JP2004034573A - プリンタ制御装置における印刷画像データ高速転送方式 - Google Patents
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Abstract
【課題】プリンタ制御装置−エンジン間I/F仕様変更やEMI等の電波ノイズの発生にも影響を与えることなく、プリンタ制御装置からエンジンへの印刷画像データの送出速度を向上できるようにすることを課題とする。
【解決手段】プリンタ制御装置内の中間バッファからのデータ読出し速度を2倍にし、2倍の周期で読出された印刷画像データを送出同期クロックの立ち上りエッジと立ち下りエッジの両エッジに同期させてエンジンに送出する手段と、エンジン側に立ち上ちりエッジと立ち下りエッジの両エッジに同期されて送られて来る印刷画像データを受信し中間バッファに格納する手段とを具備することを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】プリンタ制御装置内の中間バッファからのデータ読出し速度を2倍にし、2倍の周期で読出された印刷画像データを送出同期クロックの立ち上りエッジと立ち下りエッジの両エッジに同期させてエンジンに送出する手段と、エンジン側に立ち上ちりエッジと立ち下りエッジの両エッジに同期されて送られて来る印刷画像データを受信し中間バッファに格納する手段とを具備することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタ制御装置における印刷画像データ高速転送方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5にプリンタ制御装置の概略ブロック図を示す。図6に従来のコントローラ側の印刷画像データ送出回路図及びエンジン側の受信回路図を示す。また、図7に印刷画像データの出力タイミングを示す。
【0003】
図5中の1はプリンタ制御装置内のエンジンとの通信制御を行なうエンジンI/F制御部、1aはPCIバスを介してメインメモリ4からデータ読出しを実行するPCIコントローラ、1bはエンジンI/F制御部内で主な処理を実行するエンジンI/Fメイン制御部、1cはエンジンI/Fメオイン制御部1b内のメイン部、1dはエンジンコントロール部、1eは印刷画像データのメインメモリからの読出しとエンジンへの送出の時間差を吸収するための中間バッファとして使うVideo_FIFOである。2は装置全体を制御するマイクロプロセッサ、3はメインメモリヘのアクセス制御とPCIバスへのアクセス制御を実行するPCIブリッジ、4はマイクロプログラムの格納、ワークエリア及び印刷画像データの生成エリアとして使用するメインメモリ、5は上位コンピュータからネットワーク等を介して送られる印刷データを受信する受信制御部、6はPCIバス上に接続される各種PCIエージェントからのPCIバス使用要求に対する調停処理を実行するPCIアービタ、7はハードディスク(以下HDD)を制御するHDD制御部、8はか各種データを格納するHDD、9はパネルとの通信制御を行なうI/O制御部、10はオペレータが操作するパネル、11はプリンタ制御装置に印刷データを送出する上位コンピュータ、12は印刷機構部であるエンジンである。
【0004】
以下に、従来のプリンタ制御装置のエンジンへの印刷画像データ出力タイミングを示す。上位コンピュータ11から送られる印刷データは、受信制御部5で受信しPCIブリッジ3を介してメインメモリ4に格納される。メインメモリ4に格納された印刷データは、マイクロプロセッサ2で解析・編集されメインメモリ4に印刷画像データとして展開される。マイクロプロセッサ2は印刷画像データの展開処理が終了したならば、エンジンI/F制御部1を介してエンジン12に印刷準備のための指令を発行しエンジン12から印刷準備完了の報告を受信したならば、エンジンI/F制御部に対して印刷のための各種印刷パラメータの設定とメインメモリ4から展開されている印刷画像データの読出し開始を起動する。エンジンI/F制御部はマイクロプロセッサ2から印刷開始の起動がかかったならば、PCIコントローラ1aがPCIアービタ6に対してPCIバス使用権獲得のたにBUS_REQ信号を発行する。上記BUS_REQに対してPCIアービタ6からBUS_GRANTが出力されたならば、PCIブリッジ3を介してメインメモリ4から印刷画像データの読出しを行い、順次読出された印刷画像データは、印刷画像データのための中間バッファであるFIFO1eに格納される。FIFO1eに格納される印刷画像データの状況をエンジンコントロール部1dが監視しある量に達したことを認識したならば、エンジン12に対して用紙送りの起動信号を発行する。次にエンジン12からデータ送出の起動信号が出力されたことを認識したならば、FIFO1eからデータを読出し順次エンジン12にパラレル形式で送出される。続いて上記印刷画像データのパラレル形式での詳細送出イミングを以下に示す。
【0005】
