JP2004040913A - 電源装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電源装置1において、通常動作モード時には起動リレースイッチ21を常時導通させるとともに、トライアック23を常時遮断して、電源回路6から通常動作モード用の電圧VH・VB・VDを得る。省電力モード時には起動リレースイッチ21を常時遮断するとともに、トライアック23をスイッチングさせ、電源回路6から省電力モード用の電圧VDのみを正常値で得る。スイッチングは、交流電源電圧情報取得部7によって交流電源電圧VACから取得したゼロクロスタイミングを基準にして、交流電源電圧VAC所定周期ごとにゼロクロスタイミングに近いところでONとなるタイミングとする。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、通常動作モードと省電力モードとを有する装置の電源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
交流電源電圧を該機器に適した直流電圧に変換する電源装置には、通常動作モード時に用いる主電源回路と、待機モードなどの省電力モード時に省電力化のために用いる副電源回路とを備えたものがある。
【0003】
特開平6−6732号公報には、このような主電源回路と副電源回路とに別々のトランスを用いる代わりに、マイコン回路に電力を供給するための副電源回路に主電源回路から常に電力を供給するようにした電源装置が記載されている。
【0004】
また、特開2001−282059号公報に開示の電源装置は、通常動作モードと、消費電力を低下させて電源投入指示を待つ待機モードとを含む複数の動作モードを有する装置の電源装置において、以下の構成を備えている。すなわち、装置の各部に電力を供給する主電源回路と、この主電源回路から電力が供給されて装置全体の動作を制御する制御部と、待機モード時に最小限の電力を装置に供給する副電源回路と、主電源回路をON/OFFする切替手段を備え、待機モード時において主電源回路をOFFにするように構成されている。
【0005】
この電源回路によれば、待機モード時において主電源回路の電力が零となるので、待機モード時の消費電力の削減をはかることができる。待機モードから通常動作モードへの復帰を検出する検出部を設けるとともに、待機モード時において検出部に副電源回路から電力を供給し、この検出部が通常動作モードへの復帰を検出した時点で主電源回路をONにするように構成すれば、通常動作モードへの復帰を自動的に行うことができる。この場合、検出部としては、例えば複写機の原稿台に設けたカバーオープン検出スイッチなど、装置の可動部の動きに応じてON/OFFするスイッチを用いる。
【0006】
さらに、待機モード時に装置の手動操作部に副電源回路から電力を供給し、手動操作部において手動操作が検出された時点で主電源回路をONにするように構成すれば、ユーザが手動操作部を操作した時点で通常動作モードに自動的に復帰する。
【0007】
上述したような、交流電源電圧を該機器に適した直流電圧に変換する電源装置の一般的な構成を図6に示す。
【0008】
図6に示す電源装置101には、交流電源ACに対して主電源回路101aと副電源回路101bとが並列に設けられている。このような電源装置は通常、交流電源電圧をトランスで降圧し、それを整流して平滑コンデンサである程度の平滑化を行う回路を備えている。
【0009】
電源装置101には、主電源スイッチSWのONによって交流電源電圧VACが印加される。さらに主電源回路101aは、通常動作モード時においてCPU121からの指示でリレー励磁回路122によってON/OFFを行うリレースイッチ102によって電源が投入されるようになっている。電源が投入されるとトランス103によって交流電源電圧VACの降圧を行い、全波整流回路104によって整流する。そして、平滑コンデンサ105によって平滑化を行ってそのまま電圧VHとして出力したり、シリーズレギュレータ106でさらに降圧し安定化させた電圧VBとして出力したりする。
【0010】
また、主電源スイッチSWがONであるときは、副電源回路101bのトランス111には常に電源が投入され、トランス111によって交流電源電圧VACの降圧を行い、全波整流回路112で整流する。そして、平滑コンデンサ113によって平滑化を行ってレギュレータ114で5Vといった低い電圧VDに降圧し、平滑コンデンサ115で平滑化して出力する。この電圧VDは省電力モード時にも常に動作させる必要のあるCPU121の電源電圧となっている。省電力モード時には、CPU121とリレーコイル励磁回路122とによってリレースイッチ102をOFFとし、副電源回路101bのみに電源を投入する。なお、前記リレーコイル励磁回路122では、CPU121からインバータ122aを介して励磁指示用の信号を出力してリレーコイル122bに電流を流すようになっており、この励磁電流を遮断するときに保護ダイオード122cで還流を行う回路となっている。
