JP2004023214A - 画像印刷装置および方法、印刷媒体、並びに印刷媒体ユニット - Google Patents

画像印刷装置および方法、印刷媒体、並びに印刷媒体ユニット Download PDF

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稲毛 勝行
Yukiro Arimoto
有元 幸郎
Masanori Saito
斎藤 正徳
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Abstract

【課題】より面白みのある撮影を提供できるようにする。
【解決手段】ユーザが画像印刷装置1の近傍に用意されているオブジェクトを保持して撮影しているとき、予め登録されている、オブジェクトのRGB値と、CCD13により撮影された画像の各画素のRGB値が比較され、撮影された画像中におけるオブジェクトの領域が抽出される。領域が抽出されたオブジェクトの画像が、例えば、野球の道具であるバットの画像や、星が並んでいる画像などにより置換されて、得られた合成画像が画像表示部14に表示される。ユーザは、リアルタイムで表示される合成画像(動画像)を確認しながら撮影を行う。本発明は、写真シール自販機としての画像印刷装置に適用できる。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に、より面白みのある撮影を提供できるようにする画像印刷装置および方法、印刷媒体、並びに印刷媒体ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ユーザの画像を撮影し、これを予め用意されたフレーム画像と合成してシール紙などに印刷して提供する、いわゆる「プリント倶楽部(登録商標)」などの画像印刷装置が知られている。
【0003】
この画像印刷装置の中には、特開2000−92481号公報に開示されているように、撮影された、所定のポーズをとっているユーザの画像を解析することにより、例えば、ユーザの指先などの所定の領域を検出し、指先から星や炎が出ているように画像の合成を行い、合成結果の画像を表示するものがある。
【0004】
そして、これにより、実現不可能な画像が表示されることになり、面白みのある撮影を提供できるようにするものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、撮影した画像に取り込まれているポーズの解析を行い、その結果に基づいて指先などの体の領域を抽出する場合、それぞれのユーザの体つきやポーズの微妙な違いなども関連して、実際には、領域の誤検出が多いという課題があった。
【0006】
従って、撮影を行っているユーザが予想しない場所から、星や炎が出ているような合成画像が表示されてしまい、撮影の面白みが半減することがあった。
【0007】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、より確実に合成された画像を表示し、より面白みのある撮影を提供できるようにするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の画像印刷装置は、被写体を撮影する撮影手段と、撮影手段により撮影された画像から、被写体としての所定のオブジェクトの領域を抽出する抽出手段と、抽出手段により領域が抽出されたオブジェクトに替えて、所定の画像を合成する合成手段と、合成手段による合成結果としての合成画像を表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
【0009】
この画像印刷装置は、例えば、写真シール自販機として利用されるようにすることができる。
【0010】
前記オブジェクトは、ユーザが容易に取り扱い、撮影を行うことができればどのような物体でもよく、例えば、棒状の物体や球体の物体とされる。好ましくは固形の物体がよい。
【0011】
本発明の画像印刷装置は、オブジェクトの色情報を取得する取得手段をさらに備えるようにすることができる。このとき、前記抽出手段は、取得手段により取得されたオブジェクトの色情報と、撮影手段により撮影された画像の色情報に基づいてオブジェクトの領域を抽出する。
【0012】
色情報に基づいてオブジェクトの領域を抽出するようにしたため、撮影された画像の各領域の大きさなどを解析し、その結果に基づいてオブジェクトを抽出する場合に較べて、容易に、かつ確実にオブジェクトの領域を抽出することができる。
【0013】
前記取得手段は、例えば、装置自体に記憶されている情報から、色情報を取得するようにしてもよいし、ネットワークを介して接続されているサーバから取得するようにしてもよい。
【0014】
また、本発明の画像印刷装置は、オブジェクトの色情報を記憶する記憶手段をさらに備えるようにすることができ、このとき、前記取得手段は、オブジェクトの色情報を、記憶手段により記憶されている情報から取得する。
【0015】
オブジェクトは、画像印刷装置の近傍に用意されている物体であるようにすることができる。
【0016】
合成手段によりオブジェクトに替えて合成される画像の選択を受け付ける受付手段をさらに備えるようにすることができる。
【0017】
