JP2004031955A - 再構成可能なパネル、アセンブリおよび方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】プリンタ等の装置の外観を好みに応じて変更可能とする。
【解決手段】プリンタのハウジング12に、ドア14がヒンジ50、52を介して開閉可能に取り付けられる。ドア14にドア16が取り外し可能に取り付けられる。装飾シート80をプリンタで印刷して輪郭をカットし、これをドア16とドア14との間に形成される隙間に挿入することができる。ドア16は透明であり、このドア16を通して、装飾シート80の上面82に印刷された装飾84を観ることができる。
【選択図】 図2
【解決手段】プリンタのハウジング12に、ドア14がヒンジ50、52を介して開閉可能に取り付けられる。ドア14にドア16が取り外し可能に取り付けられる。装飾シート80をプリンタで印刷して輪郭をカットし、これをドア16とドア14との間に形成される隙間に挿入することができる。ドア16は透明であり、このドア16を通して、装飾シート80の上面82に印刷された装飾84を観ることができる。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パーソナルプリンタなどの周辺装置に関し、特に、再構成(外観変更)可能なパネル、アセンブリおよび方法に関する。
【0002】
【関連特許出願】
本願は、2001年10月26日付けで提出された先行出願第10/014,942号の一部継続出願であり、先行出願に提示されているものに開示内容を追加し、請求している。
【0003】
【従来の技術】
パーソナルプリンタなどの周辺装置は、近年、普及している。このような装置の多くは、外観がかなり統一的であり、色は鈍いベージュまたはグレーのいずれかである。特に、創造性および価値の個性を理解するユーザにとっては、これらの装置は、美的には、魅力がなく、退屈でさえある。
【0004】
装置の製造業者の中には、特定の装置の特別のバージョンを製造することによって、装置の外観に活気を吹き込む試みを行っているものもある。たとえば、1999年、Tektronix, Inc.は、その標準的なPhaser(登録商標)840カラーインクジェットプリンタの「デザイナー版」を製造した。標準840プリンタは、通常のベージュの成形プラスチックハウジングを用いていた。しかし、「デザイナー版」は、人目を引き付けるアイシーブルー色の透明なハウジングを特徴としており、同様の透明なブルー色のハウジングを有するPower Macintosh(登録商標)G3コンピュータと合うように設計された。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このような装置の特別または「デザイナー」バージョンの製造における欠点は、各バージョンが、一般に、別個のケースパーツ、非標準的な材料、特別の塗装、および/または他の高価な変更を必要とすることである。さらに、装置の特別に設計された各バージョンは、その装置に対する潜在的な市場の一部にのみ魅力があるだけで、ユーザは、それを容易に再構成(外観変更)することはできない。
【0006】
本発明の目的は、とりわけ、ユーザによって変更、カスタマイズ、装飾、または簡単に再構成され得るパネルまたはドアを有する装置を提供することである。さらに、本発明の目的は、このようなパネルまたはドア、ならびに関連のアセンブリの外観を作成および変更するための比較的簡単で安価な方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
好ましい実施の形態において、第1のドアとビューイング部(観覧部)を有する第2のドアとが設けられる。第1のドアは第2のドアと接続され、第1のドアと第2のドアは協働して両方のドアの間に装飾を有するシートを保持するのに適したスペースを形成する。装飾を有するシートは、ビューイング部(観覧部)を通して見ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の形態に従って構成され得る、インクジェットプリンタなどの装置10の実施の形態を例示する。本発明の他の実施の形態は、パネル(アクセスパネル等)、カバーまたはドアを有する他の様々なタイプの装置またはアセンブリにおいて具現化され、かつ/またはこれに関連して実施され得ることが理解されよう。このような装置としては、限定はしないが、電子写真プリンタ、ファックス機、多機能装置、コピー機、ビデオプリンタ、スキャナ装置等が含まれ得る。
【0009】
例示する装置10は、好ましくはプラスチック材料で形成された本体部すなわちハウジング12を有する。ハウジング12は、本装置の少なくとも一部を覆い、さらに好ましくは、装置の動作構成要素を覆うかまたは略密閉する。たとえば、限定はしないが、インクジェットプリンタの場合、密閉される構成要素としては、往復作動するキャリッジ上に設けられたインクジェットプリントヘッド、媒体処理システム、ならびにプリントヘッド、キャリッジおよび媒体処理システム(図示せず)の動作を制御するコントローラおよび他の電子部品が含まれ得る。
【0010】
図1および図2において示されるように、装置10のパネル11は、第1のドア14および第2のドア16を有する。本発明の好ましい実施の形態では、第1のドア14は、装置10に取り付けられるかまたは接続され、装置10に関連する、覆う必要のある開口部やその他の部分を少なくとも部分的に覆う。しかし、パネル11は、必ずしも開口部(アパーチャ)を覆うことに限定されず、モジュールパネル、記憶装置用コンパートメント、スイッチ、ボタンもしくは他の構成要素を保護するまたは覆うなど、他の目的のために、装置またはアセンブリに含まれていてもよいことが理解されよう。
【0011】
第1のドア14は、広範囲の材料から形成され得る。好ましい構成では、第1のドア14は、プラスチックまたはポリマーからなる。第1のドア14を形成するために用いられる許容可能な材料としては、限定はしないが、ABSまたは耐衝撃性ポリスチレンなどのスチレン樹脂が挙げられる。
【0012】
好ましい実施の形態では、第1のドア14は、(外側ドア16に対して)「内側」ドアとして作用し、前縁部20、前縁部20に対向する後縁部22、左縁部24および左縁部24に対向する右縁部26を含む。所望により、縁部(たとえば、前縁部20)は、媒体または他のものがハウジング12へおよびハウジング12から移動するための開口部を画定する、切り欠き部28をさらに有し得る。
【0013】
第2のドア16は、(第1のドア14に対して)「外側」ドアとして作用し、正面18上にビューイング部(観覧部)17を有する。正面18は、好ましくは、第1および第2のドア14、16が接続されたとき、「正面を向いている(faces)」すなわち観察者によって見られる外側ドア16の全面を含む。好ましい実施の形態では、ビューイング部(観覧部)17は、実質的に剛性があって透明で、第2のドア16の前面18の大半を含む。所望により、第2のドア16のビューイング部(観覧部)17は、第2のドア16の正面18の全体または実質的に全体を含み得るか、または正面18の1つまたは複数のより小さな「窓」または透明なフレーム部などの、1つまたは複数のより小さなビューイング部(観覧部)を正面18上に含み得る。たとえば、ピクチャー・フレーム(額縁)を模したいくつかのビューイング部(観覧部)を有することが可能である。本明細書で用いられる用語「透明な」は、ビューイング部(観覧部)17によって覆われるまたはビューイング部(観覧部)17の背後に位置するデザインまたは他の視覚的な特徴もしくは装飾の少なくとも一部をユーザが見るまたは観察できるレベルの透明度を指すものとする。同様の内容において、用語「実質的に剛性がある」、「実質的な剛性を有する」は、通常の動作条件下においてその形状を実質的に保持し得る物理構造を指すものとする。
