JP2004034964A - エアバッグ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】事故の際に乗員に作用する力によって生じる「ステアリングホイール及びステアリングコラム」を有するサブシステムの変形を防止又は低減する
【解決手段】車両のステアリングホイールとインストルメントパネルの間に配置されるエアバックが設けられたエアバックモジュールを有する。事故の際には、エアバックは、ステアリングホイールとインストルメントパネルの間に膨張するように構成され、この結果、ステアリングホイールを支持する。エアバッグに作用する力によってステアリングホイールの変形が防止または低減されるため、乗員に対するエアバッグの配置が良好なものとなる。この結果、事故の際にステアリングホイールに作用する力は、ウインドシールド(窓部)側へと逃がされることになる。さらに、膨張するエアバッグの寸法を適宜調整することにより、シートベルトを装着していない乗員がウインドシールドに当接することが効果的に防止される。
【選択図】 図1
【解決手段】車両のステアリングホイールとインストルメントパネルの間に配置されるエアバックが設けられたエアバックモジュールを有する。事故の際には、エアバックは、ステアリングホイールとインストルメントパネルの間に膨張するように構成され、この結果、ステアリングホイールを支持する。エアバッグに作用する力によってステアリングホイールの変形が防止または低減されるため、乗員に対するエアバッグの配置が良好なものとなる。この結果、事故の際にステアリングホイールに作用する力は、ウインドシールド(窓部)側へと逃がされることになる。さらに、膨張するエアバッグの寸法を適宜調整することにより、シートベルトを装着していない乗員がウインドシールドに当接することが効果的に防止される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のエアバッグモジュールに関し、特に、従来の運転手用エアバッグに配されるエアバッグモジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】
車両が正面衝突した際に当該車両の乗員に作用する減速効果は、乗員用エアバッグを通じて、ステアリングホイールおよびステアリングコラムへと導かれる。この場合、以下の問題が生じる。すなわち、エネルギの拡散の間、ステアリングホイール、ステアリングコラムが変形する。とりわけ、乗員が前方へ激しく移動し、乗員の運動エネルギ(例えば乗員がシートベルトを装着しない場合)が制御困難な場合、「ステアリングホイールおよびステアリングコラム」のサブシステムが大きな力によって変形される。この結果、エアバッグは乗員に対して最適に位置することが困難となり、傷害のリスクが増大する。
【0003】
この問題は、例えばステアリングホイールのリム部の剛性を増大し、あるいはステアリングコラムが事故の際に予め設定された位置におかれるといった手法で低減することが可能である。しかしながら、ステアリングホイールの形状等に関する要求から、当該ステアリングホイールの剛性増大が困難な場合が多い。またステアリングコラムを所定位置におくという手法はコストの面で難がある。例えばステアリングコラム連接部の剛性増大、あるいはステアリングコラム内ないしその上における変形要素の付加などはいずれもコスト高を帰結する。
【0004】
乗員がシートベルトを装着していない場合、比較的大き目のエアバッグないしエアバッグにおける規制ストラップを介し、乗員に対するエアバッグの位置を最適化することが可能である。さらに乗員の膝部のためのエアバッグ装置を構成することも可能である。
【0005】
しかしながら、これらの手法は構成が複雑となり、その効果が最適なものとはいえない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の一つの目的は、事故の際に乗員に作用する力によって生じる「ステアリングホイールおよびステアリングコラム」を有するサブシステムの変形を防止または低減することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するべく、本発明の一例として、乗員用エアバッグを有する自動車用エアバッグ装置が構成される。当該エアバッグ装置は、車両のステアリングホイール(ハンドル)とインストルメントパネル(車室フロント部の計器パネル)の間に配置されるエアバッグが設けられたエアバッグモジュールを有する。