JP2004025230A - 内面溝付き管の加工方法 - Google Patents

内面溝付き管の加工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】管内面に形成される溝と管軸とが成すねじれ角の大きな内面溝付き管を、品質低下を招くことなく容易に加工可能とすることができ、これによって、内面溝付き管の生産性の向上並びにコスト低減を図ることができる内面溝付き管の加工方法を提供する。
【解決手段】フローティングプラグ2と溝付きプラグ4とを連結棒3で接続して金属管1内に挿入し、金属管1を引き抜きダイス10に挿通して引き抜くことでプラグ2をダイス10部分で留める。押圧手段6により溝付きプラグ4を通過する金属管1を押圧して金属管1の内面に複数の溝を形成する。溝が成形された金属管1を引き抜きダイス7に挿通することで目標外径に縮径する。この方法において、押圧で溝が成形された時点での金属管1の外径と、ダイス7で目標外径に縮径された時点での外径との比率である縮径率が10%以下となるように溝付きプラグ4の外径とダイス7の内径とを選定する。
【選択図】
図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内面に複数の溝が形成された内面溝付き管の加工方法に関し、例えば空気調和機や冷凍機等の熱交換器の伝熱管などに用いられる内面溝付き管の加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
空気調和機や冷凍機などの熱交換器には、管内に相変化する冷媒を流動させ、管外流体と熱交換させることにより冷媒の蒸発または凝縮を生じさせる伝熱管が用いられている。この伝熱管として、例えばルームエアコンなどの熱交換器には、管内での冷媒の蒸発や凝縮による熱伝導を促進するために、内面に螺旋状の連続した溝を設けた内面溝付き管が使われている。
【0003】
このような内面溝付き管は、例えば特開平5−007920号公報、特開平5−329529号公報や特開平6−015345号公報の記述にあるように金属管内に溝付きプラグを入れ、その外周面面を押圧することで金属管内面に多数の螺旋状の溝を形成している。
【0004】
図12を参照して従来の内面溝付き管の加工方法を説明する。図12は従来の内面溝付き管の加工方法により形成される内面溝付き管及び内面溝付き管加工装置の概略構成を示す断面図である。
【0005】
金属管1の管内には、溝5を有する溝付きプラグ4が回転自由な状態で連結棒3を介してフローティングプラグ2と接続された状態で配置されている。金属管1を矢印で示す引き抜き方向に引き抜くことにより、フローテイングプラグ2は引き抜きダイス10の位置で止まり、これによって、溝付きプラグ4も引き抜き方向での位置が固定される。溝付きプラグ4の位置での金属管1の外周面を押圧手段6、例えばボールもしくはロールが金属管1の周りを公転することで、金属管1の内面に、溝付きプラグ4の溝5の形状に応じたフィンが形成され、溝8を有する内面溝付き管9が加工される。その後、所定の外径に仕上げる引き抜きダイス7を通過することで、所定外径の内面溝付き管11が加工される。
【0006】
また、溝付きプラグ4の溝5は、図13に示すように、管軸と所定のねじれ角βを成している。この溝付きプラグ4の溝5により金属管1の内面(内面溝付き管11の内面)に形成された溝8と管軸は所定のねじれ角βを成す。内面の溝8にねじれ角βをつけることで、液化した冷媒は溝8に沿って流れたとき、環状流となり、管内面の壁面の液膜が薄くなり伝熱特性の向上に寄与するとされている。
【0007】
しかしながら、この従来方法では、管軸と溝8の成すねじれ角が大きくなると、著しく加工が困難となり、断管、所定の溝深さに加工出来ないなどの障害が生じていた。これに対して、特開2001−241877号公報にあるように、押圧手段の個数を削減し、ねじれ角の大きな加工を可能にする提案もなされている。
【0008】
