JP2004028797A - 圧力検出装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジンの吸気圧を検出する圧力検出装置の構造の簡略化、低コスト化、検出性能の劣化防止、組み付けの容易化等を図る。
【解決手段】ケース10の凹部10aに突出する圧力導入通路14aを一体的に形成し、予め回路基板20に実装された圧力検出素子30を検出ポート30aを外向きにしてケース10内に配置し、圧力検出素子30及び圧力導入通路14aの外側開口部14a´を覆いかつ回路基板20を押え付けるようにケース10にカバー50を圧入し、カバー50の外側からモールド樹脂材60を供給して貫通孔53を通して内部にも導き、カバー50の内部に導圧室Cを画定すると同時にカバー50の一部を埋設して結合する。これにより、汚染物の侵入を極力防止でき、装置の組み付けが簡単になり、コストも低減される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、二輪車、レジャービークル、自動車、その他の車両等に搭載されるエンジンにおける吸気通路内の圧力を検出する圧力検出装置及びその製造方法に関し、特に、検出される圧力を導く圧力導入通路及び圧力検出素子を一体的に備える圧力検出装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車に搭載されたエンジンの圧力検出装置としては、図8(a)に示すように、ケース1内に圧力検出素子2を収容し、ケース1のパイプ1a内に検出ポート2aを同軸に配置し、パイプ1aとエンジンの吸気管とをゴムホース3で接続するもの、又、図8(b)に示すように、ケース1´内に圧力検出素子2を収容し、ケース1´のパイプ1a内に検出ポート2aを同軸に配置し、ケース1´に設けたフランジ1bをエンジンの吸気管又はスロットルボデー5に直接固定するもの等が知られている。
【0003】
また、他の圧力検出装置としては、実開昭60−81234号公報、特開2001−148582号公報に記載されたものが知られている。
実開昭60−81234号公報に開示の装置は、図9(a)に示すように、スロットルボデー5に一体的に取り付けられたコントロールユニット6に圧力検出素子2を一体的に装着し、スロットルボデー5に形成された圧力導入通路5aに対して検出ポート2aを直接接続している。
【0004】
特開2001−148582号公報に開示の装置は、図9(b)に示すように、開口部1aをもつケース1内に圧力検出素子2を配置し、その上から圧力導入管8aが一体的に形成された蓋8を被せて接着剤等を用いてケース1に固着し、その後、検出ポート2aが突出する高さまで蓋8の外側からモールド樹脂材7を内部に注入し、検出ポート2aの領域に導圧室を画定し、圧力導入管8aに検出される圧力を導くゴムホース3を接続している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図8に示すような圧力検出装置においては、圧力検出素子2の検出ポート2aが圧力導入通路3a,5aの方向に向いているため、圧力導入通路3a,5aにより導かれたブローバイガス、噴霧燃料等の汚染物等が検出ポート2aに侵入するのを抑制するためにフィルタ4が設けられている。しかしながら、吸気の圧力変動(吸気脈動)等によりフィルタ4を通り抜けて汚染物が侵入し、あるいは、フィルタ4の目詰まりを招く虞があり、さらには、フィルタ4の分だけ装置のコストが高くなる。
【0006】
実開昭60−81234号公報に開示の圧力検出装置においては、圧力検出素子2をスロットルボデー5に直接接続して固定しているため、検出ポート2aと圧力導入通路5aとの接続部分の気密性を確保するのが容易ではなく、又、固定する際の荷重が圧力検出素子2に直接加わって内部にストレス(応力)を生じ、検出精度の低下を招く虞がある。また、検出ポート2aが圧力導入通路5aに直接接続されているため、接続の際の同軸度が要求され、又、吸気の圧力変動等により汚染物が侵入する虞がある。
【0007】
特開2001−148582号公報に開示の圧力検出装置においては、ケース1に蓋8を固着した後、蓋8の外側からモールド樹脂材7を注入するものであるが、蓋8の固着は接着剤等により行なうものであり、モールド樹脂材7の注入工程と蓋8の固着工程とは別個に行なわれるため、製造工程が煩雑であり、製造コストの増加を招く。
