JP5294956B2 - 画像処理装置及び画像処理装置の制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理技術に関する。
従来、画像データをより良くみせるために、様々な画像補正技術が提案されている。画像補正技術の例として、特許文献1には、画像から特徴量を抽出し、それを用いて、階調補正、シャープネス補正、カラーバランス補正、ホワイトバランス補正、露光補正を行う技術等が開示されている。上記の画像補正技術は、静止画だけでなく動画像の画像補正にも適用する事が望まれている。
特開2000−101840号公報
しかしながら、動画像に対する画像処理を行う際には、静止画に対する画像処理よりも処理速度に対する要求が高い事が多い。そのため、静止画で用いられる画像補正技術を動画像にそのまま適用した場合、動画像処理に十分な処理速度を得るのが難しいという課題があった。また、動画処理用に簡易的な画像補正技術を適用した場合、画像補正が十分な精度を保つことが難しく画質が安定しないという課題があった。
上記の課題を鑑み、本発明は、動画像の画像補正のための処理速度を得つつ、画像処理された動画像の画質を安定化させることが可能な画像処理技術の提供を目的とする。
上記の目的を達成する本発明にかかる画像処理装置は、被写体の動画像を処理する画像処理装置であって、
前記被写体の動画像の入力を受け付ける入力手段と、
前記入力手段で受け付けられた前記動画像のフレーム画像から前記被写体の動きの位相を解析する解析手段と、
前記解析手段の解析結果に基づき、前記位相と同位相を有するフレーム画像の特徴量の情報が保存手段に保存されているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段の判定結果に基づき、前記位相に対して同位相を有するフレーム画像の特徴量の情報が前記保存手段に保存されていると判定される場合に、前記特徴量の情報を、処理の対象となるフレーム画像に設定する特徴量設定手段と、
前記特徴量設定手段により設定された前記特徴量の情報に応じた画像処理を前記処理の対象となるフレーム画像に対して実行する画像処理手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、動画像の画像処理のための処理速度を得つつ、画像処理された動画像の画質を安定化させることが可能になる。
第1実施形態における画像処理装置の構成を示すブロック図。 画像処理装置の処理フローを示すフローチャート。 特徴量設定部の構成を示すブロック図。 特徴量設定部の処理フローを示すフローチャート。 特徴量情報の例を示す図。 特徴量設定部にて解析する現フレーム画像の例を示す図。 現フレーム特徴量抽出部にて解析する現フレーム画像のヒストグラム及び累積ヒストグラムの例を示す図。 画像処理部の構成を示すブロック図。 画像処理部の処理フローを示すフローチャート。 画像処理部で生成されるLUTの例を示す図。 第2実施形態における画像処理装置の構成を示すブロック図。 画像処理装置の処理フローを示すフローチャート。 特徴量設定部の構成を示すブロック図。 特徴量設定部の処理フローを示すフローチャート。 特徴量情報の例を示す図。 第3実施形態における画像処理装置の構成を示すブロック図。 画像処理装置の処理フローを示すフローチャート。 特徴量設定部の構成を示すブロック図。 特徴量設定部の処理フローを示すフローチャート。
(第1実施形態)
図1のブロック図を用いて本発明の第1実施形態に係る画像処理装置の概要を説明する。画像入力部101は外部より動画像の入力を受け付ける。位相解析部102は画像入力部101より動画像を構成するフレーム画像を受け取り、処理の対象となるフレーム画像(以下「現フレーム画像」という。)における被写体の動きの位相を解析する。特徴量設定部103は画像入力部101より現フレームの画像と位相解析部102より解析された位相解析結果とを受け取り、現フレーム画像の特徴量を設定する。画像処理部104は画像入力部101より現フレームの画像と特徴量設定部103より設定された現フレームの特徴量とを受け取り、現フレーム画像に対して画像処理を行う。
図2のフローチャートを用いて、第1実施形態の画像処理装置により実行される一連の処理を説明する。尚、画像処理装置の制御プログラムは、図2のフローチャートの処理手順をコンピュータに実行させることが可能である。まず、S201において、画像入力部101は、現フレーム画像の入力を受け付ける。次に、S202において、位相解析部102は、画像入力部101より現フレーム画像を受け取り、被写体の動きの位相を解析する。尚、被写体の動きの位相を解析する方法としては、例えば、特開2004−000411号公報等の方法を用いることができる。被写体の動きの位相を解析する方法としては、この方法に限定されず、位相を解析するいかなる方法をも用いることが可能である。
