JP2004047564A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造条件の変動の影響を受けにくい基板電位検出回路を備えた半導体装置を提供する。
【解決手段】VBB制御回路34は、負電位である基板電位VBBを受けて電源電位INTVDDと接地電位との間の分圧電位を出力する中間電位発生回路72と、分圧電位を受けて基板電位が所望の値に対して高いか低いかを判定するインバータ74とを含む。インバータ74の論理しきい値は、(1/2)×INTVDDである。VBB=VREFB−(1/2)×INTVDDが成立するときに分圧電位は正確に(1/2)×INTVDDとなる。VREFBを変える事でVBBの検出電位を任意に選択でき、かつ、製造条件の変動の影響を受けにくい検出回路が実現できる。
【選択図】    図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、半導体装置に関し、より特定的には、半導体装置内部にて負電圧の基板電位を発生する基板電位検出回路を含む半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図10は、基板電位検出回路502を含む従来の半導体装置の構成を示すブロック図である。
【0003】
図10を参照して、半導体装置では、内蔵する機能回路500が負電圧の基板電位VBBを必要とし、かつ、外部から負電圧電源が供給されない場合には内部で負電圧を発生しなければならない。そのため、半導体装置には、負電圧である基板電位VBBを出力する負電圧発生回路504と、基板電位VBBを受け発生電位が適切か否かを判定し負電圧発生回路504の制御を行なう基板電位検出回路502とが設けられる。負電圧発生回路504としては、チャージポンプ回路等が用いられる。
【0004】
図11は、図10における基板電位検出回路502の第1の構成例を示す回路図である。
【0005】
図11を参照して、基板電位検出回路502は、基板電位VBBを受けて電源電位VDDと接地電位との間の中間的な分圧電位を出力する中間電位発生回路572と、中間電位発生回路572の出力を受けて反転しきい値に対しての大小判定を行ない制御信号/ENを出力するインバータ574とを含む。
【0006】
中間電位発生回路572は、ソースおよびバックゲートが電源電位VDDに結合されドレインがノードN50に接続されゲートが接地ノードに接続されるPチャネルMOSトランジスタ576と、ソースおよびバックゲートがノードN50に接続されドレインが接地ノードに接続されゲートに基板電位VBBを受けるPチャネルMOSトランジスタ578とを含む。ノードN50からは、電源電位VDDと接地電位との間の中間的な分圧電位が出力される。
【0007】
インバータ574は、ソースおよびバックゲートが電源電位VDDに結合されドレインがノードN51に接続されゲートがノードN50に接続されるPチャネルMOSトランジスタ580と、ノードN51と接地ノードとの間に接続されゲートがノードN50に接続されるNチャネルMOSトランジスタ582とを含む。ノードN51からは、制御信号/ENが出力される。
【0008】
図12は、中間電位発生回路572に入力される基板電位VBBとノードN50から出力される分圧電位との関係を示した図である。
【0009】
図11、図12を参照して、PチャネルMOSトランジスタ576とPチャネルMOSトランジスタ578とが同じ電気特性を有する場合には、
VBB=−(1/2)×VDD
となったときにPチャネルMOSトランジスタ576,578のバイアス条件が等しくなる。PチャネルMOSトランジスタ576,578のバイアス条件が等しいと、これらのトランジスタによって電源電圧は2分の1に分圧される。すると、ノードN50から出力される分圧電位は(1/2)×VDDとなる。
【0010】
また、
VBB<−(1/2)×VDD
のときには、分圧電位は(1/2)×VDDより小さくなる。
【0011】
一方、
VBB>−(1/2)×VDD
のときには、分圧電位は(1/2)×VDDより大きくなる。
【0012】
図13は、図11におけるインバータ574の入出力特性を示す図である。
図11、図13を参照して、インバータ574は、入力電圧が論理しきい値より小さい場合には“H”論理を出力し、入力電圧が論理しきい値よりも大きい場合には、“L”論理を出力する。
【0013】
インバータ574の論理しきい値は、(1/2)×VDDに設定しておく。すると、
VBB<−(1/2)×VDD
のときには、基板電位検出回路502は、“H”を出力する。一方、
VBB>−(1/2)×VDD
のときには基板電位検出回路502は、“L”を出力する。
【0014】
