JP2004025499A - インクジェットヘッド及びインクジェット式記録装置 - Google Patents

インクジェットヘッド及びインクジェット式記録装置 Download PDF

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Abstract

【課題】インク内の気泡がインク溜り及びヘッドチップの内部に留まることを確実に防止し且つ比較的容易に気泡を除去できるインクジェットヘッド及びインクジェット式記録装置を提供する。
【解決手段】ノズル開口に連通して並設された複数の溝、溝のそれぞれにインクを供給するインク室と、インク室に連通して設けられたインク溜りと、インク溜りとインク供給路を介して連通されるインク貯留手段50とを具備するインクジェットヘッドにおいて、インク溜り内のインク供給路33からインク室へのインクの流れには実質的に干渉されず且つ気泡が留まり易い領域とインク貯留手段50の空気領域とを連通する空気ダクト100を設けることにより、インク内に存在する気泡を確実に除去できる。
【選択図】   図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、プリンタ、ファックスなどに適用されるインクジェットヘッド及びインクジェット式記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、インクを吐出する複数のノズルを有するインクジェットヘッドを用いて被記録媒体に文字や画像を記録するインクジェット式記録装置が知られている。かかるインクジェット式記録装置では、インクジェットヘッドのノズルが被記録媒体に対向するようにヘッドホルダに設けられ、このヘッドホルダはキャリッジに搭載され被記録媒体の搬送方向とは直交する方向に走査されるようになっている。
【0003】
このようなインクジェットヘッドの一例の分解斜視図を図11に示す。図11に示すように、圧電セラミックプレート131には、複数の溝132が並設され、各溝132は、側壁133で分離されている。各溝132の長手方向一端部は圧電セラミックプレート131の一端面まで延設されており、他端部は、他端面までは延びておらず、深さが徐々に浅くなっている。また、各溝132内の両側壁133の開口側表面には、長手方向に亘って、駆動電界印加用の電極134が形成されている。
【0004】
また、圧電セラミックプレート131の溝132の開口側には、各溝132の浅くなった端部と連通する共通インク室135を画成するインク室プレート136が接合されている。
【0005】
さらに、このインク室プレート136上には、共通インク室135の一方面を封止すると共に、共通インク室135にインクを供給するインク供給路に連通する連通孔137を有する流路基板138が固定されている。
【0006】
このような流路基板138には、共通インク室135に連通孔137からのインクを供給するインク流路の一部を構成するインク溜り139が設けられている。
【0007】
また、圧電セラミックプレート131とインク室プレート136との接合体の溝132が開口している端面には、ノズルプレート140が接合されており、ノズルプレート140の各溝132に対向する位置にはノズル開口141が形成されている。
【0008】
このように構成されるインクジェットヘッドでは、連通孔137から各溝132内にインクを充填し、所定の溝132の両側の側壁133に電極134を介して所定の駆動電界を作用させると、側壁133が変形して所定の溝132内の容積が変化し、これにより、溝132内のインクがノズル開口141から吐出する。
【0009】
なお、このようなインクジェットヘッドでは、ノズル開口141の穴径が微小であるため、各溝132内の容積を変化させても共通インク室135側から各溝132のそれぞれに背圧を発生させなければ、ノズル開口141から良好にインクを吐出させることができない。
【0010】
