JP2004048773A - 画面間の相関度を用いた画質改善回路及び方法 - Google Patents

画面間の相関度を用いた画質改善回路及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 画面間の相関度を用いて画質を改善する回路及び方法を提供する。
【解決手段】 入力される輝度信号を画面単位にグレイレベル分布度に該当するヒストグラムデータを計算し、ヒストグラムデータを用いて第1伝達関数を生成する第1伝達関数生成器と、少なくとも一つの以前画面と現画面に対するヒストグラムデータから画面との相関係数を求め、相関係数に対応する画面間相関情報を出力するフレーム間相関度算出器と、前記画面間相関情報に基づき、第1伝達関数を選択的に出力する伝達関数調整部及び伝達関数調整部から出力される伝達関数によって入力輝度信号を補正して出力するマッパを備える。
【選択図】 図1

Description

 本発明は画面間の相関度を用いた画質改善回路及び方法に係り、さらに詳しくは画面間の相関程度によって適応的に輝度信号を補償処理する画面間の相関度を用いた画質改善回路及び方法に関する。
 コントラスト改善のための多様な方法のうち、ヒストグラム等化が一番広く知られている。一般に、ヒストグラム等化は動的範囲(dynamic range)を伸ばす(streching)効果を有するので、結果映像のグレイ分布を均一にし、これは映像のコントラストを改善するのに繋がる。
 公知のヒストグラム等化のこのような特性は、実際のことろ短所になる場合もある。すなわち、ヒストグラム等化の出力密度が一定なので、出力映像の平均の明るさは中間グレイレベルに近くなる。
 ところが、知られているヒストグラム等化適用方式は、隣接フレームとの相関度を問わずフレーム毎に独立して伝達関数を算出して適用する。このような従来のヒストグラム等化適用方式は、隣接したフレーム間の相関程度が低い時はコントラスト向上効果を提供するが、隣接したフレーム間の相関程度が高い時はかえって画質を劣化させる場合がある。例えば、以前フレームと現フレームの背景画面は同一であり、以前フレームに存在しなかった特定物体が現在フレームに登場する場合、従来のフレーム別ヒストグラム等化方式を適用すれば画面が明るくなったり暗くなるフリッカ(flicker)現象を引き起こす問題点がある。
アメリカ特許第5、936、665号 韓国特許第10-0188679号
 本発明は前述したような問題点を改善するために案出されたもので、その目的は画面間の相関程度によってヒストグラム等化を適応的に適用して画質を改善する回路及び方法を提供することにある。
 前述した目的を達成するために本発明に係る画面間の相関度を用いた画質改善回路は、所定数のグレイレベルで表現される輝度信号をヒストグラム等化して画質を改善する回路において、入力される輝度信号について画面単位にグレイレベル分布度に該当するヒストグラムデータを計算し、前記ヒストグラムデータを用いて第1伝達関数を生成する第1伝達関数生成器と、少くとも一つの以前画面と現画面に対する前記ヒストグラムデータから画面間の相関係数を求め、前記相関係数に対応する画面間相関情報を出力するフレーム間相関度算出器と、該フレーム間相関度算出器から出力される前記画面間相関情報に基づき前記第1伝達関数を選択的に出力する伝達関数調整部、及び前記伝達関数調整部から出力される伝達関数によって前記入力輝度信号を補正して出力するマッパと、を備える。
 望ましくは、前記フレーム間相関度算出器は以前フレームのヒストグラムデータと現フレームのヒストグラムデータから第1相関係数を算出する第1相関係数算出部と、該第1相関係数を設定されたスレショルド値と比較し、前記第1相関係数が前記スレショルド値以下であると判断されれば場面変化検出信号を前記伝達関数調整部に出力する場面変化判別部と、を備え、前記伝達関数調整部は前記場面変化検出信号が受信されれば、前記第1伝達関数を前記マッパに出力する。
 本発明の一側面によれば、前記伝達関数調整部は前記場面変化判別部から前記場面変化検出信号が発生されない間は、前記場面変化検出と判別されたフレーム以降から現フレームの直前までのフレームについて求めた前記第1伝達関数の累積平均値を前記マッパに出力する。
 本発明の他の側面によれば、前記フレーム間相関度算出器は、以前フレームのうち比較対象と設定されたフレームのヒストグラムデータと現フレームのヒストグラムデータから第2相関係数を算出する第2相関係数算出部と、前記場面変化判別部から前記場面変化検出信号が発生されない間、前記第2相関係数が設定された所定数のフレームについて次第に減少すればパンニング現象と判別し、パンニング検出信号を前記伝達関数調整部に出力するパンニング判別部をさらに備える。前記伝達関数調整部は前記パンニング判別部から前記パンニング検出信号が受信されれば、前記場面変化検出と判別されたフレーム以降から現フレーム直前までのフレームについて求めた前記第1伝達関数の累積平均値を第2伝達関数として前記マッパに出力する。
