JP2004023492A - 表示装置、映像表示方法、映像表示プログラム、および記録媒体 - Google Patents

表示装置、映像表示方法、映像表示プログラム、および記録媒体 Download PDF

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Akiyuki Kake
掛 晃幸
Yoshiyuki Koyama
小山 至幸
Tadashi Hirose
広瀬 斉志
Koichi Sugiyama
杉山 晃一
Minehiro Konya
紺矢 峰弘
Seiichi Senoo
妹尾 静一
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Abstract

【課題】
【解決手段】映像が変更されたり、文字によって妨げられることなく、映像に含まれる文字を読み易く表示する。
【解決手段】映像から抽出・認識された文字を、元の映像が表示される映像表示領域10とは別の文字表示領域20に表示する。元の映像と認識文字とを別々に表示するため、映像表示が文字表示に妨げられず、映像から文字部分を消す処理が不要である。文字認識を誤っても、映像表示領域10に元の映像が表示されるので、ユーザーは元の映像にて正しい文字を確認することができる。文字表示領域20に表示される文字の大きさ、書体や色、線分の太さ、レイアウト等は、ユーザーが設定することができる。また、映像表示領域10のサイズ変更や映像のコントラスト変更を行うこともできる。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、文字を含む映像から文字部分を抽出し、文字を認識して表示する表示装置、映像表示方法、映像表示プログラムおよび記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
テレビジョン放送では、例えば、映画の字幕、野球中継のスコア、ニュース番組におけるニュース内容の文字表示、料理番組におけるレシピ、英会話番組における英語の文字表示等のように、文字を含む映像が提供される場合がある。
【0003】
このような場合に、例えば古い映画等では、字幕の文字の書体が古いために、文字が読み難いという問題がある。また、一般的に、テレビジョン放送においては映像に含まれる文字が小さいために、文字が読み難いという問題がある。
【0004】
そこで、従来から、例えば特開平9−18798号公報に開示されているように、テレビジョン放送や映画の字幕等のような文字を含む映像を表示する際に、映像から文字部分を抽出して文字を認識し、映像の大きさは変えずに、その認識された文字の書体やサイズを変更し、入力された映像と合成して表示する方法が考えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特開平9−18798号公報に開示されている従来技術では、図24(a)に示すような入力映像から、文字部分のフォントを変換して元の映像と合成しても、図24(b)に示すように、映像表示領域自体が小さい場合や、表示画面自体が小さい場合等には、文字が小さすぎて読み難くなる場合がある。
【0006】
また、図25(a)に示すような入力映像から、文字部分を変更して元の映像と合成する場合、図25(b)に示すように、入力された映像から文字部分を消す処理が必要となり、その処理が困難である。
【0007】
また、図26(a)に示すような入力映像から、文字部分を変更して元の映像と合成する場合、図26(b)に示すように、入力された映像自体が大きく変更され、著作権を侵害するおそれがある。さらに、図26(b)に示すように、元の映像が文字部分によって妨げられ、映像が見難くなるおそれがある。
【0008】
さらに、図27(a)に示すような入力映像から、文字部分を変更して元の映像と合成する場合に、文字の認識を誤った場合には、図27(b)に示すように、文字を誤ったまま表示することになり、ユーザーは正しい文字を知ることができず、表示画面に対応した表現を正しく認識することができないおそれがある。
【0009】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、入力された映像から文字部分を抽出し、文字を認識して表示する際に、文字を読み易く表示することができ、入力された映像が変更されたり、文字によって妨げられることがなく、文字の認識を誤ってもユーザーが正しい文字を確認することができる表示装置、映像表示方法、映像表示プログラム、およびその映像表示プログラムが格納された記録媒体を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の表示装置は、映像データが入力される映像入力手段と、入力された映像データから任意の文字部分を抽出する文字抽出手段と、抽出された文字部分を文字認識する文字認識手段と、入力された映像データを表示する表示手段とを有する表示装置において、入力された映像データから抽出されて認識された文字が、映像表示領域とは別の文字表示領域に表示されるように表示制御する制御部を有し、そのことにより上記目的が達成される。
【0011】
好ましくは、前記制御部は、文字表示領域のサイズを設定する文字表示領域設定手段を有する。
【0012】
好ましくは、前記制御部は、文字表示領域の位置を設定する文字表示領域設定手段を有する。
【0013】
本発明の表示装置は、映像データが入力される映像入力手段と、入力された映像データから任意の文字部分を抽出する文字抽出手段と、抽出された文字部分を文字認識する文字認識手段と、入力された映像データを表示する表示手段とを有する表示装置において、入力された映像データから抽出されて認識された文字が、映像とは別に任意の時刻に表示されるように表示制御する制御部を有し、そのことにより上記目的が達成される。
【0014】
好ましくは、入力された映像データから抽出されて認識された文字を記憶する記憶手段をさらに有する。
【0015】
好ましくは、前記制御部は、映像とは別に表示される文字の大きさを設定する文字サイズ設定手段を有する。
【0016】
さらに好ましくは、前記文字サイズ設定手段は、映像とは別に表示される文字の大きさを元の映像データに含まれる文字部分と比べて拡大する。
【0017】
好ましくは、前記制御部は、映像とは別に表示される文字の書体を設定する文字書体設定手段を有する。
【0018】
好ましくは、前記制御部は、映像とは別に表示される文字の色を設定する文字色設定手段を有する。
【0019】
好ましくは、前記制御部は、映像とは別に表示される文字の線分の太さを設定する文字線分設定手段を有する。
【0020】
好ましくは、前記制御部は、映像とは別に表示される文字のレイアウトを設定する文字レイアウト設定手段を有する。
【0021】
好ましくは、前記制御部は、映像表示領域の大きさを変更する映像表示領域変更手段を有する。
【0022】
好ましくは、前記制御部は、映像のコントラストを変更する映像コントラスト変更手段を有する。
【0023】
好ましくは、前記制御部は、映像とは別に表示される文字の表示/非表示を制御する文字表示制御手段を有する。
【0024】
好ましくは、前記制御部は、入力された映像データに文字部分が含まれていない場合に、文字表示を行わないように制御する文字表示判定制御手段を有する。
【0025】
好ましくは、前記制御部は、映像とは別に文字を表示する際に、文字表示領域内に文字が収まらない場合に、文字表示領域内で画面をスクロールまたはトグルさせる文字表示領域可動制御手段を有する。
【0026】
本発明の映像表示方法は、映像データを入力するステップと、入力された映像データから任意の文字部分を抽出するステップと、抽出された文字部分を文字認識するステップと、入力された映像データを映像表示領域に表示すると共に、入力された映像データから抽出されて認識された文字を、映像表示領域とは別の文字表示領域に表示するステップとを含み、そのことにより上記目的が達成される。
【0027】
