JP2004034574A - ページプリンタ制御装置のファームウェア更新機能 - Google Patents
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Abstract
【課題】ファームウェア更新時のハードディスクドライブ交換作業は、まずページプリンタ制御装置の電源を落とし、古いハードディスクドライブを取り外して新しいハードディスクドライブを装着するという手順で実施していたので、更新前のファームウェア内の各種設定値等の固有情報が更新後のファームウェアに引き継がれないという問題があった。
【解決手段】本発明は、ハードディスクドライブのインタフェースを、電源通電時でも取り外し可能なインタフェースにすると共に、ハードディスクドライブの給電制御回路を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明は、ハードディスクドライブのインタフェースを、電源通電時でも取り外し可能なインタフェースにすると共に、ハードディスクドライブの給電制御回路を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はページプリンタ制御装置のファームウェア更新機能に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ページプリンタ制御装置において、自身を制御する為のファームウェアはROM等の不揮発性メモリに格納されているものが多いが、高機能なページプリンタでファームウェアの規模が大きなもの等では、ファームウェアの格納及びその他フォントの格納等の目的でハードディスクドライブを有するものがある。このようなページプリンタ制御装置において、ファームウェアのバージョンアップ等の理由でファームウェアの更新作業を実施する場合、都合によりハードディスクドライブの交換を伴う場合がある。例えばハードディスクドライブ内の特定領域の拡大等を伴うファームウェア更新等がそれにあたり、このような場合は通常、あらかじめ更新済みのファームウェアを格納した新しいハードディスクドライブを準備し、更新対象となるハードディスクドライブと交換することによってファームウェア更新を実施する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のページプリンタ制御装置では、このファームウェア更新時のハードディスクドライブ交換作業は、まずページプリンタ制御装置の電源を落とし、古いハードディスクドライブを取り外して新しいハードディスクドライブを装着する、という手順で実施していた。
【0004】
ここで問題となっていたのは、上記作業時において、更新前のファームウェア内の各種設定値等の固有情報が更新後のファームウェアに引き継がれないということであった。なぜならファームウェア内の各種設定値等の固有情報はハードディスクドライブ内に保存されており、その固有情報が保存されているハードディスクドライブを交換してしまうからである。
【0005】
その為、従来のページプリンタ制御装置においては、ハードディスクドライブ交換作業時に上記の各種設定値の再設定およびその為の再調整作業等が発生していた。例えば設定値の一つとして印刷位置補正値がある場合、ファームウェア更新前と印刷位置が同位置になるように、ファームウェア更新後に印刷位置を再調整する必要があった。このため、結果としてファームウェア更新作業に時間が掛かっていた。
【0006】
本発明はページプリンタ制御装置のファームウェア更新機能において、上記問題を克服することで、ファームウェア更新作業時間を短縮することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、ハードディスクドライブのインタフェースを、電源通電時でも取り外し可能なインタフェースにすると共に、前記ハードディスクドライブの給電制御回路を設け、これらを適切に制御してファームウェア更新作業を実施することにより解決される。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下図を用いて本発明の一実施例を説明する。図1において、1はページプリンタ制御装置、2は制御部、3はハードディスクドライブ、4はハードディスクドライブインタフェース、5はハードディスクドライブ給電制御回路、6は電源装置、7は操作パネルである。
【0009】
制御部2とハードディスクドライブ3はハードディスクドライブインタフェース4を介して接続されている。このハードディスクドライブインタフェース4は、制御部2が通電状態でもハードディスクドライブ3を取り外し可能とするため、本実施例ではIEEE1394インタフェースを使用している。ハードディスクドライブ給電制御回路5は制御部2からの制御信号により、電源装置6からハードディスクドライブ3への給電を制御する。
【0010】
以下にファームウェアの更新手順を説明する。まず操作パネル7より制御部2に対してファームウェア更新の指示を実行する。具体的に本実施例の場合は、操作パネル7を操作し、ページプリンタ制御装置1を「ファームウェア更新モード」に移行させる。
【0011】
ページプリンタ制御装置1が「ファームウェア更新モード」になると、まず制御部2がハードディスクドライブインタフェース4の動作を停止(非活性化)し、さらにハードディスクドライブ給電制御回路5への制御信号を操作することで、ハードディスクドライブ3への給電を停止する。この時制御部2ならびに操作パネル7は通電状態で、制御部2内部ではメモリ上でファームウェアが動作を続けており、各種設定値等の固有情報もメモリ上で有効となったままである。この時点で操作パネル7には、ハードディスクドライブ3の交換を促すメッセージが表示される。
【0012】
