JP4777164B2 - 心拍位相決定装置、プログラム及びx線診断装置 - Google Patents

心拍位相決定装置、プログラム及びx線診断装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4777164B2
JP4777164B2 JP2006182309A JP2006182309A JP4777164B2 JP 4777164 B2 JP4777164 B2 JP 4777164B2 JP 2006182309 A JP2006182309 A JP 2006182309A JP 2006182309 A JP2006182309 A JP 2006182309A JP 4777164 B2 JP4777164 B2 JP 4777164B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
feature point
subject
projection images
time width
heartbeat phase
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006182309A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008006211A (ja
Inventor
卓弥 坂口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Canon Medical Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Medical Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Medical Systems Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2006182309A priority Critical patent/JP4777164B2/ja
Publication of JP2008006211A publication Critical patent/JP2008006211A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4777164B2 publication Critical patent/JP4777164B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、一定周期で収集された被検体に関する複数の投影画像のデータを処理する心拍位相決定装置、プログラム及びX線診断装置に関する。
周知の通り、近年では、X線コンピュータ断層撮影装置に限らず、Cアームシステムでも、多方向から撮影した複数の投影画像から三次元画像を再構成する技術が実用化されつつある。Cアームシステムでは、X線管をX線検出器とともに180°程度回転させ、その間に20フレーム/秒程度で撮影を繰り返している。
ここで、検査対象が心臓であれば、心臓の動きに対してCアームの回転速度が遅いので、モーションアーチファクトの影響を軽減するために、心電同期再構成のように、観察者が指定した心拍の位相(以下単に位相又は心位相という)で、それを中心とした指定幅(ウインドウの幅又は時間幅という)の期間内に収集された投影画像を、上記180°程度の回転期間中に収集した1セットの投影画像から部分的に抽出して、再構成処理にかけることがなされている。
心位相を、動きの比較的少ない拡張中末期や収縮末期に指定することである程度、モーションアーチファクトの影響を軽減できるが、その位相やウインドウ幅について様々に試行錯誤を繰り返して最適な心位相や幅を絞り込む必要があった。
特開2004−181246号公報
本発明の目的は、心臓の動きの比較的少ない心位相とウインドウ幅を高精度に特定することにある。
本発明は、第1局面において、一定周期で収集された被検体に関する複数の投影画像のデータを記憶する記憶部と、前記投影画像各々に含まれる形態上の特徴点を特定する特定部と、前記特徴点の移動距離の時間変動と前記被検体の心電図とに基づいて心拍位相と時間幅とを決定する決定部とを具備する心拍位相決定装置を提供する。
本発明は、第2局面において、一定周期で収集された被検体に関する複数の投影画像各々に含まれる形態上の特徴点を特定する手段と、前記特徴点の移動距離の時間変動と前記被検体の心電図とに基づいて心拍位相と時間幅とを決定する手段とをコンピュータに実現させるためのプログラムを提供する。