また、加工性の向上を図るための方法が、特開昭62−197215号公報に提案されている。この加工方法は、図14に示すように、フローティングプラグ2を引き留めるダイス10(図12参照)の代わりにテーパーロール(円錐ロール)30を用い、このテーパーロール30を回転させるものである。この基本的な加工方法は上記図12を参照した方法と同じである。
【0009】
また、上記のような従来の内面溝付き管の加工方法により形成された内面溝付き管内面の溝が管軸と成すねじれ角が30°以上と大きくなると、凝縮性能が向上することが判明している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の内面溝付き管の加工方法において、ねじれ角を大きくすることは、上述したように溝付きプラグ4の溝5とプラグ軸方向とのなす角度が大きくなり、金属管を引き抜く荷重が増加し、断管に至るなどの加工上の問題があり、高ねじれ角の内面溝付き管の生産性を阻害していた。
【0011】
また、上述した以外の特開2001−241877号公報による提案のように、押圧手段の個数を削減すると、溝付きプラグ円周上における押圧箇所が減少するため、引き抜き抵抗分が減少し、断管などの障害が減少する効果がある。しかし、金属管の周りに押圧手段を公転させて加工する方法では、金属管の移動速度をV、押圧手段の加工ピッチ(金属管外表面において、引き抜き方向で押圧手段が通過してから次の押圧手段が通過するまでの長さ)をp、押圧手段の個数をn、押圧手段が金属管の周りを公転する回転数をRとすると、金属管の移動速度Vは、V=p×n×Rとなる。
【0012】
ここで、押圧手段の加エピッチpは、表面粗さに影響し、ピッチpが大きいと内面溝付き管を熱交換器に組むために行うヘアピン曲げなどで、曲げ部に亀裂が発生したり、破断したりするため、適度のピッチpとなる。この特開2001−241877の提案の場合、金属管の移動速度を上げるには、押圧手段の個数を削減したため、押圧手段の公転回転数を高くする必要がある。しかし、公転させるための駆動装置の限界もあり、結局、押圧手段の個数を削減することは、金属管の移動速度の低下、即ち加工速度の低下につながり、生産性の低下、ひいてはコスト増加につながるという問題がある。
【0013】
また、加工時の引き抜き力の低下を目指した上述の特開昭62−197215号公報の提案では、フローティングプラグ2の周りをテーパーロール30が公転することになる。フローティングプラグ2は引き抜き方向に引っ張られるため、金属管1はテーパーロール30とフローティングプラグ2に挟まれた状態となる。この状態で、テーパーロール30が公転すると、金属管1は円周方向で見るとテーパーロール30とフローティングプラグ2で一種の圧延状態となり、円周方向に伸びが発生し、この保持部分を通過した金属管1の肉厚、および真円度に影響を与える。特に、各テーパーロール30の取付位置の僅かなずれも、そこを通過した後の金属管1の真円度並びに、中心のずれの発生となる。このような金属管1を用い、押圧手段と溝付きプラグ4を用い金属管1内面に溝8を加工した場合、溝8の底部分の円周方向での肉厚が異なる偏肉の発生になり、内面溝付き管9の品質低下を招くという問題がある。
【0014】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、管内面に形成される溝と管軸とが成すねじれ角の大きな内面溝付き管を、品質低下を招くことなく容易に加工可能とすることができ、これによって、内面溝付き管の生産性の向上並びにコスト低減を図ることができる内面溝付き管の加工方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の内面溝付き管の加工方法は、概略円柱形状のフローティングプラグと、円柱形状の表面に中心軸に対して任意の溝ねじれ角で複数の溝が形成された溝付きプラグとを連結棒で接続して金属管内に挿入し、前記金属管をこの管径よりも小さい径の第1のダイスに挿通して引き抜くことで前記フローティングプラグを前記第1のダイス部分で留め、前記溝付きプラグの位置に前記金属管を挟んで配置した押圧手段により、前記溝付きプラグを通過する前記金属管を押圧することで前記金属管の内面に複数の溝を形成し、この複数の溝が成形された金属管を第2のダイスに挿通することで目標外径に縮径する内面溝付き管の加工方法において、前記押圧による溝成形時の金属管外径と、前記目標外径に縮径された時の金属管外径との比率である縮径率が10%以下となるように前記溝付きプラグの外径と前記第2のダイスの内径とを選定したことを特徴としている。
