JP2004038856A - 管理方法、情報処理装置、プログラムおよび記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】ネットワークプリンタのダウンタイム削減。
【解決手段】ネットワーク接続された画像形成システムで、各画像形成装置の消耗品残量を管理し、複数の画像形成装置で交換可能な異なる消耗品が不足した場合に、画像形成装置を可動状態に出来る交換方法をユーザに通知する。
【選択図】 図1
【解決手段】ネットワーク接続された画像形成システムで、各画像形成装置の消耗品残量を管理し、複数の画像形成装置で交換可能な異なる消耗品が不足した場合に、画像形成装置を可動状態に出来る交換方法をユーザに通知する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ、ネットワークスキャナ等の画像情報を出力する画像情報出力装置と、画像情報出力装置からの画像情報の出力命令により画像情報を出力する複数の画像形成装置、或いは複写機のように自らで画像を複写する複数の画像形成装置らをネットワーク接続した画像形成システムについて、該画像形成装置が電子写真方式やインクジェット方式など消耗品としてトナーやインクを利用して、画像を記録材上に形成してハードコピーを得る画像形成システムであるところの管理方法、情報処理装置、プログラムおよび記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
昨今、複数のパーソナルコンピュータやワードプロセッサ、ネットワークスキャナなどの画像情報出力装置と複数のプリンタ・複写機などの画像形成装置がネットワーク上で接続され、各画像情報出力装置は任意の画像形成装置を選択してハードコピーを得ることが出来る画像形成システムが構築されている。
【0003】
このような画像形成システムにおいて、各々の画像形成装置は電子写真方式ではトナー、インクジェット方式ではインクに代表される消耗品を利用して画像形成を行っており、ときとしてそれら消耗品が不足し画像形成不能となることがある。通常これらの消耗品はユーザレベルで交換・補給が可能な設計であり、十分な予備消耗品があればユーザ自身が消耗品の容器やカートリッジを交換するなどの補給動作を行うことにより、ダウンタイムは最小限にくい止められる。
【0004】
しかしながら、予備消耗品が少ないときには、最悪の場合として消耗品が不足してしまう可能性は完全に否定することは出来ずに、その結果としてダウンタイムが発生することとなる。複数の画像形成装置がネットワーク接続された画像形成システムでは、このような事態が各画像形成装置で起こる可能性があり、もしも複数の画像形成装置で同時に上記のような状況が発生してしまった場合には生産性は著しく悪化することが考えられる。
【0005】
以上の事例を図6を示しながら説明する。図6では、複数のパーソナルコンピュータPC1,PC2,PC3,PC4に対して、カラーインクジェットプリンタIJPが1つ、プリンタ機能、FAX機能、複写機機能を合わせもつ2台の白黒複合機MX1,MX2、3台のカラー電子写真プリンタCP1,CP2,CP3がネットワーク接続されており、1台のプリンタサーバを兼ねるサーバ機PSがこれらのネットワーク機能を管理している。
【0006】
この画像形成システムに接続されるカラーインクジェットプリンタIJPは消耗品としてインクカートリッジを、白黒複合機MX1,MX2は黒トナーカートリッジを、カラー電子写真プリンタCP1,CP2,CP3はイエロートナーカートリッジ、マゼンタトナーカートリッジ、シアントナーカートリッジ、ブラックトナーカートリッジを使用している。
【0007】
今、例えば、カラー電子写真プリンタCP1においてイエロートナーが、カラー電子写真プリンタCP2においてマゼンタトナーが同時に不足する事態が発生したとする。これら消耗品が十分に用意されていれば、ユーザはそれぞれの消耗品をトナーカートリッジ単位で交換して、プリンタジョブが停滞することはない。しかしながら、高濃度出力が多かったり、大量のジョブが連続した場合には、用意されていた消耗品ですら使いきってしまったりする事例が無いとは言い切れない。この例ではそのように補給するべき消耗品、トナーカートリッジが不足した場合を考える。
【0008】
幸い、本画像形成システムでは他にカラー電子写真プリンタCP3、カラーインクジェットプリンタIJPが稼働状態にあり、ユーザの指示やプリンタサーバPSが自動的に判断して、カラー電子写真プリンタCP3やカラーインクジェットプリンタIJPにプリントジョブを回すことも出来る。しかしながら、3台のうち2台のカラー電子写真プリンタが停止した状態では、この例の画像形成システムの生産性は著しく低下してしまう。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、複数の画像形成装置がネットワーク接続された画像形成システムにおいて、同時に複数の画像形成装置が消耗品の不足を理由に可動出来なくなった場合であっても、すなわち、複数の画像形成装置で消耗品の不足が発生した場合においても、それぞれの画像形成装置で異なる消耗品が不足した対象であったとき、さらにそれらの画像形成装置が同機種または、消耗品を内包する容器・カートリッジなどが同一形態で交換可能であることが正確に判断でき、かつ、消耗品が事足りたときには現状復帰が出来るのであれば、それぞれの容器・カートリッジを適当に交換することにより、より多くの画像形成装置を稼働状態にすることが出来る。
【0010】
例えば、画像形成装置に熟知したものであれば、図6の例であげた例で言えば、カラー電写真プリンタCP1で不足したイエロートナーカートリッジを同型のカラー電子写真プリンタCP2から取り出してカラー電子写真プリンタCP1に装填して、同機を可動状態に一時的にすることはできるかも知れない。しかし、一般のユーザでは各画像形成装置の消耗品を交換できるものかの判断は困難である。外見は同型であっても、異なる消耗品を使用していたり、ネットワーク接続されていたとしても、例えば同じフロアのように近隣に異なる消耗品の不足した同型機があるとは限らない。(別のフロアである可能性もある)そして、そもそも画像形成装置の消耗品交換方法として、既に使用中の消耗品カートリッジを他機に装填することはメーカー保証を逸脱する。一般ユーザはこのような保証外の交換装填はすべきではない。
【0011】
したがって本発明の目的は、複数の画像形成装置がネットワーク接続された画像形成システムにおいて、それぞれ異なる消耗品が不足した場合に、ダウンタイムを最小限にし生産性をなるべく落とさないように、交換可能な消耗品を正確に判断し、融通する提案をユーザに通知する。或いは上記消耗品の交換状態を管理することのできる管理方法、情報処理装置、プログラムおよび記憶媒体を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために以下(1)〜(12)の構成を備えることにより、複数の画像形成装置と所定のネットワークを介して通信可能な情報処理装置において、前記複数の画像形成装置のステータスを取得し、複数の画像形成装置の中から2以上の画像形成装置のトラブルが認識された場合に、取得されたステータスに基づき、前記2以上の画像形成装置間における消耗品交換方法を演算し、演算された演算結果を通知する仕組みを提供する。