本発明は、第3局面において、一定周期で収集された被検体に関する複数の投影画像のデータを記憶する記憶部と、前記投影画像各々に含まれる形態上の特徴点を特定する特定部と、前記特徴点の移動距離の時間変動と前記被検体の心電図とに基づいて、前記移動距離が閾値未満であって、前記移動距離に対応する時間幅が最大となる心拍位相を決定する決定部とを具備することを特徴とする心拍位相決定装置を提供する。
本発明は、第4局面において、一定周期で収集された被検体に関する複数の投影画像各々に含まれる形態上の特徴点を特定する手段と、前記特徴点の移動距離の時間変動と前記被検体の心電図とに基づいて、前記移動距離が閾値未満であって、前記移動距離に対応する時間幅が最大となる心拍位相を決定する手段とをコンピュータに実現させるためのプログラムを提供する。
本発明は、第5局面において、X線を発生するX線管と、被検体を透過したX線を検出するX線検出器と、前記X線管と前記X線検出器とを移動する移動機構と、前記X線検出器を介して一定周期で収集された被検体に関する複数の投影画像のデータを記憶する記憶部と、前記投影画像各々に含まれる形態上の特徴点を特定する特定部と、前記特徴点の移動距離の時間変動と前記被検体の心電図とに基づいて心拍位相と時間幅とを決定する決定部と、前記決定された心拍位相と時間幅とに基づいて前記X線の発生/停止又は前記X線の強度変化を制御する制御部とを具備することを特徴とするX線診断装置を提供する。
本発明は、第6局面において、X線を発生するX線管と、被検体を透過したX線を検出するX線検出器と、前記X線管と前記X線検出器とを移動する移動機構と、前記X線検出器を介して一定周期で収集された被検体に関する複数の投影画像のデータを記憶する記憶部と、前記投影画像各々に含まれる形態上の特徴点を特定する特定部と、前記特徴点の移動距離の時間変動と前記被検体の心電図とに基づいて、前記移動距離が閾値未満であって、前記移動距離に対応する時間幅が最大となる心拍位相を決定する決定部と、前記決定された心拍位相と時間幅とに基づいて前記X線の発生/停止又は前記X線の強度変化を制御する制御部とを具備することを特徴とするX線診断装置を提供する。
本発明によれば、心臓の動きの比較的少ない心位相とウインドウ幅を高精度に特定することができる。
以下図面を参照して本発明の実施形態に係るX線診断装置を説明する。なお、本実施形態のX線診断装置は、心臓の動きの比較的少ない心拍位相及びそれを中心とした時間ウインドウの幅を決定する心拍位相決定機能を特徴的に有している。この心拍位相決定機能は、X線診断装置から分離して、心拍位相決定装置として単体で提供され得る。また、当該心拍位相決定機能は、その処理をコンピュータに実現させるためのプログラムとして提供可能であり、またそれを記憶したコンピュータで読み取り可能な記憶媒体として提供され得る。
図1に示すように、X線診断装置は、Cアーム装置5を有する。Cアーム装置5は、Cアーム16と、Cアーム16を直交3軸に関して回転自在に支持する床置き又は天井吊り支持機構と、回転駆動源とを有する。Cアーム16の一端にはX線管1が取り付けられる。X線制御部4は、システム制御部9の制御に従って、X線管1からX線を発生するために、X線管1の電極間に管電圧を印加し、またX線管1の陰極フィラメントに加熱電流を供給する。Cアーム16の他端にはX線検出器2が取り付けられる。X線管1とX線検出器2とは天板3上の被検体Pを挟んで対向する。X線検出器2は、例えばイメージインテンシファイアとTVカメラとの組み合わせから構成される。または、X線検出器2は、マトリクス状に配列された半導体検出素子を有するフラットパネルディテクタ(FPD:平面型X線検出器)で構成される。Cアーム/天板移動制御部6は、システム制御部9の制御に従って、Cアーム16を回転するためにその駆動源に電力を供給する。またCアーム/天板移動制御部6は、システム制御部9の制御に従って、天板を移動するためにその駆動源に電力を供給する。
