JP2000324489A - マルチ画面映像送出方法とマルチ画面映像送出システムおよびマルチ画面映像送出システムのセットアップ方法 - Google Patents

マルチ画面映像送出方法とマルチ画面映像送出システムおよびマルチ画面映像送出システムのセットアップ方法

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JP2000324489A
JP2000324489A JP13450899A JP13450899A JP2000324489A JP 2000324489 A JP2000324489 A JP 2000324489A JP 13450899 A JP13450899 A JP 13450899A JP 13450899 A JP13450899 A JP 13450899A JP 2000324489 A JP2000324489 A JP 2000324489A
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video
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multiplexed
transmission
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JP13450899A
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English (en)
Inventor
Koichi Uchide
浩一 打出
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】安価な構成で簡単にマルチ画面表示を提供可能
とする。 【解決手段】送信システム装置の素材送出部11からの
映像素材をプロセッサ12で複数の領域に分割して分割
画のデータを生成し、エンコーダ13でデータ圧縮す
る。マルチプレクサで圧縮されたデータを多重化して、
衛星やネットワークを介して伝送する。受信システム装
置の複数のデコーダ54によって多重化データから所定
の分割画の圧縮データをそれぞれ分離すると共にデータ
伸張を行い分割画毎の映像データDVSを生成して映像
出力部56に供給する。映像素材を複数の領域に分割し
て分割画のデータを生成するプロセッサを受信システム
装置のそれぞれに設ける必要がなく、安価な構成で各受
信システム装置によってマルチ画面表示を行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マルチ画面映像
送出方法とマルチ画面映像送出システムおよびマルチ画
面映像送出システムのセットアップ方法に関する。詳し
くは、送信システム装置で、映像素材を複数の領域に分
割して分割画毎のデータを生成し、このデータを多重化
して伝送すると共に、受信システム装置では、多重化さ
れたデータを受信してデータ分離を行うことにより分割
画毎のデータを復元し、復元されたデータに基づく分割
画をそれぞれ映像出力手段で表示させて映像素材をマル
チ画面表示するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のマルチ画面映像送出システムにお
いては、例えばビデオテープレコーダ等の素材出力部を
時間管理して、プロセッサ等の装置を使用してこのビデ
オテープレコーダ等より出力される1つの映像データに
基づく画像を複数に分割した分割画の映像データを、プ
ロセッサ等を使用して生成し、それぞれの映像データ
を、画面の分割に応じて配置された複数の映像出力部の
対応する映像出力部に供給することによってマルチ画面
表示が行われている。
【0003】また、最近ではマルチ画面映像送出システ
ムの普及に伴い、複数の地点で行われるマルチ画面表示
を一元的に管理するような運用形態も考えられてきてい
る。この場合には、図15に示すように例えば衛星を利
用して各地点に対して映像データの伝送が行われてい
る。
【0004】この図15に示す従来のマルチ画面映像送
出システムは、映像データの送信を行う送信システム装
置100と、映像データを受信してマルチ画面表示を行
う受信システム装置110-1〜110-nに分かれてお
り、通常1つの送信システム装置に対して、複数の受信
システム装置が存在する。
【0005】送信システム装置100は、素材送出部1
01、ビデオやオーディオのエンコーダ102、マルチ
プレクサ103、送信部104および送信アンテナ10
5および送信制御部106で構成される。また、受信シ
ステム装置110は、受信アンテナ111、受信部11
2、デコーダ113、プロセッサ114、マルチ画面表
示を行うための複数の映像出力部115-1〜115-4で
構成される。
【0006】素材送出部101から出力された映像デー
タは、エンコーダ102によって圧縮符号化処理が施さ
れてビデオストリームとしてマルチプレクサ103に供
給される。マルチプレクサ103では、このビデオスト
リームやオーディオストリーム、素材に関する管理情報
やコンピュータ等を用いて構成された送信制御部106
からの制御情報等を多重化する。このマルチプレクサ1
03によって生成された多重化ストリーム(多重化デー
タ)は送信部104に供給される。
【0007】送信部104では、マルチプレクサ103
からの多重化ストリームを送信手段衛星200に適した
送信形態として変調したのち、アップコンバートして送
信アンテナ105で衛星200に向けて送信する。
【0008】受信アンテナ111で受信した衛星波は受
信部112によって所定の周波数帯にダウンコンバート
されたのち復調されてデコーダ113に供給される。
【0009】デコーダ113では、多重化ストリームか
ら例えばビデオストリームを抜き出して復号化して映像
データに変換する。このデコーダ113で得られた映像
データはプロセッサ114に供給される。
【0010】プロセッサ114では、供給された映像デ
