JP2004043031A - 連結構造体、それを使用した容器用胴体及び容器構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 繰り返して折り畳んで使用しても、連結部分が損傷しにくい耐久性に優れた連結構造体、それを使用した容器用胴体及び容器構造体を提供する。
【解決手段】 連結構造体S1は、隣接する合成樹脂製の中空構造板4,4A間に可曲性を有する連結ベルト5を架け渡して縫い付けることにより連結されている。中空構造板4,4Aは、二枚の対向した平板40,41、40A,41A間に複数のリブ42を所要間隔で並設し、当該リブ42間に中空部43を設けた構造である。連結ベルト5が設けられている平板40、40Aと反対側の平板40A、41Aの端縁には、当てシート71,71Aがそれぞれ配置されている。当てシート71,71Aは連結ベルト5と一緒に中空構造板4,4Aに縫い付けてある。縫合は、中空構造板4、4Aの中空部43,43を糸6が貫通するように、リブ42が延びている方向と本質的に同じ方向へ縫うようにする。
【選択図】   図1

Description

 本発明は連結構造体、それを使用した容器用胴体及び容器構造体に関する。
 更に詳しくは、板状の構成部材を折り曲げ可能に接合でき、また繰り返して使用しても連結部分が損傷しにくい耐久性に優れた連結構造体、それを使用した容器用胴体及び容器構造体に関する。
 従来より、例えば三層構造で剛性を持たせた段ボールで折り畳み可能な胴体を形成し、この胴体の上下開口部を合成樹脂製のパレットで閉じることにより搬送容器を形成することが、実用新案登録第3016631号公報などに提案されている。この搬送容器の胴体は、材料となる段ボールを折り曲げ部となる位置で厚み方向にやや圧縮する(つぶす)ことにより、折り曲げ可能となっている。段ボールで形成された搬送容器は、軽量で、使用後に焼却して廃棄することができる利点がある。
 しかし、このような段ボールは強度面や耐久性、耐水性等に劣るため、搬送容器を合成樹脂製の中空構造板を用いて形成することも行われている。この合成樹脂製の中空構造板は、一般に「プラスチック段ボール」とも称され、対向した合成樹脂製の平板の間に平行なリブを多数設けることによって、内部に区画された複数の空間部を設けたものである。
 ところで、上記したようなプラスチック段ボールを用いて搬送容器を折り畳み可能とするには、プラスチック段ボール自体を折り曲げ可能に形成する必要がある。プラスチック段ボールを折り曲げ可能に形成する方法が、例えば特開平6−340015号公報や実開平7−28012号公報などに提案されている。
 特開平6−340015号公報には、図24に示すように、プラスチック段ボール100を構成する平板101の一方に切り目を入れ、残る他方の平板102に折り目を付けて折り曲げ構造としたものが開示されている。
 実開平7−28012号公報には、図25に示すように、加熱コテでプラスチック段ボール103の一部を溶融して断面V字状の溝104を形成し、この溝104の底部壁105をもって折り曲げ構造としたものが開示されている。
 このような中空構造板を用いて形成した搬送容器は折り畳み可能であるため、物品の輸送後に再利用する場合に、折り畳んだ状態で送り返すことができる。したがって、搬送容器を折り畳まず空の状態で送り返す場合と比べ、体積が小さくなるので輸送コストを大幅に削減することができる。
 しかしながら、上記したような搬送容器には、次のような課題があった。
 まず、段ボールで形成した胴体を有する搬送容器では、プラスチック段ボールで胴体を形成した搬送容器と比べて強度的に劣るので、繰り返しの使用で段ボールの折り曲げ部が擦れて薄くなり、破れやすかった。
 更に、搬送容器の強度を上げるためには胴体を形成する段ボールの厚みを増す必要があるが、その反面、折り曲げ部となる位置で段ボールを圧縮する(つぶす)ことが難しくなるため、段ボールを折り曲げること自体が困難となる。したがって、折り畳み可能な胴体の形成が不可能となる。
 一方、プラスチック段ボールで形成した搬送容器では、図24及び図25に示したように、折り曲げ部分が殆ど平板一枚で繋がっているだけなので、何回も閉じたり開いたりしていると、当該ヒンジ部分が破断され(切れ目が生じて)、長期間繰り返して使用することができなかった。
 そこで、本発明者は、繰り返して使用しても連結部分が損傷しにくい連結構造体を得るべく、鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成するに至った。
 (発明の目的)
 そこで本発明の目的は、板状の構成部材を折り曲げ可能に接合した連結構造体、それを使用した容器用胴体及び容器構造体を提供することにある。
 また本発明の他の目的は、繰り返して使用しても連結部分が損傷しにくい耐久性に優れた連結構造体、それを使用した容器用胴体及び容器構造体を提供することにある。
 その他の本発明の目的は、以下の説明によって明らかになるであろう。
第1の発明にあっては、
 板状の構成部材の端部を隣接または近接して複数連結した連結構造体であって、
 上記構成部材は、隣接または近接する両構成部材間にシート部材を渡して該シート部材と上記構成部材とを縫い付けることにより連結されていることを特徴とする、
 連結構造体である。
第2の発明にあっては、
 シート部材は可曲性または柔軟性を有しており、構成部材の連結部で折り曲げ可能であることを特徴とする、
 第1の発明に係る連結構造体である。
第3の発明にあっては、
 構成部材の連結部のうち、折り曲げたとき分かれる部分または離れる部分で物を挟まないようにする手段が設けられていることを特徴とする、
 第2の発明に係る連結構造体である。
第4の発明にあっては、
 シート部材は、隣接または近接する両構成部材が着脱できるように分離と接合または結合が可能であることを特徴とする、
 第1,2または第3の発明に係る連結構造体である。
第5の発明にあっては、
 シート部材は、隣り合う構成部材の表面同士または裏面同士間に渡して構成部材に縫い付けられていることを特徴とする、
 第2,3または第4の発明に係る連結構造体である。
第6の発明にあっては、
 シート部材は、隣り合う構成部材の表面と裏面間に渡して構成部材に縫い付けられていることを特徴とする、
 第2,3または第4の発明に係る連結構造体である。
第7の発明にあっては、