本X線診断装置では、被検体Pを計測して心電図を発生するために心電計7が装備される。心電計7で発生された心電図は、後述するように最適心位相及び最適ウインドウ幅の決定処理、心電同期撮影等に用いられる。画像データ記憶部10は、X線検出器2で発生された複数の投影画像に関するデータを、心電図からシステム制御部9により取得される心位相のデータを関連付けて記憶する。なお、心位相とは、心電図のR波から次のR波までの期間内の各時点を規定する尺度として定義され、典型的には、R波から次のR波までの期間を100%に規格化し、当該期間内の各時点をパーセントの単位で表記する。Cアーム16を回転しながら撮影を繰り返すいわゆる回転撮影においては、各投影画像には心位相とともに撮影角度(X線管1の回転角度)が関連付けられる。画像再構成処理部11は、画像データ記憶部10に記憶された撮影角度が相違する複数の投影画像から断層画像を再構成する。モニタ12は、主に、投影画像、断層画像、後述する時間ウインドウ幅及び心位相に対する特徴点の移動距離の関係性を表す立体的図表や等高線図表を表示するために設けられている。操作部8は、ユーザからの各種指令をシステム制御部9に伝達するために設けられ、キーボード、マウス等の各種入力デバイスを有する。
本実施形態では、心臓の動きの比較的少ない心位相とウインドウ幅を高精度に特定するために、特徴点追跡部13、移動距離計算部14、最適心位相/最適ウインドウ幅決定部15が装備されている。特徴点追跡部13は、操作部8を介して任意の投影画像上に指定された解剖学上形態的な特徴を有する特徴点を他の各投影画像上で同定する。移動距離計算部14は、撮影時刻が前後する一対の投影画像上で心臓の動きに主に起因して変位する特徴点間距離、つまり一対の投影画像の撮影間隔で特徴点が移動する移動距離を計算する。最適心位相/最適ウインドウ幅決定部15は、計算された移動距離の時間変化と、ユーザ指定された移動距離の上限値(閾値)とに基づいて、移動距離が閾値未満であって、ウインドウ幅が最大となる心位相を最適心位相として、またその最大のウインドウ幅を最適ウインドウ幅として決定する。
以下、最適心位相、最適ウインドウ幅の決定について詳細に説明する。まず、使用する各種用語について、図2、図3を参照して、定義をする。回転撮影とは、Cアーム16の回転によりX線管1をX線検出器2とともに被検体の周囲を回転させ、その間、複数の投影画像を撮影する。本実施形態では、回転期間の全期間にわたってX線を継続的に被検体に照射して、撮影を繰り返すのではなく、特定の期間に限定してX線を被検体に照射して、その期間だけ撮影をする。特定の期間を心電図に対応付けた撮影法が心電同期撮影と呼ばれる。撮影が行われる特定の期間を、ここでは「時間ウインドウ」と定義し、その時間長を「時間ウインドウの幅」と定義する。また、時間ウインドウの中心に対応する心位相を関心位相と称する。本実施形態では、関心位相と、時間ウインドウの幅とを最適化して、心臓の動きにより断層画像上に顕在化するモーションアーチファクトの発生をできるだけ抑えることを目的としている。
図4には、本実施形態によるシステム制御部9の制御のもとで実行される動作全体の手順を示している。図5にはその補足図を示している。まず、第1段階において、ユーザ指令にしたがってCアーム16が被検体に対して適当な角度で固定され、その方向から一連の複数の投影画像が撮像される(S1)。複数の投影画像は、動画を構成し、例えば20フレーム/秒、つまり1秒あたり20枚を撮影する速度で、複数の心拍周期、好ましくは少なくとも3心拍周期にわたって継続的に撮影される。撮影された投影画像の枚数は、Nと仮定する。複数の投影画像の撮影と並行して心電図が計測され、システム制御部9で特定された心位相(%)のデータとともに複数の投影画像のデータが、画像データ記憶部10に記憶される。
次に、第2段階において、まず最初に撮影した第1フレームの投影画像が、画像データ記憶部10から読み出され、モニタ12に表示される。観察者は操作部8を介して表示画像上に特徴点を指定する(S2)。図6Aは狭窄部分、図6Bは分岐血管、図6Cはカテーテル等のワイヤ先端、図6Dはステントに装備されたX線不透過性を有するマーカーをそれぞれ特徴点として指定した様子を例示している。特徴点には同定しやすいと考えられる形態的特徴が明瞭な部位が指定される。
特徴点追跡部13により、2フレーム目以降の各投影画像から特徴点が抽出され、各位置が特定される(S3)。特徴点の位置としては、心臓の収縮方向に近い画像のX軸又はY軸いずれか一方の座標が特定される。しかし、特徴点の位置としては、X軸又はY軸いずれか一方の一次元位置に限定されず、XY座標で表される二次元位置として特定してもよい。図7に特徴点の位置が時間とともに変位する様子を示している。拍動にしたがって特徴点の位置が周期的に変位する様子が理解される。
次に、移動距離計算部14では、図7、図11Aに示した複数心拍にわたる特徴点の位置の時間変化を、典型的にはR波を基準として心拍周期毎に区分し、各区分を心位相を揃えて規格化して並列する。なお、各区分を心位相を揃えて並列する手法に限定されず、図11Bに示すように各区分の後端を合わせてそこからの戻し時間(絶対時間)で揃えて並列しても良いし、図11Cに示すように各区分の前端を合わせてそこからの遅れ時間(絶対時間)を揃えて並列しても良い。