【0014】
第2のドア16もまた、広範囲の材料から形成され得る。しかし、第2のドア16は、好ましくは、関連の用途に対して必要なまたは所望の透明度および/または構造機能を提供することが可能な材料から形成される。好ましい実施の形態では、第2のドア16は、プラスチックまたはポリマーからなり、より好ましくは、ポリカーボネート、アクリル樹脂、またはABS、スチレン−アクリロニトリル(SAN)もしくはポリスチレンなどのスチレン樹脂からなる。好ましくは、第2のドア16を形成する材料は、所望のまたは許容可能なレベルの強度、靱性、ビューイング透明度、耐久性、および/または耐熱特性などの特徴を提供する。たとえば、特定の応用形態では、ビューイング部(観覧部)17をできる限り「ガラス状」に形成することが望ましい。他の応用形態では、第2のドア16のビューイング部(観覧部)17は、つや消しにされるか、またはやや不透明に設計され得る。
【0015】
好ましい実施の形態では、第2のドア16は、前縁部30、前縁部30と対向する後縁部32、左縁部34および左縁部34と対向する右縁部36を有する。所望により、縁部(たとえば、前縁部30)は、第1のドア14の切り欠き部28に略対応するノッチまたは切り欠き部38を有し、関連のハウジング12へおよびハウジング12から媒体または他のアイテムが移動するための開口部を形成してもよい。
【0016】
好ましくは、第1のドア14および第2のドア16は、それらの表面の少なくとも一部にわたって、さらに好ましくは、第2のドア16の正面18またはビューイング部(観覧部)17の略全体にわたって類似した形状を有する。たとえば、例示されるような実施の形態では、第2のドア16は、湾曲部を有し、第1のドア14は、第2のドア16の湾曲部と略一致するかまたは対応する湾曲部を有する。
【0017】
図2および図3を参照すると、第2のドア16は、第2のドア16の湾曲方向の内側に突出するフラップすなわちリップ40を有し得る。本実施の形態において図示されるように、リップ40は、実質的に、第2のドア16の前縁部30、左縁部34および右縁部36に沿って延在し得る。所望により、リップ40は、第2のドア16に隣接した第1のドア14を取り外し可能に固定するように構成してもよい。さらに、いずれかのドアは、ドア間の定位置に物体(たとえば、シート)を保持、支持または位置合わせするためのリップ、レッジ(ledge)または同様の機構などの構造を有してもよい。
【0018】
図1は、ハウジング12上にパネル11を形成するように組み立てられた第1のドア14および第2のドア16を有するアセンブリの形態の本発明の実施の形態を示す。もし、ユーザがハウジング12内の構成要素にアクセスする必要がある場合、パネル11は、たとえば、矢印Aの方向に沿って上方に回転し得る。図2はまた、部分的に上方に回転する第1のドア14を示す。本実施の形態では、第1のドア14は、第1のヒンジ50および第2のヒンジ52によってハウジング12に回転可能に接続されている。しかし、本発明は、このような特定の構成には限定されず、ハウジング12への第1のドア14(および/または第2のドア16)の接続だけでなく、第1のドア14と第2のドア16との間のさらなる多くの接続形態が想定される。
【0019】
ドア14、16は、好ましくは、1つまたは複数の端部または縁部に近接する1つまたは複数の位置で互いに取り付けまたは接続されている。たとえば、限定はしないが、ドア14、16は、対応する(相隣合う)それぞれの縁部において(またはこれに近接して)接続または取り付けられ得る。たとえば、ドア14、16は、それぞれの前縁部、それぞれの前縁部および後縁部、または対応する縁部の他の様々な組み合わせにおいて(もしくはこれに近接して)接続または取り付けられ得る。本実施の形態では、第2のドア16は、それぞれの前縁部および後縁部の両方において、第1のドア14に共に「スナップ留め」(いわゆるパチン留め)され得るかまたは取り外し可能に接続され得る。
【0020】
図5は、装置10に接続されてアセンブリを形成するパネル11の実施の形態を示す。パネル11は、第1のドア14および第2のドア16を有し、第2のドア16が第1のドア14に対して「開」位置にある状態に示されている。パネル11のドア14、16は接続され、さらに、パネル11は装置に接続されていることが好ましい。好ましい実施の形態では、パネル11は装置10に接続され、それによって、ドア14、16は、互いにまたは装置10から完全に分離または分解される必要なく、少なくとも部分的に接続されたままで、(たとえば、装飾シートを挿入するために)互いに部分的に分離または「分割」され得る。
【0021】
図6は、図5に示されるアセンブリと同様のアセンブリを例示し、第2のドア16が第1のドア14から物理的に分離されている状態を示す。また図6では、第1のドア14が装置10から部分的に分離されている場合が示されている。
【0022】
ドア14、16は、好ましくは、互いに取り外し可能に固定されている。必要に応じて、第1のドア14は、第1のドア14の「上部」すなわち後縁部の取り付け部を装置10の対応する部分から「ラッチを外し」すなわち解放し、第1のドア14の後縁部を、たとえば、図1において矢印Aによって示される方向に装置から上方に回転させることによって、装置10から分離されるように構成され得る。さらに、所望により第2のドア16は、第1のドア14の装置10との接続端と対向する端部において(またはこれに近接して)第1のドア14に接続されるまたは取り付けられることが好ましく、この第2のドア16は、装置10に対して第1のドア14の回転動作方向とは反対の方向に、第1のドア14に対して下方に向かって回転され得る。
【0023】
図7および図8は、パネル11の実施の形態の断面図を示す。パネル11は、装飾シート80とともに、それぞれ「開」位置および「閉」(すなわち、組み上がった)状態で図示されている。好ましい実施の形態では、第1のドア14および第2のドア16は互いに、共通の端部(ドア14、16の前縁部20、30近傍)において回転可能に、または取り外し可能に、もしくはフレキシブル(弾性変形可能)に接続されている。
【0024】
図7および図8に例示されているように、ドア14、16は、ピン−ホール(軸−穴)構成で接続され、実質的に共通の軸Z(図5)を中心に、(同じまたはわずかに異なった程度に)それぞれ回転し得る。図5および図6にさらに例示されるように、第1のドア14は、ピン56などの一体形成され突出する取り付け構造を含み、第2のドアは、アパーチャすなわち穴58などの対応する取り付け構造を含み得る。しかし、この構成はまた、たとえば、ピン56が第2のドア16の一部として含まれるかまたは形成され、対応する穴58が第1のドア14と共に形成されるようにも変更され得る。
【0025】