本発明の映像表示方法は、映像データを入力するステップと、入力された映像データから任意の文字部分を抽出するステップと、抽出された文字部分を文字認識するステップと、入力された映像データを表示するステップと、入力された映像データから抽出されて認識された文字を、映像とは別に任意の時刻に表示するステップとを含み、そのことにより上記目的が達成される。
【0028】
本発明の映像表示プログラムは、本発明の映像表示方法をコンピューターに実行させるための処理手順が記述されており、そのことにより上記目的が達成される。
【0029】
本発明の記録媒体は、本発明の映像表示プログラムが記録されたコンピューター読み取り可能な記録媒体であって、そのことにより上記目的が達成される。
【0030】
以下に、本発明の作用について説明する。
【0031】
本発明にあっては、図1(a)に示すような入力映像(映像データ)から文字部分を抽出し、文字を認識して表示する際に、例えば図1(b)に示すように、映像表示領域10とは別の文字表示領域(文字表示ウィンドウ等)20に認識された文字を表示することによって、入力映像では読み難かった文字を読み易く表示することができる。また、入力映像と認識された文字とを別々に表示するため、入力映像の表示を文字表示によって妨げることはない。また、認識された文字を映像表示領域とは別の文字表示領域に表示するため、入力映像の文字部分を消すという処理が不要である。また、認識された文字を映像表示領域とは別の文字表示領域に表示するため、入力映像を変更することはなく、映像の著作権を侵害するおそれもない。また、認識された文字を入力映像とは別に文字表示領域に表示するため、文字の認識を誤ったとしても、映像表示領域に表示されている映像(元の映像)に正しい文字が表示されているので、ユーザーは元の映像によって正しい文字を確認することができる。このような文字表示領域の位置および大きさは、予め設定されていてもよいが、表示画面上の任意の領域に任意の大きさでユーザーが設定できるようにすることにより、ユーザーが見易い位置に読み易い大きさで文字表示させることができる。文字表示領域の大きさをユーザーが設定した場合、文字データにアウトラインフォントや任意の大きさの文字が得られるスケーラブルフォントを用いるか、複数の大きさが違うビットマップフォントを用いることにより、ユーザーが読み易い大きさで文字を表示することができる。
【0032】
また、認識された文字を記憶する記憶手段を設けることにより、ユーザーが文字を見たい任意の時刻に表示することができる。
【0033】
また、文字の大きさをユーザーが設定できるようにすることにより、文字をより読み易く表示することができる。また、文字の書体や色、線分の太さ等をユーザーが設定できるようにすることにより、ユーザーの好みを反映させた文字表示を行うことができる。さらに、文字のレイアウト(字間や行間)をユーザーが設定できるようにすることにより、文字のサイズや線分の太さ等に応じて文字を読み易く表示することができる。
【0034】
さらに、ユーザーがレイアウトや文字の大きさを設定することによって、文字表示領域内に文字が入らなくなった場合には、スクロール技術やトグル技術によって文字表示領域内に文字を表示することができる。
【0035】
また、映像表示領域が小さい場合には、そのサイズを拡大することによって映像を拡大して見易くすることができ、映像(画像)の解像度と表示装置の解像度とが合っていない場合に、映像のサイズを変更して調整することもできる。また、映像のコントラストを変更することによって、認識された文字の表示を強調して必要な情報を見易く表示したり、元の映像が暗くて見難い場合に見易くすることができる。
【0036】
さらに、文字表示領域の表示/非表示(ON/OFF)を制御することにより、ユーザーが必要な場合にのみ文字表示を行うことができる。さらに、映像に文字が含まれていない場合には、文字表示を行わないように制御することができる。
【0037】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0038】
図2は、本発明の一実施形態である表示装置100の構成を示すブロック図である。なお、この図において、矢印はデータの流れを示している。
【0039】
この表示装置100は、入力部1、CPU2、RAM3、補助記憶装置4および出力部(表示部)5を有している。
【0040】
この表示装置100において、外部から入力された映像データ(映像を表示するための映像信号)は、入力部1からCPU3に供給される。CPU3は、RAM3を介して補助記憶装置4に接続されており、補助記憶装置4に格納されたプログラムおよびデータをRAM3内に書き出して、それぞれのプログラムに記述された処理手順に従って、必要なデータを用いて処理を行う。
【0041】
補助記憶装置4には、文字抽出プログラム4a、文字認識プログラム4b、文字生成プログラム4c、拡大プログラム4e、レイアウト計算プログラム4fおよびコントラスト変更プログラム4i等のプログラムと、表示画像設定テーブル4d、フォントデータ4gおよび認識文字データ(文字保存領域)4h等のデータとが格納されている。
【0042】
文字抽出プログラム4a、文字認識プログラム4bおよび文字生成プログラム4cは、映像表示領域とは別の文字表示領域に表示される文字(文字データ)を生成するためのプログラムである。CPU3に映像データが供給されると、文字抽出プログラム4aによって、入力された映像(画像を含む)データの中に含まれる文字部分が抽出される。抽出された文字部分は、文字認識プログラム(パターンマッチング等)4bによって、文字として認識される。そして、文字生成プログラムによって、認識された文字に対応した文字データ(文字を表示するための映像信号)が生成されて、文字データが表示部5に供給され、元の映像が表示される映像表示領域とは別の文字表示領域(文字表示ウィンドウ等)に文字が表示される。
【0043】
また、拡大プログラム4eは、映像表示領域(認識された文字とは別に表示される元の映像の表示領域)の大きさを変更するためのプログラムであり、レイアウト計算プログラム4fは、文字表示領域のレイアウトを計算するためのプログラムである。また、コントラスト変更プログラム4iは、入力映像のコントラストを変更するためのプログラムである。
【0044】
フォントデータ4gには、書体や文字色、文字線分の太さのデータが含まれている。また、文字表示画像設定テーブル4dは、文字サイズ、書体、文字色や背景色、文字線分の太さ、文字表示領域のサイズ、レイアウト(字間や行間)およびマージン等の設定値が格納されている。この文字表示画像設定テーブル4dは、出力部(表示部)5に文字表示画像設定画面を表示して、ユーザーが所望のデータを設定することによって、その設定内容を変更することができる。このとき、書体や文字色、文字線分の太さのデータは、フォントデータ4gからのデータが文字表示画像設定画面に表示される。この文字表示画像設定テーブル4dの設定に従って、認識された文字に対応した文字が生成されて出力部(表示部)5に供給され、入力映像とは別の表示領域に文字が表示される。
【0045】
また、文字保存領域4hには、認識された文字(文字データ)が保存されており、文字保存領域4hに保存されているデータを読み出すことによって、映像とは別に、任意の時刻に文字を表示させることができる。
【0046】
次に、このように構成された本実施形態の表示装置における表示方法の例について説明する。
【0047】
図3は、本実施形態の表示装置100において、元の映像と認識された文字とを別に表示する表示方法を説明するためのフローチャートである。
【0048】
ステップS101では、外部からテレビジョン信号等として受信された映像信号や、デジタルカメラ等から入力された画像データ(映像信号)を、表示装置100に入力する。
【0049】
ステップS102では、入力された映像信号から文字部分を抽出する。文字抽出処理は、一般的に知られている方法にて行うことができ、例えば、特開平10−304247号公報に開示されている方法が挙げられる。文字範囲は、自動的に設定することもでき、また、ユーザーが選択することもできる。この文字抽出処理は、CPU2によって、補助記憶装置4に格納されている文字抽出プログラム4aをRAM3内に書き出して行われる。
【0050】
