JP2004038964A - 自動システムセットアップ方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】自動システムセットアップは、コンピューティングデバイス上でのオペレーティングシステムの自動構成、コンピューティングデバイス上でのカスタム・ソフトウェアの自動構成、および/またはネットワークスイッチの自動構成を含む。自動構成に使用される様々な情報を、資産追跡のために任意選択で維持することができる。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、システムのセットアップに関し、より詳細には、自動システムセットアップに関する。
【0002】
【従来の技術】
典型的には、コンピュータは、一般にオペレーティングシステムと呼ばれる、コンピュータの全体的な動作を制御する1または複数のプログラムを実行する。オペレーティングシステムをインストールすると、一般にアプリケーションプログラムと呼ばれる追加のアプリケーションソフトウェアをインストールすることができ、コンピュータは、その意図する機能を実行することができる。しかしながら、コンピュータハードウェア/ソフトウェアのパワーと機能が増大するにつれて、オペレーティングシステムおよびアプリケーションプログラムをインストールする際に必要とされる時間もまた増大している。現在、オペレーティングシステム、ならびにアプリケーションプログラムのインストールには、かなりの時間がかかる。このようなインストール処理に、1〜2時間程度かかることは珍しくない。
【0003】
コンピューティングデバイスにオペレーティングシステムおよびアプリケーションプログラムをインストールすることは、典型的には、ユーザによって行われる仕事である。インストール処理の間に、インストールプログラムが動作して、オペレーティングシステムまたはアプリケーションプログラムをインストールする。インストールプログラムは、コンピュータ、オペレーティングシステムおよび/またはアプリケーションプログラムの構成に関して、ユーザが回答しなければならない多数の質問を頻繁に問いかける。これらの質問は、典型的には、ユーザが回答し、従って、インストール処理中、ユーザが居合わせることを必要とする。これは、ユーザとしては退屈となりがちであり、また、インストール処理中にユーザによって間違いが犯される(例えば、インストールプログラムに正しくない回答を与える)可能性を導く。
【0004】
場合によっては、クローニング法を使用して、オペレーティングシステムおよびアプリケーションプログラムがすでにインストールされているコンピュータディスクドライブを複製することができる。次に、この複製を、追加のコンピュータのディスクドライブにコピーし、それによって、元のコンピュータと同一に追加のコンピュータをセットアップすることができる。しかしながら、クローニング法は、コンピュータ間でのハードウェアのわずかな変更に対して容易に対応できず、複製がコピーされた後では、(例えば、ネットワークアドレスまたは他のセキュリティ情報を変更するための)コンピュータのあらゆるカスタマイズを、そのコンピュータに手動で行わなければならないため、クローニング法も問題がある。
【0005】
他の場合には、無人のインストール法を使用して、ユーザが回答ファイルを生成することを可能にし、回答ファイルをインストールプログラムに対して使用可能にすることができる。従って、インストールの質問に「予め回答する」ことにより、ユーザは、インストールプログラムによって質問が提出されたとき、居合わせて質問の全部に回答する必要はない。しかしながら、ユーザは、依然として全ての質問が何であるか知っている必要があり、無人のインストールが実行される各コンピュータについて回答ファイルに回答を加えなければならない。コンピュータ間でのハードウェアのわずかな変更が、インストールプログラムによる異なる質問を引き起こし、従って、回答ファイル内の回答が異なると、ユーザは、しばしば回答ファイルを手動で変更し、無人のインストールが実行される特定のコンピュータの各々に対処しなければならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本明細書に述べられている自動システムセットアップは、上述した問題を解決する。本発明の目的は、自動システムセットアップを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
一態様によれば、コンピューティングデバイス上で事前実行環境が起動され、コンピューティングデバイスのオペレーティングシステムの構成情報が、コンピューティングデバイスの識別子に基づいて取り出される。オペレーティングシステムは、構成情報を使用してコンピューティングデバイスにインストールされる。
【0008】
他の一態様によれば、コンピューティングデバイス上でインストールされたオペレーティングシステムの実行が開始され、コンピューティングデバイスのカスタム・ソフトウェア構成情報が、コンピューティングデバイスの固有の識別子に基づいて取り出される。カスタム・ソフトウェア構成情報を使用して、カスタム・ソフトウェアがコンピューティングデバイスにインストールされる。
【0009】
他の一態様によれば、ネットワークスイッチのポートに対するネットワークインターフェースカード(以下、NICという)識別子のマッピングが、ネットワークスイッチから取り出される。NIC識別子の1または複数について、NICに対応するネットワークの種別が識別される。マッピングおよび識別されたネットワーク種別に基づいたスイッチ構成情報が生成され、スイッチ構成情報がネットワークスイッチに書き込まれる。
【0010】
他の一態様によれば、コンピューティングデバイス、ならびにインストールされたオペレーティングシステムおよびアプリケーションソフトウェアに関する様々な情報が、資産追跡のために維持される。
【0011】
【発明の実施の形態】
本文書全体を通して、同じ番号を使用し類似の構成要素および/または特徴を参照する。
【0012】
本明細書では、自動システムセットアップについて述べる。自動システムセットアップは、コンピューティングデバイス上のオペレーティングシステム、コンピューティングデバイス上のカスタム・ソフトウェア、およびネットワークスイッチの構成情報のうち1または複数の自動構成を含む。デバイス情報を、資産追跡のために任意選択で維持することもできる。
【0013】
図1は、自動コンピューティングシステムセットアップを使用することができる例示的なネットワーク環境100を示す。環境100内では、複数の(x)個のコンピューティングデバイス102(1)、102(2)、・・・、102(x)が結合され、ネットワーク104および/またはネットワーク108を介して互いに通信する。ネットワーク104およびネットワーク108は、様々な従来のネットワークトポロジおよびネットワーク種別(有線および/または無線ネットワークを含む)のいずれかを表すものとし、様々な従来のネットワークプロトコル(公開プロトコルおよび/または所有権のあるプロトコルを含む)を使用する。ネットワーク104およびネットワーク108は、例えば、インターネット、ならびに、1または複数のローカルエリアネットワーク(LAN)および/または広域ネットワーク(WAN)の少なくとも一部分を含むことができる。
【0014】
グループ106は、家庭用コンピュータLAN、企業LANまたはWAN、データセンタ、サーバクラスタなど、様々な異なるコンピューティングデバイス群のいずれかを表す。ネットワーク108は、1または複数のコンピューティングデバイス102を介して、または様々なネットワーク用デバイス(例えば、ルータ、ブリッジなど)を介して、様々な異なる方法でネットワーク104に結合することができる。
【0015】
コンピューティングデバイス102の各々は、デスクトップPC、ノートブックまたは可搬型コンピュータ、ワークステーション、メインフレームコンピュータ、インターネット電気器具、ゲーム用コンソール、ハンドヘルドPC、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、それらの組合せなどを含む、様々な従来型コンピューティングデバイスのいずれかとすることができる。
【0016】
図2は、自動システムセットアップの一例を示すブロック図である。図2の例では、新しいコンピューティングデバイス13は、が顧客の所在地134に追加される。顧客の所在地134は、例えば、図1のグループ106とすることができる。顧客の所在地134は、地理的に近接した設備(例えば、特定の建築物)とすることができ、あるいは(例えば、市、州、国、世界などの全体にわたる)広範囲に及ぶものであってもよい。
【0017】
新しいコンピューティングデバイスの注文は、コンピューティングデバイス製造者136に受け取られ、製造者136は、所望のデバイスを構築し(あるいは予め構築されたデバイスを選択し)、そのデバイスを顧客の所在地134に送る。製造者136と顧客の所在地134との間の転送には、デバイスの再販者または販売者、1社または複数の輸送会社など、1または複数の追加の当事者が関係することができることに留意されたい。
【0018】
製造者136は、顧客の所在地134において、新しいコンピューティングデバイスを説明する情報138を、ステージングサーバ140に送る(これは、顧客の所在地134にいる人が情報を受け取り、ステージングサーバ140に手動で入力する手動処理とすることができ、あるいは人間が関係しない自動的なものであってもよい)。新しいコンピューティングデバイスの説明情報138は、少なくとも新しいコンピューティングデバイスの識別子を含む。この識別子は、全世界でコンピューティングデバイスを一意に識別することも、あるいは局地的に(例えば、顧客の所在地134内で)コンピューティングデバイスを一意に識別することもできる。この識別子は、NICのメディアアクセスコントロール(以下、MACという)アドレス、ネットワークカードの全世界固有ID(GUID)、シリアル番号、資産タグ番号、CPUのID、それらの組合せなど、様々な異なる形態をとることができる。説明情報138の一部として、追加情報、例えば、コンピューティングデバイスのハードウェアおよび/またはソフトウェア特性(例えば、ハードウェアおよび/またはソフトウェアのバージョン、デバイス内のメモリ(例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM))の量および/または種別、デバイス内のプロセッサの種別および/または速度、デバイス内のハードディスクドライブの量および/またはサイズなど)、資産追跡情報、デバイスが構築された日付および/または時間、デバイスが出荷された日付および/または時間、シリアル番号、サービスタグ番号、注文番号、約束の出荷日、モデル名および/またはモデル番号、NICのMACアドレス、保証の種別および/または期間、デバイスの意図されている役割または機能、デバイスが出荷および/または使用される場所などを含むことができる。
【0019】
一部のコンピューティングデバイスは、複数のNICを有することができることに留意されたい。このような場合には、コンピューティングデバイス識別子がネットワークインターフェースカードに基づく場合(例えば、そのMACアドレス)、コンピューティングデバイスについて複数の識別子が存在することができる。あるいは、これら複数のカードの1または複数を選択して識別子を決定することができる。例えば、複数のカードのMACアドレスを組み合わせる(例えば、互いに連結する)ことができ、あるいは、NICの1つを、識別子の根拠として使用することになるNICとして選択してもよい(例えば、1つをランダムに選択してもよく、一方が1次カード、他方が2次またはバックアップカードと指定されていてもよく、1つだけが事前実行命令の埋め込まれたメモリデバイスを有することができ、それが識別子の根拠として選択されるNICである)。他の一例として、複数のNICの各々が、異なるネットワークに結合され、1つだけステージングサーバ140と同じネットワーク(例えば、図2のネットワーク142または図1のネットワーク108)に結合されるように定めることができ、そのカードの識別子は、コンピューティングデバイス識別子として使用される識別子である。
【0020】