ータに基づき、複数の映像出力部115-1〜115-4用
の映像データを生成して対応する映像出力部に供給する
ことにより、映像素材をマルチ画面表示することができ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
システムでは各受信システム装置でプロセッサを有する
ことから、受信システム装置が高価となってしまう。特
に、マルチ画面表示を行う際に高品位な画像を提供する
ものとして、例えばハイビジョン放送のような高画質の
フォーマットの映像信号を用いる場合、このような映像
データを処理するプロセッサは高価であることから、受
信システム装置は更に高価となってしまう。
【0012】そこで、この発明では安価な構成で簡単に
マルチ画面表示を行うことができるマルチ画面映像送出
方法とマルチ画面映像送出システムおよびマルチ画面映
像送出システムのセットアップ方法を提供するものであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係るマルチ画
面映像送出方法は、映像素材を複数の領域に分割して分
割画のデータを生成し、分割画のデータを多重化するこ
とにより多重化データを生成して伝送し、多重化データ
を受信してデータ分離を行うことにより分割画のデータ
を復元し、復元されたデータに基づき、領域と対応する
映像出力手段で分割画を表示するものである。
【0014】また、マルチ画面映像送出システムは、映
像素材の多重化データを生成して出力する送信システム
装置と、多重化データを伝送する伝送路と、伝送路を介
して送信システム装置から供給され多重化データに基づ
き、複数の映像出力手段で映像素材をマルチ画面表示す
る受信システム装置とを用いて構成されたマルチ画面映
像送出システムであって、送信システム装置は、映像素
材を複数の領域に分割して分割画のデータを生成するデ
ータ生成手段と、データ生成手段で生成された分割画の
データを多重化することにより多重化データを生成する
データ多重化手段とを有し、受信システム装置は、多重
化データを受信してデータ分離を行うことにより分割画
毎のデータを復元するデータ復元手段を有し、受信シス
テム装置では、データ復元手段で復元された分割画毎の
データを領域と対応する映像出力手段に供給するもので
ある。また、送信システム装置は分割画のデータをデー
タ圧縮するデータ圧縮手段を有すると共に、受信システ
ム装置は復元された分割画毎の圧縮データをデータ伸張
するデータ伸張手段を有するものである。さらに、送信
システム装置には分割画毎のデータを記録再生するデー
タ記録再生手段を有し、受信システム装置は、受信され
た多重化データを記録再生する多重化データ記録再生手
段を有するものである。
【0015】また、マルチ画面映像送出システムのセッ
トアップ方法は、素材の多重化データを生成して出力す
る送信システム装置と、多重化データを伝送する伝送路
と、伝送路を介して送信システム装置から供給された多
重化データに基づき、複数の映像出力手段で映像素材を
マルチ画面表示する受信システム装置とを用いて構成さ
れたマルチ画面映像送出システムにおいて、送信システ
ム装置では、映像素材を複数の領域に分割して分割画の
データを生成し、該分割画のデータを多重化することに
より多重化データを生成して伝送すると共にセットアッ
プデータを伝送し、受信システム装置では、多重化デー
タを受信してデータ分離を行うことにより分割画のデー
タを復元する分割画復元処理の設定を、送信システム装
置からのセットアップデータに基づいて行うものであ
る。
【0016】この発明においては、送信システム装置に
よって、送信したい映像素材が複数の領域に分割して分
割画毎の映像データが生成される。この映像データはデ
ータ圧縮されたのち多重化されて、衛星やネットワーク
を介して伝送される。受信システム装置では、受信した
多重化データの分離が行われると共にデータ伸張が行わ
れて分割画毎の映像データが復元される。この復元され
た映像データが、領域に対応する映像出力手段に供給さ
れて、それぞれの映像出力手段によって映像素材の分割
画が表示される。
【0017】また、送信システム装置にはデータ記録再
生手段であるサーバが設けられて、送信したい映像素材
の分割画の圧縮データが記録されて、映像素材の送出の
際には、このサーバから分割画の圧縮データが読み出さ
れて多重化される。
【0018】また、受信システム装置にサーバが設けら
れて、送信システム装置から伝送された多重化データが
記録される。ここで、映像素材の送出の際には、サーバ
から多重化データが読み出されて分割画毎の映像データ
が復元される。
【0019】さらに、受信システム装置のセットアップ
データが衛星やネットワークを介して送信システム装置
から受信システム装置されて、このセットアップデータ
に基づき、受信システム装置での多重化データの受信や
データ分離が制御される。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の一形態に
ついて図を用いて詳細に説明する。図1は、マルチ画面
映像送出システムを示しており、1つの送信システム装
置10では所望の素材の映像データから分割画の映像デ
ータを生成すると共に、この分割数分の映像データを多
重化データとして、衛星30を中継して複数の受信シス
テム装置50-1〜50-nに伝送するものである。また、
受信システム装置50-1〜50-nでは、伝送された多重
化データから分割数分の映像データを分離すると共に、
この映像データを複数の映像出力部の対応する映像出力
部に送出することで、所望の素材をマルチ画面表示する
ものである。
【0021】この送信システム装置10は、図2に示す
ように、素材送出部11、プロセッサ12、ビデオエン
コーダ13、オーディオエンコーダ14、マルチプレク
サ15、送信部16、送信アンテナ17および送信制御
部18で構成される。
【0022】素材送出部11には、素材データが記録さ
れている記録媒体、例えばビデオテープ等が予め収納さ