また、蓋8に圧力導入管8aを一体的に形成し、この圧力導入管8aに対して検出される圧力を導くゴムホース3を接続するため、必然的に蓋8が大きくなり、ゴムホース3に加わる振動、引っ張り力等により蓋8が脱落しないように、ケース1に対して蓋8を堅固に取り付ける必要がある。
さらに、圧力導入通路(圧力導入管8a)は、検出ポート2aの領域に導圧室を画定する蓋8に形成されるため、その導入方向は検出ポート2aから最も離れても略90度の向きまでに制約され、汚染物の侵入を確実に防止できない虞がある。さらに、エンジンの吸気管又はスロットルボデーにケースを直接固定しても、ゴムホース3等の別個の部品を介して検出される圧力を導く必要がある。
【0008】
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、構造の簡略化、低コスト化、組み立ての容易化等を図りつつ、汚染物の侵入による性能の劣化を防止して、高精度な検出を行なえる圧力検出装置及びその製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の圧力検出装置は、凹部を画定するケースと、凹部内において検出ポートを外向きにして配置された圧力検出素子と、検出される圧力を検出ポートに導く圧力導入通路と、凹部内に充填されて圧力検出素子を固定するモールド樹脂材と、圧力検出素子を覆うようにケースに結合されたカバーと、検出ポートと圧力導入通路とを連通させるべくモールド樹脂材の表面とカバーとにより画定される導圧室とを備えた圧力検出装置であって、上記圧力導入通路は、ケースに設けられている、ことを特徴としている。
【0010】
この構成によれば、圧力検出素子は固定によるストレスを受けないため高精度な検出が行なえ、又、検出ポートを外向きにして圧力検出素子を収容するケースに対して圧力導入通路が設けられていることから、検出ポートと圧力導入通路とが直接向かい合って配置されず、圧力導入通路から検出ポートに向けて直接汚染物が侵入するのを防止でき、それ故に性能劣化を防止できる。また、検出対象となる吸気管あるいはスロットルボデーに対してケースを直接固定した場合、別個の部品を用いることなく圧力導入通路を直接検出対象に連通させることができるため、コストを低減でき、その装着が簡単になる。
【0011】
上記構成において、圧力導入通路は、ケースと共に一体的に成型されている、構成を採用できる。
この構成によれば、圧力導入通路がケースに一体的に成型されているため、その分だけ製造工程が簡略化される。また、型の設計により、適宜その配置場所を選定することができる。
【0012】
また、上記構成において、圧力導入通路は、単体として形成され、モールド樹脂材によりケースに固着されている、構成を採用できる。
この構成によれば、型の設計が容易になり、又、一体成型の場合に比べて抜け勾配を考慮する必要がないため、圧力導入通路を若干傾斜させて設けることも可能であり、その配置の自由度が増加する。また、専用の接着剤等を用いず、ケース内に注入するモールド樹脂材により固着するため、専用の固着工程を必要とせず、コストを低減できる。
【0013】
上記構成において、圧力導入通路は、検出ポートと共にカバーに向かって開口するように形成されている、構成を採用できる。
この構成によれば、カバー内の導圧室内において、圧力導入通路と検出ポートとが共にカバーに向かって(略平行に外向きに)開口するため、圧力導入通路と検出ポートとが直接的に連通することはなく、検出ポートへの汚染物の侵入を確実に防止できる。また、ケースと圧力導入通路とを樹脂材料を用いて一体成型する場合には、圧力導入通路の伸長方向と凹部の開口方向とを同一方向にできるため、型抜きが容易になる。
【0014】
上記構成において、圧力検出素子は、凹部内に配置された回路基板に固定されている、構成を採用できる。
この構成によれば、圧力検出素子を予め回路基板に実装した後、回路基板と共に圧力検出素子をケース内に配置することができるため、その取り扱い、配置作業等が容易になる。
【0015】
上記構成において、カバーは、回路基板を押し付けるようにケースに対して圧入されている、構成を採用できる。
この構成によれば、カバーの取り付けが容易になり、又、カバーを取り付けるだけで、回路基板をケース内に固定することができる。
【0016】
