JP2023001417A - ストリーム視聴解析システム、ストリーム視聴解析方法およびプログラム - Google Patents

ストリーム視聴解析システム、ストリーム視聴解析方法およびプログラム Download PDF

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【課題】放送ストリームと同一のストリームがIPストリームで送信される場合にその視聴実態を適切に評価することができるストリーム視聴解析システムを提供することを目的とする。【解決手段】TV受信機100の判定部115は、再生されたストリームを識別判定すると共に、そのストリームの視聴時刻と送信基準時刻(放送時刻)との時間差を算出し、該時間差が所定の判定閾値の範囲となる否かの時間差判定と、該時間差判定を行った回数である視聴回数判定とを含む視聴濃度の判定を行う。IP受信端末200の判定部205は、再生されたストリームを識別判定すると共に、そのストリームの視聴時刻と送信基準時刻(放送時刻)との時間差であるIP時間差を算出し、該時間差が所定の判定閾値の範囲となる否かの時間差判定と、該時間差判定を行った回数である視聴回数判定とを含む視聴濃度の判定を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、放送を介してストリームを送信する放送ストリーム送信と、ネットワークを介して該ストリームを送信するIPストリーム送信とが実行されるストリーム送信における該ストリームの視聴の全体を解析するストリーム視聴解析システムに関する。
従来、この種のIPストリーム送信システムとしては、下記特許文献1に示すように、放送時刻が対応付けられた定時放送コンテンツを配信する放送サーバーと、定時放送コンテンツを受信する複数の端末とが通信網であるインターネットを介して接続される放送システムにおいて、放送サーバーは、端末の端末処理部の要求によって、放送時刻と前後して定時放送コンテンツを送信し、時間差送信を可能にするシステムが知られている。
特開2020-65137号公報
かかる従来のIPストリーム送信システムでは、放送ストリームと同一のストリームが、放送時刻とは異なる時間差で送信されるため(送信(送り出し)の時間差(遅れ)だけではなく、そのネットワークの特性上、トラフィック負荷による配信遅延や、ネットワーク容量のばらつき、や、画質の違いによる伝送量のばらつき、再生時のバッファや、IP受信端末の性能による、再生のばらつきや遅延が生じることにより)、視聴のタイミングがまちまちとなるところ、同一のストリームとしての視聴実態を把握することが望まれている。
特に、多くの場合には、放送時刻から遅れて、同一ストリームがIPストリームで送信されることから、これを放送ストリームと同等に扱うことでストリームの適切な評価を行うことが望まれている。
以上の事情に鑑みて、本発明は、放送ストリームと同一のストリームがIPストリームで送信される場合にその視聴実態を適切に評価することができるストリーム視聴解析システム、ストリーム視聴解析方法およびプログラムを提供することを目的とする。
第1発明のストリーム視聴解析システムは、放送を介してストリームを送信する放送ストリーム送信と、ネットワークを介して該ストリームを送信するIPストリーム送信とが実行されるストリーム送信における該ストリームの視聴の全体を解析するストリーム視聴解析システムにおいて、
前記放送を介して前記ストリームを受信する放送ストリーム受信手段から、該放送ストリーム受信手段の内部時計に基づく該ストリームの視聴時刻である放送ストリーム視聴時刻を取得する放送ストリーム視聴時刻取得部と、
前記ネットワークを介して前記ストリームを受信するIPストリーム受信手段から、該IPストリーム受信手段の内部時計に基づく該ストリームの視聴時刻であるIPストリーム視聴時刻を取得するIPストリーム視聴時刻取得部と、
前記ストリームの送信基準時刻と、放送ストリーム視聴時刻取得部が取得した放送ストリーム視聴時刻との差である放送時間差を算出する放送時間差算出部と、
前記ストリームの送信基準時刻と、IPストリーム視聴時刻取得部が取得したIPストリーム視聴時刻との差であるIP時間差を算出するIP時間差算出部と、
放送時間差算出部により算出された放送時間差と、IP時間差算出部により算出されたIP時間差とを同質の時間差として、該時間差が所定の判定閾値の範囲となる否かの時間差判定と、該時間差判定を行った回数である視聴回数判定とを含む視聴濃度の判定を行う視聴濃度判定部と
を備えることを特徴とする。
第1発明のストリーム視聴解析システムによれば、放送ストリームについて、放送ストリーム受信手段における視聴時刻と送信基準時刻(例えば法則時刻)との差である放送時間差が算出されると共に、IPストリームについて、IPストリーム受信手段における視聴時刻と送信基準時刻(例えば放送時刻)との差であるIP時間差が算出される。
そして、これら放送時間差とIP時間差とを同質の時間差として、該時間差が所定の判定閾値の範囲となる該ストリームの視聴の判定行うことで、IPストリームと放送ストリームと同等に扱うことで可能となる。
さらに、時間差が小さいかほとんどない場合には、積極的に視聴しようという視聴者の意識が窺える。そして、このような時間差判定の結果(時間差の長短)は、視聴濃度として把握することができる。
同様に、複数回視聴を行っている場合にも(さらに、短期間の間に複数回視聴を行っているような場合には尚更)、視聴回数が多いほど積極的に視聴しようという視聴者の意識が窺える。そして、このような所定期間のおける視聴回数は、時間差判定を行った回数として視聴回数判定に反映されて視聴濃度として把握することができる。
このように、第1発明のストリーム視聴解析システムによれば、放送ストリームと同一のストリームがIPストリームで送信される場合にその視聴実態を、視聴の積極性を示す要素により視聴濃度として適切に評価することができる。
第2発明のストリーム視聴解析システムは、第1発明において、
前記視聴濃度判定部は、前記視聴回数判定に加えてまたは代えて、前記ストリームの視聴者のリアクションの評価を行うリアクション判定を含めて視聴濃度の判定を行うことを特徴とする。
第2発明のストリーム視聴解析システムによれば、視聴回数判定に加えてまたは代えて、視聴者のリアクションを視聴実態として直接評価して視聴濃度に反映させることができる。
視聴者のリアクションとしては、例えば、視聴者側を撮影した撮像画像から視聴者の顔がモニターやパネルの正面を向いている場合に視聴濃度が高いと評価する(視聴者の顔がモニターやパネルの正面を向いていない場合に視聴濃度が低いと評価する)ことや、さらに、視聴者の視線がモニターやパネルの正面を向いている場合に視聴濃度が高いと評価する(視聴者の顔がモニターやパネルの正面を向いていない場合に視聴濃度が低いと評価する)ことのほか、視聴者側の音声を拾い、視聴者がストリームの内容に対応して笑ったり手を叩いている場合に視聴濃度が高いと評価する(視聴者がストリームの内容に対応して笑ったり手を叩いているような反応がない場合に視聴濃度が低いと評価する)。また、モニターやパネル位置に対する視聴者の位置(モニタやパネルとの距離)から、距離が近い場合には視聴濃度が高いと評価する(距離が遠い場合には視聴濃度が低いと評価する)。
