段)が行う表示制御処理についてのフローチャートである。前記表示制御処理は、割り込み時間(本実施例では2.0msec)毎に前記表示制御回路90のROMに記憶されているプログラムを実行する。この表示制御処理では、まず、前記主制御回路70から送信されたコマンド(制御信号)を受信したか否か判断される(S10)。前記コマンドには、図柄変動開始コマンド,図柄変動態様決定コマンド、図柄変動停止コマンドが含まれるほか、大当たりか否かを識別させるための大当たりのコマンドも含まれる。前記コマンドを受信した場合には、受信したコマンドが大当たりのコマンドか否か判断され(S20)、大当たりのコマンドである場合には表示遅延抽選カウンタ値が1か否か判断される(S30)。
【0044】
前記表示遅延抽選カウンタは、前記表示制御回路90に設けられ、前記遊技機1の電源投入時に数値が‘0’から始まり、後述の乱数更新処理(S70)において割り込み時間(本実施例では2.0msec)毎に1づつ加算され、‘3’に至ると次に再び‘0’に戻るようになっている。前記コマンドを受信したこと(S10)、前記受信コマンドが大当たりのコマンドであること(S20)及び前記表示遅延抽選カウンタ値が‘1’であること(S30)の3つの条件は、前記表示装置9(第一報知手段)におけるタイミング関係変更条件に相当し、前記S10,S20、S30の3つの条件が満たされることによって前記表示装置9(第一報知手段)におけるタイミング関係変更条件が成立したことになる。したがって、大当たりの場合でも、前記表示遅延抽選カウンタ値が‘1’の場合にのみ前記通常の表示(報知)タイミングから変更されることになる。
【0045】
前記タイミング関係変更条件が成立した場合(S10,S20,S30)、表示遅延タイマ値が500に設定されると共に表示遅延フラグ値が1に設定される(S40)。前記表示遅延タイマ及び表示遅延フラグは何れも前記表示制御回路90に設けられている。前記表示遅延タイマは、前記表示装置9による遊技状態の報知タイミングを遅らせる時間、本実施例では大当たり時における特別図柄の変動及び停止による遊技状態の報知タイミングを遅らせる時間を設定するのに用いられる。また前記表示遅延フラグは、‘1’の場合に前記タイミング関係変更条件が成立していることを示し、‘0’の場合に前記タイミング関係変更条件が成立していないことを示すようになっている。
【0046】
前記表示遅延タイマ値及び表示遅延フラグ値の設定後、表示用タイマ減算処理(S50)が行われる。なお、前記コマンド受信の要件(S10)、受信コマンドが大当たりのコマンドである要件(S20)及び表示遅延抽選カウンタ値が‘1’(S30)である要件のいずれか一つでも満たされない場合には前記表示遅延タイマ値及び表示遅延フラグ値の設定を行うことなく、表示用タイマ減算処理(S50)が行われる。
【0047】
前記表示用タイマ減算処理(S50)では、図4に示すように、まず遊技に関するその他の処理が行われる(S51)。その他の処理として種々の処理が行われるが、本発明に特に関わりの無い処理については説明を省略する。次いで、前記表示遅延タイマ値が‘0’であるか否か判断され(S52)、‘0’でない場合には表示遅延タイマ値から‘1’減算し、減算により得られた数値が新たな表示遅延タイマ値として更新され、前記表示制御回路90のRAMに記憶された(S53)後に、この表示用タイマ減算処理(S50)が終了する。そして、前記表示遅延タイマ値は次に表示制御処理が実施される際に‘1’減算され、すなわち割り込み時間毎に‘1’づつ減算され、前記表示遅延タイマ値=0になると(S52)前記減算処理(S53)を行うことなく、直ちにこの表示用タイマ減算処理(S50)が終了する。本実施例において、前記表示遅延タイマの設定値である‘500’は、割り込み時間である2.0msec毎に‘1’づつ減算されるため、500×2.0msec=1000msec(=1秒)で‘0’に戻る。後述のように、遅延対象とされている表示に関する報知は、前記表示遅延タイマ値が‘0’になるまで行われないため、本実施例では通常時よりも、1000msec(1秒)遅れて報知されるようになる。
【0048】
