JP2004032462A - 電子機器及び通信制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】無線通信機能を有する電子機器において、無線通信による送受信信号を、他の無線信号からの干渉を低下させ、データの信頼性を高めることが可能な電子機器を提供することを目的とする。
【解決手段】BTモジュール10は、送受信を行っている場合に、制御部20へ動作していることを示す信号を送出する制御部20は、この動作を示す信号(送信、受信も含む)を受信すると、無線LANモジュール8に対して、アンテナの切り替えを指示する信号を無線LANモジュール8へ送出する。無線LANモジュール8は、制御部20からの信号を受けると、スイッチ32を、BTアンテナ19から距離をおいて配置されているアンテナであるメインアンテナ側S1に切り替えて通信を行う。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線通信手段を有する電子機器に関し、とくに無線通信手段の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、パーソナルコンピュータ(以後、パソコンと称す)では、ネットワーク環境の発展に伴い、無線通信によるデータ通信や、ネットワークの構築など発展が目覚しい。
【0003】
特に、有線LANに取って代わる無線LANや、近距離無線通信の技術であるブルートゥース技術を搭載したパソコンが実現されている。
【0004】
パソコン等の情報処理装置に内蔵された無線通信デバイスでは、より電波を効率的に伝播させるために専用のアンテナが設けられている。
【0005】
特に近年、有線LANに置き換わるネットワークとして、無線LANが普及してきており、またパソコンと周辺デバイスとの接続インターフェースとしてブルートゥース(Bluetooth、以後BTと称す)が普及しつつある。
【0006】
このような無線LANとBTとを一台のパソコンに搭載しているものも普及しており、このような機種では無線LANのアンテナはダイバシティ方式で2つのアンテナが配置されており、BTのアンテナは単一のアンテナが用いられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記、従来技術では、無線LANとBTとを同時に使用した場合、お互いに同一周波数の電波帯域を使う場合や、高調波成分をもつ信号である場合に、互いに干渉しあい、受信データにノイズが加わり、データの信頼性が低下したり、エラーレートが高くなると言った問題があった。
【0008】
上記問題を改善するために、特開2001−345756公報には、複数の無線通信手段を有する電子機器の送信制御技術が開示されている。
【0009】
しかし、上記従来技術では、他の無線通信デバイスを使用しているか否かに応じて、出力電力を制御しており、一方の無線通信手段が使用中ということのみで、他方の無線通信手段の制御を判断しており、送受信の柔軟な制御を行うことができないと言う問題があった。
【0010】
上記課題を解決するために、本発明では、複数の無線通信手段を有する電子機器において、夫々の無線通信手段で送受信されるデータの干渉を低下させデータの信頼性を高めることが可能な電子機器及び通信制御方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明では、第1の無線通信手段と、前記第1の無線通信手段と異なる第2の無線通信手段と、前記第1の無線通信手段と接続される第1のアンテナと、前記第2の無線通信手段と接続され、前記第1のアンテナと第1の距離を設けて配置される第2のアンテナと、前記第2の無線通信手段と接続され、前記第1のアンテナと前記第1の距離より短い第2の距離を設けて配置される第3のアンテナと、前記第1及び第2の無線通信手段により無線通信が行われる場合に、前記第1の無線通信手段は第1のアンテナを用いて無線通信を行い、前記第2の無線通信手段は前記第2のアンテナのみを用いて無線通信が行われることを特徴とする。
【0012】
このような構成により、異なる無線通信方式で使用されるアンテナの配置距離が遠い方のアンテナのみ無線通信に使用することで、夫々の無線通信手段で送受信されるデータの干渉を低下させデータの信頼性を高めることが可能な電子機器を提供することが可能である。
【0013】
また、請求項3に係る発明では、第1の無線通信手段と、前記第1の無線通信手段と異なる第2の無線通信手段と、前記第1の無線通信手段と接続され、前記第1の無線通信手段による無線通信で使用される第1のアンテナと、前記第2の無線通信手段と接続され、前記第1のアンテナと第1の距離を設けて配置される第2のアンテナと、前記第2の無線通信手段と接続され、前記第1のアンテナと前記第1の距離より短い第2の距離を設けて配置される第3のアンテナと、前記第2および第3のアンテナで受信した夫々の通信データ中に前記第1の無線通信手段で使用される無線通信のデータが含まれる量を検出する手段と、前記検出手段の検出結果に応じて、前記第2の無線通信手段は前記第2のアンテナまたは前記第3のアンテナのうち、前記第1の無線通信で使用されるデータの受信量が少ない方のアンテナを使用して無線通信を行うことを特徴とする。
【0014】
このような構成により、異なる無線通信方式の受信データ量の少ない方のアンテナを使用して無線通信を行うことで、複数の無線通信手段を有する電子機器において、夫々の無線通信手段で送受信されるデータの干渉を低下させデータの信頼性を高めることが可能な電子機器を提供することが可能となる