次に、S203において、特徴量設定部103は、撮影開始時から現フレーム画像の取得時前までに同位相で設定された特徴量があるか否かを判定する。
次に、特徴量設定部103は、撮影開始時から現フレーム画像の取得時前までに同位相で設定された特徴量がある場合(S203−Yes)は、その特徴量を抽出する(S204)。フレームごとに特徴量を抽出する処理を実行せずに、同位相で既に設定された特徴量を用いることで、処理速度を向上することが可能となる。S204の処理が完了した後に処理はS207に進められる。
次に、撮影開始時から現フレーム画像の取得時前までに同位相で設定された特徴量がない場合(S205−No)は、現フレーム画像の特徴量を抽出する(S205)。現フレームの特徴量を抽出した場合に、S206において、特徴量設定部103は、現フレームの特徴量とともに、位相解析情報を保存する。次に、S207において、特徴量設定部103は、S205で抽出された特徴量を設定する。尚、特徴量設定部103による特徴量の設定方法の詳細については後述する。次に、S208において、画像処理部104は、S207で設定された特徴量に基づいて現フレーム画像に対し画像処理を行う。尚、画像処理部104による画像処理方法の詳細については後述する。以上、S201〜208の処理を行うことで、画像処理装置の一連の処理が終了する。
(特徴量設定部103)
特徴量設定部103による一連の処理を、図3のブロック図、図4のフローチャートを用いて詳細に説明する。処理分岐部301は位相解析部102より受け取った位相情報を元に、特徴量設定部103で実行するべき処理の振り分け(分岐)を行う。現フレーム特徴量抽出部302は現フレーム画像の特徴量を抽出する。特徴量保存部303は現フレーム特徴量抽出部302で抽出された特徴量を保存する。同位相特徴量抽出部304は現フレームと同位相の画像に設定された特徴量を抽出する。
図4のフローチャートを用いて、特徴量設定部103で実行される一連の処理を説明する。図4のS401〜S403が終了した時点で、現フレーム特徴量抽出部302で行われるS411〜S416、もしくは同位相特徴量抽出部304で行われるS421〜S422のいずれか一方の処理が実行される。
まず、S401において、処理分岐部301は、位相解析部102より現フレーム画像取得時の位相情報を受け取る。次に、S402において、処理分岐部301は、特徴量保存部303内の特徴量情報を検索し、撮影開始時から現フレーム画像取得時までに現フレーム画像と同位相の画像で特徴量が抽出されているか否かを判定する。次に、S403において、処理分岐部301は、S402の判定結果を元に現フレーム特徴量抽出部302もしくは、同位相特徴量抽出部304へ動作指示を与える。
特徴量保存部303内の特徴量情報の例は図5に示される。現フレームの位相が3[rad]であったとすると、図5(a)の場合に、[同位相の特徴量あり]となり、処理分岐部301は同位相特徴量抽出部304へ動作指示を与える。一方、図5(b)の場合に、[同位相の特徴量なし]となり、処理分岐部301は、現フレーム特徴量抽出部302へ動作指示を与える。尚、図5において特徴量情報は、位相情報に対応して、画像内の最小値、中間値、最大値を有する構成を例示していいる。特徴量情報の例としては、この例に限定されず、この他にも位相情報に対応して代表値のみを有する等、特徴量として利用できる全てのものを特徴量情報として持つことが可能である。
次に、現フレーム特徴量抽出部302で行われるS411〜S416の一連の処理について説明する。処理分岐部301より動作指示を受け取った場合(S403−No)、S411において、現フレーム特徴量抽出部302は、画像入力部101より現フレーム画像を取得する。次に、S412において、現フレーム特徴量抽出部302は、X線が照射された照射野を認識する。尚、照射野の認識は、種々の手法が提案されており、例えば、特開2000−271107、特開2003−33968等の手法を用いることが可能である。次に、S413において、現フレーム特徴量抽出部302は、照射野内の画像のヒストグラムを生成する。
次に、S414において、現フレーム特徴量抽出部302は、生成されたヒストグラムを解析し、特徴量を抽出する。ヒストグラム解析の一例を図6、図7を用いて以下に説明する。図6は、現フレームの画像である。図6中の601は、X線が照射された照射野である。この画像は階調数が4096、照射野内のサイズは100x100(mm)である。この画像の照射野内のヒストグラム(図7(a))を生成する。次に、このヒストグラムから累積ヒストグラム(図7(b))を生成し、その累積頻度が総頻度の5%以上、50%以上、95%以上になった最初の画素値をそれぞれ最小値、中間値、最大値として算出する。尚、図7のヒストグラム解析は一例に過ぎず、この他にもヒストグラムの最頻度値を代表値として、特徴量とするという方法など様々な方法を用いることが可能である。
