JP2004036931A - 貯湯式温水器 - Google Patents
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Abstract
【課題】風呂の追い焚きを簡単な構成で、効率よく実現した貯湯式温水器に関するものである。
【解決手段】浴槽水循環路9を貯湯タンク1の上部外周に沿うように配設し、浴槽水を貯湯タンク1の高湯水で加熱するごとく熱交換するようにして風呂の追い焚きを可能としたものである。したがって、簡単な構成でよく、水漏れなどの不良があったとしても、貯湯タンク1の外部から容易に確認でき、加えて、修理も簡単にできるようになる。
【選択図】 図1
【解決手段】浴槽水循環路9を貯湯タンク1の上部外周に沿うように配設し、浴槽水を貯湯タンク1の高湯水で加熱するごとく熱交換するようにして風呂の追い焚きを可能としたものである。したがって、簡単な構成でよく、水漏れなどの不良があったとしても、貯湯タンク1の外部から容易に確認でき、加えて、修理も簡単にできるようになる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、給湯のみならず風呂用追い焚き機能をも具備する貯湯式温水器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の一般的な貯湯式温水器は、図4に示すように、給水配管21より貯湯タンク22内に供給された水を電気ヒータ23で加熱し、湯にして出湯管24から給湯するようになっていた(例えば、特公昭64−7298号公報)。
【0003】
そして、家庭で使用するお湯を深夜電力で加熱して安価な給湯を得るため、午後11時〜午前7時までの深夜電力を使い電気ヒー23で貯湯タンク22内の大容量の水を加熱して貯湯し、これを高温水として台所などの給湯に利用していた。
【0004】
しかしながら、風呂の浴槽水が冷めた場合には、出湯管24から給湯して足し湯をするしかなく、使い勝手が悪かった。
【0005】
そこで、図5に示すような風呂の追い焚き機能を付加した貯湯式温水器が考えられた。
【0006】
図4において、下部に給水配管31を、上部に出湯配管32をそれぞれ施した貯湯タンク33の内部上方に電気ヒータ34が配置されている。この貯湯タンク33の湯水は途中にポンプ35を接続したタンク循環路36を介して下から上へ循環される様にしてある。
【0007】
また途中にポンプ37を接続した浴槽水循環路38が上記貯湯タンク33の内部上方に突入して取付られている。
【0008】
風呂39に用いたお湯が冷めた場合には、ポンプ37で浴槽水を浴槽水循環路38を介して循環させることで貯湯タンク33の上部高温水で加熱され、いわゆる追い焚きがなされるものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の貯湯式温水器では、追い焚き用の熱交換器となる浴槽水循環路38が貯湯タンク33の内部上方に配設してあるため、その構成が複雑となり、また浴槽水循環路38に漏れなどの不良があったとしても、その確認が難しい上に、貯湯タンク33ごと交換しなければならず、非常に不経済なものであった。
【0010】
さらに、貯湯タンク33の内部上方で浴槽水と熱交換するようにしてあるため、貯湯タンク33の上部の高温水の温度が下がり、比重が変化することによって、積層沸き上げに望ましくない対流が生じてしまいやすい欠点があった。
【0011】
つまり、効率よく使用するために貯湯タンク33の上部から加熱していく積層沸き上げを行う方式において、貯湯タンク33の上部の高温水と下部の低温水が対流して混じっていくことは、貯湯性能の劣化、すなわち、高温水を取り出せなくなることや、加熱不要の分まで温度上昇させるために効率が下ってしまうなどの虞があった。
【0012】
本発明は上記課題を解決したもので、簡単な構成で、積層沸き上げ条件を乱さないようにしつつ、風呂浴槽の温水と貯湯タンク内の高温水とを熱交換できるようして効率よく追い焚きができる使い勝手のよい貯湯式温水器を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、下部に給水配管が、上部に出湯配管がそれぞれ施され、内部上方に加熱手段を配置した貯湯タンクと、上記貯湯タンク内の湯水をポンプを介して下方から上方へと循環させ、この貯湯タンクの上部から湯水を高温としていくためのタンク循環路と、上記貯湯タンクの上部外周に沿うように配設され、途中にポンプを接続した浴槽水循環路とを具備し、貯湯タンクのタンク壁を介して同貯湯タンク内の湯水と浴槽水との間で熱交換を行うようにしたものである。