すなわち、PチャネルMOSトランジスタ576,578の電気的特性を等しくし、インバータ574の論理しきい値を(1/2)×VDDに選択することにより、基板電位検出回路502は、入力される基板電位VBBが−(1/2)×VDDと一致する点を境界として出力を変化させる。この一致する点の電位を検出電位と呼ぶこととする。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
図11に示す従来の基板電位検出回路において−(1/2)×VDD以外の電位を検出電位として設定したい場合もある。この場合には、2つの方法が考えられる。第1の方法は、PチャネルMOSトランジスタ576の電気的特性とPチャネルMOSトランジスタ578の電気的特性とを意図的に変えて基板電位VBBが所望の値になったときにノードN50から出力される分圧電位が(1/2)×VDDとなるようにすることである。第2の方法は、インバータ574の論理しきい値を(1/2)×VDDから変更することである。
【0016】
PチャネルMOSトランジスタ576の電気的特性とPチャネルMOSトランジスタ578の電気的特性とを異なるように設定するには、PチャネルMOSトランジスタのしきい値電圧Vthを変えたりチャネル部分の抵抗値を変えるなどの方策が用いられる。しかしながら、製造条件の変動等でトランジスタの電気的特性が変化すると、所望の異なる電気特性が得られず所望の分圧電位が得られない。
【0017】
また、インバータ574の論理しきい値を変更する場合にも問題がある。インバータの論理しきい値は、インバータを構成するプルアップ素子とプルダウン素子の両方の特性で決まる。このため、プルアップ側がPチャネルMOSトランジスタ、プルダウン側がNチャネルMOSトランジスタで形成されるコンプリメンタリ型(CMOS)半導体装置においては、製造条件の変動等でPチャネルMOSトランジスタとNチャネルMOSトランジスタのコンプリメンタリ特性が変化すると所望の論理しきい値が得られない問題がある。
【0018】
以上の2つの事情により、図11に示した従来例では、任意の基板電位を検出する場合には所望の検出電圧が安定的には得られないという問題が生じる。
【0019】
図14は、第2の構成例である基板電位検出回路502aの構成を示した回路図である。
【0020】
図14を参照して、基板電位検出回路502aは、図11に示した基板電位検出回路502の構成において、インバータ574に代えて電圧判定回路574aを含む。
【0021】
電圧判定回路574aは、電源電位VDDの2分の1の参照電位を出力する参照電位出力回路586と、参照電位出力回路586の出力と中間電位発生回路572の出力とを比較し制御信号ENを出力する比較回路588とを含む。
【0022】
参照電位出力回路586は、ソースおよびバックゲートが電源電位VDDに結合されドレインおよびゲートがノードN52に接続されるPチャネルMOSトランジスタ590と、ソースおよびバックゲートがノードN52に接続されゲートおよびドレインが接地ノードに接続されるPチャネルMOSトランジスタ592とを含む。比較回路588のプラス入力ノードはノードN50に接続され、比較回路588のマイナス入力ノードはノードN52に接続される。
【0023】
図15は、比較回路588の入出力特性を示す図である。
図14、図15を参照して、比較回路588は、プラス入力ノードに与えられた電位とマイナス入力ノードに与えられた電位との差を増幅して出力する。マイナス入力ノードに加えられた電位が図11に示した従来例におけるインバータ574の論理しきい値の役割を果たす。
【0024】
マイナス入力ノードに入力される電位は(1/2)×VDDである。プラス入力ノードに入力される電位がこの電位より小さい場合には、比較回路588は“L”論理を出力する。一方、プラス入力ノードに入力される電位が(1/2)×VDDよりも大きい場合は、比較回路588は“H”論理を出力する。
【0025】
すなわち、
VBB<−(1/2)×VDD
の場合に、基板電位検出回路502aは“L”論理を出力する。一方、
VBB>−(1/2)×VDD
の場合には、基板電位検出回路502aは“H”論理を出力する。つまり、基板電位検出回路502aの検出電位は−(1/2)×VDDである。
【0026】
基板電位検出回路502aを用いて−(1/2)×VDD以外の基板電位を検出する場合には、基板電位検出回路502の場合に問題となったインバータの論理しきい値の調整の問題は発生しない。比較回路588のマイナス入力ノードに加えられたアナログ的に発生する電位を境にして論理判定が行なわれるためである。
【0027】
しかし、中間電位発生回路572において(1/2)×VDD以外の分圧電位を得るための問題点は図11に示した回路と同様の問題として残る。つまり製造条件の変動等によってトランジスタの電気的特性が変化すると、所望の異なる分圧電位を得ることができない。
【0028】
この発明の目的は、−(1/2)×VDD以外の基板電位を検出する場合において、所望の基板電位の検出を安定的に行なうことが可能な半導体装置を提供することである。