FIFO1eからのデータ読出しは、図7のタイミングチャートに示すように基本クロックCLKAPの1/2周期で生成されるRDEN信号により行なわれる。読出されたCVD7−0P信号は、タイミングチャートで示すように上記RDEN信号をオリジナル信号としてフリップフロップであるFF13a/bにより2クロック分シフトした信号をCVDCLKPとして本信号に同期してエンジンに送出される。エンジン側は、送られてきた画像データをFIFO15aに順次格納する。FIFO15aに格納された印刷画像データは、エンジン内部の印刷同期信号に従い読出され順次PS変換部17に送られシリアルデータに変換れて印刷データとして使用される。
【0006】
上記に示すように、従来の印刷画像データの送出速度は、プリンタ制御装置内で使用する基本クロックを使用することとエンジン側の印刷速度に見合ったデータ送出速度を確保することを基本に決定されていた。そのため、エンジンの印刷速度が向上した場合には、実データの送出するパラレルバス幅を大きくするかデータ送出速度を上げるかしなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来のプリンタ制御装置の印刷時のエンジンへの印刷画像データ送出する速度は、プリンタ制御装置内で使用する基本クロックを使用することとエンジン側の印刷速度に見合ったデータ送出速度を確保することを基本に決定されている。そのため、エンジン側の印刷速度の向上に伴い従来機よりも単位時間当たりのデータ送出量を増やすためには、印刷画像データ送出パラレルバスの幅を増やすか送出の速度を増やす必要がある。しかし、上記方式を採用した場合には、従来のプリンタ制御装置−エンジン間I/F仕様に対して、新たなデータバス信号を追加する、もしくは、印刷画像データ送出の速度を向上するためデータ転送周波数を上げる等の変更が必要になる。これらは、プリンタ制御装置−エンジン間I/F仕様変更を伴うとともに、EMI等の電波ノイズの発生にも影響を与えるものである。
【0008】
本発明の目的は、上記のようなプリンタ制御装置−エンジン間I/F仕様変更やEMI等の電波ノイズの発生にも影響を与えることなくプリンタ制御装置からエンジンへの印刷画像データの送出速度を向上できるようにすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、プリンタ制御装置内の中間バッファからのデータ読出し速度を2倍にして、その2倍の周期で読出された印刷画像データを送出同期クロックの立ち上りエッジと立ち下りエッジの両エッジに同期させてエンジンに送出する手段とエンジン側に立ち上りエッジと立ち下りエッジの両エッジに同期されて送られて来る印刷画像データを受信し中間バッファに格納する手段とを具備したことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1、2、3及び4に本発明におけるプリンタ制御装置及びエンジン側動作の一実施例を示す。図1、2はプリンタ制御装置側の印刷画像データ送出部の回路及びタイミングチャートを示す。図3、4はエンジン側の印刷画像データ受信部の回路及び動作タイミングチャートを示す。以下よりその動作について説明する。
【0011】
従来の印刷シーケンスと同様に、エンジン側の印刷準備が終了するとプリンタ制御装置は、メインメモリ上に展開された印刷画像データを読出しエンジンI/F制御部内のFIFO1eに一時的に格納する。上記格納された印刷画像データは、プリンタ制御装置−エンジン間の制御信号を基に生成された図1に示すRDENにより図2に示すタイミングでCLKAPに同期してFIFO1eから読出される。
【0012】
また、上記FIFO1eから読出された印刷画像データをエンジンに送信するための同期信号であるCVDCLK0Pは、まず上記RDEN信号をもとにフリップフロップであるFF13によってP_RDEP信号が生成され、さらに上記生成されたP_REDPをイネーブル付きフリップフロップであるFF14に入力することにより生成される。図2のタイミングチャートに示す如く、これによりCLKAPの周期で読出された印刷画像データをCLKAPの1/2の周期であるCVDCLK0Pの立ち上りエッジと立ち下りエッジの両エッジに同期されてエンジンに送出される。
【0013】
上記のタイミングで送信される印刷画像データは、図3に示す如くエンジン側においてCVDCLK0Pの立ち上りエッジと立ち下りエッジの両エッジで中間バッファである二つのFIFO15に格納できるような回路を構成する。二つのFIFO15a、15bに格納された印刷画像データは、エンジン側の実印刷に同期したタイミングで図4に示すタイミングチャートの如くRDE0N及びRDE1NをRCLKPの8クロック毎に生成され順次FIFO15a、FIFO15bからデータ読出しが実行されPS変換部に送られシリアルデータに変換されて印刷データとして使用される。上記8クロック毎に読まれるのは、8bitバス幅のパラレルデータを扱っているためである。
【0014】