 シート部材が縫い付けられている反対側の面の縫い付け部に当てシートが設けられていることを特徴とする、
 第1,2,3,4,5または第6の発明に係る連結構造体である。
第8の発明にあっては、
 板状の構成部材の端部を隣接または近接して複数連結した連結構造体であって、
 上記構成部材の連結部に当該連結部の方向に沿って軸挿通部が設けられており、隣接する両構成部材の上記軸挿通部に共通軸となるように軸体を通して回動可能に連結されていることを特徴とする、
 連結構造体である。
第9の発明にあっては、
 構成部材が合成樹脂製であり、所要距離を隔てて対向した板間に複数のリブが上記板を連結して並設されており、当該リブ間および上記板間に空間部が形成されていることを特徴とする、
 第1,2,3,4,5,6,7または第8の発明に係る連結構造体である。
第10の発明にあっては、
 構成部材が段ボールであることを特徴とする、
 第1,2,3,4,5,6,7または第8の発明に係る連結構造体である。
第11の発明にあっては、
 構成部材の少なくとも縫い付け部分は、中空部を有していることを特徴とする、
 第1,2,3,4,5,6,7,8,9または第10の発明に係る連結構造体である。
第12の発明にあっては、
 第2,3,4,5,6,7,8,9,10または第11の発明に係る連結構造体のうちのいずれか一つまたは複数の連結構造体を使用して形成されており、折り畳みが可能であることを特徴とする、
 容器用胴体である。
第13の発明にあっては、
 底部材と、第12の発明に係る容器用胴体及び蓋部材を備えており、
 上記容器用胴体は、上記底部材と蓋部材から分離可能であることを特徴とする、
 容器構造体である。
第14の発明にあっては、
 容器用胴体に開閉部が設けられていることを特徴とする、
 第13の発明に係る容器構造体である。
第15の発明にあっては、
 容器用胴体は分解と組み立てが可能であることを特徴とする、
 第13または第14の発明に係る容器構造体である。
第16の発明にあっては、
 折り畳まれた容器用胴体が底部材と蓋部材で構成される収容容器に収容可能であることを特徴とする、
 第13,14または第15の発明に係る容器構造体である。
 板状の構成部材の材料としては、縫うことができるものであれば、例えば合成樹脂またはゴム(天然ゴム、合成ゴム)、紙製材料(例えば厚紙や段ボール等)等を挙げることができるが、特にこれらに限定するものではない。
 シート部材の材料としては、例えば布等の織物、金属、ゴム(天然ゴム、合成ゴム)や合成樹脂(プラスチック)、あるいはそれらの複合物等を挙げることができるが、上記したものに限定されない。
 (作 用)
 本発明に係る連結構造体は、板状の構成部材の端部を隣接または近接して複数連結したものであって、隣接または近接する両構成部材間にシート部材を渡して該シート部材と上記構成部材とを縫い付けることにより連結されているので、簡易な連結構造を有しており、大量生産に適した、比較的軽量な連結構造体をつくることができる。また、例えば接着や溶着などの接合方法とは相違して、縫合という機械的(物理的)な接合方法で連結しているので、構成部材の接合を確実に行うことができる。
 シート部材が可曲性または柔軟性を有して構成部材の連結部で折り曲げが可能であるものは、シート部材がヒンジ部となる。また、容器の壁部(胴体)など、角度を変えて連続する壁や容器用胴体等の形成などに有用である。更に、シート部材の縫合という機械的(物理的)な接合方法で構成部材を折り曲げ可能に連結しているので、構成部材自体を圧縮したり(つぶしたり)、切れ目を入れたり、溶融したりして折り曲げ可能とした従来方法と比べ、シート部材自体に疲れを生じにくいので、繰り返して使用しても連結部分が損傷しにくく、耐久性に優れている。
 構成部材の連結部のうち、折り曲げたとき分かれる部分または離れる部分で物を挟まないようにする手段が設けられているものは、例えば、容器用胴体として使用するとき、折り畳んだり組み立てる際に手指を挟む心配がなく、安全性に優れる。
 シート部材が隣接または近接する両構成部材が着脱できるように分離と接合または結合が可能であるものは、構成部材を必要に応じて取り外したり連結したりすることができるので、例えば、壁や容器用胴体を形成するとき、形態の自由度が高い。
 シート部材が隣り合う構成部材の表面同士または裏面同士間に渡して構成部材に縫い付けられているものは、シート部材が設けられていない面側へ折り曲げることはできないが、シート部材が設けられている面側へ折り曲げることができる。
 シート部材が隣り合う構成部材の表面と裏面間に渡して構成部材に縫い付けられているものは、構成部材をどちらの面側に折り曲げても、シート部材が緊張しないので、隣り合う構成部材のうち一方側は、実質的に360度の範囲で角度の設定ができる。従って、例えば、容器用胴体を形成するとき、形態の自由度が高い。
 シート部材が縫い付けられている反対側の面の縫い付け部に当てシートが設けられているものは、縫い糸の折り返し部分が当てシートにかかるので、縫い糸または構成部材の縫い付け部分の損傷を防止することができる。
 また、構成部材をミシンで縫うと、構成部材が合成樹脂の場合では、針孔の周りの表面部に棘のようなバリができるが、当てシートを設けることにより、そのバリを覆うことができる。これにより、そのバリに当たって、手などに怪我をすることを防止できる。
 構成部材の連結部に当該連結部の方向に沿って軸挿通部が設けられており、隣接する両構成部材の上記軸挿通部に共通軸となるように軸体を通して回動可能に連結されているものは、構成部材の角度を調整するとき、スムーズで異音などの発生もない調整が可能である。また、壁部や容器用胴体など、角度を変えて連続する壁の形成などに有用である。
 構成部材の少なくとも縫い付け部分が中空部を有しているものでは、構成部材の厚みを厚くしてもシート部材を比較的容易に縫い付けることができる。したがって、中実な構成部材にシート部材を縫い付ける場合に比べ負担がかからない。
 本発明に係る容器用胴体は、上記したような作用を有する連結構造体を使用したものであるので、それぞれの連結構造体による特徴的で有用な容器用胴体が提供できる。また、容器用胴体は、容器の壁部など、角度を変えて連続する壁の形成などに有用である。
 本発明に係る容器構造体は、容器用胴体が底部材と蓋部材から分離可能であるので、保管や運搬の際に嵩張らない。
 容器用胴体に開閉部が設けられているものは、例えば、収容する物品が小さい物である場合など、蓋部材を取り外したり容器用胴体を取り外すことなく、開閉部から簡単に物品の収容または取り出しができる。