前記表示用タイマ減算処理(S50)後、出力処理(S60)が行われる。前記出力処理(S60)では、図5に示すように、まず前記表示遅延フラグ値が‘1’か否か判断され(S61)、‘1’の場合、すなわち前記タイミング変更条件が成立している場合には、前記表示遅延タイマ値が‘0’か否か判断される(S62)。そして、前記表示遅延タイマ値が‘0’の場合には遅延が必要なものを出力処理し(S63)、表示(報知)タイミング関係を変更する。本実施例では、前記表示装置9に、前記特別図柄の変動開始及び所定時間変動後大当たり停止図柄で停止表示を行うように出力する。前記表示(報知)タイミング関係が変更となった場合の表示(報知)制御データ、すなわち前記特別図柄の変動時間設定及び変動パターン設定等は、前記タイミング関係変更前の表示(報知)制御データと同一とされる。
【0049】
前記遅延が必要なものを出力した(S63)後、前記表示遅延フラグ値を’0’にリセットし(S64)、次いでその他の処理を行い(S65)、この出力処理(S60)を終了する。前記その他の処理(S65)には、遅延が必要でない表示処理、例えば本実施例では外れの場合における特別図柄の変動・停止処理等が挙げられる。なお、前記表示遅延フラグ値が‘1’でない場合(S61)や前記表示遅延タイマ値が‘0’でない場合(S62)には、前記遅延を必要とするものの出力(S63)及び表示遅延フラグ値の‘0’へのリセット(S64)を行うことなく、その他の処理(S65)へジャンプする。
【0050】
前記出力処理(S60)後、乱数更新処理(S70)が行われる。この乱数更新処理(S70)では、図6に示すように、まず、遊技に関するその他の処理が行われる(S71)。遊技に関するその他の処理として種々の処理が行われるが、本発明に特に関わりの無い処理については説明を省略する。その後、前記表示遅延抽選カウンタ値に‘1’加算される(S72)。次いで、前記加算後の表示遅延抽選カウンタ値が3未満か否か判断され(S73)、3未満の場合には、前記加算後の数値が新たな表示遅延抽選カウンタ値として更新され、前記表示制御回路90のRAMに記憶された後、この乱数更新処理(S70)が終了し、また3以上の場合には前記表示遅延抽選カウンタ値が‘0’にリセットされた(S74)後にこの乱数更新処理(S70)が終了する。
【0051】
前記乱数更新処理(S70)の後、遊技に関するその他の処理が行われる(S80)。なお、遊技に関するその他の処理として種々の処理が行われるが、本発明に特に関わりの無い処理については説明を省略する。
【0052】
図7は前記音声制御回路85(第二報知制御手段)が行う音声制御処理についてのフローチャートである。なお、この音声制御処理は、前記表示制御処理と同様の内容からなるため、同じ部分については説明を簡略にし、あるいは省略し、相違する部分についてのみ詳しく説明する。前記音声制御回路85には、前記表示制御回路90と同様にCPU、RAM、ROMを備え、前記音声制御回路85のROMに記憶されているプログラムにしたがい、割り込み時間(本実施例では2.0msec)毎にこの音声制御処理を行う。
【0053】
音声制御処理では、まず前記主制御回路70からコマンドを受信したか否かが判断される(S110)。受信した場合には、受信したコマンドが大当たりのコマンドか否か判断され(S120)、大当たりのコマンドの場合には、前記音声制御回路85に設けられている音声遅延抽選カウンタの値が‘1’か否か判断される(S130)。前記音声遅延抽選カウンタは、前記遊技機1の電源投入時に数値が‘0’から始まり、後述の乱数更新処理(S170)において割り込み時間(本実施例では2.0msec)毎に1づつ加算され、‘4’に至ると次に再び‘0’に戻るようになっている。そしてS130で、前記音声遅延抽選カウンタ値が‘1’と判断された場合には、前記音声制御回路85に設けられている音声遅延タイマの値が1000にセットされると共に、前記音声制御回路85に設けられている音声遅延フラグの値が‘1’にセットされる(S140)。
【0054】
前記コマンドを受信したこと(S110)、前記受信コマンドが大当たりのコマンドであること(S120)及び前記音声遅延抽選カウンタ値が‘1’であること(S130)の3つの条件は、前記スピーカ38(第二報知手段)におけるタイミング関係変更条件に相当し、前記3つの条件のいずれか一つでも満たされない場合には前記音声遅延タイマ値及び音声遅延フラグ値の設定(S140)は行われない。