従って、従来のインクジェットヘッドでは、インク溜り139と共通インク室135との境界部に、例えば、ステンレス鋼(SUS)等で形成された網目状のフィルタ142が設けられている。このフィルタ142によって溝132内に背圧を発生させてノズル開口141からインク滴を吐出させるようになっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のインクジェットヘッドのインク溜りには、インクが流れ難い領域がある。例えば、インク溜り内の角部等の領域には、インク溜りに供給されたインクが流れ難く、その領域に気泡が留まってしまう。このような領域に気泡が留まることでインク溜り内の容積が変化し、インク室へのインクの供給不足が発生してしまうという問題がある。特に、例えば、水性インク等の気泡の浸透性が悪いインクを用いると、インク内に気泡が発生し易くなり、インクの供給不足が漸大してしまう。
【0012】
また、このようなインク溜りの内部に留まった気泡は、ノズル開口側からの吸引する、いわゆるクリーニング動作を行うことにより除去することは一般的であるが、このクリーニング動作によっても、インク溜りのフィルタよりも上流側に留まっている気泡は、フィルタを通過せず実質的に除去することが困難であるという問題がある。
【0013】
このようにインクの流れ難い領域から気泡を除去できないインクジェットヘッドは、印字の際にインク溜り内に留まった気泡がフィルタを通過してインクと共に吐出される虞があり、これが印字不良を招く原因となるため、廃棄処分となってしまい歩留りが悪いという問題もある。
【0014】
さらに、インクのドロップサイズが大きい場合やノズル開口の数が多い場合、すなわち、単位時間に吐出するインク量が多い場合には、特に、インク溜りに存在する気泡の残留量が大きくなるため、インク流路面積が実質的に狭くなってしまい、インク室へのインクの供給不足が漸大してしまうという問題がある。
【0015】
なお、インク溜りの流路を狭く絞ることでインクの流速を加速させて、インク溜り内の気泡を留まらないようにすることも考えられるが、これでは、フィルタの寸法が実質的に小さくなり、共通インク室への供給不足の原因となってしまうという問題がある。また、このような方法であっても、上述したクリーニング動作ではインク溜りのフィルタより上流側に留まった気泡を完全には除去することはできない。
【0016】
本発明は、このような事情に鑑み、インク内の気泡がインク溜りやヘッドチップの内部に留まることを確実に防止し且つ比較的容易に気泡を除去できるインクジェットヘッド及びインクジェット式記録装置を提供することを課題とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明の第1の態様は、ノズル開口に連通して並設された複数の溝、当該溝のそれぞれにインクを供給するインク室と、当該インク室に連通して設けられたインク溜りと、当該インク溜りとインク供給路を介して連通されるインク貯留手段とを具備するインクジェットヘッドにおいて、前記インク溜り内の前記インク供給路から前記インク室へのインクの流れには実質的に干渉されず且つ気泡が留まり易い領域と前記インク貯留手段の空気領域とを連通する空気ダクトを具備することを特徴とするインクジェットヘッドにある。
【0018】
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記インク室が前記溝の並設方向に亘って設けられると共に当該インク室と前記インク溜りとが前記溝の並設方向に亘って連通しており、前記インク供給路が前記インク溜りの前記溝の並設方向両側に設けられ且つ前記空気ダクトが前記インク供給路の間に設けられていることを特徴とするインクジェットヘッドにある。
【0019】
本発明の第3の態様は、第1又は2の態様において、前記インク溜りには、前記インク供給路及び前記空気ダクトの開口の少なくとも一方から前記インク室に向かって漸大するテーパ部が設けられていることを特徴とするインクジェットヘッドにある。
【0020】
本発明の第4の態様は、第1〜3の何れかの態様において、前記インク溜りには、前記インク室との境界近傍にフィルタが設けられていることを特徴とするインクジェットヘッドにある。
【0021】
本発明の第5の態様は、第4の態様において、前記空気ダクトが、前記インク溜りのフィルタよりもインク流路上流側に連通していることを特徴とするインクジェットヘッドにある。
【0022】
本発明の第6の態様は、第1〜5の何れかの態様のインクジェットヘッドを具備することを特徴とするインクジェット式記録装置にある。
【0023】