【0029】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の半導体装置は、負電位の基板電位を内部で発生する半導体装置であって、電源電位と接地電位との間の電位差の2分の1だけ、基板電位の目標電位よりも高い第1の参照電位を発生する第1の参照電位発生回路と、基板電位を受けて電源電位と接地電位との間の中間の分圧電位を出力する中間電位発生回路とを備え、中間電位発生回路は、ソースが電源電位に結合され、ゲートに参照電位を受け、ドレインから中間電位を出力する第1のPチャネルMOSトランジスタと、第1のPチャネルMOSトランジスタのドレインと接地電位が与えられる接地ノードとの間に接続され、ゲートに基板電位を受ける第2のPチャネルMOSトランジスタとを含み、中間電位を受けて基板電位と目標電位との大小判定を行なう判定回路と、判定回路の出力に応じて基板電位を負電位方向に駆動する負電位発生回路とをさらに備える。
【0030】
請求項2に記載の半導体装置は、請求項1に記載の半導体装置の構成において、第1のPチャネルMOSトランジスタのバックゲートは、電源電位に結合され、第2のPチャネルMOSトランジスタのバックゲートは、第1のPチャネルMOSトランジスタのドレインに接続される。
【0031】
請求項3に記載の半導体装置は、請求項1に記載の半導体装置の構成に加えて、判定回路は、論理しきい値が電源電位と接地電位との間の電位差の2分の1であり、中間電位を受けるインバータを含む。
【0032】
請求項4に記載の半導体装置は、請求項1に記載の半導体装置の構成に加えて、判定回路は、電源電位と接地電位との間の電位差の2分の1だけ接地電位よりも高い第2の参照電位を発生する第2の参照電位発生回路と、第2の参照電位と中間電位とを比較する比較回路とを含む。
【0033】
請求項5に記載の半導体装置は、負電位の基板電位を内部で発生する半導体装置であって、基板電位を受けて電源電位と接地電位との間の中間電位を出力する中間電位発生回路を備え、中間電位発生回路は、電源電位が与えられる電源ノードにソースが接続され、ドレインから中間電位を出力する第1のPチャネルMOSトランジスタと、第1のPチャネルMOSトランジスタのドレインにソースが接続され、接地電位が与えられる接地ノードにゲートが接続され、第1のPチャネルMOSトランジスタのゲートにドレインが接続される第2のPチャネルMOSトランジスタと、第2のPチャネルMOSトランジスタのドレインと接地ノードとの間に接続され、ゲートに基板電位を受ける第3のPチャネルMOSトランジスタとを含み、中間電位を受けて基板電位と基板電位の目標電位との大小判定を行なう判定回路と、判定回路の出力に応じて基板電位を負電位方向に駆動する負電位発生回路とをさらに備える。
【0034】
請求項6に記載の半導体装置は、請求項5に記載の半導体装置の構成に加えて、第1〜第3のPチャネルMOSトランジスタの各々は、バックゲートとソースとが接続される。
【0035】
請求項7に記載の半導体装置は、請求項5に記載の半導体装置の構成に加えて、判定回路は、論理しきい値が電源電位と接地電位との間の電位差の3分の2であり、中間電位を受けるインバータを含む。
【0036】
請求項8に記載の半導体装置は、請求項5に記載の半導体装置の構成に加えて、判定回路は、電源電位と接地電位との間の電位差の3分の2だけ、接地電位よりも高い参照電位を発生する参照電位発生回路と、参照電位と中間電位とを比較する比較回路とを含む。
【0037】
【発明の実施の形態】
以下において、本発明の実施の形態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
【0038】
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の形態1の半導体装置1の構成を示す概略ブロック図である。なお、本明細書では、基板電位が必要となる半導体装置の一例として半導体記憶装置に適用した場合を説明するが、本発明は基板電位を必要とする半導体装置であればこれに限らず適用することができる。
【0039】
図1を参照して、半導体装置1は、各々が行列状に配列される複数のメモリセルを有するメモリセルアレイ14と、アドレス信号A0〜A12を受け、内部行アドレスX、内部列アドレスYを出力するアドレスバッファ5と、制御信号/OE、/RAS、/CAS、/WEを取込み、内部制御信号INTZRAS、INTZCAS、INTZWEを出力する制御信号入力バッファ6とを含む。
【0040】
メモリセルアレイ14は、行列状に配置されたメモリセルMCと、メモリセルMCの行に対応して設けられる複数のワード線WLと、メモリセルMCの列に対応して設けられるビット線対BLPとを含む。図1では、各1つのメモリセルMC、ワード線WLおよびビット線対BLPが代表的に示される。