 前記第2相関係数算出部の前記比較対象フレームは、前記場面変化判別部で場面変化検出と判別されたフレームまたは前記パンニング判別部からパンニング現象と判別された最終フレームの次番目のパンニング現象中断フレームに更新され設定される。
 前記伝達関数調整部は前記パンニング検出信号、前記場面変化検出信号が受信されなければ、伝達関数値が1に該当する信号を前記マッパに出力する。
 前記第1伝達関数生成器は、前記ヒストグラムデータを算出するフレームヒストグラム計算機と、画面単位に対する入力輝度信号の平均レベルを求めるフレーム平均計算機と、前記ヒストグラムデータを前記輝度信号の平均レベルによって所定数のサブ映像に分割し、サブ映像別に確率密度関数を算出する分割器と、前記サブ映像別に出力される前記確率密度関数に基づき前記サブ映像別に累積密度関数を算出し、前記累積密度関数を前記第1伝達関数として出力するCDF計算機を備える。
 また、前述した目的を達成するために本発明に係る画面間の相関関係を用いた画質改善方法は、所定数のグレイレベルで表現される輝度信号をヒストグラム等化して画質を改善する方法において、入力される輝度信号について画面単位にグレイレベル分布度に該当するヒストグラムデータを計算する段階と、前記ヒストグラムデータを用いて第1伝達関数を生成する段階と、少なくとも一つの以前画面と現画面に対する前記ヒストグラムデータから画面間の相関係数を求め、前記相関係数に対応する画面間相関情報を生成する段階と、前記画面間の相関情報に基づき前記入力輝度信号について前記第1伝達関数を選択的に適用して補正する段階を含む。
 望ましくは以前画面と現画面について相関関係を求めた第1相関係数が、設定されたスレショルド値以下として判断されれば場面変化と判断し、前記第1伝達関数を前記入力輝度信号に適用して補正する。
 また、本発明に係る画面間の相関関係を用いた画質改善方法は以前フレーム中に比較対象と設定されたフレームのヒストグラムデータと現フレームのヒストグラムデータから第2相関係数を算出する段階をさらに含み、前記第1相関係数が設定されたスレショルド値以下に落ちないなら、前記第2相関係数が設定された所定数のフレームについて次第に減少すればパンニング現象として判断し、前記第1相関係数が前記スレショルド値以下に落ちるフレーム以降から現フレーム直前までのフレームについて前記第1伝達関数を平均算術した値を前記入力輝度信号に適用して補正する方式よりなる。
 望ましくは、前記画面間の相関情報が前記場面変化及び前記パンニング現象として判断されなければ、前記入力輝度信号について補正を行わない。
 以上述べた通り、本発明に係る画面間の相関度を用いた画質改善回路及び方法によれば、連続するフレーム間の相関程度によってヒストグラム等化処理を選択的に適用することによって画質を改善することができる。
 以下、添付した図面に基づき本発明の望ましい実施例による画面間の相関度を用いた画質改善回路及び方法をさらに詳述する。
 図1は本発明に係る画質改善回路の一実施例を示すブロック図である。
 同図を参照すれば、画質改善回路は第1伝達関数生成器10、フレーム間相関度算出器20、伝達関数調整部30及びマッパ40を備える。参照符号50は入力輝度信号遅延用第1フレームメモリである。
 第1伝達関数生成器10は、入力されるフレーム単位についてピクセル別輝度レベル分布度に該当するヒストグラムデータを算出し、ヒストグラムデータを用いて第1伝達関数f1を生成する。
 第1伝達関数生成器10は、公知の多様なヒストグラム等化器に適用される伝達関数生成器が適用され得る。
 例えば、伝達関数生成器は韓国特許第255636号、韓国特許第319864号、韓国特許第207660号、韓国特許第183830号、韓国特許第188679号に開示されたヒストグラム等化器に適用された伝達関数生成器が適用され得る。
 本発明の一例として第1伝達関数生成器10は前述したヒストグラム等化器のうち韓国特許第183830号に開示されたものを適用している。
 第1伝達関数生成器10はフレームヒストグラム計算機11、フレーム平均計算機12、分割器13、第1CDF計算機14a、第2CDF計算機14b、CDFメモリ15を備える。
 フレームヒストグラム計算機11は、入力される輝度信号について一つの画面単位にヒストグラムを計算する。すなわち、1フレーム映像のグレイレベル分布度を計算する。ここで、画面単位はフィールドまたはフレーム単位を指し、以下の説明ではフレーム単位に説明する。
