JP2004024485A - 柄に対するモップ用払拭体の取付構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】モップ用払拭体の着脱が容易に行なえると共に、モップがけに際しモップ用払拭体が離脱することがなく、しっかりと保持できるようにする。
【解決手段】柄Sの先端に固定する柄取付部1先端に固定咬持片部2を形成して成る取付固定部Aと、柄取付部1に揺動可能に枢着したレバー部3先端に可動咬持片部4を形成して成る取付可動部Bと、柄取付部1とレバー部3との間に介装し、固定咬持片部2、可動咬持片部4同士が常に閉塞方向に付勢すべく、それらの間に介装したバネ体5とからモップ取付部材Pを形成する。このモップ取付部材Pにおける固定咬持片部2、可動咬持片部4それぞれの対向面側に、モップ用払拭体Qに形成した網目状の被挟着面部12の網孔12Aに係合可能な係合突起部11を設ける。またバネ体5のバネ圧力は、作業者の片手指先でレバー部3自体を押圧操作可能となる程度に小さく設定する。
【選択図】 図1
【解決手段】柄Sの先端に固定する柄取付部1先端に固定咬持片部2を形成して成る取付固定部Aと、柄取付部1に揺動可能に枢着したレバー部3先端に可動咬持片部4を形成して成る取付可動部Bと、柄取付部1とレバー部3との間に介装し、固定咬持片部2、可動咬持片部4同士が常に閉塞方向に付勢すべく、それらの間に介装したバネ体5とからモップ取付部材Pを形成する。このモップ取付部材Pにおける固定咬持片部2、可動咬持片部4それぞれの対向面側に、モップ用払拭体Qに形成した網目状の被挟着面部12の網孔12Aに係合可能な係合突起部11を設ける。またバネ体5のバネ圧力は、作業者の片手指先でレバー部3自体を押圧操作可能となる程度に小さく設定する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、床面その他の拭き掃除に使用されるモップ用払拭体、特に洗濯機によって洗濯可能な柔軟構造のモップ用払拭体を柄の先端部に着脱自在に取付けるための柄に対するモップ用払拭体の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、モップ用払拭体の取付構造としては、例えば図4に示すような櫛刃噛合タイプのモップ取付部材Pが使用されていた。すなわちこのモップ取付部材Pは、柄Sの先端に固定される円筒状の柄取付部101の先端に固定咬持片部102が形成され、固定咬持片部102の前端に櫛刃状の垂直縁部102Aを備えた略T字型を呈する取付固定部Aと、柄取付部101上側に揺動可能に枢着されたレバー部103の先端に可動咬持片部104が形成され、可動咬持片部104の前端に櫛刃状の垂直縁部102Aを備えた略T字型を呈する取付可動部Bとから成り、柄取付部101とレバー部103との間には、固定咬持片部102、可動咬持片部104同士が常に閉塞方向に付勢されるようバネ体105が介装されている。そして、複数本の若干太目の縒紐を平行に隣接させて束ねた中央部分に例えば布材等の被挟着面部112を縫合して成るモップ払拭体Qの当該被挟着面部112を何れかの方向に折り曲げた状態にしてから、レバー部103の押圧によって開放した固定咬持片部102、可動咬持片部104それぞれの櫛刃状の垂直縁部102Aによって挟持固定するものである。このときバネ体105は櫛刃状の垂直縁部102Aの被挟着面部112に対する食い込み力を増強するためにかなり大きなバネ圧力に設定されているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこのような従来におけるモップ用払拭体Qの取付構造では、バネ体105は、取付支持後で簡単には抜脱されないように、櫛刃状の垂直縁部102Aの被挟着面部112に対する食い込み力を増強するために非常に大きなバネ圧力を有しているのである。その結果、固定咬持片部102、可動咬持片部104それぞれの閉塞付勢状態を開放させるに際し、レバー部103に対しかなりの押圧力を働かさせないと固定咬持片部102、可動咬持片部104それぞれを容易に開放することができないのである。一方、このような固定咬持片部102、可動咬持片部104相互間の閉塞付勢状態を弱い力でもって容易に開放させるためには、バネ体105自体のバネ圧力を若干弱いものにしておく必要がある。そうすると、櫛刃状の垂直縁部102Aの被挟着面部112に対する食い込み力が減退してしまうため、モップがけに際し、例えば水絞り時や、床面を強く擦る時等のモップ取付部材Pに対して強制的な引っ張り力がモップ用払拭体Qに働いたときには、モップ取付部材Pからモップ用払拭体Q自体が簡単に離脱してしまうという問題点を有していた。
【0004】