【0013】
(1)複数の画像形成装置と所定のネットワークを介して通信可能な情報処理装置における管理方法であって、
前記複数の画像形成装置のステータスを取得する取得ステップと、
前記複数の画像形成装置の中から2以上の画像形成装置のトラブルが認識された場合に、前記取得ステップにおいて取得されたステータスに基づいて前記2以上の画像形成装置間における消耗品交換方法を演算する演算ステップと、
前記演算ステップにおいて演算された演算結果を通知する通知ステップとを有する管理方法。
【0014】
(2)前記ステータスは消耗品の情報であり、前記画像形成装置はカラー画像形成装置であり、色属性毎に複数の消耗品が装着されるものである上記(1)に記載の管理方法。
【0015】
(3)前記取得ステップにて取得したステータスに基づき、不足している消耗品以外の中で最も残量が少ない消耗品の情報を元に不足した消耗品の交換方法を決定する上記(2)に記載の管理方法。
【0016】
(4)画像形成装置の設置場所の情報を記憶する記憶部を備え、前記通知ステップは前記設置場所情報を付加して不足した消耗品の交換方法を通知する上記(1)〜(3)の何れかに記載の管理方法。
【0017】
(5)前記消耗品がトナーまたはインクを収納したカートリッジである上記(1)〜(4)の何れかに記載の管理方法。
【0018】
(6)複数の画像形成装置と所定のネットワークを介して通信可能な情報処理装置であって、
前記複数の画像形成装置のステータスを取得する取得手段と、
前記複数の画像形成装置の中から2以上の画像形成装置のトラブルが認識された場合に、前記取得手段によって取得されたステータスに基づいて前記2以上の画像形成装置間における消耗品交換方法を演算する演算手段と、
前記演算手段において演算された演算結果を通知する通知手段とを有する情報処理装置。
【0019】
(7)前記ステータスは消耗品の情報であり、前記画像形成装置はカラー画像形成装置であり、色属性毎に複数の消耗品が装着されるものである上記(6)に記載の情報処理装置。
【0020】
(8)前記取得手段にて取得したステータスに基づき、不足している消耗品以外の中で最も残量が少ない消耗品の情報を元に不足した消耗品の交換方法を決定する上記(7)に記載の情報処理装置。
【0021】
(9)画像形成装置の設置場所の情報を記憶する記憶手段を備え、前記通知手段は前記設置場所情報を付加して不足した消耗品の交換方法を通知する上記(6)〜(8)の何れかに記載の情報処理装置。
【0022】
(10)前記消耗品がトナーまたはインクを収納したカートリッジである上記(6)〜(9)の何れかに記載の情報処理装置。
【0023】
(11)上記(1)〜(5)の何れかに記載の管理方法を実行する為のコンピュータにより実行されるプログラム。
【0024】
(12)上記(11)に記載のプログラムを格納したコンピュータ可読の記憶媒体。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を、実施例に基づいて図面を参照しながら説明する。
【0026】
【実施例1】
図1に本発明の第1の実施例を示し、説明する。
【0027】
図1は、複数のパーソナルコンピュータPC1,PC2,PC3,PC4に対して、カラーインクジェットプリンタIJPが1つ、プリンタ機能、FAX機能、複写機機能を合わせもつ2台の白黒複合機MX1,MX2、3台のカラー電子写真プリンタCP1,CP2,CP3がネットワーク接続されており、1台のプリンタサーバを兼ねるサーバ機PSがこれらのネットワーク機能を管理している。プリンタサーバPSはOA機器管理者などが利用するパーソナルコンピュータ(情報処理装置)とすることもできる。
【0028】
この画像形成システムに接続されるカラーインクジェットプリンタIJPは消耗品としてインクカートリッジを、白黒複合機MX1,MX2は黒トナーカートリッジを、カラー電子写真プリンタCP1,CP2,CP3はイエロートナーカートリッジ、マゼンタトナーカートリッジ、シアントナーカートリッジ、ブラックトナーカートリッジを使用している。
【0029】
今、例えば、カラー電子写真プリンタCP1においてイエロートナーが、カラー電子写真プリンタCP2においてマゼンタトナーが同時に不足する事態が発生したとする。これら消耗品が十分に用意されていれば、ユーザはそれぞれの消耗品をトナーカートリッジ単位で交換して、プリンタジョブが停滞することはない。しかしながら、高濃度出力が多かったり、大量のジョブが連続した場合には、用意されていた消耗品ですら使いきってしまったりする事例が無いとは言い切れない。この例ではそのように補給するべき消耗品、トナーカートリッジが不足した場合を考える。
【0030】
プリンタサーバPSは、ネットワーク接続された各画像形成装置のトナーやインクなどの消耗品残量、準備中・待機中・印刷中・故障中・補給待ちなどのステイタス情報、さらに、各画像形成装置の消耗品カートリッジなど交換消耗品の型式タイプ(交換可能/不可能の情報が含まれる)を一括管理している。即ち、ネットワークを介して各機器から各種状態を示す情報を取得し、所定の記憶部に参照可能な形態で格納している。
【0031】
図2はプリンタサーバPSが実際に管理している情報の様子を示している。現在、この画像形成システム上では、カラーインクジェットプリンタIJPは消耗品も十分にあり印刷可能である。白黒複合機MX1は消耗品は足りており印刷中である。白黒複合機MX2は消耗品は足りており印刷可能である。カラー電子写真プリンタCP1は消耗品であるイエロートナーが不足しており補給待ち状態で印刷不能になっている。カラー電子写真プリンタCP2も消耗品であるマゼンタトナーが不足しており補給待ち状態で印刷不能になっている。カラー電子写真プリンタCP3は消耗品が足りており印刷可能である。
【0032】
画像形成システムの情報処理装置であるところのプリンタサーバPSは以下、図3に従う判断・通知の処理を実行する。尚、図3の各ステップの処理は情報処理装置に設けられた中央演算処理装置(CPU)が不揮発性記憶手段に記憶された制御用のプログラムに基づく処理を実行することにより実現されるものとする。
【0033】
(1)ネットワーク接続された画像形成システム内の各画像形成装置の状態(ステイタス)消耗品の状態を各画像形成装置に問い合わせる。
【0034】
(2)消耗品が不足して停止している、所謂「補給待ち」状態の機種が2機種以上あるか、判断する(Yesであれば(3)へ、Noであれば(1)へ戻る)。
【0035】