さらに、視聴人数をカウントして、複数人に視聴している場合には、視聴人数が多いほど、視聴濃度が高くなるようにしてもよい。例えば、上述の評価指標をそれぞれの視聴者に適用して、複数人で視聴している場合には、これらの評価指標を積算するように、複数人視聴では視聴濃度が高くなるようにしてもよい。
このように、第2発明のストリーム視聴解析システムによれば、放送ストリームと同一のストリームがIPストリームで送信される場合にその視聴実態を、視聴者のリアクションという要素により視聴濃度として適切に評価することができる。
第3発明のストリーム視聴解析システムは、第1または第2発明において、
前記視聴濃度判定部は、前記視聴回数判定に加えてまたは代えて、前記ストリームの視聴態様を評価する視聴態様判定を含めて視聴濃度判定を行うことを特徴とする。
第3発明のストリーム視聴解析システムによれば、ストリームの視聴態様を視聴実態として直接評価してこれを視聴濃度に反映させることができる。
視聴態様としては、例えば、再生速度に関して、そのストリームを等速で視聴している場合には、視聴濃度が高いと評価する(倍速(再生速度が速い)で視聴している場合には、その倍速が大きいほど(再生速度が速いほど)、視聴濃度を低く評価する)。また、そのストリームを最後まで視聴している場合には、視聴濃度を高く評価する(そのストリームを最後まで視聴していない場合には視聴濃度を低く評価する)。
なお、視聴態様として、再生速度が速いほど視聴濃度の評価を低くしているが、(再生速度が速いほど視聴に集中しなくてはならいないようなストリームを考慮して、)再生速度が速いほど視聴濃度の評価を高くしてもよい。
このように、第3発明のストリーム視聴解析システムによれば、放送ストリームと同一のストリームがIPストリームで送信される場合にその視聴実態を、視聴態様という要素により視聴濃度として適切に評価することができる。
第4発明のストリーム視聴解析システムは、第1~第3発明のいずれかにおいて、
前記放送ストリーム視聴時刻取得部は、前記放送ストリーム受信手段の内部時計に基づく前記ストリームの視聴開始時刻を含む放送ストリーム視聴時刻を取得すると共に、前記IPストリーム視聴時刻取得部は、前記IPストリーム受信手段の内部時計に基づく該ストリームの視聴開始時刻を含むIPストリーム視聴時刻を取得し、
前記放送時間差算出部は、前記ストリームの視聴開始時刻に基づいて前記放送時間差を算出する共に、前記IP時間差算出部は、前記ストリームの視聴開始時刻に基づいて前記IP時間差を算出することを特徴とする。
第4発明のストリーム視聴解析システムによれば、放送時間差およびIP時間差を算出する際に、視聴開始時刻を基準とする。すなわち、放送時間差については、放送ストリーム受信手段における視聴時刻の視聴開始時刻と送信基準時刻(放送開始時刻)との差として放送時間差が算出されると共に、IP時間差については、IPストリーム受信手段における視聴時刻の視聴開始時刻と送信基準時刻(放送開始時刻)との差としてIP時間差が算出される。
そして、いずれも視聴開始時刻を基準として算出した、これらの放送時間差とIP時間差とを同質の時間差として、該時間差が所定の判定閾値の範囲となる該ストリームの視聴判定を行うことで、IPストリームと放送ストリームと同等に扱うことで可能となる。
このように、第4発明のストリーム視聴解析システムによれば、視聴時刻の視聴開始時刻を基準として放送差およびIP時間差を算出してこれらを同質のものとすることで、ストリームと同一のストリームがIPストリームで送信される場合にその視聴実態を簡易かつ適切に評価することができる。
第5発明のストリーム視聴解析システムは、第1~第4発明において、
前記視聴濃度判定部により判定される視聴濃度が高くなるように誘導を行う誘導制御部を備えることを特徴とする。
第5発明のストリーム視聴解析システムによれば、視聴濃度を規定する各要素が高くなるように誘導を行う誘導制御を行う。ことで、視聴者の積極的な視聴を促し、より適切な視聴実態を実現することができる。
ここで誘導制御としては、例えば、時間差のないライブ配信がされている場合には、ライブ配信の案内を行うことや、他の視聴者が一定期間内に複数回視聴しているストリームをランク付けして表示することなどが含まれる。これにより、視聴濃度の点から、複数回視聴されるような繰り返し視聴するストリームの視聴を促すことができるほか、逆に、視聴濃度の観点から、視聴濃度が低い(視聴リアクションとして、あまり注視してなかったものなど、スコアが低い)ストリームを再提案することもできる。
このように、第5発明のストリーム視聴解析システムによれば、視聴濃度を規定する各要素が高くなるように誘導を行う誘導制御を行うことで、視聴者の積極的な視聴を促し、より積雪な視聴実態を実現することができる。
第6発明のストリーム視聴解析方法は、放送を介してストリームを送信する放送ストリーム送信と、ネットワークを介して該ストリームを送信するIPストリーム送信とが実行されるストリーム送信における該ストリームの視聴の全体を解析するストリーム視聴解析方法において、
前記放送を介して前記ストリームを受信する放送ストリーム受信手段から、該放送ストリーム受信手段の内部時計に基づく該ストリームの視聴時刻である放送ストリーム視聴時刻を取得する放送ストリーム視聴時刻取得工程と、
前記ネットワークを介して前記ストリームを受信するIPストリーム受信手段から、該IPストリーム受信手段の内部時計に基づく該ストリームの視聴時刻であるIPストリーム視聴時刻を取得するIPストリーム視聴時刻取得工程と、
前記ストリームの送信基準時刻と、放送ストリーム視聴時刻取得工程で取得した放送ストリーム視聴時刻との差である放送時間差を算出する放送時間差算出工程と、
前記ストリームの送信基準時刻と、IPストリーム視聴時刻取得工程で取得したIPストリーム視聴時刻との差であるIP時間差を算出するIP時間差算出工程と、
放送時間差算出工程で算出された放送時間差と、IP時間差算出工程で算出されたIP時間差とを同質の時間差として、該時間差が所定の判定閾値の範囲となる否かの時間差判定と、該時間差判定を行った回数である視聴回数判定とを含む視聴濃度の判定を行う視聴濃度判定工程と
を実行することを特徴とする。
第6発明のストリーム視聴解析方法によれば、放送ストリームについて、放送ストリーム受信手段における視聴時刻と送信基準時刻(例えば法則時刻)との差である放送時間差が算出されると共に、IPストリームについて、IPストリーム受信手段における視聴時刻と送信基準時刻(例えば放送時刻)との差であるIP時間差が算出される。
そして、これら放送時間差とIP時間差とを同質の時間差として、該時間差が所定の判定閾値の範囲となる該ストリームの視聴の判定行うことで、IPストリームと放送ストリームと同等に扱うことで可能となる。
さらに、時間差が小さいかほとんどない場合には、積極的に視聴しようという視聴者の意識が窺える。そして、このような時間差判定の結果(時間差の長短)は、視聴濃度として把握することができる。
同様に、複数回視聴を行っている場合にも(さらに、短期間の間に複数回視聴を行っているような場合には尚更)、積極的に視聴しようという視聴者の意識が窺える。そして、このような所定期間のおける視聴回数は、時間差判定を行った回数として視聴回数判定に反映されて視聴濃度として把握することができる。