図7に例示されるような好ましい実施の形態では、第2のドアの上部(または軸−穴接続部と対向するドアの部分)は、(クリップまたはタブなどの)構造70を含み、この構造はさらに、(リブなどの)端部構造72を含み得る。第1のドア14は、好ましくは、構造70を取り外し可能に収容して保持するための対応する収容構造74を有し、端部構造72と取り外し可能に接続される接触構造76をさらに含み得る。
【0026】
空気または他の要素への露出等から、ドア14、16の間に挿入されたシートまたは他の物体をさらに保護するために、これらのドアは接続されて、それらの間に形成されるスペースの周りに少なくとも部分的なシーリング係合を形成することが好ましい。たとえば、限定はしないが、シーリング係合は、第1のドアの面と第2のドアの面との間のテーパー形状、テーパーロック、または他の半シール/一体化相互接続によって達成され得る。さらに、シーリング係合を形成する1つまたはそれ以上のドアの表面はまた、ドア間の位置にシートまたは他の物体を部分的に支持するように用いられ得る。好ましい実施の形態では、ドア14、16間に形成されるスペースに対して形成されるシールは、このスペースに配設される媒体またはシートの側部の大半を実質的に覆う。
【0027】
ドア14、16の間の接続は、図5〜図8に例示される構成とすることができるが、ドア14、16の間の接続は、特定の取り付け/接続様式、あるいは単一パネル11への単一の取り付け方式や接続方式を用いることに限定されない。さらに、ドア14、16の間(またはパネル11と装置10との間)の接続は、一体的に構成された、あるいは別体に構成された構成要素(コンポーネント)を用いるものであってもよく、さらには、様々な形式の取り付け・接続方法を用いることができる。これらの方法としては、限定はしないが、軸−穴構造の接続、構成要素の弾性変形および復元性を利用した、「無理入れ」などとも称される拡げばめ(extension−fit)による接続、ホック様の接続、スナップ・フィット、スナップ・ロックによる接続、リッジ・プレス・フィット接続(嵌合しあう対の部品において、片方、あるいは両方の部品の嵌合部分に、突起や凹み[リッジ]を設け、組立時にその突起を弾性変形によって乗り越えるようにし、組立後に容易に外れないようにしたもの。)、あるいはその他、樹脂部品を接続・締結するための様々な方法を用いることができる。
【0028】
以下にさらに詳細に説明するように、装飾シート80は、第1のドア14と第2のドア16との間に位置し、パネル11の外観を、そしてもし対応する装置またはアセンブリが存在する場合、それらをも含む外観をカスタマイズすることができる。例示される実施の形態では、第2のドア16は、好ましくは、第1のドア14に対して取り外し可能に固定され、ユーザが、装飾シート80を容易に変更できるようにする。たとえば、図2および図3に示されるように、第2のドア16は、第1のドア14において、対応する第1のスロット64および第2のスロット66にそれぞれ取り外し可能にプレスフィットすることの可能な第1のタブ60および第2のタブ62を含み得る。同様に、図5〜図8に示されるように、第2のドアは、異なる様式で異なるタイプの接続構造を用いて取り付けられ、ビューイング部(観覧部)17およびシート80に関する同様のディスプレイを得ることができる。好都合なことに、ユーザは、第2のドア16を第1のドア14から取り外しまたは部分的に分離するだけで、装飾シート80があればそれを除去し、異なる装飾シートを挿入することによって、パネル11の外観を変更またはカスタマイズすることができる。
【0029】
ここで図4を参照すると、可視装飾(visible decoration)84を備えた上面82を有するサンプル装飾シート80が示されている。アートワーク、画像、写真、図面等の様々な装飾が、装飾シート80上で用いられ得ることは理解されよう。たとえば、図1に示されるように、限定はしないが、装飾シート80は、装置10に接続されたパネル11に設置され得る。好ましい実施の形態では、シート80は、シート80の上面82が第2のドア16と隣接するように挿入され、所望の構成に従って、装飾84のすべてまたは一部が、第2のドア16のビューイング部(観覧部)17を通して見られるように配置され得る。たとえば、ユーザは、第2のドア16の透明なビューイング部(観覧部)17の背後に装飾シート80を配置し、上面82を第2のドアと隣接するように位置合わせすることによって、装置10に装飾を施すことができる。
【0030】
好ましい実施の形態では、装飾シート80の全体的な形状は、装飾シートが、たとえば図1および図3に示されるように、第2のドア16の背後に設置されたとき第2のドア16の形状に略一致する。さらに、シート80の長さは、好ましくは、第2のドア16の幅と略等しい。他の実施の形態では、装飾シートの左端と、装飾シートの右端との間の距離は、第2のドアの左端と、第2のドアの右端との間の距離と略等しい。
【0031】
図4に例示されるような実施の形態では、装飾シート80は、前端81、前端81に対向する後端83、左端85および左端85と対向する右端87を有する。好ましくは、前端81と後端83との間の距離は、第2のドア16の前縁部30と、第2のドア16のビューイング部(観覧部)17の後縁部32との間の第2のドア16のビューイング部(観覧部)17の(たとえば、湾曲に沿った)距離と略等しい。また好ましくは、装飾シート80の左端85と装飾シート80の右端87との間の距離は、第2のドア16のビューイング部(観覧部)17の左縁部34と、第2のドア16のビューイング部(観覧部)17の右縁部36との間の距離と略等しい。所望により、第2のドア16はまた、媒体がたとえばハウジング12へおよびハウジング12から移動するための開口部を形成する切り欠き部38を含み得る。さらに図4を参照すると、装飾シート80は、第2のドア16内の切り欠き部38と略一致するかまたは対応する前端81に沿った切り欠き部89を有し得る。
【0032】
上記のように、第2のドア16は、第2のドアの内側に向かって突出するリップ40を含み得る。1つの実施の形態では、リップ40は、第2のドア16の前縁部30、左縁部34および右縁部36に実質的に沿って延在する。図3を参照すると、リップ40は、第2のドア16に隣接した装飾シート80を取り外し可能に配置するように作用し得る。
【0033】
アセンブリの好ましい実施の形態では、装飾(可視装飾)84は、装置10によって装飾シート80の上面82にプリントすることができる。本発明の他の態様では、複数のまたは異なる装飾(のデータ)が、CD−ROMなどのメモリ・デバイスで供給され、装飾シート80上にプリントするため、ユーザによって選択され得る。ユーザはまた、インターネット上のコンテンツ・プロバイダーなどのリモート・コンテンツ・ソースから装飾(のデータ)をダウンロードし得る。ユーザはまた、カスタム装飾を設計し、その装飾を装置10を用いて装飾シート80上にプリントし得る。あるいは、ユーザは、装置10と別個に提供される(たとえば、購入される)または装置10と共に提供される予めプリントされた装飾シートを用いてもよい。
【0034】