れており、送信制御部18からの制御信号に基づいて、
所望の素材の映像データDVを再生してプロセッサ12
に供給する。また、素材の音声データDAを再生してオ
ーディオエンコーダ14に供給する。
【0023】プロセッサ12では供給された映像データ
DVに基づく画像を分割した分割画の映像データを生成
する。ここで、画像の分割と受信システム装置50の映
像出力部の数や配列状態が関係付けられており、例えば
映像出力部が縦横2列に配列されて、1つの表示画像の
4分割画を4面で表示することにより、4つの映像出力
部の表示画面で1つの画像を表示する場合には、映像デ
ータDVに基づき、縦横2列の分割画の映像データが分
割画毎に生成される。なお以下の説明では、4つの画面
を用いてマルチ画面表示を行うものとする。
【0024】プロセッサ12で生成された各分割画の映
像データDVS-1〜DVS-4は、分割数分設けられてい
るビデオエンコーダ13-1〜13-4にそれぞれ供給され
る。
【0025】ビデオエンコーダ13-1は、供給された分
割画の映像データDV-1を符号化して圧縮処理を行う。
例えば供給された映像データをMPEG(Moving Pictu
re Experts Group)2のMP@MLのフォーマットに圧
縮処理する。このビデオエンコーダ13-1で圧縮処理さ
れた映像データは、ビデオストリームSRV-1としてマ
ルチプレクサ15に供給される。また、ビデオエンコー
ダ13-2〜13-4でも同様に圧縮処理を行い、得られた
ビデオストリームSRV-2〜SRV-4はマルチプレクサ
15に供給される。
【0026】オーディオエンコーダ14では、供給され
た音声データDAを符号化して圧縮処理する。このオー
ディオエンコーダ14で圧縮処理された音声データはオ
ーディオストリームSRAとしてマルチプレクサ15に
供給される。
【0027】マルチプレクサ15では、ビデオエンコー
ダ13-1〜13-4から供給されたビデオストリームSR
V-1〜SRV-4とオーディオエンコーダ14から供給さ
れたオーディオストリームSRA、および送信制御部1
8から供給された制御情報等を多重化してMPEG2ト
ランスポートストリーム等の多重化ストリーム(多重化
データ)TSを生成する。この多重化ストリームTSは
送信部16に供給される。
【0028】送信部16では、多重化ストリームTSを
衛星30に適した送信形態の送信信号として変調したの
ち、アップコンバートして送信アンテナ17から衛星3
0に向けて送信する。
【0029】送信制御部18では、素材送出部11、プ
ロセッサ12、ビデオエンコーダ13、オーディオエン
コーダ14、マルチプレクサ15、送信部16の動作を
制御して、所望の素材の映像データや音声データの送信
処理を制御する。
【0030】次に受信システム装置について説明する。
図1に示す受信システム装置50-1〜50-nはいずれも
図3に示すように、受信アンテナ51、受信部52、制
御データ抽出部53、ビデオデコーダ54、オーディオ
デコーダ55、映像出力部56、音声出力部57、受信
制御部58を有する構成とされている。
【0031】受信アンテナ51で受信した衛星波は、受
信部52によって所定の周波数帯にダウンコンバートさ
れたのち復調されて多重化ストリームTSに戻される。
この受信部52で得られた多重化ストリームTSは、制
御データ抽出部53とビデオデコーダ54-1〜54-4お
よびオーディオデコーダ55に供給される。
【0032】制御データ抽出部53では、多重化ストリ
ームTSに制御情報が多重されている場合に、この制御
情報を分離して受信制御部58に供給する。
【0033】ビデオデコーダ54-1では、多重化ストリ
ームTSからビデオストリームSRV-1を分離して復号
処理することにより映像データDVS-1を生成する。こ
の映像データDVS-1は、ビデオデコーダ54-1と対応
して設けられた映像出力部56-1に供給される。ビデオ
デコーダ54-2〜54-4でも同様にして、多重化ストリ
ームTSからビデオストリームSRV-2〜SRV-4を分
離して復号処理することにより映像データDVS-2〜D
VS-4を生成して映像出力部56-2〜56-4に供給す
る。映像出力部56-1〜56-4では、供給された映像デ
ータDVS-1〜DVS-4に基づく画像すなわち分割画を
表示する。このため、映像出力部56-1〜56-4によっ
てマルチ画面表示が行われる。
【0034】オーディオデコーダ55では、供給された
多重化ストリームTSからオーディオストリームSRA
を分離して復号処理することにより音声データDAを生
成する。この音声データDAは、D/A変換器やアンプ
およびスピーカ等を用いて構成された音声出力部57に
供給される。音声出力部57では、供給された音声デー
タDAに基づく音声を出力する。
【0035】受信制御部58では、制御データ抽出部5
3からの制御情報に基づき、受信部52やビデオデコー
ダ54およびオーディオデコーダ55の動作を制御し
て、映像出力部56-1〜56-4によって所望の素材の画
像をマルチ画面表示すると共に、音声出力部57から所
望の素材の音声を出力する。
【0036】次に、送信システム装置10の動作を図4
のフローチャートを用いて説明する。まずステップST
1では、送信システム装置10を構成する各部のセット
アップを行う。このセットアップでは、プロセッサ12
での画像の分割やデータ入出力フォーマットおよび出力
チャネル等の設定が行われる。また、ビデオエンコーダ
13-1〜13-4やオーディオエンコーダ14に対しては
入力フォーマットやビットレートの設定を行う。マルチ
プレクサ15では、データ識別用のパケット識別情報P
IDや多重化レートの設定を行い、送信部16では伝送
帯域の設定等を行う。これらの設定が完了するとステッ
プST2に進む。
【0037】ステップST2では、送出する素材の識別
符号と時間情報例えば送出開始時間及び終了時間の入力
を行い、入力が終了するとステップST3に進む。この
ステップST3では、入力された素材の識別符号に従っ