【0055】
その後、音声用タイマ減算処理(S150)が行われる。前記音声用タイマ減算処理(S150)では、図8に示すように、遊技に関するその他の処理(S151)が行われた後、前記音声遅延タイマ値が‘0’か否か判断され(S152)、‘0’でない場合には現在の音声遅延タイマ値から1を減算して新たな音声遅延タイマ値として更新し、その更新音声遅延タイマ値を前記音声制御回路85のRAMに記憶して(S153)、この音声用タイマ減算処理(S150)を終了する。このように、前記音声遅延タイマ値は、最大値‘1000’から割り込み時間毎にこの音声制御処理で‘1’づつ減算されるため、割り込み時間が2.0msecからなる本実施例では、1000×2.0msec=2000msec(=2秒)で‘0’になる。したがって、本実施例では、遅延対象とされている音声に関する報知は、通常時よりも2000msec(2秒)遅れて行われることとなり、しかも前記表示に関する報知の遅延時間1000msec(1秒)よりも、さらに1000msec(1秒)遅れて行われることになる。なお、前記音声遅延タイマ値が‘0’の場合(S152)には、直ちにこの音声用タイマ減算処理(S150)を終了する。
【0056】
前記音声用タイマ減算処理(S150)の後、出力処理(S160)が行われる。この出力処理(S160)では、図9に示すように、前記音声遅延フラグ値が‘1’であって(S161)、前記音声遅延タイマ値が‘0’の場合(S162)、遅延を必要とするものを出力する処理がなされ(S163)、音声報知タイミング関係を変更する。本実施例では、音楽の演奏が開始され、所定時間経過後に音楽が停止するように前記スピーカ38(第一報知手段)に出力される。前記音声報知タイミング関係が変更となった場合の音声報知制御データ、すなわち前記音楽(音声)の演奏時間設定等は、前記タイミング関係変更前の音声報知制御データと同一とされる。
【0057】
その後、前記音声遅延フラグ値が‘0’にリセットされ(S164)、次いでその他の処理がおこなわれ(S165)、この出力処理(S160)が終了される。前記S165で行われるその他の処理には、前記遅延が必要でない音声処理、例えば本実施例では外れの場合における特別図柄の変動停止に関連してスピーカから流れる音声の発生及び停止に関する処理等が挙げられる。なお、前記音声遅延フラグ値が‘1’でない場合(S161)や前記音声遅延タイマ値が‘0’でない場合(S162)には、前記遅延を必要とするものの出力(S163)及び音声遅延フラグ値のリセット(S164)を行うことなく、その他の処理(S165)へジャンプする。
【0058】
続く乱数更新処理(S170)では、図10に示すように、遊技に関するその他の処理が行われた(S171)後、前記音声遅延抽選カウンタ値が1加算され(S172)、その加算後の値が4未満の場合には、加算後の値が新たな音声遅延抽選カウンタ値として前記音声制御回路85のRAMに記憶され(S173)、その後にこの乱数更新処理(S170)が終了する。また前記加算後の値が4以上の場合には前記音声遅延抽選カウンタ値が‘0’にリセットされ(S174)、その後にこの乱数更新処理(S170)が終了する。
【0059】
前記乱数更新処理(S170)の後、遊技に関するその他の処理を行って(S180)、この音声制御処理を終了する。
【0060】
図11は、前記ランプ制御回路88(第二報知制御手段)が行う発光制御処理についてのフローチャートである。この発光制御処理においても、前記音声制御処理及び表示制御処理と同様の処理が行われる。前記ランプ制御回路88には、前記音声制御回路85及び前記表示制御回路90と同様にCPU、RAM、ROMを備え、前記ランプ制御回路88のROMに記憶されているプログラムにしたがい、割り込み時間(本実施例では2.0msec)毎にこの発光制御処理を行う。
【0061】
