JP2004038799A - マーケティング情報管理システムおよびマーケティング情報管理方法 - Google Patents
マーケティング情報管理システムおよびマーケティング情報管理方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】個人情報の登録に対する抵抗感が小さく、かつマーケティング情報を得ることができるマーケティング情報管理システムを提供する。
【解決手段】レシート番号が印字されたレシートを発行すると共に、レシート番号情報と購買情報とを出力するレシート発行手段1と、レシート発行手段から出力されたレシート番号情報と購買情報とを記憶する購買情報記憶手段3と、消費者から送信されるレシート番号情報と会員情報とを受信する通信手段4と、通信手段が受信したレシート番号情報と会員情報とを記憶する会員情報記憶手段5と、消費者のポイント積算値を記憶するポイント情報記憶手段7と、会員情報と購買情報とをレシート番号情報を照合することによって結び付けてマーケティング情報を生成すると共に、発生ポイントを計算してポイント積算値に加算する情報結合手段6と、マーケティング情報を蓄積するマーケティング情報記憶手段8とを設けた。
【選択図】 図1
【解決手段】レシート番号が印字されたレシートを発行すると共に、レシート番号情報と購買情報とを出力するレシート発行手段1と、レシート発行手段から出力されたレシート番号情報と購買情報とを記憶する購買情報記憶手段3と、消費者から送信されるレシート番号情報と会員情報とを受信する通信手段4と、通信手段が受信したレシート番号情報と会員情報とを記憶する会員情報記憶手段5と、消費者のポイント積算値を記憶するポイント情報記憶手段7と、会員情報と購買情報とをレシート番号情報を照合することによって結び付けてマーケティング情報を生成すると共に、発生ポイントを計算してポイント積算値に加算する情報結合手段6と、マーケティング情報を蓄積するマーケティング情報記憶手段8とを設けた。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、顧客を囲い込むと共に、顧客情報と購買情報とが結び付いたマーケティング情報を得るためのマーケティング情報管理システムおよびマーケティング情報管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
顧客(消費者)を囲い込むために、ポイントカードを発行する小売業者(サービス提供者)が増えている。小売業者(サービス提供者)がポイントカードを発行するもう1つの目的は、会員情報すなわち顧客情報と購買情報とが結び付いたマーケティング情報を得ることである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
消費者がポイントカードを入手するには、まずサービス提供者が運営する小売店への会員登録を行う必要がある。会員登録時に、消費者は、氏名や誕生日等の個人情報を登録しなければならない。すなわち、消費者は、ポイントカードを入手する以前の時点で、個人情報を登録しなければならないので、個人情報の登録に対する抵抗感が大きく、会員登録を躊躇する場合が多々ある。すると、会員が増えないので、顧客囲い込みという目的が達成されない。また、会員が増えなければ、十分な量のマーケティング情報を得ることもできない。
【0004】
また、サービス提供者がポイントカードを導入する際には、新規にポイントカードを制作・発行したり、それまで使用していたPOSレジにカードリーダを付加したり、POSレジ内のソフトウェアを変更しなければならないので、多額の初期投資が必要になる。
【0005】
また、ポイントカードはサービス提供者毎に発行されるため、消費者は、一般に、複数枚のポイントカードを持たされることになる。
【0006】
一方、ポイントカードの代わりに、サービス提供者が、点数(ポイント)が印刷されたシール等を発行する方法がある。消費者は、サービス提供者が発行したシール等を所定の点数分集め、サービス提供者に送付する。すると、消費者は、集めた点数に応じた特典を得ることができる。例えば、集めた点数に応じた景品が、サービス提供者から消費者に返送される。
【0007】
この方法によれば、消費者は、サービス提供者に集めたシール等を送付する際に、申し込み用紙に個人情報を記入する。すなわち、消費者は、サービス提供者から特典が得られる直前の時点で、初めて個人情報を登録すればよい。従って、個人情報の登録に対する抵抗感が小さい。
【0008】
しかし、この方法では、サービス提供者は、消費者が、どの商品を、いつ、どこで、いくらで購入したかを知ることができない。すなわち、サービス提供者は、購買情報を得ることができない。従って、当然、顧客情報と購買情報とが結び付いたマーケティング情報を得ることもできない。
【0009】
また、消費者は、所定の点数に達するまで、集めたシール等を保管しておかなければならない。
【0010】
また、消費者は、送付のたびに、申し込み用紙に個人情報を記入しなければならない。
【0011】