例示的な実施においては、コンピューティングデバイス132を顧客の所在地134に送達する前に、コンピューティングデバイスの説明情報138は、ステージングサーバ140に伝達される。別法では、コンピューティングデバイス132を顧客の所在地134に送達すると同時に、あるいはその後で、コンピューティングデバイスの説明情報138を、ステージングサーバ140に伝達することができる。
【0021】
受け取られたコンピューティングデバイスの説明情報138は、ステージングサーバ140内でデバイスの特定の種別に関連付けられている。顧客の所在地134にある各コンピューティングデバイスは、特定の機能を提供するように割り当てられ、従って、デバイスの特定の種別に割り当てられている。この機能の厳密な性質は、買い主の願望と顧客の所在地134の性質に応じて変わることがある。1つの例示的な実施においては、顧客の所在地134は、ゲーム用コンソールにオンラインゲームサービスを提供するように指定されたデータセンタが含まれる。データセンタのコンピューティングデバイス、例えば、データセンタ内の残りのコンピューティングデバイスをインターネットから遮断するように機能するセキュリティゲートウェイデバイス、互いにシステムにログオンしたとき友人に通知することを可能にするように機能する存在確認および通知デバイス、リーダボードおよび/またはオンラインゲームの他の統計を維持するように機能する統計デバイス、ユーザが共にゲームをする他のユーザを見つけることを可能にするように機能するマッチングデバイスなどによって、様々な種類の機能を提供することができる。
【0022】
新しいコンピューティングデバイス132を、デバイスの特定の種別となるように手動で割り当てることができる。例えば、顧客の所在地134にいるシステム管理者は、ステージングサーバ140に、特定のコンピューティングデバイスをデバイスの特定の種別に割り当て、入力することができる(例えば、新しいコンピューティングデバイス132に対応するデータベースエントリに、その種別の名前または識別子を入力することによって)。別法として、以下でより詳しく述べるように、最初にデバイスの種別をステージングサーバ140に入力し、後に新しいコンピューティングデバイス132をその種別に割り当てることができる。さらに別法では、この割当てを、自動的に実行することができる。例えば、顧客の所在地134にいるシステム管理者は、ステージングサーバ140に、ある種別のデバイス3つが必要であり、別の種別のデバイス4つが必要であることを示す指示を入力することができ、ステージングサーバ140は、これら2つの種別に新しいデバイスを自動的に割り当てることができる(例えば、ランダムに、代わりの種別、所与のまたは管理者によって識別された基準に従って)。他の一例として、顧客の所在地134にいるシステム管理者は、ステージングサーバ140に、顧客の所在地134に新しいデバイスを追加する際に使用される1または複数の規則のセットを入力することができ、ステージングサーバ140は、新しいコンピューティングデバイス132が受け取られたとき、これらの規則に従うことができる(例えば、この規則は、ある種別のデバイスと別の種別のデバイスの比率3:1を保つことを示すことができ、新しいデバイスが受け取られたとき、ステージングサーバ140は、新しいデバイスを割り当て、2つのデバイスのどちらも、この比率をできる限り3:1に保つことができる)。
【0023】
コンピューティングデバイス132は、顧客の所在地134に追加されたとき、顧客の所在地134で動作するように自動的にセットアップされる。この自動セットアップは、コンピューティングデバイス132がその意図する機能を実行するのを可能にするコンピューティングデバイス132のオペレーティングシステムの自動インストール、および/またはコンピューティングデバイス132のアプリケーションプログラムの自動インストールを含むことができる。
【0024】
コンピューティングデバイス132は、典型的には、オペレーティングシステムがインストールされていない状態で製造者136から受け取られる。従って、コンピューティングデバイス132は、最初に事前実行環境に起動またはブートされる。この事前実行環境は、コンピューティングデバイス132がネットワーク142を介してステージングサーバ140にアクセスし、サーバ140からオペレーティングシステム構成情報を得ることを可能にするのに十分な命令を含む。コンピューティングデバイス132がステージングサーバ140にアクセスできるようにするために含まれている命令を、オペレーティングシステム構成情報がサーバ140内でどのように記憶されているかに応じて変えることもできる。1つの実施においては、ステージングサーバ140は、オペレーティングシステム構成情報を含む情報をSQLデータベース内に記憶し、従って、事前実行環境内の命令は、コンピューティングデバイス132がSQLデータベースにアクセスすることを可能にする。事前実行環境内の命令はさらに、コンピューティングデバイス132がインストールプログラムを取り出して実行し、受け取られたオペレーティングシステム構成情報に基づいて、オペレーティングシステムをインストールすることを可能にするのに十分な命令を含む。1つの例示的な実施においては、事前実行環境は、Windows(登録商標)XPオペレーティングシステムのOEMプレインストールキットの一部であるWindows(登録商標)PEオペレーティングシステムである(Windows(登録商標)PEオペレーティングシステム、およびWindows(登録商標)XPオペレーティングシステムのOEMプレインストールキットに関する追加情報は、ワシントン州レドモンドのMicrosoft(登録商標)Corporationから入手可能である)。あるいは、事前実行環境を、他の公開システムまたは所有権のあるシステム、例えば、Intel PXEとすることができる。
【0025】
事前実行環境は、コンピューティングデバイス132のディスクドライブ内に挿入されたディスク(例えば、磁気または光)からコンピューティングデバイスによって得られた、あるいは製造者136によってデバイス132のハードディスクドライブ上にプレインストールされた命令を実行することによって起動される。別法として、事前実行環境は、他の構成要素または所在地から得られた命令を実行することによって起動することができる。例えば、コンピューティングデバイス132のNICは、命令が埋め込まれたメモリデバイス(例えば、フラッシュメモリ)を有することができる。他の一例として、どのオペレーティングシステムも動作させることなしにデバイス132の電源が投入されたとき、NIC自体が、ネットワーク142上でアドレスが必要であると公示することができる。ステージングサーバ140は、ネットワーク142上でこの公示を検出し、コンピューティングデバイス識別子のリストを有しているかどうか検査する。ステージングサーバ140が、コンピューティングデバイス識別子のリストを有している場合には、ステージングサーバ140は、事前実行環境の命令をコンピューティングデバイス132に送信する。この例では、NICは、ステージングサーバ140と通信し、事前実行環境の命令を受け取ることができるように十分な命令を含む。
【0026】
事前実行環境の命令は、ソフトウェア命令またはファームウェア命令、あるいはそれらの組合せとすることができる。1つの実施においては、命令は、VisualBasic(登録商標)開発システム、PERL(Practical Extraction Report Language)、Java(登録商標)Script(JScript)など、スクリプティング言語である。さらに、事前実行環境は、別法として、PLD(Programmable Logic Device)またはASIC(Application Specific Integrated Circuit)など、ハードウェア内で実施することができる。
【0027】
図3は、適切な構成情報をコンピューティングデバイス132に供給する際にステージングサーバ140によって使用される例示的な1組のテーブルを示す。ステージングサーバ140は、NICテーブル172、サーバテーブル174およびプロファイルテーブル176を維持する。これらのテーブル172、174および176は、デバイス(例えば、図2の顧客の所在地134にあるデバイス)に関する様々な情報を維持するため、集合的にデバイスデータベースとも称する。ステージングサーバ140は、構成情報記憶装置178をさらに含む。デバイスデータベースは、リレーショナルデータベースおよび非リレーショナル(例えば、フラットファイル)データベースを含む様々な従来型データベースのいずれかを使用して実施することができる。そのようなデータベースの例には、SQLデータベース、Microsoft(登録商標)Accessデータベース、Oracle(登録商標)Corporationから入手可能な様々なデータベースのいずれか、IBM(登録商標)Corporationから入手可能な様々なInformix(登録商標)製品ファミリのいずれか、Sybase(登録商標)Inc.から入手可能な様々なデータベースのいずれかなどが含まれる。別法として、デバイスデータベースは他の方法で、例えば、従来型スプレッドシートプログラム(例えば、Microsoft(登録商標)Excel)、ワードプロセッシングまたはプレーンテキストファイル(例えば、Microsoft(登録商標)Wordワードプロセッシングプログラムまたは任意の他の従来型ワードプロセッシングもしくはテキスト編集もしくはテキスト入力プログラム)などを使用して実施することができる。
【0028】
テーブル172、174および176は、NIC、サーバ、プロファイルを説明するデータの論理的なグループを表すこと、特定の実施においては、これら論理グループ内の情報を図3に示されているより多くの(または少ない)テーブルに分配するように選択することができることに留意されたい。例えば、データは、単一のテーブルに記憶することも、あるいは数百のテーブルに記憶することもできる。
【0029】
NICテーブル172は、デバイス名に対するコンピューティングデバイス識別子のマッピングである。コンピューティングデバイス識別子、ならびに製造者から受け取られた任意の他のコンピューティングデバイス説明情報(図2の説明138)は、ステージングサーバ140で受け取られたとき、NICテーブル172に追加される。次に、コンピューティングデバイスに割り当てられる名前が、NICテーブル172に追加され、コンピューティングデバイス識別子と、コンピューティングデバイスに割り当てられた名前との間の対応を生成する。コンピューティングデバイス名は、(例えば、ステージングサーバ140のシステム管理者によって)手動で入力することも、あるいは(例えば、ステージングサーバ140、あるいは図2の顧客の所在地134にある別のデバイスによって)自動的に入力することもできる。例えば、デバイスをどのように名前付けするかを説明する1または複数の規則のセット(例えば、固定された1組の文字で始まり、ステージングサーバ140によって順番に割り当てられた数字がそれに続く)を用いて、ステージングサーバ140を構成することができる。
【0030】
他の実施においては、NICテーブル172の各エントリは、コンピューティングデバイスの特定のNICのエントリであり、コンピューティングデバイスが複数のNICを有する場合には、各NIC識別子について複数のエントリがテーブル172内にある。コンピューティングデバイスの複数のエントリの各々は、同じ情報のいくつか(例えば、コンピューティングデバイスに割り当てられた名前)、およびいくつかの異なる情報(例えば、識別されたNICのネットワーク(例えば、図1のネットワーク104またはネットワーク108))を含む。
【0031】
サーバテーブル174は、プロファイル識別子に対するコンピューティングデバイス名のマッピングである。NICテーブル172に入力された各コンピューティングデバイス名は、サーバテーブル174に入力され、複数のプロファイルの1つに関連付けられる。異なるプロファイルは、図2の顧客の所在地134で使用するために自動セットアップすることができるデバイスの各種別について使用される。複数の異なるサーバ名を、同じプロファイルに関連付けることができる。プロファイル識別子は、プロファイルテーブル176内のレコードを識別し、このレコードは、そのデバイスの種別の構成情報を識別する。
【0032】