 容器用胴体は分解と組み立てが可能であるものは、容器構造体の内部に物品を収容するときに、例えば、物品が嵩張って収容しにくい物である場合、容器用胴体の一部を取り外して物品を入れ、その後、取り外した部分を元に戻すというような収容方法を行うことが可能になる。
 折り畳まれた容器用胴体が底部材と蓋部材で構成される収容容器に収容可能であるものは、全体をコンパクトにすることができるので、使用しないときの保管の際に嵩張らず、収容性に優れている。
 本発明は上記構成を備え、次の効果を有する。
(a)本発明に係る連結構造体は、板状の構成部材の端部を隣接または近接して複数連結したものであって、隣接または近接する両構成部材間にシート部材を渡して該シート部材と上記構成部材とを縫い付けることにより連結されているので、簡易な連結構造を有しており、大量生産に適した、比較的軽量な連結構造体をつくることができる。また、例えば接着や溶着などの接合方法とは相違して、縫合という機械的(物理的)な接合方法で連結しているので、構成部材の接合を確実に行うことができる。
(b)シート部材が可曲性または柔軟性を有して構成部材の連結部で折り曲げが可能であるものは、シート部材がヒンジ部となる。また、容器の壁部(胴体)など、角度を変えて連続する壁や容器用胴体等の形成などに有用である。更に、シート部材の縫合という機械的(物理的)な接合方法で構成部材を折り曲げ可能に連結しているので、構成部材自体を圧縮したり(つぶしたり)、切れ目を入れたり、溶融したりして折り曲げ可能とした従来方法と比べ、シート部材自体に疲れを生じにくいので、繰り返して使用しても連結部分が損傷しにくく、耐久性に優れている。
(c)構成部材の連結部のうち、折り曲げたとき分かれる部分または離れる部分で物を挟まないようにする手段が設けられているものは、例えば、容器用胴体として使用するとき、折り畳んだり組み立てる際に手指を挟む心配がなく、安全性に優れる。
(d)シート部材が隣接または近接する両構成部材が着脱できるように分離と接合または結合が可能であるものは、構成部材を必要に応じて取り外したり連結したりすることができるので、例えば、容器用胴体を形成するとき、形態の自由度が高い。
(e)シート部材が隣り合う構成部材の表面同士または裏面同士間に渡して構成部材に縫い付けられているものは、シート部材が設けられていない面側へ折り曲げることはできないが、シート部材が設けられている面側へ折り曲げることができる。したがって、直板を簡単に形成することができるし、折り曲げることもできる。
(f)シート部材が隣り合う構成部材の表面と裏面間に渡して構成部材に縫い付けられているものは、構成部材をどちらの面側に折り曲げても、シート部材が緊張しないので、隣り合う構成部材のうち一方側は、実質的に360度の範囲で角度の設定ができる。従って、例えば、壁部や容器用胴体を形成するとき、形態の自由度が高い。
(g)シート部材が縫い付けられている反対側の面の縫い付け部に当てシートが設けられているものは、縫い糸の折り返し部分が当てシートにかかるので、縫い糸または構成部材の縫い付け部分の損傷を防止することができる。
 また、構成部材をミシンで縫うと、構成部材が合成樹脂の場合では、針孔の周りの表面部に棘のようなバリができるが、当てシートを設けることにより、そのバリを覆うことができる。これにより、そのバリに当たって、手などに怪我をすることを防止できる。
(h)構成部材の連結部に当該連結部の方向に沿って軸挿通部が設けられており、隣接する両構成部材の上記軸挿通部に共通軸となるように軸体を通して回動可能に連結されているものは、構成部材の角度を調整するとき、スムーズで異音などの発生もない調整が可能である。また、壁部や容器用胴体など、角度を変えて連続する壁の形成などに有用である。
(i)構成部材の少なくとも縫い付け部分が中空部を有しているものでは、構成部材の厚みを厚くしてもシート部材を比較的容易に縫い付けることができる。したがって、中実な構成部材にシート部材を縫い付ける場合に比べ負担がかからない。
(j)本発明に係る容器用胴体は、上記したような作用を有する連結構造体を使用したものであるので、それぞれの連結構造体による特徴的で有用な容器用胴体が提供できる。また、容器用胴体は、容器の壁部など、角度を変えて連続する壁の形成などに有用である。
(k)本発明に係る容器構造体は、容器用胴体が底部材と蓋部材から分離可能であるので、保管や運搬の際に嵩張らない。
(l)容器用胴体に開閉部が設けられているものは、例えば、収容する物品が小さい物である場合など、蓋部材を取り外したり容器用胴体を取り外すことなく、開閉部から簡単に物品の収容または取り出しができる。
(m)容器用胴体は分解と組み立てが可能であるものは、容器構造体の内部に物品を収容するときに、例えば、物品が嵩張って収容しにくい物である場合、容器用胴体の一部を取り外して物品を入れ、その後、取り外した部分を元に戻すというような収容方法を行うことが可能になる。
(n)折り畳まれた容器用胴体が底部材と蓋部材で構成される収容容器に収容可能であるものは、全体をコンパクトにすることができるので、使用しないときの保管の際に嵩張らず、収容性に優れている。
 本発明を図面に示した実施の形態に基づき更に詳細に説明する。
<連結構造体>
[実施の形態1]
 図1は本発明に係る連結構造体の第1の実施の形態を示す要部拡大斜視図、
 図2は図1に示す連結構造体の折り曲げ状態を表す正面視説明図である。
 連結構造体S1は、合成樹脂製で板状の構成部材4,4A(以下、中空構造板という)を可曲性または柔軟性(変形性)を有するシート部材である連結ベルト5で連結または相互に連結することにより構成される。
 中空構造板4,4Aは、二枚の対向した平板40,41、40A,41A間に複数のリブ42を所要間隔で並設し、当該リブ42間に中空部43を設けた構造である。中空構造板4、4Aの材料としては、例えばポリプロピレンやポリエチレン等を挙げることができるが、特にこれに限定されない。
 連結構造体S1の詳細は次の通りである。
 一方の中空構造板4のうち、リブ42が延びている方向とほぼ平行である端部面44を、隣り合う他方の中空構造板4Aの端部面44Aと突き合わせるようにして配置する。そして、その突き合わせた中空構造板4,4Aの端部面44,44Aの上を跨ぐようにして、両中空構造板4,4A間に連結ベルト5を架け渡す。連結ベルト5は、その長手方向とリブ42が延びている方向が本質的に同じになるように配置する。