本発明の画像印刷装置の画像印刷方法は、被写体を撮影する撮影ステップと、撮影ステップの処理により撮影された画像から、被写体としての所定のオブジェクトの領域を抽出する抽出ステップと、抽出ステップの処理により領域が抽出されたオブジェクトに替えて、所定の画像を合成する合成ステップと、合成ステップの処理による合成結果としての合成画像を表示する表示ステップとを含むことを特徴とする。
【0018】
本発明の画像印刷装置および方法においては、被写体が撮影され、撮影された画像から、被写体としての所定のオブジェクトの領域が抽出される。また、領域が抽出されたオブジェクトに替えて、所定の画像が合成され、合成結果としての合成画像が表示される。
【0019】
これにより、より面白みのある撮影をユーザに提供することができる。
【0020】
本発明の印刷媒体は、被写体を撮影する撮影ステップと、撮影ステップの処理により撮影された画像から、被写体としての所定のオブジェクトの領域を抽出する抽出ステップと、抽出ステップの処理により領域が抽出されたオブジェクトに替えて、所定の画像を合成する合成ステップと、合成ステップの処理による合成結果としての合成画像を表示する表示ステップとを含む画像印刷方法により印刷されることを特徴とする。
【0021】
本発明の印刷媒体ユニットは、被写体を撮影する撮影手段と、撮影手段により撮影された画像から、被写体としての所定のオブジェクトの領域を抽出する抽出手段と、抽出手段により領域が抽出されたオブジェクトに替えて、所定の画像を合成する合成手段と、合成手段による合成結果としての合成画像を表示する表示手段とを備える画像印刷装置において使用される印刷媒体ユニットであって、印刷媒体ユニットを識別するユニット識別情報を記憶する識別情報記憶手段を備え、記憶されているユニット識別情報が画像印刷装置により認証されたとき使用可能とされることを特徴とする。
【0022】
識別情報記憶手段は、例えば、ICタグ(制御タグ)、ICカード等のメモリにより構成され、ユニット識別情報としての固有のIDを記憶する。
【0023】
このように、識別情報が認証されたときにのみ印刷媒体ユニットが使用可能とされることにより、本発明の画像印刷装置に対して生産されたユニットのみが使用可能となり、いわゆる純正品以外のものが使用されることを抑制することができる。また、印刷媒体ユニットにバーコードなどが付されている場合、そのバーコードにより、純正品であるか否かを判断させるようにしてもよい。
【0024】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明を適用した、写真シール自販機としての画像印刷装置1の構成例を示す斜視図である。
【0025】
筐体11の上方の垂直な面11aには撮影装置12が設けられている。撮影装置12は、面11aに上下方向に配設されているレール(図示せず)に従って、上下方向に移動可能とされている。すなわち、被写体であるユーザは、撮影装置12を上下方向に移動させて、好みの角度で撮影することができる。
【0026】
撮影装置12は、被写体を撮影するためのCCD(Charge Coupled Device)13と、CCD13により取り込まれている画像(動画像)を表示する画像表示部14により構成されている。画像表示部14がCCD13の近傍に設けられているため、ユーザは、CCD13に視線を向けた状態で、画像表示部14に表示される自分自身の画像を確認しながら、撮影を行うことができる。
【0027】
撮影装置12の左右には、フラッシュ照射部15−1および15−2が設けられており、フラッシュ照射部15−1および15−2は、筐体11の内部に設けられている照明装置からのフラッシュ光を透過し、被写体を照射する。
【0028】
筐体11の、若干上方を向いている面11bの中央には、LCD(Liquid CrystalDisplay)またはCRT(Cathode−Ray Tude)により構成される表示部16が設けられている。表示部16には、撮影した画像の他に、撮影処理や印刷処理の行程に応じて、様々な選択ボタン、或いはメッセージなどが配置された案内画面が表示され、ユーザは、表示部16の近傍に設けられる入力ペン17−1または17−2(以下、入力ペン17−1および17−2を個々に区別する必要がない場合、まとめて単に入力ペン17と称する)を利用して、撮影処理や編集処理を行う(シール紙を取得するまでの各行程を進行させる)。
【0029】
筐体11の左側面11dには、硬貨投入口18が設けられている。ユーザは、画像印刷装置1を利用して撮影するとき、所定の代金を硬貨投入口18に投入する。また、面11dには、シール取出口19が設けられており、そこから、編集が施された画像がそれぞれ所定の大きさで、所定の位置に印刷されたシール紙が排出される。
【0030】
以上のような外観構成を有する画像印刷装置1においては、ユーザが、図2Aに示される棒状のオブジェクト21、または、図2Bに示される球体のオブジェクト22を保持した状態で撮影をしているとき、撮影された画像に基づいて、オブジェクト21または22の領域が抽出され、その領域に、他の画像(オブジェクト21および22以外の画像)が合成されて画像表示部14にリアルタイムで表示されるようになされている。
【0031】
例えば、画像表示部14には、単なる棒状のオブジェクト21に替えて、オブジェクト21が星に包まれている画像が表示されたり、或いは、オブジェクト21が、野球で使われるバットに替わっている画像などが表示される。