上記構成において、カバーは、貫通孔を有し、かつ、凹部内に充填されたモールド樹脂材と貫通孔を通して連続する同一のモールド樹脂材により外側からモールドされてケースに固定されている、構成を採用できる。
この構成によれば、カバーの外側からモールド樹脂材を供給するだけで、カバーをケースに対して固定することができ、又、貫通孔を通してカバーの内部にモールド樹脂材を供給することで、ゴミ等の侵入を防止しつつ導圧室を容易に形成することができる。
【0017】
上記構成において、カバーは、磁性材料により形成されている、構成を採用できる。
この構成によれば、カバーが磁気シールドの役割をなすため、圧力検出素子あるいはその他の実装されたセンサ等が、外部の電磁界の影響を受けるのを抑制ないしは防止できる。
【0018】
上記構成において、カバーは、少なくとも検出ポートを覆う領域が透明な材料により形成されている、構成を採用できる。
この構成によれば、カバーを取り付けた後にモールド樹脂材を供給して導圧室を形成する場合に、カバーの外側から内部の状況を確認することができるため、不良品等の選別が容易になる。
【0019】
上記構成において、導圧室の検出ポートに向かう方向における断面積は、圧力導入通路の断面積よりも大きい、構成を採用できる。
この構成によれば、圧力導入通路を流れてきた流体が導圧室に達すると、面積の拡大により流れの速度損失を生じる。したがって、汚染物が圧力導入通路から侵入してきたとしても、検出ポートに達する前に導圧室にてトラップすることができる。
【0020】
上記構成において、導圧室には、圧力導入通路から検出ポートに連通する通路の面積を絞る仕切り板が配置されている、構成を採用できる。
この構成によれば、導圧室内に侵入してきた汚染物、水等を仕切り板によりトラップすることができるため、検出ポートへの侵入をより確実に防止できる。
【0021】
本発明に係る圧力検出装置の製造方法は、凹部を画定すると共に検出される圧力を導く圧力導入通路を有するケース、検出ポートを有する圧力検出素子、圧力検出素子及び圧力導入通路を覆うようにケースに結合されるカバーを含む圧力検出装置の製造方法であって、凹部内に検出ポートを外向きにして圧力検出素子を配置し、配置された圧力検出素子を覆うようにカバーをケースに取り付け、カバーの外側からモールド樹脂材を供給しつつカバーに形成された貫通孔を通してカバーの内部に導き圧力導入通路と検出ポートとを連通する導圧室を画定すると同時に、カバーの外側にモールド樹脂材を溜めてカバーの一部を埋設する、ことを特徴としている。
この構成によれば、カバーの外側からモールド樹脂材を供給するだけで、カバー内に導圧室を画定すると同時に、カバーの外側に溜められたモールド樹脂材によりカバーをケースに対して固着することができるため、専用の固着工程が不要になり、製造工程が簡略化され、生産性が向上する。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明に係る圧力検出装置の一実施形態を示す断面図、図2及び図3は圧力検出装置の製造工程を示す工程図である。尚、図1においては、この圧力検出装置が二輪車に搭載されるエンジンのスロットルボデーに直接装着された状態を示す。
【0023】
この装置は、図1に示すように、凹部10aを画定するケース10、凹部10a内に配置された回路基板20、回路基板20に実装された圧力検出素子30及び温度センサ40、ケース10に結合されたカバー50、ケース10の凹部10a内に充填されたモールド樹脂材60等により形成されている。
【0024】
ケース10は、樹脂材料を用いて成型されており、凹部10aの外輪郭を画定する側壁部11、底部12、フランジ部13、底部12と略垂直に伸長し圧力導入通路14aを画定する圧力導入パイプ14、スロットルポジションセンサ110の一部を埋設するセンサ部15、センサ部15の周りに形成された環状の位置決め用の嵌合リブ16等により形成されている。
【0025】
圧力導入パイプ14は、図1及び図2に示すように、その外側開口部14a´がカバー50の内壁面に対向するように、かつ、その内側開口部14a´´が後述するスロットルボデー100に対向するように、底部12に略垂直な方向に伸長して形成されている。
底部12には、凹部10a内に配置された回路基板20を位置決めする段差部12a、回路基板20に実装された温度センサ40を通す貫通孔12b等が形成されている。
【0026】
