JP2004040789A - デコーダを用いたビデオ表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、ビデオ/オーディオ情報を連続的に受信し、該情報を復号し表示するビデオ信号として出力するためのデコーダに適用できる、表示されるビデオ信号を発生させる方法を提供する。
【解決手段】この方法は、フリーズフレーム(フリーズ)コマンド又はチャネル切換(チャネルホッピング)コマンド時に、受信された最新のフレームをデコーダのフレームプレーンに記録し、その後このフレームプレーンは表示のため活性化されビデオプレーンは非活性化される。そうすることにより、チャネルホップ又はフリーズフレーム後の継続時のオーディオ/ビデオ同期化段階において従来表示される中間の黒い画面を表示させないようにすることができる。
【選択図】   図1a

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示されるビデオ信号を、デコーダを用いて発生させる方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
特にビデオデコーダを用いる受信及び表示システムにおいて、ユーザがビデオの通常再生を中断させる何らかの特殊な機能を命令すると表示の問題が生じる。該特殊な機能とは、例えば
当技術分野において一般的に用いられる専門用語に従って我々が以下の開示においてフリーズ又はフリーズ/継続と呼ぶ、フリーズフレームの後連続ディスプレイを再開(resume)させるコマンド、つまり、ディスプレイ画面に表示される画像をフリーズさせ、フリーズされる期間と等しい時間が経過した後通常の連続ディスプレイを再開させるコマンドや、
チャネル又はサービスの切換(チャネルホッピング)であり、その間ディスプレイが無くなりディスプレイモニタに黒い画面(black screen)が表示されることもある。
【0003】
低価格な、メモリが制限されたデコーダの場合、ビデオ受信サービスへのフリーズフレームコマンド時に最初に行われる動作は、「フリーズ」が起きたとき、復号化された最新のフレームのディスプレイをフリーズさせることである。しかしそうするためには、MPEGビデオ復号化処理が停止され、画面に表示されるフリーズされたフレームをメモリから削除しないようにしなくてはならない。これは、ビデオ復号化及び表示処理は、復号化された(I又はPの)参照フレームを記憶するのと同じビデオメモリ、並びに、復号化されたフレームを含み、フレームバッファと呼ばれるビデオディスプレイメモリ中のBフレーム(一般的にビデオメモリ内にその全体は記憶されない)の一部にアクセスするからである。復号化処理が常に表示処理より先に行われるのは、この処理は、復号化されたフレームのフレームバッファへの書き込みを、表示処理が該フレームを読み出して表示する前に行うことを必要とするからである。更に、ビデオ復号化及び表示処理は、それぞれオーディオ復号化及び再生処理と同期化されるので、オーディオとビデオとは同期のままとなる。
【0004】
よって、ビデオ表示処理が一時停止される場合、最初にビデオ復号化処理を中止することによりオーディオ及びビデオ間の同期化を中断させることが必要である。オーディオサービスの復号化は、フリーズ時間を通して続き、ビデオ上でもはや同期化されていなくても、続くことがある。連続的表示(継続)を再開する際(たとえオーディオ出力が切られていたとしても)、ビデオ復号化処理を再始動(restart)させ、ビデオがオーディオに再同期化されるまで待ち、最後にビデオ表示を復元(restore)することが必要である。しかし、ビデオ復号化が再始動されるときには、先に「フリーズされた」フレームがメモリから削除される。よって、ビデオ復号化を再始動させる前に、ビデオディスプレイ再開前の、ビデオからオーディオへの再同期化段階を通して、一時的な黒い画面を表示させることが必要である。尚、再同期化の段階は数百ミリ秒かかり、その間黒い画面が表示されユーザがビデオサービスの再始動を待つことになる。
【0005】
チャネルホッピング(チャネル切換)の間、制約はビデオ部分のフリーズフレームコマンド時と同じである。3つの大きな相違点がチャネルホッピングとフリーズ/継続とを区別する。
まず、チャネルホッピング中は、復号化された最新の参照フレームがディスプレイ上にフリーズされると、オーディオデジタル/アナログ変換器(オーディオDAC)の出力が切られ、オーディオ復号化が停止されなければならないのに対し、フリーズ/継続コマンドの場合、オーディオ復号化及び再生は、フリーズの期間中オーディオの継続が所望されるか否かによって継続してもよい。
次に、チャネルホッピング中は、前のサービスのビデオのフリーズ及び次の新しいサービスの続行との間には意味上のサービスの違いがあるのに対し、フリーズ/継続コマンドの場合、サービスは同じままである。