このように、第6発明のストリーム視聴解析方法によれば、放送ストリームと同一のストリームがIPストリームで送信される場合にその視聴実態を、視聴の積極性を示す要素により視聴濃度として適切に評価することができる。
第7発明のプログラムは、放送を介してストリームを送信する放送ストリーム送信と、ネットワークを介して該ストリームを送信するIPストリーム送信とが実行されるストリーム送信における該ストリームの視聴の全体を解析するプログラムであって、
コンピュータに、
前記放送を介して前記ストリームを受信する放送ストリーム受信手段から、該放送ストリーム受信手段の内部時計に基づく該ストリームの視聴時刻である放送ストリーム視聴時刻を取得させ、
前記ネットワークを介して前記ストリームを受信するIPストリーム受信手段から、該IPストリーム受信手段の内部時計に基づく該ストリームの視聴時刻であるIPストリーム視聴時刻を取得させ、
前記ストリームの送信基準時刻と、取得した放送ストリーム視聴時刻との差である放送時間差を算出させ、
前記ストリームの送信基準時刻と、取得したIPストリーム視聴時刻との差であるIP時間差を算出させ、
算出された放送時間差とIP時間差とを同質の時間差として、該時間差が所定の判定閾値の範囲となる否かの時間差判定と、該時間差判定を行った回数である視聴回数判定とを含む視聴濃度の判定をさせることを特徴とする。
第7発明のプログラムよれば、放送ストリームについて、放送ストリーム受信手段における視聴時刻と送信基準時刻(例えば法則時刻)との差である放送時間差が算出されると共に、IPストリームについて、IPストリーム受信手段における視聴時刻と送信基準時刻(例えば放送時刻)との差であるIP時間差が算出される。
そして、これら放送時間差とIP時間差とを同質の時間差として、該時間差が所定の判定閾値の範囲となる該ストリームの視聴の判定行うことで、IPストリームと放送ストリームと同等に扱うことで可能となる。
さらに、時間差が小さいかほとんどない場合には、積極的に視聴しようという視聴者の意識が窺える。そして、このような時間差判定の結果(時間差の長短)は、視聴濃度として把握することができる。
同様に、複数回視聴を行っている場合にも(さらに、短期間の間に複数回視聴を行っているような場合には尚更)、積極的に視聴しようという視聴者の意識が窺える。そして、このような所定期間のおける視聴回数は、時間差判定を行った回数として視聴回数判定に反映されて視聴濃度として把握することができる。
このように、第7発明のプログラムによれば、放送ストリームと同一のストリームがIPストリームで送信される場合にその視聴実態を、視聴の積極性を示す要素により視聴濃度として適切に評価することができる。
本実施形態のストリーム視聴解析システムの概要を示すシステム構成図。 図1のストリーム視聴解析システムにおける処理内容を示す説明図。
図1に示すように、本実施形態のストリーム視聴解析システムは、放送を介してストリームを送信する放送ストリーム送信と、ネットワーク(ユニキャストが望ましいが、ユニキャストのほかマルチキャストであってもよい)を介して該ストリームを送信するIPストリーム送信とが実行されるストリーム送信における該ストリームの視聴の全体を解析するシステムであって、放送ストリームの送信を行うTV放送局10と、IPストリームの送信を行うIP放送局20と、放送ストリームの受信を行うTV受信機100(本発明の放送ストリーム受信手段に相当する)と、TV受信機100に設置される測定機110と、IPストリームの受信を行うIP受信端末200(本発明のIPストリーム受信手段に相当する)と、集計サーバ300とを備える。
放送ストリームの送信を行うTV放送局10は、送出部11と、符号部13と、時計16と、打刻部17とを備える。
送出部11は、いわゆる放送としての伝送を行う。なお、伝送路は、地上放送に限らず衛星放送やケーブルテレビのほか、TV放送局10で管理されるものであればIP再送信やマルチキャストであってもよい。また、送出部11は、伝送に際して多重化等の処理を行う。
符号部13は、映像・音声・データなどの情報源の符号化を行う。なお、符号化に際しては暗号化を合わせて行い、後述する復号に必要な鍵情報も復号部で生成・管理される。この場合、鍵情報は、定期的に送出部11から送信される。
時計16は、いわゆる内部時計であり、この場合は、送信基準時刻(放送時刻)となる基準時計となる。
打刻部17は、映像・音声・データなどの符号化された情報源を送信する際に時計16の送信基準時刻(放送時刻)を付与する。
IPストリームの送信を行うIP放送局20は、配信部21と、符号部23と、時計26と、打刻部27とを備える。
配信部21は、いわゆるIPネットワーク配信のほかインターネット配信としての伝送を行う。
符号部23は、映像・音声・データなどの情報源をIPネットワーク配信のために符号化する。なお、符号化に際しては暗号化を合わせて行い、後述する復号に必要な鍵情報も復号部で生成・管理される。この場合、鍵情報は、定期的に配信部21から送信される。
時計26は、いわゆる内部時計である。
打刻部27は、映像・音声・データなどの情報源をIPネットワーク配信する際に、時計26の時刻を該情報源に付与する。ここで、IPストリームは、放送ストリームと同一コンテンツ(番組・CM含む)であるため、打刻部27により放送ストリームと同じ送信基準時刻(放送時刻)が打刻される。
TV受信機100は、受信部101と、バッファ部102と、復号部103と、再生部104と、時計106と、記録部107と、通信部108とを備える。
受信部101は、通信のインタフェースとして放送ストリームとして受信を行う。なお、受信部101は、受信と併せて、伝送された放送ストリームデータが多重化されている場合には、多重分離など必要な処理を行う。これにより、チャンネル(例えば、101chなど)が取得される。
バッファ部は、受信部101により受信された放送ストリームデータを一時的に蓄積する。これにより、一時的なデータの欠損があっても、後述する復号部103による安定した復号が可能となる。
復号部103は、TV放送局10の符号部13より符号化された映像・音声・データなどの情報源の符号を復号する処理を行う。なお、復号部103は、符号化に際しては暗号化が行われている場合には、復号に必要な鍵情報の抽出など必要な処理も併せて実行する。
再生部104は、復号部103より復号された映像・音声・データの再生処理を行う。
時計106は、TV受信機100の内部時計である。
記録部107は、各種情報の記録を行う。例えば、受信部101により取得されたチャンネル情報、再生部104により再生された映像・音声・データに時計106が計時する内部時計の時刻を付して記録するほか、復号部103により復号して取得する送信基準時刻や、TV受信機100で後述する判定部115による判定処理を実行する場合には、その判定結果を記憶する。
通信部108は、ネットワークを介した外部サーバ等との接続のインタフェースであって、例えば、記録部107に記録された情報の送信や外部サーバからのデータの取得等が可能となっている。