次に、S415において、現フレーム特徴量抽出部302は、抽出した特徴量を位相情報と共に、特徴量保存部303へ保存する。次に、S416において、現フレーム特徴量抽出部302は、抽出した特徴量を画像処理部104へ出力し、処理は終了となる。尚、現フレーム特徴量抽出部302による特徴量抽出方法は、ヒストグラム解析による方法としたが、この例に限定されるものではない。例えば、照射野の大きさの10%の領域を照射野中心から選択し、その領域の平均値を求める方法等を適用することが可能である。
次に、同位相特徴量抽出部304で行われるS421〜S422の一連の処理について説明する。処理分岐部301から動作指示を受け取った場合(S403−Yes)、S421において、同位相特徴量抽出部304は、特徴量保存部303より、現フレーム画像と同位相の特徴量を取得する。次に、S422において、同位相特徴量抽出部304は、S421で取得された特徴量を画像処理部104へ出力し、処理は終了となる。S401〜S422の処理を適宜実行することで、特徴量設定部103による特徴量設定は完了する。
(画像処理部104の構成)
次に、図8のブロック図を用いて画像処理部104の構成を詳細に説明する。画像処理部104は、特徴量設定部103により設定された特徴量の情報に応じた画像処理をフレーム画像に対して実行する。画像処理には、階調処理と、被写体の輪郭を明確にするための鮮鋭化処理と、ノイズ抑制処理との少なくともいずれか一つの処理が含まれるが、これらの処理い限定されるものではない。
階調処理部801は、画像入力部101から現フレーム画像と、特徴量設定部103から特徴量とを受け取り、階調処理を行う。鮮鋭化処理部802は、階調処理部801から階調処理後の画像と、特徴量設定部103より特徴量とを受け取り、鮮鋭化処理を行う。ノイズ抑制処理部803は、鮮鋭化処理部802から鮮鋭化処理後の画像と、特徴量設定部103より特徴量とを受け取り、ノイズ抑制処理を行う。
図9を用いて、画像処理部104により実行される一連の処理を説明する。まず、階調処理部801で行われる階調処理方法(S901)について説明する。S901において、階調処理部801は、画像入力部101から取得した現フレーム画像と、特徴量設定部103から取得した特徴量とを元に、階調処理を行う。階調処理部801による階調処理方法の一例を以下に示す。階調処理部801は、特徴量(最小値、中間値、最大値)と、予め設定された目標画素値及び固定値変換値とを元に、現フレーム画像の画素値を階調変換処理後の画素値に変換するためのルックアップテーブル(LUT)を作成する。
図10を用いてLUTを例示的に説明する。LUTでは、現フレーム画像の画素値0は512に、4095は4095に設定されている。更に特徴量である最小値(例えば、1000)は700に、中間値(例えば、2000)は2000に、最大値(例えば、3000)は3700にする各点が設定されている。設定されている各点の間のデータはスプライン補間で求められる。
次に、階調処理部801は、LUTを参照し、現フレーム画像の各画素値を変換し、階調処理後の画像を生成する。上記の例では、階調処理部801による階調処理方法として、最小値、中間値、最大値の各特徴量と、目標画素値とを対応させてLUTを生成する方法を例示しているが、階調処理方法は、この方法に限定されるものではない。例えば、画像を空間周波数分解し、様々な空間周波数帯域を持つ複数の画像を生成し、これに特徴量を元にして、複数の画像に対応した階調変換用の変換係数またはLUTを生成することができる。各画像に対して変換処理を行い、複数の画像を一つの画像に再構成することにより階調変換を行う方法等、階調処理を行うことのできる様々な手法を適用することが可能である。