そこで本発明は叙上のような従来存した諸事情に鑑み創出されたもので、モップ取付部材に対するモップ用払拭体の着脱に際し、レバー部の押圧操作が比較的弱い力であってもその着脱が容易に行なえると共に、モップがけに際しモップ用払拭体に対して外部から引っ張り力が働いてもモップ取付部材からモップ用払拭体が離脱せずに保持状態を常時維持できるものとした柄に対するモップ用払拭体の取付構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を達成するため、本発明にあっては、柄Sの先端に固定される柄取付部1先端に固定咬持片部2が形成されて成る取付固定部Aと、柄取付部1に揺動可能に枢着されたレバー部3先端に可動咬持片部4が形成されて成る取付可動部Bと、柄取付部1とレバー部3との間に介装され、固定咬持片部2、可動咬持片部4同士が常に閉塞方向に付勢されるバネ体5とを備えたモップ取付部材Pにおける固定咬持片部2、可動咬持片部4それぞれの対向面側に、モップ用払拭体Qに形成された網目状の被挟着面部12の網孔12Aに係合させる係合突起11を備えて成るものである。
またレバー部3自体のバネ圧力は、当該レバー部3を作業者の片手指先で押圧操作可能とする程度に小さく設定し、さらにレバー部3の後端には、中央部が柄S側に向けて屈曲した可撓性を有する引っ掛かり防止片13を挿着可能にしたものとできる。
係合突起部11は、被挟着面部12の網孔12A位置にそれぞれ対応すべく、固定咬持片部2、可動咬持片部4それぞれの接合面側における前縁側、後縁側それぞれに長手方向に沿って離間配置させるか、固定咬持片部2、可動咬持片部4の長手方向に沿って係合突起部11を千鳥状もしくは格子状等に配列するかして形成することができる。
【0006】
以上のように構成された本発明に係る柄に対するモップ用払拭体の取付構造において、モップ取付部材Pの固定咬持片部2、可動咬持片部4それぞれの対向面側に設けた係合突起11は、モップ用払拭体Qに形成された網目状の被挟着面部12を折り曲げた状態にしてからモップ取付部材Pにおける取付固定部Aの固定咬持片部2、取付可動部Bの可動咬持片部4それぞれの間に挟持固定した際に、これらの被挟着面部12の網孔12Aに係合突起部11が係止され、モップ用払拭体Qに対して外部から引っ張り力が働いても、固定咬持片部2、可動咬持片部4相互間からのモップ用払拭体Qの離脱を防止させる。
作業者の片手指先で押圧操作可能とする程度に小さくバネ圧力を設定したレバー部3は、モップ取付部材Pに対するモップ用払拭体Qの着脱に際し、使用者がレバー部3を簡単に押圧操作可能にさせる。また、このようにしても被挟着面部12の網孔12Aに対する係合突起部11の係止作用によって固定咬持片部2、可動咬持片部4相互間からのモップ用払拭体Qの離脱を防止させる。
レバー部3の後端に装着可能な可撓性を有する引っ掛かり防止片13は、モップかけに際し、レバー部分3が障害物に当たったとき、障害物を傷つけないよう保護させ、しかも障害物から容易に逃避可能にさせる。
被挟着面部12の網孔12A位置にそれぞれ対応すべく、固定咬持片部2、可動咬持片部4それぞれに長手方向に沿って離間配置させるか、固定咬持片部2、可動咬持片部4の長手方向に沿って千鳥状もしくは格子状等に配列するかして形成された係合突起部11は、モップ取付部材Pにおける取付固定部Aの固定咬持片部2、取付可動部Bの可動咬持片部4それぞれの間にモップ用払拭体Qの網目状の被挟着面部12が挟持固定された際に、これらの被挟着面部12の網孔12Aに全ての係合突起部11がそれぞれ係止され、モップ取付部材Pに対して多点支持状態となってモップ用払拭体Qの離脱を防止させる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の一実施の形態を説明すると、図において示される符号Pは、拭き掃除に使用されるモップ用払拭体Qを柄Sの先端部に着脱自在に取付けるためのモップ取付部材であり、複数本の若干太目の縒紐を平行に隣接させて束ねた中央部分に後述する例えば合成繊維製の網目状の被挟着面部12を巻装し縫合して成るモップ用払拭体Qの当該被挟着面部12を折り曲げた状態にしてから挟持固定するものである。
【0008】
尚、モップ用払拭体Q自体は、縒紐を縫合して成る払拭体本体の中央部分を紐等によって扁平状になるように括ると共に、その括り部分を合成繊維製の網目状のネット材によって更に被装することで被挟着面部12となしたものであり、これによってモップ用払拭体Q自体の全体を柔軟な構造のものとでき、汚染されたとき等には洗濯機にて洗濯して汚れ等を簡単に除去することができるようにしてある。
【0009】