事故の際には、エアバッグは、ステアリングホイールとインストルメントパネルの間に膨張するように構成され、この結果、ステアリングホイールを支持する。これにより、事故の際のエアバッグに作用する力によってステアリングホイールの変形が当該エアバッグによって防止または低減されるため、乗員に対するエアバッグの配置が良好なものとなる。この結果、事故の際にステアリングホイールに作用する力は、ウインドシールド(窓部)側へと逃がされることになる。さらに、膨張するエアバッグの寸法を適宜調整することにより、シートベルトを装着していない乗員がウインドシールドに当接することが効果的に防止される。
【0008】
本発明によれば、車両のステアリングホイールとインストルメントパネルの間の領域に配されたエアバッグモジュールを有する車両用エアバッグ装置が構成される。エアバッグモジュールにおけるエアバッグは、膨張の際、ステアリングホイールとインストルメントパネルの間に延在するよう構成される。
【0009】
車両のステアリングホイールとインストルメントパネル間のエアバッグは、「ステアリングホイールとステアリングコラム」によるサブシステムを支持可能とする。この場合、ステアリングホイールの背部であってステアリングホイール連接部の上部および/または下部に、エアバッグの有効スペースが形成される。
【0010】
エアバッグの機能的な能力がシステムの要請に採用可能である。ステアリングホイールのリムの支持に加え、乗員用エアバッグの寸法を適宜に選択することにより、当該エアバッグをステアリングホイールの上部位置に保持可能である。
【0011】
本発明におけるエアバッグ装置によれば、ステアリングコラムの角度およびステアリングホイールの回転角に拠らず、ステアリングホイールとステアリングコラムの変形が防止可能とされることにより、事故の際の乗員の運動エネルギが良好にコントロールされる。
【0012】
このことにより、車両組み付けに際し、車両へのステアリングコラムの接続構造を簡素化することが可能となった。
【0013】
膨張したエアバッグは、好ましくは、車両のステアリングコラムに沿って延在し、インストルメントパネルとステアリングホイール間の間隙を完全に充填する。この結果、特に、ステアリングホイールの効果的な支持がなされる。
【0014】
本発明の一つの形態によれば、エアバッグモジュールは、インストルメントパネルと一体化されている。この形態における利点として、特にスペース効率および意匠性の向上が掲げられる。
【0015】
本発明の他の形態では、膨張したエアバッグが車両のウインドシールド(窓部、特にフロントウインドウ部)まで延在する。この形態では、事故の際にステアリングホイールに作用する力が、インストルメントパネルのみならずウインドシールドにも拡散可能となる。さらに、乗員がシートベルトを装着していない場合、当接の手記の段階において、ウインドシールドへと力が拡散する。これにより、エアバッグは頭部の保護に有用性を発揮する。従って、エアバッグの寸法を最適に選択することにより、乗員の頭部がウインドシールドに直接当接することが回避可能となる。
【0016】
本発明の他の形態では、膨張したエアバッグが、ステアリングコラムの下部においてインストルメントパネルと乗員の膝部との間へと、ステアリングコラム回りに延在するよう構成される。この結果、既存の膝部用のエアバッグを代替し、ないしは補助することが可能となる。
【0017】
本発明の他の形態では、膨張したエアバッグが、ステアリングホイールのリムの上部領域に当接し、当該リムを支持する。膨張時に、当該領域においてステアリングホイールのリムと当接するエアバッグは、支持要素を有することが可能である。支持要素は、所定の負荷の下、エアバッグ膨張の許容度を規制し、ステアリングホイールのリムの保持性能を一層向上することができる。
【0018】
支持要素は、エアバッグに一体化された補強部材によって構成するのが好ましい。このタイプのエアバッグは、簡素に製造可能であり、コスト効果に優れる。
【0019】
上位概念的な記載、および以下の詳細な説明は例示的かつ説明用のものであり、特許請求の範囲に記載された発明の範囲を制限するものではない。
【0020】
