JP2004026014A - 車両用回転シート - Google Patents

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Abstract

【課題】離座が容易な車両用回転シートを提供する。
【解決手段】車両用回転シート1を、スイベルロア12及びスイベルアッパー14と、シートレッグロア15と、シートレッグアッパー17と、シート本体18で構成し、回転機構によりスイベルアッパー14を前向状態とドア開口部側へ向いた横向状態間で回動する。スイベルアッパー14にシートレッグロア15を傾斜するチルト機構35を設け、シート本体18の回転に伴ってシートクッション36を前上がりに傾斜する。シートレッグロア15に、シートレッグアッパー17を車室外方向へスライドさせるスライド機構41を設け、車室外方向へのスライド完了時にシート本体18を前下がりに傾斜させる。
【選択図】     図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シート本体が回転可能に支持された車両用回転シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両には、図12に示すように、回転シート501が設けられていた。
【0003】
この回転シート501は、回転ロックレバー502を操作してロック解除することで、シート本体503を、車両前方に向いた前向状態から、図13に示すように側方へ向いた横向状態まで回転できるように構成されている。この横向状態において、スライドロックレバー505を操作してロック解除することで、シート本体503を車室外方へスライドできるように構成されている。また、シートクッション506には、折り畳み式の足置きステップ507が設けられており、シート回転時に足を載置できるように構成されている。
【0004】
すなわち、図14に示すように、着座者が降車する際には、足置きステップ507を傾倒して両足を載置する。次に、図15に示すように、回転ロックレバー502を引き上げてロック解除した後、シート本体503をドア開口部511へ向けて約90度手動で回転する。そして、図16に示すように、スライドロックレバー505を引き上げてロック解除した後、シート本体503を、手動で車室外方へスライドして降車する。
【0005】
図17は、この回転シート501の構成を示す図であり、シート本体503は、回転機構521を介して車体フロア522に固定されている。前記回転機構521は、図18に示すように、車体フロア522に固定されるスイベルロア523と、シートクッション506に固定されるスイベルアッパー524とによって構成されている。該スイベルアッパー524は、回転中心ベアリング525を介して、前記スイベルロア523の回転中心軸526に回転自在に支持されている。また、このスイベルアッパー524には、前記回転ロックレバー502が設けられており、該回転ロックレバー502は、スプリング527に付勢された回転ロックピン528を引き上げ可能に構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような回転シート501にあっては、シート本体503が水平面内で回転するように構成されている。
【0007】
このため、シート回転時に着座者の足を、ドア開口部511下縁のサイドシルより上方に持ち上げなければならなかった。また、シート回転後の座面地上高は、一般的に550mm〜600mmとなるように設定されており、比較的高く小柄な着座者においては、足を付きにくいという問題があった。さらに、シートクッション506の座面は、通常15〜20度の前上がりの傾斜が設定されており、立ち上がり難い一要因となっていた。
【0008】
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、離座が容易な車両用回転シートを提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本発明の請求項1の車両用回転シートにあっては、シート本体が回転機構を介して支持され、車両前方へ向いた前向状態と車両側部のドア開口部側へ向いた横向状態との間で回転される車両用回転シートにおいて、前記シート本体を、前記前向状態から前記横向状態へ移行する際に前上がりに傾斜させるチルト機構と、前記横向状態移行後に、前記前上がり状態の前記シート本体を車室外方向へスライドさせるスライド機構と、前記シート本体の前記車室外方向へのスライド完了時に前記シート本体を前下がりに傾斜させる機構と、を備えている。
【0010】
