JP2004032183A - 通話装置及び通話方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】コードレス電話の子機を用いて通話を行う場合に、子機だけで使用回線種別が一般電話回線網経由かデジタル通信網経由かを明示可能にし、通話の利便性を向上させる。
【解決手段】無線子機2には、デジタル通信網4経由の通話か、一般電話回線網3経由の電話かを通話装置親機1に指示する専用ボタン10を設けると共に、デジタル通信網4経由の着信若しくは通話である場合に点灯する発光手段9を設ける。これにより、コードレス電話の子機として無線子機2を用いて通話を行う場合に、子機だけで使用回線種別が一般電話回線網経由かデジタル通信網経由かを明示することができ、通話の利便性を向上させることが可能となる。
【選択図】 図1
【解決手段】無線子機2には、デジタル通信網4経由の通話か、一般電話回線網3経由の電話かを通話装置親機1に指示する専用ボタン10を設けると共に、デジタル通信網4経由の着信若しくは通話である場合に点灯する発光手段9を設ける。これにより、コードレス電話の子機として無線子機2を用いて通話を行う場合に、子機だけで使用回線種別が一般電話回線網経由かデジタル通信網経由かを明示することができ、通話の利便性を向上させることが可能となる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタル通信網のIPパケットやATMのセル等に音声をデジタル情報として乗せて伝送することによって音声通話を行う通話装置及び通話方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、デジタル通信網でIPパケットに音声をデジタル情報として乗せて伝送することで音声通話を行う、所謂インターネット電話やIP電話と呼ばれる技術が実現されている(特開平9−168064号公報など)。さらに、ATM通信網を対象としてATMのセルに音声データを乗せて伝送することで電話サービスを提供する技術も実現されている。
【0003】
このようなIP電話(インターネット電話)の使用方法としては、IP電話を使用するための専用端末に既存の電話機に接続し、専用端末が電話機の発信番号の1桁目を監視して、一般電話回線網経由か或いは、デジタル通信網経由かを設定することによって回線網の切り替えを行う構成としている(特開平11−275256号公報)。
【0004】
また、上記の電話サービスでの通話を家庭内で無線で利用するには、既存の電話機にコードレス電話機を使用することで実現可能であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のIP電話を家庭内において無線で利用する際には、既存のコードレス電話機の子機を使用するため、着信時や通話中に一般電話回線網経由かデジタル通信網経由かを知る手段が子機に無く、これらの情報を知るには専用端末の設置場所まで行き、専用端末に装備された発光手段等により確認しなければならなかった。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、コードレス電話の子機を用いて通話を行う場合に、子機で使用回線種別が一般電話回線網経由かデジタル通信網経由かを明示することができ、通話の利便性を向上させることができる通話装置及び通話方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る通話装置は、一般回線網とデジタル通信網を選択的に使用して通話できる親機と、この親機と無線で接続される子機とを有する通話装置であって、前記子機は、前記一般回線網と前記デジタル通信網のいずれを使用するかを前記親機に指示する指示手段と、前記指示手段により指示された回線種別を明示する回線種別明示手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
上記構成では、子機を用いて通話する際に、一般回線網とデジタル通信網のいずれを使用するかを親機に指示すると共に、指示された回線種別を明示する。これにより、子機において使用回線種別が明示されるため、通話者がいずれの回線網を使用しているかを専用端末のところに出向かなくても直ちに知ることができ、通話時の利便性が向上する。
【0009】
本発明に係る通話装置は、一般回線網とデジタル通信網を選択的に使用して通話できる親機と、この親機と無線で接続される子機とを有する通話装置であって、前記親機は、前記親機に着信があった時にこの着信が前記一般回線網経由か、前記デジタル通信網経由のいずれであるかを子機に知らせる回線種別通知手段を備え、前記子機は、前記回線種別通知手段により通知された回線種別を明示する回線種別明示手段を備えたことを特徴とする。
【0010】
上記構成では、親機に着信があった時にこの着信が一般回線網経由か、デジタル通信網経由のいずれであるかを子機に知らせる。子機は前記通知された回線種別を明示する。これにより、子機において使用回線種別が明示されるため、通話者がいずれの回線網を使用しているかを専用端末のところに出向かなくても直ちに知ることができ、通話時の利便性が向上する。
【0011】
また、前記回線種別明示手段は、発光手段であり、この発光手段の点灯、非点灯により回線種別を明示することを特徴とする。
【0012】
上記構成では、例えば使用される回線種別がデジタル通信網の場合、LED等の発光手段を点灯する。これにより、発光手段の点灯、非点灯によって回線種別を直ちに知ることが可能となる。
【0013】
また、前記回線種別明示手段は、発光手段であり、この発光手段の点灯色を変えることにより回線種別を明示することを特徴とする。
【0014】
上記構成では、例えば使用される回線種別がデジタル通信網の場合、2色LED等の発光手段の点灯色を赤から緑に変化させる。これにより、発光手段の点灯色によって回線種別を直ちに知ることが可能となる。
【0015】
また、前記デジタル通信網は、IPパケットを使用して音声データを伝送するものであることを特徴とする。あるいは、前記デジタル通信網は、ATMのセルを使用して音声データを伝送するものであることを特徴とする。
【0016】
上記構成では、音声データはIPパケットまたはATMのセルに乗せられてデジタル通信網を伝達される。このようにIPパケットまたはATMのセルを使用することによって、所謂インターネット電話を実現することが可能となる。
【0017】
また、前記指示手段は、専用の操作ボタンであることを特徴とする。この構成により、例えば相手先の電話番号を入力する前に専用の操作ボタンを押すと、デジタル通信網を使用することが指示される。このように専用の操作ボタンを用いることで、使用する回線種別の指示を簡単に行うことが可能となる。
【0018】
また、前記回線種別通知手段は、着信時及びその後の通話中も回線種別を明示することを特徴とする。
【0019】
上記構成では、例えばデジタル通信網からの着信があると、これを知らせるために例えばLEDの点灯を行い、その後、通話がなされると、通話中LEDの点灯を持続する。これにより、親機に着信した電話を子機で受けた場合、オフフックする前に使用回線種別を知ることができると共に、通話中も使用回線種別を知ることができる。
【0020】