次に、鮮鋭化処理部802にて行われる鮮鋭化処理方法(S902)について説明する。鮮鋭化処理部802は、階調処理部801から取得した階調処理後画像と、特徴量設定部103から取得した特徴量とを元に、鮮鋭化処理を行う(S902)。鮮鋭化処理部802による鮮鋭化処理の一例を以下に示す。鮮鋭化処理部802は、特徴量設定部103から取得した特徴量(最小値、最大値)に応じて強調係数を決定する。この時強調係数は、最小値と最大値の差が小さくなるに従って、大きくなるようにすればよい。この理由は、最小値と最大値の差が小さい場合は、ダイナミックレンジが狭いため、空間周波数の高い領域でもコントラストがつきにくいためである。次に、鮮鋭化処理部802は、階調処理後の画像に対し、3画素×3画素の平均値フィルタ処理を行い、ボケ画像を生成する。次に、階調処理後の画像からボケ画像を差分処理し、差分画像を生成した後、この差分画像に係数を掛け、階調処理後画像に足し合わせることにより、鮮鋭化処理後画像を生成する。上記の例では、鮮鋭化処理部802による鮮鋭化処理方法として、特徴量に応じて、差分画像に掛ける係数を生成する方法を例示しているが、鮮鋭化処理方法は、この方法に限定されるものではない。例えば、画像を空間周波数分解し、様々な空間周波数帯域を持つ複数の画像を生成し、これに特徴量を元にして、複数の画像に対応した変換係数またはLUTを生成することができる。各画像に対して変換処理を行い、複数の画像を一つの画像に再構成することにより鮮鋭化処理を行う方法等、鮮鋭化処理を行うことのできる様々な手法を適用することが可能である。
次に、ノイズ抑制処理部803にて行われるノイズ抑制処理方法(S903)について説明する。ノイズ抑制処理部803は、鮮鋭化処理部802より取得した鮮鋭化処理後画像、及び特徴量設定部103から取得した特徴量を元に、ノイズ抑制処理を行う(S903)。ノイズ抑制処理部803によるノイズ抑制処理の一例を以下に示す。ノイズ抑制処理部803は、特徴量設定部103から取得した、最小値の特徴量に応じて平滑化フィルタサイズを決定する。この時、平滑化係数は、最小値が小さくなるに従って、大きくなるようにすればよい。この理由は、最小値が小さい場合は、照射線量が少ないため、画像中にノイズ成分が比較的多く存在するからである。次に、ノイズ抑制処理部803は、鮮鋭化処理後の画像に対し、決定したフィルタサイズを用いて、平滑化フィルタ処理を行い、ノイズ抑制処理が施された画像を生成する。上記の例では、ノイズ抑制処理部803によるノイズ抑制処理方法として、特徴量に応じて、平滑化フィルタサイズを決定する方法を例示しているが、ノイズ抑制処理方法としては、この方法に限定されるものではない。例えば、画像を空間周波数分解し、様々な空間周波数帯域を持つ複数の画像を生成し、これに特徴量を元にして、変換係数またはLUTを生成することができる。各画像に対して変換処理を行い、複数の画像を一つの画像に再構成することによりノイズ抑制処理を行う方法等、ノイズ抑制処理を行うことのできる様々な手法を適用することが可能である。
本実施形態では、画像処理部104における画像処理方法として、階調処理、鮮鋭化処理、ノイズ抑制処理という3つの処理を順次行う方法を例示している。この他にも、同位相特徴量抽出部304で得られた特徴量を用いる場合は、3つの処理を行い、現フレーム特徴量抽出部302で得られた特徴量を用いる場合は、階調処理のみ行うという方法でも良い。この方法を用いた場合は、現フレーム特徴量抽出時に伴う演算処理の負荷量増大に対し、画像処理に伴う演算処理の負荷量を軽減する。これにより、画像処理装置全体の演算量を抑え、複雑な画像解析を行った場合でも処理速度を向上させることが可能になる。階調処理、鮮鋭化処理、ノイズ抑制処理を並列に動作させる方法、階調処理のみに特徴量を用いて、他の処理は固定値で行う方法等、上記3つの処理の組み合わせ、処理の順番の変更も可能である。以上、S901〜S903の一連の処理を実行することで、画像処理部104による画像処理は完了する。
本実施形態によれば、動画像の画像処理のための処理速度を得つつ、画像処理された動画像の画質を安定化させることが可能になる。
(第2実施形態)
図11のブロック図を用いて本発明の第2実施形態に係る画像処理装置の概要を説明する。画像入力部1101は外部より動画像の入力を受け付ける。位相解析部1102は画像入力部1101より動画像を構成するフレーム画像を受け取り、処理の対象となるフレーム画像(現フレーム画像)における被写体の動きの位相を解析する。特徴量設定部1103は画像入力部1101より現フレームの画像と、位相解析部1102より位相解析結果とを受け取り、現フレーム画像の特徴量を設定する。画像処理部1104は画像入力部1101より現フレームの画像と、特徴量設定部1103より現フレームの特徴量とを受け取り、現フレーム画像に対し画像処理を行う。生体情報モニタ1105は、被写体の生体情報をモニタリングするための監視部として機能する。