測定機110は、いわゆる視聴率測定機、すなわち、TV受信機100の再生部104により再生されたストリームを識別判定する装置であって、判定部115(本発明の放送ストリーム視聴時刻取得部、放送時間差算出部および視聴濃度判定部に相当する)と、時計116とを備える。
また、測定機110には、TV受信機100を介してストリームを視聴する視聴者のリアクションを計測する撮像手段としてのカメラ120と、集音手段としてのマイク130とが接続されている。
カメラ120は、例えば、TV受信機100のディスプレイ(図示省略)の直上で撮像方向を視聴者として設けられる。
マイク130は、例えば、TV受信機100の周囲に設けられ、主として、視聴者の発する音(笑い声・拍手など)を集音するほか、ストリームに含まれる音も集音する。
なお、カメラ120およびマイク130は、複数設置してもよい。これにより、TV受信機100からの距離や角度が計測可能となるほか、複数人での視聴もカウント可能可能となる。
判定部115は、各種判定を行い、各種判定結果を要素として視聴濃度を算出する。例えば、判定部115は、TV受信機100の再生部104により再生されたストリームを識別判定すると共に、そのストリームの視聴時刻と送信基準時刻(放送時刻)との時間差を算出する。さらに、判定部115は、当該時間差からライブ視聴判定を行う。
また、判定部115は、同一ストリームに対する時間差判定(ライブ視聴判定)を行った回数である視聴回数を算出する。さらに、判定部115は、当該視聴回数が一定期間において所定の判定閾値の回数となっているかの視聴回数判定を行う。
さらに、判定部115は、カメラ120の撮像画像から、視聴者の顔がディスプレイ方向(カメラ120方向)かの判定のほか、撮像画像から視聴者の表情を認識することにより、リアクション判定を行う。加えて、判定部115は、カメラ120の撮像画像によるリアクション判定に加えてまたは代えて、マイク130の視聴者の発する音から、リアクッション判定を行う。
また、判定部115は、再生されたストリームの再生速度およびストリームの部分視聴か全体視聴かによる視聴態様判定を行う。
なお、判定部115による各種判定を行う具体的な処理については、詳細を後述する。なお、視聴率測定機としての機能(再生されたストリームを識別判定する機能)については、種々の既存手法が採用され得るため、説明を省略する。
時計116は、測定機110の内部時計であって、ストリームの視聴時刻となる時刻を計時する。
IP受信機200は、受信部201と、バッファ部202と、復号部203と、再生部204と、判定部205(本発明のIPストリーム視聴時刻取得部、IP時間差算出部および視聴濃度判定部に相当する)と、時計206と、記録部207と、通信部208とを備える。
また、IP受信端末200には、IP受信端末200を介してストリームを視聴する視聴者のリアクションを計測する撮像手段としてのカメラ220と、集音手段としてのマイク230とが接続されている。
カメラ220は、例えば、IP受信端末200のディスプレイ(図示省略)の直上で撮像方向を視聴者として設けられる。
マイク230は、例えば、IP受信端末200の周囲に設けられ、主として、視聴者の発する音(笑い声・拍手など)を集音するほか、ストリームに含まれる音も集音する。
なお、カメラ220およびマイク230は、複数設置してもよい。これにより、IP受信端末200からの距離や角度が計測可能となるほか、複数人での視聴もカウント可能可能となる。
受信部201は、通信のインタフェースとしてIPストリームの受信を行う。なお、受信部201は、受信と併せて、伝送されたIPストリームデータが多重化されている場合には、多重分離など必要な処理を行う。
バッファ部は、受信部201により受信されたIPストリームデータを一時的に蓄積する。これにより、一時的なデータの欠損があっても、後述する復号部203による安定した復号が可能となる。
復号部203は、IP放送局20の符号部23より符号化された映像・音声・データなどの情報源の符号を復号する処理を行う。なお、復号部203は、符号化に際しては暗号化が行われている場合には、復号に必要な鍵情報の抽出など必要な処理も併せて実行する。
再生部204は、復号部203より復号された映像・音声・データの再生処理を行う。
判定部205は、各種判定を行い、各種判定結果を要素として視聴濃度を算出する。例えば、判定部205は、IP受信端末200の再生部204により再生されたストリームを識別判定すると共に、そのストリームの視聴時刻と送信基準時刻(放送時刻)との時間差を算出する。さらに、判定部205は、当該時間差からライブ視聴判定を行う。
また、判定部205は、同一ストリームに対する時間差判定(ライブ視聴判定)を行った回数である視聴回数を算出する。さらに、判定部205は、当該視聴回数が一定期間において所定の判定閾値の回数となっているかの視聴回数判定を行う。
さらに、判定部205は、カメラ220の撮像画像から、視聴者の顔がディスプレイ方向(カメラ220方向)かの判定のほか、撮像画像から視聴者の表情を認識することにより、リアクション判定を行う。加えて、判定部205は、カメラ220の撮像画像によるリアクション判定に加えてまたは代えて、マイク230の視聴者の発する音から、リアクッション判定を行う。
また、判定部205は、再生されたストリームの再生速度およびストリームの部分視聴か全体視聴かによる視聴態様判定を行う。
なお、判定部205による各種判定を行う具体的な処理については、詳細を後述する。また、再生されたストリームを識別判定する機能については、種々の既存手法が採用され得るため、説明を省略する。
時計206は、IP受信端末200の内部時計である。
記録部207は、各種情報の記録を行う。例えば、再生部204により再生された映像・音声・データに時計206が計時する内部時計の時刻を付して記録するほか、判定部205による判定処理の判定結果を記憶する。
通信部208は、ネットワークを介した外部サーバ等との接続のインタフェースであって、例えば、記録部207に記録された情報の送信や外部サーバからのデータの取得等が可能となっている。
集計サーバ300は、集計部305と、蓄積部307と、誘導制御部309とを備え、集計部305を介して、TV受信機100に不随する判定機110の判定部115の判定結果およびIP受信端末200の判定部205の判定結果を集計し、蓄積部307にその集計した判定結果を蓄積する。
誘導制御部309は、集計した判定結果に基づいて、主として、接触濃度が高くなるように、TV受信機100およびIP受信端末200に対する誘導制御を行う。具体的に、誘導制御部309は、TV受信機100の通信部108に誘導制御信号を送信することにより、再生部104を介して該誘導制御信号に基づく報知(ディスプレイ等への表示や音声案内)を行う。同様に、誘導制御部309は、IP受信端末200の通信部208に誘導制御信号を送信することにより、再生部204を介して該誘導制御信号に基づく報知(ディスプレイ等への表示や音声案内)を行う。
