JP2004023464A - 光伝送装置の光出力停止方式 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】マルチフレーム検出回路4から出力されるMFLOSS信号26、制御信号検出回路5から出力されるACT信号27、クロック断検出回路6から出力される断検出信号28、及び対局警報検出回路11から出力される対局警報検出信号32の少なくとも何れか一つの信号がLowレベルのとき、CMIデータ信号29の論理に関係なく、論理積素子7からの出力はLowレベルとなり、E/O光モジュール8から出力される光出力信号34は光出力停止状態(光らない状態)となる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光伝送装置に関し、特に伝送路異常時に光出力を停止する光伝送装置の光出力停止方式に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の光伝送装置の光出力停止方式では、光モジュール自身に光出力を停止する機能を持たせていた。そして、光モジュールに光出力を制御する制御端子が設けられ、外部より制御信号を入力して光出力を停止させていた。しかし、上記の機能を有する光モジュールは特別な高価品であり、通常使用している廉価品のモジュールでは光出力を制御する機能を有していない。そして、上位装置からの光出力停止制御や上位装置からの従属クロック断時のみ、伝送路上の光出力信号を停止する制御を行っていた。
【0003】
また、従来の光伝送装置の光出力停止方式では、受信側の伝送路異常発生時に光出力停止の制御を行っているが、光入力信号断警報をもとに自装置が対向装置への光信号出力を停止制御していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の光伝送装置の光出力停止方式では、使用している光モジュールが特別仕様の高価品であるため、汎用装置では容易に使用することができないという問題点があった。
【0005】
また、従来の光伝送装置の光出力停止方式のように上位装置から制御信号や従属クロック信号の異常時のみに下位装置への光出力停止制御を行っていると、下位装置からの受信警報発生時に光出力停止制御を行うことができず、回線の不通時に無駄な電力を消費してしまうという問題点があった。
【0006】
また、警報発生時に無用なレーザー光を出力してしまうため、保守者の眼に失明等の障害を与えてしまう可能性があるという問題点があった。
【0007】
また、従来の光伝送装置の光出力停止方式では、受信側の光入力信号断警報によって送信側の光出力信号の停止制御を行うと、自装置側の光出力停止後、対向装置側でも同等の制御が作動して光出力を停止していた。このように従来の光伝送装置の光出力停止方式ではどちらかの受信信号で伝送路異常が発生すると、正常であるもう一つの回線まで光信号を停止してしまうという問題点があった。音声信号を伝送している場合は双方向伝送を必要とするため従来技術の方式でも問題はないが、データ信号を伝送する場合は片方向伝送行うことがあるため正常回線を停止してしまうのはシステム上、非常に大きな問題である。
【0008】
更に従来の光伝送装置の光出力停止方式では、片方向の伝送路障害により両方向の伝送路を停止してしまうので、光伝送を再起動するための光信号を出力させる手順が必要となり、保守者への負担が増加するとともに、再起動用の回路も増加してしまうという問題点があった。
【0009】
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであって、本発明は、回線未使用時に、上位装置からの制御信号により遠隔操作で光モジュールからの光出力を停止することが可能な光伝送装置の光出力停止方式を提供することを目的とする。
【0010】
また、本発明の他の目的は、上位装置からの受信する制御信号及びクロック信号の異常時に光出力を停止し、下位装置からの警報受信時にも無用なレーザー光の出力を停止することが可能な光伝送装置の光出力停止方式を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、伝送路に光インタフェースを使用し、前記伝送路異常時に光出力を停止する機能を有する光伝送装置において、下位装置からの対局情報が検出された場合、または上位装置から受信した制御信号のマルチフレーム同期外れが検出された場合、または入力クロック断が検出された場合、または光出力を制御するACT信号が光出力のOFFを示している場合の少なくともいずれか一つの場合に光出力を停止することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の光伝送装置の光出力停止方式にかかわる実施形態の構成を示すブロック図である。
【0013】
