JP2004030685A - 印刷装置、印刷システム及びステータス変化検出方法 - Google Patents

印刷装置、印刷システム及びステータス変化検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
 ホストコンピュータが必要とする印字装置のステータスの変化を必要最小限のステータスで得られるようにする。
【解決手段】
 印刷装置は、ホスト装置から受信した所定コマンドに応じ、所定の複数のステータスのうちから自動ステータス送信の対象となるステータスを選択して、自動ステータス送信を有効に設定する。自動ステータス送信が有効に設定された後に前記選択された自動ステータス送信の対象のステータスが変化すると、印刷装置は、前記所定の複数のステータスのステータスデータをホスト装置に自動的に送信する。上記コマンドは、上記複数ステータスにそれぞれ対応した複数ビットからなるパラメータを含み、各ビット値が対応するステータスを選択するか否かを示す。ステータスデータは、上記複数ステータスにそれぞれ対応した複数ビットを含み、各ビット値が対応するステータスを示す。
【選択図】図1

Description

 本発明は、印刷装置に関し、特にPOS/ECRなど金銭を扱うシステムに適した印刷装置に関するものである。
 従来の印刷装置は制御コマンドとしてステータス要求コマンドを有しており、その制御コマンドをホストコンピュータから受信し、実行するとホストコンピュータにステータスデータを送信していた。
 したがって、ホストコンピュータは印刷装置の状態を得るために、ステータス要求コマンドを必要に応じて送信していた。
 しかし、ステータス要求コマンドをときどき実行している程度では、ホストコンピュータは印刷装置のステータスが変化した瞬間を知ることはできず、多少の遅延時間をもって確認していた。したがって、ホストコンピュータはステータスの変化の発生から遅延することなく知るために、短い間隔でステータスデータを得ようとし、ステータス要求コマンドを頻繁に印刷装置に送信するようになった。
 そのため、ホストコンピュータはステータス要求コマンドの頻繁な送信により負荷が大きくなっていた。また、大量のステータスデータを受信するため、ステータスデータ解析による負荷も大きくなっていた。さらに、大量のステータスデータが送信されてくるのにも関わらず、印刷装置のステータスが変化していなければ連続して同じ内容のステータスデータを受信することになり、ステータスデータ解析の効率が非常に悪くなっていた。また、印刷装置もステータス要求コマンドを頻繁に実行するようになるため、スループットが低下していた。
 そこで本発明は、ホスト装置が必要とする印刷装置のステータスの変化を必要最小限のステータスデータで得ることを可能とすることを目的とする。
 本発明の一つの観点に従う印刷装置は、ホスト装置から受信した所定のデータに応じ、印刷装置の所定の複数のステータスのうちから自動ステータス送信の対象となるステータスを選択するステータス選択手段と、前記ステータス選択手段により前記自動ステータス送信の対象となるステータスが選択されると、自動ステータス送信を有効に設定する自動ステータス送信設定手段と、前記自動ステータス送信設定手段により自動ステータス送信が有効に設定された後に前記選択された自動ステータス送信の対象のステータスが変化すると、当該印刷装置の前記所定の複数のステータスのステータスデータを前記ホスト装置に送信する自動ステータス送信手段とを有することを特徴とする。
 一つの実施形態として、前記ホスト装置からの所定のデータが、前記所定の複数のステータスにそれぞれ対応した複数のビットを含み各ビットの値が対応するステータスを自動ステータス送信の対象として選択するか否かを示したパラメータを有するものとすることができる。
 一つの実施形態として、前記ステータデータが、前記所定の複数のステータスにそれぞれ対応した複数のビットを含み各ビットの値が対応するステータスを示したものとすることができる。
 一つの実施形態として、前記複数のステータスにエラー状態が含まれるようにすることができる。
 本発明の別の形態に従う印刷装置のステータス変化検出方法は、
 (a)ホスト装置から受信した所定のデータに応じ、印刷装置の所定の複数のステータスのうちから自動ステータス送信の対象となるステータスを選択する工程と、
 (b)工程(a)により前記自動ステータス送信の対象となるステータスが選択されると、自動ステータス送信を有効に設定する工程と、