【0032】
このような、現実とは異なる画像を撮影することができるため、より面白みのある撮影を提供することができる。
【0033】
例えば、図2Aに示される棒状のオブジェクト21、および図2Bに示される球体のオブジェクト22は、画像印刷装置1の近傍に用意されていたり、或いは、画像印刷装置1が設置されている施設において貸与される。
【0034】
また、図2Aに示される棒状のオブジェクト21、および図2Bに示される球体のオブジェクト22は、画像印刷装置1が、撮影した画像から容易にその領域を抽出できるように、金色などの、被写体としてのユーザの画像からはあまり検出されない色の物体とされる。すなわち、後に詳述するように、画像印刷装置1は、撮影された画像の色情報(例えば、RGB値)に基づいて、オブジェクトの領域を抽出する。
【0035】
なお、画像印刷装置1は、実際には、背面パネル(被写体の背景となるパネル)、側面パネル(被写体の左右に位置するパネル)、および天井パネルに囲まれた空間の中に設置されており、その空間の内部は、ユーザの領域とオブジェクトの領域を容易に抽出できるように、例えば、白色や水色などの単一の色とされる。
【0036】
画像印刷装置1の処理についてはフローチャートを参照して後に詳述する。
【0037】
図3は、図1の画像印刷装置1の内部の構成例を示すブロック図である。上述したものと同様の構成について、その詳細な説明は適宜省略する。
【0038】
制御装置31は、パーソナルコンピュータなどにより構成され、画像印刷装置1の全体の動作を制御する。具体的には、制御装置31に設けられているCPU(Central Processing Unit)61により、ROM(Read Only Memory)62や記憶部66(いずれも図4参照)に記憶されているプログラムが実行され、そのプログラムに従って、撮影処理や画像の編集処理が進行される。
【0039】
硬貨処理部32は、ユーザにより所定の代金が硬貨投入口18に投入されたとき、それを検出し、制御装置31に通知する。照明制御部33は、制御装置31からの指示に基づいて、撮影装置12が被写体を撮影するタイミングに併せてフラッシュ光を出射する。出射されたフラッシュ光は、図1のフラッシュ照射部15−1および15−2を介して被写体(ユーザ)を照射する。
【0040】
プリンタユニット34は、プリンタ部41と制御タグリーダライタ42により構成され、プリンタユニット34に装着されるシール紙ユニット35は、シール紙51と、個々のシール紙ユニット35を識別する識別情報等を管理する制御タグ52により構成される。
【0041】
プリンタ部41は、編集処理が施された画像データが制御装置31から供給されてきたとき、供給された画像データにより表される画像を、ユーザにより選択された分割数(印刷パターン)に従ってシール紙51に印刷し、画像が印刷されたシール紙51をシール取り出し口19に排出する。
【0042】
制御タグリーダライタ42は、制御タグ52に記憶されている識別情報を接触または非接触により読み出し、制御装置31に出力する。制御装置31は、制御タグリーダライタ42から供給された識別情報に基づいて、装着されているシール紙ユニット35が、画像印刷装置1において利用可能なユニットであるか否かを判定し、利用可能なユニットであると判定したときにのみ、プリンタ部41を動作可能にする。すなわち、制御装置31により、画像印刷装置1において利用可能とされるシール紙ユニットの識別情報が管理されている。
【0043】
これにより、画像印刷装置1に対応していない(純正のものでない)シール紙が利用されるのを抑制することができる。また、制御タグ52により、シール紙51の残量等も管理される。なお、シール紙ユニット35が純正のものであるか否かを、シール紙ユニット35の表面にプリントされているバーコードなどにより確認させるようにしてもよい。
【0044】
表示部16にはタッチパネル36が積層されている。タッチパネル36は、入力ペン17により入力されたユーザからの指示を制御装置31に出力する。
【0045】
図4は、図3の制御装置31の構成例を示すブロックである。
【0046】
CPU61は、ROM62に記憶されているプログラム、または、記憶部66からRAM(Random Access Memory)63にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM63にはまた、CPU61が各種の処理を実行する上において必要なデータなどが適宜記憶される。
【0047】
CPU61、ROM62、およびRAM63は、バス64を介して相互に接続されている。このバス64にはまた、入出力インタフェース65も接続されている。
【0048】
入出力インタフェース65には、撮影装置12、表示部16、硬貨処理部32、照明制御部33、プリンタユニット34、タッチパネル36、および記憶部66が接続されている。
【0049】
記憶部66には、CPU61により実行されるプログラム、CCD13により撮影された画像のデータ、および、オブジェクトの色情報などが記憶される。
【0050】
入出力インタフェース65にはまた、必要に応じてドライブ67が接続され、磁気ディスク71、光ディスク72、光磁気ディスク73、或いは半導体メモリ74が適宜装着され、それから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部66にインストールされる。