図4に例示される装飾シート80は、より大きな媒体シート90の一部として示される。本発明の他の態様では、ユーザは、装飾シート80の輪郭を形成する、媒体シート90の所定の領域内に装飾84をプリントし得る。1つの実施の形態では、装飾84のプリントには、装飾シート80の輪郭を形成する媒体シート上の輪郭またはカッティングガイドをプリントすることが含まれる。あるいは、カッティングガイドは、媒体シート90上に予めプリントされ得る。次に、ユーザは、カッティングガイドに沿ってカットし、装飾シート80を媒体シート90から分離することができる。
【0035】
他の実施の形態では、媒体シート90は、装飾シート80の輪郭を形成するパーフォレーション(ミシン目、目打)を含み得る。ユーザは、パーフォレーションによって形成され、装飾シート80の形状の輪郭を形成する所定の領域内に装飾84をプリントし得る。次に、ユーザは、装飾シート80を媒体シート90から分離(切り離し)することができる。
【0036】
本発明の他の実施の形態は、パネル11を再構成するための方法を含む。この方法は、第1のドア14とビューイング部(観覧部)17を備えた第2のドア16とを含むパネル11を設けることと、装飾シート80を用意することと、シート80を第1のドア14と第2のドア16との間に配置することであって、シート80の一部は、第2のドア16のビューイング部(観覧部)17を通して見ることができるように配置することと、第1のドア14を第2のドア16に接続することであって、第1のドア14と第2のドア16との間でシート80を保持および/または位置合わせするように接続することとを含む。アセンブリと共に対応する装置10が含まれる場合には、パネル11は、装置10に取り外し可能に接続してもよい。さらに、シート80を、シート80が関連する装置によって作成、生成、または部分的に変更すること、およびソフトウェアによって生成される装飾を設けることが可能である。さらに、ソフトウェアは、第2のドア16のビューイング部(観覧部)17を通して見られるようにシート80上に生成される外観を構成および/または位置合わせし得る。
【0037】
特定の実施態様に応じて、本明細書内で網羅される概念による本発明の装置および方法に対して、特許請求の範囲内で、様々な他の同等の変更および置換がなされ得ることは明白である。本発明は、上記の好ましい実施の形態および代替の実施の形態を参照しながら特定的に示し説明したが、本明細書に記載される実施の形態に対して様々な代替が、併記特許請求の範囲に規定される発明の精神および範囲を逸脱せずに、本発明のこのような実施の形態を実施する際に用いられ得ることは当業者によって理解されるべきである。本発明の実施の形態の記載は、本明細書に記載される要素の新規かつ非自明な組み合わせをすべて含むものとして理解されるべきであり、特許請求の範囲は、これらの要素の新規かつ非自明の任意の組み合わせに対して本願または後願において提示され得る。上記の実施の形態は例示的であり、本願または後願において請求され得るすべての可能な組み合わせに対して、単一の特徴または要素は重要ではない。特許請求の範囲が、等価物の「1つの」または「第1の」要素を規定する場合、このような特許請求の範囲は、1つまたはそれ以上のこのような要素を導入することを含み、2つまたはそれ以上のそのような要素を必要とせず、また排除もしないことを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の斜視図である。
【図2】装置によってプリントされている装飾シートを有する、図1の装置の分解図である。
【図3】第1のドア、装飾シートおよび第2のドアを示す図1の線3−3に沿った断面図である。
【図4】媒体シート上で具現化される装飾シートの実施の形態の平面図である。
【図5】本発明の他の実施の形態を含むアセンブリの斜視図である。
【図6】パネルが部分的に分解された、図5に示されるアセンブリと同様のアセンブリの斜視図である。
【図7】開いた状態の構成において装飾シートと共に示されるパネルの実施の形態の断面図である。
【図8】閉じた状態の構成における装飾シートと共に示されるパネルの実施の形態の断面図である。
【符号の説明】
10 … 装置 11 … パネル 12 … ハウジング
14 … 第1のドア 16 … 第2のドア
17 … ビューイング部(観覧部)
30 … 前縁部 38 … 切り欠き部 40 … リップ
50 … 第1のヒンジ 52 … 第2のヒンジ
56 … ピン(軸) 58 … 穴
60、62、70 … タブ 80 … 装飾シート 84 … 装飾
90 … 媒体シート
【発明の属する技術分野】
本発明は、パーソナルプリンタなどの周辺装置に関し、特に、再構成(外観変更)可能なパネル、アセンブリおよび方法に関する。
【0002】
【関連特許出願】
本願は、2001年10月26日付けで提出された先行出願第10/014,942号の一部継続出願であり、先行出願に提示されているものに開示内容を追加し、請求している。
【0003】
【従来の技術】
パーソナルプリンタなどの周辺装置は、近年、普及している。このような装置の多くは、外観がかなり統一的であり、色は鈍いベージュまたはグレーのいずれかである。特に、創造性および価値の個性を理解するユーザにとっては、これらの装置は、美的には、魅力がなく、退屈でさえある。
【0004】
装置の製造業者の中には、特定の装置の特別のバージョンを製造することによって、装置の外観に活気を吹き込む試みを行っているものもある。たとえば、1999年、Tektronix, Inc.は、その標準的なPhaser(登録商標)840カラーインクジェットプリンタの「デザイナー版」を製造した。標準840プリンタは、通常のベージュの成形プラスチックハウジングを用いていた。しかし、「デザイナー版」は、人目を引き付けるアイシーブルー色の透明なハウジングを特徴としており、同様の透明なブルー色のハウジングを有するPower Macintosh(登録商標)G3コンピュータと合うように設計された。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このような装置の特別または「デザイナー」バージョンの製造における欠点は、各バージョンが、一般に、別個のケースパーツ、非標準的な材料、特別の塗装、および/または他の高価な変更を必要とすることである。さらに、装置の特別に設計された各バージョンは、その装置に対する潜在的な市場の一部にのみ魅力があるだけで、ユーザは、それを容易に再構成(外観変更)することはできない。
【0006】
本発明の目的は、とりわけ、ユーザによって変更、カスタマイズ、装飾、または簡単に再構成され得るパネルまたはドアを有する装置を提供することである。さらに、本発明の目的は、このようなパネルまたはドア、ならびに関連のアセンブリの外観を作成および変更するための比較的簡単で安価な方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
好ましい実施の形態において、第1のドアとビューイング部(観覧部)を有する第2のドアとが設けられる。第1のドアは第2のドアと接続され、第1のドアと第2のドアは協働して両方のドアの間に装飾を有するシートを保持するのに適したスペースを形成する。装飾を有するシートは、ビューイング部(観覧部)を通して見ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の形態に従って構成され得る、インクジェットプリンタなどの装置10の実施の形態を例示する。本発明の他の実施の形態は、パネル(アクセスパネル等)、カバーまたはドアを有する他の様々なタイプの装置またはアセンブリにおいて具現化され、かつ/またはこれに関連して実施され得ることが理解されよう。このような装置としては、限定はしないが、電子写真プリンタ、ファックス機、多機能装置、コピー機、ビデオプリンタ、スキャナ装置等が含まれ得る。