【0016】
また、前記押圧手段による前記金属管内面の溝加工後、前記押圧手段で押圧する荷重が前記金属管に後方張力としてかかった状態で、および/または前記後方張力が掛からない状態で前記金属管を前記第2のダイスに挿通することを特徴としている。
【0017】
また、前記押圧手段が前記金属管の周囲を公転する方向と、前記金属管を引き抜くことで前記金属管内を回転する前記溝付きプラグの回転方向とが同一で有ることを特徴としている。
【0018】
また、前記フローティングプラグを引き留める前記第1のダイスを回転させることを特徴としている。
【0019】
また、前記フローティングプラグを引き留める前記第1のダイスの回転方向と、前記金属管を引き抜くことで前記金属管内を回転する前記溝付きプラグの回転方向とが同一で有ることを特徴としている。
【0020】
また、前記押圧手段によって前記金属管が前記溝付きプラグに押し当てられた位置から、引き抜き方向に向かう前記溝付きプラグの端までの長さを4mm以上としたことを特徴としている。
【0021】
即ち、この内面溝付き管の加工方法では、ねじれ角の大きな内面溝付き管の加工を容易にするため、溝加工後、目標外径までの縮径率を下げ、ねじれ角の減少を抑えた。さらに、同じ溝付きプラグを用いてもねじれ角を大きくし、溝を形成するフィンの成形をよくするため、溝付きプラグの回転方向と押圧手段の公転方向とを同一にした。また、フィン形状をよくするため、金属管が溝付きプラグに押し当てられる位置から引き抜き方向での溝付きプラグ端までの長さを最適にした。これらの手段に加え、加工性の向上とねじれ角の増加のため、フローティングプラグを引き留める引き抜きダイスを溝付きプラグと同一方向に回転させた。
【0022】
更に、この内面溝付き管の加工方法による作用を説明する。溝付きプラグの部分で金属管内に溝を形成後、所定の外径に仕上げるために第2のダイスで縮径するが、この時、内面溝付き管は軸方向に伸びると共に内面に溝を形成するためのフィンの影響で、ねじれ角が小さくなる方向(より戻りと称する)にねじれが生じる。また、所定外径に仕上げる第2のダイス部では、その前段にある溝加工の荷重により金属管軸方向に引っ張りの後方張力がかかった状態で縮径加工されるため、金属管の軸方向の伸びが大きく、ねじれ角の減少につながる。そこで、このより戻りを小さくするため、溝加工後の引き抜き加工における縮径率を小さくした。さらに、最終の外径加工を別工程で行えば、金属管軸方向の引っ張りの後方張力がないので、軸方向の伸びは小さく、ねじれ角の減少は軽減できる。
【0023】
目標外径までの縮径率を10%以下にすることで、溝加工から目標外径に仕上げる引き抜き加工をした場合と、別工程で目標外径にした場合とを比較すると、別工程にすることでねじれ角の増加が認められた。さらに、押圧手段で加工した金属管外径から目標外径までの縮径率が10%で、前述のねじれ角の増加が最大となる。
【0024】
ここで、目標外径は製品外径により規定されているため、縮径率を10%以下にするには、押圧手段で溝加工される部分の外径を小さくする必要がある。これは、溝付きプラグの外径を変更することになる。即ち、縮径率が10%以下になるよう溝付きプラグを選定することで、同じねじれ角の溝付きプラグでも、ねじれ角の大きな内面溝付き管の加工が可能となる。
【0025】
押圧手段で金属管が溝付きプラグに押し当てられる部分から、引き抜き方向に向かう溝付きプラグの端までの加工位置長さも、ねじれ角に太きな影響を与えており、その加工位置長さを4mm以上とすることで、同じねじれ角の溝付きプラグでも、ねじれ角の大きな内面溝付き管の加工が可能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0027】