かかる本発明では、インク溜り内のインク供給路からインク室へのインクの流れには実質的に干渉されず且つ気泡が留まり易い領域とインク貯留手段の空気領域とを連通する空気ダクトを設けることにより、インク内の気泡がインク溜りやヘッドチップの内部に留まることを確実に防止し且つ比較的容易に気泡を除去できる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係るインクジェットヘッドの斜視図である。図2は、ヘッドチップの分解斜視図及び斜視断面図である。また、図3は、インクジェットヘッドの要部断面図である。図4は、流路基板の上面図である。
【0025】
図示するように、本実施形態のインクジェットヘッド10は、ヘッドチップ20と、この一方面側に設けられる流路基板30と、ヘッドチップ20を駆動するための駆動回路等が搭載された配線基板40と、ヘッドチップ20内の圧力変化を緩和させるエアーダンパ50とを有し、これらの各部材は、それぞれベースプレート60に固定されている。
【0026】
ヘッドチップ20を構成する圧電セラミックプレート21には、ノズル開口22に連通する複数の溝23が並設され、各溝23は、側壁24で隔離されている。各溝23の長手方向の一端部は圧電セラミックプレート21の一端面まで延設されており、他端部は、他端面まで延びておらず、深さが徐々に浅くなっている。また、各溝23の幅方向両側の側壁24には、溝23の開口側に長手方向に亘って駆動電界印加用の電極25が形成されている。
【0027】
圧電セラミックプレート21に形成される各溝23は、例えば、円盤状のダイスカッターにより形成され、深さが徐々に浅くなった部分は、ダイスカッターの形状により形成されてしまう。また、各溝23内に形成される電極25は、例えば、公知の斜め方向からの蒸着により形成される。
【0028】
このような溝23の両側の側壁24の開口側に設けられた電極25には、フレキシブルプリントケーブル(FPC)等の外部配線41の一端が接合され、外部配線41の他端側は、配線基板40上の図示しない駆動回路に接合されることで、電極25は駆動回路に電気的に接続されている。
【0029】
さらに、圧電セラミックプレート21の溝23の開口側には、インク室プレート26が接合されている。インク室プレート26には、厚さ方向に貫通して形成された共通インク室26aが並設された溝23全体に亘って設けられている。
【0030】
なお、インク室プレート26は、セラミックプレート、金属プレートなどで形成することができるが、圧電セラミックプレート21との接合後の変形を考えると、熱膨張率の近似したセラミックプレートを用いることが好ましい。
【0031】
また、圧電セラミックプレート21とインク室プレート26との接合体の溝23が開口している端面には、ノズルプレート27が接合されており、ノズルプレート27の各溝23に対向する位置にはノズル開口22が形成されている。
【0032】
本実施形態では、ノズルプレート27は、圧電セラミックプレート21とインク室プレート26との接合体の溝23が開口している端面の面積よりも大きくなっている。このノズルプレート27は、ポリイミドフィルムなどに、例えば、エキシマレーザ装置を用いてノズル開口22を形成したものである。また、図示しないが、ノズルプレート27の被印刷物に対向する面には、インクの付着等を防止するための撥水性を有する撥水膜が設けられている。
【0033】
さらに、この圧電セラミックプレート21とインク室プレート26との接合体の各溝23が開口している端面側の外周面には、この接合体が係合する係合孔28が設けられたノズル支持プレート29が接合されている。なお、このノズル支持プレート29は、ノズルプレート27の接合体端面の外側と接合されて、ノズルプレート27を安定して保持するためのものである。
【0034】
そして、このような構成のヘッドチップ20は、圧電セラミックプレート21のインク室プレート26とは反対側の面がベースプレート60に接合固定されている。一方、このインク室プレート26の一方面には、流路基板30が接合されている。
【0035】
ここで、図3及び図4を参照して、流路基板30について詳細に説明する。
図4は、本発明の実施形態1に係るインクジェットヘッドの流路基板の上面図である。
【0036】
図示するように、流路基板30は、本実施形態では、インク溜り31を有する流路本体32と、この流路本体32の長手方向両側に設けられてインク供給路33が開口する連結部34と、これら各連結部34の間に設けられてインク溜り31の気泡を排出する排出孔35が開口する突出部36とを具備する。