O/E光モジュール9は、下位装置(図示せず)から受信した光入力信号33を電気信号に変換して出力する。同期検出回路10は、O/E光モジュール9から電気信号を入力し、伝送路のフレーム同期を検出する。また、同期検出回路10は、伝送路からの入力信号のフレーム同期が外れた時にLowレベルの光同期検出信号30を出力する。
【0014】
警報転送回路12は、同期検出回路10からLowレベルの光同期検出信号30を受信すると、出力する対局警報信号31をLowレベルからHiレベルに変化させて出力する。分離回路1は、上位装置(図示せず)からシリアルの入力データ信号21を入力し、データ信号23と制御信号25に分離して出力する。
【0015】
多重回路2は、データ信号23に警報転送回路12から出力された対局警報信号31を多重して、多重化データ信号24を出力する。CMI符号化回路3は、多重化データ信号24をCMI符号化変換してCMIデータ信号29を出力する。
【0016】
マルチフレーム検出回路4は、分離回路1から出力された制御信号25からマルチフレームを検出し、マルチフレーム同期外れ時にLowレベルのMFLOSS信号26を出力する。制御信号検出回路5は、マルチフレーム検出回路4を介して、分離回路1から出力された制御信号25を入力し、制御信号25から光出力を制御するACT信号27を検出して出力する。クロック断検出回路6は、上位装置(図示せず)から送られてくる入力クロック信号22の入力断検出を行い、入力断状態の時にLowレベルの断検出信号28を出力する。
【0017】
論理積素子7は、CMIデータ信号29に対し、MFLOSS信号26とACT信号27、断検出信号28、対局警報検出信号32にて出力の抑制をかける。正常時はすべての信号がHiレベルとなるため、CMIデータ信号29が後段のE/O光モジュール8に出力されるが、異常が発生した場合、MFLOSS信号26、ACT信号27、断検出信号28、対局警報検出信号32のいずれかがLowレベルとなるため、CMIデータ信号29の出力が抑制される。E/O光モジュール8では論理積素子7より出力された電気信号を光信号に変換した後、光出力信号34を出力する。
【0018】
以下、本実施形態の動作について図1を参照して詳細に説明する。図1の実施形態において制御信号25及び入力クロック信号22が正常な場合、制御信号検出回路5にて検出したACT信号27は、運用中制御時にはHiレベルが検出され、出力停止制御時にはLowレベルが出力される。このときMFLOSS信号26と断検出信号28は共にHiレベルを出力している。CMIデータ信号29、MFLOSS信号26、ACT信号27、断検出信号28は共に論理積素子7に入力されるため、出力停止制御時にはCMIデータ信号29の論理に関係なく論理積素子7の出力はLowレベルとなり、E/O光モジュール8からの光出力信号34は光出力停止状態(光らない状態)となる。
【0019】
次に、制御信号25の多重されているマルチフレームが同期外れの場合には、マルチフレーム検出回路4がLowレベルのMFLOSS信号26を出力する。上位装置から入力される入力クロック信号22が入力断となった場合には、クロック断検出回路6がLowレベルの断検出信号28を出力する。
【0020】
よって、マルチフレーム同期外れ時やクロック信号入力断時には、CMIデータ信号29の論理に関係なく論理積素子7の出力はLowレベルとなり、E/O光モジュール8からの光出力信号34は光出力停止状態(光らない状態)となる。
【0021】
次に、下位装置から伝送されてきた対局警報を受信した場合には、対局警報検出回路11がLowレベルの対局警報検出信号32を出力する。よって、下位装置からの対局警報を受信した時には、CMIデータ信号29の論理に関係なく論理積素子7の出力はLowレベルとなり、E/O光モジュール8からの光出力信号34は光出力停止状態(光らない状態)となる。
【0022】
また、本発明の他の実施形態として、その基本的構成はほぼ上記の通りであるが、図1を参照すると、CMIデータ信号29、MFLOSS信号26、ACT信号27、断検出信号28、対局警報検出信号32は共に論理積素子7に入力しているが、それぞれの出力論理を変更して論理和素子に変更してもよい。また、この論理積素子7を出力抑制回路と置き換えてもよい。なお、本発明が上記各実施形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、実施形態は適宜変更され得ることは明らかである。
【0023】
以上のように、本実施形態では、上位装置からの制御信号25により遠隔操作にて光モジュールの光出力を停止することができ、回線未使用時に容易に光出力を停止して消費電力を低減することが可能となる。また上位装置から受信する制御信号25及び入力クロック信号22が異常の時に光出力を停止すること、下位装置から対局警報を受信した時に光出力を停止することにより、回線障害時において無用なレーザー光の出力を停止し、保守者の眼に失明等の障害を与える危険より保護することが可能となる。