(実施の形態) 図1は、本発明の実施の形態に係る内面溝付き管の加工方法を説明するための内面溝付き管加工装置の概略構成を示す断面図である。
【0028】
この図1に示す内面溝付き管加工装置の基本的な部分は従来と差はない。即ち、溝付きプラグ4とフローティングプラグ2とが回転自由な状態で連結棒3を介して接続され、金属管1の管内に挿入されている。金属管1を引き抜くことでフローティングプラグ2が引き抜きダイス10の位置で引き留められ、それにより、溝付きプラグ4の引き抜き方向の位置が固定する。この固定部分の金属管1の外周面を押圧手段6のボール若しくはロールが公転することで、管内に溝付きプラグ4の溝5の形状に応じたフィン(溝8)を形成し、この溝8を有する内面溝付き管9をさらに、引き抜きダイス7により、内面溝付き管9を縮径し、内面溝付き管11とする。
【0029】
この図1では、内面溝付き管9を縮径する引き抜きダイス7は1個であるが、複数個でも支障ない。
【0030】
図2は後方張力の掛からない別工程での縮径加工を説明するための装置の一構成例を示す。この装置は加工部の内面溝付き管9または上がり部の内面溝付き管11を収容するバケット36と整列巻取り機のコイル37との間に引き抜きダイス35が配置されており、バケット36から取出した内面溝付き管11(または9)を引き抜きダイス35を通して巻き取ることで目標外径の内面溝付き管38に仕上げて整列巻きのコイル37とする。
【0031】
まず、(実施例1)として、図1及び図2に示す装置を用い、目標外径7mmの加工を行った場合について説明する。主な条件は、金属管1に軟質銅管を用い、外径7mm、溝ねじれ角42.5度の溝付きプラグ4を用い、溝加工上がりの内面溝付き管9を引き抜きダイス7を通すことなくバケット36内に収容し、図2に示す方法により目標外径の内面溝付き管38に仕上げた。この実施例1の加工条件を下記表1に示す。
【0032】
【表1】
Figure 2004025230
即ち、表1には、図1に示す内面溝付き管9から目標外径までの総合縮径率(%)、内面溝付き管9を縮径する引き抜きダイス7の内径および図2に示す別工程での引き抜きダイス35の内径、別工程での縮径率(別工程縮径率%)を示す。表1に示すように、加工部である内面溝付き管9から目標外径までの縮径率は3つの条件1〜3とも同じである。ここで、縮径率は次のように定義する。
【0033】
縮径率=(1−縮径後の外径/縮径前の外径)×100(%)
ねじれ角の変化については、各条件での目標外径でのねじれ角と溝付きプラグ4のねじれ角との比率を求めた。
【0034】
ねじれ角比率=目標外径での内面溝付き管ねじれ角/溝付きプラグのねじれ角×100(%)
ここで、図3にフローティングプラグ2を引き留める引き抜きダイス10を回転させず、表1に示す条件1〜3で加工した時の、別工程の後方張力なしでの縮径率(別工程での縮径率:%)とねじれ角比率(%)との変化を示す。溝加工は、押圧手段6の公転方向が溝付きプラグ4と同方向(図中、溝付きプラグ4と同方向)および逆方向(図中、溝付きプラグ4と逆方向)について行った。
【0035】
図3から明らかなように、押圧手段6と溝付きプラグ4の回転方向によらず、総合縮径率が同じでも、別工程の後方張力なしでの縮径率を増加することでねじれ角の増加(より戻りの減少)が図れる。即ち、溝加工後の内面溝付き管9から目標外径までの縮径を後方張力なしで行うことで、ねじれ角の増加が図れる。
【0036】
表1に示す条件1〜3のいずれも、押圧手段6の公転方向を溝付きプラグ4の回転方向と逆方向にした場合に比べ、同方向の場合がねじれ角は増加している。即ち、縮径の方法によらず、溝付きプラグ4と押圧手段6との回転方向を同一にすることで、ねじれ角の増加〈より戻りの減少〉が図れる。
【0037】