発光制御処理では、まず前記主制御回路70からコマンドを受信したか否かが判断される(S210)。受信した場合には、受信したコマンドが大当たりのコマンドか否か判断され(S220)、大当たりのコマンドの場合には、前記ランプ制御回路88に設けられている発光遅延抽選カウンタの値が‘1’か否か判断される(S230)。前記発光遅延抽選カウンタは、前記遊技機1の電源投入時に数値が‘0’から始まり、後述の乱数更新処理(S270)において割り込み時間(本実施例では2.0msec)毎に1づつ加算され、‘5’に至ると次に再び‘0’に戻るようになっている。そしてS230で、前記発光遅延抽選カウンタ値が‘1’と判断された場合には、前記ランプ制御回路88に設けられている発光遅延タイマの値が1500にセットされると共に、前記ランプ制御回路88に設けられている発光遅延フラグの値が‘1’にセットされる(S240)。
【0062】
前記コマンドを受信したこと(S210)、前記受信コマンドが大当たりのコマンドであること(S220)及び前記発光遅延抽選カウンタ値が‘1’であること(S230)の3つの条件は、前記上部ランプ34及びサイドランプ35((第二報知手段)におけるタイミング関係変更条件に相当し、前記3つの条件のいずれか一つでも満たされない場合には前記発光遅延タイマ値及び発光遅延フラグ値の設定(S240)は行われない。
【0063】
その後、発光用タイマ減算処理(S250)が行われる。前記発光用タイマ減算処理(S250)では、図12に示すように、遊技に関するその他の処理(S251)が行われた後、前記発光遅延タイマ値が‘0’か否か判断され(S252)、‘0’でない場合には現在の発光遅延タイマ値から1を減算して新たな発光遅延タイマ値として更新し、その更新発光遅延タイマ値を前記ランプ制御回路88のRAMに記憶して(S253)、この発光用タイマ減算処理(S250)を終了する。このように、前記発光遅延タイマ値は、最大値‘1500’から、割り込み時間毎にこの発光制御処理の発光用タイマ減算処理(S250)で‘1’づつ減算されるため、割り込み時間が2.0msecとされた本実施例では、1500×2.0msec=3000msec(=3秒)で前記発光遅延タイマ値が‘0’になる。したがって、本実施例では、遅延対象とされている発光に関する報知は、通常時よりも3000msec(3秒)遅れて行われることとなり、しかも前記表示に関する報知の遅延時間1000msec(1秒)よりも2000msec(2秒)遅れ、さらに前記音声に関する報知の遅延時間2000msec(2秒)よりも1000msec(1秒)遅れて行われることになる。なお、前記発光遅延タイマ値が0の場合(S252)の場合には、直ちにこの発光用タイマ減算処理(S250)を終了する。
【0064】
前記発光用タイマ減算処理(S250)の後、出力処理(S260)が行われる。この出力処理(S260)では、図13に示すように、前記発光遅延フラグ値が‘1’であって(S261)、かつ前記発光遅延タイマ値が‘0’の場合(S262)、遅延を必要とするものを出力する処理がなされ(S263)、発光報知タイミング関係が変更される。本実施例では、発光を開始させ、所定時間経過後に発光を停止するように前記上部ランプ34及びサイドランプ35(第二報知手段)に出力される。前記発光報知タイミング関係が変更となった場合の発光報知制御データ、すなわち前記発光時間設定等は、前記タイミング関係変更前の発光報知制御データと同一とされる。
【0065】
その後、前記発光遅延フラグ値が‘0’にリセットされ(S264)、その他の処理がおこなわれた(S265)後、この出力処理(S260)が終了される。前記S265で行われるその他の処理には、前記遅延が必要とされない発光処理、例えば本実施例では、外れの場合における特別図柄の変動停止に関連する前記上部ランプ34及びサイドランプ35(第二報知手段)の発光及び停止に関する処理等が挙げられる。なお、前記発光遅延フラグ値が‘1’でない場合(S261)や前記発光遅延タイマ値が0でない場合(S262)には、前記遅延を必要とするものの出力(S263)及び発光遅延フラグ値のリセット(S264)を行うことなく、その他の処理(S265)へジャンプする。
【0066】
続く乱数更新処理(S270)では、図14に示すように、遊技に関するその他の処理が行われた(S271)後、前記発光遅延抽選カウンタ値が1加算され(S272)、その加算後の値が5未満の場合には、加算後の値が新たな発光遅延抽選カウンタ値として前記ランプ制御回路88のRAMに記憶され(S273)、その後にこの乱数更新処理(S270)が終了する。また前記加算後の値が5以上の場合には前記発光遅延抽選カウンタ値が‘0’にリセットされ(S274)、その後にこの乱数更新処理(S270)が終了する。
