JP2004031735A - 低抵抗巻線コイル - Google Patents

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JP2004031735A JP2002187274A JP2002187274A JP2004031735A JP 2004031735 A JP2004031735 A JP 2004031735A JP 2002187274 A JP2002187274 A JP 2002187274A JP 2002187274 A JP2002187274 A JP 2002187274A JP 2004031735 A JP2004031735 A JP 2004031735A
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winding coil
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Toshiyuki Horikoshi
堀越 稔之
Koichi Sato
佐藤 晃一
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Abstract

【課題】設計の変更および新たに製造することなく、容易に抵抗を半減できる低抵抗巻線コイルを提供することにある。
【解決手段】電子部品の一つであるマグネットワイヤ61を螺旋状に巻いた巻線コイル10において、2個の同じ巻線コイル1,2を並列に接続したものである。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子部品の一つであるマグネットワイヤを、螺旋状に巻いて形成される巻線コイルに係り、特に、巻線コイルの接続や配置を工夫し、抵抗の低減化を図った低抵抗巻線コイルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6に示すように、従来の巻線コイル60は、電子部品の一つであるマグネットワイヤ61を螺旋状に巻いたものである。この巻線コイル60は、抵抗がRであり、自己インダクタンスがLである。巻線コイル60の両端に電圧Vを印加すると、巻線コイル60には電流I60が流れる。
【0003】
巻線コイル60を形成するマグネットワイヤ61は、それ自身も抵抗を有する。巻線コイル60の抵抗Rは、言い換えれば、マグネットワイヤ61の抵抗Rである。このため、巻線コイル60に電流I60が流れると、マグネットワイヤ61の抵抗Rにより損失が生じる。したがって、巻線コイル60の抵抗Rを低減することが求められている。
【0004】
巻線コイル60の抵抗Rを低減する方法の一つとして、マグネットワイヤ61の断面積を大きくして抵抗Rを低減する方法がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題 】
しかしながら、マグネットワイヤ61の抵抗Rと断面積は反比例の関係にあるため、抵抗Rを2分の1にするには、マグネットワイヤ61の断面積を2倍にしなければならない。
【0006】
また、マグネットワイヤ61を流れる電流I60が高周波の電流になると、表皮効果により、電流はマグネットワイヤ61の断面の表面層を流れるようになる。この場合、マグネットワイヤ61の抵抗Rは、マグネットワイヤ61の直径に反比例する。したがって、抵抗Rを2分の1にするには、マグネットワイヤ61の直径を2倍にしなければならず、その場合、マグネットワイヤ61の断面積は4倍になる。
【0007】
このように、マグネットワイヤ61の断面積を大きくすることで抵抗Rを低減する方法では、特に高周波を利用する環境において、マグネットワイヤ61の断面積を著しく増加させる必要がある。その結果、巻線コイル60の形状と電気的特性が変化してしまうため、新たな巻線コイルの形状設計および製造が必要になるという問題がある。
【0008】
そこで、本発明の目的は、上記従来技術の問題を解決し、設計の変更および新たに製造することなく、容易に抵抗を半減できる低抵抗巻線コイルを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために創案されたものであり、請求項1の発明は、電子部品の一つであるマグネットワイヤを螺旋状に巻いた巻線コイルにおいて、同じ巻線コイル2個を並列に接続した低抵抗巻線コイルである。
【0010】
請求項2の発明は、2個の巻線コイルは、相互インダクタンスを有するように配置される請求項1記載の低抵抗巻線コイルである。
【0011】
請求項3の発明は、2個の巻線コイルは、マグネットワイヤの巻き方向が互いに逆向きである請求項1または2記載の低抵抗巻線コイルである。
【0012】
請求項4の発明は、電子部品の一つであるマグネットワイヤを螺旋状に巻いた巻線コイルにおいて、同じマグネットワイヤ2本を束にし、束にした2本のマグネットワイヤを螺旋状に巻いた低抵抗巻線コイルである。
【0013】
請求項5の発明は、一方のマグネットワイヤの始端と他方のマグネットワイヤの終端を接続すると共に、一方のワイヤの終端と他方のマグネットワイヤの始端を接続した請求項4記載の低抵抗巻線コイルである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