【0015】
また、請求項4に係る発明では、第1の無線通信手段と、前記第1の無線通信手段と異なる第2の無線通信手段と、前記第1の無線通信手段と接続され、前記第1の無線通信手段による無線通信で使用される第1のアンテナと、前記第2の無線通信手段と接続され、前記第2の無線通信手段による無線通信で使用される第2のアンテナと、前記第2の無線通信手段により無線通信が行われている場合、前記第1の無線通信手段の送信出力を減少させる出力制御手段とを具備することを特徴とする。
【0016】
このような構成により、異なる無線通信方式の無線通信において、一方の無線通信手段により無線通信が行われている時に、他方の無線通信の送信出力を低下させることで、複数の無線通信手段を有する電子機器において、夫々の無線通信手段で送受信されるデータの干渉を低下させデータの信頼性を高めることが可能な電子機器を提供することが可能である。
【0017】
また、請求項7に係る発明では、第1の無線通信手段と、前記第1の無線通信手段と異なる第2の無線通信手段と、前記第1の無線通信手段の無線通信に使用される通信周波数の情報を前記第2の通信手段に通知する手段と、前記第2の無線通信手段は、前記通知された前記通信周波数の情報に基づいて、前記通信周波数と異なる周波数を用いて無線通信を行うことを特徴とする。
【0018】
このような構成により、一方の無線通信手段で使用されている周波数帯を、他方の無線通信手段に通知し異なる周波数帯を用いて無線通信を行うことにより、複数の無線通信手段を有する電子機器において、夫々の無線通信手段で送受信されるデータの干渉を低下させデータの信頼性を高めることが可能な電子機器を提供することが可能である。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下本発明に係る実施形態を、図面を参照して説明する。
【0020】
図1に第1の実施形態にかかる電子機器のハードウェア構成図を示す。
【0021】
本実施形態では、電子機器の例として、ノート型のパソコンを例に説明するがこれに限られるものではない。
【0022】
この、パソコン1は、IEEE802.11b方式の無線通信と、Bluetooth(以下、BTと称す)による無線通信を行なうことが可能な電子機器である。
【0023】
IEEE802.11b方式(以後、無線LANと称す)では、2.4GHz帯(2.4000〜2.4835GHz)のISM(Industry Science Medical)バンドを使用する無線通信規格の一つであり、スペクトラム拡散方式として、直接拡散方式(DSSS:Direct Sequence Spread Spectrum)を用い、最大11Mbpsの通信速度で通信することが可能である。この、無線LANでは、この2.4GHz帯を14チャネルに分割し(国によって異なる)、この14チャネルのうちのいずれかのチャネルを設定し通信を行う。このチャネルの占有帯域は、中心周波数から±11MHzの22MHzであるため、隣接するチャネルに干渉を与えることになるため、通常は、チャネルの間隔を25MHz以上離れた周波数に設定して利用する。また、無線LANはCSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)方式を採用しているため、ネットワーク上にほかのキャリアがあるか否かを確認して誰も通信していなければ自分が通信すると言う手順で送信競合を回避する。よって、他のキャリアがある場合は、送信を待つことになる。
【0024】
BTは、短距離の無線通信規格であり、2.4GHz帯(2.4000〜2.4835GHz)のISM(Industry Science Medical)バンドを用いて10m以内(最大100m)の無線通信を実現するものである。Bluetothでは、スペクトラム拡散方式として周波数ホッピング方式(FHSS:Frequency Hopping Spread Spectrum)を用い、最大1Mbpsの通信速度で、最大8台までの機器を時分割多重方式によって一つのグループ(ピコネット)として接続することが可能である。BTは、2.4GHz帯の周波数を周波数帯域幅1MHzの79個のチャネルに分け、通信チャネルを1秒間に1600回切替えて通信を行う。このチャネルはランダムに選択されるため、特定の周波数に依存することは無く、秘匿性に優れていると言われている。また、BTは送信出力により3つのクラス(クラス1〜3)に分けられている。クラス1では、最大で20dBmの出力、クラス2では、最大4dBmの出力、クラス3では、最大0dBmの出力というように規定されている。
【0025】
パソコン1本体内は、通常のパソコン1が動作するのに必要なデバイスにより構成している。このパソコン1の制御を司るCPU3と第1のブリッジ回路4とは64ビット幅のデータバスを有するCPUローカルバスによって接続しており、第1のブリッジ回路4とメインメモリ5との接続はメモリバスを介して接続している。第1のブリッジ回路4と第2のブリッジ回路6とは、32ビット幅のデータバスを有する高速バス7によって接続している。高速バス7には、IEEE802.11b方式に準じた無線信号の変復調処理を行なう無線LANモジュール8が接続されている。また、第2のブリッジ回路7には、USB(Universal Serial Bus)9を介してBTモジュール10が接続している。また、第2のブリッジ回路7から延出されている低速バスに11は、BIOS−ROM12が接続されている。
