JP2004026151A - 車両走行速度の制御方法および装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】好ましくない道路特性においても走行速度制御の利用を可能にする、車両走行速度の制御方法および装置を提供する。
【解決手段】好ましくない道路特性においても走行速度制御の利用を可能にする、車両走行速度の制御方法および装置(5)が提案される。この場合、走行速度に対する目標値(VSOLL)が、車両車輪と道路との間の摩擦接触の関数として設定される。駆動滑り制御(1)が、車両の駆動出力に介入している間、走行速度の制御は、非作動とされる。駆動滑り制御(1)の介入後に、走行速度に対する目標値(VSOLL)は、低減される。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両走行速度の制御方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ドイツ特許公開第4123110号から、出力操作要素およびブレーキと共に駆動装置を備える自動車内の走行速度制御(クルーズ・コントロール)装置が既知である。この走行速度制御装置は、1つの装置を含み、この装置に、ドライバにより選択可能な目標速度に対する信号と、車両の前方に存在する障害物(特に走行中の他の車両)までの距離を測定する車間距離センサにより得られた、安全を確保するための目標速度に対する信号とが供給され、これにより、その時点の目標速度として最小の目標速度を選択し、また、実際速度とその時点の目標速度との間に偏差がある場合に出力操作要素またはブレーキに対する操作信号を得ることができる。この装置には、さらに、車両の外部の交通案内装置において発生された許容最大速度に対する信号が、許容目標速度として供給される。さらに、車両車輪と道路との間の摩擦接触を考慮する、それに適切な最大速度、即ち摩擦係数に基づく目標速度に対する信号が、この装置に供給可能である。この装置は、これらの目標速度の最小値をその時点の目標速度として選択するものである。
【0003】
【特許文献1】
独国特許出願公開第4123110号明細書
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、好ましくない道路特性においても走行速度制御の利用を可能にする、車両走行速度の制御方法および装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明による方法および本発明による装置は、従来技術に比較して、駆動滑り制御が車両の駆動出力に介入している間は走行速度の制御が非作動とされ、また、駆動滑り制御の介入後に、走行速度に対する目標値が低減される、という利点を有している。このようにして、駆動滑り制御の介入終了後に、ユーザによる他の設定なしに、走行速度制御を再作動させることができる。この場合、走行速度に対する目標値が低減されることにより、より高い走行安全性が確保され、また、駆動滑り制御が新たに介入する確率は小さくなる。このようにして、ドライバに対する安全性が損なわれることなく、快適性が得られる。ドライバは、好ましくない道路特性においても走行速度制御により走行可能であり、駆動滑り制御が介入している間に走行速度制御が短時間非作動とされたのちにおいてもドライバによる他の操作なしに走行速度制御を再作動可能であり、このとき、安全を考慮して低減された、走行速度に対する目標値で走行することができる。
【0006】
従属請求項に記載の手段により、主請求項に記載の方法の有利な拡張および改善が可能である。
走行速度に対する目標値が多くとも、駆動滑り制御の介入後に到達された走行速度に設定されるとき、それは特に有利である。このようにして、駆動滑り制御の介入の走行速度への影響は、低減された目標値の設定に対して十分に考慮可能なので、低減された目標速度で走行速度制御を新たに作動させたとき、可能なかぎり走行安全性が確保される。これにより、駆動滑り制御が新たに介入する確率は、著しく小さくなる。
【0007】
さらに、目標値がほぼ、駆動滑り制御の介入後に到達された走行速度に設定されたとき、きわめて大きな目標値の低減を防止することができるので、車両ができるだけ物理的限界範囲付近で走行することが保証されている。駆動滑り制御の介入終了後にできるだけ高い走行安全性を有する走行速度制御器の新たな作動を保証するために、走行速度に対する目標値が、駆動滑り制御の介入後に到達された走行速度よりも所定の差だけ小さい値に設定するように、設計されてもよいことが有利である。
【0008】
この場合、前記所定の差を、駆動滑り制御の介入後に到達された走行速度の関数として、選択することができる。このようにして、駆動滑り制御の介入終了後における走行速度制御の新たな作動後の走行安全性を、走行速度の関数として設定することができる。
【0009】