て送出する素材の頭出しを行うための命令を素材送出部
11に出力する。このため、素材送出部11は送出する
素材のデータを直ちに出力可能な状態に設定される。
【0038】次に、ステップST4では、受信システム
装置50の制御に必要な受信制御用セットアップデータ
を生成する。この受信制御用セットアップデータは、受
信システム装置50の各ビデオデコーダで復号処理する
分割画の映像データを選択するためのパケット識別情報
PIDの指定や、データ伝送時間、伝送帯域等の設定デ
ータであり、受信制御部58で使用される。
【0039】図5は受信制御用セットアップデータの一
形態を示している。受信制御用セットアップデータの
「SYSTEM−ID」では、いずれの受信システム装
置に対しての受信制御用セットアップデータであるかが
示される。ここで、図に示す場合には「OSAKA-1」
という識別符号が割り当てられている受信システム装置
に対しての受信制御用セットアップデータであることが
示される。
【0040】「NIT」は使用する衛星を特定するため
の識別符号であると共に「BAND」は受信周波数帯域
を示しており、図に示す場合には「0x20」の識別符
号が割り当てられている衛星を中継して受信周波数帯域
「413.04MHz」で多重化ストリームTSの伝送
が行われることが示される。
【0041】さらに、「DEC(1)〜DEC(4)」
によってビデオデコーダ54-1〜54-4で受信するパケ
ット識別情報PIDのデータが指定される。例えば「D
EC(1)=101」とされていることから、ビデオデ
コーダ54-1ではパケット識別情報PIDが「101」
であるデータを選択して復号化処理を行う。同様にして
「DEC(4)=104」とされていることから、ビデ
オデコーダ54-4ではパケット識別情報PIDが「10
4」であるデータを選択して復号化処理を行う。
【0042】また、「Clip−ID」「Transmission
-Time」「Transmission-Duration」によって、伝送され
る素材のタイトルや伝送開始時刻、伝送時間を受信シス
テム装置50で判別できる。
【0043】このような受信制御用セットアップデータ
が生成されるとステップST4からステップST5に進
み、ステップST5でこの受信制御用セットアップデー
タを伝送する。ここで、受信制御用セットアップデータ
は、マルチプレクサ15に送られて、制御データ用のパ
ケット識別情報PIDを持った多重化ストリームTSの
パケットの形で伝送される。なお、この受信制御用セッ
トアップデータは、設定の変更等が生じた場合毎に必要
に応じて伝送されるものである。また、素材の映像デー
タや音声データ等と共に多重化されて伝送される場合も
ある。
【0044】ステップST6では、素材の映像データ等
の伝送開始時刻となったか否かが判別される。ここで、
伝送開始時刻となっていないときにはステップST6に
戻り、伝送開始時刻となったときにはステップST7に
進む。
【0045】ステップST7では、送信システム装置1
0の各部に対して送出処理の開始命令を出力する。すな
わち、素材送出部11には頭出しが行われた素材のデー
タ送出開始命令を供給し、ビデオエンコーダ13-1〜1
3-4およびオーディオエンコーダ14にエンコード開始
命令、マルチプレクサ15に多重出カ開始命令、送信部
16にデータ伝送開始命令を出す。なお、開始命令が供
給されてから動作が開始されるまでに時間を要する場合
には、伝送開始時刻に動作が開始されるように開始命令
を伝送開始時刻前に出力することも行われる。
【0046】ステップST8では、受信システム装置5
0に対して多重化ストリームの送出を開始する。ここで
受信システム装置50に伝送される多重化ストリームT
Sのフォーマットの一例を図6に示す。図6A〜6Dに
示すビデオエンコーダ13-1〜13-4から供給されたビ
デオストリームSRV-1〜SRV-4、および図6Eに示
すオーディオエンコーダ14から供給されたオーディオ
ストリームSRAは、所定の時間間隔TDで時分割され
てパケット化される。このパケット化されたストリーム
には、いずれのエンコーダからのストリームであるかを
判別するためのパケット識別情報PID等が付加されて
図6Fに示すような多重化ストリームTSが生成され
る。
【0047】このようにして生成された多重化ストリー
ムTSは、送信部16に供給されて送信アンテナ17か
ら衛星30に向けて送信される。
【0048】ステップST9では、引き続き送出する素
材があるか否かの判別が行われる。ここで、送出する素
材が残っていると判別された場合にはステップST10
に進み、引き続き送出するべき素材がないと判別された
場合にはステップST11に進む。
【0049】ステップST10では、素材送出部11で
1つの素材のデータの出力が完了して命令の受け付けが
可能となるまで待機したのちステップST3に戻る。例
えば図5に示す「Clip−ID」で示されたタイトル
「News−Main」の素材の送出が完了して命令の
受け付けが可能となるまで待機したのちステップST3
に戻り、タイトル「CM1」の素材の送出の準備が行わ
れる。
【0050】ステップST9からステップST11に進
むと、ステップST11では、送出終了時間となったか
否かが判別されて、送出終了時間になっていないときに
はステップST11に戻り、送出終了時間となったとき
にはステップST12に進む。例えば、図5に示す「C
lip−ID」で示されたタイトル「Music−Cl
ip1」が送出する最後の素材であるときには、199
8年10月30日12時55分から5分間経過するまで
はステップST11に戻り、5分間経過するとステップ
ST12に進む。
【0051】ステップST12では、送信システム装置
10を構成する各部に対して送出終了命令を供給して送
信システム装置10の動作を終了する。
【0052】次に受信システム装置50の動作を図7に
示すフローチャートを用いて説明する。ステップST2
1では受信制御用セットアップデータが受信されたか否
かを判別する。この受信制御用セットアップデータの受