【0026】
CPU3は、PC全体の動作制御およびデータ処理等を実行するものである。
【0027】
メインメモリ5は、オペレーティングシステム13、BIOSプログラム14、実行対象のアプリケーションプログラム15、および処理データなどを格納するメモリデバイスであり、複数のDRAMなどによって構成されている。
【0028】
第1のブリッジ回路4は、CPUローカルバスと高速バス7との間を繋ぐブリッジLSIであり、高速バス7のバスマスタデバイスの1つとして機能する。この第1のブリッジ回路4は、CPUローカルバスと高速バス7との間で、データ及びアドレスを含むバス幅を変換する機能、及びメモリバスを介してメインメモリ5のアクセス制御を行なう機能などを有している。
【0029】
高速バス7はクロック同期型の入出力バスであり、高速バス7上の全てのサイクルは、高速バスクロックに同期して行う。この高速バス7は、時分割的に使用されるアドレス/データバスを有している。
【0030】
高速バス7には、無線LANモジュール8が接続されており、この無線LANモジュール8は、IEEE802.11bに準拠した無線データの信号変復調処理を行なうものであり、ダイバシティ信方式に対応したものである。また、無線LANモジュール8には同軸ケーブルを介して、無線信号送受信のインターフェースとなるダイバシティアンテナ16、17が接続されている。
【0031】
ダイバシティ方式では、片方のアンテナは送受信とも行なうアンテナ(メインアンテナ)であり、もう片方のアンテナは、受信のみを行なうアンテナ(サブアンテナ)である。通常、データ送信時はメインアンテナを使用し、受信の際は、メインアンテナ、若しくはサブアンテナのどちらか受信レベルが高い方を切換えながら使用し、受信電波のレベル変動を極力少なくするものである。本例では、メインアンテナをダイバシティアンテナ16とし、サブアンテナをダイバシティアンテナ17とするが、これは逆の場合でもかまわない。
【0032】
第2のブリッジ回路6は、高速バス7と低速バス11との間を繋ぐブリッジLSIであり、高速バス7と低速バス11との間のバス変換等を行う。また、USBコントローラ18が組み込まれている。USBコントローラ18はシリアルデータ転送を制御するためのものであり、USB11を介して接続するBTモジュール10との信号送受信の制御を行なう。
【0033】
BTモジュール10は、BTの通信方式に準拠したデータ変調、復調及び、周波数ホッピング制御等を行なう。また、BTモジュール10には同軸ケーブルを介して、無線信号送受信のインターフェースとなるアンテナ19が接続している。
【0034】
上記システム構成により、外部の無線通信機器との間で、BT若しくはIEEE802.11bに準拠した無線通信を行なうことが可能である。また、本実施形態では、ダイバシティアンテナ16、17及びアンテナ19には逆Fアンテナを用いる。逆Fアンテナとは、天板に用いられる金属板の共振を利用した板状アンテナである。
【0035】
低速バス11には、BIOS−ROM12に接続されている。
【0036】
BIOS―ROM12は、パソコン内の各種ハードウェアをアクセスするファンクション実行ルーチンを体系化したプログラムであり、プログラムが書き換え可能なようにフラッシュROMにより構成されている。パソコン1の起動時に、各種ハードウェアの初期化を行ったり、OS実行中にも各種ハードウェアへの入出力制御を行う。パソコン1の起動時に、一部のBIOSプログラムはメインメモリ5へコピーされ、パソコン1の入出力制御を行う。
【0037】
また、無線LANモジュール8とBTモジュール10との間には、制御部20が接続されている。制御部20は、夫々の出力パワーを監視したり、無線LANモジュール8の出力パワー制御およびタイミング制御と、BTモジュール10の出力パワー制御およびタイミング制御を行う。
【0038】
次に、図2に、上述したパソコンの外観の斜視図を示す。
【0039】
パソコン1は、本体ケース21と表示部ケース22とLCDパネル23とキーボード24とを有する。本体ケース21はその上面部にキーボード24を配設している。本体ケース21と表示部ケース22とは、ヒンジ部25により回動可能に接続している。表示部ケース22は、LCDパネル23の表示領域が可視状態となるようLCDパネル23の周辺部を支持している。表示部ケース22はヒンジ部25を介して矢印A−B方向に回動可能であり、キーボード24を覆う閉位置とキーボード24を使用可能な状態にする開位置との間で回動可能である。
【0040】
また、ラッチ26は、表示部ケース22を矢印A方向に回動させた場合に、本体ケース21に設けた係合穴27に係合し、本体ケース21と表示部ケース22とをロックするものである。
【0041】
また、表示部ケース22のLCDパネル23を支持している上辺部には無線LAN(IEEE802.11)で使用するダイバシティアンテナ(メインアンテナ16、サブアンテナ17)と、BTで使用するアンテナ16とが設けられている。
【0042】
無線アンテナは、その受信感度を良くするため、高位置に設けるのが理想である。そのため、PC1を使用する状況を考慮して、使用時に高い位置となる表示部ケース22の上部に、ダイバシティアンテナ16、17およびアンテナ19とを設けている。
【0043】