【0041】
半導体装置1は、さらに、アドレスバッファ5から内部アドレス信号を受け、かつ、制御信号入力バッファ6から内部制御信号INTZRAS、INTZCAS、INTZWEを受けて各ブロックに制御信号を出力するコントロール回路8を含む。
【0042】
コントロール回路8は、内部制御信号INTZRAS、INTZCAS、INTZWEを受けてセンスアンプを活性化する信号S0や、センスアンプ帯のイコライズ回路を活性化させるイコライズ信号BLEQを出力する回路を含んでいる。
【0043】
半導体装置1は、さらに、アドレスバッファ5から与えられた行アドレス信号Xをデコードするロウデコーダ10を含む。ロウデコーダ10は、メモリセルアレイ14の内部のアドレス指定された行(ワード線)を選択状態へ駆動するためのワードドライバ(図示せず)を含む。
【0044】
半導体装置1は、さらに、アドレスバッファ5から与えられた内部列アドレスYをデコードして列選択信号を発生するコラムデコーダ12と、メモリセルアレイ14の選択行に接続されるメモリセルMCのデータの検知および増幅を行なう複数のセンスアンプが配置されるセンスアンプ帯16とを含む。
【0045】
半導体装置1は、さらに、外部から書込データを受けて内部書込データを生成する入力バッファ22と、入力バッファ22からの内部書込データを増幅して選択メモリセルへ伝達するライトドライバと、選択メモリセルから読出されたデータを増幅するプリアンプと、このプリアンプからのデータをさらにバッファ処理して外部に出力する出力バッファ20とを含む。図1では、プリアンプとライトドライバは1つのブロックとしてブロック18として示される。
【0046】
半導体装置1は、さらに、外部から与えられる電源電位EXTVDDを受けて内部電源電位INTVDDを出力する内部電源電位発生回路24と、電源電位EXTVDDを受けて基板電位VBBを出力する基板電位発生回路26とを含む。基板電位VBBは、たとえば、メモリセルアレイ14に供給される。
【0047】
図2は、図1における基板電位発生回路26の構成を示したブロック図である。
【0048】
図2を参照して、基板電位発生回路26は、参照電位VREFBを出力するVREFB発生回路32と、基板電位VBBと参照電位VREFBとを受けて制御信号/ENまたは制御信号ENを出力するVBB制御回路34と、VBB制御回路34の出力に応じて活性化/非活性化されて基板電位VBBを負電位方向に駆動するチャージポンプ36とを含む。
【0049】
図3は、図2におけるVREFB発生回路32の構成を示した回路図である。図3を参照して、VREFB発生回路32は、電源電位EXTVDDが与えられる電源ノードとノードN1との間に接続される抵抗42と、ノードN1と接地ノードとの間に接続されるキャパシタ144と、ソースがノードN1に接続されゲートおよびドレインがノードN2に接続されるPチャネルMOSトランジスタ48と、ノードN1とノードN4との間に直列に接続される抵抗46、PチャネルMOSトランジスタ50とを含む。PチャネルMOSトランジスタ50のゲートはノードN2に接続される。
【0050】
VREFB発生回路32は、さらに、電源電位EXTVDDが与えられるノードとノードN3との間に接続されゲートが接地ノードに接続されるPチャネルMOSトランジスタ52と、ノードN3と接地ノードとの間に接続されゲートがノードN4に接続されるNチャネルMOSトランジスタ54と、ノードN2と接地ノードとの間に接続されゲートがノードN3に接続されるNチャネルMOSトランジスタ56と、ノードN2と接地ノードとの間に接続されゲートがノードN4に接続されるNチャネルMOSトランジスタ58と、ドレインおよびゲートがノードN4に接続されソースが接地ノードに接続されるNチャネルMOSトランジスタ60とを含む。
【0051】
VREFB発生回路32は、さらに、ノードN1とノードN5との間に接続されゲートがノードN2に接続されるPチャネルMOSトランジスタ62と、ノードN5と接地ノードとの間に直列に接続されゲートが共にノードN5に接続されるNチャネルMOSトランジスタ64,66とを含む。ノードN5からは参照電位VREFBが出力される。
【0052】
図4は、図2におけるVBB制御回路34の構成を示した回路図である。
図4を参照して、VBB制御回路34は、参照電位VREFBと基板電位VBBとを受けて電源電位INTVDDと接地ノードとの間の中間的な電位を出力する中間電位発生回路72と、中間電位発生回路72の出力を受けて所定の論理しきい値との比較を行ない制御信号/ENを出力するインバータ74とを含む。
【0053】
中間電位発生回路72は、ソースおよびバックゲートが電源電位INTVDDに結合されゲートに参照電位VREFBを受けドレインがノードN10に接続されるPチャネルMOSトランジスタ76と、ソースおよびバックゲートがノードN10に接続されゲートに基板電位VBBを受けドレインが接地ノードに接続されるPチャネルMOSトランジスタ78とを含む。