【0024】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明によれば、上位装置からの受信データ信号内に多重されている制御信号により、遠隔操作にて光モジュールからの光出力を停止することができるので、回線未使用時に容易に光出力を停止して消費電力を低減することができるともに、保守者の眼に失明等の障害を与えることをなくすことができる。
【0025】
また、本発明によれば、下位装置からの受信警報の検出によって光モジュールの光出力を停止することができるので、回線未使用時に容易に光出力を停止して消費電力を低減することができるともに、保守者の眼に失明等の障害を与えることをなくすことができる。
【0026】
また、本発明によれば、小規模な回路によって実現することができるので、既存の装置に容易に追加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光伝送装置の光出力停止方式にかかわる実施形態の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 分離回路
2 多重回路
3 CMI符号化回路
4 マルチフレーム検出回路
5 制御信号検出回路
6 クロック断検出回路
7 論理積素子
8 E/O光モジュール
9 O/E光モジュール
10 同期検出回路
11 対局警報検出回路
12 警報転送回路
Claims (2)
- 伝送路に光インタフェースを使用し、前記伝送路異常時に光出力を停止する機能を有する光伝送装置において、下位装置からの対局情報が検出された場合、または上位装置から受信した制御信号のマルチフレーム同期外れが検出された場合、または入力クロック断が検出された場合、または光出力を制御するACT信号が光出力のOFFを示している場合の少なくともいずれか一つの場合に光出力を停止することを特徴とする光伝送装置の光出力停止方式。
- 伝送路に光インタフェースを使用し、前記伝送路異常時に光出力を停止する機能を有する光伝送装置において、上位装置から入力されるシリアル入力データ信号からデータ信号と制御信号を分離する分離回路と、前記制御信号のマルチフレーム同期を行い、マルチフレーム同期外れを検出したときにMFLOSS信号を出力するマルチフレーム検出回路と、光出力のOFFを指示するACT信号を前記マルチフレーム検出回路でマルチフレーム同期された前記制御信号から検出して出力する制御信号検出回路と、入力クロック信号断を検出すると断検出信号を出力するクロック断検出回路と、下位装置から対局警報を検出すると対局警報検出信号を出力する対局警報検出回路とを備え、前記MFLOSS信号、前記ACT信号、前記断検出信号、前記対局警報検出信号の少なくとも何れか一つを検出している場合に光出力を停止することを特徴とする光伝送装置の光出力停止方式。
Priority Applications (1)
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JP2002176036A JP2004023464A (ja) | 2002-06-17 | 2002-06-17 | 光伝送装置の光出力停止方式 |
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Publications (1)
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Cited By (1)
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JP2006050530A (ja) * | 2004-07-06 | 2006-02-16 | Fuji Xerox Co Ltd | 光信号伝送装置 |
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2002
- 2002-06-17 JP JP2002176036A patent/JP2004023464A/ja active Pending
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JP2006050530A (ja) * | 2004-07-06 | 2006-02-16 | Fuji Xerox Co Ltd | 光信号伝送装置 |
JP4665528B2 (ja) * | 2004-07-06 | 2011-04-06 | 富士ゼロックス株式会社 | 光信号伝送装置 |
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