各アンテナは、同軸ケーブル(図中、点線で示す)により、LCDパネル23の背面を通り、ヒンジ部25を介して、本体ケース21内の回路基板(図示せず)に設けられた無線LANモジュー8およびBTモジュール10と夫々接続されている。ダイバシティ方式で用いるダイバシティアンテナ16、17は、その二つのアンテナの配置感覚が、3/4λ(λ:波長)以上の間隔を置くことが一般的であり、本実施形態でも、ダイバシティアンテナ16と17との距離は、3/4λ以上離して配置されている。
【0044】
このような配置にした場合、無線LANで使用されるダイバシティアンテナ16、17と、BTのアンテナ19とが近接した位置に配置されることになる。また、無線LANとBTとは同一の周波数帯を使用するために、互いの電波が干渉することが多くなり、データの送受信エラーが生じる可能性がある。よって、第1の実施形態では、BTによるデータの送受信が行われている場合には、無線LANで使用されるダイバシティアンテナ16、17のうち、BTのアンテナ19近い方のアンテナをディスエーブルにすることにより、データの受信エラーを低減する。
【0045】
図3に第1の実施形態に係る無線LANモジュールとBTモジュールの構成図を示す。
【0046】
無線LANモジュール8内には、送受信データの変復調を行う変復調部31及び、メインアンテナ16、サブアンテナ17の切り替えを行うスイッチ部32が設けられている。通常、ダイバシティアンテナでは、メインアンテナ16、サブアンテナ17の利得の良い方を受信し、使用している。この際には、2〜3秒ごとにスイッチ部32をメインアンテナ側S1とサブアンテナ側S2との切替えを行う。例えば、スイッチ部32をメインアンテナ側S1からサブアンテナ側S2へ切替えた後、サブアンテナ17で取得する受信信号の利得を検出し、切替え前(メインアンテナ側S1)より利得が落ちている場合はスイッチ部32を、すぐにメインアンテナS1へ切替える。一方、切替え前より利得が得られるようであれば3秒程度スイッチ部32はサブアンテナ側S2で受信を続ける。その2,3秒後に、スイッチをメインアンテナS1側へ切替えた後、再び利得の判断により、同様の制御を行う。
【0047】
本実施形態では、BTモジュール20により無線通信が行われている場合は、BTのアンテナ19に遠い方のアンテナのみを使用するように制御する。ここでは、スイッチ部32をメインアンテナ側S1に接続し、サブアンテナ側S2には接続を行わない。
【0048】
続いて、図4に第1の実施形態に係るアンテナの切替え制御のフローチャートを示す。
【0049】
BTモジュール10は、送受信を行っている場合に、制御部20へ動作していることを示す信号を送出する(ステップS101)。これは例えば1ビットの信号“1”、“0”で、動作、非動作を示しても良し、2ビットで、“00”、“01”、“10”で、非動作、送信、受信を示すようにしても良い。
【0050】
制御部20は、この動作を示す信号(送信、受信も含む)を受信すると(ステップS102)、無線LANモジュール8に対して、アンテナの切り替えを指示する信号を無線LANモジュール8へ送出する(ステップS103)。
【0051】
無線LANモジュール8は、制御部20からの信号を受けると、スイッチ32をメインアンテナ側S1に切り替える(ステップS104)。
【0052】
以上のように、第1の実施形態では、BTモジュール10によりBTによる無線通信が行われている場合は、ダイバシティアンテナのBTアンテナに近い方のアンテナをディスエーブルにすることにより、無線LANの受信エラーを低減することが可能である。
【0053】
続いて、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、無線LANモジュールに、BTの電波を検知可能な検知部を設け、BTの電波の影響を受けやすい方のアンテナをディスエーブルにする。
【0054】
第2の実施形態の電子機器のハードウェア構成も上述した第1の実施形態と同様であるため、説明を省略するとともに、図1乃至図2を用いる。
【0055】
また、図5に第2の実施形態に係る無線LANモジュールとBTモジュールの構成図を示す。
【0056】
これは、第1の実施形態で示した図3とほぼ同じであるが、変復調部31の中にBTの信号を検出するBT信号検出部41が設けられている。これは、メインアンテナ16またはサブアンテナ17により受信した信号からBTの信号が含まれているか否かを検出する。
【0057】
続いて、図6に、無線LANとBTとの信号の周波数のスペクトル簡略図を示す。
【0058】
図中、縦軸にパワー(利得)を示し、横軸に周波数を示す。
【0059】
図6で、放物線上に示されている領域が、無線LANのスペクトルである。無線LANでは、上述したように2.4000〜2.4835GHzの周波数を14チャネルに分けて用いられており、この14チャネルの内のいずれかのチャネルを選択し、無線通信に使用して無線通信が行われる。
【0060】
一方、棒状の斜線で示されているものがBTの信号スペクトルである。図には、数多くのスペクトルが描かれているが、便宜的に分かりやすくするために記載されており、625μs(1/1600秒)の時間間隔の間に現れるスペクトルは一つである。
【0061】
よって、無線LANの通信周波数とBTで使用する通信周波数とでは、周波数が重なる時間帯が生じる。このため、無線LANの通信で選択されているチャネル内に、BTの信号スペクトルが生じ、無線LANモジュールによりBTの信号を受信することがあるが、これは無線LAN側から見るとノイズ成分である。また、無線LANで通信を行う際に影響を受ける電波は、必ずしも自身が有するBTモジュールから放射されるBTの信号のみとは限らず、近接した機器から放射される無線電波による影響を受ける場合も考えられる。よって、本実施形態では、無線LANで使用するダイバシティアンテナのいずれかのアンテナで受信した、無線AN以外の通信信号の利得を比較して、他無線通信信号から影響を受けていない(他の無線信号の利得が少ない)方のアンテナを受信アンテナとして使用する。