信は、受信制御用セットアップデータの「SYSTEM
−ID」の識別符号が割り当てられている識別符号と等
しいか否かを制御データ抽出部53で判別することによ
り行われる。ここで、受信制御用セットアップデータが
受信されていないと判別されたときにはステップST2
1に戻る。また、制御データ抽出部53で受信制御用セ
ットアップデータを受信したことが判別されると、受信
された受信制御用セットアップデータを受信制御部58
に供給してステップST22に進む。
【0053】ステップST22では、受信制御部58に
よって受信制御用セットアップデータに基づき受信シス
テム装置50の各部をセットアップしてステップST2
3に進む。例えば、「NIT」の識別符号や「BAN
D」の受信周波数帯域に基づいて受信部52の設定を行
う。また、「DEC(1)〜DEC(4)」によってビ
デオデコーダ54-1〜54-4で受信するパケット識別情
報PIDのデータの設定を行う。例えば、上述したよう
に「DEC(1)=101」とされていることから、ビ
デオデコーダ54-1ではパケット識別情報PIDが「1
01」であるデータを選択して復号化処理を行う。同様
にして「DEC(4)=104」とされていることか
ら、ビデオデコーダ54-4ではパケット識別情報PID
が「104」であるデータを選択して復号化処理を行
う。また、「Clip−ID」「Transmission-Time」
「Transmission-Duration」によって、伝送される素材
のタイトルや伝送開始時刻、伝送時間を判別できること
から、伝送開始時刻や伝送時間に応じて受信システム装
置50を動作させる。
【0054】ステップST23では、映像や音声の多重
化ストリームを受信したか否かを判別する。ここで映像
や音声の多重化ストリームを受信していないときにはス
テップST23に戻り、映像や音声の多重化ストリーム
を受信したときにはステップST24に進む。
【0055】ステップST24では、ビデオデコーダ5
4-1〜54-4およびオーディオデコーダによって、受信
制御用セットアップデータに基づいて指定されたパケッ
ト識別情報PIDのパケットデータを多重化ストリーム
から抜き出して復号化する処理を開始する。例えばビデ
オデコーダ54-1では上述したようにパケット識別情報
PIDが「101」であるパケットデータを抜き出して
復号化を行う。また、オーディオストリームのパケット
識別情報PIDが図6に示すように「105」であると
きには、パケット識別情報PIDが「105」であるパ
ケットデータを抜き出してオーディオデコーダ55で復
号化を行う。
【0056】ここで、パケットデータを抜き出しは、例
えば図8に示すように行われる。ステップST31で
は、ビデオデコーダで抜き出すストリームのパケット識
別情報PIDを設定してステップST32に進む。ステ
ップST32では、多重化ストリームを例えばパケット
識別情報のデータ量分だけ読み込んでステップST33
に進む。
【0057】ステップST33では読み込まれた多重化
ストリームのデータと設定されたパケット識別情報PI
Dが等しいか否かを判別する。ここで等しくない場合に
はステップST34で読み込み位置を所定量移動させて
ステップST32に戻る。また、読み込まれた多重化ス
トリームのデータと設定されたパケット識別情報が等し
いと判別されたときには、ステップST35でパケット
データを読み込んで復号化を行いステップST32に戻
る。このようにして、所望のパケット識別情報のパケッ
トデータだけを抜き出して復号化することができる。
【0058】また、図9に示すように、パケットデータ
の抜き出しをハードウェアで構成することもできる。こ
の場合、多重化ストリームTSはスイッチ301とPI
D判別部302とカウンタを用いたスイッチ制御部30
3に供給される。
【0059】PID判別部302では、多重化ストリー
ムTSのパケット識別情報PIDが、抜き出すパケット
データのパケット識別情報PIDと等しいと判別された
ときにはカウント開始信号CNTをスイッチ制御部30
3に供給する。また、スイッチ制御部303ではカウン
ト開始信号CNTに基づきデータ数のカウントを開始し
て、パケットデータの開始から終了までスイッチ制御信
号SWCによってスイッチ301を導通状態とする。こ
のようにして、スイッチ301から抜き出したパケット
データを得ることができる。
【0060】次に、図7のステップST24からステッ
プST25に進むと、ステップST25では制御データ
抽出部53で制御データを受信したか否かを判別する。
ここで、制御データが受信されたと判別したときには、
受信された制御データを受信制御部58に供給してステ
ップST26に進む。このステップST26では、受信
された制御データに基づき、受信システム装置50の対
応する部分の設定状態を変更してステップST25に戻
る。
【0061】ステップST25で、制御データが受信さ
れていないと判別されたときにはステップST27に進
み、素材の映像や音声のデータが終了したか否かの判別
を行う。このステップST27で素材のデータが終了し
ていないときにはステップST25に戻り、引き続き復
号化処理を行う。また、素材の映像や音声のデータが終
了したと判別されたときにはステップST28に進み、
復号化処理を終了してステップST21に戻る。
【0062】このようにして、送信システム装置10か
ら供給された多重化ストリームに基づき、受信システム
装置50のビデオデコーダ54-1〜54-4から分割画の
映像データDVS-1〜DVS-4を得ることができる。
【0063】次に、図10を使用してマルチ画面映像送
出システムの動作を説明する。素材送出部11から素材
の映像データDVがプロセッサ12に供給されると、プ
ロセッサ12によって、映像データDVに基づく画像M
Mを例えば4つに分割した分割画MP-1〜MP-4をそれ
ぞれ1表示画像とする映像データDVS-1〜DVS-4が
生成される。
【0064】プロセッサ12で生成された分割画の映像