すなわち、着座者が降車する際には、回動機構を介して支持されたシート本体を、車両前方へ向いた前向状態から車両側部のドア開口部側へ向いた横向状態側へ向けて回動する。このとき、前記シート本体は、チルト機構によって前上がりに傾斜される。これにより、前記シート本体は、その前端部が上方に変位するため、着座者の足位置が高位置となり、ドア開口部の下縁に突設されたサイドシル等への干渉が防止される。
【0011】
次に、前記シート本体を横向状態に移行した際には、前記前上がり状態の前記シート本体が、スライド機構によって車室外方向へ移動される。このとき、シート本体は、前上がり状態が維持されているため、着座者の上半身が後方へ倒れた姿勢となる。このため、前記ドア開口部の上縁を形成するルーフレール等への着座者の頭部の干渉が防止される。
【0012】
そして、前記シート本体の車室外方向へのスライド完了時には、前記シート本体は、前下がりに傾斜される。これにより、シート本体は、その前端部が下方に変位するため、当該前端部から地面までの高低差が抑えられる。
【0013】
また、請求項2の車両用回転シートにおいては、前記回転機構を、車体フロアに固定されるスイベルロアと、該スイベルロアに回転自在に支持されたスイベルアッパーとで構成し、該スイベルアッパーに、傾倒駆動されるシートレッグロアを軸支して前記チルト機構を構成するとともに、前記シートレッグロアにスライドレールを設け、該スライドレールに、前記シート本体固定用のシートレッグアッパーをスライド自在に支持して前記スライド機構を構成した。
【0014】
このように、車体フロアに固定されるスイベルロアと、該スイベルロアに回転自在に支持されたスイベルアッパーとによって前記回転機構が形成される。また、このスイベルアッパーに、傾倒駆動されるシートレッグロアを軸支することで、前記チルト機構が構成され、このシートレッグロアにスライドレールを設け、該スライドレールに、前記シート本体固定用のシートレッグアッパーをスライド自在に支持することにより、前記スライド機構が構成される。
【0015】
これにより、前記シートレッグロアの傾倒に応じてシート本体が傾倒され、前記スライドレールに沿った前記シートレッグアッパーの移動量に応じて、シート本体が車室外方向へ移動される。
【0016】
さらに、請求項3の車両用回転シートでは、前記シートレッグロア後部を前記スイベルアッパーに軸支し、当該シートレッグロア前部に転動ローラーを設ける一方、前記スイベルロアに、前記シート本体の回転に応じて前記転動ローラーが転動する転動プレートを設け、該転動プレートを、前記シート本体を前記前向状態から前記横向状態側へ向けて回転させる方向へ向かうに従って高くなる螺旋状に形成するとともに、シート着座者の足元が前記ドア開口部の下縁を形成するサイドシル部上方を通過する回転角度付近において、前記転動ローラーが転動する前記転動プレートの転動面が高位置となるように設定した。
【0017】
すなわち、シート本体を前向状態から横向状態へ向けて回転させた際には、シートレッグロア前部の転動ローラーが、スイベルロアに設けられた転動プレートに案内され移動する。
【0018】
このとき、この転動プレートは、前記シート本体を前向状態から横向状態側へ向けて回転させる方向へ向かうに従って高くなる螺旋状に形成されており、前記転動ローラーが、この転動プレートに沿って案内されることで、シートレッグロア前部が上動され、シート本体が前上がりに傾倒される。これにより、前記チルト機構を駆動する駆動部を別途設けること無く、シート本体の回転を利用して前記前上がり状態が形成される。
【0019】
そして、シート着座者の足元が前記ドア開口部の下縁を形成するサイドシル部上方を通過する回転角度付近において、前記転動ローラーが転動する前記転動プレートの転動面が高位置となるように設定されている。これにより、着座者のサイドシル部への干渉が確実に防止される。
【0020】
加えて、請求項4の車両用回転シートにあっては、前記シートレッグロアに、上面及び下面を転動面とする前後方向に延在した前記スライドレールを設け、前記シートレッグアッパーの中央部よりやや後方寄りに前記上面を転動するレール上部ローラーを設けるとともに、前記シートレッグアッパーの後方に前記下面を転動するレール下部ローラーを設け、前記上面の前端部に、前端へ向かうに従って前記下面側に傾斜した傾斜部を設定した。
【0021】
すなわち、シートレッグアッパーには、スライドレールの上面を転動するレール上部ローラーと、下面を転動するレール下部ローラーとが設けられており、前記レール上部ローラーは、レール下部ローラーより前方側に配置されている。また、前記上面の前端部には、前端へ向かうに従って前記下面側に傾斜した傾斜部が設定されており、前記レール上部ローラーが、この傾斜部を転動することにより、前記前下がり状態が形成される。