【0015】
図1は、本発明の好適実施の形態である低抵抗巻線コイルの等価回路を示したものである。
【0016】
図1に示すように、本発明に係る低抵抗巻線コイル10は、主として、フィルタ、共振回路、スイッチングレギュレータなどの電気・電子回路素子や、スピーカー、トランス、リレーなどの電気・電子部品として使用されるものである。
【0017】
低抵抗巻線コイル10は、電子部品の一つである2本のマグネットワイヤ61,61が互いに逆向きに螺旋状に巻かれ、それぞれ同じ抵抗R1(=R2)と同じ自己インダクタンスL1(=L2)を有して形成される2個の空心の巻線コイル1,2を、両巻線コイル1,2間に相互インダクタンスMが生じるように互いに近接させて配置し、近接配置した両巻線コイル1,2を並列接続したものである。
【0018】
マグネットワイヤ61としては、導体を絶縁体で被覆したものならば、いかなるものを用いてもよく、例えば、エナメル線を用いることができる。
【0019】
図1では、説明の便宜上、巻線コイル1,2の抵抗値と自己インダクタンス値に異なる符号を使用しているが、巻線コイル1,2(マグネットワイヤ61,61)の抵抗R1,R2は、図6で説明した巻線コイル60(マグネットワイヤ61)の抵抗Rとそれぞれ等しく、巻線コイル1,2の自己インダクタンスL1,L2も巻線コイル60の自己インダクタンスLとそれぞれ等しい。
【0020】
巻線コイル1は、図1の例で言えば、マグネットワイヤ61を、左側から右側にかけて右巻きとなるように、複数巻きして形成されている。一方、巻線コイル2は、マグネットワイヤ61を、左側から右側にかけて左巻きとなるように、巻線コイル1と同じ巻き数だけ複数巻きして形成されている。
【0021】
巻線コイル1,2は、マグネットワイヤ61の巻き数に限定されるものではない。例えば、巻き数が1のとき、巻線コイル1,2がそれぞれループ形状のコイルとなるので、その場合には、各ループ形状のコイルに流れる電流の向きが互いに反対になるように、巻線コイル1,2を並列に接続すればよい。
【0022】
本実施の形態では、巻線コイル1,2として空心コイルを使用しているが、1本のコアの外周にマグネットワイヤ61,61を巻き付けたソレノイドコイルを使用してもよいし、2本のコアの外周にマグネットワイヤ61,61をそれぞれ巻き付けたソレノイドコイルを使用してもよい。
【0023】
本実施の形態の作用を説明する。
【0024】
低抵抗巻線コイル10の両端に、図6で説明した従来の巻線コイル60と同じように電圧Vを印加すると、低抵抗巻線コイル10には、電流Iが流れる。ここで、巻線コイル1,2に流れる電流をI1,I2、各周波数をω、虚数単位をiとし、低抵抗巻線コイル10(図1の等価回路)について回路方程式を立てると、数1のようになる。
【0025】
【数1】
Figure 2004031735
【0026】
低抵抗巻線コイル10は、両巻線コイル1,2が同じ特性(同じ抵抗と自己インダクタンス)を有しており、しかも両巻線コイル1,2間に相互インダクタンスMが生じているので、数2の関係が成立する。
【0027】
【数2】
Figure 2004031735
【0028】
数2の条件において数1を整理すると、数3のようになる。
【0029】
【数3】
Figure 2004031735
【0030】
この数3の結果より、低抵抗巻線コイル10は、図2に示すような等価回路で表すことができ、単一の巻線コイル60と同じ自己インダクタンスLをそのまま有し、抵抗だけが単一の巻線コイル60の2分の1(R/2)である巻線コイルとなっていることがわかる。
【0031】
したがって、低抵抗巻線コイル10と巻線コイル60に、同じ電圧Vを印加した場合、低抵抗巻線10に流れる電流Iは、巻線コイル60に流れる電流I60よりも大きい。
【0032】
高周波の環境において、単一の巻線コイル60のような構造で低抵抗巻線コイル10と同じ特性を得るためには、上述したように、巻線コイル60の代わりに、巻線コイル60に対して4倍の体積を有する新たな巻線コイルを使用しなければならない。
【0033】
これに対して、低抵抗巻線コイル10は、数1〜数3に示した以上の関係が、周波数に依存せずに成立するため、高周波の環境においても、自己インダクタンスLと抵抗R/2を有する特性をそのまま維持でき、巻線コイル60に対して最大2倍の体積の増加に抑えることができる。
【0034】
また、低抵抗巻線コイル10は、特性が同じ巻線コイル1,2を並列に接続するだけの構造であるため、新たな巻線コイルの設計や製造をする必要がない。
【0035】
低抵抗巻線コイル10では、巻線コイル1,2のマグネットワイヤ61,61の巻き方向が互いに逆向きとなっているので、巻線コイル1,2間に相互インダクタンスMがより生じやすくなっている。
【0036】
両巻線コイル1,2間に相互インダクタンスMが生じていない場合、すなわち、数1においてM=0とおき、同様にして数2の条件において数1を整理すると、抵抗だけでなく自己インダクタンスも2分の1となる。
【0037】
このように、本発明に係る低抵抗巻線コイル10は、特性が同じ2個の巻線コイル1,2を並列に接続するだけの簡単な構造なので、巻線コイルの設計の変更および新たに巻線コイルを製造することなく、容易に抵抗を半減できる。