駆動滑り制御の介入後の走行速度が、大きければ大きいほど、この所定の差が、それだけより大きく選択されるとき、それは有利である。このようにして、走行速度が高いとき、安全性の理由から、走行速度に対する目標値のより大きな低減を実行することができる。
【0010】
駆動滑り制御の介入が終了したときに走行速度の制御が自動的に再作動されるとき、それは特に有利である。このようにして、駆動滑り制御の介入後に、ドライバは、走行速度制御を自身で再作動させる必要はなく、また、走行速度に対する新たな目標値を自身で設定する必要がないので、ドライバに対する快適性が向上される。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施態様が図面に示され、以下にこれを詳細に説明する。
図1において、符号1は、車両の駆動滑り制御を表わし、駆動滑り制御1は、車両走行速度制御装置5と結合されている。装置5は、制御30と、走行速度制御器25と、スイッチ10とを含む。駆動滑り制御1は、制御30と結合されている。制御30は、走行速度制御器25およびスイッチ10を操作する。速度測定装置20は、装置5と結合され、速度測定装置20は、その時点の実際速度値VISTを、速度制御器25の第1の制御入口35に出力する。スイッチ10を介して、速度測定装置20または入力ユニット15が、装置5と結合可能である。この場合、スイッチ10を介して、入力ユニット15または速度測定装置20のいずれかが、走行速度制御器25の第2の制御入口40と結合可能である。このようにして、第2の制御入口40に、速度測定装置20のその時点の実際速度VISTまたは入力ユニット15の入力値のいずれかを、供給可能である。この場合、第2の制御入口40は、速度制御器25に対して目標速度VSOLLを設定するために使用される。その時点の実際速度VISTを、目標速度VSOLLに追従させるために、走行速度制御器25は、適切な第1の目標トルク値MSOLL1を、車両のエンジン制御に出力する。第1の目標トルク値MSOLL1は、エンジン制御45によって、使用されるエンジン・タイプに応じてそれぞれ、当業者に既知のように、点火角、噴射時間、充填量等の適切な設定に、変換される。
【0012】
通常、車両のドライバは、入力ユニット15(例えばクルーズ・コントロール・レバー)を介して、目標速度VSOLLを設定する。これは、制御30が、通常、入力ユニット15が第2の制御入口40と結合されているように、スイッチ10を操作することを意味する。図1は、単に機能を示したものであり、個々の構成要素のハードウェアの分割を示したものではない。したがって、例えば、制御30は、エンジン制御の部分であってもよい。
【0013】
車両車輪と道路との間の摩擦接触を表わし且つ駆動滑り制御1に供給される摩擦係数RWの関数として、駆動滑り制御1は、第2の目標トルク値MSOLL2を、エンジン制御45に出力する。駆動滑り制御1は、例えば摩擦係数RWが所定のしきい値を下回ったときにのみ、第2の目標トルク値MSOLL2をエンジン制御45に出力する。この場合、第2の目標トルク値MSOLL2は、再び所定のしきい値以上の摩擦係数RWを達成し、また、被駆動車輪の滑り回転を防止するために、車両の駆動出力が低下されるように選択される。両方の目標トルク値MSOLL1及びMSOLL2の小さいほうが、エンジン制御45によって、変換される。即ち、第2の目標トルク値MSOLL2が、第1の目標トルク値MSOLL1以下に低下した場合、第2の目標トルク値MSOLL2が、エンジン制御45により変換され、第1の目標トルク値MSOLL1は、もはや変換されない。これは、走行速度制御を非作動とすることに対応する。これは、駆動滑り制御1が、走行速度制御器25を遮断するように制御30を操作することによって、能動的に変換されてもよく、これにより、走行速度制御器25は、目標トルク値をもはやエンジン制御45に出力することはない。このようにして、エンジン制御45によって走行速度制御器25の目標トルク設定が変換されないことが保証される。このようにして、特に駆動滑り制御1が、車両の駆動出力に介入している間、装置5による走行速度制御は、非作動とされ、第2の目標トルク値MSOLL2が、エンジン制御45によって変換される。
【0014】
第2の目標トルク値MSOLL2がエンジン制御45により変換されると直ちに、エンジン制御45に対する目標トルク値設定への駆動滑り制御1の介入は、終了する。駆動滑り制御1が介入している間はもとより、または介入後においても、制御30は、スイッチ10を、それが速度測定装置20を第2の制御入口40と結合するように、操作可能である。このようにして、第2の制御入口40に、目標速度VSOLLとして、車両のその時点の実際速度VISTが存在する。駆動滑り制御1の介入が終了すると直ちに、駆動滑り制御1は、制御30にそのことを通知する。このとき、制御30は、走行速度制御器25を再作動し、走行速度制御器25は、駆動滑り制御1の介入終了後に存在するその時点の実際速度VISTを、新たな目標速度設定として受け取る。それに続いて、制御30は、目標速度VSOLLに対する新たなユーザ入力を可能にするために、入力ユニット15を第2の制御入口40と結合するように、スイッチ10を再操作することができる。しかしながら、ユーザにより新たな目標速度が入力ユニット15に設定されないかぎり、その時点の実際速度VISTは、駆動滑り制御1の介入終了後に存在する、新たな目標速度VSOLLとしての実際速度に追従し、また、エンジン制御45に対する対応の第1の目標トルク値MSOLL1を形成する。駆動滑り制御1の介入後において、駆動滑り制御1の新たな介入が必要とならないかぎり、駆動滑り制御1は、もはやいかなる目標トルク値もエンジン制御45に出力しない。