【0011】
このような電源装置101は、特に、複写機やプリンタ、複合機などの、通常動作モードと省電力モードとを備えていて省電力の要請が高い画像形成装置の電源装置として用いられる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した電源装置101では、副電源回路101bを用いることにより待機モード時の省電力化をある程度達成しているものの、副電源回路101bに用いるトランス111の励磁電流は常に流れる状態となる。副電源回路101bには全波整流回路112と平滑コンデンサ112とが設けられているので、平滑コンデンサ112の充電電圧を越える電圧が全波整流回路112から出力される期間にのみ平滑コンデンサ112への充電電流が流れる。従って、全波整流回路112に電流が流れていない期間にはトランス111の1次負荷電流は流れないが、励磁電流は常に流れる。
【0013】
電流の小さい省電力モードにとっては、励磁電流が流れることにより発生する渦電流損およびヒステリシス損といった鉄損が無視できない大きさとなるため、省電力モード時の省電力化に限界が生じていた。
【0014】
本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、省電力モード時におけるトランスでのエネルギー損失を低減してさらなる省電力化を図ることのできる電源装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の電源装置は、上記課題を解決するために、交流電源電圧の変圧を行うトランスと、上記トランスによる変圧後の整流を行う整流回路と、上記整流回路による整流後の電圧の平滑化を行う平滑コンデンサと、上記平滑コンデンサの出力電圧を用いて被電力供給機器の通常動作モード用の直流電圧および上記被電力供給機器の省電力モード用の直流電圧を生成する電源回路とを備える電源装置であって、上記トランスの入力電流のスイッチングを行うことが可能であり、省電力モード時に上記電源回路によって生成される省電力モード用の直流電圧が正常値に保たれるように、上記スイッチングを行って上記トランスへの上記交流電源電圧の印加時間を調整するスイッチング手段を備えていることを特徴としている。
【0016】
上記の発明によれば、通常動作モード時と省電力モード時とで直流電圧の生成にトランスと平滑コンデンサとを共用しており、通常動作モード時にはスイッチング手段を常時導通させておけば被電力供給機器の通常動作を行うことができる一方、省電力モード時にはスイッチング手段によってトランスの入力電流のスイッチングを行ってトランスへの交流電源電圧の印加時間を調整し、省電力モード用に生成する直流電圧を正常値に保つことができる。省電力モード時に通常動作モード用のみの直流電圧を生成する必要はないので、平滑コンデンサの出力電圧が電源回路に対して通常動作モード用の入力電圧として十分でなくとも、省電力モード用の入力電圧として十分であればよい。スイッチング手段の遮断期間には平滑コンデンサから電源回路に電力を供給することができるので、導通期間と遮断期間とを通して電源回路の省電力モード用の出力電圧が正常値に保たれるようにスイッチング手段のスイッチングのタイミングを設定する。
【0017】
スイッチング手段の遮断期間にはトランスの入力電流が遮断されるので、励磁電流は流れなくなり、この期間のトランスの鉄損をなくすことができる。
【0018】
以上により、省電力モード時におけるトランスでのエネルギー損失を低減してさらなる省電力化を図ることのできる電源装置を提供することができる。
【0019】
さらに本発明の電源装置は、上記課題を解決するために、上記スイッチング手段のスイッチングのタイミングを、上記交流電源電圧のゼロクロスタイミングを基準にして決定することを特徴としている。
【0020】
上記の発明によれば、交流電源電圧のゼロクロスタイミングを基準にしてスイッチング手段のスイッチングのタイミングを決定するので、スイッチングのタイミングをゼロクロスタイミングにできるだけ近いタイミングとすることにより、ノイズの発生を抑制することができる。
【0021】