本発明は、上記の各問題を解決するためになされたもので、個人情報の登録に対する抵抗感が小さく、かつ、顧客情報と購買情報とが結び付いたマーケティング情報を得ることができるマーケティング情報管理システムおよびマーケティング情報管理方法を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、消費者が商品またはサービスを購入した際の精算時に、相互に重複のないレシート番号が印字されたレシートを発行すると共に、前記レシート番号情報と前記消費者が商品またはサービスを購入した際の購買情報とを出力するレシート発行手段と、このレシート発行手段から出力されたレシート番号情報と購買情報とを関連付けて記憶する購買情報記憶手段と、前記消費者から送信される、レシート番号情報と前記消費者を特定する個人情報である会員情報とを受信する通信手段と、この通信手段が受信したレシート番号情報と会員情報とを関連付けて記憶する会員情報記憶手段と、前記消費者の過去の商品またはサービスの購入による発生ポイントの積算値であるポイント積算値を記憶するポイント情報記憶手段と、前記会員情報記憶手段に記憶された会員情報と、前記購買情報記憶手段に記憶された購買情報とを、前記会員情報記憶手段に記憶されたレシート番号情報と前記購買情報記憶手段に記憶されたレシート番号情報とを照合することによって結び付けて、マーケティング情報を生成すると共に、前記消費者の商品またはサービスの購入による発生ポイントを計算し、前記ポイント情報記憶手段に記憶された前記消費者のポイント積算値に加算する情報結合手段と、この情報結合手段が生成したマーケティング情報を蓄積するマーケティング情報記憶手段とを有することを特徴とするマーケティング情報管理システムである。
【0013】
請求項2に記載の発明は、前記通信手段は、前記情報結合手段が、前記消費者の商品またはサービスの購入による発生ポイントを計算し、前記ポイント情報記憶手段に記憶された前記消費者のポイント積算値に加算した後に、加算後のポイント積算値情報を前記消費者に返送することを特徴とする請求項1に記載のマーケティング情報管理システムである。
【0014】
請求項3に記載の発明は、前記通信手段は、加算後のポイント積算値情報を前記消費者に返送する際に、不足している会員情報項目の送信を促すメッセージを添付することを特徴とする請求項2に記載のマーケティング情報管理システムである。
【0015】
請求項4に記載の発明は、前記通信手段は、複数回にわたって受信した会員情報項目を、前記会員情報記憶手段内で結合させることを特徴とする請求項3に記載のマーケティング情報管理システムである。
【0016】
請求項5に記載の発明は、消費者が商品またはサービスを購入した際の精算時に、相互に重複のないレシート番号が印字されたレシートを発行すると共に、前記レシート番号情報と前記消費者が商品またはサービスを購入した際の購買情報とを出力するレシート発行ステップと、このレシート発行ステップで出力されたレシート番号情報と購買情報とを関連付けて記憶する購買情報記憶ステップと、前記消費者から送信される、レシート番号情報と前記消費者を特定する個人情報である会員情報とを受信する通信ステップと、この通信ステップで受信したレシート番号情報と会員情報とを関連付けて記憶する会員情報記憶ステップと、前記消費者の過去の商品またはサービスの購入による発生ポイントの積算値であるポイント積算値を記憶するポイント情報記憶ステップと、前記会員情報記憶ステップで記憶された会員情報と、前記購買情報記憶ステップで記憶された購買情報とを、前記会員情報記憶ステップで記憶されたレシート番号情報と前記購買情報記憶ステップで記憶されたレシート番号情報とを照合することによって結び付けて、マーケティング情報を生成すると共に、前記消費者の商品またはサービスの購入による発生ポイントを計算し、前記ポイント情報記憶ステップで記憶された前記消費者のポイント積算値に加算する情報結合ステップと、この情報結合ステップで生成されたマーケティング情報を蓄積するマーケティング情報記憶ステップとを有することを特徴とするマーケティング情報管理方法である。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施形態におけるマーケティング情報管理システムの構成を示すブロック図である。このマーケティング情報管理システムは、サービス提供者が運営する各店舗に置かれるレシート発行手段1と、サービス提供者のマーケティング情報を集中管理するマーケティング情報管理サーバ2とを有する。
【0018】
レシート発行手段1は、各店舗で商品またはサービスを購入した消費者に、相互に重複のないレシート番号(レシートNO.)が印字されたレシートを発行する。すなわち、各レシートには、相互に異なるレシート番号(レシートNO.)が印字され、レシート番号によって、1つのレシートを特定することが可能となっている。
【0019】
同時に、レシート発行手段1は、レシート番号情報および購買情報を含むPOSデータをマーケティング情報管理サーバ2に送る。ここで、購買情報とは、消費者が、どの商品を、いつ、どこで、いくらで購入したかを示す情報である。
【0020】
マーケティング情報管理サーバ2は、購買情報記憶手段3、通信手段4、会員情報記憶手段5、情報結合手段6、ポイント情報記憶手段7、マーケティング情報記憶手段8を有する。
【0021】
購買情報記憶手段3は、レシート発行手段1から送られたPOSデータを記憶する。通信手段4は、消費者から送信されるレシート番号情報および会員情報を受信する。消費者は、例えば、携帯電話から、インターネットを介して、マーケティング情報管理サーバ2へ、レシートに印字されたレシート番号(レシート番号情報)および会員情報を送信する。会員情報とは、会員IDとしてのメールアドレス、氏名、性別等を含む個人情報のことである。通信手段4は、消費者から送信されたレシート番号情報および会員情報を会員情報記憶手段5に送る。
【0022】
