JP2004023375A - 視聴状況データ取得方法、センタ装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】種々の視聴機器による視聴に関する集計データをリアルタイムに求める技術を提供する。
【解決手段】ネットワークを介して端末と通信を行う手段と、コンテンツを蓄積したデータベースを利用する手段とを有するセンタ装置が、コンテンツの一部を特徴化した特徴化データと、端末を識別するための識別データとを含むデータをその端末から受信し、その特徴化データに対応するコンテンツを前記データベースに蓄積されたコンテンツの中から判別し、前記識別データもしくはその識別データに関連付けられたデータと、その特徴化データに対応するコンテンツの名前とを関連付けて記憶する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リアルタイムに視聴者が視聴しているコンテンツを把握し、視聴率を含むコンテンツに関する種々の集計データを提供する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術において視聴率を算出するには、視聴率調査会社等が特定の複数の家庭に専用端末を設置し、当該家庭でTV番組を視聴する者が専用端末のプッシュボタンを押下することにより送信される視聴データを収集し、その視聴データを処理する必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の方法によると、サンプル数が例えば600程度と少なく、サンプルに偏りが生じ、正確な視聴率が把握できないという問題がある。
【0004】
また、収集した視聴データを処理するための時間が1日程度必要になるため、リアルタイムに視聴率を把握することができないという問題がある。更に、専用端末を必要とするために、家庭内でのTVに関する視聴率しか算出できないという問題がある。
【0005】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、種々の視聴機器による視聴に関する集計データをリアルタイムに求める技術を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的は次のような構成を有する本発明により達成される。
【0007】
請求項1に記載の発明は、ネットワークを介して端末と通信を行う手段と、コンテンツを蓄積したデータベースを利用する手段とを有するセンタ装置が、端末におけるコンテンツの視聴に関する情報を取得するための方法であって、センタ装置が、コンテンツの一部を特徴化した特徴化データと、端末を識別するための識別データとを含むデータをその端末から受信するステップと、センタ装置が、その特徴化データに対応するコンテンツを前記データベースに蓄積されたコンテンツの中から判別するステップと、センタ装置が、前記識別データもしくはその識別データに関連付けられたデータと、その特徴化データに対応するコンテンツの名前とを関連付けて記憶するステップとを有する。
【0008】
本発明によれば、識別データを含む視聴に関するデータをセンタ装置が受信し、そのデータに含まれる特徴化データに基づき、データベースから視聴コンテンツを判別することとしたので、識別データを用いることにより種々の視聴機器を識別でき、また、特徴化データを用いた手法にて検索を行うので、高速に検索を行うことができ、種々の視聴機器の視聴に関する集計データをリアルタイムに求めることが可能となる。なお、識別データとは、例えば、端末のシリアル番号、IPアドレス等であり、コンテンツの名前とは、チャンネル名、番組名、楽曲名、CM名等である。また、その識別データに関連付けられたデータとは、視聴者名等である。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記端末は、放送されたコンテンツを受信して出力し、もしくは、記録媒体に記録されたコンテンツを再生して出力し、出力するコンテンツをデジタル化し、所定の時間長分のデジタル化したデータを特徴化し、その特徴化したデータと前記識別データとを含むパケットデータを前記センタ装置に送信するものである。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2において、前記データベースに蓄積されたコンテンツは、所定の放送局により放送されたコンテンツを含み、該コンテンツはその放送局の放送内容に関するEPG情報と関連付けて蓄積されたコンテンツとするものである。
【0011】
本発明によれば、コンテンツを、その時間と番組名とに関連付けて蓄積しておくことができ、特徴化データに対応するコンテンツが判別できたときに、そのコンテンツの名前(番組名等)を容易に把握することが可能となる。