さらに本発明の電源装置は、上記課題を解決するために、上記スイッチング手段のスイッチングを周期的に行い、各導通期間と各遮断期間とをそれぞれ上記交流電源電圧の周期の整数倍とすることを特徴としている。
【0022】
上記の発明によれば、スイッチングの各導通期間と各遮断期間とをそれぞれ交流電源電圧の周期の整数倍とするので、スイッチングによる高次の高調波の発生を抑制することができる。
【0023】
さらに本発明の電源装置は、上記課題を解決するために、上記被電力供給機器へ電力を供給しながら上記被電力供給装置への出力電圧生成過程における所定の電圧の波形情報を取得して、波形の所定の特徴から上記スイッチング手段のスイッチングのタイミングを決定することを特徴としている。
【0024】
上記の発明によれば、被電力供給機器へ電力を供給しながら、上記被電力供給装置への出力電圧生成過程における所定の電圧、例えば交流電源電圧や平滑コンデンサの出力電圧といった電圧の波形情報を取得する。そして、その波形の所定の特徴から、例えばゼロクロスタイミングや、電圧が所定値以下となっているといった特徴から、スイッチング手段のスイッチングのタイミングを決定する。
【0025】
これにより、現時点の交流電源電圧の状態に適切なスイッチングのタイミングが得られる。従って、交流電源の電圧低下など不慮の事態が発生しても電源回路の省電力モード用の出力電圧を正常値に保つ制御を行うことができる。また、予めスイッチングのタイミングを設定しておく必要がなく、電圧値や周波数が異なる交流電源電圧にも新たな設定を行うことなく対応することができる。
【0026】
さらに本発明の電源装置は、上記課題を解決するために、上記スイッチング手段は、上記トランスの1次側に直列に挿入される、リレーとトライアックとの並列回路を備えていることを特徴としている。
【0027】
上記の発明によれば、通常動作モード時にはリレーを常時導通させるとともにトライアックを常時遮断させ、省電力モード時にはリレーを常時遮断させるとともにトライアックにスイッチングを行わせることができる。従って、スイッチング手段を安価な汎用部品を用いて構成することができる。
【0028】
さらに本発明の電源装置は、上記課題を解決するために、上記スイッチング手段は、上記トランスの1次側に直列に挿入される、正特性サーミスタとトライアックとの並列回路を備えていることを特徴としている。
【0029】
上記の発明によれば、まず起動時に正特性サーミスタに電流を流し、通常動作モード時には正特性サーミスタを自己発熱で実質的に電流が流れない状態としてトライアックを常時導通させ、省電力モード時には正特性サーミスタの実質的な遮断を保ちながら、トライアックにスイッチングを行わせることができる。正特性サーミスタは無接点であって応答速度が速いので、ノイズなどに影響することなく長期的に安定した動作が可能となる。
【0030】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について、図1ないし図5を用いて説明すれば、以下の通りである。
【0031】
図1に、本実施の形態に係る電源装置1の構成を示す。電源装置1は、スイッチング部2、トランス3、全波整流回路4、平滑コンデンサ5、電源回路6、電源電圧情報取得部7、ノンレギュレーション電圧情報取得部8、CPU9、および主電源スイッチSWを備えている。なお、CPU9は電源装置1に固有のものでもよいし、電源装置1に対する被電力供給機器に備えられているものでもよい。本実施の形態では、被電力供給機器として、特に、複写機やプリンタ、複合機などの、通常動作モードと省電力モードとを備える画像形成装置を想定している。
【0032】
電源装置1は主電源スイッチSWのONによって交流電源ACから交流電源電圧VACが印加されるようになっている。スイッチング部(スイッチング手段)2は、トランス3への交流電源電圧VACの印加時間を調整するために、トランス3の1次側への入力電流のスイッチングを行う。トランス3は、印加された交流電源電圧VACの降圧を行う。全波整流回路(整流回路)4は、トランス3の2次側の電圧を全波整流するダイオードブリッジである。平滑コンデンサ5は、全波整流回路4により生成される脈流の電圧を平滑化する。平滑コンデンサ5の出力電圧は電源回路6の入力電圧となる。電源回路6は、入力電圧をそのまま電圧VHとして出力する他、入力電圧をシリーズレギュレータ61によって降圧した電圧VBを生成して出力し、さらに電圧VBをシリーズレギュレータ62によって降圧した電圧VD(ここでは5Vとする)を生成して出力する。
【0033】