 (c)工程(b)により自動ステータス送信が有効に設定された後に前記選択された自動ステータス送信の対象のステータスが変化すると、当該印刷装置の前記所定の複数のステータスのステータスデータを前記ホスト装置に送信する工程と
を有することを特徴とする。
 本発明によれば、自動ステータス送信対象のステータスが選択されたら、以降、選択されたステータスが変化したときだけステータスデータを送信し、ホストコンピュータが必要とする印刷装置のステータスの変化を必要最小限のステータスデータで得ることが可能となり、ホストコンピュータはステータス要求コマンドの頻繁な送信がなくなるため、コマンド送信の負荷が軽減し、また、ステータスデータの受信数が減る。
 以下、本発明による一実施例を、図面に従って説明する。
 一般に流通業界で使用される記録紙としては単票用紙と連続紙が有り、単票用紙にはスリップ紙と呼ばれる不定形の伝票用紙や、バリデーション紙と呼ばれる比較的定形で何枚かの複写紙を有するものが有る。連続紙としては店舗の記録用として保存する為のジャーナル紙と、領収証としてのレシート紙がある。
 図1は、これらの記録紙のスリップ紙、ジャーナル紙、レシート紙に印字可能な本発明の一実施例である印刷装置の全体図である。
 1は印字ヘッド本体であり、複数本のワイヤーが縦に並んだいわゆるワイヤードットヘッドである。この印字ヘッド1が矢印1A、1B方向に往復移動しながら印字を行う。3はインクリボンである。
 レシート紙17、ジャーナル紙18はロール紙の状態で、図の様に印字機構部の後ろから挿入し上部へ排出される。また、スリップ紙19は、印字機構部の前から挿入し(矢印19A)、上部へ排出される(矢印19B)。
 レシート紙、ジャーナル紙ともに、紙の終りを検出するニアエンド検出器20が装備されている。ニアエンド検出器20は、ロール紙の外径により矢印20A方向に回動するニアエンド検出レバー20aとニアエンド検出レバー20aによりオン、オフするプッシュスイッチ20bで構成される。ロール紙が終わりに近づくとその外径が小さくなり、ロール紙の中心に達するとニアエンド検出レバー20aが矢印20B方向に回動し、プシュスイッチ20bがオフして紙の終わり間近を検出する。
 レシート紙17は、印字後カッタユニット14によりカットされ、客に手渡される。
 印刷装置は、図示しない本体ケースに覆われており、図示しないカバーと下ケース15とに分かれる。21は、カバー検出器であり、対向型のフォトセンサからなる。カバーが閉じているとカバー検出器21の光が遮断され、カバークローズが検出できる。
 図2は、本発明の一実施例である印刷装置において、連続紙と単票用紙を印字する場合の動作を示す機構図である。図2において(a)は連続用紙(図ではレシート紙)に印字する場合、(b)は単票用紙(スリップ紙)に印字する場合を示す。
 印字ヘッド1は、ワイヤー支持部1aの中に図示しないワイヤーピンが有り、プラテン2との間にインクリボン3を介在してレシート紙17に印字を行う。
 レシート紙17は、ガイドローラ5を介して紙案内板4a、4bの間に挿入され、紙送りローラ6a、6bにより紙送りされる。紙送りローラ6aはモータ等の駆動源(図示しない)と結合している。紙案内板4a,4bの途中にレシート紙検出器12が配置されている。レシート紙検出器12は、対向型のフォトセンサもしくは、レバースイッチなどで構成される。図では対向型のフォトセンサの例を示す。紙送りローラ6a,6bにより送られたレシート紙17は、インクリボン3とプラテン2の間を通り、紙押さえローラ7a,7b、カッタユニット14を介して印刷装置上部へ排出される。カッタユニット14は、カッタ刃14aとカッタカバー14bから構成され、カッタ刃14aが図示しないモータなどの駆動源により矢印14A方向へ移動し、レシート紙17を切断する。
 図では、レシート紙の場合を示したが、ジャーナル紙の場合もカッタユニットを除いては同じ構成である。
 スリップ紙を印字する場合(図2(b))、スリップ紙19は、印刷装置の手前のスリップ紙挿入開口部21から用紙を矢印19A方向に挿入する。ロール紙印字中は、スリップ送りローラ9aは、図2(a)の様にプランジャ10により矢印10A方向に引っ張られており、対向するスリップ送りローラ9bとは離れている。よって、スリップ紙19が挿入可能である。スリップ紙19を挿入すると、スリップ紙19はスリップ紙案内11a,11bを経てスリップ送りローラ8a,8bに突き当たる。この時スリップ紙検出器13によって紙が挿入されたかどうかを検出する。紙が挿入されたら、プランジャ10が解除されレバー10aは、矢印10B方向に回動し、スリップ送りローラ9bがスリップ送りローラ9aに押圧され、スリップ紙19が保持される。スリップ送りローラ8b,9bは図示しないモータなどの駆動源と結合しており、対向するスリップ送りローラ8a,9aとともに、矢印8A,8B,9A,9B方向にそれぞれ回転し、スリップ紙19を紙送りする。印字が終了すると、スリップ紙19は矢印19B方向に排出され、プランジャ10が駆動されてスリップ送りローラ9aはスリップ送りローラ9bと離れ、次のスリップ用紙が挿入可能となる。
