JP2004026118A - 搬送装置 - Google Patents

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JP2004026118A
JP2004026118A JP2002203914A JP2002203914A JP2004026118A JP 2004026118 A JP2004026118 A JP 2004026118A JP 2002203914 A JP2002203914 A JP 2002203914A JP 2002203914 A JP2002203914 A JP 2002203914A JP 2004026118 A JP2004026118 A JP 2004026118A
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JP2002203914A
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Masaaki Matsumoto
松本 全陽
Hirohide Otani
大谷 博英
Takuya Okada
岡田 卓也
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Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】人力走行と、自走とが可能であり、かつ、自走時も積載物の偏りを気にすることがない搬送装置を提供する。
【解決手段】基台1と、一対の車輪18、19が回動自在に装着されると共に、車輪18、19の回動軸線上から偏心したオフセット位置で基台1に回動自在に装着された第1舵部材4と、一対の車輪20、21が回動自在に装着されると共に、車輪20、21の回動軸線上から偏心したオフセット位置で基台1に回動自在に装着された第2の舵部材5と、上記第1、第2舵部材4、5同士の回動力を伝達する手段28、29とを備える。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、人力による手押し又は手引き力の大きさとその方向性によって、自在に移動可能とする搬送装置の代表例としては、旋回可能な自在キャスタを複数個備えたものがある(例えば、特開2001−80517号公報、特開2001−130204号公報等参照)。
【0003】
しかし、このような搬送装置のキャスタの車輪を、モータ等を利用して回転駆動させることにより自走可能とするためには、各キャスタの旋回角が不安定であることから、それぞれのキャスタの旋回角の検知と、旋回角を任意の角度に保持する駆動装置と、その制御装置が必要となる。
【0004】
一方、自走可能な搬送装置の代表例としては、自動車のように操舵機構を持つものがあるが、この種装置は手押し又は手引き力だけでは所望の方向に移動させることは困難である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
手押し又は手引き力による人力走行と、モータ等を利用した自走とが可能な搬送装置としては、回転軸が一直線上に位置する一対の動輪と、1以上の旋回可能なキャスタで構成されている、例えば車椅子のような車輪構成のものがある。
【0006】
しかし、斯かる装置では、接地面の凹凸等により動輪の1つでも接地できない状態となると走行不能となる。これを防ぐためには、搬送装置(積載物がある場合は、これも考慮する。)の重心位置を上記動輪間又はその近傍に位置させなければならないため、積載物の積載位置が制約されるという問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、その特徴は、基台と、回動自在に装着された車輪を有し、かつ該車輪の回動軸線上から偏心したオフセット位置で上記基台に回動自在に装着された一対の舵部材と、該舵部材同士の回動力を伝達する手段とを備えたことにある。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1及び図2は本発明を適用してなる搬送装置の一実施例を示す上面透視図である。
【0009】
本実施例搬送装置は、貨物等を積載可能に上面が平坦で、かつ、平面形状が略長方形の基台1(図中、一点鎖線で透過的に図示)と、該基台1の短辺の中心線上に回動軸2、3が位置するように上記基台1底面に回動可能に装着された第1、第2の舵部材4、5を有する。尚、上記第1、第2舵部材4、5の回動面は上記基台1上面と略平行となる。
【0010】
上記第1、第2舵部材4、5には、それぞれの左右両端に減速機を内蔵したギアボックス6〜9が装着される。上記各ギアボックス6〜9の入力軸(図示せず)には例えばDCサーボモータからなる駆動手段10〜13が直結され、一方各ギアボックス6〜9の出力軸14〜17は車輪18〜21の車軸として利用される。
【0011】