【0009】
例示する装置10は、好ましくはプラスチック材料で形成された本体部すなわちハウジング12を有する。ハウジング12は、本装置の少なくとも一部を覆い、さらに好ましくは、装置の動作構成要素を覆うかまたは略密閉する。たとえば、限定はしないが、インクジェットプリンタの場合、密閉される構成要素としては、往復作動するキャリッジ上に設けられたインクジェットプリントヘッド、媒体処理システム、ならびにプリントヘッド、キャリッジおよび媒体処理システム(図示せず)の動作を制御するコントローラおよび他の電子部品が含まれ得る。
【0010】
図1および図2において示されるように、装置10のパネル11は、第1のドア14および第2のドア16を有する。本発明の好ましい実施の形態では、第1のドア14は、装置10に取り付けられるかまたは接続され、装置10に関連する、覆う必要のある開口部やその他の部分を少なくとも部分的に覆う。しかし、パネル11は、必ずしも開口部(アパーチャ)を覆うことに限定されず、モジュールパネル、記憶装置用コンパートメント、スイッチ、ボタンもしくは他の構成要素を保護するまたは覆うなど、他の目的のために、装置またはアセンブリに含まれていてもよいことが理解されよう。
【0011】
第1のドア14は、広範囲の材料から形成され得る。好ましい構成では、第1のドア14は、プラスチックまたはポリマーからなる。第1のドア14を形成するために用いられる許容可能な材料としては、限定はしないが、ABSまたは耐衝撃性ポリスチレンなどのスチレン樹脂が挙げられる。
【0012】
好ましい実施の形態では、第1のドア14は、(外側ドア16に対して)「内側」ドアとして作用し、前縁部20、前縁部20に対向する後縁部22、左縁部24および左縁部24に対向する右縁部26を含む。所望により、縁部(たとえば、前縁部20)は、媒体または他のものがハウジング12へおよびハウジング12から移動するための開口部を画定する、切り欠き部28をさらに有し得る。
【0013】
第2のドア16は、(第1のドア14に対して)「外側」ドアとして作用し、正面18上にビューイング部(観覧部)17を有する。正面18は、好ましくは、第1および第2のドア14、16が接続されたとき、「正面を向いている(faces)」すなわち観察者によって見られる外側ドア16の全面を含む。好ましい実施の形態では、ビューイング部(観覧部)17は、実質的に剛性があって透明で、第2のドア16の前面18の大半を含む。所望により、第2のドア16のビューイング部(観覧部)17は、第2のドア16の正面18の全体または実質的に全体を含み得るか、または正面18の1つまたは複数のより小さな「窓」または透明なフレーム部などの、1つまたは複数のより小さなビューイング部(観覧部)を正面18上に含み得る。たとえば、ピクチャー・フレーム(額縁)を模したいくつかのビューイング部(観覧部)を有することが可能である。本明細書で用いられる用語「透明な」は、ビューイング部(観覧部)17によって覆われるまたはビューイング部(観覧部)17の背後に位置するデザインまたは他の視覚的な特徴もしくは装飾の少なくとも一部をユーザが見るまたは観察できるレベルの透明度を指すものとする。同様の内容において、用語「実質的に剛性がある」、「実質的な剛性を有する」は、通常の動作条件下においてその形状を実質的に保持し得る物理構造を指すものとする。
【0014】
第2のドア16もまた、広範囲の材料から形成され得る。しかし、第2のドア16は、好ましくは、関連の用途に対して必要なまたは所望の透明度および/または構造機能を提供することが可能な材料から形成される。好ましい実施の形態では、第2のドア16は、プラスチックまたはポリマーからなり、より好ましくは、ポリカーボネート、アクリル樹脂、またはABS、スチレン−アクリロニトリル(SAN)もしくはポリスチレンなどのスチレン樹脂からなる。好ましくは、第2のドア16を形成する材料は、所望のまたは許容可能なレベルの強度、靱性、ビューイング透明度、耐久性、および/または耐熱特性などの特徴を提供する。たとえば、特定の応用形態では、ビューイング部(観覧部)17をできる限り「ガラス状」に形成することが望ましい。他の応用形態では、第2のドア16のビューイング部(観覧部)17は、つや消しにされるか、またはやや不透明に設計され得る。
【0015】
好ましい実施の形態では、第2のドア16は、前縁部30、前縁部30と対向する後縁部32、左縁部34および左縁部34と対向する右縁部36を有する。所望により、縁部(たとえば、前縁部30)は、第1のドア14の切り欠き部28に略対応するノッチまたは切り欠き部38を有し、関連のハウジング12へおよびハウジング12から媒体または他のアイテムが移動するための開口部を形成してもよい。
【0016】
好ましくは、第1のドア14および第2のドア16は、それらの表面の少なくとも一部にわたって、さらに好ましくは、第2のドア16の正面18またはビューイング部(観覧部)17の略全体にわたって類似した形状を有する。たとえば、例示されるような実施の形態では、第2のドア16は、湾曲部を有し、第1のドア14は、第2のドア16の湾曲部と略一致するかまたは対応する湾曲部を有する。
【0017】
図2および図3を参照すると、第2のドア16は、第2のドア16の湾曲方向の内側に突出するフラップすなわちリップ40を有し得る。本実施の形態において図示されるように、リップ40は、実質的に、第2のドア16の前縁部30、左縁部34および右縁部36に沿って延在し得る。所望により、リップ40は、第2のドア16に隣接した第1のドア14を取り外し可能に固定するように構成してもよい。さらに、いずれかのドアは、ドア間の定位置に物体(たとえば、シート)を保持、支持または位置合わせするためのリップ、レッジ(ledge)または同様の機構などの構造を有してもよい。
【0018】
図1は、ハウジング12上にパネル11を形成するように組み立てられた第1のドア14および第2のドア16を有するアセンブリの形態の本発明の実施の形態を示す。もし、ユーザがハウジング12内の構成要素にアクセスする必要がある場合、パネル11は、たとえば、矢印Aの方向に沿って上方に回転し得る。図2はまた、部分的に上方に回転する第1のドア14を示す。本実施の形態では、第1のドア14は、第1のヒンジ50および第2のヒンジ52によってハウジング12に回転可能に接続されている。しかし、本発明は、このような特定の構成には限定されず、ハウジング12への第1のドア14(および/または第2のドア16)の接続だけでなく、第1のドア14と第2のドア16との間のさらなる多くの接続形態が想定される。
【0019】
ドア14、16は、好ましくは、1つまたは複数の端部または縁部に近接する1つまたは複数の位置で互いに取り付けまたは接続されている。たとえば、限定はしないが、ドア14、16は、対応する(相隣合う)それぞれの縁部において(またはこれに近接して)接続または取り付けられ得る。たとえば、ドア14、16は、それぞれの前縁部、それぞれの前縁部および後縁部、または対応する縁部の他の様々な組み合わせにおいて(もしくはこれに近接して)接続または取り付けられ得る。本実施の形態では、第2のドア16は、それぞれの前縁部および後縁部の両方において、第1のドア14に共に「スナップ留め」(いわゆるパチン留め)され得るかまたは取り外し可能に接続され得る。
