JP2004041631A - 移乗介助用補助具 - Google Patents
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- JP2004041631A JP2004041631A JP2002235254A JP2002235254A JP2004041631A JP 2004041631 A JP2004041631 A JP 2004041631A JP 2002235254 A JP2002235254 A JP 2002235254A JP 2002235254 A JP2002235254 A JP 2002235254A JP 2004041631 A JP2004041631 A JP 2004041631A
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Abstract
【課題】起立困難な要介助者を車椅子やベッドに移乗させる時、介助者の負担を軽減させ、安全に行なうための補助用具を提供する。
【解決手段】膝支えカフ(1)(2)とそれを連結するプレート(5)で構成される移乗介助用補助具である。
【選択図】 図1
【解決手段】膝支えカフ(1)(2)とそれを連結するプレート(5)で構成される移乗介助用補助具である。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、起立困難な要介助者を車椅子やベッドに移乗させる時、介助者の負担を軽減させ、安全に行なうための移乗介助用補助具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、起立困難な要介助者を車椅子やベッドに移乗させる時、介助者は要介助者の体重のほとんどを抱えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そのために、次のような問題が発生していた。
イ、 従来の方法で起立困難な要介助者を車椅子やベッドに移乗させようと介助すると、要介助者は立ちあがる力が弱く、膝関節を伸ばしながら立ちあがることができないため、体重を支えることができず、膝関節が前に曲がって床にしゃがみ込みそうになる。
ロ、 それを防止するため、介助者は、要介助者の体重のほとんどを抱えて移乗させなければならず、介助者の身体的負担が大きい。
本発明は、以上の問題点を解決するためのものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
膝支えカフ(1)(2)とそれを連結するプレート(5)で構成される移乗介助用補助具である。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
内側にクッション材(3)(4)を貼った一対の弾力性のある膝支えカフ(1)(2)を設ける。これらをプレート(5)によって連結固定する。プレート(5)の片面にはクッション材(6)が貼ってある。(図1)(図2)、本発明は以上のような構造である。
本発明を使用する時は、まず座位に保った要介助者の両下腿上部に、膝支えカフ(1)(2)をはめ込む(図3)。カフには弾力性があるため、要介助者の両下腿上部に密着し、脱落することはない。また内側にはクッション材が貼ってあるため、使用中に要介助者の下肢への圧迫を分散できる。さらに、カフ(1)(2)はU字型になっているため、移乗介助時、要介助者の両膝が外側や内側にずれることを防止できる。
次に介助者は要介助者の両足の間に介助者の片足を置き、プレート(5)に下腿上部を密着させる(図4)。プレート(5)にはクッション材(6)が貼ってあり、介助者の下肢への圧迫を分散できる。
要介助者を起立させる時は、このプレート(5)を支点として、要介助者の膝関節が伸びるように両脇から抱えて介助する(図5)。こうすることにより、要介助者の膝関節が曲がらないように介助者の下腿部でブロックでき、要介助者の膝関節が伸びるように起立させることができる。つまり体重のほとんどを要介助者自身の下肢と介助者の下腿部で支えることができる。したがって要介助者が床にしゃがみ込むことを防止でき、また介助者が要介助者の体重のほとんどを抱える必要がなくなるため、介助者の負担を軽減させることができる。
そして、車椅子などへ移乗させるときは、この起立させた状態を維持しながら要介助者の足部を回転軸として回転させ、移乗する。
本発明は構造がシンプルなため、要介助者への装着・取り外しを簡単に行なうことができ、便利である。
【0006】
【発明の効果】
本発明を使用することによって得られる効果について説明する。
起立困難な要介助者を車椅子やベッドに移乗させようと介助する時、要介助者は立ちあがる力が弱く、膝を伸ばしながら立ちあがることができないため、体重を支えることができず、膝関節が前に曲がって床にしゃがみ込みそうになる。
本発明を使用すれば、要介助者の膝関節が曲がらないように介助者の下腿部でブロックでき、要介助者の膝関節が伸びるように起立させることができる。つまり体重のほとんどを要介助者自身の下肢と介助者の下腿部で支えることができる。したがって要介助者が床にしゃがみ込むことを防止でき、また介助者が要介助者の体重のほとんどを抱える必要がなくなるため、介助者の負担を軽減させることができる。また、構造がシンプルなため要介助者への装着・取り外しを簡単に行なうことができ、便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の斜視図
【図2】本発明の平面図
【図3】本発明の装着説明図
【図4】本発明の使用説明図
【図5】本発明の使用説明図
【符号の説明】
1、2 膝支えカフ
3、4 クッション材
5 プレート
6 クッション材
【発明の属する技術分野】
この発明は、起立困難な要介助者を車椅子やベッドに移乗させる時、介助者の負担を軽減させ、安全に行なうための移乗介助用補助具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、起立困難な要介助者を車椅子やベッドに移乗させる時、介助者は要介助者の体重のほとんどを抱えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そのために、次のような問題が発生していた。