このモップ取付部材Pは、図1に示すように、柄Sの先端に固定される円筒状の柄取付部1の先端に帯板状の固定咬持片部2が形成されて成る略T字型を呈する取付固定部Aと、柄取付部1上側に揺動可能に枢着されたレバー部3の先端に帯板状の可動咬持片部4が形成されて成る略T字型を呈する取付可動部Bと、柄取付部1とレバー部3との間には、固定咬持片部2、可動咬持片部4同士が常に閉塞方向に付勢されるよう介装されたバネ体5とを備えて成る。
【0010】
すなわち、長尺な棒状の柄Sの先端部が嵌着されて固定される取付固定部Aの円筒状の柄取付部1と、固定咬持片部2との間であって正面から見て左右対称位置には中央に孔部を有する略半円状の下側枢着部6が割り溝8を介して対向配置しており、この下側枢着部6に対しレバー部3の下側であって正面から見て左右対称位置には中央に孔部を有する略円弧状の上側枢着部7が対向配置してある。そして、下側枢着部6、上側枢着部7それぞれの孔部を合致させた状態にして当該孔部にピン体9を貫挿させることによって下側枢着部6、上側枢着部7それぞれが揺動可能となって枢着され、これにより固定咬持片部2、可動咬持片部4同士が互いに開閉自在となるようにしてある。
【0011】
また、柄取付部1とレバー部3との間に介装させたバネ体5としては、中央のコイル部を介して両端部が略V字型状に延びたつるまき状の2本のバネ部材を使用し、一方の端部同士は互いに連結されて略コ字型の折り返し部5Aが形成されている。そして、下側枢着部6、上側枢着部7それぞれを枢着させているピン体9に対し中央のコイル部が巻装配置されると共に、柄取付部1の上面に突出形成した掛架用突起片10にバネ体5の折り返し部5Aが掛架保持され、且つ他方の端部同士はレバー部3の下面部に当接配置されている。
【0012】
固定咬持片部2、可動咬持片部4それぞれの接合面側における前縁側、後縁側それぞれには長手方向に沿って例えば円柱突起状の複数の係合突起部11が離間配置されている。図2に示すように、この係合突起部11同士の間隔は、当該係合突起部11それぞれがモップ用払拭体Q中央に形成されている例えば合成繊維製の網目状を呈する被挟着面部12のいずれかの網孔12A箇所に合致して係合されるよう所定の長さに設定されている。このとき係合突起部11の外径は、被挟着面部12の網孔12Aの内径よりも小さくしてあるのは勿論である。尚、固定咬持片部2、可動咬持片部4それぞれの接合面側における係合突起部11の配列形態は、本発明を何等限定するものではなく、固定咬持片部2、可動咬持片部4の長手方向に沿って係合突起部11を例えば千鳥状に配列したり、格子状に配列したりしても良いのである。
【0013】
モップ取付部材Pに対するモップ用払拭体Qの装着時において、図3に示すように、モップ用払拭体Qの被挟着面部12を折り曲げた状態にしてからモップ取付部材Pにおける取付固定部Aの固定咬持片部2、取付可動部Bの可動咬持片部4それぞれの間に挟持固定した際に、これらの被挟着面部12の網孔12Aによって係合突起部11がしっかりと係止された状態となる。このときモップ用払拭体Qに対して外部から引っ張り力が働いても固定咬持片部2、可動咬持片部4相互間からモップ用払拭体Qが離脱しないもとなるのである。
【0014】
しかもレバー部3自体は従来に比してそのバネ圧力を約半分以下に小さく設定してあり、モップ取付部材Pに対するモップ用払拭体Qの着脱に際し、作業者、使用者がレバー部3を簡単に押圧操作できるようにしてあり、このようにしても被挟着面部12の網孔12Aに対する係合突起部11の係止作用によって固定咬持片部2、可動咬持片部4相互間からのモップ用払拭体Qの離脱が十分に防止できるのである。
【0015】
またレバー部3の後端には合成樹脂製等の可撓性を有する引っ掛かり防止片13が挿着されている。すなわちこの引っ掛かり防止片13は、断面がレバー部3の断面コ字型形状に合致させた略コ字型の空洞を有する鞘状を呈し且つ全体を略への字型に屈曲させて成り、モップかけに際し、レバー部分3が障害物に当たったとき、障害物を傷つけないよう保護し、しかも障害物から容易に逃避できるようにしてある。
【0016】
次に以上のように構成された実施の形態についての使用の一例を説明するに、図1に示すように、先ずモップ取付部材Pにおける取付可動部Bのレバー部3を取付固定部Aの柄取付部1側へ押圧操作することで、取付固定部Aの固定咬持片部2、取付可動部Bの可動咬持片部4それぞれを開放させ、固定咬持片部2、可動咬持片部4相互間に、モップ用払拭体Qの被挟着面部12を折り曲げた状態にして挿入配置させる。そしてレバー部3の押圧を解除することで固定咬持片部2、可動咬持片部4相互間に被挟着面部12が挟持固定される。このとき図2に示すように、係合突起部11同士は、モップ用払拭体Q中央に形成されている被挟着面部12のいずれかの複数の網孔12A箇所の幾つかに合致した状態で係合される。
【0017】
またレバー部3の後端には、可撓性を有する引っ掛かり防止片13が挿着される。この引っ掛かり防止片13によってモップかけに際し、レバー部分3が障害物に当たったときでも当該障害物に対し傷つけることがないのである。