【0012】
請求項4に記載の発明は、請求項1において、前記センタ装置が、前記記憶するステップにおいて記憶されたデータから、記録媒体に記録されたコンテンツを再生して出力する機能を有する端末が有する識別データに対応するコンテンツを集計し、そのコンテンツに関し、録画又は録音されたものを再生して視聴された状況を表すデータを出力する。
【0013】
本発明によれば、リアルタイムに番組を視聴している者の状況ばかりでなく、録画等をして後に番組等を視聴する者の状況を把握することができるようになる。
【0014】
請求項5に記載の発明は、請求項1において、前記記憶するステップで記憶するデータは、前記特徴化データに対応するコンテンツが前記端末から出力された時刻を前記コンテンツの名前と対応して含み、前記センタ装置が、前記記憶するステップにおいて記憶されたコンテンツにおいて、実際に放送がなされた時刻より後の時刻に対応するコンテンツを集計し、そのコンテンツに関し、録画又は録音されたものを再生して視聴された状況を表すデータを出力する。
【0015】
本発明によれば、請求項4と同様に、リアルタイムに番組を視聴している者の状況ばかりでなく、録画等をして後に番組等を視聴する者の状況を把握することができるようになる。
【0016】
請求項5〜9の発明によれば、上記方法の実施に適したセンタ装置を提供できる。また、請求項10〜13の発明によれば、上記方法の実施に適したセンタ装置の処理を実行するプログラムを提供できる。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1に本発明の一実施形態におけるシステム構成例を示す。
【0018】
図1に示すように、本発明における視聴率調査システムは、視聴者側の各種端末がインターネット1を介してセンタシステム2に接続される構成をとる。このような構成において、視聴者側の端末では、受信した放送番組やCMを所定の時間長分ずつ順次デジタル化し、デジタル化したデータを特徴化し、IPパケット化してセンタシステム2に送信する。
【0019】
センタシステム2では、その特徴化データと、各データベースに蓄積されたデータを特徴化したデータとのマッチングを行い、視聴したCM名、番組名等のコンテンツを識別する。センタシステム2における識別には、例えば特許第3065314号公報に開示された“学習アクティブ探索方法”を用いることができ、この場合、端末では、当該“学習アクティブ探索方法”に適した特徴化が行われる。なお、センタシステム2におけるコンテンツの識別には、特徴量を用いて信号系列の中から予め登録された信号と類似した信号の場所を探し出すための種々の方法を用いることができるが、“学習アクティブ探索方法”は特に高速にこれを行うことができるので、本発明の実施に適している。
【0020】
図1において、視聴者側の端末は、屋内であれば例えばインターネット接続可能なTV受信機3や、インターネットにより放送を受信することができるPC−TV4等である。インターネット接続可能なTV受信機としては、インターネット経由で種々のサービスを受けることを可能とするSTB5(セットトップボックス)が接続されたTV受信機を使用することができる。
【0021】
屋外で使用する移動体装置としては、PDA6、携帯電話機7、カーナビ8、カーTV等がある。
【0022】
その他、インターネットに接続可能な機器であればどのような視聴装置でも本発明の実施に使用することができる。例えば、飛行機内シートTV、電車内シートTV、ウェアラブルPC、PHS、電子レンジ、冷蔵庫、洗濯機等の情報家電、デジカメ、デジタルビデオカメラ、腕時計等、種々の装置を使用できる。
【0023】
図1に示すセンタシステム2は、その構成を概念的に示したものであり、データベースに蓄積されたコンテンツと端末から送られたパケット内の特徴化データとを照合することにより、そのパケットがどのコンテンツのものかを識別し、結果をリアルタイムに集計することを示している。なお、センタシステム2の詳細構成については後述する。
【0024】
図2に視聴者側の端末の構成例を示す。TV3に接続されるSTB5は、A/D変換部51、特徴化部52、パケット化部53を有する。A/D変換部51はTVからアナログ信号の放送内容を受信し、それをデジタルデータに変換し、特徴化部52に送信し、特徴化部52が当該デジタルデータを、センタシステムにおける探索に適した特徴化データに変換する。そして、パケット化部53がその特徴化データに宛先情報等を付加することにより特徴化データをIPパケット化する。
【0025】