次に、(実施例2)として、図1のフローティングプラグ2を引き留めるダイス10を回転させた加工を実施した場合について説明する。但し、材料の金属管1、加工工具類(フローティングプラグ2、引き抜きダイス7及び10、溝付きプラグ4)などは、実施例1と同様とした。また、フローティングプラグ2を引き留めるダイス10の回転方法は問わないが、実施例2では、図1に示すように、ダイス受け12とフローティングプラグ2を引き留めるダイス10との間に、回転が容易になるようスラストベアリング13を配置し、フローティングプラグ2を引き留めるダイス10にパイプ14をつけたダイス回転治具15が接続してある。パイプ14には、プーリー17が設置してあり、図示していないが他の駆動装置よりVベルト16でプーリー17を回転することで、フローティングプラグ2を引き留めるダイス10を回転させる構造となっている。
【0038】
また、図4に図1のa−a断面から矢印方向を見た図を示す。この図4に示すように、フローティングプラグ2を引き留める引き抜きダイス10を回転させる場合、引き抜きダイス9の回転方向は、溝付きプラグ4の回転(A方向)と同一方向Cとした。押圧手段6の公転方向は、溝付きプラグ4と同一のB方向又はその逆方向bのどちらでも良い。下記表2に図1に示す加工装置で、目標外径に仕上げた時の溝ねじれ角比の変化(引き抜きダイス10の回転の有無による溝ねじれ角比率の変化)を示す。
【0039】
【表2】
Figure 2004025230
この表2から明らかなように、フローティングプラグ2を引き留める引き抜きダイス10を回転させると、押圧手段6の回転方向によらず、溝ねじれ角比率が高くなっている。即ち、加工後の内面溝付き管11の溝ねじれ角が大きくなっている。また、表2に示すように、望ましくは押圧手段6も溝付きプラグ4の回転と同方向に公転させることで、より大きなねじれ角となる。
【0040】
次に、(実施例3)として、溝付きプラグ4による加工部である内面溝付き管9の加工位置長さを変えた場合について説明する。但し、金属管1、工具類(フローティングプラグ2、引き抜きダイス7及び10、溝付きプラグ4)などは、実施例1と同様とした。図5に溝付きプラグ4での加工位置長さを示す。
【0041】
この図5に示すように、押圧手段6によって金属管1が溝付きプラグ4に押し当てられた位置から引き抜き方向に向かう溝付きプラグ4の端までの距離dを加工位置長さとした。加工は、図1に示す装置で目標外径まで加工した。
【0042】
また、図6に加工位置長さ(mm)に対する目標外径加工後の溝ねじれ角比率(%)の変化を示す。図6は、図1の装置において、フローティングプラグ2を引き留める引き抜きダイス10の回転は行わず、押圧手段6の回転方向を、溝付きプラグ4の回転方向と同一にした場合の例である。しかし、フローテイングプラグ2を引き留める引き抜きダイス10の回転の有無や、方向および押圧手段6の回転方向によらず、加工位置長さ(mm)に対する溝ねじれ角比率(%)の変化は図6と同様の傾向であった。
【0043】
図6から明らかなように、加工位置長さを短くするとねじれ角が小さくなる。実施例では、加工位置長さは4mm以上が妥当である。溝付きプラグ4には螺旋状の溝5があり、この部分に金属管1の内面が押し込まれてフィンが形成される。この状態で金属管1を引き抜くと、フィンは溝付きプラグ4の溝5の上を軸方向に移動する。ところが、溝付きプラグ4の溝5は螺旋状のため、金属管1を引き抜くとフィンが引き抜き方向に移動する時、溝付きプラグ4が回転することになる。フィンが溝付きプラグ4を回転させるように作用する荷重は、見方を変えれぱ溝付きプラグ4からフィンが荷重を受けることになる。溝付きプラグ4の溝ねじれ角が大きいと、フィンに作用する荷重によりフィンが傾く減少が生じる。このフィンの傾きは、加工位置長さを長くすると生じない効果も確認した。
【0044】
次に、(実施例4)として、溝付きプラグ4の外径を変え、目標外径7mmまで加工した場合を説明する。但し、加工は、図1に示す装置で目標外径7mmに加工した場合と、図1の装置で加工した内面溝付き管9を、後方張力の影響のない別工程(図2)で目標外径7mmに引き抜き加工した場合について行った。また、実施例4ではフローティングプラグ2を引き留める引き抜きダイス10の回転はなしである。