 フレーム平均計算機12は、入力される輝度信号についてフレーム単位に平均レベルを計算する。
 分割器13は、フレームヒストグラム計算機で計算されたグレイレベル分布度をフレーム平均計算機12で計算された平均レベルに基づき所定数、例えば二つのサブ映像に分割して二つのサブ映像の確率密度関数を出力する。
 第1CDF計算機14aは、分割器13から出力される映像サンプルが平均レベル以下のサブ映像(以下、第1サブ映像と称する)に対する確率密度関数を用いて累積密度関数を計算する。
 第2CDF計算機14bは、分割器13から出力される映像サンプルが平均レベルより大きいサブ映像(以下、第2サブ映像と称する)に対する確率密度関数を用いて累積密度関数を計算する。
 CDFメモリ15は、CDF計算機14で計算された累積密度関数を同期信号に応じてフレーム単位に更新し、更新される間に以前に保存された累積密度関数を伝達関数調整部30に出力する。ここで、同期信号は画面単位がフィールドならばフィールド同期信号になり、フレームならばフレーム同期信号になり、CDFメモリ15はバッファとして使用される。
 このような第1伝達関数生成器10による伝達関数生成過程は韓国特許第183830号に開示されていて、その詳細な説明は省く。
 フレーム間相関度算出器20は、フレームヒストグラム計算機11から出力されるヒストグラムデータを用いてフレーム間相関度を算出する。
 フレーム間相関度算出器20の望ましい実施例が示された図2を参照して説明する。
 同図を参照すれば、フレーム間相関度算出器20は第1相関係数算出部23、場面変化判別部24、第2相関係数算出部26及びパンニング判別部27を備える。参照符号21はフレームヒストグラム計算機11から出力される現フレームに対するヒストグラムデータを現フレームについて1フレーム遅らせるための第2フレームメモリであり、参照符号22a及び22bはローパスフィルター(LPF)である。
 第1相関係数算出部23は、現フレームのヒストグラムデータ(curr_histo)と以前フレームのヒストグラムデータ(prev_histo)から、以下の数式5に表された相関係数算出式を用いて第1相関係数Cn1を算出する。
Figure 2004048773
 ここで、添字iはピクセル番号に該当し、xは現フレームに対する該当ピクセル番号の輝度レベル値であり、yは以前フレームに対する該当ピクセル番号の輝度レベル値であり、xは現フレームのヒストグラム平均値であり、yは以前フレームのヒストグラム平均値である。
 場面変化判別部24は、第1相関係数算出部23で数式1によって計算され出力される第1相関係数Cn1を設定されたスレショルド値と比較し、比較結果に応ずる信号を出力する。例えば、場面変化判別部24は第1相関係数がスレショルド値以下ならば場面変化検出信号としてハイ信号(Sc=1)を出力し、第1相関係数がスレショルド値より高ければ場面変化未検出信号としてロー信号(Sc=0)を出力する。
 すなわち、図3に示したようなパターンに第1相関係数が出力される時、場面変化判別部は区間a1、a2、a3で場面変化が急激であるという場面変化検出信号を出力する。
 前記スレショルド値は、適用される画像の特性によって適切に決定すれば良い。望ましくは前記スレショルド値は0.9ないし0.95範囲内に決定される。
 第2相関係数算出部26は、現フレームのヒストグラムデータ(curr_histo)と、比較対象になるフレームのヒストグラムデータが保存された第3フレームメモリ25から出力されるヒストグラムデータ(init_histo)から以下の数式2に表された相関係数算出式を用いて第2相関係数Cn2を算出する。前記数式5と同一な要素は同一記号で表記する。
Figure 2004048773
 ここで、zは比較対象として設定されたフレームに対する該当ピクセル番号の輝度レベル値であり、zは比較対象フレームのヒストグラム平均値である。
 望ましくは、第3フレームメモリ25に更新されヒストグラムデータに該当する比較対象フレームは、場面変化に検出されたフレーム及び後述するパンニング判別部27によってパンニング現象と判別されたフレームの次のフレームのうちいずれか一つと決定される。比較対象フレームは該当条件のフレームが発生する度に第3フレームメモリ25に更新される。
 パンニング判別部27は、場面変化判別部24の出力信号(Sc)と第2相関係数算出部26から出力される信号Cn2を用いてパンニング現象があるかを判断する。ここで、パンニング現象とは場面変化判別部24で場面変化と判別されるフレーム間相関程度よりは高いが、次第にフレーム間相関程度が現象する現象を指す。