従って、上記駆動手段10〜13の駆動力は上記ギアボックス6〜9内の減速機で減速され、それぞれ車輪18〜21の回転力として作用することとなる。尚、上記各車輪18〜21の回転面は上記基台1上面と略直交する。また、上記第1舵部材4に装着されたギアボックス6、7の出力軸、即ち車輪18、19の回動軸は同一線上に位置するように配され、上記第2舵部材5に装着されたギアボックス8、9の出力軸、即ち車輪20、21の回動軸は同一線上に位置するように配されている。
【0012】
本実施例では、上記駆動手段10〜13をDCサーボモータで構成したが、ステップモータで構成しても良い。但し、加減速制御の観点からトルク制御可能なモータを利用することが好ましく、より好ましくは高精度な制御が可能なサーボモータを利用することが好ましい。また、トルク制御の観点からすればガソリンエンジン等のエンジン手段を利用することも可能である。更に、交流電源を利用可能であればACモータ、ACサーボモータを利用することも可能である。
【0013】
上記駆動手段10〜13には、夫々例えば光学式エンコーダからなる上記駆動手段10〜13の回転角を検出する回転角検出手段22〜25が装着されている。この検出手段22〜25は、後述するように搬送装置の自走方向の制御及び自走経路の記憶時に利用される。
【0014】
上記第1、第2舵部材4、5の互いに対向する側面の略中央部には、夫々上記第1、第2舵部材4、5の回動軸2、3中心をピッチ円直径の中心とする扇状の第1、第2の歯車手段26、27が装着されている。
【0015】
上記第1歯車手段26は、第1中継手段28に形成された第3歯車手段281に噛合する。
【0016】
上記第1中継手段28は、その回転軸283を中心にその回動面が上記基台1上面と略平行となるように上記基台1底面に回動可能に装着され、その両端には上記回動軸283中心をピッチ円直径の中心とする扇状の第3、第4の歯車手段281、282が形成されている。尚、本実施例では、第3〜第6歯車手段281、282、291、292のピッチ円直径を同一としている。
【0017】
上記第4歯車手段282は、第2中継手段29に形成された第5歯車手段291に噛合する。
【0018】
上記第2中継手段29は、その回転軸293を中心にその回動面が上記基台1上面と略平行となるように上記基台1底面に回動可能に装着され、その両端には上記回動軸293中心をピッチ円直径の中心とする扇状の第5、第6の歯車手段291、292が形成されている。上記第6歯車手段292は、上記第2舵部材5の第2歯車手段27に噛合する。
【0019】
尚、本実施例では、第3〜第6歯車手段281、282、291、292を扇状に形成したが、第3、第4の歯車手段281、282のピッチ円直径は等しく、かつ、その中心も同一であるため、この第3、第4歯車手段281、282を連続一体化して円形歯車手段とすることもでき、また同様に第5、第6の歯車手段291、292を連続一体化して円形歯車手段とすることもできる。
【0020】
斯かる本実施例装置では、第1、第2舵部材4、5が第1歯車手段26、第1及び第2中継手段28、29、第2歯車手段27を介して連結されているため、第1、第2舵部材4、5の回動力は互いに伝達され合う。従って、一方の舵部材が回動すれば他方の舵部材も上記一方の舵部材の回動量に相応する量だけ回動する。
【0021】
具体的には、図1の状態から第1舵部材4が左方向(反時計方向)に10度程度回動すると、図2に示す如く第2舵部材5は右方向(時計方向)に10度程度回動する。
【0022】
また、上記第1、第2舵部材4、5の各回動軸2、3は夫々、上記第1舵部材4に装着された車輪18、19の回動軸又は上記第2舵部材5に装着された車輪20、21の回動軸の軸線上から離間した所謂オフセット位置に位置すると共に、少なくとも図1に示す如く各車輪18〜21の車軸が上記基台1の短辺と平行に位置する状態においては、各回動軸2、3が上記車輪の各回動軸線(図1〜3中、二点鎖線で明示)より外方に位置する。
【0023】
これにより、人力による手引き又は手押し時、ユーザが所望して付与した方向へ自在に搬送装置を人力走行可能である。
【0024】
具体的には、図3に示す如く、本実施例搬送装置に図面中右斜め上方向に手引きする力Fを付与すると、その水平(図中左右方向)成分FSは夫々、上記第1、第2舵部材4、5の上記各回動軸線上で夫々FS1、FS2(FS1+FS2=FS、|FS1|>|FS2|)として作用する。
【0025】
この結果、第1、第2舵部材4、5共に、各回動軸2、3を中心に時計方向に回動しようとするが、|FS1|>|FS2|であり、かつ、上述した如く第1、第2舵部材4、5は連動しているため、第1舵部材4は時計方向に回動し、第2舵部材5は反時計方向に回動して、付与された人力方向へ走行することとなる。
【0026】
ところが、上記回動軸線が上記回動軸2、3より外方に位置すると、上述の理論より明らかな如く、付与された人力方向と逆の方向へ搬送装置が走行してしまうこととなる。