会員情報記憶手段5は、通信手段4から送られたレシート番号情報と会員情報とを関連付けて記憶する。詳細には、会員情報記憶手段5は、会員IDとしてのメールアドレスと、レシート番号(レシートNO.)とが関連付けられた会員レシート対応データを記憶すると共に、会員IDとしてのメールアドレスと、氏名、性別等とが関連付けられた会員情報を記憶する。
【0023】
情報結合手段6は、購買情報記憶手段3に記憶されたPOSデータと、会員情報記憶手段5に記憶されたレシート番号情報および会員情報とを結び付ける。すなわち、POSデータに含まれているレシート番号情報と、会員情報記憶手段5に記憶されたレシート番号情報とを照合し、同じレシート番号に対応する購買情報と会員情報とを結び付け、マーケティング情報を生成する。
【0024】
同時に、情報結合手段6は、マーケティング情報管理サーバ2にレシート番号情報および会員情報を送信した消費者(会員)の商品またはサービスの購入による発生ポイントを計算し、ポイント情報記憶手段7に記憶されている、この消費者(会員)のポイント積算値に加算する。ポイント積算値に発生ポイントが加算されると、通信手段4は、加算後のポイント積算値情報を消費者(会員)に返送する。
【0025】
マーケティング情報記憶手段8は、情報結合手段6が生成したマーケティング情報を蓄積する。サービス提供者は、マーケティング情報記憶手段8に蓄積されたマーケティング情報をマーケティングに利用する。
【0026】
図2は、購買情報記憶手段3に記憶されるPOSデータの例を示す図である。POSデータ内では、レシート番号(レシートNO.)情報と、購買情報とが関連付けられている。購買情報は、購入年月日および時刻、商品名、価格等を含む。
【0027】
図3は、会員情報記憶手段5に記憶される会員レシート対応データの例を示す図である。会員レシート対応データ内では、会員IDとしてのメールアドレスと、レシート番号(レシートNO.)とが関連付けられている。
【0028】
図4は、会員情報記憶手段5に記憶される会員情報の例を示す図である。会員情報内では、会員IDとしてのメールアドレスと、氏名、性別等とが関連付けられている。
【0029】
図5は、ポイント情報記憶手段7に記憶されるポイント情報の例を示す図である。ポイント情報内では、各消費者(各会員)の会員IDとしてのメールアドレスと、各消費者(各会員)のポイント積算値とが関連付けられている。
【0030】
図6は、マーケティング情報記憶手段8内に記憶されるマーケティング情報の例を示す図である。マーケティング情報内では、購買情報と、会員情報とが、レシート番号(レシートNO.)を介して関連付けられている。
【0031】
図7は、本実施形態におけるマーケティング情報管理システムの動作を示す図である。まず、消費者は、購入した商品またはサービスの精算時に、レシート発行手段1が発行する、レシート番号(レシートNO.)が印字されたレシートを受け取る(図中の▲1▼)。
【0032】
次に、消費者は、携帯電話等から、インターネットを介して、マーケティング情報管理サーバ2に、レシートに印字されたレシート番号(レシートNO.)および会員IDとしてのメールアドレスを送信する(図中の▲2▼)。
【0033】
すると、マーケティング情報管理サーバ2内の情報結合手段6が、POSデータに含まれていた購買情報と、消費者から送信されてきた会員IDとを、レシート番号(レシートNO.)を用いて突き合わせ、購買情報と会員情報(会員ID)とが結び付いたマーケティング情報を生成すると共に、発生ポイントを計算する。そして、マーケティング情報管理サーバ2内の通信手段4が、消費者に、ポイント積算値情報を返送する(図中の▲3▼)。
【0034】
図8は、会員情報記憶手段5に会員情報を記憶する手順を示す図である。通信手段4が、消費者から、レシート番号(レシートNO.)および会員IDとしてのメールアドレスを受信したら、会員情報記憶手段5に既に記憶されている会員情報の中に、同一の会員IDが含まれていないかどうかが確認され、含まれていない場合に、受信した会員IDが新規に会員情報に追加される(図中の▲1▼)。
【0035】
通信手段4は、ポイントの計算結果のお知らせの中に、不足している会員情報項目の入力を促すメッセージを添付する(図中の▲2▼)。
【0036】
消費者が、このメッセージに従って、不足している会員情報項目を、自分の携帯電話等に入力すると、入力された会員情報項目は、インターネットを介して、マーケティング情報管理サーバ2に送られる。マーケティング情報管理サーバ2内の通信手段4は、送られた会員情報項目を会員情報記憶手段5に送り、この会員情報記憶手段5内の会員情報に追加する(図中の▲3▼)。
【0037】
図9は、消費者が、複数のサービス提供者を共通の会員IDで管理している状態を示す概念図である。メールアドレスを会員IDとして利用することで、複数のサービス提供者に対して複数の会員IDを用意する必要がなくなる。すなわち、複数のサービス提供者に共通の会員IDであるメールアドレスのみを用意すればよい。メールアドレスを複数のサービス提供者に対する共通の会員IDとして使用すれば、消費者は、複数の会員IDを管理する必要がなくなる。
【0038】
【発明の効果】
本発明によれば、消費者は、サービス提供者から特典が得られる直前の時点で、初めて個人情報を登録することも可能なので、個人情報の登録に対する抵抗感が小さい。従って、会員登録が促進され、会員が増加し、顧客囲い込みという目的が達成される。
【0039】
同時に、サービス提供者は、消費者が、どの商品を、いつ、どこで、いくらで購入したかを知ることができ、顧客情報と購買情報とが結び付いたマーケティング情報を得ることができる。さらに、上述したように、個人情報の登録に対する抵抗感が小さく、会員登録が促進され、会員が増加するので、十分な量のマーケティング情報を得ることができる。