図12のフローチャートを用いて、第2実施形態の画像処理装置により実行される一連の処理を説明する。尚、画像処理装置の制御プログラムは、図12のフローチャートの処理手順をコンピュータに実行させることが可能である。S1201において、画像入力部1101は、現フレーム画像の入力を受け付ける。次に、S1202において、位相解析部1102は、生体情報モニタ1105より現フレーム画像を受け取り、観察部位の位相を解析する。観察部位の位相の解析結果を以下、位相解析情報ともいう。観察部位の位相を解析する方法としては、例えば、特開平07−255717号公報、特開2005−11115号公報等で用いられている方法を適用することが可能である。観察部位の位相を解析する方法としては、これらの方法に限定されず、観察部位の位相を解析するいかなる方法をも用いることが可能である。
S1203において、特徴量設定部1103は撮影開始時から現フレーム画像の取得時前までに同位相で設定された特徴量、または、注目している観察部位の位相に対して前後位相で設定された特徴量があるか否かを判定する。撮影開始時から現フレーム画像取得時前までに、同位相で設定された特徴量がある場合に、S1204において、特徴量設定部1103は、その特徴量を抽出する。撮影開始時から現フレーム画像取得時前までに前後位相で設定された特徴量がある場合に、S1205において、特徴量設定部1103は、その特徴量を抽出する。S1206において、特徴量設定部1103は、前後位相で設定された特徴量を用いて、現フレーム画像の特徴量を計算する。S1207において、特徴量設定部1103は、計算された現フレーム画像の特徴量を、その位相解析情報と共に保存する。フレームごとに特徴量を抽出する処理を実行せずに、同位相もしくは前後位相で既に設定された特徴量を用いることで、処理速度を向上することが可能となる。
一方、S1208において、撮影開始時から現フレーム画像の取得時前までに同位相で設定された特徴量および前後位相で設定された特徴量がない場合は、現フレーム画像の特徴量を抽出する。S1209において、特徴量設定部1103は、先のステップS1208で抽出された現フレームの特徴量とともに、位相解析情報を保存する。
次に、S1210において、特徴量設定部1103は、抽出した特徴量を設定する。尚、特徴量設定部1103による特徴量設定方法の詳細については後述する。S1211において、画像処理部104は、設定された特徴量に基づいて現フレーム画像に対し画像処理を行う。画像処理部104による画像処理方法の詳細については第1実施形態の画像処理部104による方法と同様の方法を用いることが可能である。以上、S1201〜S1211の処理の処理を行うことで、画像処理装置の一連の処理が終了する。
(特徴量設定部1103)
特徴量設定部1103による一連の処理を、図13のブロック図、図14のフローチャートを用いて詳細に説明する。処理分岐部1301は、位相解析部1102より受け取った位相情報を元に、特徴量設定部1103で実行するべき処理の振り分け(分岐)を行う。現フレーム特徴量抽出部1302は、現フレーム画像の特徴量を抽出する。同位相特徴量抽出部1303は、現フレームと同位相の画像に設定された特徴量を抽出する。前後位相特徴量抽出部1304は、現フレームの前後位相の画像に設定された特徴量を抽出する。現フレーム特徴量計算部1305は、現フレームの位相に対して、前後位相の画像から抽出された特徴量に基づいて、現フレーム画像の特徴量を算出する。特徴量保存部1306は、現フレーム特徴量抽出部1302と、現フレーム特徴量計算部1305にて得られた特徴量とを保存する。
図14のフローチャートを用いて、特徴量設定部1103で実行される一連の処理を説明する。図14のS1401〜S1403が終了した時点で、処理は、S1411、S1421、S1431のいずれかに進められる。現フレーム特徴量抽出部1302は、S1411〜S1416の処理を実行する。同位相特徴量抽出部1303は、S1421〜S1422の処理を実行する。前後位相特徴量抽出部1304及び現フレーム特徴量計算部1305は、S1431〜S1434の処理を実行する。S1411〜S1416の処理と、S1421〜S1422の処理とは、第1実施形態で説明したS411〜S416の処理と、S421〜S422の処理と、それぞれ同様の処理であるため、説明を省略する。
S1401において、処理分岐部1301は、位相解析部1102より現フレーム画像取得時の位相情報を受け取る。S1402において、処理分岐部1301は、特徴量保存部1306に格納されている特徴量情報を検索する。処理分岐部1301は、撮影開始時から現フレーム画像の取得時までに現フレーム画像と同位相の画像から特徴量が抽出されているか、もしくは現フレーム画像の前後位相の画像から特徴量が抽出されているか否かを判定する。S1403において、処理分岐部1301は、S1402の判定結果に基づいて現フレーム特徴量抽出部1302、同位相特徴量抽出部1303、前後位相特徴量抽出手段のいずれか一つへ動作指示を与える。