 レシート紙17は図のように装着したままスリップ紙19に印字可能であり、また、スリップ紙19に複写紙を添付すれば、スリップ紙19とレシート紙17を同時に、同じ内容を印字することも可能である。
 スリップ紙検出器13は、レシート紙検出器12と同様に対向型のフォトセンサを用いている。
 15は本体下ケースであり、16はヘッド機構を支持するケースである。
 図3は、本発明の一実施例である印刷装置の印字部構成図である。
 図によりヘッドキャリッジ駆動モータの脱調を検出する方法を示す。
 ヘッド1は、ワイヤーホルダ1aとともに、ヘッドキャリッジ1b上に固定されていて、このヘッドキャリッジ1bは、キャリッジ伝達ベルト32とキャリッジ駆動歯車31a、31bにより左右に移動する。キャリッジ駆動歯車31aは図示しないヘッドキャリッジ駆動モータと結合している。このモータは、一般的にはパルスモータが用いられており、実施例でもパルスモータを使用している。キャリッジ駆動歯車31aは、伝達歯車33を介して回転検出板34を回転させる。回転検出板34を挟むように対向型のフォトセンサからなるキャリッジ検出器35が配置されており、ヘッドキャリッジ1bの移動に従って、回転検出板34が回転し、これをキャリッジ検出器35が検出する。回転検出板34はプロペラ状に形成され、これが回転すると、キャリッジ検出器35の出力が周期的にオン、オフする。すなわち、図示しないヘッドキャリッジ駆動モータによって、ヘッドキャリッジ1bが左右に移動すると、キャリッジ検出器35によって、ヘッドキャリッジ1bの移動を検出する。
 印字ヘッド1とプラテン2の間にあるレシート紙、ジャーナル紙もしくはスリップ紙が、よれてワイヤーホルダ1aとプラテン2との間につまってしまうと紙ジャムとなり、ヘッドキャリッジ1bは、キャリッジ駆動モータの回転に追従せず、キャリッジ駆動モータは脱調する。これを、キャリッジ検出器35により検出する。これをキャリッジエラーと称す。
 印字ヘッド1は、印字位置の基準位置を特定する為、ホームポジションが必要である。ホームポジション検出器36は、対向型のフォトセンサであり、ヘッドキャリッジ1bを検出する。すなわち、ヘッドキャリッジ1bが左に移動し、ホームポジション検出器36の光を遮断する位置がホームポジションの基準位置となる。
 ヘッドキャリッジ1bが、ホームポジションに移動しようとしたとき、紙ジャムなどによりホームポジションに到達しないことをホームポジション検出器36により検出することができる。これをホームポジションエラーと称す。
 図4は、本発明を実現する制御回路の回路ブロック図である。
 印字ヘッド47、モータ類48、プランジャ類49により上述の印刷装置の機構部を成しており、これらの印字機構を駆動する印字機構駆動回路46を有している。また、印字機構には、キャリッジ検出器52、ホームポジション検出器53、オートカッタ検出器54、各用紙検出器55、カバー検出器56、が装備され中央制御装置(以下、CPUと称す)42と接続している。オートカッタ検出器54は、図2におけるカッタ刃14aのポジション検出を行う検出器であり、図示しないカッタ刃駆動モータを駆動し所定の位置で検出信号を発生する。カッタ刃において紙ジャムなどが発生するとカッタ刃が所定の位置に移動せず、検出信号が発生しないためエラーとなる。これをカッタエラーと称す。
 以降、キャリッジエラー、ホームポジションエラー、カッタエラーを総称してエラー状態とする。
 印刷装置全体を制御するCPU42には、紙送りなどを手動で行う為のパネルスイッチ45、ホストコンピュータとの通信を行うインターフェース41、制御プログラムや印字文字パターンなどを格納するROM50、受信バッファや印字バッファなどを格納するRAM51、コネクタ43の1端子が接続されている。コネクタ43には、キャッシュドロワー等の周辺機器44が接続可能であり、その状態をTTLレベルによって検出することができる。