上記により、従来のプリンタ制御装置−エンジン間の制御信号を変更することなく、印刷画像データ送出の能力を2倍にすることが可能になる。
【0015】
【発明の効果】
本発明によれば、従来のプリンタ制御装置−エンジン間の制御信号を変更することなく印刷画像データの送出能力を向上することが可能であるため、データバス幅変更のための仕様書変更や多大な回路変更が不要である。また、データの送信能力向上のために、新規にEMI等のノイズ試験の取り直し等を必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるコントローラ側印刷画像データ出力回路図である。
【図2】本発明におけるコントローラ側印刷画像データ出力タイミングを示す図である。
【図3】本発明におけるエンジン側印刷画像データ受信回路図である。
【図4】本発明におけるエンジン側の印刷画像データのシリアル変換タイミングを示す図である。
【図5】プリンタ制御装置概略ブロック図である。
【図6】従来のコントローラ側印刷画像データ出力回路図及びエンジン側受信回路図である。
【図7】従来のコントローラ側印刷画像データ出力タイミングを示す図である。
【符号の説明】
1はエンジンI/F制御部、1aはPCIコントローラ、1bはエンジンI/Fメイン制御部、1cはメイン部、1dはエンジンコントロール部、1eはFIFO、2はマイクロプロセッサ、3はPCIブリッジ、4はメインメモリ、5は受信制御部、6はPCIアービタ、7はHDD制御部、8はHDD、9はI/O制御部、10はパネル、11は上位コンピュータ、12はエンジン、13a,13bはFF、14はイネーブル付きFF、15a、bはFIFO、16はインバータ、17はPS変換部である。
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタ制御装置における印刷画像データ高速転送方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5にプリンタ制御装置の概略ブロック図を示す。図6に従来のコントローラ側の印刷画像データ送出回路図及びエンジン側の受信回路図を示す。また、図7に印刷画像データの出力タイミングを示す。
【0003】
図5中の1はプリンタ制御装置内のエンジンとの通信制御を行なうエンジンI/F制御部、1aはPCIバスを介してメインメモリ4からデータ読出しを実行するPCIコントローラ、1bはエンジンI/F制御部内で主な処理を実行するエンジンI/Fメイン制御部、1cはエンジンI/Fメオイン制御部1b内のメイン部、1dはエンジンコントロール部、1eは印刷画像データのメインメモリからの読出しとエンジンへの送出の時間差を吸収するための中間バッファとして使うVideo_FIFOである。2は装置全体を制御するマイクロプロセッサ、3はメインメモリヘのアクセス制御とPCIバスへのアクセス制御を実行するPCIブリッジ、4はマイクロプログラムの格納、ワークエリア及び印刷画像データの生成エリアとして使用するメインメモリ、5は上位コンピュータからネットワーク等を介して送られる印刷データを受信する受信制御部、6はPCIバス上に接続される各種PCIエージェントからのPCIバス使用要求に対する調停処理を実行するPCIアービタ、7はハードディスク(以下HDD)を制御するHDD制御部、8はか各種データを格納するHDD、9はパネルとの通信制御を行なうI/O制御部、10はオペレータが操作するパネル、11はプリンタ制御装置に印刷データを送出する上位コンピュータ、12は印刷機構部であるエンジンである。
【0004】
以下に、従来のプリンタ制御装置のエンジンへの印刷画像データ出力タイミングを示す。上位コンピュータ11から送られる印刷データは、受信制御部5で受信しPCIブリッジ3を介してメインメモリ4に格納される。メインメモリ4に格納された印刷データは、マイクロプロセッサ2で解析・編集されメインメモリ4に印刷画像データとして展開される。マイクロプロセッサ2は印刷画像データの展開処理が終了したならば、エンジンI/F制御部1を介してエンジン12に印刷準備のための指令を発行しエンジン12から印刷準備完了の報告を受信したならば、エンジンI/F制御部に対して印刷のための各種印刷パラメータの設定とメインメモリ4から展開されている印刷画像データの読出し開始を起動する。エンジンI/F制御部はマイクロプロセッサ2から印刷開始の起動がかかったならば、PCIコントローラ1aがPCIアービタ6に対してPCIバス使用権獲得のたにBUS_REQ信号を発行する。上記BUS_REQに対してPCIアービタ6からBUS_GRANTが出力されたならば、PCIブリッジ3を介してメインメモリ4から印刷画像データの読出しを行い、順次読出された印刷画像データは、印刷画像データのための中間バッファであるFIFO1eに格納される。FIFO1eに格納される印刷画像データの状況をエンジンコントロール部1dが監視しある量に達したことを認識したならば、エンジン12に対して用紙送りの起動信号を発行する。次にエンジン12からデータ送出の起動信号が出力されたことを認識したならば、FIFO1eからデータを読出し順次エンジン12にパラレル形式で送出される。続いて上記印刷画像データのパラレル形式での詳細送出イミングを以下に示す。