【0020】
図5は、装置10に接続されてアセンブリを形成するパネル11の実施の形態を示す。パネル11は、第1のドア14および第2のドア16を有し、第2のドア16が第1のドア14に対して「開」位置にある状態に示されている。パネル11のドア14、16は接続され、さらに、パネル11は装置に接続されていることが好ましい。好ましい実施の形態では、パネル11は装置10に接続され、それによって、ドア14、16は、互いにまたは装置10から完全に分離または分解される必要なく、少なくとも部分的に接続されたままで、(たとえば、装飾シートを挿入するために)互いに部分的に分離または「分割」され得る。
【0021】
図6は、図5に示されるアセンブリと同様のアセンブリを例示し、第2のドア16が第1のドア14から物理的に分離されている状態を示す。また図6では、第1のドア14が装置10から部分的に分離されている場合が示されている。
【0022】
ドア14、16は、好ましくは、互いに取り外し可能に固定されている。必要に応じて、第1のドア14は、第1のドア14の「上部」すなわち後縁部の取り付け部を装置10の対応する部分から「ラッチを外し」すなわち解放し、第1のドア14の後縁部を、たとえば、図1において矢印Aによって示される方向に装置から上方に回転させることによって、装置10から分離されるように構成され得る。さらに、所望により第2のドア16は、第1のドア14の装置10との接続端と対向する端部において(またはこれに近接して)第1のドア14に接続されるまたは取り付けられることが好ましく、この第2のドア16は、装置10に対して第1のドア14の回転動作方向とは反対の方向に、第1のドア14に対して下方に向かって回転され得る。
【0023】
図7および図8は、パネル11の実施の形態の断面図を示す。パネル11は、装飾シート80とともに、それぞれ「開」位置および「閉」(すなわち、組み上がった)状態で図示されている。好ましい実施の形態では、第1のドア14および第2のドア16は互いに、共通の端部(ドア14、16の前縁部20、30近傍)において回転可能に、または取り外し可能に、もしくはフレキシブル(弾性変形可能)に接続されている。
【0024】
図7および図8に例示されているように、ドア14、16は、ピン−ホール(軸−穴)構成で接続され、実質的に共通の軸Z(図5)を中心に、(同じまたはわずかに異なった程度に)それぞれ回転し得る。図5および図6にさらに例示されるように、第1のドア14は、ピン56などの一体形成され突出する取り付け構造を含み、第2のドアは、アパーチャすなわち穴58などの対応する取り付け構造を含み得る。しかし、この構成はまた、たとえば、ピン56が第2のドア16の一部として含まれるかまたは形成され、対応する穴58が第1のドア14と共に形成されるようにも変更され得る。
【0025】
図7に例示されるような好ましい実施の形態では、第2のドアの上部(または軸−穴接続部と対向するドアの部分)は、(クリップまたはタブなどの)構造70を含み、この構造はさらに、(リブなどの)端部構造72を含み得る。第1のドア14は、好ましくは、構造70を取り外し可能に収容して保持するための対応する収容構造74を有し、端部構造72と取り外し可能に接続される接触構造76をさらに含み得る。
【0026】
空気または他の要素への露出等から、ドア14、16の間に挿入されたシートまたは他の物体をさらに保護するために、これらのドアは接続されて、それらの間に形成されるスペースの周りに少なくとも部分的なシーリング係合を形成することが好ましい。たとえば、限定はしないが、シーリング係合は、第1のドアの面と第2のドアの面との間のテーパー形状、テーパーロック、または他の半シール/一体化相互接続によって達成され得る。さらに、シーリング係合を形成する1つまたはそれ以上のドアの表面はまた、ドア間の位置にシートまたは他の物体を部分的に支持するように用いられ得る。好ましい実施の形態では、ドア14、16間に形成されるスペースに対して形成されるシールは、このスペースに配設される媒体またはシートの側部の大半を実質的に覆う。
【0027】
ドア14、16の間の接続は、図5〜図8に例示される構成とすることができるが、ドア14、16の間の接続は、特定の取り付け/接続様式、あるいは単一パネル11への単一の取り付け方式や接続方式を用いることに限定されない。さらに、ドア14、16の間(またはパネル11と装置10との間)の接続は、一体的に構成された、あるいは別体に構成された構成要素(コンポーネント)を用いるものであってもよく、さらには、様々な形式の取り付け・接続方法を用いることができる。これらの方法としては、限定はしないが、軸−穴構造の接続、構成要素の弾性変形および復元性を利用した、「無理入れ」などとも称される拡げばめ(extension−fit)による接続、ホック様の接続、スナップ・フィット、スナップ・ロックによる接続、リッジ・プレス・フィット接続(嵌合しあう対の部品において、片方、あるいは両方の部品の嵌合部分に、突起や凹み[リッジ]を設け、組立時にその突起を弾性変形によって乗り越えるようにし、組立後に容易に外れないようにしたもの。)、あるいはその他、樹脂部品を接続・締結するための様々な方法を用いることができる。
【0028】
以下にさらに詳細に説明するように、装飾シート80は、第1のドア14と第2のドア16との間に位置し、パネル11の外観を、そしてもし対応する装置またはアセンブリが存在する場合、それらをも含む外観をカスタマイズすることができる。例示される実施の形態では、第2のドア16は、好ましくは、第1のドア14に対して取り外し可能に固定され、ユーザが、装飾シート80を容易に変更できるようにする。たとえば、図2および図3に示されるように、第2のドア16は、第1のドア14において、対応する第1のスロット64および第2のスロット66にそれぞれ取り外し可能にプレスフィットすることの可能な第1のタブ60および第2のタブ62を含み得る。同様に、図5〜図8に示されるように、第2のドアは、異なる様式で異なるタイプの接続構造を用いて取り付けられ、ビューイング部(観覧部)17およびシート80に関する同様のディスプレイを得ることができる。好都合なことに、ユーザは、第2のドア16を第1のドア14から取り外しまたは部分的に分離するだけで、装飾シート80があればそれを除去し、異なる装飾シートを挿入することによって、パネル11の外観を変更またはカスタマイズすることができる。
【0029】
ここで図4を参照すると、可視装飾(visible decoration)84を備えた上面82を有するサンプル装飾シート80が示されている。アートワーク、画像、写真、図面等の様々な装飾が、装飾シート80上で用いられ得ることは理解されよう。たとえば、図1に示されるように、限定はしないが、装飾シート80は、装置10に接続されたパネル11に設置され得る。好ましい実施の形態では、シート80は、シート80の上面82が第2のドア16と隣接するように挿入され、所望の構成に従って、装飾84のすべてまたは一部が、第2のドア16のビューイング部(観覧部)17を通して見られるように配置され得る。たとえば、ユーザは、第2のドア16の透明なビューイング部(観覧部)17の背後に装飾シート80を配置し、上面82を第2のドアと隣接するように位置合わせすることによって、装置10に装飾を施すことができる。