本発明の構成要素、作用および効果は、以下の記載、特許請求の範囲、図面に示された具体例によって明らかとされる。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1および図2では、本発明の第1の実施形態に関するエアバッグモジュールであって、事故の際に作動した状態が示される。図1では、エアバッグモジュールに配された乗員セルに関しての側方断面を示す。図2は、乗員セルにおけるステアリングホイール2の正面視を示す。
【0022】
エアバッグモジュール1は、ハウジング3とエアバッグ4を有する。このエアバッグ4は膨張した状態として示されている。エアバッグモジュール1は、ステアリングコラム6の上部において、車両のインストルメントパネル5に配される。エアバッグ4は、膨張に際し、ステアリングホイール2とインストルメントパネル5との間において、ステアリングコラム6の上部に延在する。
【0023】
また図1および図2は、膨張状態とされた乗員用エアバッグ(それ自体は従来と同等の構成である)7を示す。
【0024】
図3および図4では、本発明における第2の実施の形態に係るエアバッグモジュール1が示される。この実施形態は、第1の形態と比して、展開したエアバッグ4がステアリングホイール2とハウジング3の間において、ステアリングコラム6からウインドシールド(窓部)8まで上方に延在する。
【0025】
図5および図6では、本発明における第3の実施の形態に係るエアバッグモジュール1が示される。この実施形態では、膨張したエアバッグ4が二つの膝クッションを有するよう構成される。膝クッションは、インストルメントパネル5と車両乗員の膝領域の間において、ステアリングコラム6の下方を延在する。図6にて示されるように、膝クッション9はすレアリングコラム6の両側部に延在する。
【0026】
図7および図8では、図1に示すエアバッグモジュールの変更例が示される。図7では、エアバッグモジュール1は折り畳まれ、未使用の状態として示される。図8ではエアバッグ4は膨張されている。
【0027】
膨張時に、エアバッグ4がステアリングホイール2のリム部に当接する領域においては、支持要素10が補強部材としての機能を奏する。補強部材は、例えば複数の層状構造として構成可能である。補強部材は、樹脂あるいはゴムなどの材料をインサートすることで形成してもよい。支持要素10は、ステアリングホイール2によって作用する力が低減されることに起因して、エアバッグ4のフレキシビリティを介してエアバッグ4の支持機能を一層向上することになる。
【0028】
本発明の開示により、当業者は、本発明の趣旨の範囲内において上記以外の変更例を構築し得る。かかる変更例は、上記各種の実施形態以外の更なる実施形態として本明細書に包含し得る。発明の権利範囲は特許請求の範囲に基づいて定められなければならない。
【0029】
優先権主張の基礎として2002年2月20日に出願されたドイツ特許出願DE10207885.8号の内容が引用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るエアバッグモジュールの側面視である。
【図2】図1におけるエアバッグモジュールの正面視である。
【図3】本発明の第2の実施の形態におけるエアバッグモジュールの側面視である。
【図4】図3におけるエアバッグモジュールの正面図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態におけるエアバッグモジュールの側面視である。
【図6】図5におけるエアバッグモジュールの正面図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態におけるエアバッグモジュールの断面視である。本図ではエアバッグモジュールは折り畳まれた状態とされている。
【図8】図7のエアバッグモジュールにつき、膨張した状態における断面視である。
【符号の説明】
1 エアバッグモジュール
2 ステアリングホイール
4 エアバッグ
6 ステアリングコラム
8 ウインドシールド(窓部)
10 支持要素
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のエアバッグモジュールに関し、特に、従来の運転手用エアバッグに配されるエアバッグモジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】