【0037】
インク溜り31には、各インク供給路33及び排出孔35がそれぞれ連通しており、後述するエアーダンパ50からのインクが各インク供給路33を介して供給される。
【0038】
また、このインク溜り31には、共通インク室26aに相対向する部分に、インク内に混在した、例えば、ゴミ等を除去するためのフィルタAが各溝23の並設方向に亘って設けられている。なお、このフィルタAは、インクの吐出時に、各溝23に対して背圧を発生させる作用もある。
【0039】
さらに、インク溜り31には、各インク供給路33及び排出孔35から共有インク室26a側に向かってインクの流路を漸大させるテーパ部37がそれぞれ設けられている。本実施形態では、テーパ部37のそれぞれは、上述したフィルタAに達する手前まで設けられ、フィルタAの手前で合流するようになっている。
【0040】
なお、このようなインク溜り31では、本実施形態では、各インク供給路33からのインクの流入方向と、共通インク室26aへ供給するインクの流入方向とが略直交している。そして、各インク供給路33からインク溜り31に供給されたインクは、上述したテーパ部37の作用により流速が除々に加速しながら、フィルタAを介して共通インク室26aへ供給されるようになっている。
【0041】
また、各連結部34は、本実施形態では、流路本体32の幅方向両側の上部からベースプレート60に沿ってそれぞれ突出して設けられている。そして、本実施形態では、流路基板30とエアーダンパ50とが各連結部34を介して接続され、エアーダンパ50からのインクが各連結部34のインク供給路33を介してインク溜り31へ供給されるようになっている。
【0042】
さらに、突出部36は、本実施形態では、流路基板30の略中央部の上部から各連結部34と略平行に突出して設けられている。このような突出部36の排出孔35は、詳しくは後述するが、インク溜り31内に留まった気泡をエアーダンパ50に導入する空気ダクトの一部を構成している。
【0043】
なお、本実施形態では、上述した連結部34及び突出部36は、例えば、成型等によって流路本体32と共に一体的に形成されている。勿論、これに限定されず、例えば、ネジ込み式の別体としてもよい。
【0044】
ここで、図5〜図8を参照して、上述した流路基板30のインク溜り31にインクを供給するエアーダンパ50について詳細に説明する。なお、図5は、流路基板及びエアーダンパの概略平面図である。また、図6は、図5のA−A′矢視断面図であり、図7は、図5のB−B′矢視断面図であり、図8は、図5のC−C′矢視断面図である。さらに、図9は、流路基板の概略断面図である。
【0045】
エアーダンパ50は、図示するように、インクが貯留されるインク貯留部51を有するダンパ本体52と、ダンパ本体52のベースプレート60とは反対側の端面に設けられた凹部53と、この凹部53を封止するフィルム状体54と、インク貯留部51内に保持されて薄板形状を有するダンパプレート55とを具備する。
【0046】
そして、インク貯留部51は、ダンパ本体52の凹部53が開口する縁部にフィルム状体54を隙間無く接合することによって画成された空間であり、このフィルム状体54によってインク貯留部51の内部の空気及びインクが外に漏れないようになっている。
【0047】
このようなインク貯留部51の内部には、例えば、ステンレス鋼等の板状部材からなるダンパプレート55が設けられている。このダンパプレート55は、凹部53の低壁と所定のクリアランスを形成するようにダンパ本体52に保持されている。
【0048】
また、ダンパプレート55は、フィルム状体54の面に対して広範囲となるように図中上下方向に突出した複数のアーム部55aを有する。これにより、フィルム状体54が凹部53の底壁に接触することを防止することができ、インク貯留部51内のインクの充填量を一定に維持することができる。
【0049】
さらに、ダンパ本体52の上部中央には、後述するインクタンクに接続されたゴムやプラスチック等のフレキシブルチューブからなるインク供給管120が接続される円筒形状のジョイント部材56が設けられている(図1参照)。
【0050】