ある種別のデバイスに関する構成情報は、オペレーティングシステムのためにコンピューティングデバイスにインストールされる記憶装置178からの様々なソフトウェアコンポーネントおよび/またはモジュール、ならびにオペレーティングシステムを構成するためのある種の情報(例えば、ハードディスクドライブを区分する方法、ディスプレイアダプタを構成する方法、ネットワーク接続を構成する方法など)を含む。これらコンポーネントおよび/またはモジュールは、例えば、オペレーティングシステムのコアコンポーネント、オペレーティングシステムに追加される非コアコンポーネント、オペレーティングシステムのパッチまたは修復などを含む。構成情報は、NICテーブル172からの何らかのコンピューティングデバイス特有の情報(割り当てられるネットワークアドレス、コンピュータ名、割り当てられるドメイン名など)を含むことができる。このようなコンピューティングデバイス特有の情報を、図2の製造者136により、システム管理者の手動入力により(例えば、ステージングサーバ140から)、何らかの他のデバイス(例えば、ステージングサーバ、または顧客の所在地134にある何らかの他のデバイス)からの自動入力などにより、テーブル172に含めることができる。
【0033】
テーブル172、174および176のルックアップは、ステージングサーバ140、あるいはセットアップされるコンピューティングデバイス(例えば、新しいコンピューティングデバイス132)の制御を受けて実行することができる。例えば、ステージングサーバ140は、デバイス132からコンピューティングデバイス識別子を受け取り、コンピューティングデバイス識別子に基づいてテーブル172上でルックアップを実行し、次に、テーブル172から得られた名前に基づいてテーブル174上でルックアップを行い、次に、テーブル174から得られたプロファイル識別子に基づいてテーブル176上でルックアップを行うことができる。別法として、デバイス132は、(例えば、ステージングサーバ140を介して)テーブル172上でルックアップを行い、名前を得ることができる。デバイス132は、プロファイル識別子を得るために、得られた名前を使用して(例えば、ステージングサーバ140を介して)テーブル174上でルックアップを行うことができる。デバイス132は、構成情報を得るために、得られたプロファイル識別子を使用して、(例えば、ステージングサーバ140を介して)テーブル176上でルックアップを行うことができる。
【0034】
別法として、アプリケーションプログラムを、新しいコンピューティングデバイス132上で自動的にセットアップすることができる。このようなアプリケーションプログラムを自動セットアップする(自動カスタム・ソフトウェア構成とも称する)場合には、あるタ種別のデバイスの構成情報は、デバイスが意図する機能を実行するためにコンピューティングデバイスにインストールされる様々なソフトウェアコンポーネントおよび/またはモジュールを含む。これらは、デバイスにインストールされる1または複数のアプリケーションプログラムまたはソフトウェアを含む。例えば、デバイスがオンラインゲームの統計サービスを提供するべきであるとき、デバイスのプロファイルは、デバイスが統計サービスを実施するために、デバイスにインストールされる必須のソフトウェアコンポーネントおよび構成情報を識別することになる。
【0035】
実施形態によっては、オペレーティングシステムは、コンピューティングデバイスに自動的にインストールされ、ソフトウェアがデバイス上で自動的に構成される。別法として、オペレーティングシステムだけをコンピューティングデバイスに自動インストールする(カスタム・ソフトウェア構成は自動でない)ことも、ソフトウェアだけをデバイス上で自動構成する(オペレーティングシステムのインストールは自動でない)こともできる。1つの実施においては、カスタム・ソフトウェア構成を自動化しない場合には、コンピューティングデバイス自体が、オペレーティングシステムがインストールされた後で、カスタム・ソフトウェア構成の用意があることを公示する。この公示は、ステージングサーバ140またはどこかのログファイルに、用意できていることを示す指示を書き込むことなど、様々な異なる方法で公示することができる(例えば、指示は単にデバイス識別子とすることができる)。
【0036】
1つの実施においては、テーブル172、174および176、ならびに構成情報記憶装置178はすべて、同じサーバ(例えば、図2のステージングサーバ140)に含まれる。別法として、テーブルおよび/または構成情報を複数のサーバにわたって散在させることができる。例えば、構成情報の異なる部分を、異なるサーバデバイス上で記憶することができ、異なる種別のデバイスの構成情報を、異なるサーバデバイス上で記憶することができ、または、テーブルを、複数のサーバデバイスを跨いで分割することができる、などである。
【0037】
構成情報の全てが、ステージングサーバ140から受け取られると、コンピューティングデバイス132上で動作する事前実行環境は、ステージングサーバからの構成情報内で識別されているように、適切なソフトウェアコンポーネントをインストールする。これは自動化されたオペレーティングシステムのインストール処理であり、1つの実施においては、事前実行環境は、インストール処理中に回答ファイルを使用することを可能にする無人のインストール処理を含む。事前実行環境は、ステージングサーバ140から受け取られた構成情報に基づいて回答ファイルを自動生成する。事前実行環境は、回答ファイルの書式を理解し(例えば、プログラムされており)、従って、回答ファイルを生成する方法(例えば、どのデータを回答ファイルに含むか、それをどのようにフォーマットするか、など)を理解している。別法として、ステージングサーバ140は、回答ファイルを生成することができる。1つの実施においては、無人のインストール処理は、Microsoft(登録商標)Windows(登録商標)オペレーティングシステムの無人インストール処理である。この無人インストール処理に関する追加情報は、ワシントン州レドモンドのMicrosoft(登録商標)Corporationから入手可能である。
【0038】
セットアップ処理中に、コンピューティングデバイスは、インストール処理によって1または複数回再起動またはリブートされる可能性があることに留意されたい。これは、オペレーティングシステムのインストール中、オペレーティングシステムのインストールと1または複数のアプリケーションプログラムのインストールとの間、1または複数のアプリケーションプログラムのインストール中、1または複数のアプリケーションプログラムのインストール後、またはそれらの組合せで発生する可能性がある。このような再起動またはリブートが発生したとき、インストール処理は、デバイスを再起動またはリブートする前に残したところから続行する(事前実行環境、別のオペレーティングシステムセットアッププログラム、オペレーティングシステム自体(おそらくは「スタートアップ」モードで)が起動する可能性がある)。インストール処理が完了すると、事前実行環境ではなくオペレーティングシステムが実行する(任意選択で、インストール処理によって行われる最後の動作を、コンピュータを再起動またはリブートしてオペレーティングシステムに入ることにすることができる)。
【0039】
従って、顧客の所在地134内に含まれ、自動セットアップされるデバイスの異なる種別について、異なるプロファイルを確立することができることがわかる。複数の異なるコンピューティングデバイスを、構成情報のほとんどを構成情報記憶装置178から使用可能にして、同じプロファイルに関連付けることができる。同じ種別のコンピューティングデバイス間の差違(例えば、そのネットワークアドレス)は、NICテーブル172内で識別されており、セットアップ処理中にそこから適切な情報(例えば、そのネットワークアドレス)が取り出される。特定のデバイスについて構成情報に変更を加える必要があるとき(例えば、オペレーティングシステム内のコンポーネントのアップグレード)、記憶装置178内の適切な1または複数のコンポーネントに変更を加えることが必要とされるだけで、後続のインストールすべてに伝達させる。同様に、新しいコンピューティングデバイスが、新しいハードウェア(例えば、異なるビデオカード、異なるハードウェアバージョンのビデオカード、異なるバージョンまたはサイズのハードディスクドライブなど)を含むことがある場合には、この新しいハードウェア用の適切なドライバを、記憶装置178に追加し、プロファイルテーブル176で生成された新しいプロファイル(または、アップデートされた以前のプロファイルを)、および全ての後続のインストールは、この新しいドライバを利用することができる。
【0040】
代替の実施においては、図2の製造者136によってステージングサーバ140のNICテーブル172に、コンピューティングデバイス識別子が追加されるようにするのではなく、ステージングサーバ140がコンピューティングデバイス132によって最初にアクセスされたとき(事前実行環境を動作)、コンピューティングデバイス識別子を追加することができる。コンピューティングデバイス132は、自分自身について理解している情報(特にその固有の識別子)を、ステージングサーバ140に供給することができる。ステージングサーバ140は、この情報をテーブル172の新しいエントリに入力し、上述と同じ方法で(例えば、システム管理者によって手動で、サーバ140または別のデバイスによって自動で)エントリ内の残りの情報を挿入することができる。
【0041】
他の代替の実施においては、ステージングサーバ140においてユーザ(例えば、システム管理者)により、コンピューティングデバイス識別子を、ステージングサーバ140のNICテーブル172に追加することができる。ユーザインターフェースが、ステージングサーバ140のユーザに提供され、ユーザがコンピューティングデバイスについての情報(例えば、識別子、種別、ネットワーク情報(例えば、ネットワークアドレス、ゲートウェイなど))を入力することを可能にする。この情報は、テーブル172内の新しいエントリに入力され、エントリ内の残りの情報は、上述と同じ方法で(例えば、システム管理者によって手動で、サーバ140または別のデバイスによって自動で)挿入することができる。
【0042】
オペレーティングシステムをコンピューティングデバイス132に最初にインストールするのに加えて、自動セットアップ処理は、先にオペレーティングシステムがインストールされているデバイスにオペレーティングシステムをインストールするために使用することができる。この状況は、例えば、オペレーティングシステムに変更が加えられ(例えば、新機能またはバグ修復)、これらの変更をデバイスに組み込む場合(デバイスの再構築と称することもある)、または、図2の製造者136が、デバイスにオペレーティングシステムをプレインストールしており、顧客がオペレーティングシステムを変更したいと望んでいる場合に生じることがある。
【0043】
すでにオペレーティングシステムがインストールされているデバイスにオペレーティングシステムをインストールするとき、自動インストール処理が開始される。自動インストール処理を、様々な形で、例えば、特定のコマンドを使用すること、適切なキーシーケンスを選択すること、事前実行環境命令を含むブート可能なディスクを挿入することなどによって開始することができる。開始すると、自動インストール処理は、上述のように実行し、適切な構成情報をステージングサーバ140からロードし、その構成情報に基づいてオペレーティングシステムをインストールする。先のオペレーティングシステムはいずれも、インストール処理によって無視され、必要な場合には上書きされる。1つの実施においては、自動インストール処理の前に(またはその一部として)、コンピューティングデバイスのハードディスクドライブをフォーマットし、かつ/または区分することができる。
【0044】
図4は、コンピューティングデバイスの自動オペレーティングシステムをインストールするための例示的な処理200を示す流れ図である。処理200は、図2のデバイス132など、クライアントデバイスによって実施され、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェアまたはそれらの組合せで実行することができる。
【0045】