【0045】
ねじれ角の評価は、溝付きプラグ4の溝ねじれ角に対する目標外径後の内面溝付き管溝ねじれ角の比率、即ち、溝ねじれ角比率で行った。溝付きプラグ4の外径は6.5mm、7.0mm、7.5mmの3種類である。各外径の溝付きプラグ4の溝ねじれ角は42.5度で、溝数、溝深さは同等である。外径6.5mmの溝付きプラグ4を用いた加工では、押圧手段6で加工後の内面溝付き管9の外径が7mmとなり、縮径のための引き抜き加工はしていない。
【0046】
図7に図1の装置で目標外径7mmまで加工した場合の各溝付きプラグ4の外径による総合縮径率(%)に対する溝ねじれ角比率(%)の変化を示す。溝付きプラグ4の外径が大きいと総合縮径率が大きくなるが、図7に示すように、総合縮径率が大きいと溝ねじれ角比率が低下している。即ち、同じねじれ角の溝付きプラグ4でも、溝付きプラグ4の外径を小さくすれば、縮径率が小さくなり、それだけより戻りが減少し、ねじれ角の大きな加工ができることになる。
【0047】
図8に、溝付きプラグ4のそれぞれの外径(図7の場合と同じ外径)におけるの総合縮径率(%)に対して、後方張力のない状態で縮径した場合と、後方張力がある状態で縮径した場合のねじれ角比率の差(%)の変化を示す。即ち、図8の横軸は総合縮径率(%)を、縦軸は後方張力なしでのねじれ角比率と後方張力ありでのねじれ角比率の差(%)を示す。総合縮径率は、溝付きプラグ4の外径の増加に伴い増加する。また、ねじれ角比率は上記実施例1で述べたように、後方張力がない別工程で縮径した場合が大きい。
【0048】
図8に示すように、総合縮径率即ち、溝付きプラグ4の外径に応じて、後方張力の有無による差に違いがでている。総合縮径率9%で後方張力有無によるねじれ角比率の差は最大となる。総合縮径率が小さくなるように溝付きプラグ4の外径を選定することで、図7に示すように、ねじれ角比率の低下が押さえられる。さらに、後方張力の掛からない状態で総合縮径率に対応した縮径を行うことで、図8に示すように、ねじれ角比率の増加が図れる。後方張力の有無によるねじれ角比率の増加は、総合縮径率9%で最大となるが、10%までの変化は緩やかなことから、総合縮径率は10%以下が妥当と言え、これより、総合縮径率が10%以下となる溝付きプラグ4の外径を選定することが望ましいと言える。また、フローティングプラグ2を引き留める引き抜きダイス10の回転の有無や、方向および押圧手段6の回転方向によらず、溝付きプラグ4の外径変化(総合縮径率の変化)に対する溝ねじれ角比率の変化は図7の場合と同様の効果が確認できた。
【0049】
上記実施例1〜4にて説明したように本実施の形態の内面溝付き管の加工方法によれば、次の▲1▼〜▲4▼のような効果がある。
【0050】
▲1▼押圧手段6によって金属管1の内面に溝加工後の加工部外径から目標外径までの縮径率を小さくし、別工程で縮径することで、ねじれ角を大きくすることができる。縮径率を10%以下にすることで、ねじれ角の低下を押さえる効果が大きい。
【0051】
▲2▼押圧手段6が金属管1の周りを公転する方向を溝付きプラグ4の回転方向と同一にすることでねじれ角を大きくすることができる。
【0052】
▲3▼押圧手段6の公転方向によらずフローティングプラグ2を引き留める引き抜きダイス10を回転させることで、ねじれ角が大きくなる。この際、引き抜きダイス10の回転方向を溝付きプラグ4と同一方向にすることで、ねじれ角を大きくする効果が大きくなる。
【0053】
▲4▼押圧手段6により金属管1が溝付きプラグ4に押し当てられた部分から、引き抜き方向に向かう溝付きプラグ4の端までの加工位置長さを4mm以上とすることで、ねじれ角の増加および、フィンの傾きを防止する効果がある。
【0054】
これらの効果を得るための最適条件についての根拠を説明する。図1に示す装置で後方張力の掛かった状態で目標外径にした場合と、後方張力のない別工程で目標外径に仕上げた場合とでは、内面溝付き管の溝底肉厚が変化する。図9に後方張力のない別工程で目標外径とした時の縮径率%(別工程縮径率)に対する溝底肉厚の変化率(溝底肉厚増加比率%)を示す。溝底肉厚の変化率は図1の装置で後方張力が掛かった状態で目標外径まで仕上げた時の溝底肉厚に対する後方張力のない別工程で目標外径に仕上げた時の溝底肉厚増加量との比である。