この特徴点の位置の時間変化に対して、移動距離計算部14では、時間ウインドウの候補を適用する。この時間ウインドウの候補の時間幅(%で表す)の中で特徴点の最大移動距離(以下単に移動距離という)を計算する。つまり、図8に示すように、時間ウインドウ候補の時間幅の中で、最も離れた2つの特徴点の位置を選択し、選択した2つの特徴点の位置の間の長さを移動距離として計算する。この移動距離の計算は、時間ウインドウの候補の中心位相を1%間隔で移動しながら繰り返される。それにより図9に示すように、移動距離と心位相との関係が得られる。さらに、この関係の中で、最小移動距離が特定される。この最小移動距離は、当該処理に使用した時間ウインドウ候補の時間幅に関する固有値とされる。つまり、当該時間幅では、心臓の動きが最も少ない心位相がその移動距離(最小移動距離)とともに特定される。上記処理は、時間ウインドウ候補の時間幅を、予め決められた範囲を予め決められた間隔で変えながら繰り返される。それにより、図10、図12に示すように、時間ウインドウ候補の時間幅と最小移動距離との関係が得られる。また、図13に示すように、心位相と時間ウインドウ候補の時間幅とに対して移動距離を分布させ、同じ移動距離を等高線のように結んで表現した図表が得られる。
最適心位相/最適ウインドウ幅決定部15は、例えば図13に示すように、移動距離が閾値未満であって、時間ウインドウの時間幅が最大となる心位相(最適心位相)と時間ウインドウの時間幅(時間ウインドウの最適な時間幅)とを決定する(S5)。時間ウインドウの時間幅を拡大することで、画像再構成に用いることのできる投影画像の枚数を増加させることができ、それにより再構成画像(断層画像)の画質向上を図ることができる。
なお、最適心位相/最適ウインドウ幅決定部15は、心位相の変化及びウインドウ時間幅の変化に対する特徴点の移動距離(ウインドウ時間幅内の最大移動距離)の変化を表す図表を作成する機能を有する。当該図表として典型的には、図15に示すように、心位相、ウインドウ候補の時間幅及び移動距離を直交3軸に対応させた立体的な図表であり、また図16に示すように、心位相とウインドウ候補の時間幅との直交2軸上で移動距離が同じ点を結んだ等高線を含む図表である。
上述の通り決定した最適な心位相を中心とした最適な時間幅を有する時間ウインドウにしたがってシステム制御部9は撮像条件を設定し(S6)、心電計7からの心電図を使って心電同期により回転撮像を実行する(S7)。つまり、X線管1及びX線検出器2をCアーム16とともに一定速度で回転し(図17参照)、その回転期間において、上記決定した最適な心位相を中心とした最適な時間幅を有する時間ウインドウの期間に限定してX線を発生し、被検体を透過したX線に関する投影画像を収集する(図18、図19、図20、図21参照)。
上記決定された最適な心位相を中心とした最適な時間幅を有する時間ウインドウの期間は、心臓の動きが通常は上記閾値未満を示すので、収集された投影画像から断層画像を再構成したとき(S8)、その断層画像は心臓の動きに起因するアーチファクトが軽減されている。
なお、上述では、ウインドウ候補の時間幅内での移動距離を、特徴点の1次元又は2次元の位置から計算したが、図22に示すように、バイプレーン撮影により2方向の投影画像を収集し、2方向の投影画像からエピポーラ理論により特徴点の3次元的な位置を求め、3次元空間上の特徴点の移動距離を計算するようにしてもよい。
また、上述の説明では、心臓の動きを特徴点の移動距離によりその指標としたが、移動距離に代えて、図23に示すように、左室造影撮影により得られた画像内の黒化部分(造影領域)の面積(ピクセル数)を用いてもよい。
また、上述では、回転撮像の例を説明したが、図24に示すように、一方向に固定した動画撮影においても適用できる。
また、上述では、最適な心位相を中心とした最適な時間幅を有する時間ウインドウの期間に限定してX線を発生したが、その期間を他の期間と比較して、パルスレートを変え(遅く)、X線強度を変え(強くする又は弱くする)、X線照射時間を変え(長くする)、X線量を変え(増やす)、またはリカーシブを変える(過去画像を多くする)ようにしてもよい。