【0014】
このように、貯湯タンクの外部で浴槽水との熱交換を行うようにしているので、風呂の追い焚き構成が非常に簡単となり、例えば、浴槽水循環路に漏れなどの不良があったとしても、貯湯タンクの外部から確認できるようになり、その確認が容易になるとともに、修理も風呂追いだき手段を取り外して単独でできるようになる。
【0015】
また浴槽水循環路を貯湯タンクに貫通させないので、その接合が不要となり、信頼性が増すと同時に、コスト的にも安価に構成できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の貯湯式温水器は、下部に給水配管が、上部に出湯配管がそれぞれ施され、内部上方に加熱手段を配置した貯湯タンクと、上記貯湯タンク内の湯水をポンプを介して下方から上方へと循環させ、この貯湯タンクの上部から湯水を高温としていくためのタンク循環路と、上記貯湯タンクの上部外周に沿うように配設され、途中にポンプを接続した浴槽水循環路とを具備し、貯湯タンクのタンク壁を介して同貯湯タンク内の湯水と浴槽水との間で熱交換を行うようにしたものである。
【0017】
これによって、風呂追い焚き構成は簡単となり、例え、浴槽水循環路に漏れなどの不良があったとしても、貯湯タンクの外部から確認できるようになり、修理も容易にできるようになる。
【0018】
また浴槽水循環路は貯湯タンクの外周に沿うように配設するだけでよいので、接合が不要となり、信頼性が増す。
【0019】
そして浴槽水と熱交換する熱はタンク壁を介して貯湯タンク内の高温水から奪うようになっているので、局部的に熱交換されるのではなく、近傍のタンク壁の熱交換されるようになるので、積層沸き上げに望ましくない貯湯タンク内の対流を低減する事ができるようになる。
【0020】
タンク壁への浴槽水循環路の取付形態としては螺旋環状に巻装するか、或いは、左右方向蛇行状に配置することが考えられる。
【0021】
また浴槽水循環路をその往路側が貯湯タンク外周下方に、復路側が貯湯タンク外周上方に位置するごとく配置すれば、浴槽水と貯湯タンクの高温水との熱交換は、浴槽水循環路の往路、すなわち下方から始まり、上方へ行くほど高くなって行く。つまり、貯湯タンクの高温水の熱交換による温度低下は、貯湯タンクの下方が大きく、上方になるほど少なり、よって、貯湯タンク内の対流を低減することができる。
【0022】
そして貯湯タンクの高さをHとしたとき、最下部よりおよそ1/3H〜1/4Hよりも上方に浴槽水循環路を配置しておけば、熱交換される浴槽水は貯湯タンクの最下部よりおよそ1/3〜1/4の高さから貯湯タンクの上方へ通過する過程で熱交換されて高温となっていき、そのため、貯湯タンクの高温水の熱交換による温度低下は、貯湯タンクの下方が大きく、上方になるほど少なり、貯湯タンク内の温水に生じる対流を低減することができる。
【0023】
ここで、風呂などの給湯に使用される湯量は、使用条件にもよるが湯切れ防止などの使い勝手観点から、貯湯タンクのの容量のおよそ1/3〜1/4程度に設定されていて、少なくともその分が、風呂追い焚き時に使用されているので、その使用分以上の量の常温水が貯湯タンク下部に給水されていることになる。
【0024】
すなわち、その貯湯タンクの最下部よりおよそ1/3〜1/4の高さあるいはそれより上方が、例えば貯湯タンク上部の約80℃の高温水と貯湯タンク下部の約20℃の常温水の中間層例えば約50℃の中間温水となっていると想定される。
【0025】
そして、その部分から上方に浴槽水循環路を位置させるので、熱交換による貯湯タンク下部の約20℃の常温水と風呂の例えば55℃の温水を熱交換することはない。
【0026】
また、中間層例えば約50℃の中間温水から風呂の温水との熱交換が始まり、徐々に浴槽水循環路で熱交換されて温度上昇していき、浴槽水循環路の貯湯タンク上部の約80℃の高温水の層の高さの部分からが大きく熱交換がされ、風呂の温水が熱交換による温度上昇で貯湯タンクの高温水の温度差が少なくなる。
【0027】
つまり、熱交換による貯湯タンクの高温水の温度低下は下方が大きく上に行くほど少なくなり、そのため、高温水の温度が下がり、比重差を生じるために、下方に移動する流れをつくってしまう上述の対流を大幅に抑制することができるようになる。
【0028】
また、風呂の給湯以外に使用される量が多く貯湯タンク下部から常温水を給水される量が多少多くなったとしても、高温水と常温水の中間層の下方近傍の約20℃の常温水から風呂浴槽湯水との熱交換が始まっても、その温度差は少なく移動量も少ないので、貯湯タンク下部での常温水の対流は少なく、また中間層より上方は前述したと同様の熱交換をするので、上述の対流を大幅に抑制することができるようになり、効率よく追い焚きができ、使い勝手の向上が図れる。