移動体端末9も特徴化部91とパケット化部92を有し、サウンドチップ93が、視聴される音声データを常時監視することで当該音声データを連続的にデジタル化し、音声を特徴化部91で特徴化し、パケット化部92でIPパケット化する。常時監視以降、IPパケット転送までの処理は基本的には連続して行うが、特徴化部91の負荷を軽減するために、視聴するコンテンツが変わったことをトリガにして所定の時間分だけ特徴化、パケット転送をするように構成することもできる。なお、移動体端末9における受信部94は、放送電波を受信し、アナログ信号を映像音声部95に送信する機能を有し、映像音声部95は、アナログ信号をもとに映像音声を出力する機能を有する。
【0026】
なお、特徴化部、パケット化部はプログラムによる処理が可能であり、CPU及び記憶デバイスを有するSTBや移動端末に当該プログラムをインストールすることにより、特徴化部、パケット化部を有するSTBや移動端末を実現できる。また、プログラムで行う処理と同等の処理のロジックをチップ化してハードウェアとして実装することも可能である。
次に、図3を用いて、視聴者側の各種端末から送信されるIPパケットの構成について説明する。
同図に示すように、端末から送信されるIPパケットは、時刻情報、送信元情報、デバイス情報、特徴化パケット部、宛先情報を有する。具体的には、送信元情報、宛先情報として送信元IPアドレス、宛先IPアドレスが用いられ、デバイス情報としてTV等のシリアル番号、携帯電話の電話番号、カーTVの自動車登録番号票等が用いられる。
また、STBを用いる場合、視聴者を識別する信号を付加するボタンを設け、そのボタンを押すことにより、視聴者を識別するためのデータを上記IPパケット内に付加されるように構成することもできる。
【0027】
IPパケットの送信元アドレス若しくはデバイス情報により、センタシステムはどの端末からのIPパケットかを識別できるので、いつ、だれが、何を視聴しているかをほぼリアルタイムに識別できることになる。また、デバイス情報により、VTRにより視聴しているか否かを識別できるので、コンテンツを放送からリアルタイムに視聴しているのか否か、それとも録画したコンテンツを再生して視聴しているのか否かを識別できる。
【0028】
次に、図4を用いてセンタシステム2について説明する。
【0029】
図4に示すように、センタシステム2は、例えばCMデータベース21、各放送局で放送された番組データを随時蓄積している番組データベース22、音楽データベース23を有している。また、その他使用目的に応じた任意のコンテンツのデータベースを備えておくことができる。
【0030】
番組データベース22への番組データは、例えばチャンネル(放送局)毎にEPG情報(図5にEPG情報の一例を示す)と対応付けて蓄積していくことができ、これにより、蓄積された番組データの中から特徴化データを基に検索された部分の時刻位置がわかれば番組名を特定することが可能となる。なお、EPG情報を用いなくても、チャンネル毎の番組時間表は一般に入手可能であり、この表から時刻と対応付けられた番組名のデータは容易に作成できるので、その時刻対番組名データと対応付けて番組を蓄積してもよい。
【0031】
CMデータベース21や音楽データベース23におけるデータは、放送やCD等からその名前等と対応付けて予め蓄積しておく。その他データベースとして蓄積しておけるコンテンツとしては映画等がある。
【0032】
センタシステム2は更に、端末から送られるIPパケットに含まれる特徴化データとデータベースに蓄積されたデータを用いて視聴内容(CM名、番組名等)を識別するための識別部24と、識別された視聴内容とIPパケットに含まれるデバイス情報等の情報を用いて集計データを作成する集計部25とを有している。
【0033】
識別部24は、各データベースに端末からの特徴化データに対応するデータがあるか否か判別する機能を有しており、その判別の方法として上述の学習アクティブ探索法を用いることができる。例えば、端末から送られたある特徴化データ(7.5秒の視聴内容をデジタル化したデータを特徴化したデータ)を用い、学習アクティブ探索法により番組データベース22を探索した結果、番組データベースにおけるチャンネルAの時刻Xの部分が当該特徴化データに対応する部分であることがわかったとすれば、現在、チャンネルAの時刻Xに該当する番組をその端末に対応する視聴者が見ていることがわかる。ここで、時刻Xが現在時刻でなければ、視聴者はVTRでその番組を見ていることになる。
【0034】
なお、番組データベースには各放送局からの放送内容が随時記録されるので、リアルタイムに番組を視聴した結果送られた特徴化データと、蓄積された番組データとの照合を確実に行うために、番組データベースとの照合を実際の放送時間より僅かに遅らせて行うようにするとよい。これにより、照合をする時間が放送が行われた時間より少し遅れるが、学習アクティブ探索法により高速照合が可能であるので、リアルタイム性に問題は生じない。