センサ部15には、図1及び図2に示すように、ホール素子111、磁束を通すステータ112,113が成型時に一体的に埋設されており、ケース10が成型された段階で、ホール素子111の配線111aが凹部10a内に伸長して露出した状態となっている。
【0027】
このように、圧力導入通路14a(圧力導入パイプ14)がケース10に一体的に形成されているため、その配置場所の自由度が増し、又、スロットルボデー100の吸気通路100aに直接連通させることができる。また、圧力導入パイプ14は、凹部10aが開口する方向と平行に伸長しているため、ケース10を成型する際に、型抜きが容易になる。
【0028】
回路基板20には、図1及び図2(b)に示すように、圧力検出素子30、温度センサ40、その他の電子部品等(不図示)が予め実装されている。
圧力検出素子30は、検出される圧力をダイヤフラム等の受圧部に導く通路を形成する検出ポート30aを有する。検出ポート30aは、図2(b)に示すように、回路基板20が凹部10a内に配置された状態で外側に向かって開口し、図1及び図2(c)に示すように、カバー50で覆われた状態でその内壁面に対向するように配置される。
このように、圧力検出素子30、温度センサ40、その他の電子部品等が予め実装された回路基板20をケース10の凹部10a内に配置するだけで、圧力検出素子30等を凹部10a内の所定位置にかつ所定の向きに位置決めして配置することができるため、取り扱い、配置作業が容易になる。
【0029】
カバー50は、図1及び図2(c)に示すように、ケース10の凹部10a内に圧入される寸法及び形状に形成されており、圧力検出素子30及び圧力導入パイプ14を覆うように凸状に形成されたカバー部51、回路基板20を押し付けると共にモールド樹脂材60が溜められるように凹状に形成された押え部52、カバー部51の側面に形成された貫通孔53、配線用の孔54等により形成されている。
【0030】
ここで、貫通孔53は、カバー50の外部から供給されたモールド樹脂材60を、カバー50の内部に導く通路の役割をなすものである。したがって、供給されたモールド樹脂60が、図1及び図3(b)に示すように、所定の高さまで供給されると、モールド樹脂材60により閉塞されるようになっている。
【0031】
カバー50の材料としては、磁性材料を用いることにより、圧力検出素子30その他のセンサ等が外部の電磁界の影響を受けるのを抑制ないし防止する磁気シールドとしての役割を得ることができ、又、少なくともカバー部51に透明な樹脂材料等を用いることで、貫通孔53を通してカバー50の内部に供給されるモールド樹脂材60の供給状況を確認することができる。
【0032】
モールド樹脂材60は、回路基板20(及び圧力検出素子30)等を埋設して固定すると共に押え部52を埋設してカバー50を固定する役割をなし、さらに、カバー50の内部において、検出ポート30a及び外側開口部14a´が露出するように所定の高さまで充填されることにより、その表面60aとカバー50の内壁面とにより導圧室Cを画定する。尚、モールド樹脂材60の材料としては、エポキシ樹脂等が用いられる。
【0033】
導圧室Cは、図1及び図3(b)に示すように、圧力導入通路14aと検出ポート30aとを連通させるための空間であり、圧力導入通路14aから検出ポート30aに向かう方向における断面積が、圧力導入通路14aの断面積よりも大きくなるように形成されている。
したがって、仮に、汚染物が圧力導入通路14aを流れてきて導圧室Cに達しても、面積の拡大により速度損失を生じる。その結果、汚染物は、検出ポート30aに達する前に導圧室Cにてトラップされることになる。これにより、従来のようなフィルタが不要になり、その分コストを低減できる。
【0034】
上記の圧力検出装置は、ここでは、図1に示すように、エンジンの吸気管の一部を形成するスロットルボデー100に装着されている。
スロットルボデー100は、図1に示すように、吸気通路100aを画定すると共に、吸気通路100aを開閉するスロットルバルブ101、スロットルバルブ101を開閉自在に支持するシャフト102、シャフト102の一端部に設けられスロットルポジションセンサ110の一部を形成する可動部114、可動部114に埋設されたマグネット115、圧力導入パイプ14を嵌め込む通路103、ケース10の嵌合リブ16を受け入れる嵌合凹部104、温度センサ40を挿入する貫通孔105、ケース10をネジ等により取り付けるためのボス部106等により形成されている。