【0051】
次に、以上の構成を有する画像印刷装置1により行われる各種の処理について、フローチャートを参照して説明する。
【0052】
始めに、図5のフローチャートを参照して、画像印刷装置1を利用する顧客(ユーザ)に応対する、画像印刷装置1の処理について説明する。
【0053】
ステップS1において、制御装置31のCPU61は、硬貨処理部32からの出力に基づいて、代金が投入されたか否か、すなわち、撮影を開始するユーザがいるか否かを判定し、代金が投入されたと判定するまで待機する。
【0054】
CPU61は、ステップS1において、代金が投入されたと判定した場合、ステップS2に進み、撮影処理を実行する。
【0055】
例えば、CPU61は、撮影した画像に基づいて、ユーザが保持しているオブジェクトの領域を抽出し、抽出したオブジェクトの画像に替えて、ユーザにより選択された画像を合成する。合成して得られた合成画像は、画像表示部14にほぼリアルタイムで表示される。
【0056】
また、CPU61は、ユーザにより指示されたときなどの所定のタイミングにおけるユーザの画像を保存する(撮影する)。例えば、所定の回数だけ撮影が繰り返されたとき、撮影処理は終了される。ステップS2において実行される撮影処理については、図6のフローチャートを参照して後に詳述する。
【0057】
ステップS3において、CPU61は、ユーザからの入力に基づいて、撮影した画像を編集する編集処理を実行する。この編集処理においても、所定のボタンが押下されることに応じて、編集対象とされている画像中の、ユーザが保持しているオブジェクトの画像が、他の物体の画像に置換され、得られた合成画像が表示部16の編集画面に表示される。ステップS3において実行される編集処理については、図13のフローチャートを参照して後に詳述する。
【0058】
CPU61は、ステップS4において、ステップS3の編集処理により編集された画像のデータをプリンタユニット34のプリンタ部41に転送し、編集が施された画像をシール紙51に印刷させる。そして、印刷が終了したとき、ユーザは、シール取り出し口19に排出されたシール紙を受け取り、画像印刷装置1の利用を終了させる。
【0059】
次に、図5のフローチャートを参照して、図4のステップS2において実行される撮影処理の詳細について説明する。
【0060】
代金が投入されたとき(図5のステップS1において、代金が投入されたと判定されたとき)、表示部16には、撮影画面が表示される。この撮影画面には、CCD13により取り込まれている動画像の他、撮影を開始するとき操作される撮影開始ボタンなどが表示される。なお、撮影装置12の画像表示部14にも、CCD13により取り込まれている動画像(リアルタイム画像)が表示される。
【0061】
CPU61は、撮影画面が表示されているとき、ステップS11において、撮影するか否かを判定する。例えば、撮影画面に表示されている開始ボタンが押下されたことがタッチパネル36から通知されてきた場合、或いは、設定されている制限時間の経過が近づいている場合、CPU61は、ステップS11において、撮影すると判定し、ステップS12に進み、撮影を開始する。
【0062】
例えば、撮影するまで(画像を保存するまで)のカウントダウンが「5,4,3,2,1,0」などのようにスピーカからの音声や表示部16の表示により出力され、カウントダウンが「0」になったとき、CCD13により取り込まれている画像が記憶部66に保存される。
【0063】
一方、例えば、撮影開始ボタンが押下されておらず、かつ、制限時間の終了が近づいていない場合、ステップS11において、CPU61は、撮影しないと判定し、ステップS13に進み、撮影を終了するか否かを判定する。
【0064】
例えば、撮影回数が予め設定されており、既に、設定されている回数だけ撮影を行ったため、撮影回数が残っていない場合、または、撮影処理を終了することがユーザにより指示された場合、CPU61は、ステップS13において、撮影を終了すると判定し、撮影処理を終了させる。それ以降、図5のステップS3の処理が実行される。
【0065】
CPU61は、ステップS13において、撮影を終了しないと判定した場合、ステップS14に進み、オブジェクトを用いて撮影するか否かを選択する選択画面を表示部16に表示させる。例えば、ユーザは、オブジェクトに替えて所定の画像が合成されている画像を表示させて撮影するモードと、好きなポーズを取って撮影する通常モードにより撮影することができる。なお、上述した撮影画面において、所定のボタンが押下されたとき、この撮影モードの選択画面が表示されるようにしてもよい。
【0066】
図7は、オブジェクトを利用して撮影するか否かを選択する選択画面の表示例を示す図である。
【0067】
図6の例においては、キャラクタ101が表示部16の中央上方に表示され、その吹き出し102に「アイテム(オブジェクト)を使って撮影する?」のメッセージが表示されている。
【0068】
また、表示部16のほぼ中央には、オブジェクトを利用するとき操作されるイエスボタン103(「利用する」が表示されているボタン)と、ノーボタン104(「利用しない」が表示されているボタン)が表示されている。ユーザは、いずれかのボタンを入力ペン17により操作し、オブジェクトを利用するか否かを選択する。