データDVS-1〜DVS-4は、それぞれ対応するビデオ
エンコーダ13-1〜13-4によって符号化されてデータ
量が圧縮されて、ビデオストリームSRV-1〜SRV-4
が生成される。
【0065】マルチプレクサ15では、このビデオスト
リームSRV-1〜SRV-4を時分割してパケット化する
と共にパケット識別情報PIDを付加して、多重化スト
リームTSを生成する。
【0066】この多重化ストリームは送信システム装置
10から衛星30を介して受信システム装置50に伝送
される。
【0067】受信システム装置50のビデオデコーダ5
4-1〜54-4では、予め指定されているパケット識別情
報PIDのストリームを抜き出して復号化し、得られた
映像データDVSを対応する映像出力部56に供給す
る。例えば、ビデオデコーダ54-1では、パケット識別
情報PIDが「101」のストリームを抜き出して復号
化することにより映像データDVS-1が生成される。こ
の映像データDVS-1が対応する映像出力部56-1に供
給される。このため、映像出力部56-1には画像MMの
左上の分割画MP-1が画面上に表示される。ビデオデコ
ーダ54-2では、パケット識別情報PIDが「102」
のストリームを抜き出して復号化することにより映像デ
ータDVS-2が生成される。この映像データDVS-2が
対応する映像出力部56-2に供給されるので、映像出力
部56-2には画像MMの右上の分割画MP-2が画面上に
表示される。同様にして映像出力部56-3には画像MM
の左下の分割画MP-3が画面上に表示されると共に、映
像出力部56-4には画像MMの右下の分割画MP-4が画
面上に表示されて、映像出力部56-1〜56-4によって
画像MMをマルチ画面表示することができる。
【0068】このように、上述の実施の形態によれば、
送信システム装置10にプロセッサ12を設けて分割画
の映像データを生成すると共に多重化して受信システム
装置50に供給し、受信システム装置50では、多重化
されたデータから各分割画の映像データを分離して、画
像の分割数に応じて設けられた映像出力部の対応する映
像出力部に供給することにより、各映像出力部で分割画
を表示させて、マルチ画面表示を行うことができる。こ
のため、複数の受信システム装置のそれぞれにプロセッ
サを設ける必要がなく安価な構成でマルチ画面表示を行
うことができる。
【0069】また、分割画の映像データは、符号化して
データ量を少なくしてから多重化して受信システム装置
に供給されるので、効率よく素材のデータを伝送でき
る。さらに、受信システム装置50は送信システム装置
10から伝送された受信制御用セットアップデータに基
づいて動作が制御されるので、送信システム装置10と
受信システム装置50が離れていても、送信システム装
置10から簡単に受信システム装置50を制御すること
ができる。
【0070】ところで、上述の実施の形態では、素材を
送出する際にプロセッサ12から出力される映像データ
DVS-1〜DV-4を複数のビデオエンコーダ13で符号
化してビデオストリームSRV-1〜SRV-4を生成して
多重化するものとしたが、第2の実施の形態として、図
11に示すようにビデオストリームSRV-1〜SRV-4
をサーバに記憶するものとして、データ記録再生装置、
例えばサーバ71からビデオストリームを読み出すと共
に多重化して送出することもできる。なお、図11にお
いて、図2および図3と対応する部分については同一符
号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0071】図11の送信データ生成装置80の素材送
出部11から映像データDVがプロセッサ12に供給さ
れると、プロセッサ12によって分割画の映像データD
VS-1〜DVS-4が生成されてスイッチャ21に供給さ
れる。
【0072】スイッチャ21にはビデオエンコーダ22
が接続されており、スイッチャ21では、供給された映
像データDVS-1〜DVS-4を順次選択してビデオエン
コーダ22に供給する。ビデオエンコーダ22では、供
給された映像データDVSを符号化して圧縮処理を行い
映像データDVS-1〜DVS-4に基づく圧縮データCR
V-1〜CRV-4を生成して出力する。
【0073】送信データ生成装置80のビデオエンコー
ダ22には、送信システム装置70のサーバ71が接続
される。このサーバ71は、ハードディスク等のノンリ
ニアアクセス可能な記録媒体が用いられており、ビデオ
エンコーダ22で生成された圧縮データCRV-1〜CR
V-4を記録する。なお、サーバ71には音声の圧縮デー
タCRAも記録される。
【0074】ここで、素材のデータを送出する際には、
サーバ71から送出する素材の圧縮データCRV-1〜C
RV-4,CRAを読み出してマルチプレクサ15に供給
する。
【0075】マルチプレクサ15では、サーバ71から
読み出された圧縮データCRV-1〜CRV-4,CRAお
よび送信制御部72から供給された制御情報等を多重化
して、多重化ストリームTSを生成する。この多重化ス
トリームTSを送信部16に供給することにより、受信
システム装置50に対して素材のデータの送出が行われ
る。
【0076】このように、映像や音声の圧縮データをサ
ーバ71に蓄積して運用するものとすれば、ノンリニア
アクセス可能な記録媒体を用いたサーバ71から速やか
に送出した素材のデータを読み出すことができるので、
送出する素材を他の素材に瞬時に切り替えたり、同じ素
材を途切れることなく繰り返し送出することが可能とな
り、素材の送出を多彩に行うことができる。
【0077】さらにサーバは、受信システム装置に設け
ることもできる。ここで、第3の実施の形態として受信
システム装置にサーバを設けた映像送出システムの構成
を図12に示す。なお、図12において、図2および図
3と対応する部分については同一符号を付し、その詳細
な説明は省略する。
【0078】受信システム装置90の受信部52で得ら
れた多重化ストリームTSはサーバ91に供給される。