以上が本実施形態のストリーム視聴解析システムの構成である。なお、以上の構成において、TV放送局10と、IP放送局20と、TV受信機100と、測定機110と、IP受信端末200と、集計サーバ300との各処理部は、それぞれ例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only memory)、RAM(Random Access Memory)等のハードウェアにより構成され、後述する各種処理を実行するプログラムをメモリ(不図示)に記憶保持し、そのプログラムを実行することにより、各種処理を実行するための演算装置(シーケンサ)として機能する。
また、TV放送局10と、IP放送局20と、TV受信機100と、測定機110と、IP受信端末200と、集計サーバ300の一部または全部は、他のサーバ(外部サーバ)により構成し、分散処理によりストリーム視聴解析システムを実現してもよい。
次に、図2を参照して、説明を後回しにした測定機110の判定部115およびIP受信端末200の判定部205の処理内容について説明する。
まず、図2Aの左側に示すように、判定部115は、視聴率測定機として、再生されたストリーム(チャンネル・放送番組)を識別する(例えば、映像や音声から間接的に識別)共に、該ストリームも送信基準時刻(放送時刻)を特定する。なお、送信基準時刻(放送時刻)の特定は、再生されたストリーム(チャンネル・放送番組)から外部サーバ等を参照することにより特定してもよい。
なお、視聴率測定機としての判定部115は、TV受信機20の通信部108を介して接続し、復号部103により復号され再生部104により再生されたストリームを直接識別すると共に、該ストリームに付与された送信基準時刻(放送時刻)を直接取得してもよい。
次に、判定部115は、各種判定を行い、視聴能濃度の指標の算出を行う。
例えば、判定部115は、再生されたストリームの視聴時刻と送信基準時刻(放送時刻)との放送ストリームの時間差である放送時間差を算出する。
なお、視聴時刻は、測定機110の時計116の時刻(内部時計)に基づいて判定してもよく、測定機110がTV受信機20の通信部108を介して接続されている場合には、記録部107に記録された、時計106に基づく視聴時刻(内部時計)を用いてもよい。
具体的に、判定部115は、視聴されたストリームの放送時間差を視聴時刻の視聴開始時刻を基準に算出する。すなわち、放送時間差は、内部時計の視聴開始時刻(再生開始時刻)と、ストリームの送信基準時刻の開始時刻(放送開始時刻)との差として算出される。
このように、視聴開始時刻を基準とすることで、簡易に放送時間差を算出することができ、放送時間差が以下の所定の判定閾値の範囲となるストリームの視聴の判定を容易かつ確実に行うことができる。
次に、判定部115は、算出した放送時間差について、図2Aの右側に示すよう、判定閾値による視聴判定を行う。
具体的に、判定部115は、放送時間差が第1閾値より小さい場合には、視聴時刻として内部時計(時計116または時計106に基づく再生時刻)を採用する。ここで、第1閾値は、視聴時刻と送信基準時刻(放送時刻)の時間差について、ほぼ同時と見なせる範囲(例えば、第1閾値として数秒~1分程度)として設定される。
また、判定部115は、放送時間差が第1閾値より大きく第2閾値より小さい場合には、視聴時刻として送信基準時刻(放送時刻)を採用する。ここで、第2閾値は、視聴時刻と放送時刻の時間差について、若干の時間差はあるもののほぼ同時刻に視聴していると見なせる範囲(例えば、第2閾値として数分~10分程度)として設定される。
そして、これらの場合、すなわち、放送時間差が第1閾値より小さい場合および第1閾値より大きく第2閾値より小さい場合には、それぞれ内部時計および送信基準時刻(放送時刻)を基準に、タイムシフトと判定されることなくライブ視聴として時間差評価され
、評価結果について判定集計される。
一方、判定部115は、放送時間差が第2閾値より大きい場合には、タイムシフト視聴時間差評価され、評価結果について判定集計される。
このほか判定部115は、視聴濃度を算出する他の要素として、リアクション評価を行う。例えば、判定部115は、カメラ120の撮像画像から、視聴者の顔がディスプレイ方向(カメラ120方向)かの評価を行う。さらに、撮像画像から視聴者の表情や視線を認識することにより、より高度のリアクション評価を行ってもよい。加えて、判定部115は、カメラ120の撮像画像によるリアクション判定に加えてまたは代えて、マイク130の視聴者の発する音から、リアクッション評価を行う。
また、このほか判定部115は、視聴濃度を算出する他の要素として、再生されたストリームの再生速度およびストリームの部分視聴か全体視聴かによる視聴態様評価を行う。
加えて、このほか判定部115は、視聴濃度を算出する他の要素として、同一コンテンツに対する時間差判定(ライブ視聴判定)を行った回数である視聴回数の加算評価を行う。なお、この場合、判定部115は、当該視聴回数の判定を期間を区切って、一定期間における判定回数を特定の閾値以上か未満かにより簡易的に判定してもよい。
具体的に、図2Bに示す例で、かかる判定部115による判定処理を説明する。図2Bにおいて、X001,X002が、TV受信機の端末IDであり、図中に帯状に示した視聴時間帯が内部時計に基づく視聴時刻(図中の端末時刻)である。
まず、端末IDのX001は、コンテンツ名AAA(放送時刻18:00―18:30)について、内部時計の視聴時刻18:00―18:25(途中終了)に視聴した場合には、放送時刻の開始時刻18:00と、内部時計の視聴開始時刻18:00の差である放送時間差は0で第1閾値(1分)より小さいと判定されるため、ライブ視聴で、図中右側に示すように、この場合には、視聴時刻は内部時計の視聴時刻18:00―18:25(途中終了)と判定される。
この場合の時間差評価は、ライブ視聴であり、内部時計であるため、例えば、時間差評価の最高評価である3/3となる。
次いで、リアクション評価について、カメラ120の撮像画像およびマイク130の音声からリアクション評価が行われる。例えば、この場合、視聴者のモニターの注視度合いが良好であるため、カメラ120の撮像画像評価が最高評価2/2であるが、視聴者のマイク130の音声反応がわずかであり音声評価1/2の場合には、これらを加算した加算値3/4が、この場合のリアクション評価となる。
次いで、視聴態様評価について、例えば、この場合、再生速度に関して、等速視聴であるので、等速倍速評価については、最高評価1/1であり、完結視聴評価については、コンテンツの半分を越えたのち途中で視聴を終了していることから完結視聴評価は1/2であり(なおコンテンツの半分を越えずに途中終了した場合は完結視聴評価は0/2)、これらを加算した加算値2/3が、この場合の視聴態様評価となる。
さらに、回数評価の加算については、その後、同一コンテンツの視聴がないことから、回数評価の加算は無しとなる。
以上の視聴濃度の評価値を合算した視聴濃度指数は、8/10となる。
同様に、端末IDのX002は、コンテンツ名AAA(放送時刻18:00―18:30)について、内部時計の視聴時刻18:02―18:32に視聴した場合には、放送時刻の開始時刻18:00と、内部時計の視聴開始時刻18:02の差である放送時間差は2で第1閾値(1分)より大きく第2閾値(10分)より小さいと判定されるため、ライブ視聴であり、この場合には、視聴時刻は放送時刻の視聴時刻18:00―18:30と判定される。