【0062】
次に、図7に第2の実施形態に係るアンテナ制御のフローチャートを示す。
【0063】
まず、スイッチ32をメインアンテナ側S1に切替えて無線信号の受信を行う(ステップS201)。メインアンテナ16を介して受信した信号から、変復調部31に設けられたBTの信号を検出する(ステップS202)。次に、スイッチ32をサブアンテナ側S2に切替えて(ステップS203)無線信号の受信を行う(ステップS204)サブアンテナ17を介して受信した信号から、変復調部31に設けられたBTの信号を検出する(ステップS205)。
メインアンテナ16及びサブアンテナ17で受信したBTの信号を比較し、BTの信号を検出が少ないアンテナを選択する。
【0064】
次に第2の実施形態の変形例を図8に示す。図8は、第2の実施形態の変形例に係る無線LANモジュールとBTモジュールの構成図を示す。
【0065】
この変形例では、無線LANモジュール8のスイッチから受信した信号を信号線42を介して、BTモジュール10へ送信し、BTモジュール10でBTの信号を検出し、その信号に応じて、制御部20へ制御信号を出し、無線LANモジュール8内のスイッチ32を切替えるものである。
【0066】
図9に、第2の実施形態の変形例に係るアンテナ切替え制御のフローチャートを示す。
【0067】
まず、スイッチ32をメインアンテナ側S1に切替え、メインアンテナ16で無線信号の受信を行う(ステップS301)。受信された信号は信号線41を介して、BTモジュール10に送信される。BTモジュール10では、受信信号からBTの信号成分を取り出しその利得を制御部20へ送信する(ステップS302)。制御部20では、メインアンテナ16で受信した信号のBTの信号の利得を記憶する(ステップS303)。
【0068】
次に、スイッチ32をサブアンテナS2側に切替え(ステップS304)、サブアンテナ17で得られる信号を受信する(ステップS305)。受信された信号は信号線41を介して、BTモジュール10に送信される。BTモジュール10では、受信信号からBTの信号成分を取り出しその利得を制御部20へ送信する(ステップS306)。制御部20では、制御部20では、メインアンテナ16で受信した信号のBTの信号の利得を記憶する(ステップS307)。
【0069】
メインアンテナ16で受信した信号の利得と、サブアンテナ17で受信した信号の利得と比較する(ステップS309)。メインアンテナ16で得られた利得がサブアンテナ17で得られた利得より大きい場合(ステップS309のYES)、メインアンテナ16で受信するBTの信号が大きいと判断し、スイッチ32をS2側に切替える制御信号を無線LANモジュール8へ送出する(ステップS310)。一方、メインアンテナ16で得られた利得がサブアンテナ17で得られた利得より小さい場合(ステップS309のNO)、サブアンテナ17で受信するBTの信号が大きいと判断し、スイッチ32をS1側に切替える制御信号を無線LANモジュール8へ送出する(ステップS311)。この際のスイッチ32の切替え信号は、1ビットの0/1の信号でよい。
【0070】
無線LANモジュール8は、制御部20からスイッチ32をS2側に切替える制御信号を受信すると、スイッチ32をS2側に切替え、サブアンテナ17を用いて無線信号の受信を行う(ステップS312)。また制御部20からスイッチ32をS1側に切替える制御信号を受信すると、スイッチ32をS1側に切替え、メインアンテナ16を用いて無線信号の受信を行う(ステップS313)。
【0071】
上述のように、第2の実施形態では、無線LANで使用するダイバシティアンテナのいずれかのアンテナで受信した、無線LAN以外の通信信号の利得を比較して、他の無線通信信号から影響が少ない(他の無線信号の利得が少ない)方のアンテナを受信アンテナとして使用することで、無線LANで受信する信号の効率を向上することが可能である。
【0072】
次に、第3の実施形態について説明する。
【0073】
第3の実施形態では、時分割的に無線LANとBTの送信を切替える例である。
【0074】
パソコンのハードウェア構成は、第1の実施形態とほぼ同一である。
【0075】
図10に第3の実施形態に係る無線LANモジュールとBTモジュールの構成図を示す。
【0076】
BTモジュール10内に、BTの送信出力パワーを制御する出力制御部45が設けられている。この出力制御部45はBTの送信パワーを増幅減少させることが可能であり、例えばBTで定められているクラス1〜3のクラスを切替えることが可能である。
【0077】
次に、図11に無線LANモジュールとBTモジュールの制御フローチャートを示す。
【0078】
まず、無線LANモジュール8が動作している状態で、無線LANモジュール8がデータパケットを送信中、または受信中であるか否か判断する(ステップS401)。ここでは、ビーコンフレームの受信などは含まない。ここで、無線LANモジュール8によりデータパケットが送信中であるか受信中であると判断された場合(ステップS401のYES)、無線LANモジュール8がパケット通信中であることを示す信号を制御部20に送出する(ステップS402)。制御部20は、無線LANが動作している旨を示す動作中信号を受けると(ステップS403)、BTモジュール10へパワーを減少させる信号を送信する(ステップS404)。BTモジュール10は、出力制御部45により送信出力を減少させる制御を行う。ここでは、例えば、クラス1で送信を行っていた場合に、このパワー減少の信号を受信したことにより、クラス2へ落とすなど、クラス変更の制御を行ってもよい。