このジョイント部材56には、図6に示すように、インク貯留部51にインクを充填するための充填路57が連通している。具体的には、この充填路57は、ジョイント部材56からダンパ本体52の凹部53の背後を通り、その凹部53の流路基板30側の底面に連通するように設けられている。
【0051】
一方、このようなダンパ本体52の下部両側には、図7に示すように、インク貯留部51と連通する供給路58aを有する供給管58がベースプレート60に沿って突出して設けられている。このインク貯留部51と供給路58aとの境界部分には、それぞれ、インクに混在したゴミ等を除去するフィルタBが設けられている。
【0052】
なお、本実施形態では、このような供給管58と流路基板30の連結部34とを、例えば、ゴムやプラスチック等の接続用チューブ200(図1参照)を介して接続することにより、インク貯留部51に充填されたインクをインク溜り31へ供給するためのインクの流路が形成される。
【0053】
そして、本実施形態のインクジェットヘッド10では、例えば、初期充填時等にインクタンクからのインクが充填路57を介してインク貯留部51に充填され、更に、インク貯留部51内のインクがインク溜り31を介してヘッドチップ20の内部、すなわち、共通インク室26aを通って各溝23に供給されるようになっている。
【0054】
このようにして各溝23をインクで充填した状態とした後のインク貯留部51には、インクで満たされたインク領域と、空気で満たされた空気領域とが形成される。
【0055】
そして、このようなインク貯留部51は、ヘッドチップ20の共通インク室26a及び溝23内のインクの圧力調整を行うものである。具体的には、インクジェットヘッド10が主走査方向に移動した際に、ヘッドチップ20内の圧力が変化し、ノズル開口22にインクの表面張力によって形成されたメニスカスが破壊されてしまう虞がある。そこで、このヘッドチップ20内の圧力変化をインク貯留部51によって調整することにより、安定したメニスカスを保持してインクを吐出できるようにするものである。なお、このようなインク貯留部51は、その内部に所定量のインクと空気等の気体とを貯留することで、インク供給管120内の気泡が共通インク室26aに侵入するのを防止する気泡貯留にも寄与している。
【0056】
ここで、本実施形態では、図8に示すように、上述した各供給管58の間のダンパ本体52の中央部に、インク貯留部51の空気領域と連通する連通路59aが開口する突起部59がベースプレート60に沿って突出して設けられている。この連通路59aは、ダンパ本体52の凹部53の背後を通り、インク貯留部51の充填路57とは反対側の凹部53の底面に連通している。
【0057】
そして、本実施形態では、このような突起部59と流路基板30の突出部35とが接続用チューブ200(図1参照)を介して接続されることにより、連通路59aと排出孔35とが連通し、インク溜り31とインク貯留部51の空気領域とを連通する配管である空気ダクト100が形成される。
【0058】
このような空気ダクト100は、本実施形態では、インク溜り31内の共通インク室26aへのインクの流れとは実質的に干渉されず且つ気泡が留まり易い領域と、上述したインク貯留部51の空気領域とを連通している。
【0059】
具体的には、本実施形態のインクジェットヘッド10では、上述したようにダンパ本体52の下部両側でインク貯留部51とインク溜り31とが連通しているため、図9に示すように、インク貯留部51から各インク供給路33を介してインク溜り31に流入したインクXは、インク溜り31のテーパ部37に沿って共通インク室26a側へ向かって流れる。このため、インク溜り31の各インク供給路33の開口に挟まれたインク流路上流は、インクの流れとは実質的に干渉されない領域、すなわち、インクが流れ難い領域となる。このインクが流れ難い領域が、インク内に存在する気泡Yが留まり易い領域となる。
【0060】
そこで、本実施形態では、このインクの流れとは実質的に干渉されない領域とインク貯留部51の内部圧力が一定に維持された空気領域とを結ぶ配管である空気ダクト100を設けることにより、例えば、初期充填やクリーニング等の際に、インク溜り31の気泡Yが空気ダクト100を通ってエアーダンパ50の空気領域へ抜けるため、インク溜り31の気泡を効率良く除去することができる。なお、本実施形態では、インク吐出時であってもインク溜り31に発生した気泡を除去できるという効果が期待できる。
【0061】