【0069】
CPU61は、タッチパネル36の出力を入出力インタフェース65およびバス64を介して取得し、ステップS15において、オブジェクトを利用することが選択されたか否かを判定する。
【0070】
ステップS15において、CPU61は、図7のノーボタン104が押下され、通常モードにより撮影することが指示された場合、すなわち、オブジェクトを利用せずに通常モードにより撮影することが選択されたと判定した場合、ステップS11に戻り、それ以降の処理を繰り返し実行する。
【0071】
一方、図6のイエスボタン103が押下された場合、CPU61は、ステップS15において、オブジェクトを利用することが選択されたと判定し、ステップS16に進み、オブジェクトの選択画面を表示部16に表示させる。
【0072】
図8は、オブジェクトの選択画面の表示例を示す図である。
【0073】
図8の例においては、キャラクタ101の吹き出し111に「アイテムを選択してね」のメッセージが表示されている。
【0074】
また、その下には、オブジェクト画像114および115が表示され、その左右に、矢印112および113がそれぞれ表示されている。この矢印112および113が入力ペン17により操作されたとき、表示されるオブジェクト(選択可能なオブジェクト)が切り替わるようになされている。
【0075】
なお、図8の選択画面において表示されているオブジェクト画像114および115は、図2に示されるオブジェクト21および22をそれぞれ表している。
【0076】
ユーザは、例えば、オブジェクト21を保持しながら撮影するときには、オブジェクト画像114を入力ペン17により選択し、画面の右下に表示されている決定ボタン116を押下することによりそれを確定する。また、ユーザは、オブジェクト22を保持しながら撮影するときには、オブジェクト画像115を入力ペン17により選択し、決定ボタン116を押下することによりそれを確定する。
【0077】
この選択画面に画像として表示されるオブジェクトは、例えば、画像印刷装置1の近傍に用意されていたり、或いは、画像印刷装置1が設置されている施設において貸与されているため、ユーザは、利用するオブジェクトを用意するとともに、用意したオブジェクトを選択画面において指定する。
【0078】
ステップS17において、CPU61は、オブジェクトが選択されたか否かを判定し、選択されたと判定するまで待機する。
【0079】
CPU61は、オブジェクト画像が選択され、決定ボタン116が押下されたことがタッチパネル36から通知されてきた場合、ステップS17において、オブジェクトが選択されたと判定し、ステップS18に進む。
【0080】
CPU61は、ステップS18において、ユーザにより選択されたオブジェクトの、例えば、RGB値(色情報)を記憶部66から読み出す。上述したように、オブジェクトは、例えば、金色などの、撮影される画像の中には、まれにしか含まれない色の物体とされており、そのオブジェクトの色に対応するRGB値を表す情報が読み出される。
【0081】
なお、オブジェクト毎に異なる色が付されており、それぞれのオブジェクト毎にRGB値が登録されている場合、ユーザにより選択されたオブジェクトに対応するRGB値が読み出される。
【0082】
ステップS19において、CPU61は、撮影された画像中のオブジェクトに置換して、合成する画像の選択画面を表示部16に表示する。
【0083】
図9は、置換する画像の選択画面の表示例を示す図である。
【0084】
図9の例においては、キャラクタ101の吹き出し131に「置き換える画像を選択してね」のメッセージが表示されている。
【0085】
また、その下には、置換画像(オブジェクトの画像に置換して合成される画像)134および135が表示され、その左右に、矢印132および133がそれぞれ表示されている。この矢印132および133が入力ペン17により操作されたとき、表示される置換画像が切り替わる。さらに、画面の右下には、置換画像の選択を確定するとき操作される決定ボタン136が表示されている。
【0086】
図9に示される選択画面は、図8のオブジェクトの選択画面において、棒状のオブジェクト画像114が選択された場合の例とされており、星が5つ並んでいる置換画像134と、バットを表す置換画像135が選択可能な置換画像として表示されている。
【0087】
従って、ユーザが置換画像134を選択して撮影した場合、撮影された画像中のオブジェクト21の画像に替えて置換画像134(星が並んでいる画像)が合成され、一方、置換画像135を選択して撮影した場合、撮影された画像中のオブジェクト21の画像に替えて置換画像135(バットの画像)が合成される。
【0088】
CPU61は、ステップS20において、置換する画像が選択されたか否かを判定し、選択されたと判定するまで待機する。CPU61は、ステップS20において、置換する画像が選択されたと判定した場合、ステップS21に進み、取り込まれている画像から、ステップS18で読み出したRGB値に対応する領域を抽出する。すなわち、この処理により、ユーザが保持しているオブジェクトの領域が抽出されることになる。
【0089】