【0067】
前記乱数更新処理(S270)の後、遊技に関するその他の処理を行って(S280)、この発光制御処理を終了する。
【0068】
図15は、本実施例に関し、前記タイミング関係が通常の場合と前記タイミング関係が変更された場合とにおける、前記表示装置9(第一報知手段)の図柄の変動停止による報知、前記スピーカ38(第二報知手段)の音声による報知、前記上部ランプ34及びサイドランプ35(第二報知手段)の発光による報知に関するタイミング関係を示すタイミングチャートである。前記タイミング関係が通常時では、前記主制御回路70からコマンドを受信すると所定時間後に、前記表示装置9の特別図柄表示部42における図柄変動、前記スピーカ38における音声発生、前記上部ランプ34とサイドランプ35における発光が、ともに同時に行われ、また前記図柄の停止と同時に音声の停止及び発光停止が行われる。
【0069】
それに対して、前記表示制御回路90(第一報知制御手段)で前記タイミング関係変更条件が成立し、タイミング関係の変更が行われて報知が遅延する時には、前記主制御回路70からコマンドを受信すると、前記表示装置9では、図柄の変動開始及び停止タイミングが前記通常時よりも1000msec(1秒)遅れることになる。また、前記音声制御回路85(第二報知制御手段)で前記タイミング関係変更条件が成立し、タイミング関係の変更が行われて報知が遅延する時には、前記主制御回路70からコマンドを受信すると、前記スピーカ38における音声の発生及び停止タイミングが通常の場合よりも2000msec(2秒)遅れることになる。さらにまた、前記ランプ制御回路88(第二報知制御手段)で前記タイミング関係変更条件が成立し、タイミング関係の変更が行われて報知が遅延する時には、前記主制御回路70からコマンドを受信すると、前記上部ランプ34及びサイドランプ35における発光及び発光停止タイミングが通常の場合よりも3000msec(3秒)遅れることになる。
【0070】
このように、タイミング関係変更条件が成立すると、各報知手段の報知タイミングが、通常のタイミング関係から変更されるため、遊技の演出に関する画一化及び単調化を防ぐことができる。しかも、前記実施例では、前記タイミング関係変更成立条件が、各報知制御手段において異なるため、前記変更された報知タイミングが組み合わされることによって、遊技の演出に関するバリエーションが増大し、遊技の興趣を一層高めることができる。
【0071】
さらに、本実施例では、大当たりに関する当否判定が外れの場合、前記報知タイミング関係の変更を行わないため、前記報知タイミング関係が変更されない場合よりも報知タイミング関係が変更された場合のほうが、大当たりの確率が高くなる。そのため、遊技者は、報知タイミング関係が変更されることによって、大当たりに対する期待感が増大し、遊技の興趣が増大する。
【0072】
また、本発明の他の実施例として、遊技盤上にモーター等により駆動可能な駆動体(駆動役物)を設け、駆動体制御手段によって前記駆動体の駆動を制御し、前記大当たり等の遊技状態を駆動体の駆動によって報知(駆動報知)するようにした遊技機を挙げることができる。その場合には、前記駆動体を本発明の第二報知手段とし、前記駆動体制御手段を本発明における第二報知制御手段及びタイミング関係変更制御手段として、前記実施例における報知制御手段(音声制御手段等)の制御と同様な制御処理を行うことにより、当該駆動体の報知タイミング関係を変更させるようにしてもよい。前記駆動体の代表的なものには、モーター等により駆動する人形、ソレノイド等により開閉されるチューリップ型の入賞口などが挙げられる。
【0073】
さらにまた、前記実施例においては、各報知制御手段におけるタイミング関係変更及び遅延時間が互いに同期しないように、各遅延抽選カウンタ及び各遅延タイマの設定値を各報知制御手段で異なる値にしたが、本発明は、これに限定されるものではない。
【0074】
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において構成の一部を適宜に変更して実施することができる。例えば、前記実施例では、大当たりの場合に遅延させる例を挙げたが、これに限定されることなく、大当たりでない場合に報知タイミング関係を変更するようにしてもよい。また、本発明の遊技機は前記実施例のパチンコ遊技機に限られるものではない。