【0035】
すなわち、圧力検出装置は、全部品の組み付けが完了した状態でモジュール品として取り扱われるものであり、スロットルボデー100への装着に際しては、先ず、嵌合リブ16を嵌合凹部104に嵌合して、センサ部15を可動部114内に非接触の状態で位置決めし、又、Oリング120を介して圧力導入パイプ14を通路103に連通させる。
そして、ネジ等によりフランジ部13をボス部106に締結することで、ケース10がスロットルボデー100に固定され、装置の装着が完了する。
【0036】
そして、この装着が、例えば二輪車のエンジンに装着される場合、サイドスタンドを出して車体を傾けた状態で駐車した際に、圧力導入通路14の内側開口部14a´´が外側開口部14a´よりも鉛直方向の下側に位置するように装着される。
このような配置とすることにより、圧力導入通路14a内に、ブローバイガス中の噴霧状のオイル、噴霧状の燃料、その他のゴミ等の汚染物が侵入しても、内側開口部14a´´から吸気通路100a内に向けて自然に落下する。したがって、それらの汚染物が圧力導入通路14a内に付着して蓄積するのを抑制ないし防止できる。
【0037】
次に、この圧力検出装置の製造方法について、図2及び図3に基づいて説明する。先ず、図2(a)に示すように、樹脂材料を用いて、圧力導入通路14a、凹部10a等を画定するように、ケース10が金型等により成型される。この成型に際して、スロットルポジションセンサ110の一部を構成するホール素子111、ステータ112,113が一体的に埋設される。
【0038】
次に、回路基板20に対して、一方の実装面上に圧力検出素子30、反対側の実装面上に温度センサ40、いずれかの実装面上にその他の電子部品(不図示)等が実装される。尚、回路基板20には、エンジンの制御を司るエンジンコントロールユニットを構成するCPU,MPU、その他の電子部品等が実装されていてもよい。
【0039】
次に、図2(b)に示すように、実装された回路基板20をケース10の凹部10内に配置する。この際に、回路基板20を底部12の段差部12aに嵌め込み、かつ、温度センサ40を貫通孔12bに挿入し、又、ホール素子111の配線111aを、回路基板20を通して突出させると共に回路基板20上の回路に半田付けする。この状態で、圧力検出素子30の検出ポート30aは、凹部10aの開口方向と同じ外向きに方向付けられる。
【0040】
次に、図2(c)に示すように、押え部52が回路基板20を底部12に押し付けるように、かつ、カバー部51が圧力検出素子30及び圧力導入パイプ14を覆うようにして、カバー50をケース10の凹部10aに圧入する。これにより、回路基板20(圧力検出素子30)が固定されて確実に位置決めされると共に、カバー50もケース10に対して固定される。したがって、後工程でモールド樹脂材60を充填する際に、カバー50のずれ等が防止される。また、配線111a、40aは、押え部52に形成された孔54から露出されて、コネクタ(不図示)に接続される。
尚、この状態において、検出ポート30a及び圧力導入通路14aの外側開口部14a´は、カバー部51(カバー50)の内壁面に向かって開口する。
【0041】
次に、図3(a)に示すように、カバー50を鉛直方向の上側にした状態で、カバー50の外側から凹部10aに向けて、ノズルNでモールド樹脂材60を供給する。すると、供給されたモールド樹脂材60は、先ずカバー50の凹状をなす押え部52に充填されつつ、一部に形成された孔から回路基板20の下側にも流れ込む。そして、貫通孔53の高さに達すると、この貫通孔53を通してカバー50の内部空間にも流れ込む。
【0042】
そして、図3(b)に示すように、充填されたモールド樹脂材60の表面60aが、凹部10a内の所定の高さになった時点でモールド樹脂材60の供給を停止する。この所定の高さとは、圧力検出素子30及び圧力導入パイプ14の下方領域が埋設され、検出ポート30a及び圧力導入通路14aの外側開口部14a´が露出する高さである。
この状態で、カバー50の内部には、モールド樹脂材60の表面60aとカバー50の内壁面とにより、圧力導入通路14aを検出ポート30aに連通させる導圧室Cが画定されることになる。
【0043】