【0018】
こうして図3に示すように、モップ用払拭体Qの被挟着面部12の網孔12Aによって係合突起部11がしっかりと係止された状態となり、モップ用払拭体Qに対して外部から引っ張り力が働いても固定咬持片部2、可動咬持片部4相互間からモップ用払拭体Qが離脱しないものとなるのである。しかも従来のレバー部3に比してそのバネ圧力を小さく設定しても、固定咬持片部2、可動咬持片部4相互間からのモップ用払拭体Qの離脱が十分に防止されるのである。
【0019】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成されているために、モップ取付部材Pに対するモップ用払拭体Qの着脱に際し、レバー部3の押圧操作が比較的弱い力であってもその着脱が容易に行なえると共に、モップがけに際しモップ用払拭体Qに対して外部から引っ張り力が働いてもモップ取付部材Pからモップ用払拭体Qが離脱せずに保持状態を常時しっかりと維持できるものとすることができる。
【0020】
すなわちこれは本発明が、固定咬持片部2が形成されて成る取付固定部Aと、レバー部3先端に可動咬持片部4が形成されて成る取付可動部Bと、柄取付部1とレバー部3との間に介装され同士が常に閉塞方向に付勢されるバネ体5とを備えたモップ取付部材Pにおける固定咬持片部2、可動咬持片部4それぞれの対向面側に、モップ用払拭体Qに形成された網目状の被挟着面部12の網孔12Aに係合させる係合突起11を備えて成るからであり、これにより、モップ用払拭体Qに形成された網目状の被挟着面部12を折り曲げた状態にしてからモップ取付部材Pにおける取付固定部Aの固定咬持片部2、取付可動部Bの可動咬持片部4それぞれの間に挟持固定した際に、これらの被挟着面部12の網孔12Aに係合突起部11が容易に係止でき、モップがけに際し、モップ用払拭体Qに対して外部から引っ張り力が働いても、固定咬持片部2、可動咬持片部4相互間からのモップ用払拭体Qの離脱が完全に防止できるものとなる。
【0021】
またレバー部3自体のバネ圧力は、当該レバー部3を作業者の片手指先で押圧操作可能とする程度に小さく設定したので、モップ取付部材Pに対するモップ用払拭体Qの着脱に際し、使用者がレバー部3を片手指先で持って簡単に押圧操作することができ、しかもこのようにしても被挟着面部12の網孔12Aに対する係合突起部11の係止作用がしっかりと働くことによって固定咬持片部2、可動咬持片部4相互間からのモップ用払拭体Qの離脱が未然に防止される。
【0022】
さらにレバー部3の後端には、中央部が柄S側に向けて屈曲した可撓性を有する引っ掛かり防止片13を挿着可能にしたので、レバー部分3が障害物に当たったとき、障害物を傷つけないよう保護させることができ、しかもレバー部分3を障害物から容易に逃避させることができる。
【0023】
係合突起部11は、被挟着面部12の網孔12A位置にそれぞれ対応すべく、固定咬持片部2、可動咬持片部4それぞれの接合面側における前縁側、後縁側それぞれに長手方向に沿って離間配置させるか、固定咬持片部2、可動咬持片部4の長手方向に沿って係合突起部11を千鳥状もしくは格子状等に配列するかして形成したので、モップ取付部材Pにおける取付固定部Aの固定咬持片部2、取付可動部Bの可動咬持片部4それぞれの間にモップ用払拭体Qの網目状の被挟着面部12が挟持固定された際に、これらの被挟着面部12の網孔12Aに全ての係合突起部11がそれぞれ係止されることも可能なため、モップ取付部材Pに対して多点支持状態となってモップ用払拭体Qの離脱を十分に防止させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における分解斜視図である。
【図2】同じくモップ取付部材にモップ用払拭体を取付ける状態を示す正面図である。
【図3】同じくモップ取付部材にモップ用払拭体を取付た使用状態を示す縦断面図である。
【図4】従来技術を示したモップ取付部材にモップ用払拭体を取付ける状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
P…モップ取付部材 Q…モップ用払拭体
A…取付固定部 B…取付可動部
S…柄
1…柄取付部 2…固定咬持片部
3…レバー部 4…可動咬持片部
5…バネ体 5A…折り返し部
6…下側枢着部 7…上側枢着部
8…割り溝 9…ピン体
10…掛架用突起片 11…係合突起部
12…被挟着面部 12A…網孔
13…引っ掛かり防止片
101…柄取付部 102…固定咬持片部
102A…櫛刃状の垂直縁部 103…レバー部
104…可動咬持片部 105…バネ体
【発明の属する技術分野】