電圧VHは常に平滑コンデンサ5の出力電圧に等しく、被電力供給機器の通常動作モード時にはほぼ直流電圧となる一方、省電力モード時にはスイッチング部2のスイッチングに応じて増減する電圧となる。電圧VBは通常動作モード時には安定化直流電圧となる一方、省電力モード時にはスイッチング部2のスイッチングに応じて増減する電圧となる。電圧VDは、通常動作モード時および省電力モード時を通して安定化直流電圧となる。電圧VH・VBは通常動作モード用の直流電圧であり、電圧VDは通常動作モード用および省電力モード用の直流電圧である。
【0034】
電源電圧情報取得部7は、交流電源電圧VACの波形情報を逐次取得してCPU9に入力する。また、ノンレギュレーション電圧情報取得部8は、平滑コンデンサ5の出力電圧、すなわち電源回路6に入力されるノンレギュレーション電圧の波形情報を逐次取得してCPU9に入力する。CPU9は、スイッチング部2の導通および遮断を制御する。特に省電力モード時においては、電源電圧情報取得部7から逐次入力される波形情報、または、ノンレギュレーション電圧情報取得部8から逐次入力される波形情報に基づいて、スイッチング部2にその波形に適したスイッチングを行うように制御する。CPU9は電源回路6が出力する電圧VDを電源電圧として動作する。
【0035】
次に、スイッチング部2の細部について説明する。スイッチング部2は起動リレースイッチ21とトライアック(双方向性サイリスタ)23との並列回路を備えており、この並列回路がトランス3の一次巻線と直列になるように挿入されている。スイッチング部2には、起動リレースイッチ21と対をなすリレーコイル励磁回路22が設けられており、リレーコイル励磁回路22はインバータ22a、リレーコイル22b、および保護ダイオード22cを備えている。これらは、図6のインバータ122a、リレーコイル122b、および保護ダイオード122cと同様の機能を有する。リレーコイル励磁回路22は電圧VDを電源電圧とし、インバータ22aにはCPU9の端子OUT2から起動リレースイッチ21のON/OFF制御用の信号が入力される。
【0036】
また、トライアック23のゲート回路を構成する素子として、フォトトライアック(双方向性光サイリスタ)24、抵抗25・26、コンデンサ27、および発光ダイオード28を備えている。フォトトライアック24と抵抗25と抵抗26とは直列に接続され、この直列回路が、フォトトライアック24をトライアック23のT1端子側として、トライアック23と並列に接続されている。コンデンサ27は抵抗26と並列に接続されている。抵抗25と抵抗26とコンデンサ27との接続点はトライアック23のゲートに接続されている。発光ダイオード28はフォトトライアック24と光結合されており、アノードはCPU9の端子OUT1に、カソードはGNDに接続されている。端子OUT1からは、省電力モード時に図2にOUT1で示すようなパルス信号(信号OUT1とする)が出力され、信号OUT1のパルスの立ち上がり期間に発光ダイオード28を発光させて、この光をフォトトライアック24のトリガーパルスとする。そしてフォトトライアック24が導通するとトライアック23のゲートにトリガーが入力され、トライアック23が導通する。トライアック23の遮断タイミングは、トライアック23を流れる電流値で制御される。
【0037】
起動時と通常動作モード時とには、起動リレースイッチ21が導通状態とされ、トライアック23は遮断状態とされる。省電力モード時には、起動リレースイッチ21が遮断状態とされ、トライアック23はスイッチングを行うように制御される。
【0038】
次に、電源電圧情報取得部7の細部について説明する。電源電圧情報取得部7は、抵抗71、発光ダイオード72・73、フォトトランジスタ74、およびプルアップ抵抗75を備えている。発光ダイオード72と発光ダイオード73とは逆並列に接続されており、この逆並列回路が抵抗71と直列に接続されている。そしてこの直列回路の両端に交流電源電圧VACが印加されるようになっている。また、フォトトランジスタ74は発光ダイオード72・73と光結合されており、コレクタはCPU9の端子ALに、エミッタはGNDにそれぞれ接続されている。また、プルアップ抵抗75は、フォトトランジスタのコレクタを電圧VDのラインに接続している。
【0039】
上記逆並列回路には、交流電源電圧VACの正の半波と負の半波とで発光ダイオード72・73のそれぞれに交互に電流が流れる。フォトトランジスタ74は、発光ダイオード72・73から出力された光を受光すると、受光強度に応じてコレクタ・エミッタ間のインピーダンスを変化するので、コレクタ電位が交流電源電圧VACに応じた変化をする。従って、交流電源電圧VACの波形情報として、波形そのものの変化の仕方が得られる。