本発明に係る通話方法は、一般回線網とデジタル通信網を選択的に使用して通話できる親機と、この親機と無線で接続される子機とを有する通話装置における通話方法であって、前記子機において、一般回線網とデジタル通信網のいずれを使用するかを前記親機に指示する指示ステップと、前記指示された回線種別を明示する回線種別明示ステップとを有することを特徴とする。
【0021】
上記手順によって、前記子機を用いて通話相手先に電話をかける場合、一般回線網とデジタル通信網のいずれを使用するかを親機に指示し、これと共に前記指示した回線種別を明示する。これにより、子機において使用回線種別が明示されるため、通話者がいずれの回線網を使用しているかを専用端末のところに出向かなくても直ちに知ることができ、通話時の利便性が向上する。
【0022】
本発明に係る通話方法は、一般回線網とデジタル通信網を選択的に使用して通話できる親機と、この親機と無線で接続される子機とを有する通話装置における通話方法であって、前記親機において、着信があった時にこの着信が一般回線網経由か、デジタル通信網経由のいずれであるかを子機に知らせる回線種別通知ステップを有し、前記子機において、前記親機より通知された回線種別を明示する回線種別明示ステップを有することを特徴とする。
【0023】
上記手順によって、親機に着信があった時にこの着信が一般回線網経由か、デジタル通信網経由のいずれであるかを子機に知らせる。子機は、前記親機より通知された回線種別を明示する。これにより、子機において使用回線種別が明示されるため、通話者がいずれの回線網を使用しているかを専用端末のところに出向かなくても直ちに知ることができ、通話時の利便性が向上する。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明の第1実施形態に係る通話装置の構成例を示したブロック図である。
【0025】
本実施形態の通話装置は、通話装置親機1と無線子機2とを有して成り、ここでは、通話装置親機1は一般電話回線網3とIPパケットを対象としたデジタル通信網4に接続され、無線子機2は専用ボタン10と発光手段9をそれぞれ1個ずつ備えた場合について説明する。
【0026】
通話装置親機1は、一般電話回線網3と通信をするための一般回線通信手段5、IPパケットを利用したデジタル通信網4との通信をするためのデジタル通信手段6、それぞれの網からの音声を無線子機呼出手段8に渡すための音声送受信手段7、音声送受信手段7で終端された音声データを無線子機2にわたす無線子機呼出手段8とを有している。ここで、デジタル通信手段6の物理的通信方法としてはモデム、ISDN回線、CATV、光ファイバーやイーサネット(登録商標)等が例としてあげられる。
【0027】
無線子機2は、コードレス電話子機としての必要機能であるメインCPU20を中心に、通話相手の呼出番号を入力する呼出番号入力手段22、入力した呼出番号を表示したり、通話相手の呼出番号を表示する表示手段21、無線で通話装置親機1と通信する無線通信手段23、着信を知らせる着信音鳴動手段26、利用者の声を受話するマイク25と通話相手の声を送出するスピーカ24、そして、デジタル通信網4経由からの着信及び通話中に点灯するLED等の発光手段9、デジタル通信網4経由での発呼を行いたい際に押下する専用ボタン10を有している。
【0028】
なお、発光手段9はデジタル通信網4経由からの着信及び通話中に点灯するのではなく、一般電話回線網3からの着信及び通話中に点灯するとしてもよい。また、専用ボタン10をデジタル通信網4経由での発呼を行いたい際に押下するのではなく、一般電話回線3経由で発呼を行いたい際に押下するとしてもよい。
【0029】
図2は図1に示した通話装置を用いた場合の全体の通信システムを示した構成図である。通話装置の通話装置親機1は一般電話回線網3を介して通話相手先の電話端末11に接続されるか、或いは、デジタル通信網4を介して通話相手先の電話端末12に接続される。通話装置親機1と無線子機2は無線通信手段により接続される。
【0030】
次に図1及び図2を用いて本実施形態の動作について説明する。電話端末12はデジタル通信網4上の相手であるため、無線子機2に通話相手の電話端末12の電話番号等の呼出番号を入力する前に、この無線子機2に備えられた専用ボタン10を押下する。その後、呼出番号入力手段22にて通話相手の電話端末12の呼出番号を入力すると、メインCPU20はその前に専用ボタン10が押下されたことを検出してデジタル通信網4経由での通話であると判断し、発光手段9を点灯させると同時に無線通信手段23により通話装置親機1の無線子機呼出手段8と無線回線接続する。その後、メインCPU20は無線通信手段23を介して通話装置親機1の無線子機呼出手段8に対してデジタル通信網4経由での発呼であること及び、通話先の呼出番号を通知する。
【0031】
これを受けた無線子機呼出手段8はデジタル通信手段6に通知された呼出番号を通知し、電話端末12への発呼を促す。デジタル通信手段6はデジタル通信網4を介して電話端末12に発呼する。電話端末12はデジタル通信網4を介して着信要求を受け、これに応答をすると電話端末12と無線子機2間でデジタル通信網4経由のIPパケットを利用した通話が始まる。
【0032】
電話端末12からの音声データはデジタル通信網4を経由して通話装置親機1のデジタル通信手段6で受信される。受信された音声データは音声送受信手段7に渡され、その後、無線子機呼出手段8によって無線を通じて無線子機2に送信される。無線子機2の内部では無線通信手段23により受信された音声データがメインCPU20を介してスピーカ24に送られる。
【0033】
無線子機2からの音声データはマイク25により受話された後はこの逆を辿り、メインCPU20を介して無線通信手段23から無線で無線子機呼出手段8に送信される。無線子機呼出手段8は受信した音声データをデジタル通信手段6からデジタル通信網4を介して電話端末12に送信する。以降、無線子機2のメインCPU20は通話終了まで発光手段9を点灯し続ける。無線子機2での通話者は、この発光手段9の点灯をチェックすることで、デジタル通信網4経由での通話であることを確認できる。
【0034】
次に、デジタル通信網4からの着信について説明する。通話相手先の電話端末12の発呼動作により着信要求を受信した通話装置親機1のデジタル通信手段6は無線子機呼出手段8に対してデジタル通信網4からの着信があることを通知する。通知を受けた無線子機呼出手段8は無線子機2に対してデジタル通信網4経由であるという情報を含めた着信を要求する。無線子機2のメインCPU20はデジタル通信網4からの着信要求を無線通信手段23を介して受信すると、発光手段9を点灯させると共に、着信音鳴動手段26を鳴動させて通話者に着信を知らせる。
【0035】
通話者がオフフックして応答すると、無線子機2と電話端末12間のIPパケットを利用したデジタル通信網4経由の通話が上記と同様に行われるが、以降、通話が終了するまで、メインCPU20は発光手段9を点灯しつづける。この場合、通話者が無線子機2により応答する前に発光手段9が点灯しているため、応答前に点灯を確認して、デジタル通信網4経由での着信であることを知ることができる。又、通話中も発光手段9を点灯しつづけるので、デジタル通信網4経由での通話であることを確認できる。
【0036】