【0029】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
【0030】
図1,2において、貯湯タンク1は下部に給水配管2を、上部に出湯配管3が施され、内部上方には大容量の水を加熱する電気ヒータなどからなる加熱手段4が配置されている。
【0031】
この貯湯タンク1内の水は、ポンプ5を接続したタンク循環路6を介して下部より汲み上げられ上部へ循環されるようになっている。
【0032】
上記出湯配管3を通して所定の場所、例えば台所や風呂7の給湯先へ出湯すると、それに見合う水が給水配管2から貯湯タンク1に補給され、また加熱手段4はポンプ5で循環される貯湯タンク1の下部の冷たい水を加熱して、その上部に戻すようになっている。すなわち、貯湯タンク1内では比重差から湯が上部、水が下部に分離した状態で溜まるようになっている。
【0033】
風呂7の浴槽水は、途中にポンプ8を接続した浴槽水循環路9を循環するようにしてある。そしてこの浴槽水循環路9は貯湯タンク1の上部外周に螺旋環状に巻装されており、貯湯タンク1内の高温水と浴槽水循環路9を循環流動する湯水とはタンク壁を介して熱交換が行われるようになっている。
【0034】
上記熱交換を確実とするため、タンク壁と浴槽水循環路9とは熱導性の良好な材料で形成されており。また熱放散を少なくするため、タンク壁の外側は断熱材で覆われている。
【0035】
上記タンク壁の外周面に螺旋状に巻装された浴槽水循環路9において、その往路側はタンク壁の下方に、復路側は上方に位置するように設定してあり、また貯湯タンク1の全高Hとしたとき、最下部よりおよそ1/3〜1/4Hよりも上方に巻装されているものである。
【0036】
10は制御部であって、操作部で入力された条件で加熱手段4やポンプ5または8などを予め決められたシーケンスでコントロールするようになっている。
上記した構成において、通常は、午後11時〜午前5時までの安価な深夜電力を使って大容量の水を加熱して貯湯タンク1に貯湯する。
【0037】
このとき、貯湯タンク1の下部から水をポンプ5で汲み上げてその上部に循環しつつ加熱手段4で加熱する。したがって、貯湯タンク1内では比重差から湯が上部、水が下部に分離した状態で溜まるように積層沸き上げを行うようになっている。
【0038】
この貯湯タンク1に蓄えられた高温水は、その上部に接続した出湯配管3を介して所定の場所、例えば台所や風呂7に供給されるものである。給湯された分だけの水が給水配管2から貯湯タンク2に補給される。
【0039】
次に、風呂7の湯水が冷めた場合には、これをポンプ8を介して浴槽水循環路9に循環させれば、貯湯タンク1の上部の高温水と浴槽水との間で熱交換がなされ、温度上昇した湯水として風呂6に戻る。すなわち、風呂追い焚きが行われる。
【0040】
また制御部10は、通常、午後11時〜午前5時までの安価な深夜電力を使って大容量の水を加熱して貯湯タンク1に貯湯するなど、入力された条件で加熱手段4やポンプ5,8などを予め決められたシーケンスでコントロールするようになっている。
【0041】
ここで、風呂追い焚きを行う構成は、単に浴槽水を循環させる浴槽水循環路9を貯湯タンク1の上部外周に沿うように螺旋環状に巻き付けだけであるため、非常に構成がシンプルである。
【0042】
したがって、例えば、浴槽水循環路9に漏れなどの不良があったとしても貯湯タンク1の外部から容易に確認できるようになり、その修理も取り外して単独でできるようになる。
【0043】
また浴槽水循環路9は貯湯タンク1内の上部外周に螺旋環状に巻き付けて構成してあるので、それら両者の密着は安定して保持出来るようになり、熱交換性能も安定して得られるようになる。
【0044】
そして浴槽水循環路9の湯水は、貯湯タンク1のタンク壁を介してその内部の高温水から熱を奪うようになっているので、局部的に熱交換されるのではなく、貯湯タンク1のタンク壁全体と熱交換されるようになり、積層沸き上げに望ましくない貯湯タンク1内の対流を低減する事ができるようになる。
【0045】
浴槽水循環路9を流れる湯水の熱交換による加熱は下方から始まり、上方へ行くほど温度上昇していく。換言すると、貯湯タンク1の高温水の熱交換による温度低下は、その下方が大きく、上方になるほど少なり、これより、貯湯タンク1内の温水に生じる対流を低減することができる。
【0046】