【0054】
インバータ74は、ソースおよびバックゲートが電源電位INTVDDが与えられるノードに接続されドレインがノードN11に接続されゲートがノードN10に接続されるPチャネルMOSトランジスタ80と、ノードN11と接地ノードとの間に接続されゲートがノードN10に接続されるNチャネルMOSトランジスタ82とを含む。ノードN11からは制御信号/ENが出力される。
【0055】
PチャネルMOSトランジスタ76,78の電気的特性は等しく設定されており、PチャネルMOSトランジスタ76のゲートに接地電位とは異なる参照電位VREFBが与えられる点が中間電位発生回路72の特徴である。
【0056】
以下動作について説明する。
PチャネルMOSトランジスタ76,78の電気的特性は等しいので、
VBB=VREFB−(1/2)×VDD
が成立する場合には、ノードN10から分圧電位として(1/2)×VDDが出力される。また、
VBB<VREFB−(1/2)×VDD
である場合には、分圧電位は(1/2)×VDDより小さくなる。一方、
VBB>VREFB−(1/2)×VDD
である場合には、分圧電位は(1/2)×VDDより大きくなる。
【0057】
インバータ74の入出力特性は、図13に示した特性と同様であるので、
VBB<VREFB−(1/2)×VDD
の場合には、VBB制御回路34は“H”論理を出力する。逆に、
VBB>VREFB−(1/2)×VDD
の場合には、VBB制御回路34は“L”論理を出力する。
【0058】
すなわち、このVBB制御回路34の検出電位は、VREFB−(1/2)×VDDである。
【0059】
したがって、任意の基板電位を検出したい場合には、参照電位VREFBを
VBB=VREFB−(1/2)×VDD
の関係を満たすように設定する。すなわち、
VREFB=VBB+(1/2)×VDD
に目標とするVBBの値を代入して、与えるべき参照電位を求めればよい。
【0060】
これにより、所望の検出電位においてPチャネルMOSトランジスタ76,78のバイアス条件が同一となる。したがって、トランジスタの電気的特性が製造条件の変動等によって変わったとしても、半導体装置中に近接して設けられているPチャネルMOSトランジスタ76,78の電気的特性は同じように変動するので、検出電位において中間電位発生回路72は正確に(1/2)×VDDの分圧電位を出力することができる。
【0061】
したがって、中間電位発生回路72の出力する分圧電位を(1/2)×VDDをしきい値として判定するインバータ74によって、検出電位は正確に判定される。
【0062】
以上説明したように、実施の形態1では、−(1/2)×VDD以外の基板電位を基板電位の目標値として設定でき、この基板電位を発生することができ、かつ、製造条件の変動の影響を受けにくい半導体装置を実現することができる。
【0063】
[実施の形態1の変形例]
図5は、VBB制御回路34aの構成を示した回路図である。
【0064】
図5を参照して、VBB制御回路34aは、図4に示したVBB制御回路34の構成においてインバータ74に代えて電圧判定回路74aを含む。
【0065】
電圧判定回路74aは、参照電位発生回路86と比較回路88とを含む。
参照電位発生回路86は、バックゲートおよびソースが電源電位INTVDDが与えられるノードに接続されゲートおよびドレインがノードN12に接続されるPチャネルMOSトランジスタ90と、ソースおよびバックゲートがノードN12に接続されドレインおよびゲートが接地ノードに接続されるPチャネルMOSトランジスタ92とを含む。
【0066】
PチャネルMOSトランジスタ90,92の電気的特性を等しくしておくと、2つのトランジスタのバイアス条件が等しいので、ノードN12からは参照電位として(1/2)×INTVDDが出力される。VBB制御回路34aでは、比較回路88のマイナス入力ノードに与えられる参照電位が図4におけるインバータ74の論理しきい値の役割を果たす。
【0067】
図6は、図5における比較回路88の構成を示した回路図である。
図6を参照して、比較回路88は、電源電位VDDにソースおよびバックゲートが結合されゲートおよびドレインがノードN13に接続されるPチャネルMOSトランジスタ94と、電源電位VDDにバックゲートおよびソースが結合されゲートがノードN13に接続されドレインがノードN15に接続されるPチャネルMOSトランジスタ95と、ノードN13とノードN14との間に接続されゲートがプラス入力ノードIN+に接続されるNチャネルMOSトランジスタ96と、ノードN15とノードN14との間に接続されゲートがマイナス入力ノードIN−に接続されるNチャネルMOSトランジスタ97と、ノードN14と接地ノードとの間に接続されゲートにバイアス電位VBIASを受けるNチャネルMOSトランジスタ98とを含む。