(3)「補給待ち」状態の機種のそれぞれの消耗品がユーザ交換可能であるか、これは消耗品の型番を直接比較することによっても良いし、画像形成装置の機種による消耗品の互換性の判断でも良い(Yesであれば(4)へ、Noであれば(1)へ戻る)。
【0036】
(4)「補給待ち」状態の機種間で異なる消耗品が不足しているのか、判断する(Yesであれば(5)へ、Noであれば(1)へ戻る)。
【0037】
(5)「補給待ち」状態の機種の他の消耗品の残量データから、交換方法を計算する。結果をユーザに通知する。ここで、上述したような、プリンタサーバ(情報処理装置)により、複数代の内、少なくとも復帰可能な消耗品の交換方法が演算結果として導き出せない場合には、何れの画像形成装置の復帰不可能である旨の通知を管理者の情報処理装置にするようにすることが想定される。
【0038】
また、何れの画像形成装置においても復帰不可能であるような場合には、早急に新たな消耗品の納入が必要であり、販売店先の情報を管理者の情報処理装置に通知する、或いは,プリントサーバの表示部に販売店情報を表示させるようにすることも想定される。
【0039】
本例にしたがって、以上のルーチンを当てはめると、
(1)プリンタサーバPSは1つのカラーインクジェットプリンタIJPと、2つの白黒複合機MX1,MX2と、3つのカラーレーザープリンタCP1,CP2,CP3に各画像形成装置の状態と消耗品の残量情報を問い合わせ、各機の現状を記憶する。収集した情報は図2で示した表のごとくになる。(2)へ。
【0040】
(2)(1)の結果得られた表から、カラー電子写真プリンタCP1とカラー電子写真プリンタCP2の2つの画像形成装置がそれぞれ「補給待ち」状態になっていることが判断できる。(3)へ。
【0041】
(3)「補給待ち」状態のカラー電子写真プリンタCP1とカラー電子写真プリンタCP2の消耗品、本例ではトナーカートリッジは型番から各色のトナーカートリッジは同型である。またユーザ交換が許諾されていることを確認する。(4)へ。
【0042】
(4)「補給待ち」状態のカラー電子写真プリンタCP1とカラー電子写真プリンタCP2では、それぞれ不足している消耗品が、カラー電子写真プリンタCP1ではイエロートナーカートリッジ、カラー電子写真プリンタCP2ではマゼンタトナーカートリッジであり異なる消耗品が不足している。(5)へ。
【0043】
(5)カラー電子写真プリンタCP1とカラー電子写真プリンタCP2とでは、▲1▼カラー電子写真プリンタCP1のマゼンタトナーカートリッジをカラー電子写真プリンタCP2に装填する、或いは、▲2▼カラー電子写真プリンタCP2のイエロートナーカートリッジをカラー電子写真プリンタCP1に装填する、ことによって、▲1▼ではカラー電子写真プリンタCP2が、▲2▼ではカラー電子写真プリンタCP1が事実上不足した消耗品が無い状態となり印刷可能とすることが出来る。プリンタサーバPSはこの情報をシステム管理者などのユーザに通知する。通知する方法は、電子メールや対象者の端末画面に割り込み表示させるなどがある。
【0044】
以上の画像形成システムの動作により、例えばシステム管理者のようなユーザは、ネットワーク接続された画像形成システムの画像形成装置の中で2機種以上が消耗品の不足で印刷不能になった場合でも、それらの画像形成装置が交換可能な消耗品形態であり、異なる消耗品の不足が生じている状態であるならば、互いの消耗品を適当に交換することで、印刷不能状態の画像形成装置を減らす手段を正確に知ることが出来る。
【0045】
本例では、ユーザはプリンタサーバPSの提案の通りに▲1▼または▲2▼の方策を採ることによって、画像形成システム中で3台中2台が印刷不能状態にあったところを、1台を可動状態に復帰することが出来る。
【0046】
本例では、画像形成システムの制御装置であるプリンタサーバPSは、消耗品の残量管理を定量的に行っている例をあげたが、充足/不足の検知のみで管理されていてもよい。
【0047】
本例では、画像形成システムの制御装置であるプリンタサーバPSは、交換可能な画像形成装置と消耗品の組み合わせを通知するだけであったが、さらに、該画像形成装置の設置場所の情報も通知されていても良い。この場合プリンタサーバPSの記憶部には各画像形成装置の設置場所情報が記憶されているものとする。
【0048】
【実施例2】
図4は第2の実施例を説明するシステム構成図である。
【0049】
本例は実施例1と同様に、複数のパーソナルコンピュータPC1,PC2,PC3,PC4に対して、カラーインクジェットプリンタIJPが1つ、プリンタ機能、FAX機能、複写機機能を合わせもつ2台の白黒複合機MX1,MX2、3台のカラー電子写真プリンタCP1,CP2,CP3がネットワーク接続されており、1台のプリンタサーバを兼ねるサーバ機PSがこれらのネットワーク機能を管理している。
【0050】
この画像形成システムに接続されるカラーインクジェットプリンタIJPは消耗品としてインクカートリッジを、白黒複合機MX1,MX2は黒トナーカートリッジを、カラー電子写真プリンタCP1,CP2,CP3はイエロートナーカートリッジ、マゼンタトナーカートリッジ、シアントナーカートリッジ、ブラックトナーカートリッジを使用している。
【0051】
本例においては、カラー電子写真プリンタCP1においてイエロートナーが、カラー電子写真プリンタCP2、及び、カラー電子写真プリンタCP3においてマゼンタトナーが同時に不足する事態が発生したとする。
【0052】
実施例1の図3のフローチャートにしたがって画像形成システムの制御装置であるプリンタサーバPSのルーチンをあてはめると、
(1’)プリンタサーバPSは1つのカラーインクジェットプリンタIJPと、2つの白黒複合機MX1,MX2と、3つのカラーレーザープリンタCP1,CP2,CP3に各画像形成装置の状態と消耗品の残量情報を問い合わせ、各機の現状を記憶する。収集した情報は図5で示した表のごとくになる。(2’)へ。
【0053】
(2’)(1’)の結果得られた表から、カラー電子写真プリンタCP1とカラー電子写真プリンタCP2、及び、カラー電子写真プリンタCP3の3つの画像形成装置がそれぞれ「補給待ち」状態になっていることが判断できる。(3’)へ。
【0054】
(3’)「補給待ち」状態のカラー電子写真プリンタCP1、カラー電子写真プリンタCP2、及び、カラー電子写真プリンタCP3の消耗品トナーカートリッジは型番から各色のトナーカートリッジは同型である。またユーザ交換が許諾されていることを確認する。(4’)へ。
【0055】
(4’)「補給待ち」状態のカラー電子写真プリンタCP1、カラー電子写真プリンタCP2、及び、カラー電子写真プリンタCP3では、それぞれ不足している消耗品がカラー電子写真プリンタCP1ではイエロートナーカートリッジ、カラー電子写真プリンタCP2、カラー電子写真プリンタCP3ではマゼンタトナーカートリッジであり異なる消耗品が不足している。(5’)へ。
【0056】
(5’)カラー電子写真プリンタCP1、カラー電子写真プリンタCP2、及び、カラー電子写真プリンタCP3とでは、