さらに浴槽水循環路9は、少なくとも貯湯タンク1の最下部よりおよそ1/3〜1/4Hから上方へ通過するように配設してあるので、熱交換による温度低下は貯湯タンク1の下方が大きく、上方になるほど少なり、貯湯タンク1内の温水に生じる対流を大幅に低減することができる。
【0047】
ここで、風呂7の給湯に使用される量は、使用条件にもよるが湯切れ防止などの使い勝手観点から、貯湯タンク1の容量のおよそ1/3〜1/4程度に設定されていて、少なくともその分が風呂追い焚き時に使用されているので、その使用分以上の量の常温水が貯湯タンク1下部に給水されていることになる。
【0048】
すなわち、その貯湯タンク1の最下部よりおよそ1/3〜1/4の高さあるいはそれより上方が、例えば貯湯タンク1上部の約80℃の高温水と下部の約20℃の常温水の中間層例えば約50℃の中間温水となっていると想定される。
【0049】
そして、その部分から上方へ浴槽水循環路9を位置させるので、熱交換による貯湯タンク1下部の約20℃の常温水と風呂7の例えば55℃の温水を熱交換することはない。
【0050】
また中間層例えば約50℃の中間温水から風呂7の温水との熱交換が始まり、徐々に浴槽水循環路9内で熱交換されて温度上昇していき、浴槽水循環路9の貯湯タンク1上部の約80℃の高温水の層の高さ部分からが大きく熱交換がされ、風呂7の温水が熱交換による温度上昇で貯湯タンク1の高温水の温度差が少なくなる。
【0051】
つまり、熱交換による貯湯タンク1の高温水の温度低下は下方が大きく上に行くほど少なくなり、そのため、高温水の温度が下がり、比重差を生じるために、下方に移動する流れをつくってしまう対流を大幅に抑制することができるようになる。
【0052】
また給湯量が多く貯湯タンク1下部から常温水を給水される量が多少多くなったとしても、高温水と常温水の中間層の下方近傍の約20℃の常温水から風呂7の湯水との熱交換が始まっても、その温度差は少なく移動量も少ないので、貯湯タンク1下部での常温水の対流は少なく、また中間層より上方は前述したと同様の熱交換をするので、上述の対流を大幅に抑制することができるようになり、効率よく追い焚きができ、使い勝手の向上が図れる。
【0053】
図3は他の実施例を示し、貯湯タンク1に対する浴槽水循環路9の配置構成として、タンク壁の略半周外面に左右蛇行状に浴槽水循環路9を配置したものである。もちろん、その往路は貯湯タンク1の下位に、復路は上位にそれぞれ位置させてあり、また貯湯タンク1の最下部よりも1/3〜1/4Hから上方に配置してある。
【0054】
この実施例では貯湯タンク1の略半周外面に浴槽水循環路9が配置してあるため、反対側の面を活用した加熱手段4などの取付けがし易く、また蛇行が左右方向であるので浴槽水の残留も起こりにくく、衛生的である。
【0055】
なお、貯湯タンク内の大容量の水を加熱する加熱手段としては、上記実施例の電気ヒータに特定されることはなく、例えば、CO2冷媒などを用いたヒートポンプユニットを用いてもよい。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、貯湯タンクの上部外周に沿うように配設した風呂浴槽湯水循環路に風呂の温水を循環させて、貯湯タンクの上部の熱と熱交換するように構成してあるので、風呂追い焚きのための構成が簡単となり、例えば、風呂浴槽湯水循環路に漏れなどの不良があったとしても、貯湯タンクの外部から確認できるようになり、その確認は容易になるとともに、修理も風呂追いだき手段を取り外して単独でできるようになる。
【0057】
また風呂浴槽湯水と熱交換した熱は貯湯タンクの壁を介して貯湯タンク内の高温水から奪うようになっているので、局部的に熱交換されるのではなく、風呂伝熱通路を配設した近傍の貯湯タンクの壁全体で熱交換されるようになるので、積層沸き上げに望ましくない貯湯タンク内の対流を低減することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における貯湯式温水器の断面図
【図2】同貯湯式温水器の制御ブロック図
【図3】本発明の他の実施例における貯湯式温水器の断面図
【図4】従来の貯湯式温水器の断面図
【図5】他の従来の貯湯式温水器の断面図
【符号の説明】
1 貯湯タンク
2 給水配管
3 出湯配管
4 加熱手段
5 ポンプ
6 タンク循環路
7 風呂
8 ポンプ
9 浴槽水循環路
【発明の属する技術分野】