【0015】
滑り過程における駆動力の低下と第2の目標トルク値MSOLL2の設定とにより、車両の駆動出力が低下され、したがって、実際速度VISTが低下することになる。即ち、駆動滑り制御1の介入終了後における、このとき存在する実際速度VISTの形の新たな目標速度VSOLLは、このとき一般に、駆動滑り制御1の介入前の目標速度VSOLLに比較して低減されている。この場合、目標速度VSOLLの低減の大きさは、目標速度VSOLLが多くとも、駆動滑り制御の介入後に到達された、このときに存在する実際速度VISTの形の走行速度に設定されるように選択されていることが有利である。
【0016】
上記の実施態様においては、駆動滑り制御1の介入終了後に、この時点の実際速度VISTが、新たな目標速度VSOLLとして設定される。この新たな目標速度VSOLLは、駆動滑り制御1の介入前の以前の速度より僅かに小さく、その理由は、滑り過程の間には、第2の目標トルク値MSOLL2の変換までは駆動力を得ることができず、車両は減速するからである。新たな目標速度がさらに大きくなり、ないし摩擦係数RWが新たな目標速度においても再び所定の目標値以下に低下している場合、駆動滑り制御1は、再び上記のように介入される。このとき、目標速度VSOLLは、再び上記のように低減される。この過程は、実際の摩擦係数RWに対して実際に最大に可能な目標速度VSOLLが得られるまで反復される。このタイプの目標値設定VSOLLは、物理的限界範囲内における走行を可能にする。
【0017】
物理的限界範囲内におけるこのような走行は、標準ドライバに対しては適切ではない。したがって、代替態様として、駆動滑り制御1の介入終了後における走行速度に対する目標値VSOLLが、駆動滑り制御1の介入後に到達された走行速度より所定の差だけ小さい値に設定されるように、設計されていてもよい。このために、図1に破線で示されているように、装置5は、差値形成器50を含み、差値形成器50は、速度測定装置20により決定されたその時点の実際速度VISTを所定の差だけ低減し、また、低減された実際速度値を、スイッチ10の適切な切換位置において、第2の制御入口40に、走行速度に対する新たな目標値VSOLLとして、出力する。上記の実施態様に対して、前記所定の差が0に選択され、また、差値形成器50が省略されてもよい。しかしながら、ここに記載の第2の代替態様に対しては、所定の差は、0より大きく、これにより、安全性の理由から、駆動滑り制御1の介入終了後における新たな目標速度VSOLLのより大きい低減を可能にする。この場合、追加態様として、前記所定の差は、駆動滑り制御1の介入後に到達された走行速度の関数として、選択されてもよい。この場合、所定の差は、特性曲線によって、駆動滑り制御1の介入後に到達されたその時点の実際速度VISTの関数として、適用されてもよい。この場合、例えば、駆動滑り制御1の介入終了後における走行速度ないし実際速度VISTが、大きければ大きいほど、この所定の差は、それだけ大きく選択されてもよい。このようにして、速度がより高い場合、新たな目標速度VSOLLを形成するために、駆動滑り制御1の介入後に存在する実際速度VISTの、より大きな低減を適用することができる。
【0018】
上記の2つの実施態様において、駆動滑り制御1の介入が終了したとき、走行速度制御は、自動的に再作動される。
上記の実施態様により、摩擦係数が低下したときに、走行速度制御が、一般に被駆動車輪の滑り回転が防止される、より安全な目標速度VSOLLに低減されるように、目標速度VSOLLは、自動的にその時点の摩擦係数RWに適合される。走行速度制御が作動されている間に、駆動滑り制御1の介入が発生した場合、走行速度制御は、完全には切り離されず、駆動滑り制御1が介入している間のみ非作動とされる。駆動滑り制御1の介入終了後に、走行速度制御が再作動され目標速度VSOLLは、このとき存在する実際速度VISTに低減される。このようにして、安全性を損なうことなく快適性が得られる。好ましくない道路特性においても、ドライバは、走行速度制御を用いて、例えば水溜のような短時間の障害およびそれに対応する摩擦係数RWの低下において、走行速度制御が完全には切り離されることなく、走行することができる。走行速度制御は、駆動滑り制御1の介入の間のみ非作動とされ、それに続いて目標速度VSOLLの低下と共に自動的に再作動される。