 パンニング判別部27は、場面変化判別部24から場面変化未検出信号(Sc=0)が維持されている状態が、設定されたパンニング探索区間、例えば10フレームないし20フレーム中持続しつつ、第2相関係数が次第に減少すればパンニング現象と判断し、パンニング検出信号(Pc=1)を伝達関数調整部30に出力する。
 すなわち、図4に示した通り第2相関係数が出力される際、区間k1及びk2はパンニング探索区間に該当し、区間P1、P2はパンニング区間に該当する。
 図4においてパンニング区間が中断される時点、すなわちパンニング区間P1、P2の次のフレーム及び第1相関係数がスレショルド値より低い場面変化フレームa1、a2、a3のうちいずれか一つは第2相関係数算出時の比較フレーム用ヒストグラムデータであって、発生順序に従って第3フレームメモリ25に更新保存される。
 伝達関数調整部30は、フレーム間相関度算出器20から出力される相関情報に基づき第1伝達関数f1を選択的に適用する。
 伝達関数調整部30の一例が示された図2を参照すれば、伝達関数調整部30は時間フィルター31、第4フレームメモリ32及び選択器33を備える。
 時間フィルター(temporal filter)は、現フレームの第1伝達関数と、場面変化発生以降から現在の直前フレームまでの第1伝達関数の累積平均値を算術するローパスフィルターである。第4フレームメモリ32は時間フィルター31によって算出された累積平均値を保存して再び時間フィルター32に再入力するためのものである。
 選択器33は、フレーム間相関度算出器20から出力される信号に応じて第1伝達関数(f1)または時間フィルター31を経て入力される第1伝達関数の累積平均値または1に該当する伝達関数値のうちいずれか一つを伝達関数faとして選択的に出力する。
 すなわち、選択器33は場面変化判別部24から場面変化検出信号(Sc=1)が入力されれば第1伝達関数(f1)をそのままマッパ40に出力し、パンニング判別部27からパンニング検出信号(Pc=1)が入力されれば、時間フィルター31を経て入力される第1伝達関数の累積平均値を伝達関数として出力し、場面変化未検出信号(Sc=0)及びパンニング未検出信号(Pc=0)が入力されれば1に該当する伝達関数値をマッパに出力する。ここで、伝達関数値1は第1フレームメモリ50に保存された入力映像信号についてマッパ40で補正せずそのまま出力させることに当たる。
 マッパ40は、伝達関数調整部30から出力される伝達関数値を用いて第1フレームメモリ50に保存された入力輝度信号をマッピングして補正された輝度信号Xcを出力する。
 一方、図2に示した例とは違うフレーム間相関度算出器の例が図5に示されている。前記図2に示したことと同一機能を果たす要素は同一参照符号を付する。
 同図を参照すれば、フレーム間相関度算出器120は第1相関係数算出部23、場面変化判別部24を備える。
 選択器133は、場面変化判別部24から場面変化検出信号(Sc=1)が受信されれば、第1伝達関数f1を出力し、場面変化未検出信号(Sc=0)が受信されれば、伝達関数調整部30から出力された信号を出力する。
 一方、示した例とは違って、場面変化が発生しない時現フレームの第1伝達関数f1と、時間フィルター31を通して出力される累積平均伝達関数fmそれぞれに所定の加重値をそれぞれ適用した後それを加算した値を伝達関数fwにすることができることは勿論である。すなわち、場面変化未発生信号(Sc=0)が出力される時は現フレームの第1伝達関数f1について設定された加重値w1を適用し、累積平均伝達関数についても設定された加重値w2を適用した後これを合算した値を最終伝達関数として適用できる。
 このような方式の伝達関数は次の数式7のように求めれば良い。
Figure 2004048773
 ここで、w1、w2は加重値であり、w1とw2の和が1になるよう決定される。
 また、第1伝達関数と累積平均伝達関数にそれぞれ適用する加重値は映像信号の特性または実験的絶対値によって適切に決定すれば良い。
 このような伝達関数調整過程の例が図6に示されている。
 図6を参照すれば、伝達関数調整部130は第1伝達関数f1と時間フィルター31から出力される信号fmから調整伝達関数fwを演算して選択器133に出力する演算器135をさらに備える。
 前記演算器135は第1伝達関数及び累積伝達関数それぞれについて設定された加重値w1、w2を前記数式3に代入して調整伝達関数fwを演算し、出力する。
 この場合、選択器133は場面変化判別部24から場面変化検出信号(Sc=1)が受信されれば第1伝達関数f1を出力し、場面変化未検出信号(Sc=0)が受信されれば、演算器135で数式3によって演算された調整伝達関数fwを出力すれば良い。
 本発明は連続する画面間の相関程度によって適応的に輝度信号を補償処理して画質を改善した回路及び方法に係り、本発明の回路及び方法を使用してTVなどのような映像ディスプレイ装置における画質を著しく改善させ得る。