本発明は、給湯のみならず風呂用追い焚き機能をも具備する貯湯式温水器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の一般的な貯湯式温水器は、図4に示すように、給水配管21より貯湯タンク22内に供給された水を電気ヒータ23で加熱し、湯にして出湯管24から給湯するようになっていた(例えば、特公昭64−7298号公報)。
【0003】
そして、家庭で使用するお湯を深夜電力で加熱して安価な給湯を得るため、午後11時〜午前7時までの深夜電力を使い電気ヒー23で貯湯タンク22内の大容量の水を加熱して貯湯し、これを高温水として台所などの給湯に利用していた。
【0004】
しかしながら、風呂の浴槽水が冷めた場合には、出湯管24から給湯して足し湯をするしかなく、使い勝手が悪かった。
【0005】
そこで、図5に示すような風呂の追い焚き機能を付加した貯湯式温水器が考えられた。
【0006】
図4において、下部に給水配管31を、上部に出湯配管32をそれぞれ施した貯湯タンク33の内部上方に電気ヒータ34が配置されている。この貯湯タンク33の湯水は途中にポンプ35を接続したタンク循環路36を介して下から上へ循環される様にしてある。
【0007】
また途中にポンプ37を接続した浴槽水循環路38が上記貯湯タンク33の内部上方に突入して取付られている。
【0008】
風呂39に用いたお湯が冷めた場合には、ポンプ37で浴槽水を浴槽水循環路38を介して循環させることで貯湯タンク33の上部高温水で加熱され、いわゆる追い焚きがなされるものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の貯湯式温水器では、追い焚き用の熱交換器となる浴槽水循環路38が貯湯タンク33の内部上方に配設してあるため、その構成が複雑となり、また浴槽水循環路38に漏れなどの不良があったとしても、その確認が難しい上に、貯湯タンク33ごと交換しなければならず、非常に不経済なものであった。
【0010】
さらに、貯湯タンク33の内部上方で浴槽水と熱交換するようにしてあるため、貯湯タンク33の上部の高温水の温度が下がり、比重が変化することによって、積層沸き上げに望ましくない対流が生じてしまいやすい欠点があった。
【0011】
つまり、効率よく使用するために貯湯タンク33の上部から加熱していく積層沸き上げを行う方式において、貯湯タンク33の上部の高温水と下部の低温水が対流して混じっていくことは、貯湯性能の劣化、すなわち、高温水を取り出せなくなることや、加熱不要の分まで温度上昇させるために効率が下ってしまうなどの虞があった。
【0012】
本発明は上記課題を解決したもので、簡単な構成で、積層沸き上げ条件を乱さないようにしつつ、風呂浴槽の温水と貯湯タンク内の高温水とを熱交換できるようして効率よく追い焚きができる使い勝手のよい貯湯式温水器を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、下部に給水配管が、上部に出湯配管がそれぞれ施され、内部上方に加熱手段を配置した貯湯タンクと、上記貯湯タンク内の湯水をポンプを介して下方から上方へと循環させ、この貯湯タンクの上部から湯水を高温としていくためのタンク循環路と、上記貯湯タンクの上部外周に沿うように配設され、途中にポンプを接続した浴槽水循環路とを具備し、貯湯タンクのタンク壁を介して同貯湯タンク内の湯水と浴槽水との間で熱交換を行うようにしたものである。
【0014】
このように、貯湯タンクの外部で浴槽水との熱交換を行うようにしているので、風呂の追い焚き構成が非常に簡単となり、例えば、浴槽水循環路に漏れなどの不良があったとしても、貯湯タンクの外部から確認できるようになり、その確認が容易になるとともに、修理も風呂追いだき手段を取り外して単独でできるようになる。
【0015】
また浴槽水循環路を貯湯タンクに貫通させないので、その接合が不要となり、信頼性が増すと同時に、コスト的にも安価に構成できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の貯湯式温水器は、下部に給水配管が、上部に出湯配管がそれぞれ施され、内部上方に加熱手段を配置した貯湯タンクと、上記貯湯タンク内の湯水をポンプを介して下方から上方へと循環させ、この貯湯タンクの上部から湯水を高温としていくためのタンク循環路と、上記貯湯タンクの上部外周に沿うように配設され、途中にポンプを接続した浴槽水循環路とを具備し、貯湯タンクのタンク壁を介して同貯湯タンク内の湯水と浴槽水との間で熱交換を行うようにしたものである。
【0017】
これによって、風呂追い焚き構成は簡単となり、例え、浴槽水循環路に漏れなどの不良があったとしても、貯湯タンクの外部から確認できるようになり、修理も容易にできるようになる。