【0035】
識別部24では、データベースに蓄積されたデータを時間軸にそって順次特徴化し、端末からの特徴化データと照合する。照合の方法、一致した否かの判定の方法については、“学習アクティブ探索法”の特許第3065314号公報に詳細に記載されている。
【0036】
なお、センタシステム2は、識別部及び集計部の動作をプログラムにより実行するコンピュータ(センタ装置)と、データベースとを有するものとして実現することができる。また、コンテンツを蓄積したデータベースは、センタシステム2に設置する必要はなく、遠隔にあってもよい。
【0037】
図6(a)に示すように、番組データベースの探索においては、7.5秒単位の特徴化データを用いて学習アクティブ探索法に基づき探索していくことができる。
【0038】
また、CMのように15秒単位あるいは30秒単位といった長さの決まっているコンテンツに対しては、例えば図6(b)に示すように、端末から送信される特徴化データを3つスタックし、1つのCMに対し3つの特徴化データうちの何れかがそのCMに該当するか否かという観点の探索をCM毎に行うことにより探索を行うこともできる。これにより15秒単位のCMの照合をより効率的に行うことができる。
【0039】
集計部25では探索の結果及びパケットに含まれた情報等から必要に応じた結果を集計し、出力する。その内容については後に説明する。
【0040】
次に、本発明のシステムにおける全体の処理について図7のフローチャートを用いて説明する。
視聴者側に端末はTV等の放送から入力したデータを連続的に抽出し、7.5秒単位のデジタルデータに変換する(ステップ1、ステップ2)。そして、そのデジタルデータに対し、例えば学習アクティブ探索法に適した特徴化を行い(ステップ3)、パケット化する(ステップ4)。そして、そのパケットデータをインターネットを介してセンタシステムに送信する。
【0041】
センタシステムでは、受信した特徴化データをもとに学習アクティブ探索法等を用いてデータベースを探索してその特徴化データがどのコンテンツの特徴化データであるかを判別する(ステップ5)。そして、判別の結果を集計し、集計の結果から目的に応じたデータを出力する(ステップ6)。集計の結果は、例えば図1に示したような形式とすることができる。
図1に示した集計表の例は、探索が成功したデータを時間順に記録したものである。この集計表中、視聴者、世帯は、例えば端末のIPアドレスもしくはデバイス情報を視聴者、世帯と対応付けて予めセンタシステムに登録しておくことにより判別できる。
【0042】
なお、集計の方法は図1に示したものに限られない。例えば、図8に示すように、短い時間単位(例えば1秒ごと)に、該当するコンテンツ、端末種類、視聴者等を記録するようにしてもよい。このような集計表をリアルタイムに得ることができるので、次に説明するリアルタイム視聴率、タイムシフト視聴率等のデータをリアルタイムに求めることができる。なお、図8において、例えば時刻01に、視聴者Aが携帯電話を用いてコンテンツBを視聴していたことを示している。
【0043】
上記のリアルタイム視聴率とは、コンテンツをそれが放送されているときに視聴している視聴者の割合であり、本発明の機能を備えた全機器の中の、あるコンテンツを受信している機器の割合がそのコンテンツのリアルタイム視聴率となる。
【0044】
例えば、図8におけるコンテンツAの1分ごとのリアルタイム視聴率は、1分ごとにコンテンツAに関してマッチングに成功した数を求めることにより得ることができる。この場合、VTRで視聴したデータは除いて集計する。コンテンツA、コンテンツB、コンテンツCでも同様の集計を行うことにより、例えば図9に示したようなグラフをリアルタイムに表示することが可能となる。なお、コンテンツA、B、Cは、それぞれ特定の番組、チャンネル等である。
【0045】
コンテンツをそれが放送されているときに視聴している視聴者の割合は従来技術でも算出することができたが、従来技術では集計に時間を要し、本発明のように即時に視聴率を求めることはできない。
【0046】
タイムシフト視聴率は、放送されたコンテンツをVTRに録画して後で見た視聴者の割合のことであり、例えば、コンテンツAをそのコンテンツAが放送された後、所定の期間内(例えば24時間)に視聴した機器の数の、全体の機器の中の割合をタイムシフト視聴率の1つとして定義することが可能である。これにより、コンテンツAにつき、放送時には視聴していなかったが録画で再生して見た視聴者の数、割合等を把握できる。例えば、コンテンツAがCMである場合、VTRのCMスキップ機能でCMをスキップせずにCMを視聴した視聴者数を把握することが可能となる。
【0047】