【0005】
FIFO1eからのデータ読出しは、図7のタイミングチャートに示すように基本クロックCLKAPの1/2周期で生成されるRDEN信号により行なわれる。読出されたCVD7−0P信号は、タイミングチャートで示すように上記RDEN信号をオリジナル信号としてフリップフロップであるFF13a/bにより2クロック分シフトした信号をCVDCLKPとして本信号に同期してエンジンに送出される。エンジン側は、送られてきた画像データをFIFO15aに順次格納する。FIFO15aに格納された印刷画像データは、エンジン内部の印刷同期信号に従い読出され順次PS変換部17に送られシリアルデータに変換れて印刷データとして使用される。
【0006】
上記に示すように、従来の印刷画像データの送出速度は、プリンタ制御装置内で使用する基本クロックを使用することとエンジン側の印刷速度に見合ったデータ送出速度を確保することを基本に決定されていた。そのため、エンジンの印刷速度が向上した場合には、実データの送出するパラレルバス幅を大きくするかデータ送出速度を上げるかしなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来のプリンタ制御装置の印刷時のエンジンへの印刷画像データ送出する速度は、プリンタ制御装置内で使用する基本クロックを使用することとエンジン側の印刷速度に見合ったデータ送出速度を確保することを基本に決定されている。そのため、エンジン側の印刷速度の向上に伴い従来機よりも単位時間当たりのデータ送出量を増やすためには、印刷画像データ送出パラレルバスの幅を増やすか送出の速度を増やす必要がある。しかし、上記方式を採用した場合には、従来のプリンタ制御装置−エンジン間I/F仕様に対して、新たなデータバス信号を追加する、もしくは、印刷画像データ送出の速度を向上するためデータ転送周波数を上げる等の変更が必要になる。これらは、プリンタ制御装置−エンジン間I/F仕様変更を伴うとともに、EMI等の電波ノイズの発生にも影響を与えるものである。
【0008】
本発明の目的は、上記のようなプリンタ制御装置−エンジン間I/F仕様変更やEMI等の電波ノイズの発生にも影響を与えることなくプリンタ制御装置からエンジンへの印刷画像データの送出速度を向上できるようにすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、プリンタ制御装置内の中間バッファからのデータ読出し速度を2倍にして、その2倍の周期で読出された印刷画像データを送出同期クロックの立ち上りエッジと立ち下りエッジの両エッジに同期させてエンジンに送出する手段とエンジン側に立ち上りエッジと立ち下りエッジの両エッジに同期されて送られて来る印刷画像データを受信し中間バッファに格納する手段とを具備したことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1、2、3及び4に本発明におけるプリンタ制御装置及びエンジン側動作の一実施例を示す。図1、2はプリンタ制御装置側の印刷画像データ送出部の回路及びタイミングチャートを示す。図3、4はエンジン側の印刷画像データ受信部の回路及び動作タイミングチャートを示す。以下よりその動作について説明する。
【0011】
従来の印刷シーケンスと同様に、エンジン側の印刷準備が終了するとプリンタ制御装置は、メインメモリ上に展開された印刷画像データを読出しエンジンI/F制御部内のFIFO1eに一時的に格納する。上記格納された印刷画像データは、プリンタ制御装置−エンジン間の制御信号を基に生成された図1に示すRDENにより図2に示すタイミングでCLKAPに同期してFIFO1eから読出される。
【0012】
また、上記FIFO1eから読出された印刷画像データをエンジンに送信するための同期信号であるCVDCLK0Pは、まず上記RDEN信号をもとにフリップフロップであるFF13によってP_RDEP信号が生成され、さらに上記生成されたP_REDPをイネーブル付きフリップフロップであるFF14に入力することにより生成される。図2のタイミングチャートに示す如く、これによりCLKAPの周期で読出された印刷画像データをCLKAPの1/2の周期であるCVDCLK0Pの立ち上りエッジと立ち下りエッジの両エッジに同期されてエンジンに送出される。
【0013】
上記のタイミングで送信される印刷画像データは、図3に示す如くエンジン側においてCVDCLK0Pの立ち上りエッジと立ち下りエッジの両エッジで中間バッファである二つのFIFO15に格納できるような回路を構成する。二つのFIFO15a、15bに格納された印刷画像データは、エンジン側の実印刷に同期したタイミングで図4に示すタイミングチャートの如くRDE0N及びRDE1NをRCLKPの8クロック毎に生成され順次FIFO15a、FIFO15bからデータ読出しが実行されPS変換部に送られシリアルデータに変換されて印刷データとして使用される。上記8クロック毎に読まれるのは、8bitバス幅のパラレルデータを扱っているためである。