車両が正面衝突した際に当該車両の乗員に作用する減速効果は、乗員用エアバッグを通じて、ステアリングホイールおよびステアリングコラムへと導かれる。この場合、以下の問題が生じる。すなわち、エネルギの拡散の間、ステアリングホイール、ステアリングコラムが変形する。とりわけ、乗員が前方へ激しく移動し、乗員の運動エネルギ(例えば乗員がシートベルトを装着しない場合)が制御困難な場合、「ステアリングホイールおよびステアリングコラム」のサブシステムが大きな力によって変形される。この結果、エアバッグは乗員に対して最適に位置することが困難となり、傷害のリスクが増大する。
【0003】
この問題は、例えばステアリングホイールのリム部の剛性を増大し、あるいはステアリングコラムが事故の際に予め設定された位置におかれるといった手法で低減することが可能である。しかしながら、ステアリングホイールの形状等に関する要求から、当該ステアリングホイールの剛性増大が困難な場合が多い。またステアリングコラムを所定位置におくという手法はコストの面で難がある。例えばステアリングコラム連接部の剛性増大、あるいはステアリングコラム内ないしその上における変形要素の付加などはいずれもコスト高を帰結する。
【0004】
乗員がシートベルトを装着していない場合、比較的大き目のエアバッグないしエアバッグにおける規制ストラップを介し、乗員に対するエアバッグの位置を最適化することが可能である。さらに乗員の膝部のためのエアバッグ装置を構成することも可能である。
【0005】
しかしながら、これらの手法は構成が複雑となり、その効果が最適なものとはいえない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の一つの目的は、事故の際に乗員に作用する力によって生じる「ステアリングホイールおよびステアリングコラム」を有するサブシステムの変形を防止または低減することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するべく、本発明の一例として、乗員用エアバッグを有する自動車用エアバッグ装置が構成される。当該エアバッグ装置は、車両のステアリングホイール(ハンドル)とインストルメントパネル(車室フロント部の計器パネル)の間に配置されるエアバッグが設けられたエアバッグモジュールを有する。事故の際には、エアバッグは、ステアリングホイールとインストルメントパネルの間に膨張するように構成され、この結果、ステアリングホイールを支持する。これにより、事故の際のエアバッグに作用する力によってステアリングホイールの変形が当該エアバッグによって防止または低減されるため、乗員に対するエアバッグの配置が良好なものとなる。この結果、事故の際にステアリングホイールに作用する力は、ウインドシールド(窓部)側へと逃がされることになる。さらに、膨張するエアバッグの寸法を適宜調整することにより、シートベルトを装着していない乗員がウインドシールドに当接することが効果的に防止される。
【0008】
本発明によれば、車両のステアリングホイールとインストルメントパネルの間の領域に配されたエアバッグモジュールを有する車両用エアバッグ装置が構成される。エアバッグモジュールにおけるエアバッグは、膨張の際、ステアリングホイールとインストルメントパネルの間に延在するよう構成される。
【0009】
車両のステアリングホイールとインストルメントパネル間のエアバッグは、「ステアリングホイールとステアリングコラム」によるサブシステムを支持可能とする。この場合、ステアリングホイールの背部であってステアリングホイール連接部の上部および/または下部に、エアバッグの有効スペースが形成される。
【0010】
エアバッグの機能的な能力がシステムの要請に採用可能である。ステアリングホイールのリムの支持に加え、乗員用エアバッグの寸法を適宜に選択することにより、当該エアバッグをステアリングホイールの上部位置に保持可能である。
【0011】
本発明におけるエアバッグ装置によれば、ステアリングコラムの角度およびステアリングホイールの回転角に拠らず、ステアリングホイールとステアリングコラムの変形が防止可能とされることにより、事故の際の乗員の運動エネルギが良好にコントロールされる。
【0012】
このことにより、車両組み付けに際し、車両へのステアリングコラムの接続構造を簡素化することが可能となった。
【0013】
膨張したエアバッグは、好ましくは、車両のステアリングコラムに沿って延在し、インストルメントパネルとステアリングホイール間の間隙を完全に充填する。この結果、特に、ステアリングホイールの効果的な支持がなされる。
【0014】