【0055】
図9に示すように、別工程での縮径率が大きくなると溝底肉厚が大きくなる。溝底肉厚が大きいと単位長さ当たりの質量が大きくなり、材料の有効活用が図れない。また、目標外径に仕上げた時の溝底肉厚を同じくするためには、溝加工上がりでの溝底肉厚を薄くする必要があり、断管する減少が生じ易くなる。そのため、別工程での縮径率を必要以上に大きくできない。押圧手段6で溝加工した部分の外径で溝加工を完了させ、別工程で縮径した場合(総合縮径率と別工程縮径率が同じ)で、前述の実施例1〜4に示すように、ねじれ角の増加と合わせ判断すると、10%が妥当である。
【0056】
押圧手段6で金属管1を溝付きプラグ4に押し込む部分から、引き抜き方向に向かって溝付きプラグ4の端までの加工位置長さは、ねじれ角以外にフィンの傾斜にも影響する。図10(a)及び(b)にフィンの傾斜の測定方法を示す。フィンの両側側面と溝底とのなす角度θ1、θ2を測定し、その差を取った。(b)に示すようにフィンが傾くと両方の角度差は大きくなる。図11に加工位置長さ(プラグ位置長さ:mm)に対するフィン側面角度差(°)の変化を示す。図11に示すように加工位置長さが長くなるとフィン側面角度差は小さくなる。通常、角度差が10°以下では、フィンの傾斜は問題ないことから、加工位置長さは4mm以上が必要である。
【0057】
以上説明したように、総合縮径率が10%以下となる溝付きプラグ4の外径を選定し、押圧手段6の公転方向と溝付きプラグ4の回転方向を同一にすることや、フローティングプラグ2を引き留める引き抜きダイス10を、溝付きプラグ4と同一方向に回転させること、さらに、溝付きプラグ4の加工位置長さを4mm以上とすることなどで、同一溝付きプラグ4でも溝のねじれ角の増加を図ることができる。
【0058】
これによって、溝ねじれ角が同じ内面溝付き管を加工する場合、溝ねじれ角の小さな溝付きプラグ4が使用できることになる。溝付きプラグ4の溝のねじれ角が大きくなれば、管の引き抜きに対しての抗力が大きくなり、引き抜き力の増加となる。引き抜き力が増加することは、加工性が低下することになる。本発明では先に述べたように、溝付きプラグ4の溝のねじれ角を変えずに加工材の溝のねじれ角を大きくできることから、加工性の低下を招き難いという効果がある。また、伝熱性能の高い溝のねじれ角の大きな内面溝付き管の加工を容易にすることは、高性能なエアコンの製造に寄与し、エネルギーの消費を抑え地球環境の保護に寄与することに繋がる。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ねじれ角の大きな内面溝付き管の加工を容易にするため、溝加工後、目標外径までの縮径率を下げ、ねじれ角の減少を抑えた。さらに、同じ溝付きプラグを用いてもねじれ角を大きくし、溝を形成するフィンの成形をよくするため、溝付きプラグの回転方向と押圧手段の公転方向とを同一にした。また、フィン形状をよくするため、溝付きプラグで、押圧手段で押し込まれる位置から引き抜き方向での溝付きプラグ端までの長さを最適にした。これらの手段に加え、加工性の向上とねじれ角の増加のため、フローティングプラグを引き留める引き抜きダイスを溝付きプラグと同一方向に回転させた。従って、管内面に形成される溝と管軸とが成すねじれ角の大きな内面溝付き管を、品質低下を招くことなく容易に加工可能とすることができ、これによって、内面溝付き管の生産性の向上並びにコスト低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る内面溝付き管の加工方法を説明するための内面溝付き管及び内面溝付き管加工装置の概略構成を示す断面図である。
【図2】後方張力の掛からない別工程での縮径方法を説明するための巻き替え装置の一構成例を示す図である。