図10は、CCD13により取り込まれている画像の例を示す図であり、この例においては、右側の人物が左手でオブジェクト21を保持している。例えば、図10に示される画像の各画素のRGB値と、読み出されたRGB値が比較され、読み出されたRGB値に、所定の範囲内で近似している複数の画素(画素の集合)からなる領域が、オブジェクト21の領域として抽出される。
【0090】
CPU61は、ステップS22において、オブジェクトの領域が抽出されたか否かを判定し、抽出されたと判定するまで待機する。
【0091】
ステップS22において、取り込まれている画像に基づいてオブジェクトの領域が抽出されたと判定した場合、ステップS23に進み、CPU61は、抽出された領域の画像(オブジェクトの画像)を、ユーザにより選択された置換画像に置換する。このとき、抽出されたオブジェクトの方向と置換画像の角度が一致するように置換される。
【0092】
置換された画像は、画像表示部14に表示されるため、ユーザは、自分が保持しているオブジェクトが、選択した置換画像で置換されている画像(自分自身と置換画像の合成画像)を確認することができる。
【0093】
図11は、画像表示部14に表示される合成画像の表示例を示す図である。
【0094】
例えば、図10に示されるような画像が取り込まれており、かつ、置換画像の選択画面で置換画像134が選択されている場合、画像表示部14には、図11に示されるような、オブジェクト21が置換画像134に置換された画像が表示される。図11に示されるように、置換画像134の角度は、撮影された画像中におけるオブジェクト21(図10)の角度と一致している。
【0095】
また、置換画像の選択画面において、ユーザにより、オブジェクト21の先端から光が出射されている画像が置換画像として選択された場合、画像表示部14に表示される画像は、図12に示されるものとなる。すなわち、出射されている光を表す画像(図12においては、5本の直線で示されている)が、被写体として撮影されているオブジェクト21の先端の部分に合成され、図12に示される画像が表示される。
【0096】
なお、図9の置換画像の選択画面において、置換画像135が選択されている場合、図10のオブジェクトに替えて、バットの画像が合成されたものが表示される。
【0097】
ステップS23において画像の置換が行われ、得られた合成画像が表示された後、処理はステップS11に戻り、それ以降の処理が繰り返し実行される。すなわち、撮影が指示されたとき、或いは、制限時間の経過が近づいているとき、ステップS12において、撮影が行われる。ユーザがオブジェクトを利用している場合、撮影され、保存される画像は、実際にオブジェクトが写っている画像(ユーザがオブジェクトを保持している画像)であってもよいし、オブジェクトが置換画像により置換されている画像(ステップS23の処理により得られた合成画像)であってもよい。
【0098】
このように、現実にはないものに置換された画像が合成されて表示されるため、ユーザに対して、より面白みのある撮影を提供することができる。
【0099】
また、以上のように、オブジェクトの色情報に基づいて、画像中のオブジェクトの領域を抽出するようにしたため、撮影した画像の解析(各領域のサイズ等の解析)を行い、オブジェクトの領域を抽出する場合に較べて、より確実に、オブジェクトの領域を抽出することができる。従って、より確実に、画像を置換し、得られた合成画像をユーザに提示することができる。
【0100】
また、撮影した画像中には通常含まれない、金色などの色をオブジェクトの色としたため、オブジェクト以外の領域を、オブジェクトの領域として誤検出することを最小限に抑制することができる。
【0101】
以上においては、ユーザは、オブジェクトの選択を選択画面において行うとしたが、用意されている複数のオブジェクトが全て同一の色である場合、この選択処理は省略することが可能である。
【0102】
また、置換画像が、ユーザにより選択されたものはでなく、装置により自動的に選択されたものとした場合、ユーザが意図しない画像が表示されることになり、それによっても面白みのある撮影を提供することができる。従って、この場合、上述した、置換画像を選択する処理は省略される。
【0103】
次に、図13のフローチャートを参照して、図3のステップS3において実行される編集処理の詳細について説明する。
【0104】
ステップS31において、CPU61は、図3のステップS2の処理により撮影され、保存された画像データを読み出し、撮影した画像に編集を施す(画像に落書きする)編集画面を表示部16に表示させる。
【0105】
図14は、編集画面の表示例を示す図である。
【0106】
例えば、編集画面の中央上方にある編集対象画像表示領域151には、ユーザにより選択された編集対象の画像が拡大して表示される。
【0107】
なお、この例においては、置換画像によりオブジェクトが置換されていない画像(実際の被写体の画像)が編集対象画像として表示されている。すなわち、置換画像によりオブジェクトの画像が置換された合成画像ではなく、オブジェクトを保持したユーザの画像が保存され、編集対象画像表示領域151に表示されている。
【0108】
編集対象画像表示領域151の右側には、撮影された画像が一覧表示される編集対象画像メニュー152が表示されており、そこに、撮影された画像が一覧表示されている。編集対象画像表示領域151に表示されている編集対象画像を切り替えるとき、ユーザは、編集対象画像メニュー152の中から好みのものを選択する。