 また、連結ベルト5が設けられている平板40、40Aと反対側の平板41、41Aの端縁には、当てシート71,71Aがそれぞれ配置されている。
 そうして、連結ベルト5の幅方向の一方側5a及び当てシート71の所要の箇所を一方の中空構造板4に縫い付ける。またそれと共に、連結ベルト5の幅方向の他方側5b及び当てシート71Aの所要の箇所を他方の中空構造板4Aに縫い付ける。符号6は縫合用の糸を示している。
 縫合は、中空構造板4、4Aの中空部43,43を糸6が貫通するように、リブ42が延びている方向と本質的に同じ方向へ縫うようにする。縫合には、通常、工業用ミシンが使用される。
 以上のような構成により、連結構造体S1は、図2に示すように、連結ベルト5によって折り曲げることができる。本実施の形態では、連結構造体S1を約180度範囲内で自由に折り曲げることができる。
 また、連結構造体S1は、中空構造板4、4Aを面一で連結することができるため、段部が形成されず、例えば床材などとしても使用することができる。
 なお、連結ベルト5及び当てシート71,71Aは、例えば、ポリプロピレン(商品名「三菱パイレン」、三菱レイヨン株式会社製等)、ポリエステル、ナイロン等の合成繊維を使用することができるが、特にこれに限定するものではない。連結ベルト5及び当てシート71,71Aの厚みも特に限定するものではなく、中空構造板4,4Aの折り曲げに支障が生じない程度の厚みのものが適宜使用される。
 縫合用の糸6は、天然繊維を使用することもできるが、強度の面から例えばポリエステルやナイロン製等の化学繊維が好ましい。
 ところで、通常、図1で例えば上から下に向かって中空構造板4,4Aを工業用ミシンで縫うと、下面側の平板41、41Aの表面にミシン孔とともに、小さな棘(突起物)が形成されてしまう。しかしながら、上記したように、平板41,41Aの表面に当てシート71、71Aを設けることにより、その棘を連結構造体S1の表面から現れないようにすることができる。これにより、その棘が当たって手などに怪我を負うことを防止できる。
 また、当てシート71、71Aを設けることにより、糸6の一部あるいは大部分が当てシート71,71Aに埋もれた状態で表面から隠れる。つまり、当てシート71,71Aを設けないで中空構造板4,4Aを縫う場合と相違して、糸6の一部あるいは大部分が表面から引っ込むので、摩擦によって糸が擦り切れることを防止することができる。
 以上説明したように、中空構造板4,4Aは、連結ベルト5によって連結されているので、中空構造板4に直接切り目を入れて折り曲げ構造を形成したり、熱こて等で溶融して折り曲げ構造を形成した従来の連結構造に比べ、閉じたり開いたりを繰り返しても、中空構造板4、4Aに切れ目等の損傷が生じない。
 なお、本実施の形態では、中空構造板4,4Aの端部面44,44Aを隙間なく突き合わせて配置するようにしているが、中空構造板4,4Aをやや離して配置しても良い。
 また、本実施の形態では、連結ベルト5と当てシート71,71Aを一緒に中空構造板4,4Aに縫い付けるようにしているが、当てシート71,71Aを使用しないで、連結ベルト5だけを中空構造板4,4Aに縫い付けるようにしても良い。
[実施の形態2]
 図3は本発明に係る連結構造体の第2の実施の形態を示しており、折り曲げた状態の連結構造体を正面側から見た要部拡大説明図である。
 第1の実施の形態に係る連結構造体と同一または同等箇所には同一の符号を付して示し、上記第1の実施の形態で示してある箇所については、説明を省略し、主に相異点を説明する。これについては、後述する実施の形態3以降の連結構造体についても同様である。
 連結構造体S2では、中空部43を有する構成部材として、中空構造板ではなく、通常の紙製段ボールを使用している。したがって、中空構造板を使用して形成した連結構造体S1に比べて軽量であり、使用後に焼却して廃棄することができる。その他の作用については、第1の実施の形態で示した連結構造体S1と同様であるので、説明は省略する。
 なお、本実施の形態では二層構造の段ボールを使用して説明したが、二層以外(一層あるいは三層以上)の段ボールを使用することもできる。
[実施の形態3]
 図4は本発明に係る連結構造体の第3の実施の形態を示す要部拡大説明図であり、連結構造体を折り曲げた場合の状態を示している。
 連結構造体S3では、中空部43を有する構成部材として、端部面44、44Aに丸みを有する中空構造板4B、4Bを使用している。よって、第1の実施の形態の連結構造体S1と相違して、端部面44、44A側に突出する平板40,41、40A,41Aがないので、端面が綺麗に見える。
 また、面積の大きな中空構造板を切断して使用する場合には、通常、切断面となる端部面44、44Aにギザ状の棘が形成されやすい。そして、その棘が手などに触れて怪我を負ってしまう可能性もある。しかしながら、本実施の形態の中空構造板4Bは、端部面44、44Aが丸みを有しているので、そのような心配がない。
 なお、中空構造板4Bの代わりに、紙製段ボールを使用することもできる。これについては、後述する実施の形態4以降の連結構造体についても同様である。
[実施の形態4]
 図5は本発明に係る連結構造体の第4の実施の形態を示す要部拡大斜視図、
 図6は図5に示す連結構造体の折り曲げ状態を表す正面視説明図である。
 連結構造体S4では、連結構造体S4を折り曲げた際に、中空構造板4、4Aの端部面44、44Aが表面に表れないように、その表面にカバーシート72、72Aを設けている。
 即ち、まず、カバーシート72,72Aを幅方向の略中央で折り返して、中空構造板4,4Aの端面部44、44A側をそれぞれ挟み込むようにする。そして、図5で中空構造板4,4Aの一方の平板40,40Aの上面に配置されるカバーシート72,72Aの上から連結ベルト5を重ね合わせる。また、中空構造板4,4Aの他方の平板41,41Aの下面に配置されるカバーシート72、72Aの上には、当てシート71、71Aを重ね合わせる。
 そうして、連結ベルト5の幅方向の一方側5a及びカバーシート72と当てシート71の所要の箇所を一方の中空構造板4に一緒に縫い付ける。それと共に、連結ベルト5の幅方向の他方側5bも、同様に、及びカバーシート72Aと当てシート71Aの所要の箇所を他方の中空構造板4Aに一緒に縫い付ける。