このサーバ91は、ハードディスク等のノンリニアアク
セス可能な記録媒体が用いられており、受信部52から
供給された多重化ストリームTSが記録される。また、
サーバ91は、ビデオデコーダやオーディオデコーダを
有している。
【0079】ここで、所望の素材を映像出力部56-1〜
56-4でマルチ画面表示する場合には、所望の素材のビ
デオストリームSRV-1〜SRV-4やオーディオストリ
ームSRAが記録媒体から読み出されて、サーバ91内
のビデオデコーダやオーディオデコーダで復号化され
る。この復号化によって得られた映像データDVS-1〜
DVS-4は映像出力部56-1〜56-4に供給されると共
に、音声データDAは音声出力部58に供給される。
【0080】このように、多重化ストリームTSをサー
バ91に蓄積して運用するものとすれば、ノンリニアア
クセス可能な記録媒体を用いたサーバ91に予め送出し
たい素材の多重化ストリームTSを記録することで、速
やかに所望の素材のビデオストリームを読み出すことが
できる。このため、送出する素材を他の素材に瞬時に切
り替えたり、同じ素材を途切れることなく繰り返し送出
することが可能となり、素材の送出を多彩に行うことが
できる。
【0081】さらに、所望の素材の多重化ストリームを
サーバ91に記録しておくことにより、送信システム装
置10からの素材の送出タイミングに係らず自由に所望
の素材の映像データ等を出力させることができるので、
運用の幅を広げることができる。
【0082】ところで、上述の実施の形態では、受信シ
ステム装置50の動作を制御するためのセットアップデ
ータ等を送信システム装置10から衛星30を介して受
信システム装置50に供給するものとしたが、図13に
示すように送信制御部18と受信制御部58をネットワ
ーク回線で接続するものとしても良い。この場合には、
送信制御部18から受信制御部58にセットアップデー
タ等を供給するだけでなく、受信システム装置50の運
用状況やステータス状況等の情報を送信制御部18で把
握して受信システム装置50を離れた位置から監視する
ことができるので、信頼性の高い高度な映像送出システ
ムを構成することができる。
【0083】また、受信システム装置50の数が多くな
い場合、図14に示すように衛星30に替えてネットワ
ーク回線を用いるものとして、送信部や受信部をネット
ワークインタフェースに変更すれば、衛星を利用する場
合に比べて安価に運用することができる。
【0084】
【発明の効果】この発明によれば、送信システム装置で
は、送信したい映像素材が複数の領域に分割して分割画
毎のデータが生成されると共に多重化されて、衛星やネ
ットワークを介して伝送される。また受信システム装置
では、受信された多重化データの分離が行われて分割画
毎のデータが復元され、この復元されたデータに基づい
て複数の映像出力手段によって映像素材の分割画が表示
される。このため、受信システム装置のそれぞれに映像
素材を複数の領域に分割して分割画毎のデータを生成す
るプロセッサ等を設ける必要がなく、安価にマルチ画面
映像送出システムを構成できる。
【0085】送信システム装置にはデータ記録再生手段
が設けられて、送信したい映像素材の分割画の圧縮デー
タが記録される。このため、速やかに送出した素材のデ
ータを読み出して受信システム装置に伝送することがで
きる。
【0086】また、受信システム装置に多重化データ記
録再生手段が設けられて、送信システム装置から伝送さ
れた多重化データが記録される。このため、送信システ
ム装置からの多重化データの伝送タイミングに係らず、
所望の素材のマルチ画面表示を行うことができる。
【0087】さらに、受信システム装置のセットアップ
データが衛星やネットワークを介して送信システム装置
から受信システム装置されるので、受信システム装置が
送信システム装置側から離れていても簡単に受信システ
ム装置を制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るマルチ画面映像送出システムの
構成を示す図である。
【図2】送信システム装置の構成を示す図である。
【図3】受信システム装置の構成を示す図である。
【図4】送信システム装置の動作を示すフローチャート
である。
【図5】受信制御用セットアップデータを示す図であ
る。
【図6】多重化ストリームを示す図である。
【図7】受信システム装置の動作を示すフローチャート
である。
【図8】パケットデータの抜き出し動作を示すフローチ
ャートである。
【図9】パケットデータの抜き出し装置の構成を示す図
である。
【図10】マルチ画面映像送出システムの動作を示す図
である。
【図11】第2の実施の形態の構成を示す図である。
【図12】第3の実施の形態の構成を示す図である。
【図13】第4の実施の形態の構成を示す図である。
【図14】第5の実施の形態の構成を示す図である。
【図15】従来の構成を示す図である。
【符号の説明】
10,70,80,100・・・送信システム装置、1
1,101・・・素材送出部、12,114・・・プロ
セッサ、13-1〜13-4・・・ビデオエンコーダ、14
・・・オーディオエンコーダ、15,103・・・マル
チプレクサ、16,104・・・送信部、17,105
・・・送信アンテナ、18,72,106・・・送信制
御部、21・・・スイッチャ、22・・・ビデオエンコ
ーダ、30,200・・・衛星、50-1〜50-n,11
0-1〜110-n・・・受信システム装置、52,112
・・・受信部、53・・・制御データ抽出部、54-1〜
54-4・・・ビデオデコーダ、55・・・オーディオデ
コーダ、56-1〜56-4,115-1〜115-4・・・映
像出力部、57・・・音声出力部、58・・・受信制御