本発明に係る画質改善回路の一実施例を示すブロック図である。 図1のフレーム間相関度算出器の一実施例を示すブロック図である。 図2のフレーム間相関度算出器で算出された以前フレームと現フレームとの相関係数から場面変化を検出する過程を説明するためのグラフである。 図2のフレーム間相関度算出器で検出された場面変化フレームと現フレーム間の相関情報からパンニング現象を検出する過程を説明するためのグラフである。 本発明の第2実施例による画質改善回路の一部要素を示すブロック図である。 本発明の第3実施例による画質改善回路の一部要素を示すブロック図である。
符号の説明
 10  第1伝達関数生成器
 20  フレーム間相関度算出器
 30  伝達関数調整部
 40  マッパ
 50  入力輝度信号遅延用第1フレームメモリ
 11  フレームヒストグラム計算機
 12  フレーム平均計算機
 13  分割器
 14a 第1CDF計算機
 14b 第2CDF計算機
 15  CDFメモリ
 23  第1相関係数算出部
 24  場面変化判別部
 26  第2相関係数算出部
 27  パンニング判別部
 21  第2フレームメモリ
 22a、22b  ローパスフィルター
 25  第3フレームメモリ
 31  時間フィルター
 32  第4フレームメモリ
 33  選択器

Claims (35)

  1.  所定数のグレイレベルで表現される輝度信号をヒストグラム等化して画質を改善する回路において、
     入力される輝度信号について画面単位にグレイレベル分布度に該当するヒストグラムデータを計算し、前記ヒストグラムデータを用いて第1伝達関数を生成する第1伝達関数生成器と、
     少なくとも一つの以前画面と現画面に対する前記ヒストグラムデータから画面間の相関係数を求め、前記相関係数に対応する画面間相関情報を出力するフレーム間相関度算出器と、
     前記フレーム間相関度算出器から出力される前記画面間相関情報に基づき前記第1伝達関数を選択的に出力する伝達関数調整部と、
     該伝達関数調整部から出力される第1伝達関数によって前記入力輝度信号を補正して出力するマッパを含むことを特徴とする画面間の相関関係を用いた画質改善回路。
  2.  前記フレーム間相関度算出器は、
     以前フレームのヒストグラムデータと現フレームのヒストグラムデータから第1相関係数を算出する第1相関係数算出部と、
     該第1相関係数を設定されたスレショルド値と比較し、前記第1相関係数が前記スレショルド値以下と判断されれば、場面変化検出信号を前記伝達関数調整部に出力する場面変化判別部を備え、
     前記伝達関数調整部は前記場面変化検出信号が受信されれば、前記第1伝達関数を前記マッパに出力することを特徴とする請求項1に記載の画面間の相関関係を用いた画質改善回路。
  3.  前記第1相関係数算出部は、
    Figure 2004048773
    によって第1相関係数を算出し、
     前記Cn1は第1相関係数、添字iはピクセル番号、xは現フレームに対する該当ピクセル番号の輝度レベル値、yは以前フレームに対する該当ピクセル番号の輝度レベル値、xは現フレームのヒストグラム平均値、yは以前フレームのヒストグラム平均値であることを特徴とする請求項2に記載の画面間の相関関係を用いた画質改善回路。
  4.  前記伝達関数調整部は、
     前記場面変化判別部から前記場面変化検出信号が発生しない間は、前記場面変化検出と判別されたフレーム以降から現フレームの直前までのフレームについて求めた前記第1伝達関数の累積平均値を前記マッパに出力することを特徴とする請求項2に記載の画面間の相関関係を用いた画質改善回路。
  5.  前記伝達関数調整部は、前記場面変化判別部から前記場面変化検出信号が発生されない間は前記場面変化検出と判別されたフレーム以降から現フレームの直前までのフレームについて求めた前記第1伝達関数の累積平均値と、現フレームの前記第1伝達関数それぞれについて所定の加重値を乗算し、乗算された値を合算した値を伝達関数として前記マッパに出力することを特徴とする請求項2に記載の画面間の相関関係を用いた画質改善回路。
  6.  前記フレーム間相関度算出器は、
     以前フレームのうち比較対象に設定されたフレームのヒストグラムデータと現フレームのヒストグラムデータから第2相関係数を算出する第2相関係数算出部と、
     前記場面変化判別部から前記場面変化検出信号が発生されない間、前記第2相関係数が設定された所定数のフレームについて次第に減少すればパンニング現象と判別し、パンニング検出信号を前記伝達関数調整部に出力するパンニング判別部と、をさらに備え、