ここで、カバー50の少なくともカバー部51の領域が、透明な材料(例えば、透明な樹脂材料)等により形成されていれば、カバー50の内部を視認できるため、モールド樹脂材60の充填状況を逐次確認しながら、モールド樹脂材60を供給することができる。仮に、モールド樹脂材60の充填不良等を招いた場合には、その選別を容易に行なえる。
【0044】
その後、モールド樹脂材60が熱硬化性の材料である場合には、所定の温度に加熱して硬化させる。これにより、カバー50は、その一部(押え部52等)がモールド樹脂材60により埋設されることで、ケース10に対して堅固に結合される。また、カバー50が堅固に結合されることで、回路基板20も挟み込まれた状態で堅固に保持されることになる。
【0045】
このように、モールド樹脂材60の充填工程により、導圧室Cが形成されると同時に、カバー50が埋設により固着されるため、ネジ等を用いて別工程でカバー50をケース10に結合する必要がない。したがって、工程の簡略化等により生産性を向上させることができ、又、工程の簡略化及び部品点数の削減によりコストを低減することができる。
【0046】
図4は、本発明に係る圧力検出装置の他の実施形態を示す断面図である。尚、この実施形態においては、カバー50´を一部変更した以外は、前述の実施形態と同一であるため、同一の構成については同一の符号を付して、その説明を省略する。
この圧力検出装置においては、図4に示すように、カバー50´には、仕切り板55が一体的に形成されている。仕切り板55は、カバー部51の内壁面から突出するように形成され、その途中領域に通路面積を絞るための貫通孔55aを有する。
【0047】
仕切り板55は、その先端領域がモールド樹脂材60に埋設されており、圧力導入パイプ14と検出ポート30aの間において、導圧室Cを二分するものである。したがって、吸気通路100a内の汚染物、水滴等が、圧力導入通路14aを通って導圧室C内に侵入しても、仕切り板55の上流側の空間でトラップされることになる。これにより、汚染物、水滴等が検出ポート30aへ侵入するのを防止でき、圧力検出素子30の性能が保証される。
【0048】
図5は、本発明に係る圧力検出装置のさらに他の実施形態を示す断面図である。尚、この実施形態においては、ケース10´と圧力導入パイプ140とを別個に成型した以外は、前述の実施形態と同一であるため、同一の構成については同一の符号を付して、その説明を省略する。
この圧力検出装置においては、図5に示すように、ケース10´の底部12に座ぐり部付きの貫通孔12b´が形成されており、この貫通孔12b´に対して圧力導入パイプ140が組み付けられている。
【0049】
圧力導入パイプ140は、図5に示すように、圧力導入通路140aを画定すると共に、貫通孔12bの座ぐり部に当接して嵌合されるフランジ140bを有し、外側開口部140a´がカバー50の内壁面に対向するように、かつ、内側開口部140a´´が前述のスロットルボデー100に対向するように、底部12に略垂直な方向に伸長するように取り付けられている。そして、モールド樹脂材60により、ケース10´に対して固着されている。
【0050】
次に、この圧力検出装置の製造方法について、図6及び図7に基づいて説明する。尚、前述の図2及び図3に示す工程と同一の工程については、同一の符号を付してその説明を省略する。
先ず、図6(a)に示すように、樹脂材料を用いて、凹部10a等を画定するようにケース10´が金型等により成型される。この成型に際して、スロットルポジションセンサ110の一部を構成するホール素子111、ステータ112,113が一体的に埋設される。また、圧力導入パイプ140が、別個の金型等により成型される。
【0051】
次に、図6(b)に示すように、実装された回路基板20をケース10´の凹部10内に配置し、圧力導入パイプ140を貫通孔12b´に取り付ける。この際に、圧力導入パイプ140は、貫通孔12b´に対して若干締まり状態に嵌合される。これにより、圧力導入パイプ140がケース10´から容易に抜け落ちるのを防止できる。
【0052】
次に、図6(c)に示すように、押え部52が回路基板20を底部12に押し付けるように、かつ、カバー部51が圧力検出素子30及び圧力導入パイプ140を覆うようにして、カバー50をケース10´の凹部10aに圧入する。
この状態において、検出ポート30a及び圧力導入通路140aの外側開口部140a´は、カバー部51(カバー50)の内壁面に向かって開口する。
【0053】