タイムシフト視聴率は、図8の表において端末種類がVTRとなっているデータを用いて求めることができる。また、コンテンツがある番組である場合のように、そのコンテンツが放送された時刻が予めわかっている場合には、視聴された時刻がそのコンテンツの放送された時刻より遅い場合に録画であると判定することもできる。
【0048】
また、あるコンテンツ(例えばコンテンツA)に着目し、リアルタイムでの視聴、VTRでの視聴を含めた視聴率を図10のようなグラフとすることもできる。この場合、そのコンテンツAが1時から2時の間に放送されたコンテンツとすると、1時から2時の間のグラフはリアルタイムにコンテンツAを見ていた視聴者の率又は数と考えられ、現在時刻におけるコンテンツAのグラフは録画したコンテンツAを再生して見ている視聴者の率又は数を表すと考えることができる。なお、録画を再生して見ている視聴者の割合をタイムシフト視聴率の他の定義とすることができる。
【0049】
なお、端末種類や視聴者も集計データに含むので、上記の各表現方法において、端末種類ごと、あるいは視聴者ごとの率又は数を表示することも容易にできる。
【0050】
例えば、図11のようにコンテンツAに着目して、それが視聴された端末装置種類ごとの視聴率を表示することが可能である。すなわち、図11に示すように、1時から2時の間に放送されたコンテンツAにおけるTV、PDA、PCによる視聴率(もしくは機器数)を求めることができる。
【0051】
本発明は、上記の実施例に限定されることなく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可能である。
【0052】
【発明の効果】
上述したとおり、本発明によれば、端末で受信した放送内容を特徴化データにし、それに視聴機器に関する情報を付加してセンタシステムに送信し、センタシステムではその特徴化データと蓄積されたコンテンツとのマッチングを行ってその特徴化データがどのコンテンツのものかを把握するようにしたので、様々なデバイスによる視聴の状況をリアルタイムに把握することが可能となる。
【0053】
また、CM等の特定のコンテンツがどのくらい視聴されたかを把握することは今後ますます重要になると考えられるが、従来の技術ではこれを正確に行うことは不可能であったところ、本発明によれば、特定のコンテンツの視聴状況の把握、及びTV以外の視聴機器によるコンテンツの視聴状況や録画されたコンテンツの視聴状況の把握が可能となり、CM等の特定のコンテンツがどのくらい視聴されたかを正確に把握することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成例を示す図である。
【図2】視聴者側の端末の構成例を示す図である。
【図3】視聴者側の各種端末から送信されるIPパケットの構成を示す図である。
【図4】センタシステムの構成を示す図である。
【図5】EPG情報の一例を示す図である。
【図6】センタシステムにおける探索の例を示す図である。
【図7】本発明のシステムにおける全体の処理を示すフローチャートである。
【図8】集計データの一例を示す図である。
【図9】リアルタイム視聴率のグラフを示す図である。
【図10】リアルタイム視聴率及びタイムシフト視聴率の一例を示すグラフである。
【図11】端末装置の種類ごとの視聴率を示すグラフである。
【符号の説明】
1 インターネット
2 センタシステム
3 TV
4 PCTV
5 STB
6 PDA
7 携帯電話機
8 カーナビ
9 移動体端末等
51 A/D変換部
52、91 特徴化部
53、92 パケット化部

Claims (13)

  1. ネットワークを介して端末と通信を行う手段と、コンテンツを蓄積したデータベースを利用する手段とを有するセンタ装置が、端末におけるコンテンツの視聴に関する情報を取得するための方法であって、
    センタ装置が、コンテンツの一部を特徴化した特徴化データと、端末を識別するための識別データとを含むデータをその端末から受信するステップと、
    センタ装置が、その特徴化データに対応するコンテンツを前記データベースに蓄積されたコンテンツの中から判別するステップと、
    センタ装置が、前記識別データもしくはその識別データに関連付けられたデータと、その特徴化データに対応するコンテンツの名前とを関連付けて記憶するステップと
    を有することを特徴とする方法。
  2. 前記端末は、放送されたコンテンツを受信して出力し、もしくは、記録媒体に記録されたコンテンツを再生して出力し、
    出力するコンテンツをデジタル化し、所定の時間長分のデジタル化したデータを特徴化し、その特徴化したデータと前記識別データとを含むパケットデータを前記センタ装置に送信する請求項1に記載の方法。