3つめに、チャネルホッピング中は、ビデオのフリーズとビデオの再始動とを分ける期間はチャネルホッピングの時間に直接関わり、変動することがあるのに対し、フリーズ/継続コマンドの場合は、該期間はユーザ又はアプリケーション部分の制御下である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、これら3つの相違点とは関係なく、ビデオからオーディオへの再同期化段階における黒い画面の問題は、次のサービスを再始動させるとき、チャネルホッピングの場合でもフリーズ/継続の場合でも同じように生じる。
【0007】
【課題を解決するための手段】
よって、本発明は、表示されるビデオ信号を発生させる方法に関し、該方法は、ビデオ/オーディオ情報を連続的に受信し、該情報を復号し表示するビデオ信号として出力するためのデコーダに適用できる。そのようなデコーダは、少なくとも1つのビデオフレームディスプレイメモリ即ちビデオプレーンと、固定フレームディスプレイメモリ即ち静止プレーンとを含み、該静止プレーンはビデオプレーンとは独立しており、該ビデオ及び静止プレーンは相互に独立して活性化又は非活性化されることができる。この方法は、フリーズフレーム(フリーズ)又はチャネル切換(チャネルホッピング)等の特殊なコマンド時に、受信された最新のフレームを前記静止プレーンに記録し、その後静止プレーンのディスプレイを活性化しビデオプレーンのディスプレイを非活性化することを提供し、そうすることにより、特殊コマンド時のオーディオ/ビデオ同期化段階時において通常表示される中間の黒い画面を表示させないようにすることができる。
【0008】
静止プレーンに記録する前に本発明の方法は、
a.イントラ即ちIタイプ(MPEG基準による)の受信された最新のフレーム(In)を、デコーダの制御マイクロプロセッサメモリに転送するステップと、
b.前記最新のフレームをマイクロプロセッサによりソフトウェア復号化するステップと
を提供することができる。
【0009】
最新のフレームをマイクロプロセッサメモリに転送した後、オーディオ及びビデオ復号化は停止されることができ、また、音を切る動作が提供されることができる。
【0010】
同様に、特殊なコマンドは、オーディオ/ビデオ復号化が停止され、音が切れる誘因となることもある。復号化された最新のフレームは、ビデオプレーン中にフリーズされており、ビデオプレーンから静止プレーンへ転送されて静止プレーンで表示され、その後、オーディオ及びビデオ復号化が再始動される。
【0011】
デコーダが通常の動作に戻る間、ビデオプレーンは再活性化され、静止プレーンは非活性化され、またビデオはオーディオと同期してビデオプレーン中に再度連続的に表示される。
【0012】
更に、オーディオ及びビデオ復号化処理が再始動され、フレームが静止プレーンでフリーズされる間、オーディオ及びビデオは再同期化され、その後ビデオプレーンは再活性化され、静止プレーンは非活性化され、オーディオ出力は復元される。
【0013】
本発明の様々な目的及び特徴は、添付図面に関連して、以下の限定しない実施例の開示によってより明確にされる。
図1a及び1bは、ユーザにより初期化された、本発明によるディスプレイの方法の実施例を示すタイミング図であり、図1aはフリーズフレーム(フリーズ)コマンドに関し、図1bは受信チャネルの変更(チャネルホッピング)に関する。
図2a及び2bは、本発明による表示の方法の様々な実施形態の例を示すタイミング図であり、図2aにおいてはフリーズフレーム(フリーズ)コマンド、図2bにおいては受信チャネルの変更(チャネルホッピング)コマンドにより初期化されたときの例である。
【0014】
【発明の実施の形態】
ビデオデコーダは、表示のために、そのディスプレイへのビュー(view)を有するビデオ情報を一時的に記録するためのビデオメモリ即ちビデオプレーンと、表示される固定フレームを一時的に記録するためのフレームメモリ即ちフレームプレーンと、表示されるグラフィック又は英数字情報を記録するためのグラフィックスメモリ即ちグラフィックスプレーンとをデコーダの動作オプションに従って含む。
【0015】
一般的に、デコーダの通常動作を変更するためにユーザが例えばフリーズフレームの後のフレーム再開コマンド(フリーズ)又はチャネル変更(チャネルホッピング)コマンドなどの特殊なコマンドを与えるとき、本発明の方法は、受信された最新のフレームを一時メモリに記録して、この最新のフレームがディスプレイ画面に表示されることができるようにする。例えば、低価格なデコーダでは、フレームプレーンが提供されても多くの場合使用されない。その場合、この一時メモリをデコーダのフレームプレーンとしてもよい。
【0016】
デコーダの(静止)フレームプレーン及びビデオプレーンは、ディスプレイ中において、相互に独立して活性化又は非活性化されることができる。
【0017】
図1aのタイミング図では、本発明の方法の実施形態の例が開示され、該実施形態の例は、まず最初に、ユーザにより初期化される停止(フリーズ)コマンドの処理に適用される。