【0040】
さらに電源電圧情報取得部7は、比較器76および基準電圧源77を備えている。基準電圧源77は直流の基準電圧Vref1を発生している。比較器76は、端子ALに入力される電圧(電圧ALとする)と基準電圧Vref1とを比較し、電圧ALが基準電圧Vref1よりも大きい期間がパルスの立ち上がり期間となる信号VZCを出力し、CPU9の端子IN1に入力する。基準電圧Vref1は電圧VDを分圧するなどして得られ、電圧VDよりは小さく、これに近い値となっている。これにより、信号VZCのパルスは、図2や図4に示すように交流電源電圧VACのゼロクロスタイミングを間に含む鋭いパルスとなる。従って、交流電源電圧VACの波形情報として、ゼロクロスタイミングが取得される。
【0041】
次に、ノンレギュレーション電圧情報取得部8の細部について説明する。ノンレギュレーション電圧情報取得部8は、比較器81、抵抗82、およびツェナーダイオード83を備えている。抵抗82の一端は電圧VDのラインに接続されており、他端はツェナーダイオード83のカソードに接続されている。ツェナーダイオード83のアノードはGNDに接続されている。ツェナーダイオード83のカソード電圧は比較器81の基準電圧Vref2となっており、電圧VDが変動した場合にも一定値として得られるようになっている。比較器81は、平滑コンデンサ5の出力電圧(電圧VH)と基準電圧Vref2とを比較し、電圧VHが基準電圧Vref2よりも低くなる期間がパルスの立ち上り期間となる信号VMを出力して、CPU9の端子IN2に入力する。従って、電圧VHの波形情報として、電圧VHが基準電圧Vref2よりも低くなる期間の情報が取得される。
【0042】
次に、上記の構成の電源装置1の動作について説明する。図2に、電源装置1を備える複写機の動作シーケンスと電源装置1の各電圧波形とを示す。
【0043】
時刻T1で電源装置1の主電源スイッチSWがON状態とされると、起動リレースイッチ21はノーマルオンであるのでトランス3に交流電源電圧VACが印加され、複写機は通常動作モードとなる。これと同時に、電源装置1の電源回路6からは、電圧VH・VB・VDが通常動作モード用の電圧値で出力される。複写機は定着装置のウォームアップに入り、ファンが低速モードで回転する。時刻T2では複写機はコピー待ちの状態となり、ファンが高速モードで回転する。時刻T3でコピー指示が行われると、これに合わせて電圧VHをメインモータ用および帯電用の電圧に用いて画像形成を行う。時刻T4でコピーが終了したとすると、プレヒートモードに入り、ファンは低速モードとなって次のコピー指示が行われるまで待機する。
【0044】
そして、時刻T4から所定時間が経過した時刻T5では、起動リレースイッチ21が遮断され、複写機は省電力モードとなる。この省電力モードにおけるスイッチング部2のスイッチングについて以下に説明する。
【0045】
交流電源電圧VACが図2に示すような波形であるとすると(便宜上時間のスケールは拡大してある)、電源電圧情報取得部7は時刻T1から交流電源電圧VACの波形情報を逐次取得しており、CPU9は同図に示す信号VZCが入力されることによってゼロクロスタイミングを認識している。省電力モードでは、例えば図3に示すように交流電源電圧VACの8周期分をトライアック23の遮断期間、その後に続く2周期分をトライアック23の導通期間にするとする。従って、CPU9は時刻T5から信号VZCのゼロクロスタイミングを示すパルスをカウントしていく。このときの交流電源電圧VACと信号VZCとの関係を図4に示す。CPU9は、信号VZCの9個目のパルスと10個目パルスとを認識したときにそれぞれパルスが立ち上がる信号OUT1を、発光ダイオード28に出力する。
【0046】
発光ダイオード28の光はフォトトライアック24のトリガーパルスとなるが、フォトトライアック24のターンオン条件と導通期間との確保のために、以下のような設定がなされている。フォトトライアック24の導通期間はトライアック23がターンオンするまで持続させたいものであるため、この導通期間にはフォトトライアック24をトランス3の入力電流が流れる。入力電流は励磁電流と1次負荷電流との和になるが、1次負荷電流はトランス3の2次側の電圧が平滑コンデンサ5の充電電圧よりも大きくなるまで流れないので、最初は励磁電流のみとなる。この励磁電流は通常動作モード時にはやや歪んだ波形となっているが、これを、鉄損電流成分と磁化電流成分とからなる、交流電源電圧VACと周波数の等しい等価電流で近似することができる。この等価電流は通常動作モード時には交流電源電圧VACよりも位相が遅れた状態であり、また、1次負荷電流は、2次負荷電流の歪みに応じた波形が前記ゼロクロスタイミングよりも遅れて立ち上がる。