  3. 前記データベースに蓄積されたコンテンツは、所定の放送局により放送されたコンテンツを含み、該コンテンツはその放送局の放送内容に関するEPG情報と関連付けて蓄積されたコンテンツである請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記センタ装置が、前記記憶するステップにおいて記憶されたデータから、記録媒体に記録されたコンテンツを再生して出力する機能を有する端末が有する識別データに対応するコンテンツを集計し、そのコンテンツに関し、録画又は録音されたものを再生して視聴された状況を表すデータを出力する請求項1に記載の方法。
  5. 前記記憶するステップで記憶するデータは、前記特徴化データに対応するコンテンツが前記端末から出力された時刻を前記コンテンツの名前と対応して含み、
    前記センタ装置が、前記記憶するステップにおいて記憶されたコンテンツにおいて、実際に放送がなされた時刻より後の時刻に対応するコンテンツを集計し、そのコンテンツに関し、録画又は録音されたものを再生して視聴された状況を表すデータを出力する請求項1に記載の方法。
  6. ネットワークを介して端末と通信を行う手段と、コンテンツを蓄積したデータベースを利用する手段とを有するセンタ装置であって、
    コンテンツの一部を特徴化した特徴化データと、端末を識別するための識別データとを含むデータをその端末から受信する手段と、
    その特徴化データに対応するコンテンツを前記データベースに蓄積されたコンテンツの中から判別する手段と、
    前記識別データもしくはその識別データに関連付けられたデータと、その特徴化データに対応するコンテンツの名前とを関連付けて記憶する手段と
    を有することを特徴とするセンタ装置。
  7. 前記データベースに蓄積されたコンテンツは、所定の放送局により放送されたコンテンツを含み、該コンテンツはその放送局の放送内容に関するEPG情報と関連付けて蓄積されたコンテンツである請求項6に記載のセンタ装置。
  8. 前記記憶する手段において記憶されたデータから、記録媒体に記録されたコンテンツを再生して出力する機能を有する端末が有する識別データに対応するコンテンツを集計し、そのコンテンツに関し、録画又は録音されたものを再生して視聴された状況を表すデータを出力する手段を有する請求項6に記載のセンタ装置。
  9. 前記記憶する手段において記憶されたデータは、前記特徴化データに対応するコンテンツが前記端末から出力された時刻を前記コンテンツの名前と対応して含み、
    前記記憶する手段において記憶されたコンテンツにおいて、実際に放送がなされた時刻より後の時刻に対応するコンテンツを集計し、そのコンテンツに関し、録画又は録音されたものを再生して視聴された状況を表すデータを出力する手段を有する請求項6に記載のセンタ装置。
  10. ネットワークを介して端末と通信を行う手段と、コンテンツを蓄積したデータベースを利用する手段とを有するセンタ装置に、端末におけるコンテンツの視聴に関する情報を取得する処理を実行させるプログラムであって、
    コンテンツの一部を特徴化した特徴化データと、端末を識別するための識別データとを含むデータをその端末から受信する手順と、
    その特徴化データに対応するコンテンツを前記データベースに蓄積されたコンテンツの中から判別する手順と、
    前記識別データもしくはその識別データに関連付けられたデータと、その特徴化データに対応するコンテンツの名前とを関連付けて記憶する手順と
    をセンタ装置に実行させるプログラム。
  11. 前記データベースに蓄積されたコンテンツは、所定の放送局により放送されたコンテンツを含み、該コンテンツはその放送局の放送内容に関するEPG情報と関連付けて蓄積されたコンテンツである請求項10に記載のプログラム。
  12. 前記記憶する手順において記憶されたデータから、記録媒体に記録されたコンテンツを再生して出力する機能を有する端末が有する識別データに対応するコンテンツを集計し、そのコンテンツに関し、録画又は録音されたものを再生して視聴された状況を表すデータを出力する手順をセンタ装置に実行させる請求項10に記載のプログラム。
  13. 前記記憶する手順において記憶されたデータは、前記特徴化データに対応するコンテンツが前記端末から出力された時刻を前記コンテンツの名前と対応して含み、
    前記記憶する手順において記憶されたコンテンツにおいて、実際に放送がなされた時刻より後の時刻に対応するコンテンツを集計し、そのコンテンツに関し、録画又は録音されたものを再生して視聴された状況を表すデータを出力する手順をセンタ装置に実行させる請求項10に記載のプログラム。
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