【0030】
好ましい実施の形態では、装飾シート80の全体的な形状は、装飾シートが、たとえば図1および図3に示されるように、第2のドア16の背後に設置されたとき第2のドア16の形状に略一致する。さらに、シート80の長さは、好ましくは、第2のドア16の幅と略等しい。他の実施の形態では、装飾シートの左端と、装飾シートの右端との間の距離は、第2のドアの左端と、第2のドアの右端との間の距離と略等しい。
【0031】
図4に例示されるような実施の形態では、装飾シート80は、前端81、前端81に対向する後端83、左端85および左端85と対向する右端87を有する。好ましくは、前端81と後端83との間の距離は、第2のドア16の前縁部30と、第2のドア16のビューイング部(観覧部)17の後縁部32との間の第2のドア16のビューイング部(観覧部)17の(たとえば、湾曲に沿った)距離と略等しい。また好ましくは、装飾シート80の左端85と装飾シート80の右端87との間の距離は、第2のドア16のビューイング部(観覧部)17の左縁部34と、第2のドア16のビューイング部(観覧部)17の右縁部36との間の距離と略等しい。所望により、第2のドア16はまた、媒体がたとえばハウジング12へおよびハウジング12から移動するための開口部を形成する切り欠き部38を含み得る。さらに図4を参照すると、装飾シート80は、第2のドア16内の切り欠き部38と略一致するかまたは対応する前端81に沿った切り欠き部89を有し得る。
【0032】
上記のように、第2のドア16は、第2のドアの内側に向かって突出するリップ40を含み得る。1つの実施の形態では、リップ40は、第2のドア16の前縁部30、左縁部34および右縁部36に実質的に沿って延在する。図3を参照すると、リップ40は、第2のドア16に隣接した装飾シート80を取り外し可能に配置するように作用し得る。
【0033】
アセンブリの好ましい実施の形態では、装飾(可視装飾)84は、装置10によって装飾シート80の上面82にプリントすることができる。本発明の他の態様では、複数のまたは異なる装飾(のデータ)が、CD−ROMなどのメモリ・デバイスで供給され、装飾シート80上にプリントするため、ユーザによって選択され得る。ユーザはまた、インターネット上のコンテンツ・プロバイダーなどのリモート・コンテンツ・ソースから装飾(のデータ)をダウンロードし得る。ユーザはまた、カスタム装飾を設計し、その装飾を装置10を用いて装飾シート80上にプリントし得る。あるいは、ユーザは、装置10と別個に提供される(たとえば、購入される)または装置10と共に提供される予めプリントされた装飾シートを用いてもよい。
【0034】
図4に例示される装飾シート80は、より大きな媒体シート90の一部として示される。本発明の他の態様では、ユーザは、装飾シート80の輪郭を形成する、媒体シート90の所定の領域内に装飾84をプリントし得る。1つの実施の形態では、装飾84のプリントには、装飾シート80の輪郭を形成する媒体シート上の輪郭またはカッティングガイドをプリントすることが含まれる。あるいは、カッティングガイドは、媒体シート90上に予めプリントされ得る。次に、ユーザは、カッティングガイドに沿ってカットし、装飾シート80を媒体シート90から分離することができる。
【0035】
他の実施の形態では、媒体シート90は、装飾シート80の輪郭を形成するパーフォレーション(ミシン目、目打)を含み得る。ユーザは、パーフォレーションによって形成され、装飾シート80の形状の輪郭を形成する所定の領域内に装飾84をプリントし得る。次に、ユーザは、装飾シート80を媒体シート90から分離(切り離し)することができる。
【0036】
本発明の他の実施の形態は、パネル11を再構成するための方法を含む。この方法は、第1のドア14とビューイング部(観覧部)17を備えた第2のドア16とを含むパネル11を設けることと、装飾シート80を用意することと、シート80を第1のドア14と第2のドア16との間に配置することであって、シート80の一部は、第2のドア16のビューイング部(観覧部)17を通して見ることができるように配置することと、第1のドア14を第2のドア16に接続することであって、第1のドア14と第2のドア16との間でシート80を保持および/または位置合わせするように接続することとを含む。アセンブリと共に対応する装置10が含まれる場合には、パネル11は、装置10に取り外し可能に接続してもよい。さらに、シート80を、シート80が関連する装置によって作成、生成、または部分的に変更すること、およびソフトウェアによって生成される装飾を設けることが可能である。さらに、ソフトウェアは、第2のドア16のビューイング部(観覧部)17を通して見られるようにシート80上に生成される外観を構成および/または位置合わせし得る。
【0037】
特定の実施態様に応じて、本明細書内で網羅される概念による本発明の装置および方法に対して、特許請求の範囲内で、様々な他の同等の変更および置換がなされ得ることは明白である。本発明は、上記の好ましい実施の形態および代替の実施の形態を参照しながら特定的に示し説明したが、本明細書に記載される実施の形態に対して様々な代替が、併記特許請求の範囲に規定される発明の精神および範囲を逸脱せずに、本発明のこのような実施の形態を実施する際に用いられ得ることは当業者によって理解されるべきである。本発明の実施の形態の記載は、本明細書に記載される要素の新規かつ非自明な組み合わせをすべて含むものとして理解されるべきであり、特許請求の範囲は、これらの要素の新規かつ非自明の任意の組み合わせに対して本願または後願において提示され得る。上記の実施の形態は例示的であり、本願または後願において請求され得るすべての可能な組み合わせに対して、単一の特徴または要素は重要ではない。特許請求の範囲が、等価物の「1つの」または「第1の」要素を規定する場合、このような特許請求の範囲は、1つまたはそれ以上のこのような要素を導入することを含み、2つまたはそれ以上のそのような要素を必要とせず、また排除もしないことを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の斜視図である。
【図2】装置によってプリントされている装飾シートを有する、図1の装置の分解図である。
【図3】第1のドア、装飾シートおよび第2のドアを示す図1の線3−3に沿った断面図である。
【図4】媒体シート上で具現化される装飾シートの実施の形態の平面図である。
【図5】本発明の他の実施の形態を含むアセンブリの斜視図である。
【図6】パネルが部分的に分解された、図5に示されるアセンブリと同様のアセンブリの斜視図である。
【図7】開いた状態の構成において装飾シートと共に示されるパネルの実施の形態の断面図である。
【図8】閉じた状態の構成における装飾シートと共に示されるパネルの実施の形態の断面図である。
【符号の説明】
10 … 装置 11 … パネル 12 … ハウジング
14 … 第1のドア 16 … 第2のドア
17 … ビューイング部(観覧部)
30 … 前縁部 38 … 切り欠き部 40 … リップ
50 … 第1のヒンジ 52 … 第2のヒンジ
56 … ピン(軸) 58 … 穴