【0018】
また浴槽水循環路は貯湯タンクの外周に沿うように配設するだけでよいので、接合が不要となり、信頼性が増す。
【0019】
そして浴槽水と熱交換する熱はタンク壁を介して貯湯タンク内の高温水から奪うようになっているので、局部的に熱交換されるのではなく、近傍のタンク壁の熱交換されるようになるので、積層沸き上げに望ましくない貯湯タンク内の対流を低減する事ができるようになる。
【0020】
タンク壁への浴槽水循環路の取付形態としては螺旋環状に巻装するか、或いは、左右方向蛇行状に配置することが考えられる。
【0021】
また浴槽水循環路をその往路側が貯湯タンク外周下方に、復路側が貯湯タンク外周上方に位置するごとく配置すれば、浴槽水と貯湯タンクの高温水との熱交換は、浴槽水循環路の往路、すなわち下方から始まり、上方へ行くほど高くなって行く。つまり、貯湯タンクの高温水の熱交換による温度低下は、貯湯タンクの下方が大きく、上方になるほど少なり、よって、貯湯タンク内の対流を低減することができる。
【0022】
そして貯湯タンクの高さをHとしたとき、最下部よりおよそ1/3H〜1/4Hよりも上方に浴槽水循環路を配置しておけば、熱交換される浴槽水は貯湯タンクの最下部よりおよそ1/3〜1/4の高さから貯湯タンクの上方へ通過する過程で熱交換されて高温となっていき、そのため、貯湯タンクの高温水の熱交換による温度低下は、貯湯タンクの下方が大きく、上方になるほど少なり、貯湯タンク内の温水に生じる対流を低減することができる。
【0023】
ここで、風呂などの給湯に使用される湯量は、使用条件にもよるが湯切れ防止などの使い勝手観点から、貯湯タンクのの容量のおよそ1/3〜1/4程度に設定されていて、少なくともその分が、風呂追い焚き時に使用されているので、その使用分以上の量の常温水が貯湯タンク下部に給水されていることになる。
【0024】
すなわち、その貯湯タンクの最下部よりおよそ1/3〜1/4の高さあるいはそれより上方が、例えば貯湯タンク上部の約80℃の高温水と貯湯タンク下部の約20℃の常温水の中間層例えば約50℃の中間温水となっていると想定される。
【0025】
そして、その部分から上方に浴槽水循環路を位置させるので、熱交換による貯湯タンク下部の約20℃の常温水と風呂の例えば55℃の温水を熱交換することはない。
【0026】
また、中間層例えば約50℃の中間温水から風呂の温水との熱交換が始まり、徐々に浴槽水循環路で熱交換されて温度上昇していき、浴槽水循環路の貯湯タンク上部の約80℃の高温水の層の高さの部分からが大きく熱交換がされ、風呂の温水が熱交換による温度上昇で貯湯タンクの高温水の温度差が少なくなる。
【0027】
つまり、熱交換による貯湯タンクの高温水の温度低下は下方が大きく上に行くほど少なくなり、そのため、高温水の温度が下がり、比重差を生じるために、下方に移動する流れをつくってしまう上述の対流を大幅に抑制することができるようになる。
【0028】
また、風呂の給湯以外に使用される量が多く貯湯タンク下部から常温水を給水される量が多少多くなったとしても、高温水と常温水の中間層の下方近傍の約20℃の常温水から風呂浴槽湯水との熱交換が始まっても、その温度差は少なく移動量も少ないので、貯湯タンク下部での常温水の対流は少なく、また中間層より上方は前述したと同様の熱交換をするので、上述の対流を大幅に抑制することができるようになり、効率よく追い焚きができ、使い勝手の向上が図れる。
【0029】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
【0030】
図1,2において、貯湯タンク1は下部に給水配管2を、上部に出湯配管3が施され、内部上方には大容量の水を加熱する電気ヒータなどからなる加熱手段4が配置されている。
【0031】
この貯湯タンク1内の水は、ポンプ5を接続したタンク循環路6を介して下部より汲み上げられ上部へ循環されるようになっている。
【0032】
上記出湯配管3を通して所定の場所、例えば台所や風呂7の給湯先へ出湯すると、それに見合う水が給水配管2から貯湯タンク1に補給され、また加熱手段4はポンプ5で循環される貯湯タンク1の下部の冷たい水を加熱して、その上部に戻すようになっている。すなわち、貯湯タンク1内では比重差から湯が上部、水が下部に分離した状態で溜まるようになっている。
【0033】
風呂7の浴槽水は、途中にポンプ8を接続した浴槽水循環路9を循環するようにしてある。そしてこの浴槽水循環路9は貯湯タンク1の上部外周に螺旋環状に巻装されており、貯湯タンク1内の高温水と浴槽水循環路9を循環流動する湯水とはタンク壁を介して熱交換が行われるようになっている。