【0022】
このとき、前記シートレッグアッパーに設けられたレール上部及びレール下部ローラーは、前記スライドレールを上下から挟むように配置されている。これにより、シート本体の不用意な前のめりが防止される。
【0023】
また、請求項5の車両用回転シートにおいては、前記シートレッグロアに、前記シートレッグアッパーを前後移動する環状の駆動ベルトを前記スライドレールに沿って配設するとともに、当該駆動ベルトを駆動する電動モーターを設けた。
【0024】
これにより、シートレッグロアに設けられた駆動ベルトを電動モーターで駆動することによって、シートレッグアッパーに支持されたシート本体は、スライドレールに沿ってスライドされる。
【0025】
さらに、請求項6の車両用回転シートでは、前記シートレッグアッパーに、ベルトクランプブラケットアッパーを揺動自在に設け、該ベルトクランプブラケットアッパーの下部配置された前記駆動ベルトを、前記ベルトクランプブラケットアッパーと、その下部に配設されるベルトクランプブラケットロアとで挟持固定した状態で、前記シートレッグアッパーと前記駆動ベルトを結合した。
【0026】
すなわち、シートレッグアッパーに設けられたベルトクランプブラケットアッパーとベルトクランプブラケットロアとで駆動ベルトを挟持した状態で、前記シートレッグアッパーと前記駆動ベルトとが結合される。
【0027】
このとき、前記ベルトクランプブラケットアッパーは、前記シートレッグアッパーに揺動自在に設けられている。このため、前記シートレッグアッパー傾倒時において、前記ベルトクランプブラケットアッパーが前記シートレッグアッパーに対して揺動することで、前記駆動ベルトへの影響が排除される。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図に従って説明する。図1は、本実施の形態にかかる車両用回転シート1を示す図である。
【0029】
この車両用回転シート1は、車体フロア11に固定されるスイベルロア12と、該スイベルロア12の回転中心軸13に回転中心ベアリング13a(図2参照)を介して回動自在に支持されたスイベルアッパー14と、該スイベルアッパー14に支持されたシートレッグロア15と、該シートレッグロア15に支持されたフットレスト16付きのシートレッグアッパー17と、該シートレッグアッパー17に固定されたシート本体18とによって構成されている。
【0030】
前記スイベルロア12と前記スイベルアッパー14とは、図3に示すように、回転機構21を構成しており、前記シート本体18を、図4に示すように、車両前方Fへ向けた前向状態31と、図5に示すように、斜め前方に向いた斜向状態32を介して、図6及び図7に示すように、車両側部のドア開口部33側へ向いた横向状態34との間で回転できるように構成されている。前記スイベルアッパー14には、図1に示したように、シートレッグロア15を傾斜して前記シート本体18を傾斜させるチルト機構35が設けられており、該チルト機構35によって、前記シート本体18を前記前向状態31から前記横向状態34へ移行する際に、シート本体18のシートクッション36を前上がりに傾斜できるように構成されている。
【0031】
また、前記シートレッグロア15には、前記シートレッグアッパー17を車室外O方向へスライドさせるスライド機構41が設けられており、前記シート本体18を前記横向状態34へ移行した後に、前記前上がり状態の前記シート本体18を車室外O方向へスライドできるように構成されている(図11参照)。さらに、このスライド機構41は、前記シート本体18の車室外O方向へのスライド完了時において、前記シート本体18を前下がりに傾斜させる機構を備えている。
【0032】
前記回転機構21は、図3に示したように、前記スイベルロア12にブラケット51を介して固定された回転駆動用モーター52を備えてなり、該回転駆動用モーター52に接続された減速機構の出力ギア53は、スイベルアッパー14に設けられた回転被駆動ギア54に接続されている。該回転被駆動ギア54は、前記回転中心軸13を中心とした円弧状に形成されており、前記回転駆動用モーター52を正反転することによって、前記シート本体18を支持する前記スイベルアッパー14を、前記回転中心軸13を中心として回動できるように構成されている。
【0033】
前記スイベルアッパー14には、図1に示したように、前記回転中心軸13の両側に一対の起立壁61,61が立設されており、両起立壁61,61の後部には、シャフト62を介して、前記シートレッグロア15の後部が傾倒自在に軸支されている。このシートレッグロア15前部には、図3に示したように、第1及び第2回転転動ローラー63,64が設けられており、両回転転動ローラー63,64は、前記回転中心軸13を中心とする円周の接線方向に転動するように構成されている。