【0047】
従って、省電力モード時にある期間においてこれらの電流の和でフォトトライアック23の導通を成立させるために、コンデンサ27の値を設定して励磁電流の位相を進める補償を行い、信号OUT1のトリガーパルスの入力中の電流値をフォトトライアック24のターンオン条件に合うようにし、さらに導通期間の持続を可能とする。これにより、トライアック23のゲートに入力されるトリガーが、トライアック23のターンオンまで持続され、トライアック23が導通すると、電流はトライアック23の方に多く流れようとしてフォトトライアック24は遮断する。従って、トライアック23のゲート回路の素子定数とトライアック23の特性とを適切に選択すれば、トライアック23を前記ゼロクロスタイミングに近いタイミングで導通させることができる。また、信号OUT1のパルスは、図3に従うと、交流電源電圧VACの2周期分にわたってトライアック23を導通させるように出力される。(図2では便宜上1周期分だけ図示してある。)トライアック23にトリガーパルスが加えられなくなって、流れる電流が保持電流以下となったら、トライアック23は遮断する。
【0048】
このようにして、省電力モードが開始されてから図2の時刻TAまではトライアック23が遮断して、平滑コンデンサ5のみからの電力供給となり、電圧VH・VBは低下していく。しかし、電圧VH・VBの値は電圧VDを正常値の5Vに生成するには十分な値となるように、トライアック23の遮断期間を交流電源電圧VACの何周期分とするかについての限度を決めている。そして、時刻TAから交流電源電圧VACの所定周期分だけトライアック23を導通させて電圧VH・VBを回復させる。以後、時刻TB・TCといったように周期的にこれを繰り返していく。時刻T6で主電源スイッチSWが遮断される。
【0049】
以上のように、本実施の形態の電源装置1によれば、通常動作モード時と省電力モード時とで電圧VH・VB・VCの生成にトランス3と平滑コンデンサ5とを共用しており、通常動作モード時にはスイッチング部2を起動リレースイッチ21により常時導通させておけば被電力供給機器の通常動作を行うことができる一方、省電力モード時にはスイッチング部2のトライアック23によってトランス3の入力電流のスイッチングを行ってトランス3への交流電源電圧VACの印加時間を調整し、省電力モード用に生成する電圧VCを正常値に保つことができる。
【0050】
省電力モード時に通常動作モード用のみの電圧VH・VBを生成する必要はないので、平滑コンデンサ5の出力電圧が電源回路6に対して通常動作モード用の入力電圧として十分でなくとも、省電力モード用の入力電圧として十分であればよい。スイッチング部2の遮断期間には平滑コンデンサ5から電源回路6に電力を供給することができるので、導通期間と遮断期間とを通して電源回路6の省電力モード用の出力電圧である電圧VCが正常値に保たれるようにスイッチング部2のスイッチングのタイミングを設定する。
【0051】
スイッチング部2の遮断期間にはトランス3の入力電流が遮断されるので、励磁電流は流れなくなり、この期間のトランス3の鉄損をなくすことができる。従って、電源装置1では、省電力モード時におけるトランス3でのエネルギー損失を低減してさらなる省電力化を図ることができる。
【0052】
また、電源装置1によれば、交流電源電圧VACのゼロクロスタイミングを基準にしてスイッチング部2のスイッチングのタイミングを決定するので、スイッチングのタイミングをゼロクロスタイミングにできるだけ近いタイミングとすることにより、ノイズの発生を抑制することができる。
【0053】
また、電源装置1では、スイッチングのタイミングを前記ゼロクロスタイミングにできるだけ近いタイミングとした上で、スイッチングの各導通期間と各遮断期間とをそれぞれ交流電源電圧VACの周期の整数倍としている。従って、スイッチングによる高次の高調波の発生を抑制することができる。
【0054】
また、電源装置1によれば、被電力供給機器へ電力を供給しながら、電源電圧情報取得部7によって交流電源電圧VACのゼロクロスタイミングを波形情報として取得する。そして、ゼロクロスタイミングからスイッチング部2のスイッチングのタイミングを決定している。これにより、現時点の交流電源電圧VACの状態に適切なスイッチングのタイミングが得られる。従って、交流電源ACの電圧低下など不慮の事態が発生しても電源回路6の省電力モード用の出力電圧である電圧VDを正常値に保つ制御を行うことができる。また、予めスイッチングのタイミングを設定しておく必要がなく、電圧値や周波数が異なる交流電源電圧にも新たな設定を行うことなく対応することができる。