▲1▼カラー電子写真プリンタCP1のマゼンタトナーカートリッジをカラー電子写真プリンタCP2に装填することによって、カラー電子写真プリンタCP2が
▲2▼カラー電子写真プリンタCP1のマゼンタトナーカートリッジをカラー電子写真プリンタCP3に装填することによって、カラー電子写真プリンタCP3が
▲3▼カラー電子写真プリンタCP2のイエロートナーカートリッジをカラー電子写真プリンタCP1に装填することによって、カラー電子写真プリンタCP1が
▲4▼カラー電子写真プリンタCP3のイエロートナーカートリッジをカラー電子写真プリンタCP1に装填することによって、カラー電子写真プリンタCP1が事実上不足した消耗品が無い状態となり印刷可能とすることが出来る。
【0057】
本例の画像形成システムの制御装置であるプリンタサーバPSは、さらに、これら▲1▼〜▲4▼のうちで、最も作業効果の高い方策を指示することが出来る。
【0058】
すなわち、
(5’’)▲1▼〜▲4▼のそれぞれの交換・復帰方法で、復帰後の各消耗品の残量を見積もると下表のように一覧することが出来る。
【0059】
【表1】
【0060】
これらのうち、マゼンタトナーカートリッジは1つしか無いため、どれも残量は変わらない。しかし、その他の色トナーカートリッジ残量を比較すると、次にトナー残量が少ないトナーカートリッジは、
▲1▼カラー電子写真プリンタB イエロー 35%
▲2▼カラー電子写真プリンタC ブラック 21%
▲3▼カラー電子写真プリンタA ブラック 28%
▲4▼カラー電子写真プリンタA ブラック 28%
となり、▲1▼を選択した場合が、次にトナー不足になる可能性が一番低いと言える。(トナー消費量が各色で同じと考えた場合)また、実際にはカラー電子写真プリンタでは墨入れや黒文字原稿があるため、ブラックトナーの消費量がカラートナーよりも比較的に多く、この場合にはブラックトナーの残量が比較的多くなるように選択するような選択基準もあり得る。
【0061】
画像形成システムの制御装置であるプリンタサーバPSはこの情報をシステム管理者などのユーザに通知する。通知する方法は、電子メールや対象者の端末画面に割り込み表示させるなどがある。
【0062】
以上の画像形成システムの動作により、例えばシステム管理者のようなユーザは、ネットワーク接続された画像形成システムの画像形成装置の中で2機種以上が消耗品の不足で印刷不能になった場合でも、それらの画像形成装置が交換可能な消耗品形態であり、異なる消耗品の不足が生じている状態であるならば、互いの消耗品を適当に交換することで、印刷不能状態の画像形成装置を減らし、より有効に作用する手段を正確に知ることが出来る。
【0063】
本例では、2番目に少ないトナー残量に注目して、交換候補を選択したが、ネットワーク接続された画像形成システムが物理的に広いエリアに渡って敷設されていたり、例えばフロアが異なる(ビルの3階から5階まで、のような)場合には、各画像形成装置の設置場所の情報も制御装置であるプリンタサーバが管理しており、交換の容易性などから、選択基準を判断することがあっても良い。この場合プリンタサーバの記憶部には各画像形成装置の設置場所情報が記憶されているものとする。
【0064】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明による画像形成システムでは、
例えばシステム管理者のようなユーザは、各画像形成装置の中で2機種以上が消耗品の不足で印刷不能になった場合でも、それらの画像形成装置が交換可能な消耗品形態であり、異なる消耗品の不足が生じている状態であるならば、互いの消耗品を適当に交換することで、印刷不能状態の画像形成装置を減らし、より有効に作用する手段を正確に知ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の画像形成システムを示すシステム構成図
【図2】実施例1の画像形成システムの管理項目を示す図
【図3】実施例1の判断フローを説明する図
【図4】実施例2の画像形成システムを示すシステム構成図
【図5】実施例2の画像形成システムの管理項目を示す図
【図6】従来例の画像形成システムの状態を示すシステム構成図
【符号の説明】
PC1,PC2,PC3,PC4
PS プリンタサーバ
CP1,CP2,CP3 カラー電子写真プリンタ(カラーレーザープリンタ)IJP カラーインクジェットプリンタ
MX1,MX2 白黒複合機
【発明の属する技術分野】
本発明は、パーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ、ネットワークスキャナ等の画像情報を出力する画像情報出力装置と、画像情報出力装置からの画像情報の出力命令により画像情報を出力する複数の画像形成装置、或いは複写機のように自らで画像を複写する複数の画像形成装置らをネットワーク接続した画像形成システムについて、該画像形成装置が電子写真方式やインクジェット方式など消耗品としてトナーやインクを利用して、画像を記録材上に形成してハードコピーを得る画像形成システムであるところの管理方法、情報処理装置、プログラムおよび記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
昨今、複数のパーソナルコンピュータやワードプロセッサ、ネットワークスキャナなどの画像情報出力装置と複数のプリンタ・複写機などの画像形成装置がネットワーク上で接続され、各画像情報出力装置は任意の画像形成装置を選択してハードコピーを得ることが出来る画像形成システムが構築されている。
【0003】
このような画像形成システムにおいて、各々の画像形成装置は電子写真方式ではトナー、インクジェット方式ではインクに代表される消耗品を利用して画像形成を行っており、ときとしてそれら消耗品が不足し画像形成不能となることがある。通常これらの消耗品はユーザレベルで交換・補給が可能な設計であり、十分な予備消耗品があればユーザ自身が消耗品の容器やカートリッジを交換するなどの補給動作を行うことにより、ダウンタイムは最小限にくい止められる。
【0004】
しかしながら、予備消耗品が少ないときには、最悪の場合として消耗品が不足してしまう可能性は完全に否定することは出来ずに、その結果としてダウンタイムが発生することとなる。複数の画像形成装置がネットワーク接続された画像形成システムでは、このような事態が各画像形成装置で起こる可能性があり、もしも複数の画像形成装置で同時に上記のような状況が発生してしまった場合には生産性は著しく悪化することが考えられる。
【0005】
以上の事例を図6を示しながら説明する。図6では、複数のパーソナルコンピュータPC1,PC2,PC3,PC4に対して、カラーインクジェットプリンタIJPが1つ、プリンタ機能、FAX機能、複写機機能を合わせもつ2台の白黒複合機MX1,MX2、3台のカラー電子写真プリンタCP1,CP2,CP3がネットワーク接続されており、1台のプリンタサーバを兼ねるサーバ機PSがこれらのネットワーク機能を管理している。
【0006】