【0068】
再び図5を参照して、VBB制御回路34aの動作について説明する。
比較回路88のマイナス入力ノードに与えられた電位が(1/2)×INTVDDであれば、
VBB<VREFB−(1/2)×INTVDD
の場合にVBB制御回路34aは“L”論理を出力する。逆に、
VBB>VREFB−(1/2)×INTVDD
の場合にVBB制御回路34aは“H”論理を出力する。
【0069】
つまり、VBB制御回路34aの検出電位は、VREFB−(1/2)×VDDである。
【0070】
実施の形態1の変形例の場合でも、実施の形態1の場合と同様に、任意の基板電位を検出するには、検出したい基板電位VBBに対し、PチャネルMOSトランジスタ76のゲートに入力する参照電位VREFBを
VBB=VREFB−(1/2)×VDD
の関係を満たすように設定する。
【0071】
これにより、基板電位VBBが目標値になったときにノードN10からは電源電位INTVDDを正確に2分の1に分圧した電位が出力される。さらに、比較回路88を用いて電位差を増幅しているので、製造条件の変動等によってPチャネルMOSトランジスタとNチャネルMOSトランジスタのコンプリメンタリ特性が変化した場合も、意図した基板電位の設定を得ることができるという特徴がある。
【0072】
[実施の形態2]
図7は、実施の形態2において用いられるVBB制御回路34bの構成を示す回路図である。
【0073】
図7を参照して、VBB制御回路34bは、基板電位VBBを受けて電源電位INTVDDと接地電位との間の中間的な電位である分圧電位を出力する中間電位発生回路72bと、中間電位発生回路72bの出力を受けて論理しきい値と比較を行ない制御信号/ENを出力するインバータ74bとを含む。
【0074】
中間電位発生回路72bは、ソースおよびバックゲートが電源電位INTVDDに結合されドレインがノードN21に接続されゲートがノードN22に接続されるPチャネルMOSトランジスタ102と、ノードN21にソースおよびバックゲートが接続されドレインがノードN22に接続されゲートが接地ノードに接続されるPチャネルMOSトランジスタ104と、ソースおよびバックゲートがノードN22に接続されドレインが接地ノードに接続されゲートに基板電位VBBを受けるPチャネルMOSトランジスタ106とを含む。
【0075】
インバータ74bは、電源電位INTVDDにソースおよびバックゲートが結合されノードN23にドレインが接続されゲートがノードN21に接続されるPチャネルMOSトランジスタ108と、ノードN23と接地ノードとの間に直列に接続されるNチャネルMOSトランジスタ110,112とを含む。NチャネルMOSトランジスタ110,112のゲートは共にノードN21に接続されている。またノードN23からは制御信号/ENが出力される。
【0076】
図8は、図7における中間電位発生回路72bの分圧電位を説明するための図である。
【0077】
図7、図8を参照して、内部電源電位INTVDDが3.0Vであるときに基板電位VBBは−1.0Vとなる。このときにノードN22の電位は1.0Vの、ノードN21の2.0Vとなっている。つまり、基板電位VBBが−(1/3)×INTVDDの場合に電源電位INTVDDをほぼ正確に3分の1に分圧していることがわかる。
【0078】
PチャネルMOSトランジスタ102,104,106が同じ電気的特性を有する場合には、
VBB=−(1/3)×INTVDD
となると3つのトランジスタのバイアス条件が等しくなる。すると、電源電位INTVDDは3等分に分圧されるのでノードN21からは(2/3)×INTVDDが出力される。すなわち、
VBB<−(1/3)×VDD
の場合には、分圧電位は(2/3)×VDDより大きくなる。また、
VBB>−(1/3)×VDD
の場合には、分圧電位は(2/3)×VDDより小さくなる。
【0079】
ここで、インバータ74bの論理しきい値は、(2/3)×VDDに設定されている。したがって、分圧電位が(2/3)×VDDより小さい場合にはインバータ74bは制御信号/ENとして“H”論理を出力する。一方、分圧電位が(2/3)×VDDより大きい場合には、インバータ74bは制御信号/ENとして“L”を出力する。
【0080】
以上よりVBB制御回路34bは、
VBB<−(1/3)×VDD
の場合に“L”論理を出力する。一方、VBB制御回路34bは、
VBB>−(1/3)×VDD
の場合に“H”論理を出力する。つまりこのVBB制御回路34bの検出電位は−(1/3)×VDDである。
【0081】
中間電位発生回路72bは、検出電位において、PチャネルMOSトランジスタ102,104,106のバイアス条件が同一となる。したがって、製造条件の変動等によってPチャネルMOSトランジスタ102,104,106の電気的特性が変化しても、この変化が3つのトランジスタに同様に生じて3つのトランジスタの電気的特性が同じである限り、検出電位において電源電位INTVDDを正確に3分の1に分圧できるという特徴がある。また、実施の形態1のように、VREFBを出力する参照電位発生回路が不要なので、検出電位は限定されるが回路規模を小さくできる。