また、上述では、心拍位相決定機能を、回転撮影型のX線診断装置へ適用する例を説明したが、2方向からの立体画像構成装置にもそれ特有の高い効果とともに適用することができる。2方向からの立体画像構成は、図25に示すように、2方向それぞれで被検体を静止画もしくは動画で撮影する。撮影した2方向の画像間の同じ部位の位置ずれから立体的な位置を特定する。この装置で心臓血管のように動く被検体を撮像する場合、2枚の画像は心臓が同じ位相にある2画像を使う必要がある。この際、もし心臓の動きが激しい心位相付近を用いると、撮像タイミングが少しずれただけで心臓が大きく動いてしまうため、2枚の画像が同じ心位相にならず、よって立体画像の精度が悪くなる。そこで本実施形態による心拍位相決定法を適応し、心臓の動きが比較的小さい心位相を選択し、その付近の画像を用いるようにする。これにより撮像タイミングが少しずれても、心臓はほとんど動いていないため、立体画像の精度を良く保てる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の実施形態に係るX線診断装置の構成を示す図。 本実施形態による心電同期スキャンの概要を示す図。 図2の補足図。 本実施形態の動作手順を示す流れ図。 本実施形態の全体動作の概要を示す図。 図5の特徴点として狭窄部分を例示する図。 図5の特徴点として分岐血管を例示する図。 図5の特徴点としてワイヤ先端を例示する図。 図5の特徴点としてステントマーカを例示する図。 図5のS3の特徴点の位置の時間変化を示す図。 図5のS4における特徴点の移動距離の計算方法を補足する図。 図5のS4における特徴点の移動距離に関する時間変化を示す図。 図5のS4における特徴点の最小移動距離に関する時間幅変化を示す図。 図5のS3の特徴点位置の時間変化を平均化する第1の例を示す図。 図5のS3の特徴点位置の時間変化を平均化する第2の例を示す図。 図5のS3の特徴点位置の時間変化を平均化する第3の例を示す図。 図5のS4における特徴点の最小移動距離に関する時間幅変化の作成処理を示す図。 図5のS4における特徴点の移動距離に関する時間変化を複数の時間ウインドウ幅について同時に示す図。 図5のS4における最適な心位相と最適な時間ウインドウ幅の選択法を示す図。 図5のS4において、時間ウインドウ幅及び心位相に対する特徴点の移動距離の関係性を表す立体的図表を示す図。 図5のS4において、時間ウインドウ幅及び心位相に対する特徴点の移動距離の関係性を表す等高線図表を示す図。 本実施形態によるX線管の焦点軌道を示す図。 本実施形態において、図17の焦点軌道に対して撮影位置を示す図。 本実施形態において、心電波形に対する撮影位置を示す図。 本実施形態において、焦点軌道及び心電波形に対する撮影位置を示す図。 図20の焦点位置に対する検出器の位置を示す図。 本実施形態において、特徴点の移動距離を3次元に拡張する変形例を示す図。 本実施形態において、特徴点の移動距離に代えて左室造影部分の面積を適用する変形例を示す図。 本実施形態の変形例において、動作手順を示す流れ図。 本実施形態において、立体画像構成装置への適用例を示す図。
符号の説明
1…X線管、2…X線検出器、3…天板、4…X線制御部、5…Cアーム機構、6…移動制御部、7…心電計、8…操作部、9…システム制御部、10…画像データ記憶部、11…画像再構成処理部、12…モニタ、13…特徴点追跡部、14…移動距離計算部、15…最適心位相/最適ウインドウ幅決定部。

Claims (9)

  1. 一定周期で収集された被検体に関する複数の投影画像のデータを記憶する記憶部と、
    前記投影画像各々に含まれる形態上の特徴点を特定する特定部と、
    前記特徴点の移動距離の時間変動と前記被検体の心電図とに基づいて心拍位相と時間幅とを決定する決定部とを具備することを特徴とする心拍位相決定装置。
  2. 一定周期で収集された被検体に関する複数の投影画像各々に含まれる形態上の特徴点を特定する手段と、
    前記特徴点の移動距離の時間変動と前記被検体の心電図とに基づいて心拍位相と時間幅とを決定する手段とをコンピュータに実現させるためのプログラム。
  3. 一定周期で収集された被検体に関する複数の投影画像のデータを記憶する記憶部と、
    前記投影画像各々に含まれる形態上の特徴点を特定する特定部と、
    前記特徴点の移動距離の時間変動と前記被検体の心電図とに基づいて、前記移動距離が閾値未満であって、前記移動距離に対応する時間幅が最大となる心拍位相を決定する決定部とを具備することを特徴とする心拍位相決定装置。
  4. 一定周期で収集された被検体に関する複数の投影画像各々に含まれる形態上の特徴点を特定する手段と、