次に一般電話回線網3を用いた通話動作について説明する。電話端末11は一般電話回線網3上の相手先であるため、専用ボタン10を押すことなく、無線子機2に備えられた呼出番号入力手段22にて電話端末11の呼出番号を入力する。メインCPU20は専用ボタン10が押下されなかったので一般電話回線網3経由での通話であると判断し、発光手段9を点灯させることなく、無線通信手段23を介して通話装置親機1の無線子機呼出手段8に対して一般電話回線網3経由での発呼であること及び、通話先の呼出番号を通知する。
【0037】
これを受けた無線子機呼出手段8は一般電話回線網通信手段5に呼出番号を通知し、電話端末11へ発呼を促す。一般電話回線網通信手段5は一般電話回線網3経由で電話端末11へ発呼する。これにより電話端末11に一般電話回線網3を介して着信要求がされるが、相手先が応答をすると電話端末11と無線子機2間で一般電話回線網3経由の通話が始まる。電話端末11からの音声データは一般電話回線網3を経由して一般回線通信手段5で受信され、これが音声送受信手段7に渡される。音声送受信手段7は受信した音声データを無線子機呼出手段8から無線により無線子機2に送信する。
【0038】
無線子機2の無線通信手段23により受信された音声データはメインCPU20を介してスピーカ24に送られる。無線子機2からの音声データはマイク25により受話された後は、上記と逆の経路を経て通話装置親機1に送信され、更に通話装置親機1から一般電話回線網3を介して電話端末11に送信される。無線子機2の発光手段9が消灯しているため、通話者は無線子機2での発光手段9の消灯をチェックすることで、一般電話回線網3経由での通話であることが確認できる。一般電話回線網3からの着信についても同様で、着信時及び通話中に発光手段9が消灯しているため、通話者は一般電話回線網3経由での通話であることが確認できる。
【0039】
本実施形態によれば、無線子機2から通話相手の電話番号を入力してデジタル通信網4を介して通話相手の電話端末12と通話する場合、前記電話番号の入力の前に専用ボタン10を押すことにより、デジタル通信網4経由の通話であることを通話装置親機1に知らせてデジタル通信網4経由での通話を行うことができると共に、専用ボタン10が押された以降は発光手段9が発光するため、通話者は専用端末のところに出向くことなく、容易にデジタル通信網4経由の通話であることを確認することができる。
【0040】
また、デジタル通信網4経由の着信が通話装置親機1にあると、デジタル通信網4経由の着信であることを示す情報を無線子機2に知らせるため、これ以降通話が終了するまで無線子機2の発光手段9が点灯するため、通話者は無線子機2をオフフックする前からデジタル通信網4経由の着信であることを知ることができ且つ、通話中もデジタル通信網4経由の通話であることを容易に確認することができる。
【0041】
なお、上記実施形態では、デジタル通信網4経由の通話の時に発光手段9を点灯させて、デジタル通信網4経由での通話か、一般電話回線網3での通話かを確認できるようにしていたが、発光手段9を2色発光できるLED等にして、デジタル通信網4の時は緑で発光し、一般電話回線網3の時は赤で発光するなどし、使用する回線網の違いにより発光手段9の点灯色を変えて両者を識別できるようにしても同様の効果がある。
【0042】
図3は本発明の第2実施形態に係る通話装置の構成例を示したブロック図である。但し、図1に示した第1実施形態と同様の部分には同一符号を付して説明する。本例の通話装置は通話装置親機19と無線子機13とから成り、通話装置親機19は一般電話回線網3とATMのセルを対象としたデジタル通信網15に接続され、無線子機13に専用ボタン10と、発光部として発光手段16と発光手段17の2つ備えた場合について説明する。
【0043】
通話装置親機19は、前記に示した一般電話回線網3と通信をするための一般回線通信手段5、ATMのセルを利用したデジタル通信網15との通信をするためのデジタル通信手段14、それぞれの網からの音声を無線子機呼出手段8に渡すための音声送受信手段7、音声送受信手段7で終端された音声データを無線子機13に渡す無線子機呼出手段8を有している。この場合のデジタル通信手段14の物理的通信方法としてはATMのセルでの通信が一般的とされているADSLモデムなどが例としてあげられる。
【0044】
無線子機13はコードレス電話子機としての必要機能であるメインCPU27を中心に通話相手の呼出番号を入力するための呼出番号番号入力手段22、入力した呼出番号を表示したり通話相手の呼出番号を表示するための表示手段21、無線で通話装置親機19と通信するための無線通信手段23、着信を知らせる着信音鳴動手段26、利用者の声を受話するマイク25と通話相手の声を送出するスピーカ24、そして、一般電話回線網3経由からの着信時及び通話中に点灯する発光手段16、デジタル通信網15経由からの着信時及び通話中に点灯する発光手段17、デジタル通信網15経由での発呼を行いたい際に押下する専用ボタン10からなる。
【0045】
なお、発光手段16及び発光手段17を無線子機13に備えられた表示手段21のバックライトなどと兼用することも可能である。また、専用ボタン10をデジタル通信網15経由での発呼を行いたい時に押下するのではなく、一般電話回線網3経由での発呼を行いたい時に押下するとしてもよい。
【0046】
図4は第2実施形態における全体のシステム構成図である。通話装置の通話装置親機19は一般電話回線網3を介して通話相手先の電話端末11に接続され或いは、デジタル通信網15を介して通話相手先の電話端末18に接続される。通話装置親機19と無線子機13は無線で接続される。
【0047】
次に図3及び図4を用いて本実施形態の動作について説明する。電話端末18はデジタル通信網15上の相手であるため、無線子機13に通話相手の電話端末18の電話番号等の呼出番号を入力する前に、無線子機13に備えられた専用ボタン10を押下する。その後、呼出番号入力手段22にて通話相手の電話端末18の呼出番号を入力すると、CPU27はその前に専用ボタン10が押下されたことを検出してデジタル通信網15経由での通話であると判断し、発光手段17を点灯させると同時に無線通信手段23により通話装置親機19の無線子機呼出手段8と無線回線接続する。その後、メインCPU27は無線通信手段23を介して通話装置親機19の無線子機呼出手段8に対してデジタル通信網15経由での発呼であること及び、通話先の呼出番号を通知する。
【0048】
これを受けた無線子機呼出手段8はデジタル通信手段14に呼出番号を通知し、電話端末18への発呼を促す。デジタル通信手段14はデジタル通信網15を介して電話端末18に発呼する。電話端末18はデジタル通信網15を介して着信要求を受け、これに応答をすると電話端末18と無線子機13間でデジタル通信網15経由のATMのセルでの通信による通話が始まる。
【0049】
電話端末18からの音声データはデジタル通信網15を経由して通話装置親機19のデジタル通信手段14で受信される。受信された音声データは音声送受信手段7に渡され、その後、無線子機呼出手段8によって無線を通じて無線子機13に送信される。無線子機13の内部では無線通信手段23により受信された音声データはメインCPU27を介してスピーカ24に送られる。
【0050】
無線子機13からの音声データはマイク25により受話された後はこの逆を辿り、メインCPU27を介して無線通信手段23により無線で無線子機呼出手段8に送信される。無線子機呼出手段8は受信した音声データをデジタル通信手段14からデジタル通信網15を介して電話端末18に送信する。以降、無線子機13のメインCPU27は通話終了まで発光手段17を点灯し続ける。無線子機13での通話者は、この発光手段17の点灯をチェックすることで、デジタル通信網15経由での通話であることを確認できる。