 以上のような構成により、中空構造板4、4Aの端部面44、44Aはカバーシート72,72Aによって覆われる。よって、中空構造板4、4Aを切断して形成した場合に、端部面44、44Aに形成されやすいバリをカバーシート72,72Aによって覆うことができる。したがって、図6で示すように、中空構造板4,4Aを折り曲げた際に、そのバリに当たって、手などに怪我をすることを防止できる。
[実施の形態5]
 図7は本発明に係る連結構造体の第5の実施の形態を示す要部拡大説明図であり、連結構造体の折り曲げ状態を表している。
 連結構造体S5では、一方の平板40、40Aの外面側に配置されている連結ベルト5と同じように、突き合わせた中空構造板4,4Aの端部面44,44Aを跨ぐようにして、他方の平板41,41Aにカバーシート73を設けている。そして、連結構造体S5の曲げの妨げにならないように、連結部分でカバーシート73に弛みを持たせてある。
 これにより、中空構造板4、4Aを折り曲げた際に、中空構造板4,4の端部面44,44Aがカバーシート73によって表面から覆われる。したがって、中空構造板4、4Aを切断して使用する場合に、端部面44,44Aに形成されやすいバリに当たって手などを怪我することを防止できる。また、折り畳んだり組み立てる際に手指を挟む心配がなく、安全性に優れる。
 また、カバーシート73の弛み部分の長さを所定の長さに設定することにより、曲げ角度を例えば60度、90度等の決められた角度に適宜設定することができる。
[実施の形態6]
 図8は本発明に係る連結構造体の第6の実施の形態を示す要部拡大説明図であり、連結構造体の折り曲げ状態を表している。
 連結構造体S6では、第6の実施の形態に係る連結構造体S1(図2参照)と相違して、一方の平板41、41Aに配置した当てシート71B,71Bを連結部からはみ出すようにやや長目に設けている。
 これにより、中空構造板4、4Aを折り曲げた際に、その端部面44、44Aの角部が当てシート71B,71Bによって覆われる。よって、中空構造板4、4Aを切断して形成した場合に、端部面44、44Aに形成されやすいバリを当てシート71B,71Bによって覆うことができる。したがって、中空構造板4,4Aを折り曲げた際に、端部面44、44Aに触れて手などに怪我をすることを防止できる。
[実施の形態7]
 図9は本発明に係る連結構造体の第7の実施の形態を示す要部拡大説明図であり、連結構造体の折り曲げ状態を表している。
 連結構造体S7では、連結ベルト5の幅方向の一方側5aを一方の中空構造板4の平板40(図9では上面)に縫い付け、連結ベルト5の幅方向の他方側5bを中空構造板4Aの平板41A(図9では下面)に縫い付けている。
 これにより、中空構造板4、4Aをどちらの面側に折り曲げても、連結ベルトは緊張しないので、隣り合う中空構造板4、4Aのうち一方側は、実質的に360度の範囲で角度の設定ができる。
 従って、例えば、容器用胴体を形成するとき、形態の自由度が高い。
[実施の形態8]
 図10は本発明に係る連結構造体の第8の実施の形態を示す要部拡大説明図であり、連結構造体の折り曲げ状態を表している。
 連結構造体S8では、対向する中空構造板4、4Aの端面部44、44A側に位置する中空部43,43に厚めの連結部材5Aを挿入し、その連結部材5Aと中空構造板4,4Aを縫い合わせて連結している。
 なお、隣り合う中空構造板4,4Aは少し間隔を開けて配置し、連結部材5Aは多少長めのものを使用している。このような構成により、連結構造体S8を所定角度の範囲内で自由に折り曲げることができる。
 なお、連結構造体S8の折り曲げ可能な範囲は、中空構造板4、4Aの間に位置する連結部材5Aの長さによって決まる。連結部材5Aの長さを十分に取るようにすれば、実質的に360度の範囲で角度の設定ができる。
[実施の形態9]
 図11は本発明に係る連結構造体の第9の実施の形態を示す要部拡大斜視図である。
 第4の実施の形態に係る連結構造体と同一または同等箇所には同一の符号を付して示し、上記第1の実施の形態で示してある箇所については、説明を省略し、主に相異点を説明する。これについては、後述する連結構造体についても同様である。
 連結構造体S9では、第4の実施の形態に係る連結構造体S4と相違して、スライドファスナー51(「滑り式留め具」とも呼ばれる)を有する連結ベルト5Bにより、中空構造板4、4Aを折り曲げ可能に連結している。中空構造板4,4Aはやや離して状態で連結されており、スライドファスナー51は中空構造板4、4Aのほぼ中間の位置に設けてある。
 以上のような構成により、スライドファスナー51を開け閉めすることにより、連結構造体S4を二つに分離したり、一つに接合したりすることができる。したがって、中空構造板4,4Aを必要に応じて取り外したり連結したりすることができるので、例えば、容器用胴体を形成するとき、形態の自由度が高い。
 なお、他方の平板41、41A(図11で下面側)の表面に設ける当てシート71、71Aを、第6の実施の形態に係る連結構造体S6(図8参照)のように重ねて設けることもできる。これにより、埃やゴミが中空構造板4、4Aの間に入り込んで、スライドファスナー51に付着することを防止することができる。
[実施の形態10]
 図12は本発明に係る連結構造体の第10の実施の形態を示す要部拡大斜視図である。
 連結構造体S10では、第9の実施の形態に係る連結構造体S9(図11参照)と相違して、面ファスナー52を有する連結ベルト5Cによって、隣り合う中空構造板4、4Aを分離、且つ、接合可能に連結している。
 詳しくは、図12で左側に位置する一方の中空構造板4の平板40に、連結ベルト5Cを端部面44から右側へにはみ出すようにして縫い付ける。この連結ベルト5Cのはみ出し部分の裏側(図12では下面側)には、雄型の面ファスナー52が設けてある。
 更に、図12で右側に位置する他方の中空構造板4Aの平板40Aに、雌側の面ファスナー52Aを有するシート5Dが縫い付けてある。
 そうして、雄型の面ファスナー52を雌型の面ファスナー52Aに重ね合わせることにより、隣り合う中空構造板4,4Aを分離、且つ、接合可能に連結することができる。
 なお、面ファスナー52、52Aの雄型、雌型の位置は、上記したものに限定するものではなく、逆に設けることができる。
 また、本実施の形態では、雄型の面ファスナー52を有する連結ベルト5Cと雌型の面ファスナー52Aを有するシート5Dを中空構造板4、4Aのリブ42が延びている方向へ連続して設けているが、特にこれに限定するものではなく、リブ42と直交する方向に面ファスナー52,52Aを所要の間隔で複数設けるようにしても良い。