次に、図7(a)に示すように、カバー50を鉛直方向の上側にした状態で、カバー50の外側から凹部10aに向けて、ノズルNでモールド樹脂材60を供給する。すると、供給されたモールド樹脂材60は、先ずカバー50の凹状をなす押え部52に充填されつつ、一部に形成された孔から回路基板20の下側にも流れ込む。そして、貫通孔53の高さに達すると、この貫通孔53を通してカバー50の内部空間にも流れ込む。
【0054】
そして、図7(b)に示すように、充填されたモールド樹脂材60の表面60aが、凹部10a内の所定の高さになった時点でモールド樹脂材60の供給を停止する。この状態で、カバー50の内部には、モールド樹脂材60の表面60aとカバー50の内壁面とにより、圧力導入通路140aを検出ポート30aに連通させる導圧室Cが画定される。
【0055】
その後、モールド樹脂材60が熱硬化性の材料である場合には、所定の温度に加熱して硬化させる。これにより、導圧室Cの画定と同時に、カバー50は、その一部(押え部52等)がモールド樹脂材60により埋設されることで、ケース10´に対して堅固に結合され、又、圧力導入パイプ140がケース10´に対して確実に固着される。
【0056】
このように、モールド樹脂材60の充填工程により、導圧室Cが形成されると同時に、カバー50及び圧力導入パイプ140が埋設によりケース10´に固着されるため、工程の簡略化等により生産性が向上し、又、工程の簡略化及び部品点数の削減によりコストを低減することができる。
【0057】
上記実施形態においては、圧力検出装置を二輪車に搭載されるエンジンのスロットルボデー100に装着した場合を示したが、これに限定されるものではなく、圧力検出装置が吸気管に直接装着されてもよく、二輪車以外の車両に搭載されるエンジンに装着されてもよい。
また、上記実施形態においては、スロットルポジションセンサ100の一部(ホール素子111、ステータ112,113)及び温度センサ40を一体的に備える場合を示したが、これに限定されるものではなく、エンジンコントロールユニットを一体的に備えた構成、あるいは、これ以外の電子部品を備えた構成、さらには、圧力検出素子30だけを備えた構成を採用してもよい。
【0058】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の圧力検出装置及びその製造方法によれば、凹部を画定すると共に圧力導入通路を設けたケースに対して、検出ポートを外向きにして圧力検出素子を配置し、その外側から覆うようにカバーをケースに取り付け、凹部内に充填したモールド樹脂材により圧力検出素子を埋設すると共に検出ポートと圧力導入通路とを連通させる導圧室を画定するため、検出ポートと圧力導入通路とが直接向かい合って配置されず、圧力導入通路から検出ポートに向けて直接汚染物が侵入するのを防止でき、それ故に性能劣化を防止できる。
【0059】
特に、圧力導入通路と検出ポートとが、共にカバーに向かって開口するように形成されることにより、検出ポートへの汚染物等の侵入を確実に防止でき、又、ケースを樹脂材料で成型する際に、型抜きが容易になる。
また、圧力検出装置の製造に際して、凹部に配置された圧力検出素子及び圧力導入通路を覆うようにカバーをケースに取り付けた後に、カバーの外側からモールド樹脂材を供給しつつカバーに形成された貫通孔を通してカバーの内部に導き、圧力導入通路と検出ポートとを連通する導圧室を画定すると同時に、カバーの外側にモールド樹脂を溜めることでカバーをケースに固着することができ、製造工程が簡略化され、生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る圧力検出装置の一実施形態を示す断面図である。
【図2】(a),(b),(c)は、本発明に係る圧力検出装置の製造方法を示す工程図である。
【図3】(a),(b)は、本発明に係る圧力検出装置の製造方法を示す工程図である。
【図4】本発明に係る圧力検出装置の他の実施形態を示す断面図である。
【図5】本発明に係る圧力検出装置のさらに他の実施形態を示す断面図である。
【図6】(a),(b),(c)は、図5に示す圧力検出装置の製造方法を示す工程図である。
【図7】(a),(b)は、図5に示す圧力検出装置の製造方法を示す工程図である。
【図8】(a),(b)は、従来の圧力検出装置及びその取り付け手法を示す断面図である。
【図9】(a),(b)は、従来の圧力検出装置及びその取り付け手法を示す断面図である。
【符号の説明】
C 導圧室