【0079】
一方、無線LANモジュール8によりパケットの送受信が行われていない場合(ステップS401のNO)、BTモジュール10は、通常のパワー出力で動作される(ステップS406)
【0080】
また、この上述のBTモジュール10の送信出力制御によりクラスを下げた上で、無線LANの受信データのエラーが多い場合は、さらにクラスを下げる制御を行っても良い。
【0081】
また、通常送信を行っている場合も、送信出力を減少した場合も、再びステップS401へ戻り、出力制御処理は繰り返される。
【0082】
図12に、第3の実施形態に係るデータ通信のパケットの模式図を示す。
【0083】
縦軸はパワーを示し、横軸は時間を示す。図11を用いて説明した制御により、無線LANによる通信が行われている場合はBTの通信データの送信出力を減少させることが可能である。無線LANモジュールは受信、送信のどちらの場合でもかまわない。
【0084】
続いて、第3の実施形態の変形例を示す。この変形例では、無線LANが動作している時は、BTモジュールの送信を停止するものである。
【0085】
ハードウェア構成は、図10に示したものと同様である。また、図13に第3の実施形態の変形例に係る無線LANモジュールとBTモジュールの制御フローチャートを示す。
【0086】
まず、無線LANモジュール8が動作している状態で、無線LANモジュール8がデータパケットを送信中、または受信中であるか否か判断する(ステップS501)。ここでは、ビーコンフレームの受信などは含まない。ここで、無線LANモジュール8によりデータパケットが送信中であるか受信中であると判断された場合(ステップS501のYES)、無線LANモジュール8がパケット通信中であることを示す信号を制御部20に送出する(ステップS502)。制御部20は、無線LANが動作している旨を示す動作中信号を受けると(ステップS503)、BTモジュール10へ送信を停止させる信号を送信する(ステップS504)。制御部20から、この信号受信したBTモジュール10は、データの送信を停止する。
【0087】
一方、無線LANモジュール8が使用されていない場合(ステップS501のNO)、BTモジュール10は、通常のパワー出力で動作される(ステップS506)
【0088】
これは、送信を行っている場合も、送信停止した場合も、再びステップS501へ戻り、処理は繰り返される。
【0089】
図14に、第3の実施形態の変形例に係るデータ通信のパケットの模式図を示す。
【0090】
縦軸はパワーを示し、横軸は時間を示す。図12を用いて説明した制御により、無線LANによる通信が行われている場合はBTモジュールは送信を停止する。無線LANの通信が行われていない場合は、BTにより通信を行う。無線LANモジュールの通信データは受信、送信のどちらの場合でもかまわない。
【0091】
以上、述べたように第3の実施形態では、無線LANモジュール使用中には、BTの送信出力を下げるまたは送信を停止することで、無線LANモジュール8の受信データで、BTの通信データからの干渉を減少することが可能である。
【0092】
続いて、第4の実施形態について説明する。第4の実施形態では、無線LANの使用しているチャネルをBTモジュールが使用しないことで、無線LANへの干渉を少なくする例である。図15に第4の実施形態に係る無線LANモジュールとBTモジュールの構成図を示す。
【0093】
無線LANモジュール8とBTモジュール10とはシリアル信号線51により接続されている。このシリアル信号線51は、無線LANモジュール8とBTモジュールとの間での状態の情報(送受信を行っているか)や、制御情報を送受信する。
【0094】
次に、図16に第4の実施形態に係る無線LANモジュールとBTモジュールの制御フローチャートを示す。
【0095】
まず、無線LANモジュール8が動作している状態を考える。BTモジュール10が送信を開始する場合(ステップS601)、シリアル信号線51を介して無線LANモジュール8に送信開始する旨通知する(ステップS602)。
【0096】
BTモジュール10の送信開始の信号を受信した無線LANモジュール8は、現在使用中であるチャネル番号をBTモジュール10へ通知する(ステップS603)。
【0097】
BTモジュール10は、無線LANモジュール8が現在使用中であるチャネル番号の情報に基づき、無線LANモジュール8が使用中である無線周波数帯を排除して無線通信を行う。例えば無線LANモジュール8が2.427GHzを中心とする2.416〜2.438GHzを使用している場合、BTモジュール10は、この2.416〜2.438GHzの周波数帯を除いた周波数を使用して、周波数ホッピングを行う。
【0098】
次に、BTモジュールが通信状態で、無線LANが通信を開始する場合について、図17を用いて説明する。図17に第4の実施形態に係る無線LANモジュールとBTモジュールの制御フローチャートを示す。
【0099】
まず、BTモジュール10は通信を行っている状態とする(ステップS701)。この状態で、無線LANが通信を開始した場合(ステップS702のYES)、無線LANモジュール8が通信に使用するチャネルを、シリアル信号線51を介してBTモジュール10へ通知する(ステップS703)。