【0018】
行A1aは、バッファメモリをディマルチプレクサにより満たす処理を示し、該バッファメモリは、当技術分野において「レートバッファ」と呼ばれ、解凍前のオーディオ及びビデオデータが含まれる。
【0019】
行B1aは、ビデオ復号化ハードウェアプロセスを示す。
【0020】
行C1aは、ビデオ表示ハードウェアプロセスを示す。
【0021】
行D1aは、本発明による最新のフレームを復号化して該フレームを一時メモリ、例えばフレームプレーンに配置させるためのソフトウェアプロセスを示す。
【0022】
デコーダは、連続したビデオシーケンスを受信することが想定されている。図1aで、デコーダは、フレームInを受信する処理(ステップET1)を行っている。ビデオフレームInは、ディマルチプレクサからくるMPEG形式で符号化されたビデオストリームにおける検出の処理中であり、フレームInは、転送中に、ビデオ復号化処理より前の段階で、レートバッファに捕捉される。このステップの間、行C1aに示されるように、停止が命令される(フリーズ)。
【0023】
ステップET2では、MPEG基準によるイントラ又はIタイプである捕捉されたフレームInは、レートバッファからデコーダのCPU制御ユニットのRAMメモリへと転送される。
【0024】
ステップET3では、CPUのRAMメモリに捕捉されたフレームInは、YUV420フォーマットの名称で知られている特殊なフォーマットへ復号化される。
【0025】
ステップET4では、復号化されたフレームInは、図面及び本開示の他の部分では静止プレーンと称されるフレームプレーンに記録される。
【0026】
ステップET5では、静止プレーンが活性化され、ビデオプレーンが非活性化される。それは、ビデオを見るのをやめ、代わりに固定フレームInを画面上で見ているユーザのディスプレイモニタには、静止プレーンのコンテンツが表示されているということである。フレームInは静止プレーンではフリーズされて現れるということにも注目すべきである。この間、MPEGオーディオの復号化及び再生は同期して続けられる。
【0027】
動作のいくつかの場合において、画面に現れるフリーズされたフレームInは、表示される最新のビデオフレームに対応しないこともあり、それはビデオ復号化及び表示処理はビデオメモリにおいて並列して続けられてきたからである。しかし、CPUメモリにおけるフレームInの処理時間は、MPEG基準でGOP(グループ・オブ・ピクチャーズ)と呼ばれる、フレームのパケットの持続時間(12*40ミリ秒=480ミリ秒)より短いため、表示されるフリーズされたフレームInは、実際一時的にビデオデコーダにより表示される最新のフレームIに先行するフレームとなり(図1aにIn+1として示される)、2つのフレームの差はほとんどの場合においてユーザには認知できない。
【0028】
ステップET6では、デコーダの通常動作がユーザにより命令される。ビデオプレーンは再度活性化される。ビデオシーケンスが連続動作での再生を再開する頃には、ビデオプレーンのディスプレイは再度活性化されている。ビデオは直ちに再現し、依然としてオーディオと同期のままである。
【0029】
加えて、静止プレーンが非活性化される。
【0030】
図1bを参照しながら、チャネル切換又はチャネルホッピングに適用される、図1aの例と同様の、本発明による方法の例を開示する。図1bのタイミング図の行A1bから行D1bは、図1aの行A1aからD1aと同じ意味を持つ。
【0031】
ステップET’1(図1b)では、前述のステップ図1aのステップET1と同じように、デコーダは連続したビデオシーケンスを受信することが想定されている。ここではフレームInを受信する処理を行っている。ビデオフレームInは、ディマルチプレクサからくる、MPEG形式で符号化されたビデオストリームにおける検出処理を行っており、フレームInは、転送中に、ビデオ復号化処理より前の段階で、レートバッファに捕捉される。このステップの間、行C1bに示されるように、チャネルホッピングが命令される。
【0032】
ステップET’2では、捕捉されたフレームInは、レートバッファからデコーダのCPU制御ユニットのRAMメモリへと転送される。
【0033】
ステップET’3では、フレームIのRAMメモリへの転送の終わりに、オーディオ及びビデオデコーダが停止される。更に、オーディオデジタル−アナログ変換器(オーディオDAC)は切られる。その後フレームInはビデオプレーンにおいてフリーズされる。
【0034】
ステップET’4では、フレームIn(MPEG基準によるイントラ即ちIタイプの)は、RAMメモリ中にあり、ソフトウェア復号化(YUV420形式へ)される。
【0035】
ステップET’5では、復号化されたフレームInは、静止プレーンに記録される。
【0036】