【0040】
また、新規にポイントカードを制作・発行したり、POSレジにカードリーダを付加したり、POSレジ内のソフトウェアを変更する必要がないので、初期投資が非常に安価になる。
【0041】
また、現在のPOSシステムの多くは、レシート番号を印字する機能を有していて、消費者には、PCや携帯電話等の通信回線(インターネット等)へ接続できる機器が普及しているので、これらを利用することができる。従って、初期投資がさらに安価になる。
【0042】
また、顧客情報と購買情報とを結び付ける動作が、マーケティング情報管理サーバで集中的に行われるので、各POSレジで行われる従来のシステムより運営費が安価になる。
【0043】
また、ポイントカードが不要になるので、当然、消費者は、ポイントカードを持つ必要がなくなる。
【0044】
また、消費者は、通信回線(インターネット等)を介してレシート番号を登録した後は、レシートを保管しておく必要がない。すなわち、所定のポイントに達するまで、レシートを保管しておく必要がない。
【0045】
また、消費者は、初回の特典受け取りの際に個人情報を登録すれば、2回目以降は登録の必要がない。
【0046】
また、消費者が、レシートを受け取るたびに、マーケティング情報管理サーバに何度もアクセスしてくる可能性が高いので、サービス提供者は、個人情報を一度に収集する必要がなく、段階的に収集することができる。例えば、1回目のアクセス時に会員IDとなるメールアドレスを収集し、2回目のアクセス時に氏名と性別等を収集することができる。これにより、消費者は、一度に多くの個人情報を登録する必要がなくなるので、個人情報の登録に対する抵抗感が低減する。
【0047】
さらに、個人情報の変更に対する抵抗感も低減する。例えば、消費者がメールアドレスを変更した場合には、メールアドレスのみを変更すればよいので、変更に対する抵抗感が小さい。
【0048】
また、本発明によれば、消費者がマーケティング情報管理サーバに、レシート番号情報を送信すると、マーケティング情報管理サーバから消費者に、発生ポイントが加算された後のポイント積算値情報が返送されるので、消費者は、レシート番号情報を送信するたびに、その時点での自分のポイント積算値を知ることができる。このことは、消費者の購入意欲をかきたてるので、サービス提供者が運営する小売店での販売が促進される。
【0049】
また、本発明によれば、マーケティング情報管理サーバから消費者に、発生ポイントが加算された後のポイント積算値情報が返送される際に、不足している会員情報項目の送信を促すメッセージも送られるので、消費者が、このメッセージに従って、不足している会員情報項目をマーケティング情報管理サーバに送信すれば、会員情報の充足が促進される。
【0050】
また、本発明によれば、マーケティング情報管理サーバが消費者から複数回にわたって受信した会員情報項目が、会員情報記憶手段内で結合させられるので、会員情報の充足が促進される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるマーケティング情報管理システムの構成を示すブロック図である。
【図2】購買情報記憶手段3に記憶されるPOSデータの例を示す図である。
【図3】会員情報記憶手段5に記憶される会員レシート対応データの例を示す図である。
【図4】会員情報記憶手段5に記憶される会員情報の例を示す図である。
【図5】ポイント情報記憶手段7に記憶されるポイント情報の例を示す図である。
【図6】マーケティング情報記憶手段8内に記憶されるマーケティング情報の例を示す図である。
【図7】本発明の一実施形態におけるマーケティング情報管理システムの動作を示す図である。
【図8】会員情報記憶手段5に会員情報を記憶する手順を示す図である。
【図9】消費者が、複数のサービス提供者を共通の会員IDで管理している状態を示す概念図である。
【符号の説明】
1 レシート発行手段
2 マーケティング情報管理サーバ
3 購買情報記憶手段
4 通信手段
5 会員情報記憶手段
6 情報結合手段
7 ポイント情報記憶手段
8 マーケティング情報記憶手段
【発明の属する技術分野】
本発明は、顧客を囲い込むと共に、顧客情報と購買情報とが結び付いたマーケティング情報を得るためのマーケティング情報管理システムおよびマーケティング情報管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
顧客(消費者)を囲い込むために、ポイントカードを発行する小売業者(サービス提供者)が増えている。小売業者(サービス提供者)がポイントカードを発行するもう1つの目的は、会員情報すなわち顧客情報と購買情報とが結び付いたマーケティング情報を得ることである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
消費者がポイントカードを入手するには、まずサービス提供者が運営する小売店への会員登録を行う必要がある。会員登録時に、消費者は、氏名や誕生日等の個人情報を登録しなければならない。すなわち、消費者は、ポイントカードを入手する以前の時点で、個人情報を登録しなければならないので、個人情報の登録に対する抵抗感が大きく、会員登録を躊躇する場合が多々ある。すると、会員が増えないので、顧客囲い込みという目的が達成されない。また、会員が増えなければ、十分な量のマーケティング情報を得ることもできない。
【0004】