 印字データがインターフェース41から入力されるとRAM51内の受信バッファに格納され、CPU42はこのデータを解読し、データコードに対応した文字パターンをROM50から読みだし、印字機構制御回路46を介して印字ヘッド47、モータ類48、プランジャ類49を駆動し印字を実行する。
 図5は、本発明の全体構成を示す機能ブロック図であり、各機能手段の関係を示している。
 61はホストコンピュータであり、コマンドデータや印字データなどを印刷装置に送信する。62は、インターフェイスを介してホストコンピュータ61からのデータを受信するデータ受信手段であり、受信データは、全て一旦受信バッファ63に蓄えられる。受信バッファ63内の受信データは、コマンド解析手段64により1データづつ取り出され、このデータコードを解析し、印字データと印刷装置に対して様々な指令を設定する制御コマンドとを判別する。制御コマンドであれば、それを制御手段66によって、その制御コマンドに従って所定の設定もしくは、所定の動作を実行する。印字データであればそのデータコードに従って文字パターンを印字バッファ65に格納する。制御手段66により印字動作を行う場合、この印字バッファ65から印字パターンを読み出して印字機構67を制御して印字を行う。
 印字や紙送り、用紙のカットなどにおいて紙ジャムなどのエラーが発生した場合、エラー検出手段68によりエラーを検出する。
 また、カバーオープンをカバー検出手段69で、印字用紙の有無を用紙検出手段70で、印刷装置に接続された周辺機器のステータスを周辺機器状態検出手段71で検出する。
 上記エラー検出手段68、カバー検出手段69、用紙検出手段70の検出結果はオフライン検出手段72を介して定期ステータスデータ生成手段73に送られる。オフライン検出手段72はエラー、カバーオープン、紙なしのいずれかを検出すると、印刷装置を印字不可能状態、いわゆるオフラインとする情報を制御手段66に送り、制御手段66は印字機構67を停止し、コマンド解析手段による受信データの解析を中止し、オフラインとなる。また、オフライン検出手段72は、定期ステータスデータ生成手段73にもオフライン状態の検出結果を送る。
 定期ステータスデータ生成手段73はオフライン検出手段72、エラー検出手段68、用紙検出手段70、周辺機器状態検出手段71の検出結果を元に定期的にホストコンピュータに送信可能なデータ形式のステータスデータを生成する。
 本実施例では、前記エラー検出手段68と、カバー検出手段69と、用紙検出手段70と、周辺機器状態検出手段71と、オフライン検出手段72をステータス検出手段として用いている。
 また、本実施例では、インターフェースは双方向のシリアルインターフェースであるRS−232Cを用いており、そのデータ長は電源投入時に8ビットとしている。したがって、ステータスデータは8ビット長で生成される。
 前記定期ステータスデータ生成手段73が生成したステータスデータは、ステータスデータ比較手段74により、自動ステータス送信選択手段75によって選択されたステータスについて、ステータスデータ保持手段76に保持されているステータスデータと比較され、異なっている場合には、定期ステータスデータ生成手段73によって生成されたステータスデータをデータ送信手段77を介して、ホストコンピュータ61に送信し、また、ステータスデータ保持手段76に格納し、保持されるステータスデータを更新する。
 自動ステータス送信選択手段75は、ホストコンピュータから送信されてくる自動ステータス送信選択コマンドに従って、制御手段75に制御される。自動ステータス送信選択手段75によって選択されるステータス検出手段はオフライン検出手段72、エラー検出手段68、用紙検出手段70、周辺機器状態検出手段71によって検出されるステータスのうちのいずれかであり、同時に複数選択することも可能であり、選択されると自動ステータス送信は有効となる。また、一つも選択されなかった場合には、定期ステータスデータ生成手段67はステータスデータ生成を無効として行わず、自動ステータス送信は無効となる。
 本実施例では、定期ステータスデータ生成手段によって生成されるステータスデータの内容を表1のように定めている。
Figure 2004030685
 図6は本発明の一実施例である印刷装置における制御コマンドの説明図で、自動ステータス送信の対象となる状態を選択するための自動ステータス送信選択コマンドを示している。”GS