ステップS103では、ステップS102で抽出された文字部分を文字認識し、認識された文字に対応した文字データ(映像信号)を生成する。文字認識処理は、一般的に知られている方法にて行うことができ、例えば、特開平2−153488号公報に開示されている方法が挙げられる。また、文字生成処理も、一般的に知られている方法にて行うことができ、例えばワードプロセッサやパーソナルコンピュータ等で用いられているアウトラインフォント(パーソナルコンピュータではTrue Type Font)を生成する方法が挙げられる。
【0051】
この文字認識処理および文字生成処理は、CPU2によって、補助記憶装置4に格納されている文字認識プログラム4bおよび文字生成プログラム4bをRAM3内に書き出して行われる。
【0052】
ステップS104では、生成された文字データ(映像信号)を表示部5に表示する。また、ステップS103にて認識された文字の字間、行間およびマージン(上下左右)を標準値とするレイアウトデータを、補助記憶装置4の文字表示画像設定テーブル4dに設定する。さらに、ステップS103にて認識された文字部分のサイズは、文字表示領域のサイズとして文字表示画像設定テーブル4dに設定する。なお、文字表示領域のサイズ、文字サイズ、マージン、文字表示位置等は、ユーザーが好みに応じて文字表示画像設定テーブルに設定することもできる。
【0053】
ステップS110では、入力された元の映像を、表示部5の文字表示領域とは別の表示領域(映像表示領域)に表示する。
【0054】
上記図3に示す表示方法について、さらに具体的な例を挙げて説明する。
【0055】
図4は、図3に示すフローチャートの具体的な例を示す図である。
【0056】
図3のステップS101では、図4のF101に示す映像データ(映像信号)を表示装置1に入力する。
【0057】
図3のステップS102では、図4のF102に示すように、映像データ中に文字が含まれているか否かを判断し、映像データから文字部分を抽出する。ここでは、□で囲まれている部分が文字部分として抽出される。
【0058】
図3のステップS103では、図4のF103に示すように、抽出された文字部分を文字認識し、認識された文字に対応した文字データ(映像信号)を生成する。ここでは、○で囲まれている部分が文字として認識される。
【0059】
図3のステップS104では、図4のF104に示すように、生成された文字(映像信号)を表示部5に表示する。
【0060】
図3のステップS110では、図4のF105に示すように、入力された元の映像を、表示部5の文字表示領域とは別の領域(映像表示領域)に表示する。このとき、表示画面には、ステップS104で表示された文字表示画像と元の映像とが共に表示される。
【0061】
この表示方法によれば、図5(a)に示すような映像(映像データ)が入力された場合に、入力された映像データから任意の文字部分を抽出し、抽出された文字部分から文字を認識して表示する際に、図5(b)に示すように映像表示領域とは別に認識文字を文字表示ウィンドウ等の文字表示領域に表示することによって、入力映像では読み難かった文字を読み易くすることができる。
【0062】
また、入力映像とは別に認識文字を表示するため、入力映像の文字部分を消去する処理も不要であり、入力映像の著作権を侵害するおそれも無い。さらに、文字の認識を誤っても、認識文字とは別に表示されている元の映像に正しい文字が表示されているので、元の映像によって正しい文字を確認することができる。
【0063】
また、映像データから任意の文字部分を自動的に抽出することによって、文字が含まれている箇所をユーザーが指示する必要がないため、快適に映像を見ることができる。
【0064】
次に、本実施形態の表示装置100における他の表示方法の例について説明する。
【0065】
図6は、本実施形態の表示装置100において、元の映像とは別に表示される文字表示領域を設定可能とした表示方法を説明するためのフローチャートである。
【0066】
ステップS201では、文字表示領域について、文字サイズおよびレイアウト等の設定を行う。この処理については、後で図7を用いて詳述する。
【0067】
ステップS202では、外部からテレビジョン信号等として受信された映像信号や、デジタルカメラ等から入力された画像データ(映像信号)を、表示装置100に入力する。
【0068】
ステップS203では、入力された映像データから文字部分を抽出する。文字範囲は、自動的に設定することもでき、また、ユーザーが選択することもできる。この文字抽出処理は、CPU2によって、補助記憶装置4に格納されている文字抽出プログラム4aをRAM3内に書き出して行われる。
【0069】
ステップS204では、ステップS203で抽出された文字部分を文字認識し、認識された文字に対応した文字データ(映像信号)を生成する。この文字認識処理および文字生成処理は、CPU2によって、補助記憶装置4に格納されている文字認識プログラム4bおよび文字生成プログラム4bをRAM3内に書き出して行われる。
【0070】
ステップS205では、生成された文字データ(映像信号)を表示部5に表示する。また、ステップS204にて認識された文字の字間、行間およびマージン(上下左右)を標準値とするレイアウトデータを、補助記憶装置4の文字表示画像設定テーブル4dに設定する。さらに、ステップS204にて認識された文字部分のサイズは、文字表示領域のサイズとして文字表示画像設定テーブル4dに設定する。
【0071】
ステップS210では、入力された元の映像を、表示部5の文字表示領域とは別の表示領域(映像表示領域)に表示する。
【0072】
図7は、図6のステップS201の処理例を詳しく説明するためのフローチャートである。ここで、図2に示す表示画像設定テーブル4dには、書体、文字の太さ、文字色、背景色、文字表示領域のサイズ(高さおよび幅)、文字表示領域の位置、文字サイズ、文字のレイアウト(字間および行間)、マージン(上下左右)が設定されており、標準値として図8(a)に示すような値が設定されているものとする。
【0073】
ステップS321では、表示部5に文字表示画像設定画面を表示する。
【0074】
ステップS322では、書体の設定を行う。書体のデータは、補助記憶装置4にフォントデータ4gとして格納されており、そのフォントデータ4gをRAM3内に書き出して文字表示設定画面上に表示し、ユーザーがデータを選択することによって、所望の書体に設定することができる。
【0075】
ステップS322では、文字線分の太さの設定を行う。文字線分の太さのデータは、補助記憶装置4にフォントデータ4gとして格納されており、そのフォントデータ4gをRAM3内に書き出して文字表示設定画面上に表示し、ユーザーがデータを選択することによって、所望の線分の太さに設定することができる。
【0076】
ステップS324では、文字色および背景色の設定を行う。文字色および背景色のデータは、補助記憶装置4にフォントデータ4gとして格納されており、そのフォントデータ4gをRAM3内に書き出して文字表示設定画面上に表示し、ユーザーがデータを選択することによって、所望の文字色および背景色を設定することができる。
【0077】
ステップS325では、文字表示領域のサイズ設定を行う。ユーザーは、文字表示画像設定画面上で文字表示領域の高さおよび幅、位置を所望の値に設定することができる。
【0078】
ステップS326では、文字サイズ、テキストレイアウト(字間・行間)およびマージンの設定を行う。ユーザーは、文字表示画像設定画面上で文字サイズ、テキストレイアウトおよびマージンを所望の値に設定することができる。レイアウトの計算は、補助記憶装置4に格納されているレイアウト計算プログラム4fをRAM3内に書き出すことによって行われ、ステップS325にて設定された文字表示領域のサイズによって、レイアウトが計算される。図8(a)に示す標準値では、行間は文字サイズの1.36倍に設定されている。
【0079】