また、サービス提供者がポイントカードを導入する際には、新規にポイントカードを制作・発行したり、それまで使用していたPOSレジにカードリーダを付加したり、POSレジ内のソフトウェアを変更しなければならないので、多額の初期投資が必要になる。
【0005】
また、ポイントカードはサービス提供者毎に発行されるため、消費者は、一般に、複数枚のポイントカードを持たされることになる。
【0006】
一方、ポイントカードの代わりに、サービス提供者が、点数(ポイント)が印刷されたシール等を発行する方法がある。消費者は、サービス提供者が発行したシール等を所定の点数分集め、サービス提供者に送付する。すると、消費者は、集めた点数に応じた特典を得ることができる。例えば、集めた点数に応じた景品が、サービス提供者から消費者に返送される。
【0007】
この方法によれば、消費者は、サービス提供者に集めたシール等を送付する際に、申し込み用紙に個人情報を記入する。すなわち、消費者は、サービス提供者から特典が得られる直前の時点で、初めて個人情報を登録すればよい。従って、個人情報の登録に対する抵抗感が小さい。
【0008】
しかし、この方法では、サービス提供者は、消費者が、どの商品を、いつ、どこで、いくらで購入したかを知ることができない。すなわち、サービス提供者は、購買情報を得ることができない。従って、当然、顧客情報と購買情報とが結び付いたマーケティング情報を得ることもできない。
【0009】
また、消費者は、所定の点数に達するまで、集めたシール等を保管しておかなければならない。
【0010】
また、消費者は、送付のたびに、申し込み用紙に個人情報を記入しなければならない。
【0011】
本発明は、上記の各問題を解決するためになされたもので、個人情報の登録に対する抵抗感が小さく、かつ、顧客情報と購買情報とが結び付いたマーケティング情報を得ることができるマーケティング情報管理システムおよびマーケティング情報管理方法を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、消費者が商品またはサービスを購入した際の精算時に、相互に重複のないレシート番号が印字されたレシートを発行すると共に、前記レシート番号情報と前記消費者が商品またはサービスを購入した際の購買情報とを出力するレシート発行手段と、このレシート発行手段から出力されたレシート番号情報と購買情報とを関連付けて記憶する購買情報記憶手段と、前記消費者から送信される、レシート番号情報と前記消費者を特定する個人情報である会員情報とを受信する通信手段と、この通信手段が受信したレシート番号情報と会員情報とを関連付けて記憶する会員情報記憶手段と、前記消費者の過去の商品またはサービスの購入による発生ポイントの積算値であるポイント積算値を記憶するポイント情報記憶手段と、前記会員情報記憶手段に記憶された会員情報と、前記購買情報記憶手段に記憶された購買情報とを、前記会員情報記憶手段に記憶されたレシート番号情報と前記購買情報記憶手段に記憶されたレシート番号情報とを照合することによって結び付けて、マーケティング情報を生成すると共に、前記消費者の商品またはサービスの購入による発生ポイントを計算し、前記ポイント情報記憶手段に記憶された前記消費者のポイント積算値に加算する情報結合手段と、この情報結合手段が生成したマーケティング情報を蓄積するマーケティング情報記憶手段とを有することを特徴とするマーケティング情報管理システムである。
【0013】
請求項2に記載の発明は、前記通信手段は、前記情報結合手段が、前記消費者の商品またはサービスの購入による発生ポイントを計算し、前記ポイント情報記憶手段に記憶された前記消費者のポイント積算値に加算した後に、加算後のポイント積算値情報を前記消費者に返送することを特徴とする請求項1に記載のマーケティング情報管理システムである。
【0014】
請求項3に記載の発明は、前記通信手段は、加算後のポイント積算値情報を前記消費者に返送する際に、不足している会員情報項目の送信を促すメッセージを添付することを特徴とする請求項2に記載のマーケティング情報管理システムである。
【0015】
請求項4に記載の発明は、前記通信手段は、複数回にわたって受信した会員情報項目を、前記会員情報記憶手段内で結合させることを特徴とする請求項3に記載のマーケティング情報管理システムである。
【0016】
請求項5に記載の発明は、消費者が商品またはサービスを購入した際の精算時に、相互に重複のないレシート番号が印字されたレシートを発行すると共に、前記レシート番号情報と前記消費者が商品またはサービスを購入した際の購買情報とを出力するレシート発行ステップと、このレシート発行ステップで出力されたレシート番号情報と購買情報とを関連付けて記憶する購買情報記憶ステップと、前記消費者から送信される、レシート番号情報と前記消費者を特定する個人情報である会員情報とを受信する通信ステップと、この通信ステップで受信したレシート番号情報と会員情報とを関連付けて記憶する会員情報記憶ステップと、前記消費者の過去の商品またはサービスの購入による発生ポイントの積算値であるポイント積算値を記憶するポイント情報記憶ステップと、前記会員情報記憶ステップで記憶された会員情報と、前記購買情報記憶ステップで記憶された購買情報とを、前記会員情報記憶ステップで記憶されたレシート番号情報と前記購買情報記憶ステップで記憶されたレシート番号情報とを照合することによって結び付けて、マーケティング情報を生成すると共に、前記消費者の商品またはサービスの購入による発生ポイントを計算し、前記ポイント情報記憶ステップで記憶された前記消費者のポイント積算値に加算する情報結合ステップと、この情報結合ステップで生成されたマーケティング情報を蓄積するマーケティング情報記憶ステップとを有することを特徴とするマーケティング情報管理方法である。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施形態におけるマーケティング情報管理システムの構成を示すブロック図である。このマーケティング情報管理システムは、サービス提供者が運営する各店舗に置かれるレシート発行手段1と、サービス提供者のマーケティング情報を集中管理するマーケティング情報管理サーバ2とを有する。