【0019】
図2に、本発明による方法を説明するための流れ図が示されている。プログラムは、走行速度制御の作動と共にスタートされる。プログラム点100において、制御30は、駆動滑り制御1が車両の駆動出力に介入しているかどうかを検査し、この検査は、例えば駆動滑り制御1による制御30への対応情報によって行うことができる。駆動滑り制御1の介入が存在する場合、プログラムは、プログラム点105に分岐され、存在しない場合、プログラムはプログラム点100に戻される。プログラム点105において、制御30は、走行速度制御器25を非作動とする。この非作動化は、上記のように、第2の目標トルク値MSOLL2が、第1の目標トルク値MSOLL1より小さく、その結果、第2の目標トルク値MSOLL2がエンジン制御45により変換されることによって、自動的に行うことができる。それに続いてプログラムは、プログラム点110に移行される。プログラム点110において、制御30は、駆動滑り制御1の介入が終了したかどうかを検査する。これは、同様に、駆動滑り制御1の対応信号により制御30に伝送することができる。駆動滑り制御1の介入が終了している場合、プログラムは、プログラム点115に分岐され、終了していない場合、プログラムはプログラム点110に戻される。プログラム115において、制御30は、速度測定装置20を、場合により差形成器50を介して、第2の制御入口40と結合するように、スイッチ10を操作し、これにより、駆動滑り制御1の介入が終了したときに存在する実際速度VISTの新たな目標速度VSOLLは、場合により所定の差だけ低減されて、それに対応して形成される。それに続いて制御30は、走行速度制御器25を再作動する。走行速度制御器25は、その時点の実際速度VISTを新たな目標速度VSOLLに追従させる。それに続いてプログラムは終了され、ないし、車両エンジンがドライバにより停止されていないときには、走行速度制御器25の作動によってプログラムが新たに開始される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による装置のブロック回路図である。
【図2】本発明による方法を説明するための流れ図である。
【符号の説明】
1 駆動滑り制御
5 走行速度制御装置
10 スイッチ
15 入力ユニット
20 速度測定装置
25 走行速度制御器
30 装置(手段)
35、40 制御入口
45 エンジン制御
50 差値形成器
MSOLL1、MSOLL2 目標トルク値
RW 摩擦係数
VIST 実際速度
VSOLL 目標速度

Claims (7)

  1. 走行速度に対する目標値(VSOLL)が車両車輪と道路との間の摩擦接触の関数として設定される、車両走行速度の制御方法であって、
    駆動滑り制御(1)が車両の駆動出力に介入している間、走行速度の制御が非作動とされるステップと、
    駆動滑り制御(1)の介入後に、走行速度に対する目標値(VSOLL)が低減されるステップと、
    を含むことを特徴とする車両走行速度の制御方法。
  2. 走行速度に対する目標値(VSOLL)が、最大でも、駆動滑り制御(1)の介入後に到達された走行速度に設定されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 走行速度に対する目標値(VSOLL)が、駆動滑り制御(1)の介入後に到達された走行速度よりも所定の差だけ小さい値に設定されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の方法。
  4. 前記所定の差が、駆動滑り制御(1)の介入後に到達された走行速度の関数として選択されることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 駆動滑り制御(1)の介入後の走行速度が大きければ大きいほど、前記所定の差が、それだけより大きく選択されることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の方法。
  6. 駆動滑り制御(1)の介入が終了したときに、走行速度の制御が、自動的に再作動されることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 走行速度に対する目標値(VSOLL)が車両車輪と道路との間の摩擦接触の関数として設定される、車両走行速度の制御装置(5)であって、
    駆動滑り制御(1)が車両の駆動出力に介入している間、走行速度の制御を非作動とする手段(30)と、
    駆動滑り制御(1)の介入後に、走行速度に対する目標値(VSOLL)を低減する手段(10、30、50)と、
    を備えることを特徴とする車両走行速度の制御装置。
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