10,10´ ケース
10a 凹部
12 底部
12b,12b´ 貫通孔
13 フランジ部
14,140 圧力導入パイプ
14a,140a 圧力導入通路
14a´,140a´ 外側開口部
14a´´,140a´´ 内側開口部
140b フランジ
15 センサ部
16 嵌合リブ
20 回路基板
30 圧力検出素子
30a 検出ポート
40 温度センサ
50,50´ カバー
51 カバー部
52 押え部
53 貫通孔
55 仕切り板
55a 貫通孔
60 モールド樹脂材
60a モールド樹脂材の表面
100 スロットルボデー
100a 吸気通路
101 スロットルバルブ
103 通路
104 嵌合凹部
106 ボス部
110 スロットルポジションセンサ
111 ホール素子
112,113 ステータ
114 可動部
115 マグネット

Claims (12)

  1. 凹部を画定するケースと、前記凹部内において検出ポートを外向きにして配置された圧力検出素子と、検出される圧力を前記検出ポートに導く圧力導入通路と、前記凹部内に充填されて前記圧力検出素子を固定するモールド樹脂材と、前記圧力検出素子を覆うように前記ケースに結合されたカバーと、前記検出ポートと前記圧力導入通路とを連通させるべく前記モールド樹脂材の表面と前記カバーとにより画定される導圧室と、を備えた圧力検出装置であって、
    前記圧力導入通路は、前記ケースに設けられている、
    ことを特徴とする圧力検出装置。
  2. 前記圧力導入通路は、前記ケースと共に一体的に成型されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の圧力検出装置。
  3. 前記圧力導入通路は、単体として形成され、前記モールド樹脂材により前記ケースに固着されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の圧力検出装置。
  4. 前記圧力導入通路は、前記検出ポートと共に前記カバーに向かって開口するように形成されている、
    ことを特徴とする請求項1ないし3いずれかに記載の圧力検出装置。
  5. 前記圧力検出素子は、前記凹部内に配置された回路基板に固定されている、
    ことを特徴とする請求項1ないし4いずれかに記載の圧力検出装置。
  6. 前記カバーは、前記回路基板を押し付けるように前記ケースに対して圧入されている、
    ことを特徴とする請求項5記載の圧力検出装置。
  7. 前記カバーは、貫通孔を有し、かつ、前記凹部内に充填されたモールド樹脂材と前記貫通孔を通して連続する同一のモールド樹脂材により外側からモールドされて前記ケースに固定されている、
    ことを特徴とする請求項1ないし6いずれかに記載の圧力検出装置。
  8. 前記カバーは、磁性材料により形成されている、
    ことを特徴とする請求項1ないし7いずれかに記載の圧力検出装置。
  9. 前記カバーは、少なくとも前記検出ポートを覆う領域が透明な材料により形成されている、
    ことを特徴とする請求項1ないし8いずれかに記載の圧力検出装置。
  10. 前記導圧室の前記検出ポートに向かう方向における断面積は、前記圧力導入通路の断面積よりも大きい、
    ことを特徴とする請求項1ないし9いずれかに記載の圧力検出装置。
  11. 前記導圧室には、前記圧力導入通路から前記検出ポートに連通する通路の面積を絞る仕切り板が配置されている、
    ことを特徴とする請求項1ないし10いずれかに記載の圧力検出装置。
  12. 凹部を画定すると共に検出される圧力を導く圧力導入通路を有するケース、検出ポートを有する圧力検出素子、前記圧力検出素子を覆うように前記ケースに結合されるカバーを含む圧力検出装置の製造方法であって、
    前記凹部内に検出ポートを外向きにして前記圧力検出素子を配置し、前記配置された圧力検出素子及び圧力導入通路を覆うように前記カバーを前記ケースに取り付け、前記カバーの外側からモールド樹脂材を供給しつつ前記カバーに形成された貫通孔を通して前記カバーの内部に導き前記圧力導入通路と検出ポートとを連通する導圧室を画定すると同時に、前記カバーの外側にモールド樹脂材を溜めて前記カバーの一部を埋設する、
    ことを特徴とする圧力検出装置の製造方法。
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