この画像形成システムに接続されるカラーインクジェットプリンタIJPは消耗品としてインクカートリッジを、白黒複合機MX1,MX2は黒トナーカートリッジを、カラー電子写真プリンタCP1,CP2,CP3はイエロートナーカートリッジ、マゼンタトナーカートリッジ、シアントナーカートリッジ、ブラックトナーカートリッジを使用している。
【0007】
今、例えば、カラー電子写真プリンタCP1においてイエロートナーが、カラー電子写真プリンタCP2においてマゼンタトナーが同時に不足する事態が発生したとする。これら消耗品が十分に用意されていれば、ユーザはそれぞれの消耗品をトナーカートリッジ単位で交換して、プリンタジョブが停滞することはない。しかしながら、高濃度出力が多かったり、大量のジョブが連続した場合には、用意されていた消耗品ですら使いきってしまったりする事例が無いとは言い切れない。この例ではそのように補給するべき消耗品、トナーカートリッジが不足した場合を考える。
【0008】
幸い、本画像形成システムでは他にカラー電子写真プリンタCP3、カラーインクジェットプリンタIJPが稼働状態にあり、ユーザの指示やプリンタサーバPSが自動的に判断して、カラー電子写真プリンタCP3やカラーインクジェットプリンタIJPにプリントジョブを回すことも出来る。しかしながら、3台のうち2台のカラー電子写真プリンタが停止した状態では、この例の画像形成システムの生産性は著しく低下してしまう。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、複数の画像形成装置がネットワーク接続された画像形成システムにおいて、同時に複数の画像形成装置が消耗品の不足を理由に可動出来なくなった場合であっても、すなわち、複数の画像形成装置で消耗品の不足が発生した場合においても、それぞれの画像形成装置で異なる消耗品が不足した対象であったとき、さらにそれらの画像形成装置が同機種または、消耗品を内包する容器・カートリッジなどが同一形態で交換可能であることが正確に判断でき、かつ、消耗品が事足りたときには現状復帰が出来るのであれば、それぞれの容器・カートリッジを適当に交換することにより、より多くの画像形成装置を稼働状態にすることが出来る。
【0010】
例えば、画像形成装置に熟知したものであれば、図6の例であげた例で言えば、カラー電写真プリンタCP1で不足したイエロートナーカートリッジを同型のカラー電子写真プリンタCP2から取り出してカラー電子写真プリンタCP1に装填して、同機を可動状態に一時的にすることはできるかも知れない。しかし、一般のユーザでは各画像形成装置の消耗品を交換できるものかの判断は困難である。外見は同型であっても、異なる消耗品を使用していたり、ネットワーク接続されていたとしても、例えば同じフロアのように近隣に異なる消耗品の不足した同型機があるとは限らない。(別のフロアである可能性もある)そして、そもそも画像形成装置の消耗品交換方法として、既に使用中の消耗品カートリッジを他機に装填することはメーカー保証を逸脱する。一般ユーザはこのような保証外の交換装填はすべきではない。
【0011】
したがって本発明の目的は、複数の画像形成装置がネットワーク接続された画像形成システムにおいて、それぞれ異なる消耗品が不足した場合に、ダウンタイムを最小限にし生産性をなるべく落とさないように、交換可能な消耗品を正確に判断し、融通する提案をユーザに通知する。或いは上記消耗品の交換状態を管理することのできる管理方法、情報処理装置、プログラムおよび記憶媒体を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために以下(1)〜(12)の構成を備えることにより、複数の画像形成装置と所定のネットワークを介して通信可能な情報処理装置において、前記複数の画像形成装置のステータスを取得し、複数の画像形成装置の中から2以上の画像形成装置のトラブルが認識された場合に、取得されたステータスに基づき、前記2以上の画像形成装置間における消耗品交換方法を演算し、演算された演算結果を通知する仕組みを提供する。
【0013】
(1)複数の画像形成装置と所定のネットワークを介して通信可能な情報処理装置における管理方法であって、
前記複数の画像形成装置のステータスを取得する取得ステップと、
前記複数の画像形成装置の中から2以上の画像形成装置のトラブルが認識された場合に、前記取得ステップにおいて取得されたステータスに基づいて前記2以上の画像形成装置間における消耗品交換方法を演算する演算ステップと、
前記演算ステップにおいて演算された演算結果を通知する通知ステップとを有する管理方法。
【0014】
(2)前記ステータスは消耗品の情報であり、前記画像形成装置はカラー画像形成装置であり、色属性毎に複数の消耗品が装着されるものである上記(1)に記載の管理方法。
【0015】
(3)前記取得ステップにて取得したステータスに基づき、不足している消耗品以外の中で最も残量が少ない消耗品の情報を元に不足した消耗品の交換方法を決定する上記(2)に記載の管理方法。
【0016】
(4)画像形成装置の設置場所の情報を記憶する記憶部を備え、前記通知ステップは前記設置場所情報を付加して不足した消耗品の交換方法を通知する上記(1)〜(3)の何れかに記載の管理方法。
【0017】
(5)前記消耗品がトナーまたはインクを収納したカートリッジである上記(1)〜(4)の何れかに記載の管理方法。
【0018】
(6)複数の画像形成装置と所定のネットワークを介して通信可能な情報処理装置であって、
前記複数の画像形成装置のステータスを取得する取得手段と、
前記複数の画像形成装置の中から2以上の画像形成装置のトラブルが認識された場合に、前記取得手段によって取得されたステータスに基づいて前記2以上の画像形成装置間における消耗品交換方法を演算する演算手段と、
前記演算手段において演算された演算結果を通知する通知手段とを有する情報処理装置。
【0019】
(7)前記ステータスは消耗品の情報であり、前記画像形成装置はカラー画像形成装置であり、色属性毎に複数の消耗品が装着されるものである上記(6)に記載の情報処理装置。
【0020】
(8)前記取得手段にて取得したステータスに基づき、不足している消耗品以外の中で最も残量が少ない消耗品の情報を元に不足した消耗品の交換方法を決定する上記(7)に記載の情報処理装置。
【0021】
(9)画像形成装置の設置場所の情報を記憶する記憶手段を備え、前記通知手段は前記設置場所情報を付加して不足した消耗品の交換方法を通知する上記(6)〜(8)の何れかに記載の情報処理装置。
【0022】
(10)前記消耗品がトナーまたはインクを収納したカートリッジである上記(6)〜(9)の何れかに記載の情報処理装置。
【0023】
(11)上記(1)〜(5)の何れかに記載の管理方法を実行する為のコンピュータにより実行されるプログラム。
【0024】
(12)上記(11)に記載のプログラムを格納したコンピュータ可読の記憶媒体。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を、実施例に基づいて図面を参照しながら説明する。