【0034】
また、前記スイベルロア12には、図1に示したように、前記シート本体18の回転に応じて前記第1回転転動ローラー63が転動する転動プレート71が設けられている。該転動プレート71は、前記回転中心軸13を中心とした円周方向に延在するとともに、前記シート本体18を前記前向状態13から前記横向状態34側へ向けて回転させる方向へ向かうに従って高くなる螺旋状に形成されている。この転動プレート71は、シート着座者Mの足元が前記ドア開口部33の下縁を形成するサイドシル72(図10参照)の上方を通過する回転角度付近、すなわち図5に示したように、シート本体18が車両前方Fから約30度ドア開口部33側に回動され、前方に延出したフットレスト16がサイドシル72上部を通過する付近において、図1に示したように、前記第1回転転動ローラー63が転動する前記転動プレート71の転動面の部位が最も高い高位置点73となるように設定されており、該高位置点73より前記回転方向側においては、転動面が低くなるように傾斜している。
【0035】
これにより、前記スイベルロア12の前端部は、シート本体18の回転に伴って前記第1回転転動ローラー63が前記転動プレート71上を転動することによって、図8から図10に示すように、上動するように構成されており、前記シート本体18が前上がり状態となるように構成されている。
【0036】
前記シートレッグロア15の左右の側壁81,81の外側面には、図1に示したように、前後方向に延在する長尺状のスライドレール82,82が設けられており、両スライドレール82,82には、前記シート本体18固定用の前記シートレッグアッパー17がスライド自在に支持され前記スライド機構41が構成されている。前記両スライドレール82,82は、上面83及び下面84が全長に渡って露出するように構成されており、上面83及び下面84は、転動面を構成している。
【0037】
前記シートレッグアッパー17の中央部よりやや後方寄りには、前記スライドレール82,82の前記上面83,83を転動するレール上部ローラー91,91が設けられており、前記シートレッグアッパー17の後方には、前記下面84を転動するレール下部ローラー92,92が設けられている。これにより、前記シートレッグアッパー17に設けられた前記レール上部ローラー91,91と前記レール下部ローラー92,92とが、前記スライドレール82,82を上下から挟み込むように構成されており、当該シートレッグアッパー17の前記スライドレール82,82からの不用意な離脱が防止されている。
【0038】
前記両スライドレール82,82間には、図1に示したように、前端部にフロント側アイドラプーリーシャフト101が架橋固定されており、後端部には、リア側アイドラプーリーシャフト102が架橋固定されている。また、前記シートレッグロア15の側壁81,81間には、スライド駆動シャフト103が設けられており、該スライド駆動シャフト103の前方上部には、アイドラプーリーシャフト104が設けられている。前記フロント側アイドラプーリーシャフト101には一対のフロント側プーリー105,105が設けられており、前記リア側アイドラプーリーシャフト102にも一対のリア側プーリー106,106が設けられている。また、前記スライド駆動シャフト103には、駆動プーリー107,107が設けられており、前記アイドラプーリーシャフト104には、アイドラプーリー108,108が設けられている。
【0039】
前記各プーリー105〜108,105〜108には、前記シートレッグアッパー17を前後移動する一対の環状の駆動ベルト111,111が掛けられており、両駆動ベルト111,111は、前記フロント側アイドラプーリーシャフト101と前記リア側アイドラプーリーシャフト102間において、前記スライドレール82,82の上面83,83に沿って配置されている。
【0040】
前記シートレッグロア15には、スライド駆動モーターブラケット121を介して、スライド駆動モーター122が取り付けられており、該スライド駆動モーター122の出力ギア123は、図2に示したように、スライド減速ギア124を介して、前記スライド駆動シャフト103に連結されている。これにより、前記スリアド駆動モーター122を正逆転することで、前記スライド駆動シャフト103の前記駆動プーリー107,107を回動し、前記駆動ベルト111,111を、前記スライドレール82,82に沿って移動できるように構成されている。なお、前記駆動ベルト82,82には、テンションプーリー125によって張力が付与されている。