最初に、コンピューティングデバイスの事前実行環境が起動される(動作202)。次に、オペレーティングシステムの構成情報が、コンピューティングデバイス識別子に基づいて取り出される(動作204)。次に、オペレーティングシステムは、取り出されたオペレーティングシステムの構成情報に基づいて、コンピューティングデバイスにインストールされる(動作206)。
【0046】
図5は、コンピューティングデバイスの自動オペレーティングシステムをインストールするためのより詳細な例示的処理240を示す流れ図である。処理240は、図2のデバイス132など、コンピューティングデバイスによって実施され、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェアまたはそれらの組合せで実行することができる。
【0047】
最初に、コンピューティングデバイスの電源が投入され(動作244)、デバイスにオペレーティングシステムをインストールするか否か判定される(動作246)。すでにデバイスにインストールされているオペレーティングシステムがない場合には、動作246でオペレーティングシステムをデバイスにインストールすることが決定される。オペレーティングシステムがデバイスにすでにインストールされている場合には、新しいオペレーティングシステムをインストールするための要求またはコマンドを受け取った場合に、オペレーティングシステムをデバイスにインストールすることが決定される。このような要求またはコマンドは、ある時間で(数日または数週程度、あるいはそれより長くすることができる)デバイスが電源投入された後に受け取ることができ、その時点で処理240は動作246に戻り、オペレーティングシステムをデバイスにインストールすることを決定する。
【0048】
オペレーティングシステムをデバイスにインストールしない場合には、デバイスは、そのインストールされたオペレーティングシステムを実行する(動作248)。しかしながら、オペレーティングシステムをデバイスにインストールする場合には、デバイスは、事前実行環境を起動する(動作250)。コンピューティングデバイスの固有の識別子が取得され(動作252)、それを使用してNICテーブルからデバイスの種別を得る(動作254)。次に、デバイス種別を使用して、サーバテーブルからプロファイル識別子を取得し(動作256)、プロファイル識別子を使用して、コンピューティングデバイスにインストールするオペレーティングシステムの構成情報を得る(動作258)。次に、オペレーティングシステムは、得られた構成情報を使用して、コンピューティングデバイスにインストールされる(動作260)。
【0049】
図2に戻ると、アプリケーションプログラム構成情報を、ステージングサーバ140によって維持することができる。このアプリケーションプログラム構成情報は、コンピューティングデバイスが、意図する機能を実行するために、特定のソフトウェアで自動的にカスタマイズされることを可能にする。特定のコンピューティングデバイス種別の構成情報を、図3のプロファイルテーブル176の対応するプロファイル識別子、および図3の記憶装置178内に記憶されている構成情報自体において識別することができる。
【0050】
コンピューティングデバイスの自動カスタム・ソフトウェア構成は、オペレーティングシステムがコンピューティングデバイスに自動的にインストールされた直後に行うことができる。別法として、コンピューティングデバイスの自動カスタム・ソフトウェア構成を後で行うことができる。また、コンピューティングデバイスの自動カスタム・ソフトウェア構成は、オペレーティングシステムがコンピューティングデバイスにどのようにインストールされるかに関わらず行うことができることをも理解されたい(例えば、オペレーティングシステムは、上述のように自動的にインストールすることも、あるいは何らかの他の方法でインストールすることもできる)。
【0051】
図6は、コンピューティングデバイスの自動アプリケーションソフトウェアをインストールするための例示的な処理300を示す流れ図である。処理300は、図2のデバイス132など、コンピューティングデバイスによって実施され、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェアまたはそれらの組合せで実行することができる。
【0052】
最初に、コンピューティングデバイスのオペレーティングシステムが起動される(動作302)。次に、コンピューティングデバイスのカスタム・ソフトウェア構成情報は、コンピューティングデバイス識別子に基づいて取り出される(動作304)。次に、カスタム・ソフトウェアは、取り出されたカスタム・ソフトウェア構成情報に基づいて、コンピューティングデバイスにインストールされる(動作306)。
【0053】
図7は、コンピューティングデバイスの自動アプリケーションソフトウェアをインストールするためのより詳細な例示的処理340を示す流れ図である。処理340は、図2のデバイス132など、コンピューティングデバイスによって実施され、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェアまたはそれらの組合せで実行することができる。
【0054】
最初に、コンピューティングデバイスの電源が投入され、そのインストールされたオペレーティングシステムを使用して起動またはブートされる(動作342)。次に、デバイスにカスタム・ソフトウェアをインストールするか否かについて判定される(動作344)。動作344で、カスタム・ソフトウェアをインストールするための要求またはコマンドを受け取った場合に、カスタム・ソフトウェアをデバイスにインストールすることが決定される。このような要求またはコマンドは、オペレーティングシステムがコンピューティングデバイスにインストールされた直後に受け取ることも(例えば、要求は、コンピューティングデバイスの全体的な自動セットアップ処理の一部として発行される)、または、ある時間で(数日または数週程度、あるいはそれより長くすることができる)デバイスが電源投入された後に受け取ることもでき、その時点で処理340は動作344に戻り、カスタム・ソフトウェアをデバイスにインストールすることを決定する。
【0055】
カスタム・ソフトウェアをデバイスにインストールしない場合には、デバイスは、そのインストールされたソフトウェアを実行する(動作346)。しかしながら、カスタム・ソフトウェアをデバイスにインストールする場合には、コンピューティングデバイスの固有の識別子が取得され(動作348)、それを使用してNICテーブルからデバイスの種別を得る(動作350)。次に、デバイス種別を使用して、サーバテーブルからプロファイル識別子を取得し(動作352)、プロファイル識別子を使用して、コンピューティングデバイスにインストールするカスタム・ソフトウェアの構成情報を得る(動作354)。次に、カスタム・ソフトウェアは、得られた構成情報を使用して、コンピューティングデバイスにインストールされる(動作356)。
【0056】
さらに、インストール後に、コンピューティングデバイスにインストールされたオペレーティングシステムおよび/またはカスタム・ソフトウェアに様々な修正を加えることができる。このような修正は、例えば、オペレーティングシステムおよび/またはカスタム・ソフトウェアに機能を追加するサービスパック、バグまたは誤りの修復、セキュリティの修復などとすることができる。ステージングサーバ140は、様々なコンピューティングデバイスの構成情報を維持し、どのコンピューティングデバイスにどの修正を加えるか(例えば、どのコンピューティングデバイスが、セキュリティの欠陥を修復するために新しいソフトウェアモジュールを必要としているか)を容易に判定することを可能にする。構成情報は、修正の任意のカスタマイズの決定を(例えば、プロセッサ種別、オペレーティングシステムのバージョンなどに基づいて)容易に決定することを可能にする。次に、この構成情報を使用して、オペレーティングシステムおよび/またはカスタム・ソフトウェアに正しい修正を加える(例えば、正しい修正ファイルを選択しインストールする)ことができる。
【0057】
1つの実施においては、デバイスデータベースは、上述の図3に示されたテーブル、ならびに他のテーブルを含む複数のデータ構造で構成されている。これらの構造について本明細書では、フィールドを有するテーブルで表して述べるが、様々な方法でその構造を実装することができる。以下の表I−XXVIIIに示すように、様々なデータがこれらの構造に含まれている。
【0058】
表Iは、データセンタ(例えば、図1の複数のグループ106、または図2の顧客の所在地134)を識別するエントリを含むデータセンタのテーブルである。
【0059】
【表1】
【0060】
表IIは、データセンタ内の特定のネットワークを説明するエントリを含み、各データセンタについて複数のエントリを含むことができるネットワークテーブルである。
【0061】
【表2】
【0062】
表IIIは、データセンタ内のネットワーク上の仮想LAN(VLAN)について説明するVLANテーブルである。
【0063】
【表3】
【0064】
表IVは、特定のコンピューティングデバイス、およびサーバ名を有する関連コンピューティングデバイスに関するエントリを含むNICテーブル(例えば、図3のテーブル172)である。
【0065】
【表4】
【0066】
表Vは、NIC識別子(例えば、MACアドレス)を共通の名前に関連付けるエントリを含むNICカードテーブルである。
【0067】
【表5】
【0068】
表VIは、NICを様々な設定に関連付けるエントリを含むNIC種別テーブルである。
【0069】
【表6】
【0070】
表VIIは、NICによって使用されるサブネットIP(インターネットプロトコル)アドレスを識別するエントリを含むサブネットIPテーブルである。
【0071】
【表7】
【0072】
表VIIIは、NICによって使用されるゲートウェイIPアドレスを識別するエントリを含むゲートウェイIPテーブルである。
【0073】
【表8】
【0074】
表IXは、NICによって使用されるDNSサーバのアドレスを識別するエントリを含むDNSサーバテーブルである。
【0075】
【表9】
【0076】
表Xは、デバイス名をプロファイルにマッピングするエントリを含むサーバテーブル(例えば、図3のテーブル174)である。
【0077】
【表10】
【0078】
表XIは、デバイスの機能(例えば、デバイスがどのように使用されるか)のためのフレンドリ名を識別するエントリを含むサーバ使用法テーブルである。
【0079】
【表11】
【0080】
表XIIは、ログオン情報を識別するエントリを含むフォージログオン(Forge Logon)テーブルである。1つの実施においては、自動インストール処理は(オペレーティングシステムのインストールまたはカスタム・ソフトウェアのインストールに関わらず)、識別子およびパスワードを使用してステージングサーバにログオンする。有効な識別子およびパスワードの組合せは、フォージログオンテーブル内で維持される。
【0081】
【表12】
【0082】
表XIIIは、インストール処理中に使用される製品キー(例えば、入力されて、インストールされるコンポーネントについて有効なライセンスが購入されていることを認証するセキュリティキーまたはコード)を識別するエントリを含む製品キーテーブルである。
【0083】
【表13】
【0084】
表XIVは、プロファイルを構成情報にマッピングするエントリを含むサーバプロファイルテーブル(例えば、図3のテーブル176)である。
【0085】
【表14】
【0086】
表XVは、インストール処理の一部として実行されるスクリプトを識別するエントリを含むコンポーネントスクリプトテーブルである。
【0087】
【表15】
【0088】
表XVIは、インストール処理の終わりに実行されるスクリプトの名前およびその説明(ポストインストールスクリプトのリスト)を識別するエントリを含むポストインストールリストテーブルである。
【0089】
【表16】
【0090】
表XVIIは、インストール処理の終わりに実行されるスクリプトと、それが実行される順番とを識別するエントリを含むポストインストールリストテーブルである。
【0091】
【表17】
【0092】
表XVIIIは、インストール処理の終わりにインストールされるスクリプトを識別するエントリを含むポストインストールスクリプトリストである。
【0093】
【表18】
【0094】