図15を用いて、特徴量保存部1306内の特徴量情報を例示的に説明する。現フレームの位相が3[rad]であったとすると、図15(a)の場合は、[同位相の特徴量あり]となり、処理分岐部1301は同位相特徴量抽出部1303へ動作指示を与える。現フレームの位相3[rad]と同一の位相の情報が格納されていない場合、現フレームの位相3[rad]に対して、所定の閾値の範囲内にあるものを前後位相として判定される。所定の閾値を0.25[rad]とすると、±0.25[rad]の範囲内にある特徴量は、前後位相の特徴量として判定される。図15(b)の場合は、[前後位相の特徴量あり]となり、処理分岐部1301は前後位相特徴量抽出部1304へ動作指示を与える。現フレームの位相3[rad]に対して、所定の閾値内にデータが格納されていない場合は、同位相及び前後位相の特徴量なしと判定される。すなわち、図15(c)の場合は、[同位相及び前後位相の特徴量なし]となり、処理分岐部1301は現フレーム特徴量抽出部1302へ動作指示を与える。尚、第2実施形態における特徴量情報は、位相情報に対応して、画像内の最小値、中間値、最大値を有する構成を例示していいる。特徴量情報の例としては、この例に限定されず、この他にも位相情報に対応して代表値のみを有する等、特徴量として利用できる全てのものを特徴量情報として持つことが可能である。
次に、前後位相特徴量抽出部1304及び現フレーム特徴量計算部1305にて行われるS1431〜S1434について説明する。S1431において、処理分岐部1301から動作指示を受け取った場合、前後位相特徴量抽出部1304は、特徴量保存部1306より、現フレーム画像の前後位相の特徴量を取得し、現フレーム特徴量計算部1305へ出力する。
次に、S1432において、現フレーム特徴量計算部1305は、前後位相の特徴量から、現フレーム画像の特徴量を前後位相の特徴量に基づき計算する。現フレーム特徴量の補間演算方法としては、例えば、線形補間、最近傍補間、多項式補間、スプライン補間等、様々な補間方法を用いることが可能である。S1433において、現フレーム特徴量計算部1305は、S1422で計算された特徴量を特徴量保存部1306に保存する。
S1434において、現フレーム特徴量計算部1305は、算出された特徴量を画像処理部1104へ出力し、処理終了となる。以上のS1401〜S1434の処理を適宜実行することで、特徴量設定部1103による特徴量設定は完了する。
本実施形態によれば、動画像の画像補正のために十分な処理速度を得つつ、画像補正された動画像の画質を安定化させることが可能になる。
(第3実施形態)
図16のブロック図を用いて本発明の第3実施形態に係る画像処理装置の概要を説明する。画像入力部1601は外部より動画像の入力を受け付ける。位相解析部1602は画像入力部1601より動画像を構成するフレーム画像を受け取り、処理の対象となるフレーム画像(現フレーム画像)における被写体の動きの位相を解析する。特徴量設定部1603は画像入力部1601より現フレームの画像と、位相解析部1602より位相解析結果と、を受け取り、現フレーム画像の特徴量を設定する。画像処理部1604は画像入力部1601より現フレームの画像と、特徴量設定部1603より現フレームの特徴量とを受け取り、現フレーム画像に対し画像処理を行う。
図17のフローチャートを用いて、第3実施形態の画像処理装置により実行される一連の処理を説明する。尚、画像処理装置の制御プログラムは、図17のフローチャートの処理手順をコンピュータに実行させることが可能である。S1701において、画像入力部1601は、現フレーム画像の入力を受け付ける。S1702において、位相解析部1602は、画像入力部1601より現フレーム画像を受け取り、観察部位の位相を解析する。S1703において、特徴量設定部1603は、撮影開始時から現フレーム画像取得時前までに同位相で設定された特徴量があるか否かを判定する。撮影開始時から現フレーム画像取得時前までに同位相で設定された特徴量がある場合は(S1703−Yes)、同位相で設定された特徴量に基づいて、現フレーム画像の特徴量を更新する(S1705)。
撮影開始時から現フレーム画像取得時前までに同位相で設定された特徴量がない場合は(S1703−No)、特徴量設定部1603は、現フレーム画像から現フレーム画像の特徴量を抽出する(S1704)。現フレーム画像の取得時前までに同位相で設定された特徴量を更新するようにする事で、特徴量抽出の精度を挙げることが可能となる。そのため、簡易的な画像解析を行った場合でも画質を安定化させることが可能になる。