ここでハードディスクドライブ3を取り外し、更新後のファームウェアが格納済みである新しいハードディスクドライブ3を取り付ける。取り付けが完了したならば操作パネル7を操作することで、その旨が制御部2に通知される。制御部2はハードディスクドライブ3の交換が終了したことを認識すると、まずハードディスクドライブ給電制御回路5への制御信号を操作し、ハードディスクドライブ3への給電を再開する。そして停止していたハードディスクドライブインタフェース4の動作を再開(活性化)し、新しいハードディスクドライブ3を動作可能とさせる。
【0013】
新しいハードディスクドライブ3が動作可能となったところで、制御部2は現在メモリ上で保持している各種設定値等の固有情報を新しいハードディスクドライブ3内の適切な場所に書き込み、保存する。以上で更新後のファームウェアへの各種設定値等の固有情報の引き継ぎが完了するので、制御部2はファームウェア更新が完了した旨操作パネル7上にメッセージを表示する。最後に、この時点で制御部2で動作しているのはまだ更新前のファームウェアであるので、新しいファームウェアで動作させるために、操作パネル7上にページプリンタ制御装置1の電源断/再投入を促すメッセージを表示し、それに従いページプリンタ制御装置1の電源断/再投入を実行することで、ファームウェアの更新作業が完了する。
【0014】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ファームウェア更新時のハードディスクドライブ交換作業において、ページプリンタ制御装置の電源を落とさずに、ファームウェアが現在の各種設定値等の固有情報を保持したままの状態でハードディスクドライブ交換作業を実施することで、従来のファームウェア更新作業時に必要であった各種設定値等の固有情報の再設定やそれに伴う再調整等を無くすことが出来、作業時間の短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1はページプリンタ制御装置、2は制御部、3はハードディスクドライブ、4はハードディスクドライブインタフェース、5はハードディスクドライブ給電制御回路、6は電源装置、7は操作パネルである。
【発明の属する技術分野】
本発明はページプリンタ制御装置のファームウェア更新機能に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ページプリンタ制御装置において、自身を制御する為のファームウェアはROM等の不揮発性メモリに格納されているものが多いが、高機能なページプリンタでファームウェアの規模が大きなもの等では、ファームウェアの格納及びその他フォントの格納等の目的でハードディスクドライブを有するものがある。このようなページプリンタ制御装置において、ファームウェアのバージョンアップ等の理由でファームウェアの更新作業を実施する場合、都合によりハードディスクドライブの交換を伴う場合がある。例えばハードディスクドライブ内の特定領域の拡大等を伴うファームウェア更新等がそれにあたり、このような場合は通常、あらかじめ更新済みのファームウェアを格納した新しいハードディスクドライブを準備し、更新対象となるハードディスクドライブと交換することによってファームウェア更新を実施する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のページプリンタ制御装置では、このファームウェア更新時のハードディスクドライブ交換作業は、まずページプリンタ制御装置の電源を落とし、古いハードディスクドライブを取り外して新しいハードディスクドライブを装着する、という手順で実施していた。
【0004】
ここで問題となっていたのは、上記作業時において、更新前のファームウェア内の各種設定値等の固有情報が更新後のファームウェアに引き継がれないということであった。なぜならファームウェア内の各種設定値等の固有情報はハードディスクドライブ内に保存されており、その固有情報が保存されているハードディスクドライブを交換してしまうからである。
【0005】
その為、従来のページプリンタ制御装置においては、ハードディスクドライブ交換作業時に上記の各種設定値の再設定およびその為の再調整作業等が発生していた。例えば設定値の一つとして印刷位置補正値がある場合、ファームウェア更新前と印刷位置が同位置になるように、ファームウェア更新後に印刷位置を再調整する必要があった。このため、結果としてファームウェア更新作業に時間が掛かっていた。
【0006】
本発明はページプリンタ制御装置のファームウェア更新機能において、上記問題を克服することで、ファームウェア更新作業時間を短縮することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、ハードディスクドライブのインタフェースを、電源通電時でも取り外し可能なインタフェースにすると共に、前記ハードディスクドライブの給電制御回路を設け、これらを適切に制御してファームウェア更新作業を実施することにより解決される。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下図を用いて本発明の一実施例を説明する。図1において、1はページプリンタ制御装置、2は制御部、3はハードディスクドライブ、4はハードディスクドライブインタフェース、5はハードディスクドライブ給電制御回路、6は電源装置、7は操作パネルである。
【0009】
制御部2とハードディスクドライブ3はハードディスクドライブインタフェース4を介して接続されている。このハードディスクドライブインタフェース4は、制御部2が通電状態でもハードディスクドライブ3を取り外し可能とするため、本実施例ではIEEE1394インタフェースを使用している。ハードディスクドライブ給電制御回路5は制御部2からの制御信号により、電源装置6からハードディスクドライブ3への給電を制御する。