本発明は、床面その他の拭き掃除に使用されるモップ用払拭体、特に洗濯機によって洗濯可能な柔軟構造のモップ用払拭体を柄の先端部に着脱自在に取付けるための柄に対するモップ用払拭体の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、モップ用払拭体の取付構造としては、例えば図4に示すような櫛刃噛合タイプのモップ取付部材Pが使用されていた。すなわちこのモップ取付部材Pは、柄Sの先端に固定される円筒状の柄取付部101の先端に固定咬持片部102が形成され、固定咬持片部102の前端に櫛刃状の垂直縁部102Aを備えた略T字型を呈する取付固定部Aと、柄取付部101上側に揺動可能に枢着されたレバー部103の先端に可動咬持片部104が形成され、可動咬持片部104の前端に櫛刃状の垂直縁部102Aを備えた略T字型を呈する取付可動部Bとから成り、柄取付部101とレバー部103との間には、固定咬持片部102、可動咬持片部104同士が常に閉塞方向に付勢されるようバネ体105が介装されている。そして、複数本の若干太目の縒紐を平行に隣接させて束ねた中央部分に例えば布材等の被挟着面部112を縫合して成るモップ払拭体Qの当該被挟着面部112を何れかの方向に折り曲げた状態にしてから、レバー部103の押圧によって開放した固定咬持片部102、可動咬持片部104それぞれの櫛刃状の垂直縁部102Aによって挟持固定するものである。このときバネ体105は櫛刃状の垂直縁部102Aの被挟着面部112に対する食い込み力を増強するためにかなり大きなバネ圧力に設定されているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこのような従来におけるモップ用払拭体Qの取付構造では、バネ体105は、取付支持後で簡単には抜脱されないように、櫛刃状の垂直縁部102Aの被挟着面部112に対する食い込み力を増強するために非常に大きなバネ圧力を有しているのである。その結果、固定咬持片部102、可動咬持片部104それぞれの閉塞付勢状態を開放させるに際し、レバー部103に対しかなりの押圧力を働かさせないと固定咬持片部102、可動咬持片部104それぞれを容易に開放することができないのである。一方、このような固定咬持片部102、可動咬持片部104相互間の閉塞付勢状態を弱い力でもって容易に開放させるためには、バネ体105自体のバネ圧力を若干弱いものにしておく必要がある。そうすると、櫛刃状の垂直縁部102Aの被挟着面部112に対する食い込み力が減退してしまうため、モップがけに際し、例えば水絞り時や、床面を強く擦る時等のモップ取付部材Pに対して強制的な引っ張り力がモップ用払拭体Qに働いたときには、モップ取付部材Pからモップ用払拭体Q自体が簡単に離脱してしまうという問題点を有していた。
【0004】
そこで本発明は叙上のような従来存した諸事情に鑑み創出されたもので、モップ取付部材に対するモップ用払拭体の着脱に際し、レバー部の押圧操作が比較的弱い力であってもその着脱が容易に行なえると共に、モップがけに際しモップ用払拭体に対して外部から引っ張り力が働いてもモップ取付部材からモップ用払拭体が離脱せずに保持状態を常時維持できるものとした柄に対するモップ用払拭体の取付構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を達成するため、本発明にあっては、柄Sの先端に固定される柄取付部1先端に固定咬持片部2が形成されて成る取付固定部Aと、柄取付部1に揺動可能に枢着されたレバー部3先端に可動咬持片部4が形成されて成る取付可動部Bと、柄取付部1とレバー部3との間に介装され、固定咬持片部2、可動咬持片部4同士が常に閉塞方向に付勢されるバネ体5とを備えたモップ取付部材Pにおける固定咬持片部2、可動咬持片部4それぞれの対向面側に、モップ用払拭体Qに形成された網目状の被挟着面部12の網孔12Aに係合させる係合突起11を備えて成るものである。
またレバー部3自体のバネ圧力は、当該レバー部3を作業者の片手指先で押圧操作可能とする程度に小さく設定し、さらにレバー部3の後端には、中央部が柄S側に向けて屈曲した可撓性を有する引っ掛かり防止片13を挿着可能にしたものとできる。
係合突起部11は、被挟着面部12の網孔12A位置にそれぞれ対応すべく、固定咬持片部2、可動咬持片部4それぞれの接合面側における前縁側、後縁側それぞれに長手方向に沿って離間配置させるか、固定咬持片部2、可動咬持片部4の長手方向に沿って係合突起部11を千鳥状もしくは格子状等に配列するかして形成することができる。
【0006】