本発明の一つの形態によれば、エアバッグモジュールは、インストルメントパネルと一体化されている。この形態における利点として、特にスペース効率および意匠性の向上が掲げられる。
【0015】
本発明の他の形態では、膨張したエアバッグが車両のウインドシールド(窓部、特にフロントウインドウ部)まで延在する。この形態では、事故の際にステアリングホイールに作用する力が、インストルメントパネルのみならずウインドシールドにも拡散可能となる。さらに、乗員がシートベルトを装着していない場合、当接の手記の段階において、ウインドシールドへと力が拡散する。これにより、エアバッグは頭部の保護に有用性を発揮する。従って、エアバッグの寸法を最適に選択することにより、乗員の頭部がウインドシールドに直接当接することが回避可能となる。
【0016】
本発明の他の形態では、膨張したエアバッグが、ステアリングコラムの下部においてインストルメントパネルと乗員の膝部との間へと、ステアリングコラム回りに延在するよう構成される。この結果、既存の膝部用のエアバッグを代替し、ないしは補助することが可能となる。
【0017】
本発明の他の形態では、膨張したエアバッグが、ステアリングホイールのリムの上部領域に当接し、当該リムを支持する。膨張時に、当該領域においてステアリングホイールのリムと当接するエアバッグは、支持要素を有することが可能である。支持要素は、所定の負荷の下、エアバッグ膨張の許容度を規制し、ステアリングホイールのリムの保持性能を一層向上することができる。
【0018】
支持要素は、エアバッグに一体化された補強部材によって構成するのが好ましい。このタイプのエアバッグは、簡素に製造可能であり、コスト効果に優れる。
【0019】
上位概念的な記載、および以下の詳細な説明は例示的かつ説明用のものであり、特許請求の範囲に記載された発明の範囲を制限するものではない。
【0020】
本発明の構成要素、作用および効果は、以下の記載、特許請求の範囲、図面に示された具体例によって明らかとされる。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1および図2では、本発明の第1の実施形態に関するエアバッグモジュールであって、事故の際に作動した状態が示される。図1では、エアバッグモジュールに配された乗員セルに関しての側方断面を示す。図2は、乗員セルにおけるステアリングホイール2の正面視を示す。
【0022】
エアバッグモジュール1は、ハウジング3とエアバッグ4を有する。このエアバッグ4は膨張した状態として示されている。エアバッグモジュール1は、ステアリングコラム6の上部において、車両のインストルメントパネル5に配される。エアバッグ4は、膨張に際し、ステアリングホイール2とインストルメントパネル5との間において、ステアリングコラム6の上部に延在する。
【0023】
また図1および図2は、膨張状態とされた乗員用エアバッグ(それ自体は従来と同等の構成である)7を示す。
【0024】
図3および図4では、本発明における第2の実施の形態に係るエアバッグモジュール1が示される。この実施形態は、第1の形態と比して、展開したエアバッグ4がステアリングホイール2とハウジング3の間において、ステアリングコラム6からウインドシールド(窓部)8まで上方に延在する。
【0025】
図5および図6では、本発明における第3の実施の形態に係るエアバッグモジュール1が示される。この実施形態では、膨張したエアバッグ4が二つの膝クッションを有するよう構成される。膝クッションは、インストルメントパネル5と車両乗員の膝領域の間において、ステアリングコラム6の下方を延在する。図6にて示されるように、膝クッション9はすレアリングコラム6の両側部に延在する。
【0026】
図7および図8では、図1に示すエアバッグモジュールの変更例が示される。図7では、エアバッグモジュール1は折り畳まれ、未使用の状態として示される。図8ではエアバッグ4は膨張されている。
【0027】
膨張時に、エアバッグ4がステアリングホイール2のリム部に当接する領域においては、支持要素10が補強部材としての機能を奏する。補強部材は、例えば複数の層状構造として構成可能である。補強部材は、樹脂あるいはゴムなどの材料をインサートすることで形成してもよい。支持要素10は、ステアリングホイール2によって作用する力が低減されることに起因して、エアバッグ4のフレキシビリティを介してエアバッグ4の支持機能を一層向上することになる。
【0028】