部、71,91・・・サーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/20 610 H04N 5/92 H Fターム(参考) 5C025 AA07 AA08 AA09 AA25 BA01 BA28 DA01 DA04 5C053 FA21 FA23 GA06 GA14 GB38 HA33 JA03 JA21 KA04 KA24 LA06 LA11 5C059 LA00 MA00 RB02 RB10 RC19 RC24 RC31 SS06 SS11 SS24 UA02 UA05 5C064 DA10 DA11

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像素材を複数の領域に分割して分割画
    のデータを生成し、 前記分割画のデータを多重化することにより多重化デー
    タを生成して伝送し、 前記多重化データを受信してデータ分離を行うことによ
    り前記分割画のデータを復元し、 前記復元されたデータに基づき、前記領域と対応する映
    像出力手段で前記分割画を表示することを特徴とするマ
    ルチ画面映像送出方法。
  2. 【請求項2】 前記分割画のデータは圧縮データであ
    り、前記データ分離によって分離された圧縮データの伸
    張処理を行い前記分割画のデータを復元することを特徴
    とする請求項1記載のマルチ画面映像送出方法。
  3. 【請求項3】 前記分割画のデータをデータ記録再生手
    段に記録し、 前記データ記録再生手段からデータを読み出して前記多
    重化データを生成することを特徴とする請求項1記載の
    マルチ画面映像送出方法。
  4. 【請求項4】 受信された前記多重化データを多重化デ
    ータ記録再生手段に記録し、 前記多重化データ記録再生手段に記録された多重化デー
    タを用いて前記分割画のデータを復元することを特徴と
    する請求項1記載のマルチ画面映像送出方法。
  5. 【請求項5】 前記多重化データは、衛星を中継して伝
    送することを特徴とする請求項1記載のマルチ画面映像
    送出方法。
  6. 【請求項6】 前記多重化データは、ネットワークを介
    して伝送することを特徴とする請求項1記載のマルチ画
    面映像送出方法。
  7. 【請求項7】 映像素材の多重化データを生成して出力
    する送信システム装置と、 前記多重化データを伝送する伝送路と、 前記伝送路を介して前記送信システム装置から供給され
    た前記多重化データに基づき、複数の映像出力手段で映
    像素材をマルチ画面表示する受信システム装置とを用い
    て構成されたマルチ画面映像送出システムにおいて、 前記送信システム装置は、前記映像素材を複数の領域に
    分割して分割画のデータを生成するデータ生成手段と、
    前記データ生成手段で生成された前記分割画のデータを
    多重化することにより多重化データを生成するデータ多
    重化手段とを有し、 前記受信システム装置は、前記多重化データを受信して
    データ分離を行うことにより前記分割画毎のデータを復
    元するデータ復元手段を有し、 前記受信システム装置では、前記データ復元手段で復元
    された前記分割画毎のデータを前記領域と対応する前記
    映像出力手段に供給することを特徴とするマルチ画面映
    像送出システム。
  8. 【請求項8】 前記送信システム装置は、前記データ生
    成手段で生成された分割画のデータをデータ圧縮してか
    ら前記データ多重化手段に供給するデータ圧縮手段を有
    し、 前記受信システム装置は、前記データ復元手段で復元さ
    れた前記分割画毎のデータをデータ伸張してから前記領
    域と対応する前記映像出力手段に供給するデータ伸張手
    段を有することを特徴とする請求項7記載のマルチ画面
    映像送出システム。
  9. 【請求項9】 前記送信システム装置は、前記分割画毎
    のデータを記録すると共に、記録された前記分割画毎の
    データを要求に応じて再生して前記データ多重化手段に
    供給するデータ記録再生手段を有することを特徴とする
    請求項7記載のマルチ画面映像送出システム。
  10. 【請求項10】 前記受信システム装置は、受信された
    多重化データを記録すると共に、記録された多重化デー
    タを要求に応じて再生して前記データ復元手段に供給す
    る多重化データ記録再生手段を有することを特徴とする
    請求項7記載のマルチ画面映像送出システム。
  11. 【請求項11】 前記伝送路は衛星を用いて形成するこ
    とを特徴とする請求項7記載のマルチ画面映像送出シス
    テム。
  12. 【請求項12】 前記伝送路はネットワークを用いて形
    成することを特徴とする請求項7記載のマルチ画面映像
    送出システム。
  13. 【請求項13】 素材の多重化データを生成して出力す
    る送信システム装置と、 前記多重化データを伝送する伝送路と、 前記伝送路を介して前記送信システム装置から供給され
    た前記多重化データに基づき、複数の映像出力手段で映
    像素材をマルチ画面表示する受信システム装置とを用い
    て構成されたマルチ画面映像送出システムにおいて、 前記送信システム装置では、映像素材を複数の領域に分
    割して分割画のデータを生成し、該分割画のデータを多
    重化することにより多重化データを生成して伝送すると
    共にセットアップデータを伝送し、 前記受信システム装置では、前記多重化データを受信し
    てデータ分離を行うことにより前記分割画のデータを復
    元する分割画復元処理の設定を、前記送信システム装置
    からのセットアップデータに基づいて行うことを特徴と
    するマルチ画面映像送出システムのセットアップ方法。
  14. 【請求項14】 前記多重化データは衛星を介して伝送
    すると共に、前記セットアップデータはネットワークを
    介して伝送することを特徴とする請求項13記載のマル
    チ画面映像送出システムのセットアップ方法。
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