【図3】別工程での後方張力がない場合の縮径率(別工程での縮径率)に対するねじれ角比率の変化を示す図である。
【図4】内面溝付き管加工装置をa−a断面から矢印方向を見た図である。
【図5】内面溝付き管加工装置における溝付きプラグでの加工位置長さを示す図である。
【図6】加工位置長さに対する目標外径加工後の溝ねじれ角比率の変化を示す図である。
【図7】総合縮径率に対する溝ねじれ角比率の変化を示す図である。
【図8】総合縮径率に対する別工程で縮径した場合の溝ねじれ角比率(後方張力有無による溝ねじれ角比の差)の増加量変化を示す図である。
【図9】別工程縮径率(後方張力なしでの縮径率)に対する溝底肉厚増加比率の変化を示す図である。
【図10】フィン傾きの評価方法を説明するための図である。
【図11】加工位置長さ(プラグ位置長さ)に対するフィン側面角度差の変化を示す図である。
【図12】従来の内面溝付き管の加工方法により形成される内面溝付き管及び内面溝付き管加工装置の概略構成を示す断面図である。
【図13】溝付きプラグの平面概略図である。
【図14】従来の他の内面溝付き管加工装置の概略構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 金属管
2 フローティングプラグ
3 連結棒(タイロッド)
4 溝付きプラグ
5,8 溝
6 押圧手段
9,11,38 内面溝付き管
10,35 引き抜きダイス
12 ダイス受け
13 スラストベアリング
14 パイプ
15 回転治具
16 Vベルト
17 プーリー
30 円錐ローラー
36 バケット

Claims (6)

  1. 概略円柱形状のフローティングプラグと、円柱形状の表面に中心軸に対して任意の溝ねじれ角で複数の溝が形成された溝付きプラグとを連結棒で接続して金属管内に挿入し、前記金属管をこの管径よりも小さい径の第1のダイスに挿通して引き抜くことで前記フローティングプラグを前記第1のダイス部分で留め、前記溝付きプラグの位置に前記金属管を挟んで配置した押圧手段により、前記溝付きプラグを通過する前記金属管を押圧することで前記金属管の内面に複数の溝を形成し、この複数の溝が成形された金属管を第2のダイスに挿通することで目標外径に縮径する内面溝付き管の加工方法において、
    前記押圧による溝成形時の金属管外径と、前記目標外径に縮径された時の金属管外径との比率である縮径率が10%以下となるように前記溝付きプラグの外径と前記第2のダイスの内径とを選定した
    ことを特徴とする内面溝付き管の加工方法。
  2. 前記押圧手段による前記金属管内面の溝加工後、前記押圧手段で押圧する荷重が前記金属管に後方張力としてかかった状態で、および/または前記後方張力が掛からない状態で前記金属管を前記第2のダイスに挿通する
    ことを特徴とする請求項1に記載の内面溝付き管の加工方法。
  3. 前記押圧手段が前記金属管の周囲を公転する方向と、前記金属管を引き抜くことで前記金属管内を回転する前記溝付きプラグの回転方向とが同一で有る
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の内面溝付き管の加工方法。
  4. 前記フローティングプラグを引き留める前記第1のダイスを回転させる
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の内面溝付き管の加工方法。
  5. 前記フローティングプラグを引き留める前記第1のダイスの回転方向と、前記金属管を引き抜くことで前記金属管内を回転する前記溝付きプラグの回転方向とが同一で有る
    ことを特徴とする請求項4に記載の内面溝付き管の加工方法。
  6. 前記押圧手段によって前記金属管が前記溝付きプラグに押し当てられた位置から、引き抜き方向に向かう前記溝付きプラグの端までの長さを4mm以上とした
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の内面溝付き管の加工方法。
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