この場合の時間差評価は、ライブ視聴で放送時刻であるため、(あくまでライブ視聴であるため)例えば、時間差評価は3/3となる。なお、この場合において、ライブ視聴であるが、第1閾値(1分)を超えているため、第1閾値を超えてない場合との間に差を設けて、時間差評価を2/3としてもよい。
次いで、リアクション評価について、例えば、この場合、視聴者のモニターの注視度合いが良・不良を繰り返しているため、カメラ120の撮像画像評価が1/2であるが、視聴者のマイク130の音声反応がわずかであり音声評価1/2の場合には、これらを加算した加算値2/4が、この場合のリアクション評価となる。
次いで、視聴態様評価について、例えば、この場合、等速視聴であるので、等速倍速評価については、最高評価1/1であり、完結視聴評価については、コンテンツを最後まで視聴しているため、完結視聴評価は最高評価の2/2であり、これらを加算した加算値3/3が、この場合の視聴態様評価となる。
さらに、回数評価の加算については、その後、同一コンテンツの視聴がないことから、回数評価の加算は無しとなる。
以上の視聴濃度の評価値を合算した視聴濃度指数は、8/10となる。
次に、同様に、IP受信端末200の判定部205の処理内容について説明する。
まず、判定部205は、再生されたIPストリーム(チャンネル・放送番組)を識別する共に、該ストリームに付与された送信基準時刻(放送時刻)を特定する。
次に、判定部205は、再生されたストリームの視聴時刻(時計206の内部時計の時刻)と送信基準時刻(放送時刻)とのIPストリームの時間差であるIP時間差を算出する。
具体的に、判定部205は、(判定部115と同様に)視聴されたIPストリームの放送時間差を視聴時刻の視聴開始時刻を基準に算出する。すなわち、IP時間差は、内部時計の視聴開始時刻(再生開始時刻)と、IPストリームの送信基準時刻の開始時刻(放送開始時刻)との差として算出される。
このように、視聴開始時刻を基準とすることで、簡易にIP時間差を算出することができ、IP時間差が以下の所定の判定閾値の範囲となるストリームの視聴の判定を容易かつ確実に行うことができる。
次に、判定部205は、算出したIP時間差について、図2Aの右側に示すよう、(判定部115の放送時間差と同様に)判定閾値による視聴判定を行う。
具体的に、判定部205は、(判定部115の放送時間差と同様に)IP時間差が第1閾値より小さい場合には、視聴時刻として内部時計(時計206に基づく再生時刻)を採用する。
また、判定部205は、IP時間差が第1閾値より大きく第2閾値より小さい場合には、視聴時刻として送信基準時刻(放送時刻)を採用する。
そして、これらの場合、すなわち、IP時間差が第1閾値より小さい場合および第1閾値より大きく第2閾値より小さい場合には、それぞれ内部時計および送信基準時刻(放送時刻)を基準に、タイムシフトと判定されることなくライブ視聴として時間差評価され
、評価結果について判定集計される。
一方、判定部205は、放送時間差が第2閾値より大きい場合には、タイムシフト視聴時間差評価され、評価結果について判定集計される。
このほか判定部205は、視聴濃度を算出する他の要素として、リアクション評価を行う。例えば、判定部205は、カメラ120の撮像画像から、視聴者の顔がディスプレイ方向(カメラ120方向)かの評価を行う。さらに、撮像画像から視聴者の表情や視線を認識することにより、より高度のリアクション評価を行ってもよい。加えて、判定部205は、カメラ120の撮像画像によるリアクション判定に加えてまたは代えて、マイク130の視聴者の発する音から、リアクッション評価を行う。
また、このほか判定部205は、視聴濃度を算出する他の要素として、再生されたストリームの再生速度およびストリームの部分視聴か全体視聴かによる視聴態様評価を行う。
加えて、このほか判定部205は、視聴濃度を算出する他の要素として、同一コンテンツに対する時間差判定(ライブ視聴判定)を行った回数である視聴回数の加算評価を行う。なお、この場合、判定部205は、当該視聴回数の判定を期間を区切って、一定期間における判定回数を特定の閾値以上か未満かにより簡易的に判定してもよい。
具体的に、図2Bに示す例で、かかる判定部205による判定処理を説明する。図2Bにおいて、Y001,Y002,Y003が、IP受信端末200の端末IDであり、図中に帯状にしめた視聴時間帯が内部時計に基づく視聴時刻(図中の端末時刻)である。
まず、端末IDのY001は、コンテンツ名AAA(放送時刻18:00―18:30)について、内部時計の視聴時刻18:11―18:41に視聴した場合には、放送時刻の開始時刻18:00と、内部時計の視聴開始時刻18:11の差である放送時間差は11であり、第2閾値(10分)より大きいと判定されるため、タイムシフト視聴であり、図中右側に示すように、この場合には、視聴時刻は放送時刻18:00―18:30と判定される。
この場合の時間差評価は、タイムシフト視聴(放送時刻)であるため、例えば、時間差評価は1/3となる。
次いで、リアクション評価について、例えば、この場合、視聴者のモニターの注視していない不良(近くにいない)ため、カメラ120の撮像画像評価が0/2であるが、視聴者のマイク130の音声反応がわずかであり音声評価1/2の場合には、これらを加算した加算値1/4が、この場合のリアクション評価となる。
次いで、視聴態様評価について、例えば、この場合、等速視聴であるので、等速倍速評価については、最高評価1/1であり、完結視聴評価については、コンテンツを最後まで視聴しているため、完結視聴評価は最高評価の2/2であり、これらを加算した加算値3/3が、この場合の視聴態様評価となる。
さらに、回数評価の加算については、その後、同一コンテンツの視聴があることから、回数評価の加算は+1となる。
以上の視聴濃度の評価値を合算した視聴濃度指数は、6/10となる。
次に、端末IDのY002は、コンテンツ名BBB(放送時刻18:00―18:15)とコンテンツ名CCC(放送時刻18:00―18:15)について、コンテンツ名BBBについては、内部時計の視聴時刻18:00―18:15、またコンテンツ名CCCについては、18:15-18:27(途中終了)に視聴した場合について説明する。
コンテンツ名BBBについて、放送時刻の開始時刻18:00と、内部時計の視聴開始時刻18:00の差である放送時間差は0で第1閾値(1分)より小さいと判定されるため、コンテンツ名BBBについて、ライブ視聴で視聴時刻は内部時計の視聴時刻18:00―18:15と判定される。
コンテンツ名CCCについて、放送時刻の開始時刻18:00と、内部時計の視聴開始時刻18:15の差である放送時間差は15で第2閾値(10)より大きいと判定されるため、コンテンツ名CCCについて、タイムシフト視聴で視聴時刻は放送時刻18:00―18:15と判定される。
この場合、コンテンツ名BBBについて、時間差評価は、ライブ視聴視聴(内部時計)であるため、例えば、時間差評価は3/3となる。一方、コンテンツ名CCCについて、時間差評価は、タイム視聴視聴(放送時刻)であるため、例えば、時間差評価は1/3となる。