ステップS327では、文字サイズがステップS325で設定された文字表示領域のサイズに収まるか否かを判定する。この際に、標準値として、設定された文字表示領域のサイズに収まる範囲で、テキストレイアウト(字間・行間)およびマージンの値が表示画像設定画面上に表示される。文字サイズがステップS325で設定された文字表示領域のサイズに収まる場合(Yes)には、ステップS331に進み、収まらない場合(No)にはステップS328に進む。なお、行について、文字表示領域(高さ)≧文字サイズ×行数+字間×字数となった場合、および、列について、文字表示領域(幅)≧文字サイズ×列数+行間×行数となった場合には、文字表示領域内で表示画像を図9に示すようにスクロールさせるか、またはトグルさせることによって文字を表示することができる。
【0080】
ステップS328では、文字表示領域のサイズに文字サイズが収まらない場合に、ステップS326にて設定した文字のサイズ、テキストレイアウトおよびマージンを再設定するか否かを判定する。ステップS326で設定した文字のサイズ、テキストレイアウトおよびマージンを再設定する場合(Yes)にはステップS326に戻り、文字のサイズ、テキストレイアウトおよびマージンを再設定する。また、ステップS326で設定した文字のサイズ、テキストレイアウトおよびマージンを再設定しない場合(No)にはステップS325に戻り、文字表示領域のサイズを再設定する。
【0081】
ステップS329では、ステップS322〜ステップS326で設定した文字表示例を表示画面上に表示する。
【0082】
ステップS330では、ステップS322〜ステップS326で設定した文字表示例で良いか否かをユーザーが判定する。ステップS322〜ステップS326で設定した文字表示例で良い場合にはステップS331に進み、ユーザーが気に入らならない場合にはステップS322に戻って再設定を行う。
【0083】
ステップS331では、ステップS321〜ステップS330までの処理が完了したことを示す表示画面を表示する。図8(b)に、文字表示画像設定処理後の表示画像設定テーブル4dのデータ例を示す。
【0084】
上記図6および図7に示す表示方法について、さらに具体的な例を挙げて説明する。
【0085】
図10は、図6に示すフローチャートの具体的な例を示す図であり、図11A〜図11Cは、図7に示すフローチャートの具体的な例を示す図である。
【0086】
図6のステップS201では、図10のF201に示す文字表示領域設定処理が行われる。その具体的な処理は、図7のステップS321〜ステップS331に相当する、図11A〜図10CのF320〜F325およびF333〜F334に示すように行われる。
【0087】
図7のステップS321では、図11AのF320に示すように、文字表示設定画像設定画面が表示される。
【0088】
図7のステップS322〜ステップS324では、図11AのF321に示すように、書体、文字色、背景色、文字線分の太さの設定を行う。
【0089】
図7のステップS325では、図11AのF322に示すように、文字表示領域の設定を行う。この例では、文字表示領域の高さを42dot、幅を192dotとして設定している。また、文字表示領域の位置を映像画面下から左10dot、上10dotのマージンを開けるように設定している。設定の単位は、dot(ドット)に限られず、mm(ミリメートル)等であってもよい。
【0090】
図7のステップS326では、図11BのF323およびF333に示すように、文字サイズ、レイアウト(字間・行間)およびマージン(上下左右)の設定を行う。文字サイズ、テキストレイアウトおよびマージンについても、ユーザーの好みで設定することができる。標準では、行間は文字サイズの1.36倍、字間は文字サイズの0.12倍に設定されている。図11BのF323では、文字表示領域内に文字サイズが収まる数値を設定しており、文字サイズを25dot、字間を3dot、行間を9dot、マージン上を9dot、下を7dot、左を29dot、右を31dotとして設定している。また、図11BのF333では、文字表示領域内に文字サイズが収まらない数値を設定しており、文字サイズを50dot、字間を6dot、行間を18dot、マージン上を9dot、下を7dot、左を29dot、右を31dotとして設定している。サイズ設定の単位は、dot(ドット)に限られず、mm(ミリメートル)、pt(ポイント)等であってもよい。
【0091】
図7のステップS327において、文字表示画像が図6のステップS325で設定された文字表示領域のサイズに収まる場合(図11BのF323)には図7のステップS329(図11CのF324)に進み、収まらない場合(図11BのF333)には図7のステップS328(図11BのF334)に進む。
【0092】
図11BのF334は、図7のステップS327において文字表示領域に図11BのF333で設定した文字サイズが収まるか否かを判定し、入らなかった例を示している。この例では、図11BのF333で文字サイズを50dotと設定しているため、図11AのF322で設定された文字表示領域サイズの高さ42dotに収まらない。そこで、文字サイズの再設定を行う場合には、図7のステップS326に相当する図10BのF333へ戻り、文字表示領域から再設定を行う場合には図7のステップS325に相当する図11AのF322へ戻る。
【0093】
図7のステップS329およびステップS330では、図11CのF324に示すように、図7のステップS322〜ステップS326に相当する図11AのF321〜図11BのF323で設定した表示例を表示画面上に表示して確認することができる。ユーザーは、表示例で良い場合には図7のステップS331に相当する図11CのF325に進み、気に入らならない場合には図7のステップS322に相当する図11AのF321に戻って再設定を行う。
【0094】
図7のステップS331では、図11CのF325に示すように、文字表示領域の設定処理が完了したことを示す表示画面を表示する。
【0095】
図6のステップS202では、図10のF202に示す映像データ(映像信号)を表示装置1に入力する。
【0096】
図6のステップS203では、図10のF203に示すように、映像中に文字が含まれているか否かを判断し、映像データから文字部分を抽出する。ここでは、□で囲まれている部分が文字部分として抽出される。
【0097】
図6のステップS204では、図10のF204に示すように、抽出された文字部分を文字認識し、認識された文字に対応した文字データ(映像信号)を生成する。ここでは、○で囲まれている部分が文字として認識される。
【0098】
図6のステップS205では、図10のF205に示すように、生成された文字データ(映像信号)を表示部5に表示する。
【0099】
図6のステップS210では、図10のF210に示すように、入力された元の映像を、表示部5の文字表示領域とは別の領域(映像表示領域)に表示する。このとき、表示画面には、ステップS205で表示された文字表示画像と元の映像とが共に表示される。
【0100】
この表示方法によれば、図5(a)に示すような映像(映像データ)が入力された場合に、入力された映像データから任意の文字部分を抽出し、抽出された文字部分から認識された文字を、映像とは別に文字表示ウィンドウ等の文字表示領域に表示する際に、その文字表示領域の大きさを拡大して設定することによって、入力された映像では読み難かった文字を読み易く表示することができる。
【0101】
また、図5(b)に示すように、文字表示領域内のレイアウト(字間や行間)を、文字のサイズ、文字線分の太さ等に応じて設定することによって、文字の読み易さを向上することができる。
【0102】
また、図12(b)に示すように、文字表示領域内の文字のサイズをユーザーが設定できるようにすることにより、文字の読み易さを向上することができる。
【0103】
また、文字表示領域内のレイアウトや文字のサイズを設定することによって、図9(a)に示すように、文字表示領域内に文字が入らなくなった場合でも、図9(b)に示すように、スクロール技術やトグル技術を用いることによって、文字表示領域に文字を表示させることができる。
【0104】
また、図13(b)に示すように、文字表示領域内に表示される文字の書体をユーザーが設定できるようにすることにより、文字の読み易さを向上すると共に、ユーザーの好みの書体で文字を表示することができる。
【0105】