【0082】
[実施の形態2の変形例]
図9は、実施の形態2の変形例において用いられるVBB制御回路34cの構成を示した回路図である。
【0083】
図9を参照して、VBB制御回路34cは、図7に示したVBB制御回路34bの構成においてインバータ74bに代えて電圧判定回路74cを含む。
【0084】
電圧判定回路74cは、参照電位発生回路120と比較回路122とを含む。参照電位発生回路120は、バックゲートおよびソースが電源電位INTVDDに結合されゲートおよびドレインがノードN31に接続されるPチャネルMOSトランジスタ124と、ソースおよびバックゲートがノードN31に接続されドレインおよびゲートがノードN32に接続されるPチャネルMOSトランジスタ126と、ソースおよびバックゲートがノードN32に接続されドレインおよびゲートが接地ノードに接続されるPチャネルMOSトランジスタ128とを含む。
【0085】
PチャネルMOSトランジスタ124,126,128の電気的特性を等しくしておくと、3つのトランジスタのバイアス条件が等しくなる。したがって、3つのトランジスタによって、電源電位は3分の1ずつに分圧される。このとき、ノードN31からは参照電位として(2/3)×INTVDDが出力される。VBB制御回路34cでは、比較回路122のマイナス入力ノードに与えられる参照電位が図7におけるインバータ74bの論理しきい値の役割を果たす。
【0086】
なお、比較回路122は、図6で説明した比較回路88と同様な構成を有するので説明は繰り返さない。
【0087】
次に、VBB制御回路34cの動作について説明する。
比較回路122のマイナス入力ノードに与えられた電位が(2/3)×INTVDDであり、VBBが検出電位である−(1/3)×INTVDDのときに中間電位発生回路72bは分圧電位(2/3)×INTVDDを出力する。したがって、
VBB<−(1/3)×INTVDD
の場合にVBB制御回路34cは“L”論理を出力する。逆に、
VBB>−(1/3)×INTVDD
の場合にVBB制御回路34cは“H”論理を出力する。
【0088】
実施の形態2の変形例の場合でも、実施の形態2の場合と同様に、基板電位VBBが目標値−(1/3)×INTVDDになったときにノードN21からは電源電位INTVDDを正確に3分の2に分圧した電位が出力される。さらに、比較回路122を用いて電位差を増幅しているので、製造条件の変動等によってPチャネルMOSトランジスタとNチャネルMOSトランジスタのコンプリメンタリ特性が変化した場合も、意図した基板電位の設定を得ることができるという特徴がある。
【0089】
本発明では、以上の実施の形態に示した構成によって、高精度の基板電位検出回路を得ることができる。
【0090】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0091】
【発明の効果】
請求項1〜3に記載の半導体装置は、製造条件の変動の影響を受けにくく、基板電位の目標電位を任意に選択できる。
【0092】
請求項4に記載の半導体装置は、請求項1に記載の半導体装置の奏する効果に加えて、分圧電位の判定についても製造条件の変動の影響を受けにくくすることができる。
【0093】
請求項5〜7に記載の半導体装置は、製造条件の変動の影響を受けにくく、回路規模を小さく抑えつつ、基板電位の目標電位を電源電位の−(1/3)倍に選択できる。
【0094】
請求項8に記載の半導体装置は、請求項5に記載の半導体装置の奏する効果に加えて、分圧電位の判定についても製造条件の変動の影響を受けにくくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の半導体装置1の構成を示す概略ブロック図である。
【図2】図1における基板電位発生回路26の構成を示したブロック図である。
【図3】図2におけるVREFB発生回路32の構成を示した回路図である。
【図4】図2におけるVBB制御回路34の構成を示した回路図である。
【図5】VBB制御回路34aの構成を示した回路図である。
【図6】図5における比較回路88の構成を示した回路図である。
【図7】実施の形態2において用いられるVBB制御回路34bの構成を示す回路図である。
【図8】図7における中間電位発生回路72bの分圧電位を説明するための図である。
【図9】実施の形態2の変形例において用いられるVBB制御回路34cの構成を示した回路図である。
【図10】基板電位検出回路502を含む従来の半導体装置の構成を示すブロック図である。
【図11】図10における基板電位検出回路502の第1の構成例を示す回路図である。