【0041】
前記シートレッグアッパー17の後端部に設けられた前記レール下部ローラー92,92の取付シャフト131,131には、図1に示したように、断面コ字状のベルトクランプブラケットアッパー132が揺動自在に支持されている。このベルトクランプブラケットアッパー132の下部には、前記両駆動ベルト111,111が配置されるように構成されており、これら駆動ベルト111,111の下部に配置された平板状のベルトクランプブラケットロア133を、前記ベルトクランプブラケットアッパー132下面に固定することで、前記両駆動ベルト111,111が前記ベルトクランプブラケットアッパー132と前記ベルトクランプブラケットロア133とで挟持固定され、前記シートレッグアッパー17と前記駆動ベルト111,111とが結合されている。
【0042】
そして、前記両スライドレール82,82上面83,83の前端部には、図2に示したように、前端へ向かうに従って前記下面84,84側に傾斜した傾斜部141が設定されている。これにより、前記スライド駆動モーター122で駆動される駆動ベルト111,111を介して、前記シートレッグアッパー17を前方へ移動し、該シートレッグアッパー17の前記レール上部ローラー91,91が、この傾斜部141,141を転動することで、図11に示したように、前記シートレッグアッパー17前部を下方に傾斜させ、前記車室外O方向へのスライド完了時の前記シート本体18を前下がりに傾斜できるように構成されている。
【0043】
以上の構成にかかる本実施の形態において、着座者Mが降車する際には、スイッチ操作により回転駆動用モーター52を作動し、回転被駆動ギア54を回動する。すると、該回転被駆動ギア54を有する前記スイベルアッパー14が、回転中心軸13を中心に回動し、シート本体18を、図4〜図6に示したように、車両前方Fへ向いた前向状態31から車両側部のドア開口部33側へ向いた横向状態34へ向けて回動することができる。
【0044】
このとき、前記シート本体18は、図8〜図10に示したように、チルト機構35によって前上がりに傾斜される。これにより、前記シート本体18前端部が上方に変位され、着座者Mの足位置を高位置に維持することができる。このため、シート本体18を車両側部のドア開口部33側へ向ける際に、ドア開口部33の下縁に突設されたサイドシル72への足の干渉を防止することができる。
【0045】
次に、前記シート本体18を横向状態34に移行した際には、図1に示したリミットスイッチ151が作動し、前記回転駆動用モーター52への通電が遮断されるとともに、スライド駆動モーター122が通電され、前記前上がり状態のシート本体18が、スライド機構41によって車室外O方向へ移動される。このとき、シート本体18は、前上がり状態が維持されているため、シート本体18移動中において、着座者Mの上半身を後方に倒した姿勢に維持することができる。これにより、ドア開口部33の上縁を形成するルーフレール152への着座者Mの頭部の干渉を防止することができる。
【0046】
そして、前記シート本体18の車室外O方向へのスライド完了時には、図11に示したように、前記シート本体18を前下がりに傾斜することができる。これにより、シート本体18のシートクッション36前端部を下方に変位させることができ、当該前端部から地面Gまでの高低差を抑えることができる。よって、地面Gへの足付き性を向上することができる。
【0047】
このとき、一般的に前上がりの傾斜が設定されているシートクッション36を、前下がりとすることで、シート本体18からの立ち上が性をも向上することができる。したがって、降車時の離座が容易な車両用回転シート1となり得る。
【0048】
また、本実施の形態のように、車体フロア11に固定されるスイベルロア12と、該スイベルロア12に回転自在に支持されたスイベルアッパー14とによって回転機構21を形成でき、スイベルアッパー14に、傾倒駆動されるシートレッグロア15を軸支することで、チルト機構35を構成することができる。そして、このシートレッグロア15にスライドレール82,82を設け、このスライドレール82,82に、前記シート本体18固定用のシートレッグアッパー17をスライド自在に支持することにより、スライド機構41を構成することができる。
【0049】
これにより、前記シートレッグロア15の傾倒に応じてシート本体18を傾倒することができるとともに、前記スライドレール82,82に沿ったシートレッグアッパー17の移動量に応じて、シート本体18を車室外O方向へ移動することができる。
【0050】