     前記伝達関数調整部は、前記パンニング判別部から前記パンニング検出信号が受信されれば、前記場面変化検出と判別されたフレーム以降から現フレームの直前までのフレームについて求めた前記第1伝達関数の累積平均値を前記マッパに出力することを特徴とする請求項2に記載の画面間の相関関係を用いた画質改善回路。
  7.  前記パンニング判別部からパンニング現象が発生することと判別されたフレームの次のフレーム及び場面変化判別部で場面変化が発生することと判別されたフレームのうちいずれか一つを比較対象フレームとして設定して保存するメモリをさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の画面間の相関関係を用いた画質改善回路。
  8.  前記第2相関係数は、
    Figure 2004048773
    によって算出し、
     前記Cn2は第2相関係数、添字iはピクセル番号、xは現フレームに対する該当ピクセル番号の輝度レベル値、zは比較フレームに対する該当ピクセル番号の輝度レベル値、xは現フレームのヒストグラム平均値、zは前記比較フレームのヒストグラム平均値であることを特徴とする請求項6に記載の画面間の相関関係を用いた画質改善回路。
  9.  前記伝達関数調整部は、前記パンニング検出信号及び前記場面変化検出信号が受信されなければ、1に該当する第1伝達関数値を前記マッパに出力することを特徴とする請求項6に記載の画面間の相関関係を用いた画質改善回路。
  10.  前記第1伝達関数生成器は、
     前記ヒストグラムデータを算出するフレームヒストグラム計算機と、
     前記画面単位に対する入力輝度信号の平均レベルを求めるフレーム平均計算機と、
     前記ヒストグラムデータを前記輝度信号の平均レベルによって所定数のサブ映像に分割し、サブ映像別に確率密度関数を算出する分割器と、
     前記サブ映像別に出力される前記確率密度関数に基づき前記サブ映像別に累積密度関数を算出し、前記累積密度関数を前記第1伝達関数として出力するCDF計算機を備えることを特徴とする請求項1に記載の画面間の相関関係を用いた画質改善回路。
  11.  所定数のグレイレベルで表現される輝度信号をヒストグラム等化して画質を改善する方法において、
     入力される輝度信号について画面単位にグレイレベル分布度に該当するヒストグラムデータを計算する段階と、
     前記ヒストグラムデータを用いて第1伝達関数を生成する段階と、
     少なくとも一つの以前画面と現画面に対する前記ヒストグラムデータから画面間の相関係数を求め、前記相関係数に対応する画面間相関情報を生成する段階と、
     前記画面間の相関情報に基づき前記入力輝度信号について前記第1伝達関数を選択的に適用して補正する段階を含むことを特徴とする画面間の相関関係を用いた画質改善方法。
  12.  前記第1伝達関数を入力輝度信号に適用する段階は、
     以前画面と現画面について相関関係を求めた第1相関係数が設定されたスレショルド値以下と判断されれば、場面変化と判断する段階をさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の画面間の相関関係を用いた画質改善方法。
  13.  前記第1相関係数は、
    Figure 2004048773
    によって算出し、
     前記Cn1は第1相関係数、添字iはピクセル番号、xは現フレームに対する該当ピクセル番号の輝度レベル値、yは以前フレームに対する該当ピクセル番号の輝度レベル値、xは現フレームのヒストグラム平均値、yは以前フレームのヒストグラム平均値であることを特徴とする請求項11に記載の画面間の相関関係を用いた画質改善方法。
  14.  前記第1相関係数が設定されたスレショルド値以下に落ちない間は、前記第1相関係数が前記スレショルド値以下に落ちたフレーム以降から現フレームの直前までのフレームについて前記第1伝達関数の累積平均を伝達関数にして前記入力輝度信号に適用して補正することを特徴とする請求項13に記載の画面間の相関関係を用いた画質改善方法。
  15.  以前フレームのうち比較対象に設定されたフレームのヒストグラムデータと現フレームのヒストグラムデータから第2相関係数を算出する段階をさらに含み、
     前記第1相関係数が設定されたスレショルド値以下に落ちないなら、前記第2相関係数が設定された所定数のフレームについて次第に減少すればパンニング現象と判断し、前記第1相関係数が前記スレショルド値以下に落ちたフレーム以降から現フレーム直前までのフレームについて前記第1伝達関数の平均値を伝達関数にして前記入力輝度信号に適用して補正することを特徴とする請求項13に記載の画面間の相関関係を用いた画質改善方法。