また、図13(b)に示すように、文字表示領域内に表示される文字の色および背景の色をユーザーが設定できるようにすることにより、文字の読み易さを向上すると共に、ユーザーの好みの色で文字を表示することができる。
【0106】
また、図14(b)に示すように、文字表示領域内に表示される文字線分の太さをユーザーが設定できるようにすることにより、文字の読み易さを向上すると共に、ユーザーの好みの太さで文字を表示することができる。
【0107】
次に、本実施形態の表示装置100における、さらに他の表示方法について説明する。
【0108】
図15は、本実施形態の表示装置100において、元の映像のサイズを変更可能とした表示方法を説明するためのフローチャートである。
【0109】
ステップS401では、文字表示領域について、文字サイズおよびレイアウト等の設定を行う。このステップS401の処理は、図6に示すステップS201と同様に行うことができる。
【0110】
ステップS402では、外部からテレビジョン信号等として受信された映像信号や、インターネットを介してホームページから受信された画像データ(映像信号)、デジタルカメラ等から入力された画像データ(映像信号)を、表示装置100に入力する。
【0111】
ステップS403では、入力された映像データから文字部分を抽出する。文字範囲は、自動的に設定することもでき、また、ユーザーが選択することもできる。この文字抽出処理は、CPU2によって、補助記憶装置4に格納されている文字抽出プログラム4aをRAM3内に書き出して行われる。
【0112】
ステップS404では、ステップS403で抽出された文字部分を文字認識し、認識された文字に対応した文字データ(映像信号)を生成する。この文字認識処理および文字生成処理は、CPU2によって、補助記憶装置4に格納されている文字認識プログラム4bおよび文字生成プログラム4bをRAM3内に書き出して行われる。
【0113】
ステップS405では、生成された文字データ(映像信号)を表示部5に表示する。また、ステップS404にて認識された文字の字間、行間およびマージン(上下左右)を標準値とするレイアウトデータを、補助記憶装置4の文字表示画像設定テーブル4dに設定する。さらに、ステップS404にて認識された文字部分のサイズは、文字表示領域のサイズとして文字表示画像設定テーブル4dに設定する。
【0114】
ステップS410では、ステップS402で入力された元の映像と表示部5の解像度が違う場合や、映像を大きく表示したい場合等に、元の映像のサイズを変更する。映像(画像)拡大処理は、補助記憶装置4に格納されている拡大プログラム4eをRAM3内に書き出して行われる。
【0115】
ステップS412では、ステップS410で拡大された映像を、表示部5の文字表示領域とは別の領域に表示する。
【0116】
上記図15に示す表示方法について、さらに具体的な例を挙げて説明する。
【0117】
図16Aおよび図16Bは、図15に示すフローチャートの具体的な例を示す図である。
【0118】
図15のステップS401では、図16AのF401に示す文字表示領域設定処理が行われる。その具体的な処理は、上記図11A〜図11CのF320〜F325およびF333〜F334に示すように行われる。
【0119】
図15のステップS402では、図16AのF402に示す映像(映像信号)を表示装置1に入力する。
【0120】
図15のステップS403では、図16AのF403に示すように、映像中に文字が含まれているか否かを判断し、映像データから文字部分を抽出する。ここでは、□で囲まれている部分が文字部分として抽出される。
【0121】
図15のステップS404では、図16AのF404に示すように、抽出された文字部分を文字認識し、認識された文字に対応した文字(映像信号)を生成する。ここでは、○で囲まれている部分が文字として認識される。
【0122】
図15のステップS405では、図16AのF405に示すように、生成された文字データ(映像信号)を表示部5に表示する。
【0123】
図16BのF410は、図15のステップS402で入力された元の映像を拡大して出力するか、または拡大しないかを選択するための表示画面である。ここでは、元の映像を拡大率120%で拡大する例を示している。
【0124】
図15のステップS410およびS412では、図16BのF411に示すように、元の映像のサイズを拡大し、表示部5の文字表示領域とは別の領域に表示する。このとき、表示画面には、ステップS405で表示された文字表示画像と元の映像を拡大した映像とが共に表示される。
【0125】
この表示方法によれば、図17(a)に示すような映像(映像データ)が入力された場合に、図17(b)に示すように、認識文字とは別に表示される映像の大きさを変更することによって、入力された映像と表示装置の解像度が合っていない場合等でも対応することができる。例えば、パーソナルコンピュータのモニターでテレビジョン番組を見る場合には、パーソナルコンピュータのモニターの解像度が高いため、入力された映像が小さく表示される場合があるが、この表示方法によれば表示画面のほぼ全面を利用して映像を表示することができる。
【0126】
次に、本実施形態の表示装置における、さらに他の表示方法について説明する。
【0127】
図18は、本実施形態の表示装置100において、元の映像のコントラストを変更可能とした表示方法を説明するためのフローチャートである。
【0128】
ステップS501では、文字表示領域について、文字サイズおよびレイアウト等の設定を行う。このステップS501の処理は、図6に示すステップS201と同様に行うことができる。
【0129】
ステップS502では、外部からテレビジョン信号等として受信された映像信号や、インターネットを介してホームページから受信された画像データ(映像信号)、デジタルカメラ等から入力された画像データ(映像信号)を、表示装置100に入力する。
【0130】
ステップS503では、入力された映像データから文字部分を抽出する。文字範囲は、自動的に設定することもでき、また、ユーザーが選択することもできる。この文字抽出処理は、CPU2によって、補助記憶装置4に格納されている文字抽出プログラム4aをRAM3内に書き出して行われる。
【0131】
ステップS504では、ステップS503で抽出された文字部分を文字認識し、認識された文字に対応した文字データ(映像信号)を生成する。この文字認識処理および文字生成処理は、CPU2によって、補助記憶装置4に格納されている文字認識プログラム4bおよび文字生成プログラム4bをRAM3内に書き出して行われる。
【0132】
ステップS505では、生成された文字データ(映像信号)を表示部5に表示する。また、ステップS504にて認識された文字の字間、行間およびマージン(上下左右)を標準値とするレイアウトデータを、補助記憶装置4の文字表示画像設定テーブル4dに設定する。さらに、ステップS504にて認識された文字部分のサイズは、文字表示領域のサイズとして文字表示画像設定テーブル4dに設定する。
【0133】
ステップS510では、ステップS502で入力された元の映像と表示部5の解像度が違う場合や、映像を大きく表示したい場合等に、元の映像のサイズを変更する。映像(画像)拡大処理は、補助記憶装置4に格納されている拡大プログラム4eをRAM3内に書き出して行われる。
【0134】
ステップS512では、ステップS502で入力された元の映像が暗くて見にくい場合や、文字表示領域を強調して表示したい場合等に、元の映像のコントラストを変更する。このコントラスト変更処理は、CPU2によって、補助記憶装置4に格納されているコントラスト変更プログラム4iをRAM3内に書き出して行われる。
【0135】
ステップS513では、ステップS510およびステップS512で変更された映像を、表示部5の文字表示領域とは別の領域に表示する。
【0136】
上記図18に示す表示方法について、さらに具体的な例を挙げて説明する。
【0137】
図19Aおよび図19Bは、図18に示すフローチャートの具体的な例を示す図である。
【0138】
図18のステップS501では、図19AのF501に示す文字表示領域設定処理が行われる。その具体的な処理は、上記図11A〜図11CのF320〜F325およびF333〜F334に示すように行われる。