【図12】中間電位発生回路572に入力される基板電位VBBとノードN50から出力される分圧電位との関係を示した図である。
【図13】図11におけるインバータ574の入出力特性を示す図である。
【図14】第2の構成例である基板電位検出回路502aの構成を示した回路図である。
【図15】比較回路588の入出力特性を示す図である。
【符号の説明】
1 半導体装置、5 アドレスバッファ、6 制御信号入力バッファ、8 コントロール回路、10 ロウデコーダ、12 コラムデコーダ、14 メモリセルアレイ、16 センスアンプ帯、18 ブロック、20 出力バッファ、22入力バッファ、24 内部電源電位発生回路、26 基板電位発生回路、32VREFB発生回路、34,34a,34b,34c VBB制御回路、36チャージポンプ、42,46 抵抗、48〜66,76〜82,90〜112,124〜128 トランジスタ、72,72b 中間電位発生回路、74,74b インバータ、74a,74c 電圧判定回路、86,120 参照電位発生回路、88,122 比較回路、144 キャパシタ、MC メモリセル、WL ワード線。

Claims (8)

  1. 負電位の基板電位を内部で発生する半導体装置であって、
    電源電位と接地電位との間の電位差の2分の1だけ、前記基板電位の目標電位よりも高い第1の参照電位を発生する第1の参照電位発生回路と、
    前記基板電位を受けて電源電位と接地電位との間の中間の分圧電位を出力する中間電位発生回路とを備え、
    前記中間電位発生回路は、
    ソースが前記電源電位に結合され、ゲートに前記参照電位を受け、ドレインから前記中間電位を出力する第1のPチャネルMOSトランジスタと、
    前記第1のPチャネルMOSトランジスタのドレインと前記接地電位が与えられる接地ノードとの間に接続され、ゲートに前記基板電位を受ける第2のPチャネルMOSトランジスタとを含み、
    前記中間電位を受けて前記基板電位と前記目標電位との大小判定を行なう判定回路と、
    前記判定回路の出力に応じて前記基板電位を負電位方向に駆動する負電位発生回路とをさらに備える、半導体装置。
  2. 前記第1のPチャネルMOSトランジスタのバックゲートは、前記電源電位に結合され、
    前記第2のPチャネルMOSトランジスタのバックゲートは、前記第1のPチャネルMOSトランジスタのドレインに接続される、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記判定回路は、
    論理しきい値が前記電源電位と前記接地電位との間の電位差の2分の1であり、前記中間電位を受けるインバータを含む、請求項1に記載の半導体装置。
  4. 前記判定回路は、
    前記電源電位と前記接地電位との間の電位差の2分の1だけ、前記接地電位よりも高い第2の参照電位を発生する第2の参照電位発生回路と、
    前記第2の参照電位と前記中間電位とを比較する比較回路とを含む、請求項1に記載の半導体装置。
  5. 負電位の基板電位を内部で発生する半導体装置であって、
    前記基板電位を受けて電源電位と接地電位との間の中間電位を出力する中間電位発生回路を備え、
    前記中間電位発生回路は、
    前記電源電位が与えられる電源ノードにソースが接続され、ドレインから前記中間電位を出力する第1のPチャネルMOSトランジスタと、
    前記第1のPチャネルMOSトランジスタのドレインにソースが接続され、前記接地電位が与えられる接地ノードにゲートが接続され、前記第1のPチャネルMOSトランジスタのゲートにドレインが接続される第2のPチャネルMOSトランジスタと、
    前記第2のPチャネルMOSトランジスタのドレインと前記接地ノードとの間に接続され、ゲートに前記基板電位を受ける第3のPチャネルMOSトランジスタとを含み、
    前記中間電位を受けて前記基板電位と前記基板電位の目標電位との大小判定を行なう判定回路と、
    前記判定回路の出力に応じて前記基板電位を負電位方向に駆動する負電位発生回路とをさらに備える、半導体装置。
  6. 前記第1〜第3のPチャネルMOSトランジスタの各々は、バックゲートとソースとが接続される、請求項5に記載の半導体装置。
  7. 前記判定回路は、
    論理しきい値が前記電源電位と前記接地電位との間の電位差の3分の2であり、前記中間電位を受けるインバータを含む、請求項5に記載の半導体装置。
  8. 前記判定回路は、
    前記電源電位と前記接地電位との間の電位差の3分の2だけ、前記接地電位よりも高い参照電位を発生する参照電位発生回路と、
    前記参照電位と前記中間電位とを比較する比較回路とを含む、請求項5に記載の半導体装置。
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