【0014】
上記により、従来のプリンタ制御装置−エンジン間の制御信号を変更することなく、印刷画像データ送出の能力を2倍にすることが可能になる。
【0015】
【発明の効果】
本発明によれば、従来のプリンタ制御装置−エンジン間の制御信号を変更することなく印刷画像データの送出能力を向上することが可能であるため、データバス幅変更のための仕様書変更や多大な回路変更が不要である。また、データの送信能力向上のために、新規にEMI等のノイズ試験の取り直し等を必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるコントローラ側印刷画像データ出力回路図である。
【図2】本発明におけるコントローラ側印刷画像データ出力タイミングを示す図である。
【図3】本発明におけるエンジン側印刷画像データ受信回路図である。
【図4】本発明におけるエンジン側の印刷画像データのシリアル変換タイミングを示す図である。
【図5】プリンタ制御装置概略ブロック図である。
【図6】従来のコントローラ側印刷画像データ出力回路図及びエンジン側受信回路図である。
【図7】従来のコントローラ側印刷画像データ出力タイミングを示す図である。
【符号の説明】
1はエンジンI/F制御部、1aはPCIコントローラ、1bはエンジンI/Fメイン制御部、1cはメイン部、1dはエンジンコントロール部、1eはFIFO、2はマイクロプロセッサ、3はPCIブリッジ、4はメインメモリ、5は受信制御部、6はPCIアービタ、7はHDD制御部、8はHDD、9はI/O制御部、10はパネル、11は上位コンピュータ、12はエンジン、13a,13bはFF、14はイネーブル付きFF、15a、bはFIFO、16はインバータ、17はPS変換部である。
Claims (1)
- 印刷機構部であるエンジンとの通信を行なう通信制御部や印刷を実行するためにメインメモリ上に展開された印刷画像データの読出しを行なう読出し制御部や、メインメモリから読出した印刷画像データをパラレル形式でエンジンに送出を行なう送出制御部やメインメモリから印刷画像データを読出す速度とエンジンに送出する速度の違いを吸収するために設けられた中間バッファとを具備したエンジンI/F制御部を備えたプリンタ制御装置において、対応するエンジンの印刷速度が向上し単位時間当たりの印刷画像データの転送量を増やさなければならない場合に、エンジンI/F制御部内に実装された中間バッファとして使用するFIFOからのデータ読出し速度を2倍にし、その2倍の速度で読出された印刷画像データをエンジンに送出時には、プリンタ制御装置−エンジン間のI/Fで規定された印刷画像データ用同期クロックの立ち上りエッジと立ち下りエッジの両エッジに同期させてエンジンに送出し、エンジン側は、同期クロックの立ち上りエッジと立ち下りエッジの両エッジに同期されて送られてきた印刷画像データを受信できる回路を備えることで印刷画像データ送信の為のパラレルデータのバス幅を広げたり、単純にエンジンへの送出する同期クロックの周波数を高くする等のプリンタ制御装置−エンジン間のI/Fの信号を変更することなくエンジンへの印刷画像データの転送速度を2倍にしたことを特徴とする、プリンタ制御装置における印刷画像データ高速転送方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002196890A JP2004034573A (ja) | 2002-07-05 | 2002-07-05 | プリンタ制御装置における印刷画像データ高速転送方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002196890A JP2004034573A (ja) | 2002-07-05 | 2002-07-05 | プリンタ制御装置における印刷画像データ高速転送方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004034573A true JP2004034573A (ja) | 2004-02-05 |
Family
ID=31704796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002196890A Pending JP2004034573A (ja) | 2002-07-05 | 2002-07-05 | プリンタ制御装置における印刷画像データ高速転送方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004034573A (ja) |
-
2002
- 2002-07-05 JP JP2002196890A patent/JP2004034573A/ja active Pending
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