【0051】
次に、デジタル通信網15からの着信について説明する。通話相手先の電話端末18の発呼動作により着信要求を受信した通話装置親機19のデジタル通信手段14は無線子機13の無線子機呼出手段8に対してデジタル通信網15からの着信があることを通知する。通知を受けた無線子機呼出手段8は無線子機13に対してデジタル通信網15経由であるという情報を含めた着信を要求する。無線子機13のメインCPU27はデジタル通信網15からの着信要求を無線通信手段23を介して受信すると、発光手段17を点灯させると共に、着信音鳴動手段26に鳴動させて通話者に着信を知らせる。
【0052】
通話者がオフフックして応答すると、無線子機13と電話端末18間でのデジタル通信網15経由のATMのセルでの通話が上記と同様に行われるが、以降、通話が終了するまで、メインCPU27は発光手段17を点灯しつづける。この場合、通話者が無線子機13によって応答する前に発光手段17が点灯しているため、応答前に点灯を確認して、デジタル通信網15経由での着信であることを知ることができる。又、通話中も発光手段17を点灯しつづけるので、デジタル通信網15経由での通話であることを確認できる。
【0053】
また、一般電話回線網3を用いた通話動作は図1に示した第1実施形態とほぼ同様である。異なる点は、無線子機13の専用ボタン10を押下せずに相手先の電話番号を入力するため、メインCPU27は発光手段16を点灯させて、一般電話回線網3経由の通話であることを明示する。同様に、一般電話回線網3経由の着信があると、メインCPU27は発光手段16を着信時に点灯させると共に、通話中も発光手段16を点灯させて、一般電話回線網3経由の通話であることを明示する。
【0054】
本実施形態によれば、デジタル通信網15経由の通話である場合は無線子機13の発光手段17が点灯し、一般電話回線網3経由の通話である場合は発光手段16が点灯するため、通話者は無線子機13による通話に際しても容易にデジタル通信網15経由の通話であることを確認することができる。他の効果は第1実施形態と同様で、同様の効果がある。また、本例の発光手段16、17は色が異なる方が視認性が高いが、同色でも良い。
【0055】
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲において、具体的な構成、機能、作用、効果において、他の種々の形態によっても実施することができる。例えば、上記実施形態では使用回線の種別をLEDなどの発光手段により明示したが、無線子機2(または13)の表示手段21に使用回線の種別を文字表示するか、カラー液晶表示の場合は背景色を変えて使用回線の種別を明示することもできる。
【0056】
また、上記実施形態ではデジタル通信網経由の場合は専用ボタン10を押したが、専用ボタン10を用いず、通話相手先の電話番号を入力する前に所定の番号または記号を入力することによりデジタル通信網経由である指示を通話装置親機1(または19)に出しても良いし、逆に通話相手先の電話番号を入力する前に所定の番号または記号を入力することにより一般電話回線網経由である指示を通話装置親機1に出しても良い。また、一般電話回線網経由の時か、デジタル通信網経由の時のいずれに時に専用ボタン10を押したり、或いは所定の番号または記号を入力する動作を行うかは、通話者により選択できるようにしても良い。
【0057】
上述したように、本実施形態によれば、子機を使用して電話をかける際に使用する回線網の種別を指示すると共に、回線の種別が明示されるため、通話者がいずれの回線網を使用しているかを専用端末のところに出向かなくても直ちに知ることができ、通話装置の利便性を向上することができる。
【0058】
また、親機は着信があると使用されている回線網の種別を子機に知らせ、子機はその種別を明示するので、通話者がいずれの回線網を使用しているかを専用端末のところに出向かなくても直ちに知ることができ、通話装置の利便性を向上することができる。
【0059】
また、本実施形態によれば、発光手段の点灯、非点灯、あるいは発光手段の点灯色により、回線種別を直ちに知ることができる。
【0060】
また、IPパケットまたはATMのセルを使用することによって、所謂インターネット電話を実現することができる。また、専用の操作ボタンを用いることで、使用する回線種別の指示を簡単に行うことができる。
【0061】
また、本実施形態によれば、親機に着信した電話を子機で受けた場合、オフフックする前に使用回線種別を知ることができると共に、通話中も使用回線種別を知ることができる。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、コードレス電話の子機を用いて通話を行う場合に、子機で使用回線種別が一般電話回線網経由かデジタル通信網経由かを明示することができ、通話の利便性を向上させることが可能な通話装置及び通話方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る通話装置の構成例を示したブロック図である。
【図2】図1に示した通話装置を用いた場合の全体の通信システムを示した構成図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係る通話装置の構成例を示したブロック図である。
【図4】図3に示した通話装置を用いた場合の全体の通信システムを示した構成図である。
【符号の説明】
1、19 通話装置親機
2、13 無線子機
3 一般電話回線網
4、15 デジタル通信網
5 一般回線通信手段
6、14 デジタル通信手段
7 音声送受信手段
8 無線子機呼出手段
9、16、17 発光手段
10 専用ボタン
11、12、18 電話端末
20、27 メインCPU
21 表示手段
22 呼出番号入力手段
23 無線通信手段
24 スピーカ
25 マイク
26 着信音鳴動手段
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタル通信網のIPパケットやATMのセル等に音声をデジタル情報として乗せて伝送することによって音声通話を行う通話装置及び通話方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、デジタル通信網でIPパケットに音声をデジタル情報として乗せて伝送することで音声通話を行う、所謂インターネット電話やIP電話と呼ばれる技術が実現されている(特開平9−168064号公報など)。さらに、ATM通信網を対象としてATMのセルに音声データを乗せて伝送することで電話サービスを提供する技術も実現されている。
【0003】
このようなIP電話(インターネット電話)の使用方法としては、IP電話を使用するための専用端末に既存の電話機に接続し、専用端末が電話機の発信番号の1桁目を監視して、一般電話回線網経由か或いは、デジタル通信網経由かを設定することによって回線網の切り替えを行う構成としている(特開平11−275256号公報)。
【0004】