  16.  前記第2相関係数を算出するのに用いられる前記比較対象フレームは、前記場面変化判別部で場面変化検出と判別されたフレーム及び前記パンニング判別部からパンニング現象と判別された最終フレームの次番目のパンニング現象中断フレームのうちいずれか一つに更新され設定されることを特徴とする請求項15に記載の画面間の相関関係を用いた画質改善回路。
  17.  前記第2相関係数は、
    Figure 2004048773
    によって算出し、
     前記Cn2は第2相関係数、添字iはピクセル番号、xは現フレームに対する該当ピクセル番号の輝度レベル値、zは比較フレームに対する該当ピクセル番号の輝度レベル値、xは現フレームのヒストグラム平均値、zは前記比較フレームのヒストグラム平均値であることを特徴とする請求項16に記載の画面間の相関関係を用いた画質改善方法。
  18.  前記画面間の相関情報が、前記場面変化及び前記パンニング現象のうちいずれか一つとして判断されなければ、前記入力輝度信号について補正を行なわないことを特徴とする請求項17に記載の画面間の相関関係を用いた画質改善方法。
  19.  所定数のグレイレベルで表現される輝度信号をヒストグラム等化して画質を改善する回路において、
     入力輝度信号についてグレイレベル分布度に該当するヒストグラムデータを画面単位に計算し、前記ヒストグラムデータを用いて第1伝達関数を生成する第1伝達関数生成器と、
     少なくとも一つの以前画面と現画面に対する前記ヒストグラムデータから画面間相関係数を求め、前記画面間相関係数に対応する画面間相関情報を出力するフレーム間相関度算出器、及び
     前記第1伝達関数及び画面間相関情報に基づき前記入力輝度信号を補正して出力するマッパを含むことを特徴とする画面間の相関関係を用いた画質改善回路。
  20.  前記第1伝達関数生成器は、以前フレームの第1伝達関数から累積平均値を演算し、前記マッパは前記第1伝達関数、画面間相関情報及び前記累積平均値に基づき入力輝度信号を補正することを特徴とする請求項19に記載の画面間の相関関係を用いた 画質改善回路。
  21.  前記画面間相関情報は、前記ヒストグラムデータに基づくパンニング検出信号及び場面変化検出信号を含み、前記マッパは前記第1伝達関数、前記パンニング検出信号、前記場面変化検出信号及び前記累積平均値に基づき入力輝度信号を補正することを特徴とする請求項20に記載の画面間の相関関係を用いた画質改善回路。
  22.  フレーム間相関度算出部から出力される画面変化判別信号及びパンニング検出信号に基づき第1伝達関数を調整し、該調整された第1伝達関数を最終伝達関数として出力する伝達関数調整部をさらに含み、
     前記マッパは、前記最終伝達関数及び累積平均値に基づき入力輝度信号を補正することを特徴とする請求項21に記載の画面間の相関関係を用いた画質改善回路。
  23.  第1伝達関数及び画面間相関情報に基づき最終伝達関数を生成する伝達関数調整部、及び
     以前フレームの第1伝達関数の累積平均値を演算するフレーム平均計算機と、をさらに含み、
     前記マッパは、前記最終伝達関数及び前記累積平均値によって入力輝度信号を補正することを特徴とする請求項19に記載の画面間の相関関係を用いた画質改善回路。
  24.  前記第1伝達関数生成器は、前記累積平均値及びヒストグラムデータに基づき第1伝達関数を生成することを特徴とする請求項23に記載の画面間の相関関係を用いた画質改善回路。
  25.  前記第1伝達関数生成器は、第1及び第2サブ映像の前記累積平均値及びヒストグラムデータに基づき第1及び第2確率密度関数を生成することを特徴とする請求項24に記載の画面間の相関関係を用いた画質改善回路。
  26.  前記第1伝達関数生成器は、前記第1及び第2確率密度関数によって第1伝達関数を生成することを特徴とする請求項24に記載の画面間の相関関係を用いた画質改善回路。
  27.  前記フレーム平均計算機は、第1伝達関数生成器から生成された第1伝達関数を保存するメモリと、
     前記第1伝達関数によって累積平均値を生成する時間フィルターと、を含むことを特徴とする請求項23に記載の画面間の相関関係を用いた画質改善回路。
  28.  前記フレーム間相関度算出器は、
     現フレームに対するヒストグラムデータを1フレーム遅らせて第1ヒストグラムデータとして保存する第2フレームメモリと、
     前記現フレームと比較対象になる以前フレームの第2ヒストグラムデータを保存した第3フレームメモリと、
     前記第1ヒストグラムデータ及び第2ヒストグラムデータに基づき第1相関係数を生成する第1相関係数生成器と、