S1706において、特徴量設定部1603は、抽出または更新された特徴量を保存する。S1707において、特徴量設定部1603は、抽出された特徴量を設定する。尚、特徴量設定部1603による特徴量設定方法の詳細については後述する。S1708において、画像処理部1604は、設定された特徴量に基づいて現フレーム画像に対し画像処理を行う。尚、画像処理部1604による画像処理方法の詳細については第1実施形態の画像処理部104による方法と同様の方法を用いることが可能である。以上、S1701〜S1708の処理を行うことで、画像処理装置の一連の処理が終了する。次に、特徴量設定部1603による一連の処理について、図18のブロック図、図19のフローチャートを用いて詳細に説明する。
(特徴量設定部1603)
特徴量設定部1603の構成を図18のブロック図を用いて説明する。処理分岐部1801は、位相解析部1602より受け取った位相情報を元に、特徴量設定部1603で実行するべき処理の振り分け(分岐)を行う。現フレーム特徴量抽出部1802は、現フレーム画像の特徴量を抽出する。同位相特徴量更新部1803は、現フレーム画像から抽出された特徴量を、特徴量保存部1804より取得された同位相で設定された特徴量を用いて、現フレーム画像の特徴量を補正し、更新するための計算を行う。特徴量保存部1804は、現フレーム特徴量抽出部1802及び同位相特徴量更新部1803で得られた特徴量を保存する。
図19のフローチャートを用いて、特徴量設定部1603で実行される一連の処理を説明する。図19のS1901〜S1903が終了した時点で、現フレーム特徴量抽出部1802で行われるS1911〜S1916もしくは同位相特徴量更新部1803で行われるS1921〜S1928のいずれか一方の処理が実行される。現フレーム特徴量抽出部1802で実行されるS1911〜S1916に関しては、第1実施形態で説明したS411〜S416の処理と同様の処理であるため、説明を省略する。
S1901において、処理分岐部1801は、位相解析部1602より現フレーム画像取得時の位相情報を受け取る。S1902において、処理分岐部1801は、特徴量保存部1804内の特徴量情報を検索し、撮影開始時から現フレーム画像取得時までに現フレーム画像と同位相の画像で特徴量が抽出されているか否かを判定する。次に、S1903において、処理分岐部1801は、S1802の判定結果に基づいて現フレーム特徴量抽出部1802、同位相特徴量更新部1803のいずれか一つへ動作指示を与える。
図5を用いて、特徴量保存部1804内の特徴量情報を例示的に説明する。現フレームの位相が3[rad]であったとすると、図5(a)の場合は、[同位相の特徴量あり]となり、処理分岐部1801は同位相特徴量更新部1803へ動作指示を与える。図5(b)の場合は [同位相の特徴量なし]となり、処理分岐部1801は現フレーム特徴量抽出部1802へ動作指示を与える。
次に、同位相特徴量更新部1803にて実行されるS1921〜S1928について説明する。S1921において、処理分岐部1801より動作指示を受け取った場合、同位相特徴量更新部1803は、画像入力部1601より現フレーム画像を取得する。次に、S1922において、同位相特徴量更新部1803は、X線が照射された照射野を認識する。尚、照射野認識は、種々の手法が提案されており、例えば、特開2000−271107号公報、特開2003−33968号公報等で提案されている手法を用いることができる。
次に、S1923において、同位相特徴量更新部1803は、照射野内の画像のヒストグラムを生成する。S1924において、同位相特徴量更新部1803は、生成されたヒストグラムを解析し、特徴量を抽出する。尚、ヒストグラム解析方法は、図3で説明した現フレーム特徴量抽出部302によるヒストグラム解析方法と同様の手法を用いることが可能である。
S1925において、同位相特徴量更新部1803は、現フレーム画像と同位相で設定された特徴量を、特徴量保存部1804より取得する。次に、S1926において、同位相特徴量更新部1803は、ヒストグラム解析によって現フレーム画像から抽出された特徴量と、特徴量保存部1804より取得された同位相で設定された特徴量とを用いて、現フレーム画像の特徴量を更新するための計算を行う。計算方法としては、例えば、両特徴量を平均化する手法を用いることができる。あるいは、同位相で設定された特徴量が既に前フレームの複数枚の特徴量を使用して設定されたものであった場合は、その設定回数に応じて同位相で設定された特徴量に重み付けを行い計算しても良い。
次に、S1927において、同位相特徴量更新部1803は、S1926で計算された現フレーム画像の特徴量を特徴量保存部1804へ格納し、現フレーム画像の特徴量の更新を行う。S1928において、同位相特徴量更新部1803は、S1926で計算された現フレーム画像の特徴量を画像処理部1604へ出力し、処理は終了となる。以上、S1901〜S1928の処理を適宜実行することで、特徴量設定部1603による特徴量設定は完了する。