    前記特徴点の移動距離の時間変動と前記被検体の心電図とに基づいて、前記移動距離が閾値未満であって、前記移動距離に対応する時間幅が最大となる心拍位相を決定する手段とをコンピュータに実現させるためのプログラム。
  5. X線を発生するX線管と、
    被検体を透過したX線を検出するX線検出器と、
    前記X線管と前記X線検出器とを移動する移動機構と、
    前記X線検出器を介して一定周期で収集された被検体に関する複数の投影画像のデータを記憶する記憶部と、
    前記投影画像各々に含まれる形態上の特徴点を特定する特定部と、
    前記特徴点の移動距離の時間変動と前記被検体の心電図とに基づいて心拍位相と時間幅とを決定する決定部と、
    前記決定された心拍位相と時間幅とに基づいて前記X線の発生/停止又は前記X線の強度変化を制御する制御部とを具備することを特徴とするX線診断装置。
  6. X線を発生するX線管と、
    被検体を透過したX線を検出するX線検出器と、
    前記X線管と前記X線検出器とを移動する移動機構と、
    前記X線検出器を介して一定周期で収集された被検体に関する複数の投影画像のデータを記憶する記憶部と、
    前記投影画像各々に含まれる形態上の特徴点を特定する特定部と、
    前記特徴点の移動距離の時間変動と前記被検体の心電図とに基づいて、前記移動距離が閾値未満であって、前記移動距離に対応する時間幅が最大となる心拍位相を決定する決定部と、
    前記決定された心拍位相と時間幅とに基づいて前記X線の発生/停止又は前記X線の強度変化を制御する制御部とを具備することを特徴とするX線診断装置。
  7. 前記心拍位相の変化及び前記時間幅の変化に対する前記特徴点の移動距離の変化を表す図表を作成する作成部をさらに備えることを特徴とする請求項6記載のX線診断装置。
  8. 前記作成部は、前記心拍位相、前記時間幅及び前記移動距離を直交3軸に対応させた立体的な図表を作成することを特徴とする請求項7記載のX線診断装置。
  9. 前記作成部は、前記移動距離が同じ点を結んだ等高線を含む図表を作成することを特徴とする請求項7記載のX線診断装置。
JP2006182309A 2006-06-30 2006-06-30 心拍位相決定装置、プログラム及びx線診断装置 Active JP4777164B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006182309A JP4777164B2 (ja) 2006-06-30 2006-06-30 心拍位相決定装置、プログラム及びx線診断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006182309A JP4777164B2 (ja) 2006-06-30 2006-06-30 心拍位相決定装置、プログラム及びx線診断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008006211A JP2008006211A (ja) 2008-01-17
JP4777164B2 true JP4777164B2 (ja) 2011-09-21

Family

ID=39064939

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006182309A Active JP4777164B2 (ja) 2006-06-30 2006-06-30 心拍位相決定装置、プログラム及びx線診断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4777164B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5294956B2 (ja) * 2009-04-08 2013-09-18 キヤノン株式会社 画像処理装置及び画像処理装置の制御方法
JP5489037B2 (ja) * 2010-03-31 2014-05-14 独立行政法人放射線医学総合研究所 放射線ビーム照射対象位置決め装置およびその位置決め方法
US9430855B2 (en) 2011-06-20 2016-08-30 Hitachi Medical Corporation X-ray CT apparatus and optimal cardiac phase determining method
JP2015003273A (ja) * 2014-10-08 2015-01-08 株式会社東芝 X線コンピュータ断層撮影装置