[実施の形態11]
 図13は本発明に係る連結構造体の第11の実施の形態を示す要部拡大斜視図である。
 連結構造体S11では、幅の狭い複数枚の連結ベルト5F、・・・を幅方向の略中央で折り返して、中空構造板4、4Aの端面部44、44A側を互い違いにそれぞれ挟み込むようにする。この際、連結ベルト5F、・・・に弛みを持たせ、連結部に連結部の方向に沿って軸挿通部80が形成されるようにする。この状態で、連結ベルト5Fの幅方向の端部側を中空構造板4、4Aに縫いつける。
 そうして、隣接する中空構造板4、4Aの上記軸挿通部80に共通軸となるように棒状の軸体8を通して、中空構造板4、4Aを回動可能に連結する。
 このような構成により、中空構造板4、4Aの角度を調整するとき、スムーズな調整が可能である。また、容器の壁部など、角度を変えて連続する壁の形成などに有用である。
 更に、軸体8の出し入れにより、連結構造体S11を二つに分離したり、一つに接合したりすることができる。
[実施の形態12、13]
 図14は本発明に係る連結構造体の第12の実施の形態を示す要部拡大説明図である。
 図15は本発明に係る連結構造体の第13の実施の形態を示す要部拡大説明図である。
 連結構造体の面積を広くしたい場合には、図14や図15で示すようにして、中空構造板4、4Aを連結する。
 図14で示す連結構造体S12では、中空構造板4、4Aを表裏計2枚の連結ベルト5、5で縫い合わせて連結している。このような構成により、中空構造板4、4Aを曲げようとすると、曲げようとする方向と逆側の連結ベルト5が引っ張られるため、中空構造板4、4Aの曲げは妨げられる。
 また、図15で示す連結構造体S13では、突き合わせた中空構造板4、4Aの端面部44、44A側に位置する中空部43、43に厚めの連結ベルト5Eを差し入れ、その連結ベルト5Eと中空構造板4、4Aを縫い合わせて連結している。このような構成により、中空構造板4、4Aを曲げようとすると、曲げ方向の平板40または41がぶつかり合うため、中空構造板4、4Aの曲げは妨げられる。
<搬送容器>
[実施の形態1]
 図16は本発明に係る容器構造体である搬送容器の第1の実施の形態を示す斜視図であり、搬送容器を胴体と蓋部材及び底部材に分離した状態を表している。
 図17は不使用時の搬送容器の収納状態を示す概略説明図、
 図18は他の実施の形態に係る胴体の折り畳み方法を示す説明図である。
 容器構造体である搬送容器C1は、上下に開口部21,22を有する筒状の胴体2と、この胴体2の上下開口部21,22に着脱可能である蓋部材3及び底部材3Aを有している。
 まず、胴体2について説明する。
 胴体2は、既に説明した連結構造体を所要枚数連結することによって形成されている。本実施の形態では、第4の実施の形態に係る連結構造体S4(図5参照)の連結構造を採用しており、全部で6枚の中空構造板4(4A)を使用している。
 なお、本実施の形態では第4の実施の形態に係る連結構造体S4の連結構造を採用しているが、特にこれに限定するものではなく、上記したその他の実施の形態に係る連結構造体の連結構造を適宜採用することができる。
 また、説明の都合上、図16で、長辺側の向かい合う2枚の中空構造板4を長辺パネル400Aとし、短辺側の向かい合う計4枚の中空構造板4を短辺パネル400Bする。
 胴体2は、長辺パネル400A及び短辺パネル400Bを連結ベルト5で連結することで形成されている。詳しくは、図16で長辺パネル400Aと短辺パネル400Bの連結部分、つまり、胴体2の四隅部分では、連結ベルト5が内側に配置されるように縫い合わせてある。一方、短辺パネル400B,400B同士は、連結ベルト5が外側に配置されるように縫い合わせてある。
 また、長辺パネル400Aの上下両端部の計4カ所には、蓋部材3及び底部材3Aに胴体2を固定するための係合溝401、・・・が設けてある。係合溝401の詳しい説明については、後述する。
 更に、胴体2の下端部の所定の位置には、後述する底部材3Aの嵌込溝32の凹凸部33に適合するように、突出片23、・・・が設けてある。
 次に蓋部材3、底部材3Aについて説明する。
 蓋部材3及び底部材3Aは合成樹脂製で長方形状に形成されている。なお、蓋部材3及び底部材3Aは収容する物品の形や大きさあるいは数量に応じて、正方形状、円形状や楕円形状、あるいはその他の多角形や異形状(不規則な形状)に形成することもできる。その場合、胴体2の形状は、蓋部材3及び底部材3Aの形状に合わせて適宜設計される。
 なお、本実施の形態では、蓋部材3及び底部材3Aは、例えばポリエチレンのような熱可塑性のプラスチックによって一体成形されているが、特にこれに限定するものではなく、木材、金属あるいはそれらの組み合わせ等や、その他の材料で形成しても良い。
 まず、底部材3Aについて説明する。
 底部材3Aの周縁部近傍には、上記した胴体2の下端部を嵌入れるための嵌込溝32が連続して設けてある。この嵌込溝32を構成する外側の立ち上がり部分が、胴体2の下端部を囲い込む深さを有する外周壁31となっている。
 外周壁31の長辺側の2カ所(合計4カ所)には、胴体2を係止して外れないようにするための進退可能な係止爪(図では見えず)が設けてある。そして、この係止爪を上記した胴体2の係合溝401に差し込むことで、底部材3Aを胴体2に固定することができる。
 更に、外周壁31の短辺側のほぼ中央には、蓋部材3と底部材3Aを重ね合わせた際に、蓋部材3を係止して外れないようにするための進退可能な係止爪(図では見えず)が設けてある。 
 次に、蓋部材3について説明する。
 底部材3Aと同一または同等箇所には同一の符号を用いて説明する。
 蓋部材3の周縁部には、上記した胴体2の上端部を嵌入れるための嵌込溝(図では見えず)が連続して設けてある。この蓋部材3の外周縁には、胴体2の下端部を囲む外周壁31が設けてある。
 外周壁31の長辺側の2カ所(合計4カ所)には、胴体2を係止して外れないようにするための進退可能な係止爪(図では見えず)が設けてある。
 更に、外周壁31の短辺側のほぼ中央には、蓋部材3と底部材3Aを重ね合わせた際に、底部材3Aを係止して外れないようにするための進退可能な係止爪(図では見えず)が設けてある。
 以上のような構成により、蓋部材3及び底部材3Aで胴体2を挟みこむことにより、胴体2の内部に収納スペースを有する搬送容器C1が構成される。