【0034】
上記熱交換を確実とするため、タンク壁と浴槽水循環路9とは熱導性の良好な材料で形成されており。また熱放散を少なくするため、タンク壁の外側は断熱材で覆われている。
【0035】
上記タンク壁の外周面に螺旋状に巻装された浴槽水循環路9において、その往路側はタンク壁の下方に、復路側は上方に位置するように設定してあり、また貯湯タンク1の全高Hとしたとき、最下部よりおよそ1/3〜1/4Hよりも上方に巻装されているものである。
【0036】
10は制御部であって、操作部で入力された条件で加熱手段4やポンプ5または8などを予め決められたシーケンスでコントロールするようになっている。
上記した構成において、通常は、午後11時〜午前5時までの安価な深夜電力を使って大容量の水を加熱して貯湯タンク1に貯湯する。
【0037】
このとき、貯湯タンク1の下部から水をポンプ5で汲み上げてその上部に循環しつつ加熱手段4で加熱する。したがって、貯湯タンク1内では比重差から湯が上部、水が下部に分離した状態で溜まるように積層沸き上げを行うようになっている。
【0038】
この貯湯タンク1に蓄えられた高温水は、その上部に接続した出湯配管3を介して所定の場所、例えば台所や風呂7に供給されるものである。給湯された分だけの水が給水配管2から貯湯タンク2に補給される。
【0039】
次に、風呂7の湯水が冷めた場合には、これをポンプ8を介して浴槽水循環路9に循環させれば、貯湯タンク1の上部の高温水と浴槽水との間で熱交換がなされ、温度上昇した湯水として風呂6に戻る。すなわち、風呂追い焚きが行われる。
【0040】
また制御部10は、通常、午後11時〜午前5時までの安価な深夜電力を使って大容量の水を加熱して貯湯タンク1に貯湯するなど、入力された条件で加熱手段4やポンプ5,8などを予め決められたシーケンスでコントロールするようになっている。
【0041】
ここで、風呂追い焚きを行う構成は、単に浴槽水を循環させる浴槽水循環路9を貯湯タンク1の上部外周に沿うように螺旋環状に巻き付けだけであるため、非常に構成がシンプルである。
【0042】
したがって、例えば、浴槽水循環路9に漏れなどの不良があったとしても貯湯タンク1の外部から容易に確認できるようになり、その修理も取り外して単独でできるようになる。
【0043】
また浴槽水循環路9は貯湯タンク1内の上部外周に螺旋環状に巻き付けて構成してあるので、それら両者の密着は安定して保持出来るようになり、熱交換性能も安定して得られるようになる。
【0044】
そして浴槽水循環路9の湯水は、貯湯タンク1のタンク壁を介してその内部の高温水から熱を奪うようになっているので、局部的に熱交換されるのではなく、貯湯タンク1のタンク壁全体と熱交換されるようになり、積層沸き上げに望ましくない貯湯タンク1内の対流を低減する事ができるようになる。
【0045】
浴槽水循環路9を流れる湯水の熱交換による加熱は下方から始まり、上方へ行くほど温度上昇していく。換言すると、貯湯タンク1の高温水の熱交換による温度低下は、その下方が大きく、上方になるほど少なり、これより、貯湯タンク1内の温水に生じる対流を低減することができる。
【0046】
さらに浴槽水循環路9は、少なくとも貯湯タンク1の最下部よりおよそ1/3〜1/4Hから上方へ通過するように配設してあるので、熱交換による温度低下は貯湯タンク1の下方が大きく、上方になるほど少なり、貯湯タンク1内の温水に生じる対流を大幅に低減することができる。
【0047】
ここで、風呂7の給湯に使用される量は、使用条件にもよるが湯切れ防止などの使い勝手観点から、貯湯タンク1の容量のおよそ1/3〜1/4程度に設定されていて、少なくともその分が風呂追い焚き時に使用されているので、その使用分以上の量の常温水が貯湯タンク1下部に給水されていることになる。
【0048】
すなわち、その貯湯タンク1の最下部よりおよそ1/3〜1/4の高さあるいはそれより上方が、例えば貯湯タンク1上部の約80℃の高温水と下部の約20℃の常温水の中間層例えば約50℃の中間温水となっていると想定される。
【0049】
そして、その部分から上方へ浴槽水循環路9を位置させるので、熱交換による貯湯タンク1下部の約20℃の常温水と風呂7の例えば55℃の温水を熱交換することはない。
【0050】
また中間層例えば約50℃の中間温水から風呂7の温水との熱交換が始まり、徐々に浴槽水循環路9内で熱交換されて温度上昇していき、浴槽水循環路9の貯湯タンク1上部の約80℃の高温水の層の高さ部分からが大きく熱交換がされ、風呂7の温水が熱交換による温度上昇で貯湯タンク1の高温水の温度差が少なくなる。