【0026】
【実施例1】
図1に本発明の第1の実施例を示し、説明する。
【0027】
図1は、複数のパーソナルコンピュータPC1,PC2,PC3,PC4に対して、カラーインクジェットプリンタIJPが1つ、プリンタ機能、FAX機能、複写機機能を合わせもつ2台の白黒複合機MX1,MX2、3台のカラー電子写真プリンタCP1,CP2,CP3がネットワーク接続されており、1台のプリンタサーバを兼ねるサーバ機PSがこれらのネットワーク機能を管理している。プリンタサーバPSはOA機器管理者などが利用するパーソナルコンピュータ(情報処理装置)とすることもできる。
【0028】
この画像形成システムに接続されるカラーインクジェットプリンタIJPは消耗品としてインクカートリッジを、白黒複合機MX1,MX2は黒トナーカートリッジを、カラー電子写真プリンタCP1,CP2,CP3はイエロートナーカートリッジ、マゼンタトナーカートリッジ、シアントナーカートリッジ、ブラックトナーカートリッジを使用している。
【0029】
今、例えば、カラー電子写真プリンタCP1においてイエロートナーが、カラー電子写真プリンタCP2においてマゼンタトナーが同時に不足する事態が発生したとする。これら消耗品が十分に用意されていれば、ユーザはそれぞれの消耗品をトナーカートリッジ単位で交換して、プリンタジョブが停滞することはない。しかしながら、高濃度出力が多かったり、大量のジョブが連続した場合には、用意されていた消耗品ですら使いきってしまったりする事例が無いとは言い切れない。この例ではそのように補給するべき消耗品、トナーカートリッジが不足した場合を考える。
【0030】
プリンタサーバPSは、ネットワーク接続された各画像形成装置のトナーやインクなどの消耗品残量、準備中・待機中・印刷中・故障中・補給待ちなどのステイタス情報、さらに、各画像形成装置の消耗品カートリッジなど交換消耗品の型式タイプ(交換可能/不可能の情報が含まれる)を一括管理している。即ち、ネットワークを介して各機器から各種状態を示す情報を取得し、所定の記憶部に参照可能な形態で格納している。
【0031】
図2はプリンタサーバPSが実際に管理している情報の様子を示している。現在、この画像形成システム上では、カラーインクジェットプリンタIJPは消耗品も十分にあり印刷可能である。白黒複合機MX1は消耗品は足りており印刷中である。白黒複合機MX2は消耗品は足りており印刷可能である。カラー電子写真プリンタCP1は消耗品であるイエロートナーが不足しており補給待ち状態で印刷不能になっている。カラー電子写真プリンタCP2も消耗品であるマゼンタトナーが不足しており補給待ち状態で印刷不能になっている。カラー電子写真プリンタCP3は消耗品が足りており印刷可能である。
【0032】
画像形成システムの情報処理装置であるところのプリンタサーバPSは以下、図3に従う判断・通知の処理を実行する。尚、図3の各ステップの処理は情報処理装置に設けられた中央演算処理装置(CPU)が不揮発性記憶手段に記憶された制御用のプログラムに基づく処理を実行することにより実現されるものとする。
【0033】
(1)ネットワーク接続された画像形成システム内の各画像形成装置の状態(ステイタス)消耗品の状態を各画像形成装置に問い合わせる。
【0034】
(2)消耗品が不足して停止している、所謂「補給待ち」状態の機種が2機種以上あるか、判断する(Yesであれば(3)へ、Noであれば(1)へ戻る)。
【0035】
(3)「補給待ち」状態の機種のそれぞれの消耗品がユーザ交換可能であるか、これは消耗品の型番を直接比較することによっても良いし、画像形成装置の機種による消耗品の互換性の判断でも良い(Yesであれば(4)へ、Noであれば(1)へ戻る)。
【0036】
(4)「補給待ち」状態の機種間で異なる消耗品が不足しているのか、判断する(Yesであれば(5)へ、Noであれば(1)へ戻る)。
【0037】
(5)「補給待ち」状態の機種の他の消耗品の残量データから、交換方法を計算する。結果をユーザに通知する。ここで、上述したような、プリンタサーバ(情報処理装置)により、複数代の内、少なくとも復帰可能な消耗品の交換方法が演算結果として導き出せない場合には、何れの画像形成装置の復帰不可能である旨の通知を管理者の情報処理装置にするようにすることが想定される。
【0038】
また、何れの画像形成装置においても復帰不可能であるような場合には、早急に新たな消耗品の納入が必要であり、販売店先の情報を管理者の情報処理装置に通知する、或いは,プリントサーバの表示部に販売店情報を表示させるようにすることも想定される。
【0039】
本例にしたがって、以上のルーチンを当てはめると、
(1)プリンタサーバPSは1つのカラーインクジェットプリンタIJPと、2つの白黒複合機MX1,MX2と、3つのカラーレーザープリンタCP1,CP2,CP3に各画像形成装置の状態と消耗品の残量情報を問い合わせ、各機の現状を記憶する。収集した情報は図2で示した表のごとくになる。(2)へ。
【0040】
(2)(1)の結果得られた表から、カラー電子写真プリンタCP1とカラー電子写真プリンタCP2の2つの画像形成装置がそれぞれ「補給待ち」状態になっていることが判断できる。(3)へ。
【0041】
(3)「補給待ち」状態のカラー電子写真プリンタCP1とカラー電子写真プリンタCP2の消耗品、本例ではトナーカートリッジは型番から各色のトナーカートリッジは同型である。またユーザ交換が許諾されていることを確認する。(4)へ。
【0042】
(4)「補給待ち」状態のカラー電子写真プリンタCP1とカラー電子写真プリンタCP2では、それぞれ不足している消耗品が、カラー電子写真プリンタCP1ではイエロートナーカートリッジ、カラー電子写真プリンタCP2ではマゼンタトナーカートリッジであり異なる消耗品が不足している。(5)へ。
【0043】
(5)カラー電子写真プリンタCP1とカラー電子写真プリンタCP2とでは、▲1▼カラー電子写真プリンタCP1のマゼンタトナーカートリッジをカラー電子写真プリンタCP2に装填する、或いは、▲2▼カラー電子写真プリンタCP2のイエロートナーカートリッジをカラー電子写真プリンタCP1に装填する、ことによって、▲1▼ではカラー電子写真プリンタCP2が、▲2▼ではカラー電子写真プリンタCP1が事実上不足した消耗品が無い状態となり印刷可能とすることが出来る。プリンタサーバPSはこの情報をシステム管理者などのユーザに通知する。通知する方法は、電子メールや対象者の端末画面に割り込み表示させるなどがある。
【0044】
以上の画像形成システムの動作により、例えばシステム管理者のようなユーザは、ネットワーク接続された画像形成システムの画像形成装置の中で2機種以上が消耗品の不足で印刷不能になった場合でも、それらの画像形成装置が交換可能な消耗品形態であり、異なる消耗品の不足が生じている状態であるならば、互いの消耗品を適当に交換することで、印刷不能状態の画像形成装置を減らす手段を正確に知ることが出来る。