以上のように構成された本発明に係る柄に対するモップ用払拭体の取付構造において、モップ取付部材Pの固定咬持片部2、可動咬持片部4それぞれの対向面側に設けた係合突起11は、モップ用払拭体Qに形成された網目状の被挟着面部12を折り曲げた状態にしてからモップ取付部材Pにおける取付固定部Aの固定咬持片部2、取付可動部Bの可動咬持片部4それぞれの間に挟持固定した際に、これらの被挟着面部12の網孔12Aに係合突起部11が係止され、モップ用払拭体Qに対して外部から引っ張り力が働いても、固定咬持片部2、可動咬持片部4相互間からのモップ用払拭体Qの離脱を防止させる。
作業者の片手指先で押圧操作可能とする程度に小さくバネ圧力を設定したレバー部3は、モップ取付部材Pに対するモップ用払拭体Qの着脱に際し、使用者がレバー部3を簡単に押圧操作可能にさせる。また、このようにしても被挟着面部12の網孔12Aに対する係合突起部11の係止作用によって固定咬持片部2、可動咬持片部4相互間からのモップ用払拭体Qの離脱を防止させる。
レバー部3の後端に装着可能な可撓性を有する引っ掛かり防止片13は、モップかけに際し、レバー部分3が障害物に当たったとき、障害物を傷つけないよう保護させ、しかも障害物から容易に逃避可能にさせる。
被挟着面部12の網孔12A位置にそれぞれ対応すべく、固定咬持片部2、可動咬持片部4それぞれに長手方向に沿って離間配置させるか、固定咬持片部2、可動咬持片部4の長手方向に沿って千鳥状もしくは格子状等に配列するかして形成された係合突起部11は、モップ取付部材Pにおける取付固定部Aの固定咬持片部2、取付可動部Bの可動咬持片部4それぞれの間にモップ用払拭体Qの網目状の被挟着面部12が挟持固定された際に、これらの被挟着面部12の網孔12Aに全ての係合突起部11がそれぞれ係止され、モップ取付部材Pに対して多点支持状態となってモップ用払拭体Qの離脱を防止させる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の一実施の形態を説明すると、図において示される符号Pは、拭き掃除に使用されるモップ用払拭体Qを柄Sの先端部に着脱自在に取付けるためのモップ取付部材であり、複数本の若干太目の縒紐を平行に隣接させて束ねた中央部分に後述する例えば合成繊維製の網目状の被挟着面部12を巻装し縫合して成るモップ用払拭体Qの当該被挟着面部12を折り曲げた状態にしてから挟持固定するものである。
【0008】
尚、モップ用払拭体Q自体は、縒紐を縫合して成る払拭体本体の中央部分を紐等によって扁平状になるように括ると共に、その括り部分を合成繊維製の網目状のネット材によって更に被装することで被挟着面部12となしたものであり、これによってモップ用払拭体Q自体の全体を柔軟な構造のものとでき、汚染されたとき等には洗濯機にて洗濯して汚れ等を簡単に除去することができるようにしてある。
【0009】
このモップ取付部材Pは、図1に示すように、柄Sの先端に固定される円筒状の柄取付部1の先端に帯板状の固定咬持片部2が形成されて成る略T字型を呈する取付固定部Aと、柄取付部1上側に揺動可能に枢着されたレバー部3の先端に帯板状の可動咬持片部4が形成されて成る略T字型を呈する取付可動部Bと、柄取付部1とレバー部3との間には、固定咬持片部2、可動咬持片部4同士が常に閉塞方向に付勢されるよう介装されたバネ体5とを備えて成る。
【0010】
すなわち、長尺な棒状の柄Sの先端部が嵌着されて固定される取付固定部Aの円筒状の柄取付部1と、固定咬持片部2との間であって正面から見て左右対称位置には中央に孔部を有する略半円状の下側枢着部6が割り溝8を介して対向配置しており、この下側枢着部6に対しレバー部3の下側であって正面から見て左右対称位置には中央に孔部を有する略円弧状の上側枢着部7が対向配置してある。そして、下側枢着部6、上側枢着部7それぞれの孔部を合致させた状態にして当該孔部にピン体9を貫挿させることによって下側枢着部6、上側枢着部7それぞれが揺動可能となって枢着され、これにより固定咬持片部2、可動咬持片部4同士が互いに開閉自在となるようにしてある。
【0011】
また、柄取付部1とレバー部3との間に介装させたバネ体5としては、中央のコイル部を介して両端部が略V字型状に延びたつるまき状の2本のバネ部材を使用し、一方の端部同士は互いに連結されて略コ字型の折り返し部5Aが形成されている。そして、下側枢着部6、上側枢着部7それぞれを枢着させているピン体9に対し中央のコイル部が巻装配置されると共に、柄取付部1の上面に突出形成した掛架用突起片10にバネ体5の折り返し部5Aが掛架保持され、且つ他方の端部同士はレバー部3の下面部に当接配置されている。
【0012】