【0139】
図18のステップS502では、図19AのF502に示す映像(映像信号)を表示装置1に入力する。
【0140】
図18のステップS503では、図19AのF503に示すように、映像中に文字が含まれているか否かを判断し、映像データから文字部分を抽出する。ここでは、□で囲まれている部分が文字部分として抽出される。
【0141】
図18のステップS504では、図19AのF504に示すように、抽出された文字部分を文字認識し、認識された文字に対応した文字データ(映像信号)を生成する。ここでは、○で囲まれている部分が文字として認識される。
【0142】
図18のステップS505では、図19AのF505に示すように、生成された文字データ(映像信号)を表示部5に表示する。
【0143】
図19BのF510は、図18のステップS502で入力された元の映像を拡大して出力するか、または拡大しないかを選択するための表示画面である。ここでは、元の映像を拡大率120%で拡大する例を示している。図19BのF511は、図19BのF510に示す拡大率で拡大した映像の表示例を示している。
【0144】
図19BのF512は、映像のコントラストを設定するための表示画面である。映像のコントラストは、上下の表示ボタンを選択することによって設定することができる。
【0145】
図18のステップS510、ステップS512およびステップS513では、図19BのF513に示すように、元の映像のサイズおよびコントラストを変更し、表示部5の文字表示領域とは別の領域に表示する。このとき、表示画面には、ステップS505で表示された文字表示画像と元の映像のサイズおよびコントラストを変更した映像とが共に表示される。
【0146】
この表示方法によれば、図20(a)に示すような映像が入力された場合に、図20(b)に示すように、認識文字とは別に表示される映像のコントラストを変更することによって、映像とは別に表示される文字表示領域を強調して、必要な情報を見易くすることができる。例えば、料理番組やニュース番組をパーソナルコンピュータや携帯型情報端末機器のモニター等で見る場合に、この表示方法を利用することによって、文字表示と関係が無いない映像のコントラストを下げることができ、ユーザーが見たい部分だけを明瞭に見ることができる。
【0147】
次に、本実施形態の表示装置100における、さらに他の表示方法について説明する。
【0148】
図22は、本実施形態の表示装置100において、文字表示領域の表示/非表示を制御可能とした表示方法を説明するためのフローチャートである。
【0149】
ステップS600では、映像表示領域とは別に文字表示領域が必要か否かを判定するための画面を表示して、文字表示領域を表示するか否かを判定する。文字表示領域が必要な場合にはステップS601に進み、文字表示領域が必要ではない場合にはステップS610に進む。
【0150】
ステップS601では、文字表示領域について、文字サイズおよびレイアウト等の設定を行う。このステップS601の処理は、図6に示すステップS201と同様に行うことができる。
【0151】
ステップS602では、外部からテレビジョン信号等として受信された映像信号や、インターネットを介してホームページから受信された画像データ(映像信号)、デジタルカメラ等から入力された画像データ(映像信号)を、表示装置100に入力する。
【0152】
ステップS603では、入力された映像データから文字部分を抽出する。文字範囲は、自動的に設定することもでき、また、ユーザーが選択することもできる。この文字抽出処理は、CPU2によって、補助記憶装置4に格納されている文字抽出プログラム4aをRAM3内に書き出して行われる。
【0153】
ステップS604では、ステップS603で抽出された文字部分を文字認識し、認識された文字に対応した文字(映像信号)を生成する。この文字認識処理および文字生成処理は、CPU2によって、補助記憶装置4に格納されている文字認識プログラム4bおよび文字生成プログラム4bをRAM3内に書き出して行われる。
【0154】
ステップS605では、生成された文字データ(映像信号)を表示部5に表示する。また、ステップS604にて認識された文字の字間、行間およびマージン(上下左右)を標準値とするレイアウトデータを、補助記憶装置4の文字表示画像設定テーブル4dに設定する。さらに、ステップS604にて認識された文字部分のサイズは、文字表示領域のサイズとして文字表示画像設定テーブル4dに設定する。
【0155】
ステップS610では、ステップS602で入力された元の映像と表示部5の解像度が違う場合や、映像を大きく表示したい場合等に、元の映像のサイズを変更する。映像(画像)拡大処理は、補助記憶装置4に格納されている拡大プログラム4eをRAM3内に書き出して行われる。
【0156】
ステップS612では、ステップS602で入力された元の映像が暗くて見にくい場合や、文字表示領域を強調して表示したい場合等に、元の映像のコントラストを変更する。このコントラスト変更処理は、CPU2によって、補助記憶装置4に格納されているコントラスト変更プログラム4iをRAM3内に書き出して行われる。
【0157】
ステップS613では、ステップS610およびステップS612で変更された映像を、表示部5の文字表示領域とは別の領域に表示する。
【0158】
上記図21に示す表示方法について、さらに具体的な例を挙げて説明する。
【0159】
図22Aおよび図22Bは、図21に示すフローチャートの具体的な例を示す図である。
【0160】
図21のステップS600では、図22AのF600に示すように、映像表示領域とは別に文字表示領域が必要か否かを判定するための画面を表示して、文字表示領域を表示するか否かを判定する。文字表示領域が必要な場合には図21のステップS601に相当する図22AのF601に進み、文字表示領域が必要ではない場合には図21のステップS610に相当する図22BのF610に進む。
【0161】
図21のステップS601では、図22AのF601に示す文字表示領域設定処理が行われる。その具体的な処理は、上記図11A〜図11CのF320〜F325およびF333〜F334に示すように行われる。
【0162】
図21のステップS602では、図22AのF602に示す映像(映像信号)を表示装置1に入力する。
【0163】
図21のステップS603では、図22AのF603に示すように、映像中に文字が含まれているか否かを判断し、映像データから文字部分を抽出する。ここでは、□で囲まれている部分が文字部分として抽出される。
【0164】
図21のステップS604では、図22AのF604に示すように、抽出された文字部分を文字認識し、認識された文字に対応した文字データ(映像信号)を生成する。ここでは、○で囲まれている部分が文字として認識される。
【0165】
図21のステップS605では、図22AのF605に示すように、生成された文字データ(映像信号)を表示部5に表示する。
【0166】
図22BのF610は、図21のステップS602で入力された元の映像を拡大して出力するか、または拡大しないかを選択するための表示画面である。ここでは、元の映像を拡大率120%で拡大する例を示している。図22BのF611は、図22BのF610に示す拡大率で拡大した映像の表示例を示している。
【0167】
図22BのF612は、映像のコントラストを設定するための表示画面である。映像のコントラストは、上下の表示ボタンを選択することによって設定することができる。
【0168】
図21のステップS610、ステップS612およびステップS613では、図22BのF613に示すように、元の映像のサイズおよびコントラストを変更し、表示部5の文字表示領域とは別の領域に表示する。このとき、表示画面には、ステップS605で表示された文字表示画像と元の映像のサイズおよびコントラストを変更した映像とが共に表示される。
【0169】
この表示方法によれば、例えばボタンを押して文字表示領域をオン/オフ制御すること等ができるため、ユーザーが必要なときにのみ、映像から認識した文字を表示することができる。