【0045】
本例では、ユーザはプリンタサーバPSの提案の通りに▲1▼または▲2▼の方策を採ることによって、画像形成システム中で3台中2台が印刷不能状態にあったところを、1台を可動状態に復帰することが出来る。
【0046】
本例では、画像形成システムの制御装置であるプリンタサーバPSは、消耗品の残量管理を定量的に行っている例をあげたが、充足/不足の検知のみで管理されていてもよい。
【0047】
本例では、画像形成システムの制御装置であるプリンタサーバPSは、交換可能な画像形成装置と消耗品の組み合わせを通知するだけであったが、さらに、該画像形成装置の設置場所の情報も通知されていても良い。この場合プリンタサーバPSの記憶部には各画像形成装置の設置場所情報が記憶されているものとする。
【0048】
【実施例2】
図4は第2の実施例を説明するシステム構成図である。
【0049】
本例は実施例1と同様に、複数のパーソナルコンピュータPC1,PC2,PC3,PC4に対して、カラーインクジェットプリンタIJPが1つ、プリンタ機能、FAX機能、複写機機能を合わせもつ2台の白黒複合機MX1,MX2、3台のカラー電子写真プリンタCP1,CP2,CP3がネットワーク接続されており、1台のプリンタサーバを兼ねるサーバ機PSがこれらのネットワーク機能を管理している。
【0050】
この画像形成システムに接続されるカラーインクジェットプリンタIJPは消耗品としてインクカートリッジを、白黒複合機MX1,MX2は黒トナーカートリッジを、カラー電子写真プリンタCP1,CP2,CP3はイエロートナーカートリッジ、マゼンタトナーカートリッジ、シアントナーカートリッジ、ブラックトナーカートリッジを使用している。
【0051】
本例においては、カラー電子写真プリンタCP1においてイエロートナーが、カラー電子写真プリンタCP2、及び、カラー電子写真プリンタCP3においてマゼンタトナーが同時に不足する事態が発生したとする。
【0052】
実施例1の図3のフローチャートにしたがって画像形成システムの制御装置であるプリンタサーバPSのルーチンをあてはめると、
(1’)プリンタサーバPSは1つのカラーインクジェットプリンタIJPと、2つの白黒複合機MX1,MX2と、3つのカラーレーザープリンタCP1,CP2,CP3に各画像形成装置の状態と消耗品の残量情報を問い合わせ、各機の現状を記憶する。収集した情報は図5で示した表のごとくになる。(2’)へ。
【0053】
(2’)(1’)の結果得られた表から、カラー電子写真プリンタCP1とカラー電子写真プリンタCP2、及び、カラー電子写真プリンタCP3の3つの画像形成装置がそれぞれ「補給待ち」状態になっていることが判断できる。(3’)へ。
【0054】
(3’)「補給待ち」状態のカラー電子写真プリンタCP1、カラー電子写真プリンタCP2、及び、カラー電子写真プリンタCP3の消耗品トナーカートリッジは型番から各色のトナーカートリッジは同型である。またユーザ交換が許諾されていることを確認する。(4’)へ。
【0055】
(4’)「補給待ち」状態のカラー電子写真プリンタCP1、カラー電子写真プリンタCP2、及び、カラー電子写真プリンタCP3では、それぞれ不足している消耗品がカラー電子写真プリンタCP1ではイエロートナーカートリッジ、カラー電子写真プリンタCP2、カラー電子写真プリンタCP3ではマゼンタトナーカートリッジであり異なる消耗品が不足している。(5’)へ。
【0056】
(5’)カラー電子写真プリンタCP1、カラー電子写真プリンタCP2、及び、カラー電子写真プリンタCP3とでは、
▲1▼カラー電子写真プリンタCP1のマゼンタトナーカートリッジをカラー電子写真プリンタCP2に装填することによって、カラー電子写真プリンタCP2が
▲2▼カラー電子写真プリンタCP1のマゼンタトナーカートリッジをカラー電子写真プリンタCP3に装填することによって、カラー電子写真プリンタCP3が
▲3▼カラー電子写真プリンタCP2のイエロートナーカートリッジをカラー電子写真プリンタCP1に装填することによって、カラー電子写真プリンタCP1が
▲4▼カラー電子写真プリンタCP3のイエロートナーカートリッジをカラー電子写真プリンタCP1に装填することによって、カラー電子写真プリンタCP1が事実上不足した消耗品が無い状態となり印刷可能とすることが出来る。
【0057】
本例の画像形成システムの制御装置であるプリンタサーバPSは、さらに、これら▲1▼〜▲4▼のうちで、最も作業効果の高い方策を指示することが出来る。
【0058】
すなわち、
(5’’)▲1▼〜▲4▼のそれぞれの交換・復帰方法で、復帰後の各消耗品の残量を見積もると下表のように一覧することが出来る。
【0059】
【表1】
【0060】
これらのうち、マゼンタトナーカートリッジは1つしか無いため、どれも残量は変わらない。しかし、その他の色トナーカートリッジ残量を比較すると、次にトナー残量が少ないトナーカートリッジは、
▲1▼カラー電子写真プリンタB イエロー 35%
▲2▼カラー電子写真プリンタC ブラック 21%
▲3▼カラー電子写真プリンタA ブラック 28%
▲4▼カラー電子写真プリンタA ブラック 28%
となり、▲1▼を選択した場合が、次にトナー不足になる可能性が一番低いと言える。(トナー消費量が各色で同じと考えた場合)また、実際にはカラー電子写真プリンタでは墨入れや黒文字原稿があるため、ブラックトナーの消費量がカラートナーよりも比較的に多く、この場合にはブラックトナーの残量が比較的多くなるように選択するような選択基準もあり得る。
【0061】
画像形成システムの制御装置であるプリンタサーバPSはこの情報をシステム管理者などのユーザに通知する。通知する方法は、電子メールや対象者の端末画面に割り込み表示させるなどがある。
【0062】
以上の画像形成システムの動作により、例えばシステム管理者のようなユーザは、ネットワーク接続された画像形成システムの画像形成装置の中で2機種以上が消耗品の不足で印刷不能になった場合でも、それらの画像形成装置が交換可能な消耗品形態であり、異なる消耗品の不足が生じている状態であるならば、互いの消耗品を適当に交換することで、印刷不能状態の画像形成装置を減らし、より有効に作用する手段を正確に知ることが出来る。
【0063】
本例では、2番目に少ないトナー残量に注目して、交換候補を選択したが、ネットワーク接続された画像形成システムが物理的に広いエリアに渡って敷設されていたり、例えばフロアが異なる(ビルの3階から5階まで、のような)場合には、各画像形成装置の設置場所の情報も制御装置であるプリンタサーバが管理しており、交換の容易性などから、選択基準を判断することがあっても良い。この場合プリンタサーバの記憶部には各画像形成装置の設置場所情報が記憶されているものとする。
【0064】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明による画像形成システムでは、