また、上記の電話サービスでの通話を家庭内で無線で利用するには、既存の電話機にコードレス電話機を使用することで実現可能であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のIP電話を家庭内において無線で利用する際には、既存のコードレス電話機の子機を使用するため、着信時や通話中に一般電話回線網経由かデジタル通信網経由かを知る手段が子機に無く、これらの情報を知るには専用端末の設置場所まで行き、専用端末に装備された発光手段等により確認しなければならなかった。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、コードレス電話の子機を用いて通話を行う場合に、子機で使用回線種別が一般電話回線網経由かデジタル通信網経由かを明示することができ、通話の利便性を向上させることができる通話装置及び通話方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る通話装置は、一般回線網とデジタル通信網を選択的に使用して通話できる親機と、この親機と無線で接続される子機とを有する通話装置であって、前記子機は、前記一般回線網と前記デジタル通信網のいずれを使用するかを前記親機に指示する指示手段と、前記指示手段により指示された回線種別を明示する回線種別明示手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
上記構成では、子機を用いて通話する際に、一般回線網とデジタル通信網のいずれを使用するかを親機に指示すると共に、指示された回線種別を明示する。これにより、子機において使用回線種別が明示されるため、通話者がいずれの回線網を使用しているかを専用端末のところに出向かなくても直ちに知ることができ、通話時の利便性が向上する。
【0009】
本発明に係る通話装置は、一般回線網とデジタル通信網を選択的に使用して通話できる親機と、この親機と無線で接続される子機とを有する通話装置であって、前記親機は、前記親機に着信があった時にこの着信が前記一般回線網経由か、前記デジタル通信網経由のいずれであるかを子機に知らせる回線種別通知手段を備え、前記子機は、前記回線種別通知手段により通知された回線種別を明示する回線種別明示手段を備えたことを特徴とする。
【0010】
上記構成では、親機に着信があった時にこの着信が一般回線網経由か、デジタル通信網経由のいずれであるかを子機に知らせる。子機は前記通知された回線種別を明示する。これにより、子機において使用回線種別が明示されるため、通話者がいずれの回線網を使用しているかを専用端末のところに出向かなくても直ちに知ることができ、通話時の利便性が向上する。
【0011】
また、前記回線種別明示手段は、発光手段であり、この発光手段の点灯、非点灯により回線種別を明示することを特徴とする。
【0012】
上記構成では、例えば使用される回線種別がデジタル通信網の場合、LED等の発光手段を点灯する。これにより、発光手段の点灯、非点灯によって回線種別を直ちに知ることが可能となる。
【0013】
また、前記回線種別明示手段は、発光手段であり、この発光手段の点灯色を変えることにより回線種別を明示することを特徴とする。
【0014】
上記構成では、例えば使用される回線種別がデジタル通信網の場合、2色LED等の発光手段の点灯色を赤から緑に変化させる。これにより、発光手段の点灯色によって回線種別を直ちに知ることが可能となる。
【0015】
また、前記デジタル通信網は、IPパケットを使用して音声データを伝送するものであることを特徴とする。あるいは、前記デジタル通信網は、ATMのセルを使用して音声データを伝送するものであることを特徴とする。
【0016】
上記構成では、音声データはIPパケットまたはATMのセルに乗せられてデジタル通信網を伝達される。このようにIPパケットまたはATMのセルを使用することによって、所謂インターネット電話を実現することが可能となる。
【0017】
また、前記指示手段は、専用の操作ボタンであることを特徴とする。この構成により、例えば相手先の電話番号を入力する前に専用の操作ボタンを押すと、デジタル通信網を使用することが指示される。このように専用の操作ボタンを用いることで、使用する回線種別の指示を簡単に行うことが可能となる。
【0018】
また、前記回線種別通知手段は、着信時及びその後の通話中も回線種別を明示することを特徴とする。
【0019】
上記構成では、例えばデジタル通信網からの着信があると、これを知らせるために例えばLEDの点灯を行い、その後、通話がなされると、通話中LEDの点灯を持続する。これにより、親機に着信した電話を子機で受けた場合、オフフックする前に使用回線種別を知ることができると共に、通話中も使用回線種別を知ることができる。
【0020】
本発明に係る通話方法は、一般回線網とデジタル通信網を選択的に使用して通話できる親機と、この親機と無線で接続される子機とを有する通話装置における通話方法であって、前記子機において、一般回線網とデジタル通信網のいずれを使用するかを前記親機に指示する指示ステップと、前記指示された回線種別を明示する回線種別明示ステップとを有することを特徴とする。
【0021】
上記手順によって、前記子機を用いて通話相手先に電話をかける場合、一般回線網とデジタル通信網のいずれを使用するかを親機に指示し、これと共に前記指示した回線種別を明示する。これにより、子機において使用回線種別が明示されるため、通話者がいずれの回線網を使用しているかを専用端末のところに出向かなくても直ちに知ることができ、通話時の利便性が向上する。
【0022】
本発明に係る通話方法は、一般回線網とデジタル通信網を選択的に使用して通話できる親機と、この親機と無線で接続される子機とを有する通話装置における通話方法であって、前記親機において、着信があった時にこの着信が一般回線網経由か、デジタル通信網経由のいずれであるかを子機に知らせる回線種別通知ステップを有し、前記子機において、前記親機より通知された回線種別を明示する回線種別明示ステップを有することを特徴とする。
【0023】
上記手順によって、親機に着信があった時にこの着信が一般回線網経由か、デジタル通信網経由のいずれであるかを子機に知らせる。子機は、前記親機より通知された回線種別を明示する。これにより、子機において使用回線種別が明示されるため、通話者がいずれの回線網を使用しているかを専用端末のところに出向かなくても直ちに知ることができ、通話時の利便性が向上する。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明の第1実施形態に係る通話装置の構成例を示したブロック図である。
【0025】
本実施形態の通話装置は、通話装置親機1と無線子機2とを有して成り、ここでは、通話装置親機1は一般電話回線網3とIPパケットを対象としたデジタル通信網4に接続され、無線子機2は専用ボタン10と発光手段9をそれぞれ1個ずつ備えた場合について説明する。
【0026】
通話装置親機1は、一般電話回線網3と通信をするための一般回線通信手段5、IPパケットを利用したデジタル通信網4との通信をするためのデジタル通信手段6、それぞれの網からの音声を無線子機呼出手段8に渡すための音声送受信手段7、音声送受信手段7で終端された音声データを無線子機2にわたす無線子機呼出手段8とを有している。ここで、デジタル通信手段6の物理的通信方法としてはモデム、ISDN回線、CATV、光ファイバーやイーサネット(登録商標)等が例としてあげられる。
【0027】