表XIXは、インストール処理の一部として実行されるディスクドライブ構成スクリプトを識別するエントリを含むディスクプロファイルスクリプトテーブルである。
【0095】
【表19】
【0096】
表XXは、インストール処理の一部として実行されるハードウェア構成スクリプトを識別するエントリを含むハードウェアプロファイルテーブルである。
【0097】
【表20】
【0098】
表XXIは、データセンタ内のデバイス(例えば、サーバおよび/またはネットワークスイッチ)のラックを指定するエントリを含むラックテーブルである。
【0099】
【表21】
【0100】
表XXIIは、ラック内のコンピューティングデバイスを識別するエントリを含むデバイステーブルである。
【0101】
【表22】
【0102】
表XXIIIは、ラック内のデバイスのIPアドレスを識別するエントリを含むデバイスIPテーブルである。
【0103】
【表23】
【0104】
表XXIVは、ラック内の特定デバイスの種別を識別するエントリを含むデバイス種別テーブルである。
【0105】
【表24】
【0106】
表XXVは、ラック内のネットワークスイッチを識別するエントリを含むスイッチテーブルである。
【0107】
【表25】
【0108】
表XXVIは、ラック内のネットワークスイッチのモジュールを識別するエントリを含むモジュールテーブルである。
【0109】
【表26】
【0110】
表XXVIIは、ネットワークスイッチのモジュールのポートを識別するエントリを含むポートテーブルである。
【0111】
【表27】
【0112】
表XXVIIIは、スイッチのモジュールのIPアドレスを識別するエントリを含むモジュールIPテーブルである。
【0113】
【表28】
【0114】
図1に戻ると、ネットワークスイッチ、ハブ、ルータ、負荷分散装置など、様々な従来型ネットワークデバイスは、典型的には、内部ネットワーク108内に含まれている。ネットワークスイッチは、ケーブルを接続することができる複数のポートまたはジャックを有し、ケーブルは、コンピューティングデバイスのNICにも結合される。ネットワークスイッチは、そのポートに結合された各コンピューティングデバイスから、そのポートに現在結合されているNICの識別子(例えば、MACアドレス)を得ることができる。ネットワークスイッチの各ポートに結合されている各NICの識別子を得ることにより、ネットワークスイッチ、またはネットワークスイッチを構成するように設計された一部のプロセスもしくはプログラムは、(データベース内でNICの識別子をルックアップすることによって)各ポートに接続されているコンピューティングデバイスの種別および役割を識別し、データを適切なコンピューティングデバイスに経路指定することができる。
【0115】
場合によっては、コンピューティングデバイス102のいくつかは、複数のNICを有することができ、一方は、デバイスをネットワーク104に結合し、他方は、デバイスをネットワーク108に結合する。コンピューティングデバイスをネットワークスイッチのポートに結合する際には、NICがネットワークスイッチの正しいポートに確実に結合されるように注意するべきである(例えば、その結果、ネットワーク104と通信中であると思われるNICが、実際にネットワーク104に関連付けられているネットワークスイッチのポートに結合され、ネットワーク108と通信中であると思われるNICが、実際にネットワーク108に関連付けられているネットワークスイッチのポートに結合される)。
【0116】
1つの実施においては、内部ネットワーク108内のネットワークスイッチを、自動構成することができ、それによって、コンピューティングデバイスの様々なNICが正しいポートに確実に結合される。ネットワークスイッチが自動構成されるのを可能にすることにより、コンピューティングデバイスをネットワークスイッチに結合しているグループ106の個人は、自分がデバイスをどのポートに結合中であるか気にかける必要がなく、デバイスが結合されるどのようなポートでも、必要に応じて自動構成される。
【0117】
図8は、ネットワークスイッチの自動構成のための例示的な処理400を示す流れ図である。処理400は、図2のステージングサーバ140などのデバイスによって実施され、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェアまたはそれらの組合せで実行することができる。
【0118】
最初に、スイッチポートに対するNIC識別子のマッピングは、ネットワークスイッチから取り出される(動作402)。各NIC識別子について、対応するNICが属するべきであるネットワークの種別に関して検査される(動作404)。図3のNICテーブル172が、コンピューティングデバイス識別子としてNIC識別子(例えば、NICのMACアドレス)を使用する場合には、ネットワーク種別に対するNIC識別子のマッピングを含む、図3のNICテーブル172のエントリにアクセスすることによって、この検査を行うことができる。次に、スイッチ構成情報は、NICと、対応するネットワーク種別情報とに基づいて生成され(動作406)、この生成された構成情報は、ネットワークスイッチに書き込まれる(動作408)。
【0119】
ネットワークスイッチの自動構成と同様に、他のネットワークデバイスを自動構成することができることに留意されたい。様々なテーブル内のデータを使用して他のネットワークデバイスを自動構成する厳密な方法は、ネットワークデバイスに応じて変わる可能性がある。このようなネットワークデバイスは、例えば、LANの一部、ストレージエリアネットワーク(SAN)(例えば、新しいコンピューティングデバイスのために記憶装置を自動作成することを可能にする)などとすることができる。
【0120】
図2に戻ると、完全な自動システムを実施して、コンピューティングデバイスを顧客の所在地134に追加することができる。この完全な自動システムは、冗長モードまたは非冗長モードのステージングサーバ140、または顧客の所在地134(あるいは他のところ)にある別のデバイスによって管理することができる。動作中には、所在地134にいるシステム管理者は、単に管理デバイスに、新しいデバイスの種別(例えば、新しい統計サーバ)が望まれることの指示を入力することになる。このような要求は、図3のNICテーブル172に新しいデバイスの名前および種別を手動入力し、新しいデバイスの名前および種別を含む電子メールメッセージを管理デバイスに送信することによって(管理デバイスは、メッセージを受け取り、メッセージから新しいデバイスの名前および種別を取り出し、新しいデバイスの名前および種別をNICテーブル172に追加する)、または他の形で入力することが可能であろう。次に、完全な自動処理が新しいデバイスを注文し、上述のように自動オペレーティングシステム/カスタム・ソフトウェアのインストールが行われる。
【0121】
図9は、顧客の所在地にデバイスを自動追加するための例示的な処理450を示す流れ図である。処理450は、図2のステージングサーバ140または別のコンピューティングデバイスなどのデバイスによって実施され、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェアまたはそれらの組合せで実行することができる。
【0122】
最初に、新しいコンピューティングデバイスを求める要求が受け取られる(動作452)。次に、適切な承認および/または購入情報が、新しいコンピューティングデバイスについて権限のある情報源から得られる(動作454)。購入を承認する権限のある1または複数の個人に電子メールメッセージまたは他の指示を送信すること、デバイスを購入するために注文番号を求めて電子メールメッセージまたは他の指示を送信することなど様々な動作が、動作454で必要とされる可能性がある。別法として、追加承認が必要とされない場合があり、動作454を行う必要はない。
【0123】
必要な承認および/または購入情報が得られると、新しいコンピューティングデバイスを購入するための要求は、デバイスの売り主に送られる(動作456)。この売り主は、例えば、図1の製造者136、あるいは製造者136によって製造されたデバイスの再販者とすることができる。結局は、コンピューティングデバイスが顧客の所在地で受け取られ、ネットワークに結合される。この結合は、例えば、ユーザが顧客の所在地で、ネットワークケーブルをデバイスの各NICに、ネットワークスイッチまたは他のネットワークデバイスに挿入することによって手動で行われる。ネットワークに結合されると、コンピューティングデバイスがネットワークに結合されたことの指示が受け取られる(動作458)。これは、システム管理者が図3のNICテーブル172に指示を手動入力するなど、手動指示とすることも、デバイスが電源投入されたら直ちにネットワーク上にデバイスが存在することを知らせるなど、自動指示とすることもできる。
【0124】
次に、適切なオペレーティングシステムのインストール構成情報は、コンピューティングデバイスに送られ(動作460)、自動オペレーティングシステムインストールに関する上述の考察と同様に、コンピューティングデバイスは、送られた構成情報に基づいてそのオペレーティングシステムをインストールする(動作462)。適切なカスタム・ソフトウェア構成情報は、コンピューティングデバイスに送られ(動作464)、自動カスタム・ソフトウェアインストールに関する上述の考察と同様に、コンピューティングデバイスは、送られた情報に基づいてそのカスタム・ソフトウェアをインストールする(動作466)。
【0125】
従って、図9でわかるように、デバイスの追加処理は自動化され、システム管理者からの入力をほとんど必要とせず、システム管理者が望むように新しいコンピューティングデバイスを顧客の所在地に追加してセットアップする。
【0126】
再び図2に戻ると、本明細書に述べられているように自動セットアップを実現するのに加えて、ステージングサーバ140は、資産追跡のために維持している様々な情報を使用することができる。顧客の所在地134に多数のデバイスが存在する場合には、このような資産追跡は、システム管理者に多くの所望の情報を提供することができる。
【0127】
図10は、自動インストールおよび自動資産追跡のための例示的な処理480を示す流れ図である。処理480は、図2のステージングサーバ140または他のコンピューティングデバイスなどのデバイスによって実施され、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェアまたはそれらの組合せで実行することができる。
【0128】
最初に、顧客の所在地134で追加される新しいコンピューティングデバイスに関する情報は、デバイスデータベースに追加される(動作482)。このデバイスデータベースは、例えば、図3のテーブル172、174および176で構成されている。典型的には、資産追跡情報は、NICテーブル172内に含まれている。
【0129】
次に、適切なオペレーティングシステムインストール構成情報は、新しいコンピューティングデバイスに送られ(動作484)、自動オペレーティングシステムインストールに関する上述の考察と同様に、新しいコンピューティングデバイスは、送られた構成情報に基づいてそのオペレーティングシステムをインストールする(動作486)。適切なカスタム・ソフトウェア構成情報は、新しいコンピューティングデバイスに送られ(動作488)、自動カスタム・ソフトウェアインストールに関する上述の考察と同様に、コンピューティングデバイスは、送られた情報に基づいてそのカスタム・ソフトウェアをインストールする(動作490)。必要とされる場合には、顧客の所在地にあるネットワークスイッチは、再構成され、自動ネットワークスイッチ構成に関する上述の考察と同様に、新しいコンピューティングデバイスに対処する(動作492)。
【0130】
次に、コンピューティングデバイスに関する追加情報は、コンピューティングデバイスから取り出される(動作494)。この追加情報は、例えば、デバイスのハードウェア/ソフトウェア特性(例えば、インストールされているコンポーネント、これらのコンポーネントのバージョン、基本入出力システム(BIOS)の設定およびバージョンなど)を含む。コンピューティングデバイスにインストールされたオペレーティングシステムは、典型的には、様々なハードウェア/ソフトウェア特性を識別することを可能にする機能を含む。例えば、多数のMicrosoft(登録商標)Windows(登録商標)オペレーティングシステムは、この情報を取り出すためにスクリプティング言語を使用して問い合わせることができるWindows(登録商標) Management(WMI)サービスを含む。動作494から取り出されたこの情報、ならびに、先にデバイスデータベースに追加された情報(例えば、図3のNICテーブル172に追加された情報)は、資産追跡のために維持される(動作496)。