本実施形態によれば、動画像の画像処理のための処理速度を得つつ、画像処理された動画像の画質を安定化させることが可能になる。

Claims (6)

  1. 被写体の動画像を処理する画像処理装置であって、
    前記被写体の動画像の入力を受け付ける入力手段と、
    前記入力手段で受け付けられた前記動画像のフレーム画像から前記被写体の動きの位相を解析する解析手段と、
    前記解析手段の解析結果に基づき、前記位相と同位相を有するフレーム画像の特徴量の情報が保存手段に保存されているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定結果に基づき、前記位相に対して同位相を有するフレーム画像の特徴量の情報が前記保存手段に保存されていると判定される場合に、前記特徴量の情報を、処理の対象となるフレーム画像に設定する特徴量設定手段と、
    前記特徴量設定手段により設定された前記特徴量の情報に応じた画像処理を前記処理の対象となるフレーム画像に対して実行する画像処理手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記特徴量設定手段は、前記保存手段に保存されている前記特徴量の情報に基づく補間演算により、前記処理の対象となるフレーム画像に設定するための特徴量を算出する特徴量計算手段を備え、
    前記判定手段の判定結果に基づき、予め定められた閾値の範囲内の位相を有するフレーム画像の特徴量の情報が前記保存手段に保存されていると判定される場合に、前記特徴量設定手段は、前記補間演算により算出された前記特徴量を、前記処理の対象となるフレーム画像に設定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記特徴量設定手段は、前記処理の対象となるフレーム画像から前記特徴量を抽出する特徴量抽出手段を備え、
    前記判定手段の判定結果に基づき、前記位相に対して同位相または予め定められた前記閾値の範囲内の位相を有するフレーム画像の特徴量の情報が前記保存手段に保存されていないと判定される場合に、前記特徴量設定手段は、前記特徴量抽出手段により抽出された前記特徴量を、前記処理の対象となるフレーム画像に設定することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記特徴量設定手段は、前記解析手段により解析された前記位相に対して同位相を有するフレーム画像の特徴量の情報を前記保存手段から取得して、前記特徴量抽出手段により抽出された前記特徴量を更新する請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記画像処理には、階調処理と、被写体の輪郭を明確にするための鮮鋭化処理と、ノイズ抑制処理との少なくともいずれか一つの処理が含まれ、
    前記画像処理手段は、前記特徴量設定手段により設定された前記特徴量の情報に応じて、前記階調処理と、前記鮮鋭化処理と、前記ノイズ抑制処理とのうち少なくともいずれか一つの処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 入力手段と、解析手段と、判定手段と、特徴量設定手段と、画像処理手段とを有し、被写体の動画像を処理する画像処理装置の制御方法であって、
    前記入力手段が、前記被写体の動画像の入力を受け付ける入力工程と、
    前記解析手段が、前記入力工程で受け付けられた前記動画像のフレーム画像から前記被写体の動きの位相を解析する解析工程と、
    前記判定手段が、前記解析工程の解析結果に基づき、前記位相と同位相を有するフレーム画像の特徴量の情報が保存手段に保存されているか否かを判定する判定工程と、
    前記特徴量設定手段が、前記判定工程の判定結果に基づき、前記位相に対して同位相を有するフレーム画像の特徴量の情報が前記保存手段に保存されていると判定される場合に、前記特徴量の情報を、処理の対象となるフレーム画像に設定する特徴量設定工程と、
    前記画像処理手段が、前記特徴量設定工程により設定された前記特徴量の情報に応じた画像処理を前記処理の対象となるフレーム画像に対して実行する画像処理工程と、
    を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
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