【0051】
つまり、熱交換による貯湯タンク1の高温水の温度低下は下方が大きく上に行くほど少なくなり、そのため、高温水の温度が下がり、比重差を生じるために、下方に移動する流れをつくってしまう対流を大幅に抑制することができるようになる。
【0052】
また給湯量が多く貯湯タンク1下部から常温水を給水される量が多少多くなったとしても、高温水と常温水の中間層の下方近傍の約20℃の常温水から風呂7の湯水との熱交換が始まっても、その温度差は少なく移動量も少ないので、貯湯タンク1下部での常温水の対流は少なく、また中間層より上方は前述したと同様の熱交換をするので、上述の対流を大幅に抑制することができるようになり、効率よく追い焚きができ、使い勝手の向上が図れる。
【0053】
図3は他の実施例を示し、貯湯タンク1に対する浴槽水循環路9の配置構成として、タンク壁の略半周外面に左右蛇行状に浴槽水循環路9を配置したものである。もちろん、その往路は貯湯タンク1の下位に、復路は上位にそれぞれ位置させてあり、また貯湯タンク1の最下部よりも1/3〜1/4Hから上方に配置してある。
【0054】
この実施例では貯湯タンク1の略半周外面に浴槽水循環路9が配置してあるため、反対側の面を活用した加熱手段4などの取付けがし易く、また蛇行が左右方向であるので浴槽水の残留も起こりにくく、衛生的である。
【0055】
なお、貯湯タンク内の大容量の水を加熱する加熱手段としては、上記実施例の電気ヒータに特定されることはなく、例えば、CO2冷媒などを用いたヒートポンプユニットを用いてもよい。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、貯湯タンクの上部外周に沿うように配設した風呂浴槽湯水循環路に風呂の温水を循環させて、貯湯タンクの上部の熱と熱交換するように構成してあるので、風呂追い焚きのための構成が簡単となり、例えば、風呂浴槽湯水循環路に漏れなどの不良があったとしても、貯湯タンクの外部から確認できるようになり、その確認は容易になるとともに、修理も風呂追いだき手段を取り外して単独でできるようになる。
【0057】
また風呂浴槽湯水と熱交換した熱は貯湯タンクの壁を介して貯湯タンク内の高温水から奪うようになっているので、局部的に熱交換されるのではなく、風呂伝熱通路を配設した近傍の貯湯タンクの壁全体で熱交換されるようになるので、積層沸き上げに望ましくない貯湯タンク内の対流を低減することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における貯湯式温水器の断面図
【図2】同貯湯式温水器の制御ブロック図
【図3】本発明の他の実施例における貯湯式温水器の断面図
【図4】従来の貯湯式温水器の断面図
【図5】他の従来の貯湯式温水器の断面図
【符号の説明】
1 貯湯タンク
2 給水配管
3 出湯配管
4 加熱手段
5 ポンプ
6 タンク循環路
7 風呂
8 ポンプ
9 浴槽水循環路
Claims (6)
- 下部に給水配管が、上部に出湯配管がそれぞれ施され、内部上方に加熱手段を配置した貯湯タンクと、上記貯湯タンク内の湯水をポンプを介して下方から上方へと循環させ、この貯湯タンクの上部から湯水を高温としていくためのタンク循環路と、上記貯湯タンクの上部外周に沿うように配設され、途中にポンプを接続した浴槽水循環路とを具備し、貯湯タンクのタンク壁を介して同貯湯タンク内の湯水と浴槽湯水との間で熱交換を行うようにした貯湯式温水器。
- 浴槽水循環路を貯湯タンクの上部外周に螺旋環状に巻装した請求項1記載の貯湯式温水器。
- 浴槽水循環路を貯湯タンクの上部外周に左右方向の蛇行状に取付けた請求項1記載の貯湯式温水器。
- 浴槽湯水循環路は往路側が貯湯タンク下方に、復路側が貯湯タンク上方にそれぞれ位置するごとく設定した請求項1〜3いずれか1項記載の貯湯式温水器。
- 貯湯タンクの高さをHとしたとき、最下部よりおよそ1/3H〜1/4Hよりも上方に浴槽水循環路を配置した請求項1〜4いずれか1項記載の貯湯式温水器。
- 少なくとも貯湯タンクと浴槽水循環路との互に接触する部分を熱良導材で構成した請求項1〜5のいずれかに1項記載の貯湯式温水器。
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- 2002-07-01 JP JP2002191905A patent/JP2004036931A/ja active Pending
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