【0131】
図11は、本明細書に述べられている技法を実施するために使用することができる例示的な一般コンピュータ環境500を示す図である。コンピュータ環境500は、コンピューティング環境の一例にすぎず、コンピュータおよびネットワークアーキテクチャの使用範囲または機能について限定を暗示するものではない。コンピュータ環境500は、例示的なコンピュータ環境500内に示されている任意の1つの構成要素または構成要素の組合せに関してどのような依存または要件も有していると解釈するべきではない。
【0132】
コンピュータ環境500は、コンピュータ502の形態の汎用コンピューティングデバイスを含む。コンピュータ502は、例えば、図1のコンピューティングデバイス102、または図2のコンピューティングデバイス(例えば、デバイス132)もしくはステージングサーバ140とすることができる。コンピュータ502の構成要素は、これに限らないが、1または複数のプロセッサまたは処理装置504、システムメモリ506、プロセッサ504を含む様々なシステム構成要素をシステムメモリ506に結合するシステムバス508を含むことができる。
【0133】
システムバス508は、いくつかの種類のバス構造のいずれかの1または複数を表し、メモリバスまたはメモリ制御装置、周辺バス、AGP(accelerated graphics port)、ならびに様々なバスアーキテクチャのいずれかを使用するプロセッサまたはローカルバスを含む。例として、そのようなアーキテクチャには、ISA(Industry Standard Architecture)バス、MCA(Micro Channel Architecture)バス、EISA(Enhanced ISA)バス、VESA(Video Electronics Standards Association)ローカルバス、メザニンバスとしても知られるPCI(Peripheral Component Interconnects)バスを含むことができる。
【0134】
コンピュータ502は、典型的には、様々なコンピュータ読取り可能媒体を含む。このような媒体は、コンピュータ502によってアクセス可能であり、揮発性媒体と不揮発性媒体、取外し式媒体と非取外し式媒体とを共に含むあらゆる使用可能な媒体とすることもできる。
【0135】
システムメモリ506は、ランダムアクセスメモリ(RAM)510など揮発性メモリ、および/または読出し専用メモリ(ROM)512など不揮発性メモリの形態でコンピュータ読取り可能媒体を含む。基本入出力システム(BIOS)514は、起動中などにコンピュータ502内の構成要素間で情報を転送するのを助ける基本ルーチンを含み、ROM512内に記憶されている。RAM510は、典型的には、処理装置504によって直ちにアクセス可能な、および/または処理装置504上で現在動作しているデータおよび/またはプログラムを含む。
【0136】
コンピュータ502は、取外し式/非取外し式媒体、揮発性/不揮発性コンピュータ記憶媒体を含むことができる。例として、図11は、非取外し式、不揮発性の磁気媒体(図示せず)との間で読出しおよび書込みを行うためのハードディスクドライブ516、取外し式、不揮発性の磁気ディスク520(例えば、フロッピー(登録商標)ディスク)との間で読出しおよび書込みを行うための磁気ディスクドライブ518、ならびにCD−ROM、DVD−ROMまたは他の光媒体など、取外し式、不揮発性光ディスク524との間で読出しおよび書込みを行うための光ディスクドライブ522を示す。ハードディスクドライブ516、磁気ディスクドライブ518、および光ディスクドライブ522はそれぞれ、1または複数のデータ媒体インターフェース560によってシステムバス508に接続されている。別法として、ハードディスクドライブ516、磁気ディスクドライブ518、および光ディスクドライブ522は、1または複数のインターフェース(図示せず)によってシステムバス508に接続することができる。
【0137】
ディスクドライブとその関連r.コンピュータ読取り可能媒体は、コンピュータ読取り可能命令、データ構造、プログラムモジュール、コンピュータ502の他のデータの不揮発性記憶を実現する。例には、ハードディスク516、取外し式磁気ディスク520、取外し式光ディスク524が示されているが、コンピュータによってアクセス可能な、データを記憶することができる他の種類のコンピュータ読取り可能媒体、例えば、磁気カセットまたは他の磁気記憶デバイス、フラッシュメモリカード、CD−ROM、DVD(digital versatile disk)または他の光記憶装置、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去可能なプログラム可能な読出し専用メモリ(EEPROM)などを使用して、例示的なコンピューティングシステムおよび環境を実施することもできることを理解されたい。
【0138】
ハードディスク516、磁気ディスク520、光ディスク524、ROM512および/またはRAM510上には、いくつのプログラムモジュールを記憶することもでき、例として、オペレーティングシステム526、1または複数のアプリケーションプログラム528、他のプログラムモジュール530、プログラムデータ532が含まれる。このようなオペレーティングシステム526、1または複数のアプリケーションプログラム528、他のプログラムモジュール530、プログラムデータ532(またはそれらの何らかの組合せ)は、分散ファイルシステムをサポートする常駐コンポーネントのすべてまたは一部を実施することができる。
【0139】
ユーザは、キーボード534およびポインティングデバイス536(例えば、マウス)などの入力デバイスを介してコンピュータ502にコマンドや情報を入力することができる。他の入力デバイス538(特に図示せず)は、マイクロフォン、ジョイスティック、ゲームパッド、衛星パラボラアンテナ、シリアルポート、スキャナ、などを含むことができる。これらおよび他の入力デバイスは、システムバス508に結合されている入力/出力インターフェース540を介して処理装置504に接続されているが、パラレルポート、ゲームポート、USB(Universal Serial Bus)など、他のインターフェースおよびバス構造によって接続することもできる。
【0140】
モニタ542または他の種類のディスプレイデバイスは、ビデオアダプタ544などのインターフェースを介して、システムバス508に接続することができる。モニタ542に加えて、他の出力周辺デバイスは、入力/出力インターフェース540を介してコンピュータ502に接続することができるスピーカ(図示せず)およびプリンタ546などの構成要素を含むことができる。
【0141】
コンピュータ502は、遠隔コンピューティングデバイス548など、1または複数の遠隔コンピュータへの論理接続を使用してネットワーク環境で動作することができる。例として、遠隔コンピューティングデバイス548は、パーソナルコンピュータ、可搬型コンピュータ、サーバ、ルータ、ネットワークコンピュータ、ピアデバイスまたは他の共通ネットワークノードなどとすることができる。遠隔コンピューティングデバイス548は、コンピュータ502に関係して本明細書に述べられている要素および特徴の多数またはすべてを含むことができる可搬型コンピュータとして示されている。
【0142】
コンピュータ502と遠隔コンピュータ548の間の論理接続は、ローカルエリアネットワーク(LAN)550および一般的な広域ネットワーク(WAN)552として示されている。このようなネットワーク環境は、事務所、全社コンピュータネットワーク、イントラネットおよびインターネットである。
【0143】
コンピュータ502は、LANネットワーク環境内で実施されるとき、ネットワークインターフェースまたはアダプタ554を介してローカルエリアネットワーク550に接続される。WANネットワーク環境内で実施されるとき、コンピュータ502は、典型的には、モデム556、または広域ネットワーク552の上で通信を確立するための他の手段を含む。コンピュータ502に内蔵または外付けすることができるモデム556は、入力/出力インターフェース540または他の適切な機構を介して、システムバス508に接続することができる。図のネットワーク接続は例示的なものであり、コンピュータ502と548の間で通信リンクを確立する他の手段を使用することができることを理解されたい。
【0144】
コンピューティング環境500と共に示されているものなど、ネットワーク環境では、コンピュータ502に関係して示されているプログラムモジュールまたはその一部分を、遠隔メモリ記憶デバイス内に記憶することができる。例として、遠隔アプリケーションプログラム558は、遠隔コンピュータ548のメモリデバイス上で常駐している。例示のために、アプリケーションプログラムおよびオペレーティングシステムなど他の実行可能プログラムコンポーネントは、離散的なブロックとして本明細書に示されているが、このようなプログラムおよびコンポーネントは、様々な時にコンピューティングデバイス502の様々な記憶構成要素内に常駐し、コンピュータのデータプロセッサによって実行されることを理解されたい。
【0145】
本明細書では、様々なモジュールおよび技法について、1または複数のコンピュータまたは他のデバイスによって実行されるプログラムモジュールなどコンピュータ実行可能命令の一般的な文脈で述べることができる。一般に、プログラムモジュールは、特定のタスクを実行する、または特定の抽象データ型を実施するルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造などを含む。典型的には、プログラムモジュールの機能は、様々な実施形態で望まれるように組み合わせる、または分配することができる。
【0146】
これらのモジュールの実施は、コンピュータ読取り可能媒体の何らかの形態に記憶する、またはそれを跨いで送信することができる。コンピュータ読取り可能媒体は、コンピュータによってアクセスすることができるあらゆる使用可能な媒体とすることもできる。限定ではなく例として、コンピュータ読取り可能媒体は、「コンピュータ記憶媒体」および「通信媒体」を含むことができる。
【0147】
「コンピュータ記憶媒体」には、コンピュータ読取り可能命令、データ構造、プログラムモジュール、または他のデータなどの情報を記憶するための任意の方法または技法で実施される揮発性/不揮発性、取外し式/非取外し式媒体が含まれる。コンピュータ記憶媒体には、これに限らないが、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリまたは他のメモリ技術、CD−ROM、DVDまたは他の光記憶装置、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは、所望の情報を記憶するために使用することができ、コンピュータによってアクセスすることができる任意の他の媒体が含まれる。
【0148】
「通信媒体」は、典型的には、コンピュータ読取り可能命令、データ構造、プログラムモジュール、または搬送波もしくは他の移送機構など変調されたデータ信号内の他のデータを表す。通信媒体には、どのような情報送達媒体でも含まれる。「変調されたデータ信号」という用語は、信号内の情報を符号化するような方法で、信号の特性の1または複数が設定または変更されている信号を意味する。限定ではなく例として、通信媒体には、有線ネットワークまたは直接有線接続など有線媒体、ならびに音響、RF、赤外線および他の無線媒体など無線媒体が含まれる。上述のいずれかの組合せも、コンピュータ記憶媒体の範囲内に含まれる。
【0149】
本明細書では、流れ図によって様々な処理が示されている。これらの処理に含まれている動作は、流れ図に示されている順番で、あるいは異なる順番で実行することができることに留意されたい。例えば、図10では、その動作を図の順番で、あるいは異なる順番で実行することができる(例えば、動作512を動作510の前に行うことができ、あるいは動作508を動作506の前に行うことができる)。別の例として、図9では、その動作を図の順番で、あるいは異なる順番で実行することができる(例えば、動作464を動作462の前に行うことができる)。