イ、 従来の方法で起立困難な要介助者を車椅子やベッドに移乗させようと介助すると、要介助者は立ちあがる力が弱く、膝関節を伸ばしながら立ちあがることができないため、体重を支えることができず、膝関節が前に曲がって床にしゃがみ込みそうになる。
ロ、 それを防止するため、介助者は、要介助者の体重のほとんどを抱えて移乗させなければならず、介助者の身体的負担が大きい。
本発明は、以上の問題点を解決するためのものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
膝支えカフ(1)(2)とそれを連結するプレート(5)で構成される移乗介助用補助具である。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
内側にクッション材(3)(4)を貼った一対の弾力性のある膝支えカフ(1)(2)を設ける。これらをプレート(5)によって連結固定する。プレート(5)の片面にはクッション材(6)が貼ってある。(図1)(図2)、本発明は以上のような構造である。
本発明を使用する時は、まず座位に保った要介助者の両下腿上部に、膝支えカフ(1)(2)をはめ込む(図3)。カフには弾力性があるため、要介助者の両下腿上部に密着し、脱落することはない。また内側にはクッション材が貼ってあるため、使用中に要介助者の下肢への圧迫を分散できる。さらに、カフ(1)(2)はU字型になっているため、移乗介助時、要介助者の両膝が外側や内側にずれることを防止できる。
次に介助者は要介助者の両足の間に介助者の片足を置き、プレート(5)に下腿上部を密着させる(図4)。プレート(5)にはクッション材(6)が貼ってあり、介助者の下肢への圧迫を分散できる。
要介助者を起立させる時は、このプレート(5)を支点として、要介助者の膝関節が伸びるように両脇から抱えて介助する(図5)。こうすることにより、要介助者の膝関節が曲がらないように介助者の下腿部でブロックでき、要介助者の膝関節が伸びるように起立させることができる。つまり体重のほとんどを要介助者自身の下肢と介助者の下腿部で支えることができる。したがって要介助者が床にしゃがみ込むことを防止でき、また介助者が要介助者の体重のほとんどを抱える必要がなくなるため、介助者の負担を軽減させることができる。
そして、車椅子などへ移乗させるときは、この起立させた状態を維持しながら要介助者の足部を回転軸として回転させ、移乗する。
本発明は構造がシンプルなため、要介助者への装着・取り外しを簡単に行なうことができ、便利である。
【0006】
【発明の効果】
本発明を使用することによって得られる効果について説明する。
起立困難な要介助者を車椅子やベッドに移乗させようと介助する時、要介助者は立ちあがる力が弱く、膝を伸ばしながら立ちあがることができないため、体重を支えることができず、膝関節が前に曲がって床にしゃがみ込みそうになる。
本発明を使用すれば、要介助者の膝関節が曲がらないように介助者の下腿部でブロックでき、要介助者の膝関節が伸びるように起立させることができる。つまり体重のほとんどを要介助者自身の下肢と介助者の下腿部で支えることができる。したがって要介助者が床にしゃがみ込むことを防止でき、また介助者が要介助者の体重のほとんどを抱える必要がなくなるため、介助者の負担を軽減させることができる。また、構造がシンプルなため要介助者への装着・取り外しを簡単に行なうことができ、便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の斜視図
【図2】本発明の平面図
【図3】本発明の装着説明図
【図4】本発明の使用説明図
【図5】本発明の使用説明図
【符号の説明】
1、2 膝支えカフ
3、4 クッション材
5 プレート
6 クッション材
Claims (1)
- 膝支えカフ(1)(2)とそれを連結するプレート(5)で構成される移乗介助用補助具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002235254A JP2004041631A (ja) | 2002-07-09 | 2002-07-09 | 移乗介助用補助具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002235254A JP2004041631A (ja) | 2002-07-09 | 2002-07-09 | 移乗介助用補助具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004041631A true JP2004041631A (ja) | 2004-02-12 |
Family
ID=31711950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002235254A Withdrawn JP2004041631A (ja) | 2002-07-09 | 2002-07-09 | 移乗介助用補助具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004041631A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190060980A (ko) | 2016-09-23 | 2019-06-04 | 가부시키가이샤 에너지프론트 | 이승 보조, 기립 보조 등 보조구 |
-
2002
- 2002-07-09 JP JP2002235254A patent/JP2004041631A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190060980A (ko) | 2016-09-23 | 2019-06-04 | 가부시키가이샤 에너지프론트 | 이승 보조, 기립 보조 등 보조구 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050701 |
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A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20070709 |