【0010】
以下にファームウェアの更新手順を説明する。まず操作パネル7より制御部2に対してファームウェア更新の指示を実行する。具体的に本実施例の場合は、操作パネル7を操作し、ページプリンタ制御装置1を「ファームウェア更新モード」に移行させる。
【0011】
ページプリンタ制御装置1が「ファームウェア更新モード」になると、まず制御部2がハードディスクドライブインタフェース4の動作を停止(非活性化)し、さらにハードディスクドライブ給電制御回路5への制御信号を操作することで、ハードディスクドライブ3への給電を停止する。この時制御部2ならびに操作パネル7は通電状態で、制御部2内部ではメモリ上でファームウェアが動作を続けており、各種設定値等の固有情報もメモリ上で有効となったままである。この時点で操作パネル7には、ハードディスクドライブ3の交換を促すメッセージが表示される。
【0012】
ここでハードディスクドライブ3を取り外し、更新後のファームウェアが格納済みである新しいハードディスクドライブ3を取り付ける。取り付けが完了したならば操作パネル7を操作することで、その旨が制御部2に通知される。制御部2はハードディスクドライブ3の交換が終了したことを認識すると、まずハードディスクドライブ給電制御回路5への制御信号を操作し、ハードディスクドライブ3への給電を再開する。そして停止していたハードディスクドライブインタフェース4の動作を再開(活性化)し、新しいハードディスクドライブ3を動作可能とさせる。
【0013】
新しいハードディスクドライブ3が動作可能となったところで、制御部2は現在メモリ上で保持している各種設定値等の固有情報を新しいハードディスクドライブ3内の適切な場所に書き込み、保存する。以上で更新後のファームウェアへの各種設定値等の固有情報の引き継ぎが完了するので、制御部2はファームウェア更新が完了した旨操作パネル7上にメッセージを表示する。最後に、この時点で制御部2で動作しているのはまだ更新前のファームウェアであるので、新しいファームウェアで動作させるために、操作パネル7上にページプリンタ制御装置1の電源断/再投入を促すメッセージを表示し、それに従いページプリンタ制御装置1の電源断/再投入を実行することで、ファームウェアの更新作業が完了する。
【0014】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ファームウェア更新時のハードディスクドライブ交換作業において、ページプリンタ制御装置の電源を落とさずに、ファームウェアが現在の各種設定値等の固有情報を保持したままの状態でハードディスクドライブ交換作業を実施することで、従来のファームウェア更新作業時に必要であった各種設定値等の固有情報の再設定やそれに伴う再調整等を無くすことが出来、作業時間の短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1はページプリンタ制御装置、2は制御部、3はハードディスクドライブ、4はハードディスクドライブインタフェース、5はハードディスクドライブ給電制御回路、6は電源装置、7は操作パネルである。
Claims (1)
- ファームウェア等を格納するためのハードディスクドライブを有するページプリンタ制御装置において、ハードディスクドライブのインタフェースを、電源通電時でも取り外し可能なインタフェースにすると共に、前記ハードディスクドライブの給電制御回路を設けたことを特徴とする、ページプリンタ制御装置のファームウェア更新機能。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002196891A JP2004034574A (ja) | 2002-07-05 | 2002-07-05 | ページプリンタ制御装置のファームウェア更新機能 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002196891A JP2004034574A (ja) | 2002-07-05 | 2002-07-05 | ページプリンタ制御装置のファームウェア更新機能 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004034574A true JP2004034574A (ja) | 2004-02-05 |
Family
ID=31704797
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002196891A Pending JP2004034574A (ja) | 2002-07-05 | 2002-07-05 | ページプリンタ制御装置のファームウェア更新機能 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004034574A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018051857A (ja) * | 2016-09-28 | 2018-04-05 | 理想科学工業株式会社 | 画像形成装置 |
-
2002
- 2002-07-05 JP JP2002196891A patent/JP2004034574A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018051857A (ja) * | 2016-09-28 | 2018-04-05 | 理想科学工業株式会社 | 画像形成装置 |
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