60、62、70 … タブ 80 … 装飾シート 84 … 装飾
90 … 媒体シート
Claims (36)
- 第1のドアと、
観覧部を有する正面を含む第2のドアとを備え、
前記第1のドアは、前記第2のドアに接続されており、
前記第1のドアおよび前記第2のドアは、前記第1のドアと前記第2のドアとの間にシートの少なくとも一部を保持可能なスペースを形成することを特徴とするパネル。 - 前記第2のドアの前記観覧部は、実質的に透明、つや消し、または不透明であることを特徴とする請求項1に記載のパネル。
- 前記観覧部は、前記第2のドアの前記正面の略全体を含むことを特徴とする請求項2に記載のパネル。
- 前記正面は、複数の観覧部を含むことを特徴とする請求項1に記載のパネル。
- 前記第2のドアは、実質的に剛性を有し、ポリマーで形成されることを特徴とする請求項1に記載のパネル。
- 前記第1のドアは、前記第2のドアの対応する接続構造へ接続するための接続構造を含むことを特徴とする請求項1に記載のパネル。
- 前記接続構造は、軸、穴、タブ、拡げ、リッジ、圧入構造、ホックまたはスナップを含むことを特徴とする請求項6に記載のパネル。
- 前記第1のドアの一部は、前記第2のドアの一部に取り外し可能に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のパネル。
- 前記第2のドアおよび前記第1のドアは、湾曲部を含むことを特徴とする請求項1に記載のパネル。
- 装置の一部と係合するための構造を含むことを特徴とする請求項1に記載のパネル。
- 前記第1のドアおよび前記第2のドアは、一つの軸を中心とした略同軸の回転を可能にするように接続されていることを特徴とする請求項1に記載のパネル。
- 前記第1のドアおよび前記第2のドアは、前記第1のドアおよび前記第2のドアによって形成されるスペースの周りに少なくとも部分的にシールされた係合を含むように接続されていることを特徴とする請求項1に記載のパネル。
- 前記シールされた係合は、前記第1のドアと前記第2のドアとの間にテーパーロック接続を含むことを特徴とする請求項12に記載のパネル。
- 前記シールされた係合は、少なくとも部分的に支持構造を形成することを特徴とする請求項13に記載のパネル。
- 前記第1のドアおよび前記第2のドアは、切り欠き部を含むことを特徴とする請求項1に記載のパネル。
- 前記第1のドアと前記第2のドアとの間に配置されるシートを含むことを特徴とする請求項1に記載のパネル。
- 前記シートの一部は、前記第2のドアの前記観覧部を通して少なくとも部分的に見ることができることを特徴とする請求項16に記載のパネル。
- 前記シートの片側または両側において、前記第1のドアおよび前記第2のドアは、前記シートの下方で接続され、さらに前記シートの上方で取り外し可能に接続されることを特徴とする請求項16に記載のパネル。
- 前記第1のドアおよび前記第2のドアは、切り欠き部を含むことを特徴とする請求項16に記載のパネル。
- 前記第1のドアおよび前記第2のドアは、前記シートを周囲の状態への露出から少なくとも部分的にシールすることを特徴とする請求項18に記載のパネル。
- 第1のドアと、
ポリマーからなる第2のドアであって、接続端部と、実質的に剛性がありかつ実質的に透明な観覧部とを含み、前記第1のドアが前記第2のドアの前記接続端部に回転可能に接続される、第2のドアと、
上面および装飾を有するシートであって、前記第1のドアと前記第2のドアとの間に位置し、前記装飾は、前記第2のドアの前記観覧部を通して少なくとも部分的に見ることができる、シートと、
を備えており、
前記第1のドアおよび前記第2のドアは、周囲の状態から前記シートを少なくとも部分的にシールすることを特徴とするパネル。 - 第1のドアと、
観覧部を含む第2のドアとを備えており、
前記第1のドアは、前記第1のドアを前記第2のドアに接続するための手段を含み、
さらに、前記第1のドアおよび前記第2のドアは、前記第2のドアの前記観覧部と前記第1のドアとの間にシートを配置するための手段を含むことを特徴とするパネル。 - 覆われる部分を含む本体部と、
前記覆われる部分を覆うパネルとを備え、前記パネルは、第1のドアと、観覧部を備えた第2のドアとを含んでおり、
前記第1のドアおよび前記第2のドアは、互いに接続され、前記第1のドアと前記第2のドアとの間にシートを保持するスペースを形成することを特徴とする装置。 - 前記パネルは、前記本体部に接続するための接続部を含むことを特徴とする請求項23に記載の装置。
- 前記接続部は、前記第1のドアまたは前記第2のドアと一体に形成されていることを特徴とする請求項24に記載の装置。
- 前記接続部は構造を含み、前記本体は、前記構造用の収容部を含むことを特徴とする請求項24に記載の装置。
- 前記パネルは、前記パネルを前記本体部に取り外し可能に接続するための手段を含むことを特徴とする請求項23に記載の装置。
- 前記第1のドアと前記第2のドアとの間に位置するシートを含んでおり、前記シートの一部は、前記第2のドアの前記観覧部を通して少なくとも部分的に見ることができることを特徴とする請求項23に記載の装置。
- 前記第1のドアおよび前記第2のドアは、前記シートの周囲に少なくとも部分的なシールを形成することを特徴とする請求項28に記載の装置。
- 第1のドアと、実質的に剛性を有する観覧部を備えた第2のドアとを含むパネルを設けることと、
シートを設けることと、
前記第1のドアと前記第2のドアとの間に前記シートを配置することであって、前記シートの一部は、前記第2のドアの前記観覧部を通して見ることができるように配置することと、
前記第1のドアを前記第2のドアに接続することであって、それによって、前記第1のドアと前記第2のドアとの間に前記シートを保持するようにすることと、
前記パネルを前記装置の本体部に接続することとを含むことを特徴とする方法。 - 本体部、および第1のドアと実質的に剛性を有する観覧部を備えた第2のドアとを含むパネルを備えた装置を設けることと、
シートを設けることと、
前記第1のドアと前記第2のドアとの間に前記シートを配置することであって、前記シートの一部は、前記第2のドアの前記観覧部を通して見ることができるように配置することと、
前記第1のドアを前記第2のドアに接続することであって、それによって、前記第1のドアと前記第2のドアとの間に前記シートを保持するようにすることと、
前記パネルを前記装置の前記本体部に接続することとを含むことを特徴とする方法。 - 前記シートを前記装置によって少なくとも部分的に生成または変更することを含むことを特徴とする請求項31に記載の方法。
- 前記シートを、前記第1のドアと前記第2のドアとの間に設けられるスペースに適合するように変更することを含むことを特徴とする請求項31に記載の方法。
- 前記シートは、前記シート中の除去する部分を識別する除去ラインまたはパーフォレーションを含むことを特徴とする請求項33に記載の方法。
- 前記シートの外観は、ソフトウェアによって生成されることを特徴とする請求項31に記載の方法。
- 前記ソフトウェアは、前記第2のドアの前記観覧部を通して見られる前記シート上に生成される外観を制御することを特徴とする請求項35に記載の方法。
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