【0055】
またこのことは、一般に、被電力供給装置への出力電圧生成過程における所定の電圧の波形情報を取得して、その特徴からスイッチングのタイミングを決定する場合について言える。一例として、電源装置1において平滑コンデンサ5の出力電圧の波形情報を取得する場合について説明する。
【0056】
図1のノンレギュレーション電圧情報取得部8は、前述したように平滑コンデンサ5の出力電圧である電圧VHの大きさを波形情報として取得する。事故などにより交流電源電圧VACが低下して、図4に示すように電圧VHがVref2よりも低下したときに、同図に示す信号VMを出力する。CPU9は信号VMが入力されると、そのパルスによって、電圧VDを正常値に保つためにトライアック23を導通させなければならないことを認識し、スイッチング部2にトライアック23の導通の指示を与える信号OUT1を出力する。これにより、現時点の交流電源電圧VACの状態に適切なスイッチングのタイミングが得られる。
【0057】
また、同様の理由により、電源電圧情報取得部7によって取得されてCPU9の端子ALに入力される波形情報を用いてもよい。
【0058】
また、電源装置1は、スイッチング部2は、トランス3の1次側に直列に挿入される、起動リレースイッチ21とトライアック23との並列回路を備えている。そして、これにより、通常動作モード時には起動リレースイッチ21を常時導通させるとともにトライアック23を常時遮断させ、省電力モード時には起動リレースイッチ21を常時遮断させるとともにトライアック23にスイッチングを行わせることができる。従って、スイッチング部2を安価な汎用部品を用いて構成することができる。
【0059】
次に、スイッチング部2の他の形態を図5に示す。図5のスイッチング部2は、図1のスイッチング部2の起動リレースイッチ21を正特性サーミスタPTで置き換えた構成である。トライアック23とその制御回路とは図1と同様でよい。
【0060】
この構成によれば、まず起動時に正特性サーミスタPTに電流を流し、通常動作モード時には正特性サーミスタPTを自己発熱で実質的に電流が流れない状態として、さらにトライアックを常時導通させる。そして、省電力モード時には正特性サーミスタPTの実質的な遮断を保ちながら、トライアック23にスイッチングを行わせることができる。正特性サーミスタPTは無接点であって応答速度が速いので、ノイズなどに影響することなく長期的に安定した動作が可能となる。
【0061】
【発明の効果】
本発明の電源装置は、以上のように、交流電源電圧の変圧を行うトランスと、上記トランスによる変圧後の整流を行う整流回路と、上記整流回路による整流後の電圧の平滑化を行う平滑コンデンサと、上記平滑コンデンサの出力電圧を用いて被電力供給機器の通常動作モード用の直流電圧および上記被電力供給機器の省電力モード用の直流電圧を生成する電源回路とを備える電源装置であって、上記トランスの入力電流のスイッチングを行うことが可能であり、省電力モード時に上記電源回路によって生成される省電力モード用の直流電圧が正常値に保たれるように、上記スイッチングを行って上記トランスへの上記交流電源電圧の印加時間を調整するスイッチング手段を備えている構成である。
【0062】
それゆえ、スイッチング手段の遮断期間にはトランスの入力電流が遮断されるので、励磁電流は流れなくなり、この期間のトランスの鉄損をなくすことができる。
【0063】
以上により、省電力モード時におけるトランスでのエネルギー損失を低減してさらなる省電力化を図ることのできる電源装置を提供することができるという効果を奏する。
【0064】
さらに本発明の電源装置は、以上のように、上記スイッチング手段のスイッチングのタイミングを、上記交流電源電圧のゼロクロスタイミングを基準にして決定する構成である。
【0065】
それゆえ、スイッチングのタイミングをゼロクロスタイミングにできるだけ近いタイミングとすることにより、ノイズの発生を抑制することができるという効果を奏する。
【0066】
さらに本発明の電源装置は、以上のように、上記スイッチング手段のスイッチングを周期的に行い、各導通期間と各遮断期間とをそれぞれ上記交流電源電圧の周期の整数倍とする構成である。
【0067】
それゆえ、スイッチングによる高次の高調波の発生を抑制することができるという効果を奏する。
【0068】