【0018】
レシート発行手段1は、各店舗で商品またはサービスを購入した消費者に、相互に重複のないレシート番号(レシートNO.)が印字されたレシートを発行する。すなわち、各レシートには、相互に異なるレシート番号(レシートNO.)が印字され、レシート番号によって、1つのレシートを特定することが可能となっている。
【0019】
同時に、レシート発行手段1は、レシート番号情報および購買情報を含むPOSデータをマーケティング情報管理サーバ2に送る。ここで、購買情報とは、消費者が、どの商品を、いつ、どこで、いくらで購入したかを示す情報である。
【0020】
マーケティング情報管理サーバ2は、購買情報記憶手段3、通信手段4、会員情報記憶手段5、情報結合手段6、ポイント情報記憶手段7、マーケティング情報記憶手段8を有する。
【0021】
購買情報記憶手段3は、レシート発行手段1から送られたPOSデータを記憶する。通信手段4は、消費者から送信されるレシート番号情報および会員情報を受信する。消費者は、例えば、携帯電話から、インターネットを介して、マーケティング情報管理サーバ2へ、レシートに印字されたレシート番号(レシート番号情報)および会員情報を送信する。会員情報とは、会員IDとしてのメールアドレス、氏名、性別等を含む個人情報のことである。通信手段4は、消費者から送信されたレシート番号情報および会員情報を会員情報記憶手段5に送る。
【0022】
会員情報記憶手段5は、通信手段4から送られたレシート番号情報と会員情報とを関連付けて記憶する。詳細には、会員情報記憶手段5は、会員IDとしてのメールアドレスと、レシート番号(レシートNO.)とが関連付けられた会員レシート対応データを記憶すると共に、会員IDとしてのメールアドレスと、氏名、性別等とが関連付けられた会員情報を記憶する。
【0023】
情報結合手段6は、購買情報記憶手段3に記憶されたPOSデータと、会員情報記憶手段5に記憶されたレシート番号情報および会員情報とを結び付ける。すなわち、POSデータに含まれているレシート番号情報と、会員情報記憶手段5に記憶されたレシート番号情報とを照合し、同じレシート番号に対応する購買情報と会員情報とを結び付け、マーケティング情報を生成する。
【0024】
同時に、情報結合手段6は、マーケティング情報管理サーバ2にレシート番号情報および会員情報を送信した消費者(会員)の商品またはサービスの購入による発生ポイントを計算し、ポイント情報記憶手段7に記憶されている、この消費者(会員)のポイント積算値に加算する。ポイント積算値に発生ポイントが加算されると、通信手段4は、加算後のポイント積算値情報を消費者(会員)に返送する。
【0025】
マーケティング情報記憶手段8は、情報結合手段6が生成したマーケティング情報を蓄積する。サービス提供者は、マーケティング情報記憶手段8に蓄積されたマーケティング情報をマーケティングに利用する。
【0026】
図2は、購買情報記憶手段3に記憶されるPOSデータの例を示す図である。POSデータ内では、レシート番号(レシートNO.)情報と、購買情報とが関連付けられている。購買情報は、購入年月日および時刻、商品名、価格等を含む。
【0027】
図3は、会員情報記憶手段5に記憶される会員レシート対応データの例を示す図である。会員レシート対応データ内では、会員IDとしてのメールアドレスと、レシート番号(レシートNO.)とが関連付けられている。
【0028】
図4は、会員情報記憶手段5に記憶される会員情報の例を示す図である。会員情報内では、会員IDとしてのメールアドレスと、氏名、性別等とが関連付けられている。
【0029】
図5は、ポイント情報記憶手段7に記憶されるポイント情報の例を示す図である。ポイント情報内では、各消費者(各会員)の会員IDとしてのメールアドレスと、各消費者(各会員)のポイント積算値とが関連付けられている。
【0030】
図6は、マーケティング情報記憶手段8内に記憶されるマーケティング情報の例を示す図である。マーケティング情報内では、購買情報と、会員情報とが、レシート番号(レシートNO.)を介して関連付けられている。
【0031】
図7は、本実施形態におけるマーケティング情報管理システムの動作を示す図である。まず、消費者は、購入した商品またはサービスの精算時に、レシート発行手段1が発行する、レシート番号(レシートNO.)が印字されたレシートを受け取る(図中の▲1▼)。
【0032】
次に、消費者は、携帯電話等から、インターネットを介して、マーケティング情報管理サーバ2に、レシートに印字されたレシート番号(レシートNO.)および会員IDとしてのメールアドレスを送信する(図中の▲2▼)。
【0033】
すると、マーケティング情報管理サーバ2内の情報結合手段6が、POSデータに含まれていた購買情報と、消費者から送信されてきた会員IDとを、レシート番号(レシートNO.)を用いて突き合わせ、購買情報と会員情報(会員ID)とが結び付いたマーケティング情報を生成すると共に、発生ポイントを計算する。そして、マーケティング情報管理サーバ2内の通信手段4が、消費者に、ポイント積算値情報を返送する(図中の▲3▼)。