【0109】
編集対象画像表示領域151の下には、編集対象画像に施す編集の内容(編集ツール)を選択するときにユーザにより操作されるボタンが配列して表示されている。例えば、編集ツールとして、編集対象画像に重畳して好みの画像(スタンプ画像)を表示させるスタンプツール、入力ペン17の軌跡に応じて線画像が表示され、好みの文字や絵を入力するとき利用されるペンツール、および、被写体の画像の背景として好みのテクスチャを入力するとき利用される背景ブラシツールが用意される。
【0110】
図14の例においては、編集対象画像のオブジェクトの領域を、置換画像により置換して表示するとき(図11または図12に示されるような合成画像を編集対象画像として表示させるとき)操作される魔法スタンプボタン153、入力ペン17を当接させた位置に、例えば、犬の頭部分の画像を配置し、入力ペン17の軌跡に応じて、その胴体部分の画像を表示させるスタンプツールを選択するとき操作されるのびのびスタンプボタン154、入力ペン17の軌跡に従って画像が入力されるスタンプツールを選択するとき操作されるラインスタンプボタン155が表示されている。すなわち、この例においては、上述した、撮影した画像のオブジェクトの領域を、他の画像に置換する機能を「魔法スタンプ」と称している。
【0111】
また、スタンプ画像の一覧を表示するとき操作されるスタンプボタン156、入力ペン17の軌跡に従って、順次、異なる色により表示される画像が入力されるスタンプツールを選択するとき操作される虹色スタンプボタン157、入力ペン17を当接させている時間に応じてスタンプ画像が回転して表示されるスタンプツールを選択するとき操作されるふうせん回転スタンプボタン158が表示されている。
【0112】
さらに、編集画面には、背景ブラシとして入力するテクスチャの一覧を表示させるとき操作される背景ブラシボタン159、および、ペンツールの一覧を表示させるとき操作されるペンツールボタン160、および、その右側に、編集を終了するとき操作される編集終了ボタン161が表示されている。
【0113】
図13の説明に戻り、CPU61は、ステップS32において、編集時間があるか否かを判定する。すなわち、編集処理には、制限時間が予め設定されており、編集処理が開始されてからの時間が、その制限時間を経過したか否かが判定される。ステップS32において、編集時間がないと判定された場合、その後、図5のステップS4の処理が実行される。
【0114】
ステップS32において、CPU61は、編集時間があると判定した場合、ステップS33に進み、次に、編集を終了するか否かを判定する。例えば、終了ボタン161が押下されたとき、CPU61は、ステップS33において、編集を終了すると判定し、編集処理を終了させる。
【0115】
一方、ステップS33において、編集を終了しないと判定した場合、CPU61は、ステップS34に進み、タッチパネル36からの出力に基づいて、魔法スタンプボタン153が押下されたか否かを判定する。
【0116】
ステップS34において、魔法スタンプボタン153が押下されたと判定した場合、CPU61は、ステップS35に進み、上述した撮影処理の場合と同様に、編集対象画像のオブジェクトに替えて、選択された画像(置換画像)を表示させる。例えば、魔法スタンプボタン153を入力ペン17により操作したとき、オブジェクトに置換して表示する画像の選択メニューが表示されるため、ユーザは、そのメニューの中から、置換する画像を選択する。また、撮影処理において選択した置換画像が、編集対象画像のオブジェクトに置換される画像として自動的に選択されるようにしてもよい。
【0117】
例えば、魔法スタンプボタン153を押下したときに表示されるメニューにおいて選択された置換画像が、星が並んでいる画像(置換画像134)である場合、編集対象画像表示領域151には、図11に示される画像と同様の画像が表示され、選択された画像が、オブジェクトの先端から光が出射されている画像である場合、編集対象画像表示領域151には、図12に示されるものと同様の画像が表示される。
【0118】
なお、ステップS34において、魔法スタンプボタン153が押下されていないと判定された場合、ステップS35の処理はスキップされる。
【0119】
CPU61は、ステップS36において、ユーザからの入力に基づいて、編集対象画像を編集する。例えば、ユーザが所定のスタンプツールを選択し、スタンプ画像を入力することを指示した場合、対応する画像が編集対象画像に重畳されて表示され、ユーザが所定のペンツールを選択し、入力ペン17の先端を当接させた状態で編集対象画像上を移動させた場合、その軌跡に沿って、ユーザにより選択されたペン画像が編集対象画像に重畳されて表示される。
【0120】
また、この編集処理においては、ユーザは、保持しているオブジェクトを利用することによっても、編集を入力することができる。
【0121】
上述したように、CPU61は、CCD13により取り込まれている画像の色情報に基づいてオブジェクトの位置を抽出することができるが、この例においては、ユーザは、オブジェクトを動かすことによっても、スタンプ画像やペン画像などの編集画像を編集対象画像に入力することができる。すなわち、ユーザが動かしたオブジェクトの軌跡に従って、編集対象画像が連続して編集対象画像上に重畳して入力される。