【0170】
次に、本実施形態の表示装置100における、さらに他の表示方法について説明する。
【0171】
図23は、本実施形態の表示装置100において、文字表示領域を制御可能とした表示方法を説明するためのフローチャートである。
【0172】
ステップS701では、外部からテレビジョン信号等として受信された映像信号や、デジタルカメラ等から入力された画像データ(映像信号)を、表示装置100に入力する。
【0173】
ステップS702では、入力された映像データから文字部分を抽出する。文字範囲は、自動的に設定することもでき、また、ユーザーが選択することもできる。この文字抽出処理は、CPU2によって、補助記憶装置4に格納されている文字抽出プログラム4aをRAM3内に書き出して行われる。
【0174】
ステップS703では、ステップS702で文字部分が抽出されたか否かを判断し、文字部分が無い場合にはステップS708に進み、文字部分がある場合にはステップS704に進む。
【0175】
ステップS704では、ステップS702で抽出された文字部分を文字認識し、認識された文字に対応した文字データ(映像信号)を生成する。この文字認識処理および文字生成処理は、CPU2によって、補助記憶装置4に格納されている文字認識プログラム4bおよび文字生成プログラム4bをRAM3内に書き出して行われる。
【0176】
ステップS705では、認識した文字が前回と同じであるか否かを判断し、前回と同じであると判断した場合にはステップS708に進み、前回と異なると判断した場合にはステップS706に進む。
【0177】
ステップS706では、認識した文字(文字データ)を、図2に示す補助記憶装置4の文字保存領域4hに記憶する。文字保存領域4hは、一定の記憶容量を有しているものとして、文字保存領域4hが一杯になると、古いものから順次消去するようにしてもよい。
【0178】
ステップS707では、認識した文字データ(映像信号)を表示部5に表示する。
【0179】
ステップS708では、入力された元の映像を、表示部5の文字表示領域とは別の領域に表示する。
【0180】
ステップS709では、映像データが終わりか否かを判断し、まだ映像データがある場合にはステップS701に戻り、もう映像データが無い場合には、処理を終了する。
【0181】
この表示方法によれば、映像中に同じ文字が表示されている場合には、文字表示領域の表示を更新しないため、画面のちらつきを抑えることもできる。また、入力映像中に文字が含まれている場合にのみ、文字表示領域を表示させることができる。よって、文字表示領域に表示された文字は、映像中に文字が無くなっても、次に文字部分を含む映像データが入力されるまで表示され、ユーザーは慌てて文字を読む必要がなく、文字を読み易くなる。さらに、例えばボタンを押している間は映像データから認識した表示文字の更新を行わない等という制御をすることができるので、ユーザーが文字を読んでいる最中に映像データから認識した表示文字が消えてしまって読めないこと等を防ぐことができる。
【0182】
さらに、この表示方法では、映像データから認識した文字(文字データ)を文字保存領域4hに保存しているので、例えばボタンを押すことなどによって、映像とは別の任意の時刻に表示させることができる。例えば、料理番組やニュース番組をパーソナルコンピュータや携帯型情報端末機器のモニター等で見る場合に、ユーザーは、番組が放映された後で見たい部分を見ることができ、また、料理番組のレシピ等を書き移す場合等にも有効である。また、文字のデータ量は、映像のデータ量に比べて格段に容量が小さいため、映像データを保存するよりも、小さい保存領域で保存することができる。
【0183】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、入力された映像データから任意の文字部分を抽出し、抽出された文字部分から文字を認識して表示する際に、認識文字を映像とは別に、文字表示ウィンドウ等の文字表示領域に表示することによって、入力映像では読み難かった文字を読み易く表示することができる。
【0184】
また、入力映像と別に文字を表示するため、入力映像の文字部分を消す処理が不要となり、入力映像の著作権を侵害するおそれもない。また、文字の認識を誤ったとしても、認識文字とは別に表示されている元の映像中に正しい文字データが表示されているので、ユーザーは元の映像によって正しい文字を確認することができる。
【0185】
また、入力された映像データから任意の文字部分を自動的に抽出することによって、文字部分をユーザーが指示しなくても良いため、快適に映像を見ることができる。
【0186】
また、入力された映像データから認識された文字を、映像とは別に、文字表示ウィンドウ等の文字表示領域に表示する際に、その文字表示領域の大きさを拡大設定することによって、入力映像では読み難くかった文字を読み易く表示することができる。
【0187】
また、入力された映像データから認識された文字を、映像とは別に、文字表示ウィンドウ等の文字表示領域に表示する際に、その文字表示領域の位置を設定することによって、ユーザーが好みの位置で文字を表示することができる。
【0188】
また、文字表示領域内のレイアウト(字間や行間)を、文字のサイズや太さに応じて設定することによって、文字の読み易さを向上することができる。
【0189】
また、文字表示領域内に表示される文字のサイズをユーザーが設定できるようにすることによって、文字の読み易さを向上することができる。
【0190】
また、文字表示領域内に表示される文字の書体をユーザーが設定できるようにすることによって、文字の読み易さを向上すると共に、ユーザーの好みの書体で文字を表示することができる。
【0191】
また、文字表示領域内に表示される文字の色および背景の色をユーザーが設定できるようにすることによって、文字の読み易さを向上すると共に、ユーザーの好みの色で文字を表示することができる。
【0192】
また、文字表示領域内に表示される文字の線分の太さをユーザーが設定できるようにすることによって、文字の読み易さを向上すると共に、ユーザーの好みの線分の太さで文字を表示することができる。
【0193】
また、映像の大きさを変更して表示することによって、入力映像と表示装置の解像度が合っていない場合でも対応することができる。
【0194】
また、映像のコントラストを変更して表示することによって、映像とは別に表示される文字表示領域を強調して、必要な情報を見易くすることができる。
【0195】
また、文字表示領域の表示/非表示を制御できるようにすることによって、ユーザーが必要なときにのみ認識文字を表示することができる。
【0196】
また、文字表示領域に表示される文字の更新を行わないように制御可能とすることによって、認識文字が消えてしまって読めなくなることを防ぐことができる。また、入力映像に文字が含まれている場合にのみ、文字表示を行うように制御することもできる。
【0197】
また、認識された文字データを記憶する記憶手段を設けることによって、認識文字を映像とは別に任意の時刻に表示することができる。
【0198】
また、設定されたレイアウトや文字の大きさでは、文字表示領域内に文字が入らない場合には、スクロール技術やトグル技術を用いることによって、文字表示領域内に認識文字を表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の表示装置に入力される映像の一部を示す図であり、(b)は、本発明の表示装置に表示される映像表示領域と文字表示領域の例を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態である表示装置の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態である表示方法について説明するためのフローチャートである。
【図4】図3に示す表示方法の具体的な例を示す図である。
【図5】(a)は、図3に示す表示方法において表示装置に入力される映像の一部を示す図であり、(b)は、表示装置に表示される映像表示領域と文字表示領域の例を示す図である。
【図6】本発明の他の実施形態である表示方法について説明するためのフローチャートである。
