JP2004045028A - バーナ - Google Patents

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Toshiyuki Tono
東野 利幸
Mamoru Morikawa
守川 守
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Abstract

【課題】 長期間の使用にあたって、燃焼性の余裕度を持たせ、安定した燃焼を行えるバーナを提供する。
【解決手段】 気化した液体燃料等の燃焼ガスに所定比の空気を混合してなる混合ガスを燃焼させるバーナ13において、複数の炎口21、22が形成され、炎口21、22同士の互いに近接する側に補強リブ28、29が設けられ、該補強リブ28、29の高さが炎口網19の高さ近傍までの高さとされる。
【選択図】 図6

Description

 本発明は、燃焼ガス(燃料ガス)を噴出させて燃焼させるバーナに関するものである。
 一般にこの種のバーナとしては、ガスあるいは灯油などを気化させた液体燃料のガスを燃焼させるものであり、以下この液体燃料のガスを燃焼させる液体燃料燃焼装置のバーナを例に挙げて説明する。
 このようなバーナを用いた液体燃料燃焼装置として石油温風暖房機があり、以下この石油温風暖房機を例に挙げて図7及び図8とともに説明する。
 図7は従来の石油温風暖房機の実施の形態を示す本体概略正面図、図8は従来の石油温風暖房機の実施の形態を示す概略図である。
 図7及び図8において、まず、給油タンク12の燃料は油受け皿15に溜められる。油受け皿15には電磁ポンプ2が取り付けられており、この電磁ポンプ2により燃料が吸い上げられて気化器7に送り込まれる。気化器7は高温に図示しないヒータによって加熱されており、送り込まれた燃料をガス化する。
 この燃料ガス11はノズル8からバーナ13の内部に向けて噴出され、バーナ13の内部の混合管の径小部でエジェクター効果により一次空気10を吸引しながら混合管内に噴出されここで混合されて、混合管と一体のバーナ炎口14で燃焼する。
 バーナ13には燃焼室3及びバーナボックス4によって形成された燃焼囲部5に収められ、燃焼用排気は機器本体1に取り付けられた対流用送風機9の送風によるドラフト効果により燃焼室3上部の開口部から燃焼室3の外へ排出され、対流用送風機9によって取り込まれた室内空気と混合された後、図示しないの温風吹出口より温風として室内に放出される。
 バーナ13のバーナ炎口14は発熱量が大きな機種になるにつれて、燃焼性の安定のために、通常炎口部の炎口面積を小さくして、複数個にする方式を取っている。
 上記従来の技術の石油温風暖房機においては、給油タンクが大型化になるにともなって、本体全体の大きさは大きくならないようにするために、逆に省スペース化を要求されてきているのが現状である。
 このため、燃焼部周辺は給油タンクの容量が大きくなるのにつれて、逆にスペースを小さくすることになり、それにともなって燃焼面での余裕度が少なくなってきて、部屋の大きさ、使用温度などの使用条件による差によって燃焼面でのトラブルの発生が生じる恐れがでてくる場合があり、また、炎口の炎口面積があまり大きくなると、長期間の使用にあたって、熱サイクルによる炎口網が熱変形を生じてくる場合もある。
 本発明は、これらの点に鑑み、環境条件、使用条件などに対して、燃焼性の余裕度を持たせ、安定した燃焼性を追及したバーナを提供することを目的としたものである。
 本発明は、気化した液体燃料等の燃焼ガスを空気と混合してなる混合ガスを燃焼させるバーナにおいて、複数の炎口が形成され、炎口同士の互いに近接する側に補強リブが設けられ、該補強リブの高さが炎口網の高さ近傍までの高さとされたものである。
 また、バーナ内部において、隣り合う炎口の間と仕切り板との間に補強板が形成されたものである。そして、上記補強板に、下流側の炎口への混合ガスの通路口が設けられたものである。
 また、バーナ内部に、それぞれの炎口での混合ガスを均一化する整流板が設けられ、該整流板に、下流側の炎口に混合ガスが行きわたるように混合ガスが通過する切欠き穴が設けられたものである。