【0100】
BTモジュール10は、無線LANモジュール8が使用するチャネル番号の情報に基づき、無線LANモジュール8が使用する無線周波数帯を排除する無線通信に切替える(ステップS704)。例えば無線LANモジュール8が2.427GHzを中心とする2.416〜2.438GHzを使用している場合、BTモジュール10は、この2.416〜2.438GHzの周波数帯を除いた周波数を使用して、周波数ホッピングを行う。
【0101】
図18に第4の実施形態に係る無線LANとBTとの信号の周波数のスペクトル簡略図を示す。図に示すように、無線LANモジュール8が使用する周波数スペクトルの範囲は、BTモジュール10はホッピングを行わず、無線LANチャネルを除いた帯域で周波数ホッピングを行う。
【0102】
また上記では、無線LANモジュール8とBTモジュール10とを接続する信号線としてシリアル信号線を用いたが、これに限定されるものではなく、パラレルの信号線でもかまわない。
【0103】
以上、第4の実施形態では、無線LANモジュールが使用する周波数帯を除いて、BTモジュールが通信を行うことにより、無線LANで使用する周波数と干渉することを低減可能であり、無線LANモジュール8とBTモジュール10との通信データの干渉を低減することが可能である。
【0104】
以上詳述したように本発明では、無線通信機能を有する電子機器において、無線通信による送受信信号を、他の無線信号からの干渉を低下させ、データの信頼性を高めることが可能な電子機器を提供することが可能である。
【0105】
本願発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲において種々に変形可能である。また、上述した複数の実施形態の組み合わせも可能である。
【0106】
【発明の効果】
以上詳述した発明によれば、無線通信機能を有する電子機器において、無線通信による送受信信号を、他の無線信号からの干渉を低下させ、データの信頼性を高めることが可能な電子機器を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る電子機器のハードウェア構成図。
【図2】第1の実施形態に係る電子機器の外観の斜視図。
【図3】第1の実施形態に係る無線LANモジュールとBTモジュールの構成図。
【図4】第1の実施形態に係るアンテナの切替え制御のフローチャート。
【図5】第2の実施形態に係る無線LANモジュールとBTモジュールの構成図。
【図6】無線LANとBTとの信号の周波数のスペクトル簡略図。
【図7】第2の実施形態に係るアンテナ制御のフローチャート。
【図8】第2の実施形態の変形例に係る無線LANモジュールとBTモジュールの構成図。
【図9】第2の実施形態の変形例に係るアンテナ切替え制御のフローチャート。
【図10】第3の実施形態に係る無線LANモジュールとBTモジュールの構成図。
【図11】第1の実施形態に係る電子機器のハードウェア構成図。
【図12】第3の実施形態に係るデータ通信のパケットの模式図。
【図13】第3の実施形態の変形例に係る無線LANモジュールとBTモジュールの制御フローチャート。
【図14】第3の実施形態の変形例に係るデータ通信のパケットの模式図。
【図15】第4の実施形態に係る無線LANモジュールとBTモジュールの構成図。
【図16】第4の実施形態に係る無線LANモジュールとBTモジュールの制御フローチャート。
【図17】第4の実施形態に係る無線LANモジュールとBTモジュールの制御フローチャート。
【図18】第4の実施形態の変形例に係る無線LANとBTとの信号の周波数のスペクトル簡略図。
【符号の説明】
1…パソコン
3…CPU
4…第1のブリッジ回路
5…メインメモリ
6…第2のブリッジ回路
7…第1のバス
8…無線LANモジュール
10…ブルートゥースモジュール
16…メインアンテナ
17…サブアンテナ
19…ブルートゥースアンテナ
20…制御部
21…本体ケース
22…表示部ケース
23…LCDパネル
24…キーボード
25…ヒンジ部
31…変復調部
32…スイッチ部
41…ブルートゥース信号検出部
45…出力制御部
51…信号線

Claims (13)

  1. 第1の無線通信手段と、
    前記第1の無線通信手段と異なる第2の無線通信手段と、
    前記第1の無線通信手段と接続される第1のアンテナと、
    前記第2の無線通信手段と接続され、前記第1のアンテナと第1の距離を設けて配置される第2のアンテナと、
    前記第2の無線通信手段と接続され、前記第1のアンテナと前記第1の距離より短い第2の距離を設けて配置される第3のアンテナと、
    前記第1および第2の無線通信手段により無線通信が行われる場合に、前記第1の無線通信手段は第1のアンテナを用いて無線通信を行い、前記第2の無線通信手段は前記第2のアンテナのみを用いて無線通信が行われること
    を特徴とする電子機器。
  2. 前記制御手段は、前記第2の無線通信手段がデータを受信する際のみ、前記第2のアンテナへ切替えることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 第1の無線通信手段と、
    前記第1の無線通信手段と異なる第2の無線通信手段と、
    前記第1の無線通信手段と接続され、前記第1の無線通信手段による無線通信で使用される第1のアンテナと、
    前記第2の無線通信手段と接続され、前記第1のアンテナと第1の距離を設けて配置される第2のアンテナと、