【0150】
本明細書の考察では、NICに言及している。コンピューティングデバイスを様々な形で、例えば、ネットワークコネクタおよびコンピューティングデバイスのマザーボードに一体化された回路と、ネットワークコネクタおよびコンピューティングデバイスの外部にあり、様々な接続(例えば、USB接続)を使用してコンピューティングデバイスに結合された回路とによってネットワークに結合することができる。また、ネットワークコネクタおよび回路のこれらの代替種別は、本明細書で述べているNICと同様に、またはその代わりに使用することができることを理解されたい。
【0151】
上述の考察では、構造上の特徴および/または方法上の動作に特有の言葉を使用しているが、添付の特許請求の範囲で定義されている本発明は、述べられている特有の特徴または動作に限定されないことを理解されたい。反対に、その特有の特徴および動作は、本発明を実施する例示的な形態として開示されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動コンピューティングシステムセットアップを使用することができる例示的なネットワーク環境を示す図である。
【図2】自動システムセットアップの一例を示すブロック図である。
【図3】適切な構成情報をコンピューティングデバイスに供給する際にステージングサーバによって使用される例示的な1組のテーブルを示す図である。
【図4】コンピューティングデバイスに自動オペレーティングシステムをインストールするための例示的な処理を示す流れ図である。
【図5】コンピューティングデバイスに自動オペレーティングシステムをインストールするためのより詳細な例示的処理を示す流れ図である。
【図6】コンピューティングデバイスに自動アプリケーションソフトウェアをインストールするための例示的な処理を示す流れ図である。
【図7】コンピューティングデバイスに自動アプリケーションソフトウェアをインストールするためのより詳細な例示的処理を示す流れ図である。
【図8】ネットワークスイッチの自動構成のための例示的な処理を示す流れ図である。
【図9】顧客の所在地にデバイスを自動追加するための例示的な処理を示す流れ図である。
【図10】自動インストールおよび資産追跡のための例示的な処理を示す流れ図である。
【図11】本明細書に述べられている技法を実施するために使用することができる例示的なコンピュータ環境を示す図である。
【符号の説明】
100 ネットワーク環境
102 コンピューティングデバイス
104,108 ネットワーク
106 グループ
132 コンピューティングデバイス
134 顧客の所在地
136 コンピューティングデバイス製造者
138 説明情報
140 ステージングサーバ
142 ネットワーク
Claims (53)
- コンピューティングデバイスの1または複数のプロセッサによって実行されたとき、前記1または複数のプロセッサに、
前記コンピューティングデバイス上で事前実行環境を起動させ、
前記コンピューティングデバイスの識別子に基づいて、前記コンピューティングデバイスのオペレーティングシステムの構成情報を取り出させ、
前記構成情報を使用して前記オペレーティングシステムを前記コンピューティングデバイスにインストールさせる
複数の命令を記憶していることを特徴とする1または複数のコンピュータ読取り可能媒体。 - 前記1または複数のプロセッサに前記事前実行環境を起動させる命令を記憶している前記1または複数のコンピュータ読取り可能媒体は、光ディスクを含むことを特徴とする請求項1に記載の1または複数のコンピュータ読取り可能媒体。
- 前記1または複数のプロセッサに前記事前実行環境を起動させる命令を記憶している前記1または複数のコンピュータ読取り可能媒体は、ネットワークインターフェースカード(NIC)のメモリデバイスを含むことを特徴とする請求項1に記載の1または複数のコンピュータ読取り可能媒体。
- 前記コンピューティングデバイスの前記識別子は、前記コンピューティングデバイスのネットワークインターフェースカード(NIC)のメディアアクセスコントロール(MAC)アドレスを含むことを特徴とする請求項1に記載の1または複数のコンピュータ読取り可能媒体。
- 前記1または複数のプロセッサに前記オペレーティングシステムの構成情報を取り出させる命令は、前記1または複数のプロセッサに、
前記識別子に基づいて、前記コンピューティングデバイスに対応するデバイス種別を取得させ、
前記デバイス種別に基づいて、前記コンピューティングデバイスに対応するプロファイル識別子を取得させ、
前記プロファイル識別子に基づいて、前記構成情報を取得させる
命令を備えたことを特徴とする請求項1に記載の1または複数のコンピュータ読取り可能媒体。 - 前記構成情報は、ソフトウェアおよびハードウェア構成情報を備えたことを特徴とする請求項1に記載の1または複数のコンピュータ読取り可能媒体。
- 前記構成情報は、無人インストールの回答ファイルに含まれるデータを含むことを特徴とする請求項1に記載の1または複数のコンピュータ読取り可能媒体。
- 前記1または複数のプロセッサに前記オペレーティングシステムの構成情報を取り出させる命令は、前記1または複数のプロセッサに、前記コンピューティングデバイスが位置する同じデータセンタ内のサーバデバイスから前記構成情報を取り出させる命令を備えたことを特徴とする請求項1に記載の1または複数のコンピュータ読取り可能媒体。
- 前記命令は、前記1または複数のプロセッサに、
前記識別子に基づいて、前記コンピューティングデバイスのカスタム・ソフトウェア構成情報を取り出させ、
前記カスタム・ソフトウェア構成情報を使用して、前記コンピューティングデバイスにカスタム・ソフトウェアをインストールさせる
ことを特徴とする請求項1に記載の1または複数のコンピュータ読取り可能媒体。 - 前記命令は、前記1または複数のプロセッサに、前記事前実行環境を起動させ、前記構成情報を取り出させ、前記デバイスが新しいデバイスであり、オペレーティングシステムを前記コンピューティングデバイスに事前にインストールしていない場合にのみ、前記オペレーティングシステムをインストールさせることを特徴とする請求項1に記載の1または複数のコンピュータ読取り可能媒体。
- 前記命令は、前記1または複数のプロセッサに、前記事前実行環境を起動させ、前記構成情報を取り出させ、前記デバイスが前記オペレーティングシステムと共に再構築されるべきである場合にのみ、前記オペレーティングシステムをインストールさせることを特徴とする請求項1に記載の1または複数のコンピュータ読取り可能媒体。
- 前記命令は、前記1または複数のプロセッサに、前記事前実行環境を起動させ、前記構成情報を取り出させ、前記デバイスが新しいデバイスであり、オペレーティングシステムを前記コンピューティングデバイスに事前にインストールしていないこと、または、前記デバイスが前記オペレーティングシステムと共に再構築されるべきであることの1または複数に当てはまる場合にのみ、前記オペレーティングシステムをインストールさせることを特徴とする請求項1に記載の1または複数のコンピュータ読取り可能媒体。
- オペレーティングシステムをコンピューティングデバイスにインストールするべきか否かを判定することと、
前記オペレーティングシステムをインストールするべきでない場合には、事前にインストールされているオペレーティングシステムを実行することと、
前記オペレーティングシステムをインストールするべきである場合には、
前記コンピューティングデバイスの識別子を取得することと、
前記識別子を使用して、遠隔デバイスから前記オペレーティングシステムの構成情報を取得することと、
前記構成情報を使用して前記オペレーティングシステムを前記コンピューティングデバイスにインストールすること
とを備えたことを特徴とする方法。 - 前記識別子は、前記コンピューティングデバイスを一意に識別する複数の識別子の1つであることを特徴とする請求項13に記載の方法。
- 前記コンピューティングデバイスの前記識別子は、前記コンピューティングデバイスのネットワークインターフェースカード(NIC)のメディアアクセスコントロール(MAC)アドレスを含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
- 前記識別子を使用して構成情報を取得することは、
前記識別子を使用して、前記コンピューティングデバイスに対応するデバイス種別を取得することであって、前記デバイス種別は、前記コンピューティングデバイスに対応するプロファイル識別子にマップされ、前記プロファイル識別子は、前記構成情報を識別することを特徴とする請求項13に記載の方法。 - 前記構成情報は、ソフトウェアおよびハードウェア構成情報を含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
- 前記識別子に基づいて、前記コンピューティングデバイスのカスタム・ソフトウェア構成情報を取り出すことと、
前記カスタム・ソフトウェア構成情報を使用して、前記コンピューティングデバイスにカスタム・ソフトウェアをインストールすること
とをさらに備えたことを特徴とする請求項13に記載の方法。 - コンピューティングデバイスの1または複数のプロセッサによって実行されたとき、前記1または複数のプロセッサに、
前記コンピューティングデバイス上でインストールされているオペレーティングシステムの実行を開始させ、
前記コンピューティングデバイスの固有の識別子に基づいて、前記コンピューティングデバイスのカスタム・ソフトウェア構成情報を取り出させ、
前記カスタム・ソフトウェア構成情報を使用して、前記コンピューティングデバイスにカスタム・ソフトウェアをインストールさせる
複数の命令を記憶していることを特徴とする1または複数のコンピュータ読取り可能媒体。 - 前記カスタム・ソフトウェア構成情報は、前記コンピューティングデバイスがデバイスの複数の種別のうちどの種別であるべきかを識別する情報を備え、前記コンピューティングデバイスが前記種別に関連付けられた機能を提供するために、前記コンピューティングデバイスにインストールするべき1または複数のアプリケーションプログラムを識別する情報をさらに備えたことを特徴とする請求項19に記載の1または複数のコンピュータ読取り可能媒体。
- 前記識別子は、前記コンピューティングデバイスの複数のネットワークインターフェースカード(NIC)のうち1つのメディアアクセスコントロール(MAC)アドレスであることを特徴とする請求項19に記載の1または複数のコンピュータ読取り可能媒体。
- 前記命令は、前記インストールされているオペレーティングシステムの実行を開始する前に、1または複数のプロセッサに、
前記コンピューティングデバイス上で事前実行環境を起動させ、
前記コンピューティングデバイスの固有の識別子に基づいて、前記オペレーティングシステムの構成情報を取り出させ、
前記オペレーティングシステムの構成情報を使用して前記オペレーティングシステムを前記コンピューティングデバイスにインストールさせる
ことを特徴とする請求項19に記載の1または複数のコンピュータ読取り可能媒体。 - 前記1または複数のプロセッサに前記事前実行環境を起動させる命令を記憶している前記1または複数のコンピュータ読取り可能媒体は、光ディスクを含むことを特徴とする請求項22に記載の1または複数のコンピュータ読取り可能媒体。
- 前記1または複数のプロセッサに前記事前実行環境を起動させる命令を記憶している前記1または複数のコンピュータ読取り可能媒体は、ネットワークインターフェースカード(NIC)のメモリデバイスを含むことを特徴とする請求項22に記載の1または複数のコンピュータ読取り可能媒体。
- アプリケーションソフトウェアをコンピューティングデバイスにインストールするべきか否かを判定することと、
前記アプリケーションソフトウェアをインストールするべきである場合には、前記コンピューティングデバイスを一意に識別する識別子を取得することと、
前記識別子を使用して、遠隔デバイスから前記コンピューティングデバイスのアプリケーションソフトウェア構成情報を取得することと、
前記アプリケーションソフトウェア構成情報を使用して前記アプリケーションソフトウェアを前記コンピューティングデバイスにインストールすること