無線子機2は、コードレス電話子機としての必要機能であるメインCPU20を中心に、通話相手の呼出番号を入力する呼出番号入力手段22、入力した呼出番号を表示したり、通話相手の呼出番号を表示する表示手段21、無線で通話装置親機1と通信する無線通信手段23、着信を知らせる着信音鳴動手段26、利用者の声を受話するマイク25と通話相手の声を送出するスピーカ24、そして、デジタル通信網4経由からの着信及び通話中に点灯するLED等の発光手段9、デジタル通信網4経由での発呼を行いたい際に押下する専用ボタン10を有している。
【0028】
なお、発光手段9はデジタル通信網4経由からの着信及び通話中に点灯するのではなく、一般電話回線網3からの着信及び通話中に点灯するとしてもよい。また、専用ボタン10をデジタル通信網4経由での発呼を行いたい際に押下するのではなく、一般電話回線3経由で発呼を行いたい際に押下するとしてもよい。
【0029】
図2は図1に示した通話装置を用いた場合の全体の通信システムを示した構成図である。通話装置の通話装置親機1は一般電話回線網3を介して通話相手先の電話端末11に接続されるか、或いは、デジタル通信網4を介して通話相手先の電話端末12に接続される。通話装置親機1と無線子機2は無線通信手段により接続される。
【0030】
次に図1及び図2を用いて本実施形態の動作について説明する。電話端末12はデジタル通信網4上の相手であるため、無線子機2に通話相手の電話端末12の電話番号等の呼出番号を入力する前に、この無線子機2に備えられた専用ボタン10を押下する。その後、呼出番号入力手段22にて通話相手の電話端末12の呼出番号を入力すると、メインCPU20はその前に専用ボタン10が押下されたことを検出してデジタル通信網4経由での通話であると判断し、発光手段9を点灯させると同時に無線通信手段23により通話装置親機1の無線子機呼出手段8と無線回線接続する。その後、メインCPU20は無線通信手段23を介して通話装置親機1の無線子機呼出手段8に対してデジタル通信網4経由での発呼であること及び、通話先の呼出番号を通知する。
【0031】
これを受けた無線子機呼出手段8はデジタル通信手段6に通知された呼出番号を通知し、電話端末12への発呼を促す。デジタル通信手段6はデジタル通信網4を介して電話端末12に発呼する。電話端末12はデジタル通信網4を介して着信要求を受け、これに応答をすると電話端末12と無線子機2間でデジタル通信網4経由のIPパケットを利用した通話が始まる。
【0032】
電話端末12からの音声データはデジタル通信網4を経由して通話装置親機1のデジタル通信手段6で受信される。受信された音声データは音声送受信手段7に渡され、その後、無線子機呼出手段8によって無線を通じて無線子機2に送信される。無線子機2の内部では無線通信手段23により受信された音声データがメインCPU20を介してスピーカ24に送られる。
【0033】
無線子機2からの音声データはマイク25により受話された後はこの逆を辿り、メインCPU20を介して無線通信手段23から無線で無線子機呼出手段8に送信される。無線子機呼出手段8は受信した音声データをデジタル通信手段6からデジタル通信網4を介して電話端末12に送信する。以降、無線子機2のメインCPU20は通話終了まで発光手段9を点灯し続ける。無線子機2での通話者は、この発光手段9の点灯をチェックすることで、デジタル通信網4経由での通話であることを確認できる。
【0034】
次に、デジタル通信網4からの着信について説明する。通話相手先の電話端末12の発呼動作により着信要求を受信した通話装置親機1のデジタル通信手段6は無線子機呼出手段8に対してデジタル通信網4からの着信があることを通知する。通知を受けた無線子機呼出手段8は無線子機2に対してデジタル通信網4経由であるという情報を含めた着信を要求する。無線子機2のメインCPU20はデジタル通信網4からの着信要求を無線通信手段23を介して受信すると、発光手段9を点灯させると共に、着信音鳴動手段26を鳴動させて通話者に着信を知らせる。
【0035】
通話者がオフフックして応答すると、無線子機2と電話端末12間のIPパケットを利用したデジタル通信網4経由の通話が上記と同様に行われるが、以降、通話が終了するまで、メインCPU20は発光手段9を点灯しつづける。この場合、通話者が無線子機2により応答する前に発光手段9が点灯しているため、応答前に点灯を確認して、デジタル通信網4経由での着信であることを知ることができる。又、通話中も発光手段9を点灯しつづけるので、デジタル通信網4経由での通話であることを確認できる。
【0036】
次に一般電話回線網3を用いた通話動作について説明する。電話端末11は一般電話回線網3上の相手先であるため、専用ボタン10を押すことなく、無線子機2に備えられた呼出番号入力手段22にて電話端末11の呼出番号を入力する。メインCPU20は専用ボタン10が押下されなかったので一般電話回線網3経由での通話であると判断し、発光手段9を点灯させることなく、無線通信手段23を介して通話装置親機1の無線子機呼出手段8に対して一般電話回線網3経由での発呼であること及び、通話先の呼出番号を通知する。
【0037】
これを受けた無線子機呼出手段8は一般電話回線網通信手段5に呼出番号を通知し、電話端末11へ発呼を促す。一般電話回線網通信手段5は一般電話回線網3経由で電話端末11へ発呼する。これにより電話端末11に一般電話回線網3を介して着信要求がされるが、相手先が応答をすると電話端末11と無線子機2間で一般電話回線網3経由の通話が始まる。電話端末11からの音声データは一般電話回線網3を経由して一般回線通信手段5で受信され、これが音声送受信手段7に渡される。音声送受信手段7は受信した音声データを無線子機呼出手段8から無線により無線子機2に送信する。
【0038】
無線子機2の無線通信手段23により受信された音声データはメインCPU20を介してスピーカ24に送られる。無線子機2からの音声データはマイク25により受話された後は、上記と逆の経路を経て通話装置親機1に送信され、更に通話装置親機1から一般電話回線網3を介して電話端末11に送信される。無線子機2の発光手段9が消灯しているため、通話者は無線子機2での発光手段9の消灯をチェックすることで、一般電話回線網3経由での通話であることが確認できる。一般電話回線網3からの着信についても同様で、着信時及び通話中に発光手段9が消灯しているため、通話者は一般電話回線網3経由での通話であることが確認できる。
【0039】
本実施形態によれば、無線子機2から通話相手の電話番号を入力してデジタル通信網4を介して通話相手の電話端末12と通話する場合、前記電話番号の入力の前に専用ボタン10を押すことにより、デジタル通信網4経由の通話であることを通話装置親機1に知らせてデジタル通信網4経由での通話を行うことができると共に、専用ボタン10が押された以降は発光手段9が発光するため、通話者は専用端末のところに出向くことなく、容易にデジタル通信網4経由の通話であることを確認することができる。
【0040】
また、デジタル通信網4経由の着信が通話装置親機1にあると、デジタル通信網4経由の着信であることを示す情報を無線子機2に知らせるため、これ以降通話が終了するまで無線子機2の発光手段9が点灯するため、通話者は無線子機2をオフフックする前からデジタル通信網4経由の着信であることを知ることができ且つ、通話中もデジタル通信網4経由の通話であることを容易に確認することができる。
【0041】