【0075】
【発明の効果】
以上、図示し説明したように、請求項1の発明によれば、遊技者に遊技状態を報知する第一報知手段及び第二報知手段と、前記第一報知手段を制御する第一報知制御手段と、前記第二報知手段を制御する第二報知制御手段とを備え、前記第一報知手段の報知と前記第二報知手段の報知とに所定の報知タイミング関係を有している遊技機において、タイミング関係変更条件が成立した場合に、前記報知タイミング関係を変更するタイミング関係変更制御手段を備えたため、遊技者はタイミングの変更に意外性を感じ、趣向性の高い遊技機を提供できる。
【0076】
請求項2の発明によれば、表示による報知と音による報知のタイミング関係を変更できるため、表示と音との演出関係において、新しい感覚の遊技演出を行える遊技機を提供できる。
【0077】
請求項3の発明によれば、タイミング関係の変更が、複数の図柄の変動停止表示と、複数の図柄の変動停止表示に関係して発生する音声報知との関係において行われるため、図柄の変動と音の演出において、新しい感覚の遊技演出を行える遊技機を提供できる。
【0078】
請求項4の発明によれば、表示による報知と発光による報知のタイミング関係を変更できるため、表示と発光との演出関係において、新しい感覚の遊技演出を行える遊技機を提供できる。
【0079】
請求項5の発明によれば、タイミング関係の変更は、複数の図柄の変動停止表示と、複数の図柄の変動停止表示に関係して発光する発光報知との関係において行われるため、図柄の変動と発光との演出関係において、新しい感覚の遊技演出を行える遊技機を提供できる。
【0080】
請求項6の発明によれば、表示による報知と駆動体による報知のタイミング関係を変更できるため、表示と駆動体との演出関係において、新しい感覚の遊技演出を行える遊技機を提供できる。
【0081】
請求項7の発明によれば、タイミング関係の変更は、複数の図柄の変動停止表示と、複数の図柄の変動停止表示に関係して駆動する駆動報知との関係において行われるため、図柄の変動と駆動体との演出関係において、新しい感覚の遊技演出を行える遊技機を提供できる。
【0082】
請求項8の発明によれば、判定開始条件の成立に起因して遊技の当たり外れを判定する当否判定手段と、前記当否判定手段による判定結果が当たりであった場合に特別遊技を実行する特別遊技実行手段とを備え、前記タイミング関係変更制御手段による前記所定のタイミング関係の変更があった場合に、当たりである可能性が前記所定のタイミング関係の変更がない場合に比べ高くされているため、遊技者はタイミングの変更が行われた場合に大当たりへの期待感が増大するようになり、遊技の興趣が一層高まる遊技機を提供できる。
【0083】
請求項9の発明によれば、タイミング関係が変更さない場合と変更される場合とで、同一の報知制御データが使用されるため、データ量が嵩まず、少ないデータ量で遊技の演出変更が可能な遊技機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る遊技機全体の正面図である。
【図2】同遊技機の電気制御を簡略に示すブロック図である。
【図3】同遊技機における表示制御処理に関するフローチャートである。
【図4】表示制御処理における表示用タイマ減算処理に関するフローチャートである。
【図5】表示制御処理における出力処理に関するフローチャートである。
【図6】表示制御処理における乱数更新処理に関するフローチャートである。
【図7】同遊技機における音声制御処理に関するフローチャートである。
【図8】音声制御処理における音声用タイマ減算処理に関するフローチャートである。
【図9】音声制御処理における出力処理に関するフローチャートである。
【図10】音声制御処理における乱数更新処理に関するフローチャートである。
【図11】同遊技機における発光制御処理に関するフローチャートである。
【図12】発光制御処理における発光用タイマ減算処理に関するフローチャートである。
【図13】発光制御処理における出力処理に関するフローチャートである。
【図14】発光制御処理における乱数更新処理に関するフローチャートである。