【0027】
本実施例装置を自走させる場合には、上記各駆動手段10〜13を個別に制御することにより所望の方向に走行させることができる。
【0028】
また、本実施例では各駆動手段10〜13の回転角を回転角検出手段22〜25で検出しているので、自走又は人力走行時の各駆動手段10〜13の回転角データを時系列に記憶し、その後、斯かる記憶したデータに基づいて上記駆動手段10〜13を制御することにより搬送装置を同一経路上を繰り返し自走させることができる。
【0029】
尚、本実施例では、第3〜第6歯車手段281、282、291、292のピッチ円直径を同一としているため、一方の舵部材の1方向への回動量(角)に対して他方の舵部材は反対方向に同量の回動量(角)分回動したが、上記ピッチ円直径を変更すればその両舵部材の相対的な回転量を変更できる。
【0030】
また、本実施例では、第1、第2舵部材4、5を連動回動させるための手段を、第1、第2歯車26、27及び第1、第2中継手段28、29で構成したが、上記連動回動手段はこの構成に限るものではなく、例えば夫々第1、第2舵部材4、5の回動軸2、3と同軸上に設けられ、かつ上記第1、第2舵部材4、5と共に回動するプーリ間に8の字状に駆動ベルトを懸架することにより、同様な効果が得られる。尚、このようにプーリとベルトとで連動回動手段を構成した場合、両舵部材の相対的な回転量は上記プーリ径の比で調整できる。
【0031】
更に、本実施例では、各車輪18〜21毎に駆動手段10〜13を設けたが、任意の2つの車輪だけに駆動手段を設け、その他の車輪には駆動手段を設けなくとも、各駆動手段の駆動を適宜制御することにより自走は可能である。
【0032】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば人力走行と、自走とが可能な搬送装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用してなる搬送装置の一実施例を示す上面透視図である。
【図2】本実施例の舵部材の動作を示す上面透視図である。
【図3】本実施例の動作原理を説明するための上面透視図である。
【符号の説明】
1   基台
2   回動軸
3   回動軸
4   第1舵部材
5   第2舵部材
10  駆動手段
11  駆動手段
12  駆動手段
13  駆動手段
18  車輪
19  車輪
20  車輪
21  車輪
26  第1歯車手段
27  第2歯車手段
28  第1中継手段
29  第2中継手段
281 第3歯車手段
282 第4歯車手段
283 回動軸
291 第5歯車手段
292 第6歯車手段
293 回動軸

Claims (7)

  1. 基台と、回動自在に装着された車輪を有し、かつ該車輪の回動軸線上から偏心したオフセット位置で上記基台に回動自在に装着された一対の舵部材と、該舵部材同士の回動力を伝達する手段とを備えたことを特徴とする搬送装置。
  2. 基台と、一対の車輪が回動自在に装着されると共に、車輪の回動軸線上から偏心したオフセット位置で上記基台に回動自在に装着された第1の舵部材と、一対の車輪が回動自在に装着されると共に、車輪の回動軸線上から偏心したオフセット位置で上記基台に回動自在に装着された第2の舵部材と、上記第1、第2舵部材同士の回動力を伝達する手段とを備えたことを特徴とする搬送装置。
  3. 請求項1及び2の上記伝達手段は、上記各舵部材の互いに対向する側面の略中央部に夫々形成され、上記第1、第2舵部材の回動軸中心をピッチ円直径の中心とする第1、第2の歯車手段と、上記基台に回動可能に装着され第3、第4の歯車手段とを有し、上記第3歯車手段は上記第1歯車手段と上記第4歯車手段に噛合し、上記第4歯車手段は更に上記第2歯車手段に噛合していることを特徴とする搬送装置。
  4. 請求項1及び2の上記伝達手段は、夫々第1、第2舵部材の回動軸と同軸上に設けられ、かつ上記第1、第2舵部材4、5と共に回動するプーリと、該プーリ間に8の字状に懸架された駆動ベルトとからなることを特徴とする搬送装置。
  5. 請求項1〜4の上記各第1、第2舵部材の回動軸は各々の車輪の回動軸線上より外方に位置することを特徴とする搬送装置。
  6. 請求項1〜5の搬送装置は、更に上記車輪個々に駆動力を付与する手段を備えたことを特徴とする搬送装置。
  7. 請求項6の上記駆動力付与手段はDCサーボモータであることを特徴とする搬送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108502051A (zh) * 2018-03-23 2018-09-07 湖南奥天来机器人有限公司 智能agv搬运机器人
CN111801261A (zh) * 2019-07-10 2020-10-20 长谷川光男 重物移动台车

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