例えばシステム管理者のようなユーザは、各画像形成装置の中で2機種以上が消耗品の不足で印刷不能になった場合でも、それらの画像形成装置が交換可能な消耗品形態であり、異なる消耗品の不足が生じている状態であるならば、互いの消耗品を適当に交換することで、印刷不能状態の画像形成装置を減らし、より有効に作用する手段を正確に知ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の画像形成システムを示すシステム構成図
【図2】実施例1の画像形成システムの管理項目を示す図
【図3】実施例1の判断フローを説明する図
【図4】実施例2の画像形成システムを示すシステム構成図
【図5】実施例2の画像形成システムの管理項目を示す図
【図6】従来例の画像形成システムの状態を示すシステム構成図
【符号の説明】
PC1,PC2,PC3,PC4
PS プリンタサーバ
CP1,CP2,CP3 カラー電子写真プリンタ(カラーレーザープリンタ)IJP カラーインクジェットプリンタ
MX1,MX2 白黒複合機
Claims (12)
- 複数の画像形成装置と所定のネットワークを介して通信可能な情報処理装置における管理方法であって、
前記複数の画像形成装置のステータスを取得する取得ステップと、
前記複数の画像形成装置の中から2以上の画像形成装置のトラブルが認識された場合に、前記取得ステップにおいて取得されたステータスに基づいて前記2以上の画像形成装置間における消耗品交換方法を演算する演算ステップと、
前記演算ステップにおいて演算された演算結果を通知する通知ステップとを有することを特徴とする管理方法。 - 前記ステータスは消耗品の情報であり、前記画像形成装置はカラー画像形成装置であり、色属性毎に複数の消耗品が装着されるものであることを特徴とする請求項1に記載の管理方法。
- 前記取得ステップにて取得したステータスに基づき、不足している消耗品以外の中で最も残量が少ない消耗品の情報を元に不足した消耗品の交換方法を決定することを特徴とする請求項2に記載の管理方法。
- 画像形成装置の設置場所の情報を記憶する記憶部を備え、前記通知ステップは前記設置場所情報を付加して不足した消耗品の交換方法を通知することを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の管理方法。
- 前記消耗品がトナーまたはインクを収納したカートリッジであることを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の管理方法。
- 複数の画像形成装置と所定のネットワークを介して通信可能な情報処理装置であって、
前記複数の画像形成装置のステータスを取得する取得手段と、
前記複数の画像形成装置の中から2以上の画像形成装置のトラブルが認識された場合に、前記取得手段によって取得されたステータスに基づいて前記2以上の画像形成装置間における消耗品交換方法を演算する演算手段と、
前記演算手段において演算された演算結果を通知する通知手段とを有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記ステータスは消耗品の情報であり、前記画像形成装置はカラー画像形成装置であり、色属性毎に複数の消耗品が装着されるものであることを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
- 前記取得手段にて取得したステータスに基づき、不足している消耗品以外の中で最も残量が少ない消耗品の情報を元に不足した消耗品の交換方法を決定することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
- 画像形成装置の設置場所の情報を記憶する記憶手段を備え、前記通知手段は前記設置場所情報を付加して不足した消耗品の交換方法を通知することを特徴とする請求項6ないし8の何れかに記載の情報処理装置。
- 前記消耗品がトナーまたはインクを収納したカートリッジであることを特徴とする請求項6ないし9の何れかに記載の情報処理装置。
- 請求項1ないし5の何れかに記載の管理方法を実行する為のコンピュータにより実行されるプログラム。
- 請求項11に記載のプログラムを格納したコンピュータ可読の記憶媒体。
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JP2002198563A JP2004038856A (ja) | 2002-07-08 | 2002-07-08 | 管理方法、情報処理装置、プログラムおよび記憶媒体 |
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JP2002198563A JP2004038856A (ja) | 2002-07-08 | 2002-07-08 | 管理方法、情報処理装置、プログラムおよび記憶媒体 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7099779B2 (en) * | 2002-04-22 | 2006-08-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Information processing apparatus, monitoring method and program, and memory medium |
US8199353B2 (en) | 2008-09-25 | 2012-06-12 | Kyocera Document Solutions Inc. | Displaying status icons of remaining consumables for plural image forming apparatuses |
-
2002
- 2002-07-08 JP JP2002198563A patent/JP2004038856A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7099779B2 (en) * | 2002-04-22 | 2006-08-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Information processing apparatus, monitoring method and program, and memory medium |
US8199353B2 (en) | 2008-09-25 | 2012-06-12 | Kyocera Document Solutions Inc. | Displaying status icons of remaining consumables for plural image forming apparatuses |
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