さらに本発明の電源装置は、以上のように、上記被電力供給機器へ電力を供給しながら上記被電力供給装置への出力電圧生成過程における所定の電圧の波形情報を取得して、波形の所定の特徴から上記スイッチング手段のスイッチングのタイミングを決定する構成である。
【0069】
それゆえ、現時点の交流電源電圧の状態に適切なスイッチングのタイミングが得られ、交流電源の電圧低下など不慮の事態が発生しても電源回路の省電力モード用の出力電圧を正常値に保つ制御を行うことができるという効果を奏する。また、予めスイッチングのタイミングを設定しておく必要がなく、電圧値や周波数が異なる交流電源電圧にも新たな設定を行うことなく対応することができるという効果を奏する。
【0070】
さらに本発明の電源装置は、以上のように、上記スイッチング手段は、上記トランスの1次側に直列に挿入される、リレーとトライアックとの並列回路を備えている構成である。
【0071】
それゆえ、スイッチング手段を安価な汎用部品を用いて構成することができるという効果を奏する。
【0072】
さらに本発明の電源装置は、以上のように、上記スイッチング手段は、上記トランスの1次側に直列に挿入される、正特性サーミスタとトライアックとの並列回路を備えている構成である。
【0073】
それゆえ、無接点であって応答速度が速い正特性サーミスタによって、ノイズなどに影響することなく長期的に安定した動作のスイッチング手段を構成することが可能となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る電源装置の構成を示す回路ブロック図である。
【図2】図1の電源装置を備える複写機の動作シーケンスと、電源装置の各電圧波形とを示すタイミング図である。
【図3】交流電源電圧の周期の整数倍でスイッチングのタイミングを設定することを説明するための波形図である。
【図4】所定の電圧の波形情報を取得することを説明するための波形図である。
【図5】図1の電源装置が備えるスイッチング部の他の形態の構成を示す回路図である。
【図6】従来の電源装置の構成を示す回路ブロック図である。
【符号の説明】
1 電源装置
2 スイッチング部(スイッチング手段)
3 トランス
4 全波整流回路(整流回路)
5 平滑コンデンサ
6 電源回路
21 起動リレースイッチ(リレー)
23 トライアック
PT 正特性サーミスタ
VAC 交流電源電圧
VH 電圧(直流電圧)
VB 電圧(直流電圧)
VD 電圧(直流電圧)
Claims (6)
- 交流電源電圧の変圧を行うトランスと、上記トランスによる変圧後の整流を行う整流回路と、上記整流回路による整流後の電圧の平滑化を行う平滑コンデンサと、上記平滑コンデンサの出力電圧を用いて被電力供給機器の通常動作モード用の直流電圧および上記被電力供給機器の省電力モード用の直流電圧を生成する電源回路とを備える電源装置であって、
上記トランスの入力電流のスイッチングを行うことが可能であり、省電力モード時に上記電源回路によって生成される省電力モード用の直流電圧が正常値に保たれるように、上記スイッチングを行って上記トランスへの上記交流電源電圧の印加時間を調整するスイッチング手段を備えていることを特徴とする電源装置。 - 上記スイッチング手段のスイッチングのタイミングを、上記交流電源電圧のゼロクロスタイミングを基準にして決定することを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
- 上記スイッチング手段のスイッチングを周期的に行い、各導通期間と各遮断期間とをそれぞれ上記交流電源電圧の周期の整数倍とすることを特徴とする請求項2に記載の電源装置。
- 上記被電力供給機器へ電力を供給しながら上記被電力供給装置への出力電圧生成過程における所定の電圧の波形情報を取得して、波形の所定の特徴から上記スイッチング手段のスイッチングのタイミングを決定することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の電源装置。
- 上記スイッチング手段は、上記トランスの1次側に直列に挿入される、リレーとトライアックとの並列回路を備えていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の電源装置。
- 上記スイッチング手段は、上記トランスの1次側に直列に挿入される、正特性サーミスタとトライアックとの並列回路を備えていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の電源装置。
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