また、本実施形態では、空気領域の内部圧力は所定値に維持されているため、インク溜り31のインクは空気ダクト100を通ってインク貯留部51へ逆流する虞はなく、インク溜り31から気泡Yだけを選択的に空気領域へ導入することができる。
【0062】
さらに、このようなインク溜り31の気泡は、エアーダンパ50側からインクに所定の圧力を加えることによってインク溜り31の略中央部に集まり易くなるため、インク溜り31の気泡を空気ダクト100を介して更に効率よく空気領域へ導入することができるという効果も奏する。なお、このように、インク溜り31の気泡がインク貯留部51内の空気領域へ導入されていくと、その空気領域が実質的に増大してしまう。そして、フィルム状体54が、インク貯留部51の内部応力を吸収するため外側に膨らむが、余り膨らみすぎるとフィルム状体54が破裂し、インク貯留部51の内部の空気及びインクが外に漏れ出てしまう虞がある。そこで、フィルム状体54のダンパ本体52側とは反対側に、フィルム状体54の破裂を防止するための、例えば、厚さが2〜3mm程度の補強板(図示しない)を設けることが望ましい。
【0063】
以上説明したように、本実施形態のインクジェットヘッド10では、インク溜り31に留まった気泡だけを空気ダクト100によりエアーダンパ50の空気領域に導入することができるため、インク溜り31内に気泡が留まることを確実に防止できる。このため、気泡の残留によるインク溜り31の容積変化が原因で、共通インク室26a及び各溝23へのインクの供給不足を確実に防止することができる。
【0064】
また、本実施形態では、空気ダクト100をインク溜り31のフィルタAよりもインク流路上流側に連通させることで、例えば、ノズル開口22側からの吸引する、いわゆるクリーニング動作を行っても除去できなかった気泡を比較的容易に且つ確実に除去することができる。
【0065】
なお、本実施形態では、フィルタAよりもインク流路上流側の気泡を空気ダクト100で除去し、フィルタAよりもインク流路下流側の気泡をクリーニング動作により除去できるため、インク溜り31及びそのインク溜り31に連通するヘッドチップ20内の気泡を完全に除去できる。
【0066】
このように、インク溜り31に気泡が留まることを確実に防止できるため、例えば、印字の際にインク溜りに留まった気泡がフィルタAを通過してインクと共に吐出される虞がなく、印字不良等を確実に防止でき、歩留りを向上させることができる。
【0067】
勿論、本実施形態のインクジェットヘッド10によれば、例えば、単位時間に吐出するインク量が多い場合や、水性インク等の気泡の浸透性が悪いインクを用いた場合であっても、共通インク室26a及び各溝23へのインクの供給不足を確実に防止して、インクの吐出安定性及び信頼性を向上させることができる。
【0068】
ここで、上述したインクジェットヘッド10を搭載したシリアル型のインクジェット式記録装置について説明する。なお、図10は、インクジェット式記録装置の概略斜視図である。
【0069】
図10に示すように、色毎に設けられた複数のインクジェットヘッド10と、このインクジェットヘッド10が主走査方向に複数並設されて搭載されたキャリッジ110と、フレキシブルチューブからなるインク供給管120を介してインクを供給するインクカートリッジ121とを具備し、キャリッジ110は、一対のガイドレール122a,122b上に軸方向に移動自在に搭載されている。また、ガイドレール122a,122bの一端側には駆動モータ123が設けられており、この駆動モータ123による駆動力が、当該駆動モータ123に連結されたプーリ124aと、ガイドレール122a,122bの他端側に設けられたプーリ124bとの間に掛け渡されたタイミングベルト125に沿って移動されるようになっている。
【0070】
また、キャリッジ110の搬送方向と直交する方向の両端部側には、ガイドレール122a,122bに沿ってそれぞれ一対の搬送ローラ126,127が設けられている。これらの搬送ローラ126,127は、キャリッジ110の下方に当該キャリッジ110の搬送方向とは直交する方向に被記録媒体Sを搬送するものである。
【0071】
そして、これら搬送ローラ126,127によって被記録媒体Sを送りつつキャリッジ110をその送り方向とは直交方向に走査することにより、インクジェットヘッド10によって被記録媒体S上に文字及び画像等が記録される。