次いで、リアクション評価について、コンテンツ名BBBについて、例えば、この場合、視聴者のモニターの注視度合いが良・不良を繰り返しているため、カメラ120の撮像画像評価が1/2であり、視聴者のマイク130の音声反応がわずかであり音声評価1/2の場合には、これらを加算した加算値2/4が、この場合のリアクション評価となる。一方、コンテンツ名CCCについて、視聴者のモニターの注視していない不良(近くにいない)ため、カメラ120の撮像画像評価が0/2であるが、視聴者のマイク130の音声反応がわずかであり音声評価1/2の場合には、これらを加算した加算値1/4が、この場合のリアクション評価となる。
次いで、視聴態様評価について、コンテンツ名BBBについて、例えば、この場合、等速視聴であるので、等速倍速評価については、最高評価1/1であり、完結視聴評価については、コンテンツを最後まで視聴しているため、完結視聴評価は最高評価の2/2であり、これらを加算した加算値3/3が、この場合の視聴態様評価となる。一方、コンテンツ名CCCについて、例えば、この場合、等速視聴であるので、等速倍速評価については、最高評価1/1であり、完結視聴評価については、コンテンツの半分を越えたのち途中で視聴を終了していることから完結視聴評価は1/2であり、これらを加算した加算値2/3が、この場合の視聴態様評価となる。
さらに、回数評価の加算については、その後、同一コンテンツの視聴がいずれもないことから、回数評価の加算はいずれも無しとなる。
以上の視聴濃度の評価値を合算した視聴濃度指数は、コンテンツ名BBBについて、8/10となり、コンテンツ名CCCについて、4/10となる。
次に、端末IDのY003は、コンテンツ名AAA(放送時刻18:00―18:30)について、内部時計の視聴時刻18:15―18:28(途中終了)と(速く2倍速再生で)視聴した場合には、放送時刻の開始時刻18:00と、内部時計の視聴開始時刻18:15の差である放送時間差は15であり、第2閾値(10分)より大きいと判定されるため、この場合には、視聴時刻はタイムシフト視聴で放送時刻18:00―18:30と判定される。
なお、この場合、内部時計から計時される視聴時刻が18:15―18:28(途中終了)の 13分間において、判定部で取得される送信基準時刻が18:00―18:26(途中終了)の26分間であるため、26/13=2という計算で、倍速再生速度を取得することも可能である。
この場合の時間差評価は、タイムシフト視聴(放送時刻)であるため、例えば、時間差評価は1/3となる。
次いで、リアクション評価について、例えば、この場合、視聴者のモニターの注視していない不良(近くにいない)ため、カメラ120の撮像画像評価が0/2であるが、視聴者のマイク130の音声反応が良好であるため音声評価は最高評価の2/2の場合には、これらを加算した加算値2/4が、この場合のリアクション評価となる。
次いで、視聴態様評価について、例えば、この場合、2倍速視聴であるので、等速倍速評価については、0/1であり、完結視聴評価については、コンテンツを半分を超えて途中で視聴終了しているため、完結視聴評価は1/2であり、これらを加算した加算値1/3が、この場合の視聴態様評価となる。
さらに、回数評価の加算については、その後、同一コンテンツの視聴がないことから、回数評価の加算は無しとなる。
以上の視聴濃度の評価値を合算した視聴濃度指数は、4/10となる。
以上が測定機110の判定部115およびIP受信端末200の判定部205の処理内容の詳細であり、判定部115および判定部205の判定結果(視聴濃度指標)は、放送時間差とIP時間差とのいずれに起因するかに拘わらず、同質のものとして、集計サーバ300の集計部305により集計される。
そして、集計サーバ100の誘導制御部309は、集計した判定結果(指標濃度指数の合計または各要素)に基づいて、主として、接触濃度が高くなるように、TV受信機100およびIP受信端末200に対する誘導制御を行う。
誘導制御は、例えば、誘導制御部309から、TV受信機100の通信部108に誘導制御信号を送信することにより、再生部104を介して該誘導制御信号に基づく報知(ディスプレイ等への表示や音声案内)により行われる。同様に、誘導制御部309から、IP受信端末200の通信部208に誘導制御信号を送信することにより、再生部204を介して該誘導制御信号に基づく報知(ディスプレイ等への表示や音声案内)が行われる。
例えば、指標濃度指数の合計に基づいて、合計値の高いコンテンツの再視聴を促したり、指標濃度指数の要素の1つである時間差評価について、(例えば、サッカー観戦の)タイムシフト視聴中にライブ視聴に切り替えが可能な場合にライブ視聴への切り替えを促したり、指標濃度指数の要素の1つである視聴態様評価について、リアクションを良くするように歓声や拍手を挟み込んでもよい(例えばCM直前や静音時に挟み込んでもよい)。
また、視聴回数ついて、指標濃度指数の要素の1つである視聴回数について、視聴回数を0回から1回に増やしたり、1回を2回や3回に増やすように、視聴案内(番組宣伝)などが行われてもよい。
なお、誘導制御部309による誘導制御は、TV受信機100およびIP受信端末200に対してのみならず、放送局であるTV放送局10およびIP放送局20に対して行ってもよい。例えば、回数評価加算が多い(繰り返し視聴されているコンテンツ)について、再放送のレコメンドをTV放送局10およびIP放送局20に対して行ってもよい。
以上、詳しく説明したように、本実施形態のストリーム視聴解析システムによれば、放送ストリームと同一のストリームがIPストリームで送信される場合にその視聴実態を適切に評価することができる。
なお、本実施形態のストリーム視聴解析システムでは、測定機110の判定部115による判定処理およびIP受信端末200の判定部205による判定処理のいずれも行う場合について説明したが、いずれかのみを実行するようにしてもよい。
また、本実施形態のストリーム視聴解析システムでは、TV受信機100とは別に測定機110を備える構成について説明したが、これに限定されるものではなく、測定機110をTV受信機100の内部に構成してもよい。
さらに、本実施形態のストリーム視聴解析システムでは、測定機110の判定部115と、IP受信端末200の判定部205とを別個に設けて、集計サーバ300にて一括して集計する場合について説明したが、これらの判定部(判定部115と判定部205)を統合して集計サーバ300に1つまとめてもよい。
また、本実施形態において、判定部115,205が、リアクション評価について、カメラ120,220およびマイク130,230に基づいて判定を行う場合について説明したが、これに限定されるものではなく、モニターやパネル位置に対する視聴者の位置(モニタやパネルとの距離)から、距離が近い場合には視聴濃度が高いと評価し、距離が遠い場合には視聴濃度が低いと評価してもよい。なお、視聴者の位置は、視聴者のスマートフォンの位置情報のほか、スマートフォンとTV受信機100およびIP受信端末200との近距離通信における電波強度から距離を算出することにより実行してもよい。