    前記第2の無線通信手段と接続され、前記第1のアンテナと前記第1の距離より短い第2の距離を設けて配置される第3のアンテナと、
    前記第2および第3のアンテナで受信した夫々の通信データ中に前記第1の無線通信手段で使用される無線通信のデータが含まれる量を検出する手段と、
    前記検出手段の検出結果に応じて、前記第2の無線通信手段は前記第2のアンテナまたは前記第3のアンテナのうち、前記第1の無線通信で使用されるデータの受信量が少ない方のアンテナを使用して無線通信を行うこと
    を特徴とする電子機器。
  4. 第1の無線通信手段と、
    前記第1の無線通信手段と異なる第2の無線通信手段と、
    前記第1の無線通信手段と接続され、前記第1の無線通信手段による無線通信で使用される第1のアンテナと、
    前記第2の無線通信手段と接続され、前記第2の無線通信手段による無線通信で使用される第2のアンテナと、
    前記第2の無線通信手段により無線通信が行われている場合、前記第1の無線通信手段の送信出力を減少させる出力制御手段と
    を具備することを特徴とする電子機器。
  5. 前記第1の無線通信手段はブルートゥースに準拠した通信手段であり、前記第2の無線通信手段は、無線LANであることを特徴とする請求項1,3,4いずれかに記載の電子機器。
  6. 前記出力制御手段は、前記第2の無線通信手段により無線通信が行われている場合、前記第1の無線通信手段の送信を停止すること特徴とする請求項4に記載の電子機器。
  7. 第1の無線通信手段と、
    前記第1の無線通信手段と異なる第2の無線通信手段と、
    前記第1の無線通信手段の無線通信に使用される通信周波数の情報を前記第2の通信手段に通知する手段と、
    前記第2の無線通信手段は、前記通知された前記通信周波数の情報に基づいて、前記通信周波数と異なる周波数を用いて無線通信を行うこと
    を特徴とする電子機器。
  8. 前記第1の無線通信手段は直接拡散方式の変調方式を用いる無線通信手段であり、前記第2の無線通信手段は周波数ホッピング方式の変調方式を用いる無線津新手段であることを特徴とする請求項7に記載の電子機器。
  9. 前記第2の無線通信手段は、前記前記通知された前記通信周波数の情報を用いて、前記第1の無線通信手段で使用される通信周波数と異なる周波数を用いて周波数ホッピングを行い無線通信を行うことを特徴とする請求項8に記載の電子機器。
  10. 第1の無線通信手段と、第1の無線通信手段と異なる第2の無線通信手段とを具備する電子機器の通信制御方法において、
    前記第1の無線通信手段に接続される第1のアンテナを配置し、
    前記第2の無線通信手段で用いられる第2のアンテナを、前記第1のアンテナと第1の距離を設けて配置し、
    前記第2の無線通信手段で用いられる第3のアンテナを、前記第1のアンテナと前記第1の距離より短い第2の距離を設けて配置し、
    前記第1の無線通信手段により無線通信が行われているか否か判断し、
    前記第1の無線通信手段により無線通信が行われている場合に、前記無線通信手段は前記第2のアンテナのみを用いて無線通信を行うこと
    を特徴とする通信制御方法。
  11. 第1の無線通信手段と、第1の無線通信手段と異なる第2の無線通信手段とを具備する電子機器の通信制御方法において、
    前記第1の無線通信手段に接続される第1のアンテナを配置し、
    前記第2の無線通信手段で用いられる第2のアンテナを、前記第1のアンテナと第1の距離を設けて配置し、
    前記第2の無線通信手段で用いられる第3のアンテナを、前記第1のアンテナと前記第1の距離より短い第2の距離を設けて配置し、
    前記第2および第3のアンテナで受信した夫々の通信データ中に前記第1の無線通信手段で使用される無線通信のデータが含まれる量を検出し、
    前記検出手段の検出結果に応じて、前記第2の無線通信手段は前記第2のアンテナまたは前記第3のアンテナのうち、前記第1の無線通信で使用されるデータの受信量が少ない方のアンテナを使用して無線通信を行うこと
    を特徴とする通信制御方法。
  12. 第1の無線通信手段と、第1の無線通信手段と異なる第2の無線通信手段とを具備する電子機器の通信制御方法において、
    前記第1の無線通信手段に接続される第1のアンテナを配置し、
    前記第2の無線通信手段で用いられる第2のアンテナを、前記第1のアンテナと第1の距離を設けて配置し、
    前記第2の無線通信手段で用いられる第3のアンテナを、前記第1のアンテナと前記第1の距離より短い第2の距離を設けて配置し、
    前記第2の無線通信手段がデータを送受信しているか否かを検知し、
    前記第2の無線通信手段によりデータを送受信していることを検知した場合に、前記第1の無線通信手段の送信出力を減少させること
    を特徴とする通信制御方法。
  13. 第1の無線通信手段と、第1の無線通信手段と異なる第2の無線通信手段とを具備する電子機器の通信制御方法において、
    前記第1の無線通信手段の無線通信に使用される通信周波数の情報を前記第2の通信手段に通知し、
    前記第2の無線通信手段は前記通知された前記通信周波数の情報から、前記第1の無線通信手段で使用される通信周波数と異なる周波数を用いて無線通信を行うこと
    を特徴とする通信制御方法。
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