 本発明によると、炎口と炎口との間に補強板を設け、この補強板より炎口と炎口との間の熱影響に対して、強度の補強をすると共に、補強板の一部に次の炎口用の混合ガス通路を設け、この部分に混合したガスを通して、各々の炎口から均一にガスを噴出させることができ、安定した燃焼が得られる。
 また、炎口同士の互いに近接する側の補強リブを炎口網の高さに合わせて長くしたことにより、隣り合う炎口の間は、炎口の燃焼炎による輻射熱などの熱影響がなくなり、炎口網の変色、変形をなくすことができる。
 本発明のバーナの実施の形態として、上記従来の技術でも説明したこのようなバーナを用いた液体燃料燃焼装置である石油温風暖房機について図1乃至図6とともに説明するが、上記従来の技術で説明した石油温風暖房機と同一部分は同一符号を付してその説明は省略する。
 図1は本発明の第1の実施の形態を示す液体燃料燃焼装置のバーナの概略断面図、図2は図1の整流板の斜視図、図3は本発明の第2の実施の形態を示す液体燃料燃焼装置のバーナの概略断面図、図4は本発明の第3の実施の形態を示す液体燃料燃焼装置のバーナの概略断面図、図5は第4の実施の形態を示す液体燃料燃焼装置のバーナの概略断面図、図6は図5の仕切り板の斜視図である。
 まず、本発明のバーナの第1の実施の形態について、図1及び図2とともに説明する。
 図1及び図2において、バーナ13は、バーナトップ15と、このバーナトップ15と組み合わせられるボトム16と、前記バーナトップ15とボトム16とに挟み込まれる仕切り板17と、この仕切り板17に取り付けられる整流板18とを有した構成になっている。
 前記バーナトップ15には耐熱性、耐酸化性に優れた炎口網19と、逆火防止及び混合ガスの静圧化を計るためのバックネット20とで炎口が形成され、上流側炎口21、下流側炎口22の複数の炎口として取り付けられている。そして、図示しないヒータによって気化器を高温に加熱されて、送り込まれた燃料をガス化にする。
 この燃料ガス11は、ノズル8からバーナ13の内部に向けて噴出され、バーナ13の内部の混合管24の径小部でエジェクター効果により一次空気10を吸引しながら混合管24内に噴出されここで混合されて、混合管24と一体のバーナ炎口14で燃焼するが、発熱量が大きくなると、バーナ炎口14を複数個にする必要が生じてくる。すると、各々の炎口の通過する混合ガスが、僅かに異なってくるので、整流板18によって調整を図っている。
 しかし、快適性や使い勝手をよくするために、最大発熱量を大きくとり、最小発熱量を小さくして燃焼幅を大きくとる傾向にあり、最大発熱量での燃焼では、支障なく燃えていたのが、最小発熱量になると、エジェクター効果により一次空気10を吸引しながら混合管24内に噴出される速度が緩やかになり、バーナ13の下流側にあたる炎口22に混合したガスが行きわたりにくく、そのために混合ガス量が少なく、上流側の炎口21とではかなりの差が出て、下流側の炎口22の燃焼が不安定になり、逆火現象の恐れが発生してくる。
 従って、図2のように整流板18に、下流側の炎口22に混合ガスが流れやすいように、垂直面に切欠き穴23を設けてなるものであり、このような構成により、エジェクター効果で一次空気10を吸引し、混合管24内に噴出される速度が緩やかでも、バーナ13の下流側にあたる炎口22に混合したガスが行きわたるので、上流側の炎口21との差が出なく、各々の炎口の燃焼が安定するので、逆火現象の症状は発生しない。
 次に、本発明のバーナの第2の実施の形態について図3とともに説明する。
 バーナ13はバーナトップ15と、このバーナトップ15と組み合わせられるボトム16と、前記バーナトップ15とボトム16とに挟み込まれる仕切り板17と、前記バーナトップ15は耐熱性、耐酸化性に優れた炎口網19と、逆火防止及び混合ガスの静圧化を計るためのバックネット20とが形成され、上流側炎口21、下流側炎口22の複数の炎口として取り付けられたものを有した構成で、ボトム16と仕切り板17と形成された混合管24の途中から、各々の炎口への通路を形成する分割板25を設けてなるものである。