さらに、前記シート本体18を前向状態31から横向状態34へ向けて回転させる際には、シートレッグロア15前部の第1回転転動ローラー63が、スイベルロア12に設けられた転動プレート71に案内されて移動する。
【0051】
このとき、この転動プレート71は、前記シート本体18を前向状態31から横向状態34側へ向けて回転させる方向へ向かうに従って高くなる螺旋状に形成されており、前記第1回転転動ローラー63が、この転動プレート71に沿って案内される。これにより、シートレッグロア15前部が上動し、シート本体18が前上がりに傾倒される。よって、前記回転に伴ってシートレッグロア15前部を上動することができ、シート本体18を前上がりに傾倒することができる。したがって、チルト機構35を駆動する駆動部を別途設けること無く、シート本体18の回転を利用して、前記前上がり状態を形成することができ、構造の簡素化を図ることができる。
【0052】
そして、着座者Mの足元がドア開口部33の下縁を形成するサイドシル72上方を通過する回転角度付近において、前記第1回転転動ローラー63が転動する転動プレート71の転動面が高位置となる高位置点73が設定されている。これにより、前記第1回転転動ローラー63が、この高位置点73に到達した際に、シート本体18を回転開始前に対して約10度前上がりに変位することができる。これにより、着座者Mのサイドシル72への干渉を確実に防止することができる。
【0053】
さらに、前記シート本体18を回転させ、前記第1回転転動ローラー63が前記高位置点73を通過して、下方傾斜面161に到達した際には、シート本体18が回転開始前に対して約5度前上がりとなる。
【0054】
加えて、前記シートレッグアッパー17には、スライドレール82,82の上面83,83を転動するレール上部ローラー91,91と、下面84,84を転動するレール下部ローラー92,92とが設けられており、前記レール上部ローラー91,91がレール下部ローラー92,92より前方側に配置されるとともに、前記上面83,83前端部に、前端へ向かうに従って下面84側に傾斜した傾斜部141,141が設定されている。これにより、この傾斜部141,141を前記レール上部ローラー91,91が転動する際に、前記前下がり状態を形成することができる。
【0055】
このとき、前記シートレッグアッパー17に設けられたレール上部及びレール下部ローラー91,91,92,92は、前記スライドレール82,82を上下から挟むように配置されている。これにより、シート本体18の不用意な前のめりを防止することができる。
【0056】
また、本実施の形態では、前記シートレッグロア15に設けられた駆動ベルト111,111をスライド駆動モーター122で駆動することにより、シートレッグアッパー17に支持されたシート本体18を、スライドレール82,82に沿ってスライドすることができる。これにより、スライド時の電動化を図ることができる。
【0057】
さらに、前記シートレッグアッパー17に設けられたベルトクランプブラケットアッパー132とベルトクランプブラケットロア133とで、前記駆動ベルト111,111を挟持した状態で、前記シートレッグアッパー17と前記駆動ベルト111,111とを結合することができる。
【0058】
このとき、前記ベルトクランプブラケットアッパー132は、前記シートレッグアッパー17に揺動自在に設けられている。このため、前記シートレッグアッパー17傾倒時において、前記ベルトクランプブラケットアッパー132が前記シートレッグアッパー17に対して揺動することで、前記駆動ベルト111,111への影響を防止することができる。これにより、駆動ベルト111,111への負荷を抑えることができ、長寿命化を図ることができる。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の請求項1の車両用回転シートにあっては、降車時にシート本体を回動する際に、シート本体を前上がりに傾斜させ、その前端部を上方に変位させることで、着座者の足位置を高位置に維持することができる。このため、シート本体を車両側部のドア開口部側へ向ける際に、ドア開口部の下縁に突設されたサイドシル等への足の干渉を防止することができる。
【0060】
次に、前記シート本体を横向状態に移行した際には、前記前上がり状態を維持したまま、当該シート本体を車室外方向へ移動することができる。このため、車室外方向への移動中において、着座者の上半身を後方に倒した姿勢に維持することができる。これにより、ドア開口部の上縁を形成するルーフレール等への着座者の頭部の干渉を防止することができる。
【0061】