【0038】
また、本発明に係る低抵抗巻線コイル10は、周波数に依存せずに、特に高周波の環境においても抵抗を半減できる。
【0039】
次に、低抵抗巻線コイル10が使用される一例を説明する。
【0040】
図3は、ワイヤレスICカードの動作原理を説明する概略図である。
【0041】
図3に示すように、一般に、ワイヤレスICカードと称されるICカード31は、情報が記録されたICチップ32と、ICチップ32に接続されたアンテナコイル33とを内蔵したものである。ICチップ32に記録された情報を読み取るには、リーダ34を使用する。リーダ34は、アンテナ35と、アンテナ35に接続されて、アンテナ35に電流を流すと共にアンテナ35で受信した情報を処理する情報処理装置36とを備えている。
【0042】
ICカード31では、リーダ34のアンテナ35から生じる磁束Φにより、内蔵のアンテナコイル33に電圧が誘起され、誘起された電圧によって内蔵のICチップ32が作動する。このとき、ICチップ32は、アンテナコイル33からアンテナ35に情報を送信し、情報処理装置36がその情報を読み取る。
【0043】
アンテナコイル33に誘起された電圧の一部は、アンテナコイル33の抵抗により熱量として損なわれる。このため、アンテナコイル33の抵抗は小さい方が望ましい。
【0044】
そこで、このアンテナコイル33に、本発明に係る低抵抗巻線コイル10を使用したところ、単一のアンテナコイル(例えば、従来の巻線コイル60)を内蔵したICカードに比べて、アンテナコイル33に生じる電圧が低い環境でICチップ32が作動した。
【0045】
電圧が低い環境とは、ICチップ32が作動することができるICカード31とリーダ34のアンテナ35間の距離が長い状態を指す。つまり、低抵抗巻線コイル10は、リーダ34の性能を変えることなく、ICカード31の感度を向上させることができる。
【0046】
第2の実施の形態を説明する。
【0047】
図4は、本発明の第2の実施の形態を示す概略図である。
【0048】
図4に示すように、低抵抗巻線コイル40は、同じ2本のマグネットワイヤ41,42を束にし、束にした2本のマグネットワイヤ41,42を螺旋状に巻いて二重の空心コイルを形成したものである。
【0049】
図4では、説明の便宜上、マグネットワイヤ41,42として異なる符号を使用しているが、マグネットワイヤ41,42は同じものであり、図1で説明したマグネットワイヤ61とも同じものである。
【0050】
さらに、低抵抗巻線コイル40は、図5に示すように、二重コイルを形成した後、マグネットワイヤ41の始端41sとマグネットワイヤ42の終端42eを接続すると共に、マグネットワイヤ41の終端41eとマグネットワイヤ42の始端42sを接続して形成されている。
【0051】
低抵抗巻線コイル40によっても、図1で説明した低抵抗巻線コイル10と同じ作用効果が得られ、図3で説明したICカード31に使用した場合も同様である。低抵抗巻線コイル40は、二重コイルの構造となっているので、低抵抗巻線コイル10と比べて全体がコンパクトになるという利点がある。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したことから明らかなように、本発明によれば、次のような優れた効果を発揮する。
(1)設計の変更および新たに製造することなく、容易に抵抗を半減できる。
(2)周波数に依存せずに抵抗を半減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適実施の形態を示す等価回路である。
【図2】図1に示した低抵抗巻線コイルを単一のコイルで表現したときの等価回路である。
【図3】本発明に係る低抵抗巻線コイルの使用例であるワイヤレスICカードの動作原理を説明する概略図である。
【図4】第2の実施の形態を示す概略図である。
【図5】図4に示した低抵抗巻線コイルの接続の状態を示す図である。
【図6】従来の巻線コイルの等価回路である。
【符号の説明】
1,2 巻線コイル
10 低抵抗巻線コイル
61 マグネットワイヤ

Claims (5)

  1. 電子部品の一つであるマグネットワイヤを螺旋状に巻いた巻線コイルにおいて、同じ巻線コイル2個を並列に接続したことを特徴とする低抵抗巻線コイル。
  2. 2個の巻線コイルは、相互インダクタンスを有するように配置される請求項1記載の低抵抗巻線コイル。
  3. 2個の巻線コイルは、マグネットワイヤの巻き方向が互いに逆向きである請求項1または2記載の低抵抗巻線コイル。
  4. 電子部品の一つであるマグネットワイヤを螺旋状に巻いた巻線コイルにおいて、同じマグネットワイヤ2本を束にし、束にした2本のマグネットワイヤを螺旋状に巻いたことを特徴とする低抵抗巻線コイル。
  5. 一方のマグネットワイヤの始端と他方のマグネットワイヤの終端を接続すると共に、一方のワイヤの終端と他方のマグネットワイヤの始端を接続した請求項4記載の低抵抗巻線コイル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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