固定咬持片部2、可動咬持片部4それぞれの接合面側における前縁側、後縁側それぞれには長手方向に沿って例えば円柱突起状の複数の係合突起部11が離間配置されている。図2に示すように、この係合突起部11同士の間隔は、当該係合突起部11それぞれがモップ用払拭体Q中央に形成されている例えば合成繊維製の網目状を呈する被挟着面部12のいずれかの網孔12A箇所に合致して係合されるよう所定の長さに設定されている。このとき係合突起部11の外径は、被挟着面部12の網孔12Aの内径よりも小さくしてあるのは勿論である。尚、固定咬持片部2、可動咬持片部4それぞれの接合面側における係合突起部11の配列形態は、本発明を何等限定するものではなく、固定咬持片部2、可動咬持片部4の長手方向に沿って係合突起部11を例えば千鳥状に配列したり、格子状に配列したりしても良いのである。
【0013】
モップ取付部材Pに対するモップ用払拭体Qの装着時において、図3に示すように、モップ用払拭体Qの被挟着面部12を折り曲げた状態にしてからモップ取付部材Pにおける取付固定部Aの固定咬持片部2、取付可動部Bの可動咬持片部4それぞれの間に挟持固定した際に、これらの被挟着面部12の網孔12Aによって係合突起部11がしっかりと係止された状態となる。このときモップ用払拭体Qに対して外部から引っ張り力が働いても固定咬持片部2、可動咬持片部4相互間からモップ用払拭体Qが離脱しないもとなるのである。
【0014】
しかもレバー部3自体は従来に比してそのバネ圧力を約半分以下に小さく設定してあり、モップ取付部材Pに対するモップ用払拭体Qの着脱に際し、作業者、使用者がレバー部3を簡単に押圧操作できるようにしてあり、このようにしても被挟着面部12の網孔12Aに対する係合突起部11の係止作用によって固定咬持片部2、可動咬持片部4相互間からのモップ用払拭体Qの離脱が十分に防止できるのである。
【0015】
またレバー部3の後端には合成樹脂製等の可撓性を有する引っ掛かり防止片13が挿着されている。すなわちこの引っ掛かり防止片13は、断面がレバー部3の断面コ字型形状に合致させた略コ字型の空洞を有する鞘状を呈し且つ全体を略への字型に屈曲させて成り、モップかけに際し、レバー部分3が障害物に当たったとき、障害物を傷つけないよう保護し、しかも障害物から容易に逃避できるようにしてある。
【0016】
次に以上のように構成された実施の形態についての使用の一例を説明するに、図1に示すように、先ずモップ取付部材Pにおける取付可動部Bのレバー部3を取付固定部Aの柄取付部1側へ押圧操作することで、取付固定部Aの固定咬持片部2、取付可動部Bの可動咬持片部4それぞれを開放させ、固定咬持片部2、可動咬持片部4相互間に、モップ用払拭体Qの被挟着面部12を折り曲げた状態にして挿入配置させる。そしてレバー部3の押圧を解除することで固定咬持片部2、可動咬持片部4相互間に被挟着面部12が挟持固定される。このとき図2に示すように、係合突起部11同士は、モップ用払拭体Q中央に形成されている被挟着面部12のいずれかの複数の網孔12A箇所の幾つかに合致した状態で係合される。
【0017】
またレバー部3の後端には、可撓性を有する引っ掛かり防止片13が挿着される。この引っ掛かり防止片13によってモップかけに際し、レバー部分3が障害物に当たったときでも当該障害物に対し傷つけることがないのである。
【0018】
こうして図3に示すように、モップ用払拭体Qの被挟着面部12の網孔12Aによって係合突起部11がしっかりと係止された状態となり、モップ用払拭体Qに対して外部から引っ張り力が働いても固定咬持片部2、可動咬持片部4相互間からモップ用払拭体Qが離脱しないものとなるのである。しかも従来のレバー部3に比してそのバネ圧力を小さく設定しても、固定咬持片部2、可動咬持片部4相互間からのモップ用払拭体Qの離脱が十分に防止されるのである。
【0019】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成されているために、モップ取付部材Pに対するモップ用払拭体Qの着脱に際し、レバー部3の押圧操作が比較的弱い力であってもその着脱が容易に行なえると共に、モップがけに際しモップ用払拭体Qに対して外部から引っ張り力が働いてもモップ取付部材Pからモップ用払拭体Qが離脱せずに保持状態を常時しっかりと維持できるものとすることができる。
【0020】
すなわちこれは本発明が、固定咬持片部2が形成されて成る取付固定部Aと、レバー部3先端に可動咬持片部4が形成されて成る取付可動部Bと、柄取付部1とレバー部3との間に介装され同士が常に閉塞方向に付勢されるバネ体5とを備えたモップ取付部材Pにおける固定咬持片部2、可動咬持片部4それぞれの対向面側に、モップ用払拭体Qに形成された網目状の被挟着面部12の網孔12Aに係合させる係合突起11を備えて成るからであり、これにより、モップ用払拭体Qに形成された網目状の被挟着面部12を折り曲げた状態にしてからモップ取付部材Pにおける取付固定部Aの固定咬持片部2、取付可動部Bの可動咬持片部4それぞれの間に挟持固定した際に、これらの被挟着面部12の網孔12Aに係合突起部11が容易に係止でき、モップがけに際し、モップ用払拭体Qに対して外部から引っ張り力が働いても、固定咬持片部2、可動咬持片部4相互間からのモップ用払拭体Qの離脱が完全に防止できるものとなる。