本発明の開示により、当業者は、本発明の趣旨の範囲内において上記以外の変更例を構築し得る。かかる変更例は、上記各種の実施形態以外の更なる実施形態として本明細書に包含し得る。発明の権利範囲は特許請求の範囲に基づいて定められなければならない。
【0029】
優先権主張の基礎として2002年2月20日に出願されたドイツ特許出願DE10207885.8号の内容が引用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るエアバッグモジュールの側面視である。
【図2】図1におけるエアバッグモジュールの正面視である。
【図3】本発明の第2の実施の形態におけるエアバッグモジュールの側面視である。
【図4】図3におけるエアバッグモジュールの正面図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態におけるエアバッグモジュールの側面視である。
【図6】図5におけるエアバッグモジュールの正面図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態におけるエアバッグモジュールの断面視である。本図ではエアバッグモジュールは折り畳まれた状態とされている。
【図8】図7のエアバッグモジュールにつき、膨張した状態における断面視である。
【符号の説明】
1 エアバッグモジュール
2 ステアリングホイール
4 エアバッグ
6 ステアリングコラム
8 ウインドシールド(窓部)
10 支持要素
Claims (13)
- 車両のエアバッグ装置であって、当該車両のステアリングホイールとインストルメントパネルの間に配置されるとともに、エアバッグが設けられたエアバッグモジュールを有するとともに、
前記エアバッグは、前記ステアリングホイールとインストルメントパネルの間に膨張するように構成されていることを特徴とするエアバッグ装置。 - 請求項1に記載のエアバッグ装置であって、
前記エアバッグは、前記車両のステアリングコラムの上方に延在する箇所へと膨張するよう構成されていることを特徴とするエアバッグ装置。 - 請求項1に記載のエアバッグ装置であって、
前記エアバッグは、車両のステアリングコラムに沿って延在する箇所へと膨張し、前記インストルメントパネルとステアリングホイール間の間隙を少なくとも部分的に充填することを特徴とするエアバッグ装置。 - 請求項1に記載のエアバッグ装置であって、
前記エアバッグモジュールは前記インストルメントパネルと一体化されていることを特徴とするエアバッグ装置。 - 請求項1に記載のエアバッグ装置であって、
前記エアバッグは、前記車両のステアリングコラムとウインドシールドの上方に膨張するよう構成されていることを特徴とするエアバッグ装置。 - 請求項5に記載のエアバッグ装置であって、
前記エアバッグは、前記車両のウインドシールドと当接することを特徴とするエアバッグ装置。 - 請求項1に記載のエアバッグ装置であって、
前記エアバッグは、前記車両の乗員の膝と当接するべく、前記インストルメントパネルと車両シートの間において、前記ステアリングコラムの下方の間隙へと当該ステアリングコラム回りに延在する箇所へと膨張するよう構成されていることを特徴とするエアバッグ装置。 - 請求項1に記載のエアバッグ装置であって、
前記エアバッグは、前記ステアリングホイールの縁部の上方領域と当接し、当該縁部を支持する箇所へと膨張するよう構成されていることを特徴とするエアバッグ装置。 - 請求項1に記載のエアバッグ装置であって、
前記エアバッグは、前記ステアリングホイールの縁部と当接する箇所へと膨張するよう構成されるとともに、前記ステアリングホイールの縁部と当接する領域における支持要素を有することを特徴とするエアバッグ装置。 - 請求項9に記載のエアバッグ装置であって、
前記支持要素は、前記エアバッグと一体化された補強材によって構成されることを特徴とするエアバッグ装置。 - 請求項10に記載のエアバッグ装置であって、
前記補強材は、複数の層状構造を有することを特徴とするエアバッグ装置。 - 請求項10に記載のエアバッグ装置であって、
前記補強材は、インサート構造を有することを特徴とするエアバッグ装置。 - 請求項12に記載のエアバッグ装置であって、前記インサート構造は樹脂またはゴムであることを特徴とするエアバッグ装置。
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