さらに、本実施形態において、、判定部115,205が、視聴態様評価について、等速倍速再生および完結視聴の観点から判定を行う場合について説明したが、これに限定されるものではなく、これに加えてまたは代えて、CMスキップを行った否かの観点から判定を行ってもよい。例えば、CMスキップを行っていない場合には、視聴態様評価を高くする一方、CMスキップを行っている場合には、視聴態様評価を低くしてもよい。
10…TV放送局、11…TV放送局の送出部、13…TV放送局の符号部、16…TV放送局の時計、17…TV放送局の打刻部、20…IP放送局、21…IP放送局の配信部、23…IP放送局の符号部、26…IP放送局の時計、27…IP放送局の打刻部、100…TV受信機、101…TV受信機の受信部、102…TV受信機のバッファ部、103…TV受信機の復号部、104…TV受信機の再生部、106…TV受信機の時計、107…TV受信機の記録部、108…TV受信機の通信部、110…測定機、115…測定機の判定部、116…測定機の時計、120…測定機のカメラ、130…測定機のマイク、200…IP受信端末、201…IP受信端末の受信部、202…IP受信端末のバッファ部、203…IP受信端末の復号部、204…IP受信端末の再生部、205…IP受信端末の判定部、206…IP受信端末の時計、207…IP受信端末の記録部、208…IP受信端末の通信部、220…IP受信端末のカメラ、230…IP受信端末のマイク、300…集計サーバ、305…集計部、307…蓄積部、309…誘導制御部。

Claims (7)

  1. 放送を介してストリームを送信する放送ストリーム送信と、ネットワークを介して該ストリームを送信するIPストリーム送信とが実行されるストリーム送信における該ストリームの視聴の全体を解析するストリーム視聴解析システムにおいて、
    前記放送を介して前記ストリームを受信する放送ストリーム受信手段から、該放送ストリーム受信手段の内部時計に基づく該ストリームの視聴時刻である放送ストリーム視聴時刻を取得する放送ストリーム視聴時刻取得部と、
    前記ネットワークを介して前記ストリームを受信するIPストリーム受信手段から、該IPストリーム受信手段の内部時計に基づく該ストリームの視聴時刻であるIPストリーム視聴時刻を取得するIPストリーム視聴時刻取得部と、
    前記ストリームの送信基準時刻と、放送ストリーム視聴時刻取得部が取得した放送ストリーム視聴時刻との差である放送時間差を算出する放送時間差算出部と、
    前記ストリームの送信基準時刻と、IPストリーム視聴時刻取得部が取得したIPストリーム視聴時刻との差であるIP時間差を算出するIP時間差算出部と、
    放送時間差算出部により算出された放送時間差と、IP時間差算出部により算出されたIP時間差とを同質の時間差として、該時間差が所定の判定閾値の範囲となる否かの時間差判定と、該時間差判定を行った回数である視聴回数判定とを含む視聴濃度の判定を行う視聴濃度判定部と
    を備えることを特徴とするストリーム視聴解析システム。
  2. 請求項1記載のストリーム視聴解析システムにおいて、
    前記視聴濃度判定部は、前記視聴回数判定に加えてまたは代えて、前記ストリームの視聴者のリアクションの評価を行うリアクション判定を含めて視聴濃度の判定を行うことを特徴とするストリーム視聴解析システム。
  3. 請求項1または2記載のストリーム視聴解析システムにおいて、
    前記視聴濃度判定部は、前記視聴回数判定に加えてまたは代えて、前記ストリームの視聴態様を評価する視聴態様判定を含めて視聴濃度判定を行うことを特徴とするストリーム視聴解析システム。
  4. 請求項1乃至3のうちいずれか1項記載のストリーム視聴解析システムにおいて、
    前記放送ストリーム視聴時刻取得部は、前記放送ストリーム受信手段の内部時計に基づく前記ストリームの視聴開始時刻を含む放送ストリーム視聴時刻を取得すると共に、前記IPストリーム視聴時刻取得部は、前記IPストリーム受信手段の内部時計に基づく該ストリームの視聴開始時刻を含むIPストリーム視聴時刻を取得し、
    前記放送時間差算出部は、前記ストリームの視聴開始時刻に基づいて前記放送時間差を算出する共に、前記IP時間差算出部は、前記ストリームの視聴開始時刻に基づいて前記IP時間差を算出することを特徴とするストリーム視聴解析システム。
  5. 請求項1乃至4のちいずれか1項記載のストリーム視聴解析システムにおいて、
    前記視聴濃度判定部により判定される視聴濃度が高くなるように誘導を行う誘導制御部を備えることを特徴とするストリーム視聴解析システム。
  6. 放送を介してストリームを送信する放送ストリーム送信と、ネットワークを介して該ストリームを送信するIPストリーム送信とが実行されるストリーム送信における該ストリームの視聴の全体を解析するストリーム視聴解析方法において、
    前記放送を介して前記ストリームを受信する放送ストリーム受信手段から、該放送ストリーム受信手段の内部時計に基づく該ストリームの視聴時刻である放送ストリーム視聴時刻を取得する放送ストリーム視聴時刻取得工程と、
    前記ネットワークを介して前記ストリームを受信するIPストリーム受信手段から、該IPストリーム受信手段の内部時計に基づく該ストリームの視聴時刻であるIPストリーム視聴時刻を取得するIPストリーム視聴時刻取得工程と、
    前記ストリームの送信基準時刻と、放送ストリーム視聴時刻取得工程で取得した放送ストリーム視聴時刻との差である放送時間差を算出する放送時間差算出工程と、
    前記ストリームの送信基準時刻と、IPストリーム視聴時刻取得工程で取得したIPストリーム視聴時刻との差であるIP時間差を算出するIP時間差算出工程と、
    放送時間差算出工程で算出された放送時間差と、IP時間差算出工程で算出されたIP時間差とを同質の時間差として、該時間差が所定の判定閾値の範囲となる否かの時間差判定と、該時間差判定を行った回数である視聴回数判定とを含む視聴濃度の判定を行う視聴濃度判定工程と
    を実行することを特徴とするストリーム視聴解析方法。
  7. 放送を介してストリームを送信する放送ストリーム送信と、ネットワークを介して該ストリームを送信するIPストリーム送信とが実行されるストリーム送信における該ストリームの視聴の全体を解析するプログラムであって、
    コンピュータに、
    前記放送を介して前記ストリームを受信する放送ストリーム受信手段から、該放送ストリーム受信手段の内部時計に基づく該ストリームの視聴時刻である放送ストリーム視聴時刻を取得させ、
    前記ネットワークを介して前記ストリームを受信するIPストリーム受信手段から、該IPストリーム受信手段の内部時計に基づく該ストリームの視聴時刻であるIPストリーム視聴時刻を取得させ、
    前記ストリームの送信基準時刻と、取得した放送ストリーム視聴時刻との差である放送時間差を算出させ、
    前記ストリームの送信基準時刻と、取得したIPストリーム視聴時刻との差であるIP時間差を算出させ、
    算出された放送時間差とIP時間差とを同質の時間差として、該時間差が所定の判定閾値の範囲となる否かの時間差判定と、該時間差判定を行った回数である視聴回数判定とを含む視聴濃度の判定をさせることを特徴とするプログラム。
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