【0021】
またレバー部3自体のバネ圧力は、当該レバー部3を作業者の片手指先で押圧操作可能とする程度に小さく設定したので、モップ取付部材Pに対するモップ用払拭体Qの着脱に際し、使用者がレバー部3を片手指先で持って簡単に押圧操作することができ、しかもこのようにしても被挟着面部12の網孔12Aに対する係合突起部11の係止作用がしっかりと働くことによって固定咬持片部2、可動咬持片部4相互間からのモップ用払拭体Qの離脱が未然に防止される。
【0022】
さらにレバー部3の後端には、中央部が柄S側に向けて屈曲した可撓性を有する引っ掛かり防止片13を挿着可能にしたので、レバー部分3が障害物に当たったとき、障害物を傷つけないよう保護させることができ、しかもレバー部分3を障害物から容易に逃避させることができる。
【0023】
係合突起部11は、被挟着面部12の網孔12A位置にそれぞれ対応すべく、固定咬持片部2、可動咬持片部4それぞれの接合面側における前縁側、後縁側それぞれに長手方向に沿って離間配置させるか、固定咬持片部2、可動咬持片部4の長手方向に沿って係合突起部11を千鳥状もしくは格子状等に配列するかして形成したので、モップ取付部材Pにおける取付固定部Aの固定咬持片部2、取付可動部Bの可動咬持片部4それぞれの間にモップ用払拭体Qの網目状の被挟着面部12が挟持固定された際に、これらの被挟着面部12の網孔12Aに全ての係合突起部11がそれぞれ係止されることも可能なため、モップ取付部材Pに対して多点支持状態となってモップ用払拭体Qの離脱を十分に防止させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における分解斜視図である。
【図2】同じくモップ取付部材にモップ用払拭体を取付ける状態を示す正面図である。
【図3】同じくモップ取付部材にモップ用払拭体を取付た使用状態を示す縦断面図である。
【図4】従来技術を示したモップ取付部材にモップ用払拭体を取付ける状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
P…モップ取付部材 Q…モップ用払拭体
A…取付固定部 B…取付可動部
S…柄
1…柄取付部 2…固定咬持片部
3…レバー部 4…可動咬持片部
5…バネ体 5A…折り返し部
6…下側枢着部 7…上側枢着部
8…割り溝 9…ピン体
10…掛架用突起片 11…係合突起部
12…被挟着面部 12A…網孔
13…引っ掛かり防止片
101…柄取付部 102…固定咬持片部
102A…櫛刃状の垂直縁部 103…レバー部
104…可動咬持片部 105…バネ体
Claims (4)
- 柄の先端に固定される柄取付部先端に固定咬持片部が形成されて成る取付固定部と、柄取付部に揺動可能に枢着されたレバー部先端に可動咬持片部が形成されて成る取付可動部と、柄取付部とレバー部との間に介装され、固定咬持片部、可動咬持片部同士が常に閉塞方向に付勢されるバネ体とを備えたモップ取付部材における固定咬持片部、可動咬持片部それぞれの対向面側に、モップ用払拭体に形成された網目状の被挟着面部の網孔に係合させる係合突起を備えて成ることを特徴とする柄に対するモップ用払拭体の取付構造。
- レバー部自体のバネ圧力は、当該レバー部を作業者の片手指先で押圧操作可能とする程度に小さく設定してある請求項1記載の柄に対するモップ用払拭体の取付構造。
- レバー部の後端には、中央部が柄側に向けて屈曲した可撓性を有する引っ掛かり防止片を挿着可能としてある請求項1または2記載の柄に対するモップ用払拭体の取付構造。
- 係合突起部は、被挟着面部の網孔位置にそれぞれ対応すべく、固定咬持片部、可動咬持片部それぞれの接合面側における前縁側、後縁側に長手方向に沿って離間配置させるか、固定咬持片部、可動咬持片部の長手方向に沿って係合突起部を千鳥状もしくは格子状等に配列するかして形成した請求項1乃至3のいずれか記載の柄に対するモップ用払拭体の取付構造。
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CN103815839A (zh) * | 2014-03-14 | 2014-05-28 | 林汝文 | 拖把轴固定结构以及装配方法 |
CN110169742A (zh) * | 2018-02-21 | 2019-08-27 | 马自秀 | 一种地面清洁工具 |
-
2002
- 2002-06-25 JP JP2002184383A patent/JP2004024485A/ja active Pending
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