ステップET’6では、フレーム(静止)プレーンは活性化され、ビデオプレーンは非活性化される。これは、ビデオを見るのをやめ、代わりに自分の画面上で固定フレームInを見ているユーザのディスプレイモニタにフレーム(静止)プレーンのコンテンツが表示されているということである。フレームInは静止プレーンではフリーズされて現れるということにも注目すべきである。
【0037】
この間、チャネルホッピング中にユーザが呼び出した新しいサービスが放送されるマルチプレクス(多重信号)の周波数にチューナ/復調器アセンブリが合わせられ、ディマルチプレクサは新しいサービスの全てのパケット識別子(MPEG基準でPIDSとして知られている)をディマルチプレクスしており、EMMs即ちエンタイトルメント・マネジメント・メッセージを取得した後オーディオ及びビデオデコーダが再始動される。オーディオ及びビデオは、新しいサービスの再同期化段階に入る。
【0038】
動作のいくつかの場合において、画面上に出現するフリーズされたフレームInは、表示される最新のビデオフレームと対応しないことも有り得る。それは、ビデオ復号化及び表示処理は、ビデオメモリ中で並列して続けられてきたからである。しかし、前述されるように、表示されるフリーズされたフレームInは、実際、一時的にビデオデコーダにより表示される最新のフレームに先行するフレームIとなり、2つの差はユーザには認知できない。
【0039】
ステップET’7では、ユーザによるチャネルホッピングコマンドが完了され、ユーザにより要求された新しいサービスのオーディオ及びビデオが同期化されると、ビデオプレーンは再度活性化され、オーディオデジタル/アナログ変換器(オーディオDAC)の出力は復元される。ビデオプレーンのディスプレイが再活性化され、ビデオはオーディオと同期して直ちに再現する。
【0040】
更に、静止プレーンは非活性化される。システムは再び初期動作状態となる。
【0041】
よって、前述のように開示された方法の例において、フリーズ又はチャネルホッピングを初期化するときに捕捉された最新のフレームのソフトウェアプロセッシングが行われる。これから開示するもう1つの例は、特殊な初期化をしたとき(フリーズ、チャネルホッピング等)、ビデオデコーダが直ちに停止され捕捉された最新のフレームがビデオプレーン中にフリーズされる方法の実施形態である。
【0042】
前述のように、最初に、フリーズコマンド(図2a)により初期化され、その後チャネルホップ(図2b)により初期化されるときの方法の動作を開示する。
【0043】
図2a及び図2bは、動作のタイミング図を示す。行A2a及びA2bは、ビデオ復号化のハードウェアプロセスを示し、行B2a及び行B2bは、CPUのRAMに記録された最新の捕捉されたフレームInに行われるソフトウェアプロセッシングを示す。
【0044】
図2aにおいては、ビデオフリーズがユーザにより初期化されると、ビデオデコーダは停止され復号化された最新のフレームInは、ビデオプレーンのディスプレイ上でフリーズされる(ステップST1)。
【0045】
ステップST1は、次にステップST2へと続き、該ステップST2では、復号化されたフレームInはフレームプレーン(静止プレーン)へ転送される。
【0046】
フレームプレーンは、ステップST3で活性化される。
【0047】
ステップST4では、ビデオプレーンが非活性化されるのとほぼ同時にフレームInが固定フレームとしてユーザの画面に表示される。更に、ビデオプレーンが再始動される。よって、ビデオデコーダが停止されるのはとても短い間であり、オーディオとビデオとの間の累積された遅延は少ない。更に、ビデオデコーダがオーディオに再同期化する(ステップST5)にかかる時間がとても短いことが図2aからも分かる。この間、フレームInは、固定フレームとしてまだ画面上に表示されている。
【0048】
ステップST6では、ビデオ及びオーディオが同期化され、ビデオプレーンが再度活性化される。連続的ビデオが直ちに再現しオーディオと同期化される。
【0049】
最後に、フレームプレーンが非活性化される(ステップST7)。システムは、再び元の状態である通常ビデオ再生に戻る。
【0050】
図2bを参照しながら、チャネル切換又はチャネルホッピングにより初期化された場合の、本発明の方法の様々な実施形態を開示する。
【0051】
チャネルホッピングがユーザにより初期化されると、ビデオフリーズが初期化される。ステップST’1では、ビデオ及びオーディオは停止され、オーディオは切られる(オーディオデジタル/アナログデコーダDACの切断)。復号化された最新の参照フレームInは、ビデオプレーンのディスプレイ上でフリーズされる。
【0052】
ステップST’2では、復号化されたフレームInは、DMA形式で静止プレーンへ転送される。
【0053】
静止プレーンはステップST’3で活性化される。
【0054】
ビデオプレーンはステップST’4で非活性化される。その後フレームInは、静止プレーンにフリーズされて現れ、フレームInはユーザの画面上に固定フレームとして表示される。