そして、前記シート本体の車室外方向へのスライド完了時には、前記シート本体を前下がりに傾斜することができる。これにより、シート本体の前端部を下方に変位させることができ、当該前端部から地面までの高低差を抑えることができる。よって、地面への足付き性を向上することができる。
【0062】
このとき、一般的に前上がりの傾斜が設定されている座面を、前下がりとすることで、シート本体からの立ち上が性をも向上することができる。したがって、降車時の離座が容易な車両用回転シートとなり得る。
【0063】
また、請求項2の車両用回転シートにおいては、車体フロアに固定されるスイベルロアと、該スイベルロアに回転自在に支持されたスイベルアッパーとによって、回転機構を形成でき、スイベルアッパーに、傾倒駆動されるシートレッグロアを軸支することで、チルト機構を構成することができる。そして、このシートレッグロアにスライドレールを設け、該スライドレールに、前記シート本体固定用のシートレッグアッパーをスライド自在に支持することにより、スライド機構を構成することができる。
【0064】
これにより、前記シートレッグロアの傾倒に応じてシート本体を傾倒することができるとともに、前記スライドレールに沿ったシートレッグアッパーの移動量に応じて、シート本体を車室外方向へ移動することができる。
【0065】
さらに、請求項3の車両用回転シートでは、シート本体を前向状態から横向状態へ向けて回転させた際にシートレッグロア前部の転動ローラーが案内される転動プレートを、前記回転方向へ向かうに従って高くなる螺旋状に形成することで、前記回転に伴ってシートレッグロア前部を上動することができる。これにより、シート本体を前上がりに傾倒することができる。このため、チルト機構を駆動する駆動部を別途設けること無く、シート本体の回転を利用して前記前上がり状態を形成することができ、構造の簡素化を図ることができる。
【0066】
そして、シート着座者の足元がドア開口部の下縁を形成するサイドシル部上方を通過する回転角度付近において、前記転動ローラーが転動する転動プレートの転動面が高位置となるように設定されている。これにより、着座者のサイドシル部への干渉を確実に防止することができる。
【0067】
加えて、請求項4の車両用回転シートにあっては、シートレッグアッパーに、スライドレールの上面を転動するレール上部ローラーと、下面を転動するレール下部ローラーを設け、前記レール上部ローラーをレール下部ローラーより前方側に配置するとともに、前記上面の前端部に、前端へ向かうに従って下面側に傾斜した傾斜部を設定することにより、該傾斜部を前記レール上部ローラーが転動する際に前記前下がり状態を形成することができる。
【0068】
このとき、前記シートレッグアッパーに設けられたレール上部及びレール下部ローラーは、前記スライドレールを上下から挟むように配置されている。これにより、シート本体の不用意な前のめりを防止することができる。
【0069】
また、請求項5の車両用回転シートにおいては、シートレッグロアに設けられた駆動ベルトを電動モーターで駆動することにより、シートレッグアッパーに支持されたシート本体を、スライドレールに沿ってスライドすることができる。これにより、スライド時の電動化を図ることができる。
【0070】
さらに、請求項6の車両用回転シートでは、シートレッグアッパーに設けられたベルトクランプブラケットアッパーとベルトクランプブラケットロアとで駆動ベルトを挟持した状態で、前記シートレッグアッパーと前記駆動ベルトとを結合することができる。
【0071】
このとき、前記ベルトクランプブラケットアッパーは、前記シートレッグアッパーに揺動自在に設けられている。このため、前記シートレッグアッパー傾倒時において、前記ベルトクランプブラケットアッパーが前記シートレッグアッパーに対して揺動することで、前記駆動ベルトへの影響を防止することができる。これにより、駆動ベルトへの負荷を抑えることができ、長寿命化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の一実施の形態を示す分解斜視図である。
【図2】同実施の形態の要部の側面を示す透明図である。
【図3】同実施の形態の平面を示す透視図である。
【図4】同実施の形態のシート本体を前向状態にした平面を示す透明図である。
【図5】同実施の形態のシート本体を斜向状態にした平面を示す透明図である。
【図6】同実施の形態のシート本体を横向状態にした平面を示す透明図である。
【図7】同実施の形態のシート本体を車室外方向へスライドさせた状態の平面を示す透明図である。
【図8】同実施の形態のシート本体を前向状態にした側面を示す透明図である。
【図9】同実施の形態のシート本体を前上がり状態にした側面を示す透明図である。