 このような構成により、ノズル8から噴出される燃料ガス11と、一次空気10を吸引しながら混合管24内に噴出され、混合したガスが混合管24の途中から分割板25で分割された通路を経て、各々の炎口で燃焼する。混合管の途中から、通過面積を分割して燃焼炎が均一になるようにしているので、炎口での差がなく、各々の炎口で安定した燃焼が得られる。
 次に、本発明のバーナの第3の実施の形態について図4及び図5とともに説明する。
 バーナ13はバーナトップ15と、このバーナトップ15と組み合わせられるボトム16と、前記バーナトップ15とボトム16とに挟み込まれる仕切り板17と、前記バーナトップ15には耐熱性、耐酸化性に優れた炎口網19と、逆火防止及び混合ガスの静圧化を計るためのバックネット20とが形成され、上流側炎口21、下流側炎口22の複数の炎口として取り付けられたものを有した構成で、上流側の炎口21と下流側の炎口22との間と、仕切り板17とに補強板26を形成し、前記補強板26に下流側炎口22への混合ガスの通路口27を設けてなるものである。
 このような構成により、下流側炎口22への混合ガスが、この補強板26の通路口27を通って下流側炎口22で燃焼する。また、各々の炎口からの燃焼炎による輻射熱での熱変形を補強板によって防止することができる。
 次に、本発明のバーナの第4の実施の形態について図6とともに説明する。
 バーナ13はバーナトップ15と、このバーナトップ15と組み合わせられるボトム16と、前記バーナトップ15とボトム16とに挟み込まれる仕切り板17と、前記バーナトップ15には耐熱性、耐酸化性に優れた炎口網19と、逆火防止及び混合ガスの静圧化を計るためのバックネット20とが形成され、上流側炎口21、下流側炎口22の複数の炎口として取り付けられたものを有した構成において、バーナトップ15の上流側の炎口21と、下流側の炎口22との炎口の近接側の補強リブ28,29の高さを炎口網19の高さ近傍付近まで高くしてなるものである。
 このような構成により、バーナ炎口14の燃焼炎による輻射熱を防止し、上流側の炎口21と下流側の炎口22との間のバーナトップ15の表面温度を低下させ、熱変形を解消するものである。
本発明の第1の実施の形態を示すバーナの概略断面図である。 図1の整流板の斜視図である。 本発明の第2の実施の形態を示すバーナの概略断面図である。 本発明の第3の実施の形態を示すバーナの概略断面図である。 図4の仕切り板の斜視図である。 本発明の第4の実施の形態を示すバーナの概略断面図である。 従来の実施の形態を示す石油温風暖房機の要部概略断面図である。 図7のバーナの概略断面図である。
符号の説明
1 本体
2 電磁ポンプ
3 燃焼室
4 バーナボックス
5 燃焼囲部
6 油受け皿
7 気化器
8 ノズル
9 対流用送風機
10 一次空気
11 燃料ガス
12 給油タンク
13 バーナ
14 バーナ炎口
15 バーナトップ
16 ボトム
17 仕切り板
18 整流板
19 炎口網
20 バックネット
21 上流側炎口
22 下流側炎口
23 切欠き穴
24 混合管
25 分割板
26 補強板
27 ガス通路口
28 補強リブ
29 補強リブ

Claims (4)

  1. 気化した液体燃料等の燃焼ガスを空気と混合してなる混合ガスを燃焼させるバーナにおいて、
    複数の炎口が形成され、炎口同士の互いに近接する側に補強リブが設けられ、該補強リブの高さが炎口網の高さ近傍までの高さとされたことを特徴とするバーナ。
  2. バーナ内部において、隣り合う炎口の間と仕切り板との間に補強板が形成されたことを特徴とする請求項1記載のバーナ。
  3. 上記補強板に、下流側の炎口への混合ガスの通路口が設けられたことを特徴とする請求項2記載のバーナ。
  4. バーナ内部に、それぞれの炎口での混合ガスを均一化する整流板が設けられ、該整流板に、下流側の炎口に混合ガスが行きわたるように混合ガスが通過する切欠き穴が設けられたことを特徴とする請求項1記載のバーナ。
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