【0072】
このキャリッジ110の移動によりインクジェットヘッド10のヘッドチップ20内のインクの圧力が変動するが、インクジェットヘッド10にエアーダンパ50を設けることによって圧力調整を容易に行うことができ、良好なインクの吐出を実行することができる。
【0073】
なお、本実施形態のインクジェットヘッド10は、単色のインクを吐出するものであり、本実施形態では、黒色(B)、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)の4色に対応して4つ並設されてキャリッジ110に搭載されている。
【0074】
また、インクカートリッジ121は、各インクジェットヘッド10に対応して各色毎に4つ設けられている。このようなインクカートリッジ121は、キャリッジ120の主走査方向の移動や、被記録媒体Sの移動の邪魔にならない位置で、且つインクジェットヘッド10内に負圧を与えるように、インクジェットヘッド10のノズル開口22よりも所定量低い位置に設けられている。
【0075】
なお、上述したインクジェット式記録装置には、図示しないが、ノズル開口22からインクを吸引するいわゆるクリーニング動作に用いられる吸引手段が設けられている。そして、このような吸引手段によって、ノズル開口22側から共通インク室26a及び溝23内のインクを所定のタイミングで吸引することにより、共通インク室26a及び溝23のインク内に存在する気泡を確実に除去することができ、良好な印刷品質を常に保持することができる。
【0076】
なお、本実施形態では、4色のインクカートリッジ121を搭載したインクジェット式記録装置を例示して説明したが、これに限定されず、5〜8色のインクカートリッジを搭載したインクジェット式記録装置であってもよい。
【0077】
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態1について説明したが、本発明のインクジェットヘッド及びインクジェット式記録装置はこのような構成に限定されるものではない。
【0078】
例えば、上述した実施形態1では、インク溜り31とエアーダンパ50の空気領域とを連通する空気ダクト100を有するインクジェットヘッド10を例示して説明したが、例えば、インクタンクやエアーダンパ等のインク貯留手段とインク溜りとの間のインク流路に存在する空気領域と連通するように空気ダクトを設ければ特に限定されるものではない。
【0079】
例えば、インクジェットヘッドを固定するいわゆるライン型と呼ばれるインクジェット式記録装置に適用させる場合には、インクタンク等からヘッドチップに直接インクを供給するため、このようなライン型のインクジェットヘッドには、エアーダンパがない。従って、このような場合には、インクタンクの空気領域と連通する空気ダクトを設けるようにすればよい。このような構成としても、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0080】
また、上述した実施形態1では、流路基板30の幅方向両側にインク供給路33をそれぞれ設け、各インク供給路33の間に空気ダクト100が設けられたインクジェットヘッド10を例示したが、これに限定されず、流路基板30の幅方向両側に空気ダクト100を設けるようにし、各空気ダクト100の間にインク供給路33を設けるようにしてもよい。なお、空気ダクトは、インク溜りのインク供給路の開口から実質的に離れた領域に設けることが望ましい。これは、インク供給路の開口から離れた領域が、インク溜りのインクの流れには実質的に干渉されない領域であり且つ気泡が溜まり易い領域となるからである。
【0081】
また、上述した実施形態1では、インク供給路33と排出孔35とを略平行に設けたが、これに限定されず、インク溜りのインクの流れには実質的に干渉されない領域に排出孔を連通するように設ければよく、インク供給路の位置により適宜決定すればよい。
【0082】
さらに、上述した実施形態1では、インク溜り31のインク供給路33及び空気ダクト100の開口から共通インク室26aに向かってそれぞれテーパ部37を設けるようにしたが、これに限定されず、インク供給路及び空気ダクトの何れかだけに設けるようにしてもよいし、勿論、設けなくてもよい。
【0083】