【0034】
図8は、会員情報記憶手段5に会員情報を記憶する手順を示す図である。通信手段4が、消費者から、レシート番号(レシートNO.)および会員IDとしてのメールアドレスを受信したら、会員情報記憶手段5に既に記憶されている会員情報の中に、同一の会員IDが含まれていないかどうかが確認され、含まれていない場合に、受信した会員IDが新規に会員情報に追加される(図中の▲1▼)。
【0035】
通信手段4は、ポイントの計算結果のお知らせの中に、不足している会員情報項目の入力を促すメッセージを添付する(図中の▲2▼)。
【0036】
消費者が、このメッセージに従って、不足している会員情報項目を、自分の携帯電話等に入力すると、入力された会員情報項目は、インターネットを介して、マーケティング情報管理サーバ2に送られる。マーケティング情報管理サーバ2内の通信手段4は、送られた会員情報項目を会員情報記憶手段5に送り、この会員情報記憶手段5内の会員情報に追加する(図中の▲3▼)。
【0037】
図9は、消費者が、複数のサービス提供者を共通の会員IDで管理している状態を示す概念図である。メールアドレスを会員IDとして利用することで、複数のサービス提供者に対して複数の会員IDを用意する必要がなくなる。すなわち、複数のサービス提供者に共通の会員IDであるメールアドレスのみを用意すればよい。メールアドレスを複数のサービス提供者に対する共通の会員IDとして使用すれば、消費者は、複数の会員IDを管理する必要がなくなる。
【0038】
【発明の効果】
本発明によれば、消費者は、サービス提供者から特典が得られる直前の時点で、初めて個人情報を登録することも可能なので、個人情報の登録に対する抵抗感が小さい。従って、会員登録が促進され、会員が増加し、顧客囲い込みという目的が達成される。
【0039】
同時に、サービス提供者は、消費者が、どの商品を、いつ、どこで、いくらで購入したかを知ることができ、顧客情報と購買情報とが結び付いたマーケティング情報を得ることができる。さらに、上述したように、個人情報の登録に対する抵抗感が小さく、会員登録が促進され、会員が増加するので、十分な量のマーケティング情報を得ることができる。
【0040】
また、新規にポイントカードを制作・発行したり、POSレジにカードリーダを付加したり、POSレジ内のソフトウェアを変更する必要がないので、初期投資が非常に安価になる。
【0041】
また、現在のPOSシステムの多くは、レシート番号を印字する機能を有していて、消費者には、PCや携帯電話等の通信回線(インターネット等)へ接続できる機器が普及しているので、これらを利用することができる。従って、初期投資がさらに安価になる。
【0042】
また、顧客情報と購買情報とを結び付ける動作が、マーケティング情報管理サーバで集中的に行われるので、各POSレジで行われる従来のシステムより運営費が安価になる。
【0043】
また、ポイントカードが不要になるので、当然、消費者は、ポイントカードを持つ必要がなくなる。
【0044】
また、消費者は、通信回線(インターネット等)を介してレシート番号を登録した後は、レシートを保管しておく必要がない。すなわち、所定のポイントに達するまで、レシートを保管しておく必要がない。
【0045】
また、消費者は、初回の特典受け取りの際に個人情報を登録すれば、2回目以降は登録の必要がない。
【0046】
また、消費者が、レシートを受け取るたびに、マーケティング情報管理サーバに何度もアクセスしてくる可能性が高いので、サービス提供者は、個人情報を一度に収集する必要がなく、段階的に収集することができる。例えば、1回目のアクセス時に会員IDとなるメールアドレスを収集し、2回目のアクセス時に氏名と性別等を収集することができる。これにより、消費者は、一度に多くの個人情報を登録する必要がなくなるので、個人情報の登録に対する抵抗感が低減する。
【0047】
さらに、個人情報の変更に対する抵抗感も低減する。例えば、消費者がメールアドレスを変更した場合には、メールアドレスのみを変更すればよいので、変更に対する抵抗感が小さい。
【0048】
また、本発明によれば、消費者がマーケティング情報管理サーバに、レシート番号情報を送信すると、マーケティング情報管理サーバから消費者に、発生ポイントが加算された後のポイント積算値情報が返送されるので、消費者は、レシート番号情報を送信するたびに、その時点での自分のポイント積算値を知ることができる。このことは、消費者の購入意欲をかきたてるので、サービス提供者が運営する小売店での販売が促進される。
【0049】
また、本発明によれば、マーケティング情報管理サーバから消費者に、発生ポイントが加算された後のポイント積算値情報が返送される際に、不足している会員情報項目の送信を促すメッセージも送られるので、消費者が、このメッセージに従って、不足している会員情報項目をマーケティング情報管理サーバに送信すれば、会員情報の充足が促進される。
【0050】
また、本発明によれば、マーケティング情報管理サーバが消費者から複数回にわたって受信した会員情報項目が、会員情報記憶手段内で結合させられるので、会員情報の充足が促進される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるマーケティング情報管理システムの構成を示すブロック図である。
【図2】購買情報記憶手段3に記憶されるPOSデータの例を示す図である。
【図3】会員情報記憶手段5に記憶される会員レシート対応データの例を示す図である。