     前記第2ヒストグラムデータ及び現フレームに対するヒストグラムデータに基づき第2相関係数を生成する第2相関係数生成器と、
     第1相関係数によって場面変化検出信号を生成する場面変化判別部、及び
     第2相関係数によってパンニング検出信号を生成するパンニング判別部と、をさらに含み、
     前記伝達関数調整部は、前記第1伝達関数、前記場面変化検出信号、前記パンニング検出信号及び累積平均値に基づき最終伝達関数を計算することを特徴とする請求項23に記載の画面間の相関関係を用いた 画質改善回路。
  29.  前記第1伝達関数生成器は、
     少なくとも一つの以前フレーム及び現フレームのヒストグラムデータを計算するフレームヒストグラム計算機と、
     入力輝度信号の累積平均レベルを計算するフレーム平均計算機と、
     該フレーム平均計算機で計算された累積平均レベルに基づき、前記フレームヒストグラム計算機から計算されたグレイレベル分布度を第1及び第2サブ映像に分割して各サブ映像に対する確率密度関数である第1及び第2確率密度関数を出力する分割器と、
     該分割器から出力された第1確率密度関数によって第1累積密度関数を計算する第1CDF計算機と、
     前記分割器から出力された第2確率密度関数によって第2累積密度関数を計算する第2CDF計算機と、
     第1及び第2確率密度関数のうちいずれか一つを第1伝達関数として保存するCDFメモリ、及び
     第1、第2確率密度関数及び画面間相関情報に基づき最終伝達関数を生成する伝達関数調整部と、を含むことを特徴とする請求項19に記載の画面間の相関関係を用いた画質改善回路。
  30.  前記マッパは前記最終伝達関数及び前記累積平均値に基づき入力輝度信号を補正することを特徴とする請求項29に記載の画面間の相関関係を用いた画質改善回路。
  31.  前記フレーム間相関度算出器は、
     現フレームに対するヒストグラムデータを1フレーム遅らせて第1ヒストグラムデータとして保存する第2フレームメモリと、
     前記現フレームと比較対象になる以前フレームの第2ヒストグラムデータを保存した第3フレームメモリと、
     少なくとも一つの以前フレームのヒストグラムデータ及び現フレームのヒストグラムデータに基づき相関係数を計算する相関係数算出部と、
     第1伝達関数生成器で生成される第1伝達関数によって累積平均値を演算するフレーム平均計算機、及び
     前記相関係数によって場面変化検出信号を生成する場面変化判別部と、を含み、
     前記伝達関数調整部は、前記第1伝達関数生成器で生成される第1伝達関数によって累積平均値を計算し、前記第1伝達関数、前記場面変化検出信号及び前記累積平均値によって最終伝達関数を計算することを特徴とする請求項19に記載の画面間の相関関係を用いた画質改善回路。
  32.  前記フレーム平均計算機は、
     前記第1伝達関数 生成器から生成された第1伝達関数を保存するメモリと、
     前記第1伝達関数によって累積平均値を生成する時間フィルターと、を含むことを特徴とする請求項31に記載の画面間の相関関係を用いた画質改善回路。
  33.  前記伝達関数調整部は、
     前記累積平均値及び第1伝達関数によって調整伝達関数を演算する演算器、及び
     前記場面変化検出信号に応じて前記第1伝達関数及び前記調整伝達関数のうちいずれか一つを選択して最終伝達関数として出力する選択器と、をさらに備えることを特徴とする請求項32に記載の画面間の相関関係を用いた画質改善回路。
  34.  前記調整伝達関数は、
     fw=w1*f1+w2*fmの式から求められ、
     前記数式においてf1は第1伝達関数、fmは前記累積平均値、w1及びw2は加重値を示すことを特徴とする請求項33に記載の画面間の相関関係を用いた画質改善回路。
  35.  所定数のグレイレベルで表現される輝度信号をヒストグラム等化して画質を改善する方法において、
     入力される輝度信号について画面単位にグレイレベル分布度に該当するヒストグラムデータを計算する段階と、
     前記ヒストグラムデータを用いて第1伝達関数を生成する段階と、
     少なくとも一つの以前画面と現画面に対する前記ヒストグラムデータから画面間の相関係数を求め、前記相関係数に対応する画面間相関情報を生成する段階と、
     前記画面間の相関情報及び前記第1伝達関数に基づき前記入力輝度信号を補正する段階と、を含むことを特徴とする画面間の相関関係を用いた画質改善方法。

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