【0055】
この間、ユーザにより呼び出された新しいサービスがブロードキャストされるマルチプレクスの周波数にチューナ及び復調器が合わせられ、ディマルチプレクサが新しいサービスの全てのPIDSをディマルチプレクスした後(EMMsを取得した後)、オーディオ及びビデオデコーダが再始動される(ステップST’5)。オーディオ及びビデオは、新しいサービス上の再同期化段階に入る。
【0056】
チャネルホッピングの終わりに、つまり、オーディオ及びビデオプレーンが活性化されオーディオが復元されたとき(オーディオDACの復元)、新しいサービスのオーディオ及びビデオが同時に現れ同期化される。新しいサービスのビデオは、ユーザ画面上に連続的に現れる。
【0057】
静止プレーンは非活性化される。
【0058】
よって、前記開示された本発明の方法の実施形態の例は、ユーザによる特殊なコマンド(フリーズ、チャネルホッピング)の際に用いられることができ、それにより、チャネルホッピング又はフリーズフレームの後にフレーム継続するときのオーディオ/ビデオ同期化段階において従来表示される黒い画面を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1a】ユーザにより初期化された、本発明による表示の方法の実施形態の例を示すタイミング図であり、フリーズフレーム(フリーズ)コマンドに関する。
【図1b】ユーザにより初期化された、本発明による表示の方法の実施形態の例を示すタイミング図であり、受信チャネル変更(チャネルホッピング)コマンドに関する。
【図2a】フリーズフレーム(フリーズ)コマンドにより初期化されたときの、本発明による表示の方法の様々な実施形態の例を示すタイミング図である。
【図2b】
受信チャネル変更(チャネルホッピング)コマンドにより初期化されたときの、本発明による表示の方法の様々な実施形態の例を示すタイミング図である。

Claims (8)

  1. 表示されるビデオ信号を発生させる方法であって、該方法は、連続的にビデオ/オーディオ情報を受信し、該情報を復号しビデオ信号として出力するためのデコーダに適用でき、該デコーダは、少なくとも1つのビデオプレーンと、該ビデオプレーンとは独立した静止プレーンとを含み、該静止及びビデオプレーンは相互に独立して活性化又は非活性化されることができる方法において、
    特殊なコマンド時に、受信された最新のフレームを前記静止プレーンに記録するステップと、該ステップ後に前記静止プレーンを活性化し前記ビデオプレーンを非活性化するステップとを含むことを特徴とする方法。
  2. 前記静止プレーンに記録するステップの前に、
    a.イントラ即ちIタイプ(MPEG基準による)の受信された前記最新のフレーム(In)を前記デコーダの制御マイクロプロセッサメモリへ転送するステップと、
    b.前記最新のフレームを前記マイクロプロセッサによりソフトウェア復号化するステップと
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記最新のフレームを前記マイクロプロセッサメモリへ転送した後、オーディオ及びビデオ復号化は停止され、音を切る動作が提供されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記特殊なコマンドは、オーディオ/ビデオ復号化が停止され、音が切れる誘因となり、復号化された前記最新のフレームは、ビデオプレーンでフリーズされ、該フレームは、ビデオプレーンから静止プレーンへ転送されて静止プレーンで表示され、その後オーディオ及びビデオ復号化が再始動されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記デコーダが通常の動作に戻る間、前記ビデオプレーンは再活性化され、前記静止プレーンは非活性化され、また前記ビデオは前記オーディオと同期して前記ビデオプレーンに再度連続的に表示されることを特徴とする請求項2又は4に記載の方法。
  6. 前記オーディオ及びビデオ復号化処理が再始動され、前記フレームが前記静止プレーンでフリーズされる間、オーディオ及びビデオは再同期化され、その後前記ビデオプレーンは再活性化され、前記静止プレーンは非活性化され、前記オーディオ出力は復元されることを特徴とする請求項3から5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記特殊なコマンドは、フリーズコマンドであることを特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記特殊なコマンドはチャネル切換コマンドであることを特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載の方法。
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