 そして、胴体2は連結構造体S4を使用して構成されているので、図17に示すように、向かい合う短辺パネル400B、400Bを内側に折り込むことで扁平状に折り畳むことができる。そして、折り畳んだ胴体2を蓋部材3と底部材3Aの間に挟み込み、蓋部材3と底部材3Aを上記した係止爪で固定することにより、コンパクトに収納することができる。
 このように、搬送容器C1は、物品の輸送後に再利用する場合に折り畳んで送り返すことができるので、折り畳まず空の状態で送り返す場合と比べ、輸送コストを大幅に削減することができる。更に、使用しないときには折り畳んで保管することで、保管スペースが小さくて済む。
 また、図示はしていないが、蓋部材3、胴体2及び底部材3Aの外周部に固定ベルトを回し掛けて締め付けることにより、蓋部材3、胴体2及び底部材3Aを固定することもできる。
 なお、胴体2を短辺パネル400Bを使用せず、4枚の長辺パネル400Aだけで搬送容器C1の胴体2を形成することもできる。この場合、図18に示すように、互いに向かい合う長辺パネル400Aを菱形状に折り畳んで、コンパクトな形状にする。
[実施の形態2]
 図19は本発明に係る容器構造体である搬送容器の第2の実施の形態を示す斜視図であり、蓋部材を外した状態を示している。
 搬送容器C2の胴体2は、一方の長辺パネル400Cの略中央に開閉部である扉9を有している。この扉9は、第9の実施の形態に係る連結構造体S9で説明したスライドファスナー51を有する連結ベルト5Bによって連結された連結構造体を採用している。なお、説明の都合上、図19で右側に配置されたスライドファスナーを符号51Aで示し、左側に配置されたスライドファスナーを符号51Bで示す。図19中、符号45は切断線を示している。
 図19で、右側のスライドファスナー51Aを外すことにより、扉9を右から左側へ開くことができる。また、左側のスライドファスナー51Bを外せば、扉9を左から右側へ開くことができる。更に、左右両方のスライドファスナー51A,51Bを外せば、胴体2本体から扉9を取り外すことができる。このように、扉9を開いたり、取り外したりすることにより、搬送容器C2への荷物の搬入、搬出を容易に行うことができる。
 なお、本実施の形態では、図19に示すように、スライドファスナー51A、51Bを胴体2の外側に向けて設けているが、内側に向けて設けることもできる。また、スライドファスナー51A、51Bを突き合わせた中空構造板4、4Aの端面側に位置する中空部43内に差し入れて縫い付けることもできる。
 また、本実施の形態では、扉9の固定にスライドファスナー51を使用しているが面ファスナーを採用することもできる。これについては、後述する第3、4及び第6の実施の形態に係る搬送容器C3、C4、C6についても同様である。
[実施の形態3]
 図20は本発明に係る容器構造体である搬送容器の第3の実施の形態を示す斜視図であり、蓋部材を外した状態を示している。
 搬送容器C3の胴体2は、一方の長辺パネル400Dの略中央に、いわゆる観音開き式に開閉可能な一対の扉9A,9Aを有している。
 扉9A,9Aは、第9の実施の形態(図11参照)に係る連結構造体S9の連結構造を採用している。つまり、扉9A同士はスライドファスナー51によって分離、且つ、接合可能に連結されている。
 また、扉9Aと長辺パネル400Aの本体同士は、第4の実施の形態に係る連結構造体S4の連結構造(図5参照)を採用している。つまり、連結ベルト5Bによって扉9A、9Aは開閉可能となっている。図20中、符号46,46は切断線を示している。
[実施の形態4]
 図21は本発明に係る容器構造体である搬送容器の第4の実施の形態を示す斜視図であり、蓋部材を外した状態を示している。
 搬送容器C4の胴体2は、一方の長辺パネル400E自体が、いわゆる観音開き式に開閉可能な一対の扉9B,9Bとなっている。
 扉9B、9Bの連結部分は、第9の実施の形態(図11参照)に係る連結構造体S9の連結構造を採用している。つまり、扉9B同士はスライドファスナー51によって分離、且つ、接合可能に連結されている。図21中、符号46,46は切断線を示している。
 以上のような構成により、スライドファスナー51を開けることで、長辺パネル400Eの両側に設けてある連結ベルト5,5をヒンジ部として、扉9B、9Bの開け閉めが可能である。
[実施の形態5]
 図22は本発明に係る容器構造体である搬送容器の第5の実施の形態を示す斜視図であり、蓋部材を外した状態を示している。
 搬送容器C5の胴体2は、一方の長辺パネル400Fの略中央に開閉部である扉9Cを有している。この扉9Cは、第10の実施の形態(図12参照)に係る連結構造体S10の連結構造を採用している。即ち、扉9Cは、面ファスナー52を有する連結ベルト5C及び面ファスナー52Aを有するシート5Dによって長辺パネル400Fの本体に連結されている。面ファスナー52、52Aは、扉の四隅の計4カ所設けてある。図22中、符号46は切断線を示している。
 以上のような構成により、扉9Cは、すべての面ファスナー52、52Aを解除することによって、胴体2の本体から取り外すことができる。また、左右どちらか一方側の面ファスナー52、52Aを解除することにより、回転式に扉9Cの開け閉めができる。
[実施の形態6]
 図23は本発明に係る容器構造体である搬送容器の第6の実施の形態を示す斜視図であり、蓋部材を外した状態を示している。
 搬送容器C6の胴体2は、その向かい合う一対の長辺パネル400G,400Gの略中央に、第9の実施の形態(図11参照)に係る連結構造体S9の連結構造を採用している。これにより、蓋部材3を外した状態で胴体2を二つに分割し、分割した一方の胴体2を底部材3Aから取り外すことができる。これにより、容積が大きい搬送容器C6の場合でも、搬送容器C6への荷物の搬入、搬出を容易に行うことができる。
 なお、本明細書で使用している用語と表現はあくまで説明上のものであって、限定的なものではなく、上記用語、表現と等価の用語、表現を除外するものではない。また、本発明は図示の実施の形態に限定されるものではなく、技術思想の範囲内において種々の変形が可能である。