a”80は”GS”コード(1DH)と”a”(61H)コードの組み合わせによる制御コマンドの種類を示し、このコードがコマンド解析手段により解析されると、自動ステータス送信選択コマンドであると解釈される。”n”81はコマンドのパラメータであり、自動ステータス送信の対象となるステータスを選択する値である。本実施例では、”n”81は表2のように選択され、図5における制御手段66によって自動ステータス送信選択手段75に設定される。
Figure 2004030685
 デフォルト値は0Hとし、対象となるステータスが選択されていないため、自動ステータス送信が無効となっている。
 図7、図8、図9は、本発明の一実施例である印刷装置の制御方法の行程を示すフローチャートである。
 図7は、本発明の一実施例である印刷装置の自動ステータス送信の実行方法を示すフローチャートである。
 定期ステータスデータ生成手段67は、自動ステータス送信選択手段75により自動ステータス送信の有効、無効を確認し(ステップ101)、有効と設定されていたら、そのときのエラー検出手段68、用紙検出手段70、周辺機器状態検出手段71、オフライン検出手段72の検出結果をもとに表1のデータ形式のステータスデータを生成する(ステップ102)。無効と設定されていたら、ステータスデータの生成を行わず終了する。次にステータスデータ比較手段74は、ステップ102で生成されたステータスデータとステータスデータ保持手段76に保持されているステータスデータを比較し(ステップ103)、同じステータスデータであると判断された場合は、ここで処理を終了し、ステップ102で生成されたステータスデータは意味を持たなくなる。異なるステータスデータであると判断された場合は、自動ステータス送信選択手段75によって選択されている、ステータスデータの比較対象に選択されているステータスについての比較をおこなう(ステップ104)。変化していない場合には、ここで処理を終了し、ステータスデータの送信は行わない。選択された状態が変化している場合には、生成されたステータスデータをデータ送信手段77によってホストコンピュータ61に送信し(ステップ105)、そのステータスデータをステータスデータ保持手段76によって保持して(ステップ106)、自動ステータス送信の処理を終了する。
 図8は、図7におけるステータスデータ生成(ステップ102)の実行方法を示すフローチャートである。
 最初に表1のデータ形式で、エラー状態なし、用紙あり、オンライン、周辺機器状態をHIGHの値とし、未使用のビットをそれぞれの固定値とする、すなわち10Hとして、ステータスデータを初期化する(ステップ107)。次にエラー検出手段68がエラーを検出していたら(ステップ108)、ビット6を1にセットしてエラーステータスデータとする(ステップ109)。次に用紙検出手段69が紙なしを検出していたら(ステップ110)、ビット5を1にセットして紙なしステータスデータとする(ステップ111)。次にオフライン検出手段72がオフラインを検出していたら(ステップ112)、ビット3を1にセットしてオフラインステータスデータとする(ステップ113)。次に周辺機器状態検出手段71がHIGHを検出していたら(ステップ114)、ビット2を1にセットして周辺機器HIGHステータスデータとする(ステップ115)。
 図9は、本発明の一実施例である印刷装置における自動ステータス送信選択コマンド実行方法を示すフローチャートである。ホストコンピュータ61から送信され、データ受信手段62で受信したデータは受信バッファ63に格納される。コマンド解析手段64は受信バッファ63から1データづつ取り出し、解析を行う。解析したコマンドが自動ステータス送信選択コマンドでなければ(ステップ116)、その他の制御コマンドとして実行し、もしくは印字データとして印字パターンが印字バッファ65に格納される(ステップ117)。自動ステータス送信選択コマンドであったなら(ステップ116)、受信バッファ63からデータを1つ取り出し、表2に基づいて自動ステータス送信の比較対象となるステータスを選択する。比較対象が選択されていれば自動ステータス送信を有効とし、1つも選択されていなかったら無効とする(ステップ118)。自動ステータス送信が無効だったら(ステップ119)、ここで処理を終了する。自動ステータス送信が有効だったら、定期ステータスデータ生成手段73によるステータスデータ生成を有効とし、最初に送信するステータスデータを前記図8による手順により生成する(ステップ120)。生成されたステータスデータはデータ送信手段77によってホストコンピュータ61に送信され(ステップ121)、ステータスデータ保持手段76に保持される(ステップ122)。このときにはステータスデータ比較手段74によるステータスデータ保持手段76に保持されているステータスデータと送信するステータスデータの比較は行わない。そうすることにより、自動ステータス送信が無効から有効に切り替えられたタイミングをホストコンピュータ61が知ることが可能となる。