【図10】同実施の形態のシート本体を約90度回転させた状態を示す透明図である。
【図11】同実施の形態のシート本体を車室外方向へスライドさせた状態を示す透明図である。
【図12】従来の回転シートが車両前方に向けられた状態を示す外観図である。
【図13】図12の回転シートが車両側方に向けられた状態を示す外観図である。
【図14】同従来例の回転シートの操作手順を示す図である。
【図15】図14に続く操作手順を示す図である。
【図16】図15に続く操作手順を示す図である。
【図17】同従来例の回転シートを示す分解斜視図である。
【図18】同従来例の回転機構部分を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1  車両用回転シート
11  車体フロア
12  スイベルロア
14  スイベルアッパー
15  シートレッグロア
17  シートレッグアッパー
18  シート本体
21  回転機構
31  前向状態
33  ドア開口部
34  横向状態
35  チルト機構
36  シートクッション
41  スライド機構
63  第1回転転動ローラー
71  転動プレート
72  サイドシル
73  高位置点
82  スライドレール
83  上面
84  下面
91  レール上部ローラー
92  レール下部ローラー
111  駆動ベルト
122  スライド駆動モーター
132  ベルトクランプブラケットアッパー
133  ベルトクランプブラケットロア
141  傾斜部
F  車両前方
M  着座者
O  車室外

Claims (6)

  1. シート本体が回転機構を介して支持され、車両前方へ向いた前向状態と車両側部のドア開口部側へ向いた横向状態との間で回転される車両用回転シートにおいて、
    前記シート本体を、前記前向状態から前記横向状態へ移行する際に前上がりに傾斜させるチルト機構と、
    前記横向状態移行後に、前記前上がり状態の前記シート本体を車室外方向へスライドさせるスライド機構と、
    前記シート本体の前記車室外方向へのスライド完了時に前記シート本体を前下がりに傾斜させる機構と、
    を備えたことを特徴とする車両用回転シート。
  2. 前記回転機構を、車体フロアに固定されるスイベルロアと、該スイベルロアに回転自在に支持されたスイベルアッパーとで構成し、該スイベルアッパーに、傾倒駆動されるシートレッグロアを軸支して前記チルト機構を構成するとともに、前記シートレッグロアにスライドレールを設け、該スライドレールに、前記シート本体固定用のシートレッグアッパーをスライド自在に支持して前記スライド機構を構成したことを特徴とする請求項1記載の車両用回転シート。
  3. 前記シートレッグロア後部を前記スイベルアッパーに軸支し、当該シートレッグロア前部に転動ローラーを設ける一方、
    前記スイベルロアに、前記シート本体の回転に応じて前記転動ローラーが転動する転動プレートを設け、該転動プレートを、前記シート本体を前記前向状態から前記横向状態側へ向けて回転させる方向へ向かうに従って高くなる螺旋状に形成するとともに、シート着座者の足元が前記ドア開口部の下縁を形成するサイドシル部上方を通過する回転角度付近において、前記転動ローラーが転動する前記転動プレートの転動面が高位置となるように設定したことを特徴とする請求項2記載の車両用回転シート。
  4. 前記シートレッグロアに、上面及び下面を転動面とする前後方向に延在した前記スライドレールを設け、前記シートレッグアッパーの中央部よりやや後方寄りに前記上面を転動するレール上部ローラーを設けるとともに、前記シートレッグアッパーの後方に前記下面を転動するレール下部ローラーを設け、前記上面の前端部に、前端へ向かうに従って前記下面側に傾斜した傾斜部を設定したことを特徴とする請求項2又は3記載の車両用回転シート。
  5. 前記シートレッグロアに、前記シートレッグアッパーを前後移動する環状の駆動ベルトを前記スライドレールに沿って配設するとともに、当該駆動ベルトを駆動する電動モーターを設けたことを特徴とする請求項2、3又は4記載の車両用回転シート。
  6. 前記シートレッグアッパーに、ベルトクランプブラケットアッパーを揺動自在に設け、該ベルトクランプブラケットアッパーの下部配置された前記駆動ベルトを、前記ベルトクランプブラケットアッパーと、その下部に配設されるベルトクランプブラケットロアとで挟持固定した状態で、前記シートレッグアッパーと前記駆動ベルトを結合したことを特徴とする請求項5記載の車両用回転シート。
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