とを備えたことを特徴とする方法。 - 前記アプリケーションソフトウェア構成情報は、前記コンピューティングデバイスがデバイスの複数の種別のうちどの種別であるべきかを識別する情報を備え、前記コンピューティングデバイスが前記種別に関連付けられた機能を提供するために、前記コンピューティングデバイスにインストールするべき1または複数のアプリケーションプログラムを識別する情報をさらに備えたことを特徴とする請求項25に記載の方法。
- 前記識別子は、前記コンピューティングデバイスの複数のネットワークインターフェースカード(NIC)のうち1つのメディアアクセスコントロール(MAC)アドレスであることを特徴とする請求項25に記載の方法。
- コンピューティングデバイス上の事前実行環境からコンピューティングデバイス識別子を受け取ることと、
前記コンピューティングデバイス識別子に基づいて、前記コンピューティングデバイスのオペレーティングシステムの構成情報を識別することと、
前記オペレーティングシステムを前記コンピューティングデバイスにインストールするための前記構成情報を前記コンピューティングデバイスに送ること
とを備えたことを特徴とする方法。 - 前記識別することは、
前記コンピューティングデバイス識別子に基づいて、前記コンピューティングデバイスに対応するデバイス種別を取得することと、
前記デバイス種別に基づいて、前記コンピューティングデバイスに対応するプロファイル識別子を取得することと、
前記プロファイル識別子に基づいて、前記構成情報を取得すること
とを備えたことを特徴とする請求項28に記載の方法。 - 前記構成情報は、前記オペレーティングシステムのコンポーネントを含むことを特徴とする請求項28に記載の方法。
- 前記コンピューティングデバイスを一意に識別するコンピューティングデバイス識別子をコンピューティングデバイスから受け取ることと、
前記コンピューティングデバイス識別子に基づいて、前記コンピューティングデバイスのカスタム・ソフトウェア構成情報を識別することと、
前記カスタム・ソフトウェアを前記コンピューティングデバイスにインストールするための前記カスタム・ソフトウェア構成情報を前記コンピューティングデバイスに送ること
とを備えたことを特徴とする方法。 - 前記識別子は、前記コンピューティングデバイスの複数のネットワークインターフェースカード(NIC)のうち1つのメディアアクセスコントロール(MAC)アドレスであることを特徴とする請求項31に記載の方法。
- 前記識別することは、
前記コンピューティングデバイス識別子に基づいて、前記コンピューティングデバイスに対応するデバイス種別を取得することと、
前記デバイス種別に基づいて、前記コンピューティングデバイスに対応するプロファイル識別子を取得することと、
前記プロファイル識別子に基づいて、前記カスタム・ソフトウェア構成情報を取得すること
とを備えたことを特徴とする請求項31に記載の方法。 - コンピューティングデバイスの1または複数のプロセッサによって実行されたとき、前記1または複数のプロセッサに、
ネットワークスイッチから、前記ネットワークスイッチのポートに対するネットワークインターフェースカード(NIC)識別子のマッピングを取り出させ、前記ネットワークインターフェースカード(NIC)識別子の1または複数について、対応するネットワークインターフェースカード(NIC)が属するべきであるネットワークの種別を識別させ、
前記マッピングと前記識別されたネットワークの種別とに基づいてスイッチ構成情報を生成させ、
前記スイッチ構成情報を前記ネットワークスイッチに書き込ませる
複数の命令を記憶していることを特徴とする1または複数のコンピュータ読取り可能媒体。 - 前記コンピューティングデバイスは、前記ネットワークスイッチがある同じデータセンタ内のサーバデバイスを含むことを特徴とする請求項34に記載の1または複数のコンピュータ読取り可能媒体。
- 前記命令は、前記1または複数のプロセッサに、対応するネットワークインターフェースカード(NIC)が属するべきであるネットワークの種別を識別させる命令は、前記1または複数のプロセッサに、ネットワークインターフェースカード(NIC)識別子をネットワーク種別にマッピングするテーブルにアクセスさせる命令を備えたことを特徴とする請求項34に記載の1または複数のコンピュータ読取り可能媒体。
- 前記命令は、1または複数のプロセッサに、
前記ネットワークスイッチを介して、コンピューティングデバイス上の事前実行環境からコンピューティングデバイス識別子を受け取らせ、
前記コンピューティングデバイス識別子に基づいて、前記コンピューティングデバイスのオペレーティングシステムの構成情報を識別させ、
前記オペレーティングシステムを前記コンピューティングデバイスにインストールするために、前記ネットワークスイッチを介して前記コンピューティングデバイスに前記構成情報を送らせる
ことを特徴とする請求項34に記載の1または複数のコンピュータ読取り可能媒体。 - 前記命令は、1または複数のプロセッサに、
前記ネットワークスイッチを介して、前記コンピューティングデバイスを一意に識別するコンピューティングデバイス識別子をコンピューティングデバイスから受け取らせ、
前記コンピューティングデバイス識別子に基づいて、前記コンピューティングデバイスのカスタム・ソフトウェア構成情報を識別させ、
前記カスタム・ソフトウェアを前記コンピューティングデバイスにインストールするために、前記ネットワークスイッチを介して前記コンピューティングデバイスに前記カスタム・ソフトウェア構成情報を送らせる
ことを特徴とする請求項34に記載の1または複数のコンピュータ読取り可能媒体。 - ネットワークスイッチングデバイスから、ネットワークインターフェースカード(NIC)識別子に対する前記デバイスのポートのマッピングを受け取ることと、
前記ネットワークインターフェースカード(NIC)識別子の各々について、ネットワークインターフェースカード(NIC)識別子に関連付けられたネットワーク種別を決定することと、
決定されたネットワーク種別に少なくとも部分的に基づいて前記ネットワークスイッチングデバイスの構成情報を生成することと、
前記構成情報を前記ネットワークスイッチングデバイスに保存すること
とを備えたことを特徴とする方法。 - 前記ネットワーク種別を決定することは、ネットワークインターフェースカード(NIC)識別子をネットワーク種別にマッピングするテーブルにアクセスすることを備えたことを特徴とする請求項39に記載の方法。
- コンピューティングデバイスの1または複数のプロセッサによって実行されたとき、前記1または複数のプロセッサに、
新しいサーバに対する要求を受け取らせ、
売り主へ前記新しいサーバの購入要求を送らせ、
前記新しいサーバが前記売り主から受け取られ、前記コンピューティングデバイスが結合されているネットワークに結合されたことを示す指示を受け取らせ、前記新しいサーバへ、前記新しいサーバのオペレーティングシステムの構成情報を送信させ、前記新しいサーバに、前記構成情報に基づいてそのオペレーティングシステムをインストールさせ、
前記新しいサーバへ、カスタム・ソフトウェア構成情報を送信させ、前記新しいサーバに、前記カスタム・ソフトウェア構成情報に基づいてソフトウェアをインストールさせる
複数の命令を記憶していることを特徴とする1または複数のコンピュータ読取り可能媒体。 - 前記命令は、前記1または複数のプロセッサに、権限のある情報源から前記新しいサーバを購入するための承認を取得させることを特徴とする請求項41に記載の1または複数のコンピュータ読取り可能媒体。
- 前記命令は、前記1または複数のプロセッサに、前記新しいサーバの購入を可能にするために注文番号を取得させることを特徴とする請求項41に記載の1または複数のコンピュータ読取り可能媒体。
- 前記売り主は、前記新しいサーバの製造者を含むことを特徴とする請求項41に記載の1または複数のコンピュータ読取り可能媒体。
- 前記命令は、前記1または複数のプロセッサに、
売り主から前記新しいサーバを説明する情報を受け取らせ、
前記受け取った情報を使用させ、前記新しいサーバの前記オペレーティングシステムの構成情報を識別させ、前記新しいサーバの前記カスタム・ソフトウェア構成情報を識別させる
ことを特徴とする請求項41に記載の1または複数のコンピュータ読取り可能媒体。 - 前記命令は、前記1または複数のプロセッサに、前記売り主から受け取った前記情報を維持させ、資産追跡のために前記売り主から受け取った前記情報を使用させることを特徴とする請求項45に記載の1または複数のコンピュータ読取り可能媒体。
- 新しいコンピューティングデバイスが取得されるべきであることを示す指示を受け取ることと、
コンピューティングデバイス供給者に前記新しいコンピューティングデバイスの購入要求を送ることと、
前記新しいコンピューティングデバイスが前記供給者から受け取られたこと、および前記新しいコンピューティングデバイスがネットワークと通信状態にあることを示す指示を受け取ることと、
前記新しいコンピューティングデバイスに、前記新しいコンピューティングデバイスのオペレーティングシステムの構成情報を送信することであって、前記構成情報は、前記オペレーティングシステムを前記新しいコンピューティングデバイスにインストールするときに、前記新しいコンピューティングデバイスによって使用されるべきであることと、
前記新しいコンピューティングデバイスにカスタム・ソフトウェア構成情報を送信することであって、前記カスタム・ソフトウェア構成情報は、ソフトウェアを前記新しいコンピューティングデバイスにインストールするときに、前記新しいコンピューティングデバイスによって使用されるべきであること
とを備えたことを特徴とする方法。 - 権限のある情報源から、前記新しいコンピューティングデバイスを購入するための承認を得ることをさらに備えたことを特徴とする請求項47に記載の方法。
- 前記新しいコンピューティングデバイスの購入を可能にするために注文番号を得ることをさらに備えたことを特徴とする請求項47に記載の方法。
- 前記供給者から前記新しいコンピューティングデバイスを説明する情報を受け取ることと、
前記受け取った情報を使用して、前記新しいコンピューティングデバイスの前記オペレーティングシステムの構成情報を識別し、前記新しいコンピューティングデバイスの前記カスタム・ソフトウェア構成情報を識別すること
とをさらに備えたことを特徴とする請求項47に記載の方法。 - 前記供給者から受け取った前記情報を維持することと、前記供給者から受け取った前記情報を資産追跡のために使用することとをさらに備えたことを特徴とする請求項50に記載の方法。
- システム内のコンピューティングデバイスの識別子をプロファイルにマッピングすることを維持する1または複数のステージングサーバであって、各プロファイルは、対応するコンピューティングデバイスが提供するべきである機能の種別を示し、さらに、ソフトウェア構成情報を維持する前記1または複数のステージングサーバと、
事前実行環境を起動するコンピューティングデバイスであって、前記1または複数のステージングサーバの少なくとも1つから、前記コンピューティングデバイスのオペレーティングシステムの構成情報を取り出し、前記構成情報を使用して前記オペレーティングシステムをインストールし、さらに、前記コンピューティングデバイスのカスタム・ソフトウェア構成情報を取り出し、該カスタム・ソフトウェア構成情報を使用して、前記カスタム・ソフトウェアを前記コンピューティングデバイスにインストールする前記コンピューティングデバイスと
を備えたことを特徴とするシステム。 - 前記1または複数のステージングサーバは、
ネットワークスイッチから、前記ネットワークスイッチのポートに対するネットワークインターフェースカード(NIC)識別子のマッピングを取り出し、
前記ネットワークインターフェースカード(NIC)識別子の1または複数について、対応するネットワークインターフェースカード(NIC)が属するべきであるネットワークの種別を識別し、
前記マッピングと前記識別されたネットワークの種別とに基づいてスイッチ構成情報を生成し、
前記スイッチ構成情報を前記ネットワークスイッチに書き込む
ように構成されたことを特徴とする請求項52に記載のシステム。
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