本発明に係る連結構造体の第1の実施の形態を示す要部拡大斜視図。 図1に示す連結構造体の折り曲げ状態を表す正面視説明図。 本発明に係る連結構造体の第2の実施の形態を示しており、折り曲げた状態の連結構造体を正面側から見た要部拡大説明図。 本発明に係る連結構造体の第3の実施の形態を示す要部拡大説明図であり、連結構造体を折り曲げた場合の状態を示している。 本発明に係る連結構造体の第4の実施の形態を示す要部拡大斜視図。 図5に示す連結構造体の折り曲げ状態を表す正面視説明図。 本発明に係る連結構造体の第5の実施の形態を示す要部拡大説明図であり、連結構造体の折り曲げ状態を表している。 本発明に係る連結構造体の第6の実施の形態を示す要部拡大説明図であり、連結構造体の折り曲げ状態を表している。 本発明に係る連結構造体の第7の実施の形態を示す要部拡大説明図であり、連結構造体の折り曲げ状態を表している。 本発明に係る連結構造体の第8の実施の形態を示す要部拡大説明図であり、連結構造体の折り曲げ状態を表している。 本発明に係る連結構造体の第9の実施の形態を示す要部拡大斜視図。 本発明に係る連結構造体の第10の実施の形態を示す要部拡大斜視図。 本発明に係る連結構造体の第11の実施の形態を示す要部拡大斜視図。 本発明に係る連結構造体の第12の実施の形態を示す要部拡大説明図。 本発明に係る連結構造体の第13の実施の形態を示す要部拡大説明図。 本発明に係る容器構造体である搬送容器の第1の実施の形態を示す斜視図であり、搬送容器を胴体と蓋部材及び底部材に分離した状態を表している。 不使用時の搬送容器の収納状態を示す概略説明図。 他の実施の形態に係る胴体の折り畳み方法を示す説明図。 本発明に係る容器構造体である搬送容器の第2の実施の形態を示す斜視図であり、蓋部材を外した状態を示している。 本発明に係る容器構造体である搬送容器の第3の実施の形態を示す斜視図であり、蓋部材を外した状態を示している。 本発明に係る容器構造体である搬送容器の第4の実施の形態を示す斜視図であり、蓋部材を外した状態を示している。 本発明に係る容器構造体である搬送容器の第5の実施の形態を示す斜視図であり、蓋部材を外した状態を示している。 本発明に係る容器構造体である搬送容器の第6の実施の形態を示す斜視図であり、蓋部材を外した状態を示している。 従来のプラスチック段ボールの連結構造を示す要部拡大斜視図。 従来のプラスチック段ボールの他の連結構造を示す要部拡大斜視図。
符号の説明
S1〜S13 連結構造体
4、4A、4B 中空構造板
40、40A、41、41A 平板
42 リブ
43 中空部
44、44A 端部面
5、5A、5B、5C、5E、5F 連結ベルト
5D シート
51、51A、51B スライドファスナー
52、52A 面ファスナー
6 糸
71、71A、71B 当てシート
72、72A、73 カバーシート
8 軸体
80 軸挿通部
C1〜C6 搬送容器
2 胴体
21,22 開口部
23 突出片
3 蓋部材
3A 底部材
31 外周壁
32 嵌込溝
33 凹凸部
400A、400C、400D、400E、400F、400G 長辺パネル
400B 短辺パネル
401 係合溝
9、9A、9B、9C 扉

Claims (16)

  1. 板状の構成部材の端部を隣接または近接して複数連結した連結構造体であって、
     上記構成部材は、隣接または近接する両構成部材間にシート部材を渡して該シート部材と上記構成部材とを縫い付けることにより連結されていることを特徴とする、
     連結構造体。
  2. シート部材は可曲性または柔軟性を有しており、構成部材の連結部で折り曲げ可能であることを特徴とする、
     請求項1記載の連結構造体。
  3. 構成部材の連結部のうち、折り曲げたとき分かれる部分または離れる部分で物を挟まないようにする手段が設けられていることを特徴とする、
     請求項2記載の連結構造体。
  4. シート部材は、隣接または近接する両構成部材が着脱できるように分離と接合または結合が可能であることを特徴とする、
     請求項1、2または3記載の連結構造体。
  5. シート部材は、隣り合う構成部材の表面同士または裏面同士間に渡して構成部材に縫い付けられていることを特徴とする、
     請求項2、3または4記載の連結構造体。
  6. シート部材は、隣り合う構成部材の表面と裏面間に渡して構成部材に縫い付けられていることを特徴とする、
     請求項2、3または4記載の連結構造体。
  7. シート部材が縫い付けられている反対側の面の縫い付け部に当てシートが設けられていることを特徴とする、
     請求項1、2、3、4、5または6記載の連結構造体。
  8. 板状の構成部材の端部を隣接または近接して複数連結した連結構造体であって、
     上記構成部材の連結部に当該連結部の方向に沿って軸挿通部が設けられており、隣接する両構成部材の上記軸挿通部に共通軸となるように軸体を通して回動可能に連結されていることを特徴とする、
     連結構造体。
  9. 構成部材が合成樹脂製であり、所要距離を隔てて対向した板間に複数のリブが上記板を連結して並設されており、当該リブ間および上記板間に空間部が形成されていることを特徴とする、
     請求項1、2、3、4、5、6、7または8記載の連結構造体。
  10. 構成部材が段ボールであることを特徴とする、
     請求項1、2、3、4、5、6、7または8記載の連結構造体。
  11. 構成部材の少なくとも縫い付け部分は、中空部を有していることを特徴とする、
     請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9または10記載の連結構造体。
  12. 請求項2、3、4、5、6、7、8、9、10または11記載の連結構造体のうちのいずれか一つまたは複数の連結構造体を使用して形成されており、折り畳みが可能であることを特徴とする、
     容器用胴体。
  13. 底部材と、請求項12記載の容器用胴体及び蓋部材を備えており、
     上記容器用胴体は、上記底部材と蓋部材から分離可能であることを特徴とする、
     容器構造体。
  14. 容器用胴体に開閉部が設けられていることを特徴とする、
     請求項13記載の容器構造体。
  15. 容器用胴体は分解と組み立てが可能であることを特徴とする、
     請求項13または14記載の容器構造体。
  16. 折り畳まれた容器用胴体が底部材と蓋部材で構成される収容容器に収容可能であることを特徴とする、
     請求項13、14または15記載の容器構造体。
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