【図15】報知タイミング関係の通常時と報知タイミング関係の変更時におけるタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 遊技機
3 遊技盤
9 表示装置(第一報知手段)
10 始動入賞口
34 上部ランプ(第二報知手段)
35 サイドランプ(第二報知手段)
38 スピーカ(第二報知手段)
42 特別図柄表示部(第一報知手段)
51 特別図柄用記憶個数報知部
70 主制御回路
85 音声制御回路(第二報知制御手段)
88 ランプ制御回路(第二報知制御手段)
90 表示制御回路(第一報知制御手段)

Claims (9)

  1. 遊技者に遊技状態を報知する第一報知手段及び第二報知手段と、前記第一報知手段を制御する第一報知制御手段と、前記第二報知手段を制御する第二報知制御手段とを備え、
    前記第一報知手段の報知と前記第二報知手段の報知間に所定の報知タイミング関係を有している遊技機において、
    タイミング関係変更条件が成立した場合に、前記報知タイミング関係を変更するタイミング関係変更制御手段を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記第一報知手段は表示装置であり、前記第二報知手段は音声発生装置であることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記第一報知制御手段は前記表示装置に複数の図柄を変動停止表示する表示制御を行い、前記第二報知制御手段は前記表示装置における前記複数の図柄の変動停止表示に関係して音声の発生制御を行い、
    前記報知タイミング関係の変更は、前記複数の図柄の変動停止表示と、前記複数の図柄の変動停止表示に関係して発生する音声報知との関係において行われることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記第一報知手段は表示装置であり、前記第二報知手段は発光装置であることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  5. 前記第一報知制御手段は前記表示装置に複数の図柄を変動停止表示する表示制御を行い、前記第二報知制御手段は前記表示装置における前記複数の図柄の変動停止表示に関係して発光装置の発光制御を行い、
    前記報知タイミング関係の変更は、前記複数の図柄の変動停止表示と、前記複数の図柄の変動停止表示に関係して発光する発光報知との関係において行われることを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
  6. 前記第一報知手段は表示装置であり、前記第二報知手段は駆動体であることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  7. 前記第一報知制御手段は前記表示装置に複数の図柄を変動停止表示する表示制御を行い、前記第二報知制御手段は前記表示装置における前記複数の図柄の変動停止表示に関係して駆動体の駆動制御を行い、
    前記報知タイミング関係の変更は、前記複数の図柄の変動停止表示と、前記複数の図柄の変動停止表示に関係して駆動する駆動報知との関係において行われることを特徴とする請求項6に記載の遊技機。
  8. 判定開始条件の成立に起因して遊技の当たり外れを判定する当否判定手段と、前記当否判定手段による判定結果が当たりであった場合に特別遊技を実行する特別遊技実行手段とを備え、
    前記タイミング関係変更制御手段による前記報知タイミング関係の変更があった場合には、当たりである可能性が前記報知タイミング関係の変更がない場合に比べて高いことを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の遊技機。
  9. 前記第一報知制御手段の報知制御データと前記第二報知制御手段の報知制御データは、前記報知タイミング関係が変更されない場合と変更された場合とで、同一の報知制御データが使用されることを特徴とする請求項1から8の何れか一項に記載の遊技機。
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