なお、上記実施形態では、デジタル通信網4経由の通話の時に発光手段9を点灯させて、デジタル通信網4経由での通話か、一般電話回線網3での通話かを確認できるようにしていたが、発光手段9を2色発光できるLED等にして、デジタル通信網4の時は緑で発光し、一般電話回線網3の時は赤で発光するなどし、使用する回線網の違いにより発光手段9の点灯色を変えて両者を識別できるようにしても同様の効果がある。
【0042】
図3は本発明の第2実施形態に係る通話装置の構成例を示したブロック図である。但し、図1に示した第1実施形態と同様の部分には同一符号を付して説明する。本例の通話装置は通話装置親機19と無線子機13とから成り、通話装置親機19は一般電話回線網3とATMのセルを対象としたデジタル通信網15に接続され、無線子機13に専用ボタン10と、発光部として発光手段16と発光手段17の2つ備えた場合について説明する。
【0043】
通話装置親機19は、前記に示した一般電話回線網3と通信をするための一般回線通信手段5、ATMのセルを利用したデジタル通信網15との通信をするためのデジタル通信手段14、それぞれの網からの音声を無線子機呼出手段8に渡すための音声送受信手段7、音声送受信手段7で終端された音声データを無線子機13に渡す無線子機呼出手段8を有している。この場合のデジタル通信手段14の物理的通信方法としてはATMのセルでの通信が一般的とされているADSLモデムなどが例としてあげられる。
【0044】
無線子機13はコードレス電話子機としての必要機能であるメインCPU27を中心に通話相手の呼出番号を入力するための呼出番号番号入力手段22、入力した呼出番号を表示したり通話相手の呼出番号を表示するための表示手段21、無線で通話装置親機19と通信するための無線通信手段23、着信を知らせる着信音鳴動手段26、利用者の声を受話するマイク25と通話相手の声を送出するスピーカ24、そして、一般電話回線網3経由からの着信時及び通話中に点灯する発光手段16、デジタル通信網15経由からの着信時及び通話中に点灯する発光手段17、デジタル通信網15経由での発呼を行いたい際に押下する専用ボタン10からなる。
【0045】
なお、発光手段16及び発光手段17を無線子機13に備えられた表示手段21のバックライトなどと兼用することも可能である。また、専用ボタン10をデジタル通信網15経由での発呼を行いたい時に押下するのではなく、一般電話回線網3経由での発呼を行いたい時に押下するとしてもよい。
【0046】
図4は第2実施形態における全体のシステム構成図である。通話装置の通話装置親機19は一般電話回線網3を介して通話相手先の電話端末11に接続され或いは、デジタル通信網15を介して通話相手先の電話端末18に接続される。通話装置親機19と無線子機13は無線で接続される。
【0047】
次に図3及び図4を用いて本実施形態の動作について説明する。電話端末18はデジタル通信網15上の相手であるため、無線子機13に通話相手の電話端末18の電話番号等の呼出番号を入力する前に、無線子機13に備えられた専用ボタン10を押下する。その後、呼出番号入力手段22にて通話相手の電話端末18の呼出番号を入力すると、CPU27はその前に専用ボタン10が押下されたことを検出してデジタル通信網15経由での通話であると判断し、発光手段17を点灯させると同時に無線通信手段23により通話装置親機19の無線子機呼出手段8と無線回線接続する。その後、メインCPU27は無線通信手段23を介して通話装置親機19の無線子機呼出手段8に対してデジタル通信網15経由での発呼であること及び、通話先の呼出番号を通知する。
【0048】
これを受けた無線子機呼出手段8はデジタル通信手段14に呼出番号を通知し、電話端末18への発呼を促す。デジタル通信手段14はデジタル通信網15を介して電話端末18に発呼する。電話端末18はデジタル通信網15を介して着信要求を受け、これに応答をすると電話端末18と無線子機13間でデジタル通信網15経由のATMのセルでの通信による通話が始まる。
【0049】
電話端末18からの音声データはデジタル通信網15を経由して通話装置親機19のデジタル通信手段14で受信される。受信された音声データは音声送受信手段7に渡され、その後、無線子機呼出手段8によって無線を通じて無線子機13に送信される。無線子機13の内部では無線通信手段23により受信された音声データはメインCPU27を介してスピーカ24に送られる。
【0050】
無線子機13からの音声データはマイク25により受話された後はこの逆を辿り、メインCPU27を介して無線通信手段23により無線で無線子機呼出手段8に送信される。無線子機呼出手段8は受信した音声データをデジタル通信手段14からデジタル通信網15を介して電話端末18に送信する。以降、無線子機13のメインCPU27は通話終了まで発光手段17を点灯し続ける。無線子機13での通話者は、この発光手段17の点灯をチェックすることで、デジタル通信網15経由での通話であることを確認できる。
【0051】
次に、デジタル通信網15からの着信について説明する。通話相手先の電話端末18の発呼動作により着信要求を受信した通話装置親機19のデジタル通信手段14は無線子機13の無線子機呼出手段8に対してデジタル通信網15からの着信があることを通知する。通知を受けた無線子機呼出手段8は無線子機13に対してデジタル通信網15経由であるという情報を含めた着信を要求する。無線子機13のメインCPU27はデジタル通信網15からの着信要求を無線通信手段23を介して受信すると、発光手段17を点灯させると共に、着信音鳴動手段26に鳴動させて通話者に着信を知らせる。
【0052】
通話者がオフフックして応答すると、無線子機13と電話端末18間でのデジタル通信網15経由のATMのセルでの通話が上記と同様に行われるが、以降、通話が終了するまで、メインCPU27は発光手段17を点灯しつづける。この場合、通話者が無線子機13によって応答する前に発光手段17が点灯しているため、応答前に点灯を確認して、デジタル通信網15経由での着信であることを知ることができる。又、通話中も発光手段17を点灯しつづけるので、デジタル通信網15経由での通話であることを確認できる。
【0053】
また、一般電話回線網3を用いた通話動作は図1に示した第1実施形態とほぼ同様である。異なる点は、無線子機13の専用ボタン10を押下せずに相手先の電話番号を入力するため、メインCPU27は発光手段16を点灯させて、一般電話回線網3経由の通話であることを明示する。同様に、一般電話回線網3経由の着信があると、メインCPU27は発光手段16を着信時に点灯させると共に、通話中も発光手段16を点灯させて、一般電話回線網3経由の通話であることを明示する。
【0054】
本実施形態によれば、デジタル通信網15経由の通話である場合は無線子機13の発光手段17が点灯し、一般電話回線網3経由の通話である場合は発光手段16が点灯するため、通話者は無線子機13による通話に際しても容易にデジタル通信網15経由の通話であることを確認することができる。他の効果は第1実施形態と同様で、同様の効果がある。また、本例の発光手段16、17は色が異なる方が視認性が高いが、同色でも良い。
【0055】
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲において、具体的な構成、機能、作用、効果において、他の種々の形態によっても実施することができる。例えば、上記実施形態では使用回線の種別をLEDなどの発光手段により明示したが、無線子機2(または13)の表示手段21に使用回線の種別を文字表示するか、カラー液晶表示の場合は背景色を変えて使用回線の種別を明示することもできる。