CN104545973B (zh) * 2014-11-26 2017-08-25 沈阳东软医疗系统有限公司 心脏的ct扫描方法及装置
JP2016172008A (ja) * 2016-04-26 2016-09-29 東芝メディカルシステムズ株式会社 X線コンピュータ断層撮影装置
CN110037721B (zh) * 2019-04-30 2023-08-04 西门子(深圳)磁共振有限公司 X光成像设备及其操作方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008006211A (ja) 2008-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10881316B2 (en) Automatically determining 3D catheter location and orientation using 2D fluoroscopy only
JP4714677B2 (ja) 動き補正された三次元ボリュームイメージング方法
JP4928739B2 (ja) X線診断装置及びx線撮像方法
US7180976B2 (en) Rotational angiography based hybrid 3-D reconstruction of coronary arterial structure
US8233688B2 (en) Method of detection and compensation for respiratory motion in radiography cardiac images synchronized with an electrocardiogram signal
JP5491914B2 (ja) 画像表示装置およびx線診断装置
JP5643218B2 (ja) X線ct装置及びx線ct装置による画像表示方法
JP4777164B2 (ja) 心拍位相決定装置、プログラム及びx線診断装置
JP5558674B2 (ja) 3次元画像処理装置及びx線診断装置
US8731367B2 (en) Image processing apparatus
US9936928B2 (en) Medical image processing apparatus and X-ray diagnostic apparatus
CN101856234B (zh) X射线诊断装置以及图像重构处理装置
US7313213B1 (en) Step-and-shoot cardiac CT imaging
JP4157302B2 (ja) X線ct装置
JP2009028065A (ja) X線ct装置
JP2009078126A (ja) X線ct装置
US11160523B2 (en) Systems and methods for cardiac imaging
WO2011030637A1 (ja) X線ct装置
RU2633286C2 (ru) Получение изображений с помощью рамы с-типа с увеличенным окном углового стробирования
WO2004071301A1 (ja) X線ct装置
JP2012030089A (ja) X線診断装置
JP4996818B2 (ja) X線診断装置
JP5433805B2 (ja) X線診断装置
JP5689925B2 (ja) X線ct装置
JP2019208752A (ja) X線ct装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090520

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110602

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110607

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110629

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4777164

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140708

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350