 以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は本発明の説明のための例示にすぎず、本発明の範囲をこの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、その要旨を逸脱することなく、その他の様々な態様でも実施することができる。
本発明の一実施例を説明する印字装置の全体図。 本発明の一実施例を説明する印字装置の機構図。 本発明の一実施例を説明する印字装置の印字部構成図。 本発明の一実施例を説明する制御回路の回路ブロック図。 本発明の一実施例を説明する機能ブロック図。 本発明に用いる制御コマンドの一実施例の説明図。 本発明の印字装置の制御方法の一実施例の行程を示すフローチャート。 本発明の印字装置の制御方法の一実施例の行程を示すフローチャート。 本発明の印字装置の制御方法の一実施例の行程を示すフローチャート。
符号の説明
 61 ホストコンピュータ
 62 データ受信手段
 63 受信バッファ
 64 コマンド解析手段
 65 印字バッファ
 66 制御手段
 67 印字機構
 68 エラー検出手段
 69 カバー検出手段
 70 用紙検出手段
 71 周辺機器状態検出手段
 72 オフライン検出手段
 73 定期ステータスデータ生成手段
 74 ステータスデータ比較手段
 75 自動ステータス送信選択手段
 76 ステータスデータ保持手段
 77 データ送信手段

Claims (6)

  1. ホスト装置から受信した所定のデータに応じ、印刷装置の所定の複数のステータスのうちから自動ステータス送信の対象となるステータスを選択するステータス選択手段と、
     前記ステータス選択手段により前記自動ステータス送信の対象となるステータスが選択されると、自動ステータス送信を有効に設定する自動ステータス送信設定手段と、
     前記自動ステータス送信設定手段により自動ステータス送信が有効に設定された後に前記選択された自動ステータス送信の対象のステータスが変化すると、当該印刷装置の前記所定の複数のステータスのステータスデータを前記ホスト装置に送信する自動ステータス送信手段と
    を有することを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1記載の印刷装置において、
     前記ホスト装置からの所定のデータが、前記所定の複数のステータスにそれぞれ対応した複数のビットを含み各ビットの値が対応するステータスを自動ステータス送信の対象として選択するか否かを示したパラメータを有するものであることを特徴とする印刷装置。
  3. 請求項1又は2の何れか一項に記載の印刷装置において、
     前記ステータデータが、前記所定の複数のステータスにそれぞれ対応した複数のビットを含み各ビットの値が対応するステータスを示したものであることを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか一項に記載の印刷装置において、
     前記複数のステータスには、エラー状態が含まれていることを特徴とする印刷装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか一項に記載の印刷装置と、
     当該印刷装置に前記所定のデータを送信し、及び当該印刷装置からステータスデータを受信するホスト装置と
    を有することを特徴とする印刷システム。
  6. (a)ホスト装置から受信した所定のデータに応じ、印刷装置の所定の複数のステータスのうちから自動ステータス送信の対象となるステータスを選択する工程と、
     (b)工程(a)により前記自動ステータス送信の対象となるステータスが選択されると、自動ステータス送信を有効に設定する工程と、
     (c)工程(b)により自動ステータス送信が有効に設定された後に前記選択された自動ステータス送信の対象のステータスが変化すると、当該印刷装置の前記所定の複数のステータスのステータスデータを前記ホスト装置に送信する工程と
    を有することを特徴とするステータス変化検出方法。
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