何れにしても、インクジェットヘッドに、インク溜りのインクの流れには実質的に干渉されない領域で且つ気泡が留まり易い領域に気泡だけを空気領域へ導入するため空気ダクトを設けることができれば、特に限定されるものではない。
【0084】
なお、本発明のインクジェットヘッドは、浸透性の悪いインク、すなわち、気泡が発生し易いインクに対して優れた効果を発揮するが、勿論、その他の種類のインクに対しても適用できる。また、本発明は、インク吐出量が多量な大型のインクジェットヘッドに特に効果的であるが、勿論、小型のインクジェットヘッドにも適用することができる。
【0085】
【発明の効果】
以上説明したように本発明では、インクジェットヘッドにインク溜り内のインク供給路からインク室へのインクの流れには実質的に干渉されず且つ気泡が留まり易い領域とインク貯留手段の空気領域とを連通する空気ダクトを設けるようにしたため、インク内の気泡がインク溜り及びヘッドチップの内部に留まることを確実に防止し且つ比較的容易に気泡を除去できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係るインクジェットヘッドの斜視図である。
【図2】本発明の実施形態1に係るヘッドチップの分解斜視図及び斜視断面図である。
【図3】本発明の実施形態1に係るインクジェットヘッドの要部断面図である。
【図4】本発明の実施形態1に係るインクジェットヘッドの流路基板の上面図である。
【図5】本発明の実施形態1に係るインクジェットヘッドの流路基板及びエアーダンパの概略平面図である。
【図6】本発明の実施形態1に係る図5のA−A′矢視断面図である。
【図7】本発明の実施形態1に係る図5のB−B′矢視断面図である。
【図8】本発明の実施形態1に係る図5のC−C′矢視断面図である。
【図9】本発明の実施形態1に係るインクジェットヘッドの流路基板の概略断面図である。
【図10】本発明の実施形態1に係るインクジェット式記録装置の概略斜視図である。
【図11】従来技術に係るインクジェットヘッドの概要を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10 インクジェットヘッド
20 ヘッドチップ
30 流路基板
31 インク溜り
32 流路本体
33 インク供給路
34 連結部
35 排出孔
36 突出部
37 テーパ部
40 配線基板
50 エアーダンパ
51 インク貯留部
52 ダンパ本体
53 凹部
54 フィルム状体
55 ダンパプレート
56 ジョイント部材
57 充填路
58 供給管
58a 供給路
59 突起部
59a 連通路
60 ベースプレート
100 空気ダクト
A,B フィルタ
X インク
Y 気泡

Claims (6)

  1. ノズル開口に連通して並設された複数の溝、当該溝のそれぞれにインクを供給するインク室と、当該インク室に連通して設けられたインク溜りと、当該インク溜りとインク供給路を介して連通されるインク貯留手段とを具備するインクジェットヘッドにおいて、
    前記インク溜り内の前記インク供給路から前記インク室へのインクの流れには実質的に干渉されず且つ気泡が留まり易い領域と前記インク貯留手段の空気領域とを連通する空気ダクトを具備することを特徴とするインクジェットヘッド。
  2. 請求項1において、前記インク室が前記溝の並設方向に亘って設けられると共に当該インク室と前記インク溜りとが前記溝の並設方向に亘って連通しており、前記インク供給路が前記インク溜りの前記溝の並設方向両側に設けられ且つ前記空気ダクトが前記インク供給路の間に設けられていることを特徴とするインクジェットヘッド。
  3. 請求項1又は2において、前記インク溜りには、前記インク供給路及び前記空気ダクトの開口の少なくとも一方から前記インク室に向かって漸大するテーパ部が設けられていることを特徴とするインクジェットヘッド。
  4. 請求項1〜3の何れかにおいて、前記インク溜りには、前記インク室との境界近傍にフィルタが設けられていることを特徴とするインクジェットヘッド。
  5. 請求項4において、前記空気ダクトが、前記インク溜りのフィルタよりもインク流路上流側に連通していることを特徴とするインクジェットヘッド。
  6. 請求項1〜5の何れかのインクジェットヘッドを具備することを特徴とするインクジェット式記録装置。
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