【図7】図6に示す表示方法における文字表示領域の設定処理を詳細に説明するためのフローチャートである。
【図8】(a)は文字表示画像設定テーブルの標準値の例を示す図であり、(b)は文字表示画像設定テーブルの設定値の例を示す図である。
【図9】(a)は図6に示す表示方法において表示装置に入力される映像の一部を示す図であり、(b)は文字表示領域内で表示をスクロールさせた例を示す図である。
【図10】図6に示す表示方法の具体的な例を示す図である。
【図11A】図7に示す処理の具体的な例の一部を示す図である。
【図11B】図7に示す処理の具体的な例の一部を示す図である。
【図11C】図7に示す処理の具体的な例の一部を示す図である。
【図12】(a)は、図6に示す表示方法において表示装置に入力される映像の一部を示す図であり、(b)は、表示装置に表示される映像表示領域と文字表示領域の例を示す図である。
【図13】(a)は、図6に示す表示方法において表示装置に入力される映像の一部を示す図であり、(b)は、表示装置に表示される映像表示領域と文字表示領域の例を示す図である。
【図14】(a)は、図6に示す表示方法において表示装置に入力される映像の一部を示す図であり、(b)は、表示装置に表示される映像表示領域と文字表示領域の例を示す図である。
【図15】本発明の他の実施形態である表示方法について説明するためのフローチャートである。
【図16A】図15に示す処理の具体的な例の一部を示す図である。
【図16B】図15に示す処理の具体的な例の一部を示す図である。
【図17】(a)は、図15に示す表示方法において表示装置に入力される映像の一部を示す図であり、(b)は、表示装置に表示される映像表示領域と文字表示領域の例を示す図である。
【図18】本発明の他の実施形態である表示方法について説明するためのフローチャートである。
【図19A】図18に示す処理の具体的な例の一部を示す図である。
【図19B】図18に示す処理の具体的な例の一部を示す図である。
【図20】(a)は、図18に示す表示方法において表示装置に入力される映像の一部を示す図であり、(b)は、表示装置に表示される映像表示領域と文字表示領域の例を示す図である。
【図21】本発明の他の実施形態である表示方法について説明するためのフローチャートである。
【図22A】図21に示す処理の具体的な例の一部を示す図である。
【図22B】図21に示す処理の具体的な例の一部を示す図である。
【図23】本発明の他の実施形態である表示方法について説明するためのフローチャートである。
【図24】(a)は、従来の表示装置に入力される映像の一部を示す図であり、(b)は、従来の表示方法における問題点を示す図である。
【図25】(a)は、従来の表示装置に入力される映像の一部を示す図であり、(b)は、従来の表示方法における他の問題点を示す図である。
【図26】(a)は、従来の表示装置に入力される映像の一部を示す図であり、(b)は、従来の表示方法におけるさらに他の問題点を示す図である。
【図27】(a)は、従来の表示装置に入力される映像の一部を示す図であり、(b)は、従来の表示方法におけるさらに他の問題点を示す図である。
【符号の説明】
1  入力部
2  CPU
3  RAM
4  補助記憶装置
4a  文字抽出プログラム
4b  文字認識プログラム
4c  文字生成プログラム
4d  文字表示画像設定テーブル
4e  拡大プログラム
4f  レイアウト計算プログラム
4g  フォントデータ
4h  文字保存領域
4i  コントラスト変更プログラム
5  表示部
10  映像表示領域
20  文字表示領域
100  表示装置

Claims (20)

  1. 映像データが入力される映像入力手段と、
    入力された映像データから任意の文字部分を抽出する文字抽出手段と、
    抽出された文字部分を文字認識する文字認識手段と、
    入力された映像データを表示する表示手段とを有する表示装置において、
    入力された映像データから抽出されて認識された文字が、映像表示領域とは別の文字表示領域に表示されるように表示制御する制御部を有する表示装置。
  2. 前記制御部は、文字表示領域のサイズを設定する文字表示領域設定手段を有する請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記制御部は、文字表示領域の位置を設定する文字表示領域設定手段を有する請求項1に記載の表示装置。
  4. 映像データが入力される映像入力手段と、
    入力された映像データから任意の文字部分を抽出する文字抽出手段と、
    抽出された文字部分を文字認識する文字認識手段と、
    入力された映像データを表示する表示手段とを有する表示装置において、
    入力された映像データから抽出されて認識された文字が、映像とは別に任意の時刻に表示されるように表示制御する制御部を有する表示装置。
  5. 入力された映像データから抽出されて認識された文字を記憶する記憶手段をさらに有する請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記制御部は、映像とは別に表示される文字の大きさを設定する文字サイズ設定手段を有する請求項1または請求項4に記載の表示装置。
  7. 前記文字サイズ設定手段は、映像とは別に表示される文字の大きさを元の映像データに含まれる文字部分と比べて拡大する請求項6に記載の表示装置。
  8. 前記制御部は、映像とは別に表示される文字の書体を設定する文字書体設定手段を有する請求項1または請求項4に記載の表示装置。
  9. 前記制御部は、映像とは別に表示される文字の色を設定する文字色設定手段を有する請求項1または請求項4に記載の表示装置。
  10. 前記制御部は、映像とは別に表示される文字の線分の太さを設定する文字線分設定手段を有する請求項1または請求項4に記載の表示装置。
  11. 前記制御部は、映像とは別に表示される文字のレイアウトを設定する文字レイアウト設定手段を有する請求項1または請求項4に記載の表示装置。
  12. 前記制御部は、映像表示領域の大きさを変更する映像表示領域変更手段を有する請求項1または請求項4に記載の表示装置。
  13. 前記制御部は、映像のコントラストを変更する映像コントラスト変更手段を有する請求項1または請求項4に記載の表示装置。
  14. 前記制御部は、映像とは別に表示される文字の表示/非表示を制御する文字表示制御手段を有する請求項1または請求項4に記載の表示装置。
  15. 前記制御部は、入力された映像データに文字部分が含まれていない場合に、文字表示を行わないように制御する文字表示判定制御手段を有する請求項1または請求項4に記載の表示装置。
  16. 前記制御部は、映像とは別に文字を表示する際に、文字表示領域内に文字が収まらない場合に、文字表示領域内で画面をスクロールまたはトグルさせる文字表示領域可動制御手段を有する請求項1または請求項4に記載の表示装置。
  17. 映像データを入力するステップと、
    入力された映像データから任意の文字部分を抽出するステップと、
    抽出された文字部分を文字認識するステップと、
    入力された映像データを映像表示領域に表示すると共に、入力された映像データから抽出されて認識された文字を、映像表示領域とは別の文字表示領域に表示するステップとを含む映像表示方法。
  18. 映像データを入力するステップと、
    入力された映像データから任意の文字部分を抽出するステップと、
    抽出された文字部分を文字認識するステップと、
    入力された映像データを表示するステップと、
    入力された映像データから抽出されて認識された文字を、映像とは別に任意の時刻に表示するステップとを含む映像表示方法。
  19. 請求項17または請求項18に記載の映像表示方法をコンピューターに実行させるための処理手順が記述された映像表示プログラム。
  20. 請求項19に記載の映像表示プログラムが記録されたコンピューター読み取り可能な記録媒体。
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