【図4】会員情報記憶手段5に記憶される会員情報の例を示す図である。
【図5】ポイント情報記憶手段7に記憶されるポイント情報の例を示す図である。
【図6】マーケティング情報記憶手段8内に記憶されるマーケティング情報の例を示す図である。
【図7】本発明の一実施形態におけるマーケティング情報管理システムの動作を示す図である。
【図8】会員情報記憶手段5に会員情報を記憶する手順を示す図である。
【図9】消費者が、複数のサービス提供者を共通の会員IDで管理している状態を示す概念図である。
【符号の説明】
1 レシート発行手段
2 マーケティング情報管理サーバ
3 購買情報記憶手段
4 通信手段
5 会員情報記憶手段
6 情報結合手段
7 ポイント情報記憶手段
8 マーケティング情報記憶手段
Claims (5)
- 消費者が商品またはサービスを購入した際の精算時に、相互に重複のないレシート番号が印字されたレシートを発行すると共に、前記レシート番号情報と前記消費者が商品またはサービスを購入した際の購買情報とを出力するレシート発行手段と、
このレシート発行手段から出力されたレシート番号情報と購買情報とを関連付けて記憶する購買情報記憶手段と、
前記消費者から送信される、レシート番号情報と前記消費者を特定する個人情報である会員情報とを受信する通信手段と、
この通信手段が受信したレシート番号情報と会員情報とを関連付けて記憶する会員情報記憶手段と、
前記消費者の過去の商品またはサービスの購入による発生ポイントの積算値であるポイント積算値を記憶するポイント情報記憶手段と、
前記会員情報記憶手段に記憶された会員情報と、前記購買情報記憶手段に記憶された購買情報とを、前記会員情報記憶手段に記憶されたレシート番号情報と前記購買情報記憶手段に記憶されたレシート番号情報とを照合することによって結び付けて、マーケティング情報を生成すると共に、前記消費者の商品またはサービスの購入による発生ポイントを計算し、前記ポイント情報記憶手段に記憶された前記消費者のポイント積算値に加算する情報結合手段と、
この情報結合手段が生成したマーケティング情報を蓄積するマーケティング情報記憶手段と
を有することを特徴とするマーケティング情報管理システム。 - 前記通信手段は、前記情報結合手段が、前記消費者の商品またはサービスの購入による発生ポイントを計算し、前記ポイント情報記憶手段に記憶された前記消費者のポイント積算値に加算した後に、加算後のポイント積算値情報を前記消費者に返送する
ことを特徴とする請求項1に記載のマーケティング情報管理システム。 - 前記通信手段は、加算後のポイント積算値情報を前記消費者に返送する際に、不足している会員情報項目の送信を促すメッセージを添付することを特徴とする請求項2に記載のマーケティング情報管理システム。
- 前記通信手段は、複数回にわたって受信した会員情報項目を、前記会員情報記憶手段内で結合させる
ことを特徴とする請求項3に記載のマーケティング情報管理システム。 - 消費者が商品またはサービスを購入した際の精算時に、相互に重複のないレシート番号が印字されたレシートを発行すると共に、前記レシート番号情報と前記消費者が商品またはサービスを購入した際の購買情報とを出力するレシート発行ステップと、
このレシート発行ステップで出力されたレシート番号情報と購買情報とを関連付けて記憶する購買情報記憶ステップと、
前記消費者から送信される、レシート番号情報と前記消費者を特定する個人情報である会員情報とを受信する通信ステップと、
この通信ステップで受信したレシート番号情報と会員情報とを関連付けて記憶する会員情報記憶ステップと、
前記消費者の過去の商品またはサービスの購入による発生ポイントの積算値であるポイント積算値を記憶するポイント情報記憶ステップと、
前記会員情報記憶ステップで記憶された会員情報と、前記購買情報記憶ステップで記憶された購買情報とを、前記会員情報記憶ステップで記憶されたレシート番号情報と前記購買情報記憶ステップで記憶されたレシート番号情報とを照合することによって結び付けて、マーケティング情報を生成すると共に、前記消費者の商品またはサービスの購入による発生ポイントを計算し、前記ポイント情報記憶ステップで記憶された前記消費者のポイント積算値に加算する情報結合ステップと、
この情報結合ステップで生成されたマーケティング情報を蓄積するマーケティング情報記憶ステップと
を有することを特徴とするマーケティング情報管理方法。
Priority Applications (1)
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JP2002197823A JP2004038799A (ja) | 2002-07-05 | 2002-07-05 | マーケティング情報管理システムおよびマーケティング情報管理方法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008287662A (ja) * | 2007-05-21 | 2008-11-27 | Toshiba Tec Corp | 商品販売データ処理装置及びコンピュータプログラム |
JP2011164998A (ja) * | 2010-02-10 | 2011-08-25 | Tokyo Metropolitan Univ | 情報管理システム |
-
2002
- 2002-07-05 JP JP2002197823A patent/JP2004038799A/ja active Pending
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