【0056】
また、上記実施形態ではデジタル通信網経由の場合は専用ボタン10を押したが、専用ボタン10を用いず、通話相手先の電話番号を入力する前に所定の番号または記号を入力することによりデジタル通信網経由である指示を通話装置親機1(または19)に出しても良いし、逆に通話相手先の電話番号を入力する前に所定の番号または記号を入力することにより一般電話回線網経由である指示を通話装置親機1に出しても良い。また、一般電話回線網経由の時か、デジタル通信網経由の時のいずれに時に専用ボタン10を押したり、或いは所定の番号または記号を入力する動作を行うかは、通話者により選択できるようにしても良い。
【0057】
上述したように、本実施形態によれば、子機を使用して電話をかける際に使用する回線網の種別を指示すると共に、回線の種別が明示されるため、通話者がいずれの回線網を使用しているかを専用端末のところに出向かなくても直ちに知ることができ、通話装置の利便性を向上することができる。
【0058】
また、親機は着信があると使用されている回線網の種別を子機に知らせ、子機はその種別を明示するので、通話者がいずれの回線網を使用しているかを専用端末のところに出向かなくても直ちに知ることができ、通話装置の利便性を向上することができる。
【0059】
また、本実施形態によれば、発光手段の点灯、非点灯、あるいは発光手段の点灯色により、回線種別を直ちに知ることができる。
【0060】
また、IPパケットまたはATMのセルを使用することによって、所謂インターネット電話を実現することができる。また、専用の操作ボタンを用いることで、使用する回線種別の指示を簡単に行うことができる。
【0061】
また、本実施形態によれば、親機に着信した電話を子機で受けた場合、オフフックする前に使用回線種別を知ることができると共に、通話中も使用回線種別を知ることができる。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、コードレス電話の子機を用いて通話を行う場合に、子機で使用回線種別が一般電話回線網経由かデジタル通信網経由かを明示することができ、通話の利便性を向上させることが可能な通話装置及び通話方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る通話装置の構成例を示したブロック図である。
【図2】図1に示した通話装置を用いた場合の全体の通信システムを示した構成図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係る通話装置の構成例を示したブロック図である。
【図4】図3に示した通話装置を用いた場合の全体の通信システムを示した構成図である。
【符号の説明】
1、19 通話装置親機
2、13 無線子機
3 一般電話回線網
4、15 デジタル通信網
5 一般回線通信手段
6、14 デジタル通信手段
7 音声送受信手段
8 無線子機呼出手段
9、16、17 発光手段
10 専用ボタン
11、12、18 電話端末
20、27 メインCPU
21 表示手段
22 呼出番号入力手段
23 無線通信手段
24 スピーカ
25 マイク
26 着信音鳴動手段
Claims (10)
- 一般回線網とデジタル通信網を選択的に使用して通話できる親機と、この親機と無線で接続される子機とを有する通話装置であって、
前記子機は、前記一般回線網と前記デジタル通信網のいずれを使用するかを前記親機に指示する指示手段と、前記指示手段により指示された回線種別を明示する回線種別明示手段とを備えたことを特徴とする通話装置。 - 一般回線網とデジタル通信網を選択的に使用して通話できる親機と、この親機と無線で接続される子機とを有する通話装置であって、
前記親機は、前記親機に着信があった時にこの着信が前記一般回線網経由か、前記デジタル通信網経由のいずれであるかを子機に知らせる回線種別通知手段を備え、
前記子機は、前記回線種別通知手段により通知された回線種別を明示する回線種別明示手段を備えたことを特徴とする通話装置。 - 前記回線種別明示手段は、発光手段であり、この発光手段の点灯、非点灯により回線種別を明示することを特徴とする請求項1または2に記載の通話装置。
- 前記回線種別明示手段は、発光手段であり、この発光手段の点灯色を変えることにより回線種別を明示することを特徴とする請求項1または2に記載の通話装置。
- 前記デジタル通信網は、IPパケットを使用して音声データを伝送するものであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の通話装置。
- 前記デジタル通信網は、ATMのセルを使用して音声データを伝送するものであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の通話装置。
- 前記指示手段は、専用の操作ボタンであることを特徴とする請求項1に記載の通話装置。
- 前記回線種別通知手段は、着信時及びその後の通話中も回線種別を明示することを特徴とする請求項2に記載の通話装置。
- 一般回線網とデジタル通信網を選択的に使用して通話できる親機と、この親機と無線で接続される子機とを有する通話装置における通話方法であって、
前記子機において、一般回線網とデジタル通信網のいずれを使用するかを前記親機に指示する指示ステップと、前記指示された回線種別を明示する回線種別明示ステップとを有することを特徴とする通話方法。 - 一般回線網とデジタル通信網を選択的に使用して通話できる親機と、この親機と無線で接続される子機とを有する通話装置における通話方法であって、
前記親機において、着信があった時にこの着信が一般回線網経由か、デジタル通信網経由のいずれであるかを子機に知らせる回線種別通知ステップを有し、
前記子機において、前記親機より通知された回線種別を明示する回線種別明示ステップを有することを特徴とする通話方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2002183189A JP2004032183A (ja) | 2002-06-24 | 2002-06-24 | 通話装置及び通話方法 |
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JP2008005185A (ja) * | 2006-06-22 | 2008-01-10 | Pioneer Electronic Corp | 通信装置、通信方法及び通信処理プログラム |
JP2021034834A (ja) * | 2019-08-22 | 2021-03-01 | シャープ株式会社 | 電話機および通信装置 |
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2002
- 2002-06-24 JP JP2002183189A patent/JP2004032183A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021034834A (ja) * | 2019-08-22 | 2021-03-01 | シャープ株式会社 | 電話機および通信装置 |
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