【0122】
例えば、図15の左側に示されるように、ユーザ181がオブジェクト21を振り上げた状態から、白抜き矢印の先に示されるように、それを振り下ろした場合、オブジェクト21の先端の軌跡に従って、例えば、図16の編集対象画像に重畳して表示されているスタンプ画像191のように、所定のスタンプ画像が連続して入力される。
【0123】
このようにして様々な編集ツールにより編集対象画像が編集され、制限時間が経過したとき、または、編集終了ボタン161が押下されたとき、編集処理が終了される。
【0124】
その後、図5のステップS4において画像の印刷が行われる。すなわち、編集された画像のデータがプリンタ部41に転送され、ユーザにより選択された分割数(印刷パターン)に従って、編集された画像がシール紙51の所定の位置に印刷される。プリンタ部41により画像(編集済みの画像)が印刷されたシール紙51がシール取り出し口19に排出されるため、ユーザは、それを受け取り、画像印刷装置1の利用を終了する。
【0125】
以上のように、現実にはないものに置換された画像が合成されて、撮影処理や編集処理において表示されるため、ユーザに対して、より面白みのある撮影や編集を提供することができる。
【0126】
以上においては、オブジェクトの色情報に基づいて、撮影した画像中におけるオブジェクトの領域を抽出するとしたが、他のセンサ等を用いて抽出するようにしてもよい。例えば、オブジェクトから赤外線が出射されており、その受光部が画像印刷装置1の正面(面11a,11b,11cが設けられている面)に複数設置されている場合、赤外線の受光タイミング差に基づいて、オブジェクトの方向を得ることができるため、その方向に対応する画像上の領域に、置換画像が置換して表示される。
【0127】
また、以上においては、ユーザが利用するオブジェクトは、主に、図2に示されるように、棒状のオブジェクト21や球体のオブジェクト22であるとしたが、具体的には、例えば、バット、杖、サッカーボール、野球ボールの他、携帯電話機、紙、ボールペンなどの様々な小道具を利用することができる。
【0128】
さらに、置換される画像は、主に、星が並んでいる画像、バットの画像、オブジェクト21の先端から光が出射されている画像であるとしたが、例えば、花束の画像、炎や水を表す画像、ハート形の画像などの様々な画像を置換画像とすることができる。
【0129】
以上においては、画像表示部14に、置換画像によりオブジェクトの画像が置換された合成画像が表示されるとしたが、プロジェクタからの映像を映し出す、大型のスクリーンに合成画像が表示されるようにしてもよい。
【0130】
図17は、画像印刷装置1により印刷され、シール取り出し口19に排出されたシール紙の例を示す図である。
【0131】
図17に示されるように、シール紙201には、ユーザにより設定された分割数(例えば、4分割)に従って、文字や図形などの編集(落書き)が施された画像が印刷される。なお、印刷されているそれぞれの画像において、被写体の画像(人物の画像)の周辺に、或いは、被写体の画像に一部重畳して示されている「コノヤロ」、「スゴイ」の文字、およびハート形や星形のスタンプ画像はユーザにより入力された編集画像である。このように、ユーザは、好みの文字や画像を、撮影された画像に対して施すことができる。
【0132】
なお、図17に示されるシール紙201に印刷されている4つの画像のうちの左上の画像は、図11に示される、オブジェクト21が置換画像により置換された合成画像とされている。
【0133】
【発明の効果】
本発明によれば、画像を撮影することができる。
【0134】
また、本発明によれば、より面白みのある撮影を提供することができる。
【0135】
さらに、本発明によれば、より確実に、オブジェクトの画像を抽出することができ、誤った位置に画像が合成されることを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画像印刷装置の外観の例を示す斜視図である。
【図2】オブジェクトの例を示す図である。
【図3】図1の画像印刷装置の構成例を示すブロック図である。
【図4】図3の制御装置の構成例を示すブロック図である。
【図5】図1の画像印刷装置の顧客応対処理を説明するフローチャートである。
【図6】図5のステップS2において実行される撮影処理の詳細を説明するフローチャートである。
【図7】図6のステップS14において表示される画面の表示例を示す図である。
【図8】図6のステップS16において表示される画面の表示例を示す図である。
【図9】図6のステップS19において表示される画面の表示例を示す図である。
【図10】撮影された画像の例を示す図である。
【図11】合成画像の例を示す図である。
【図12】他の合成画像の例を示す図である。
【図13】図5のステップS3において実行される編集処理の詳細を説明するフローチャートである。
【図14】図13のステップS31において表示される画面の表示例を示す図である。
【図15】編集画像の入力の例を示す図である。
【図16】図15の動作により入力される編集画像の例を示す図である。
【図17】シール紙の例を示す図である。
【符号の説明】
1 画像印刷装置
13 CCD
14 画像表示部
16 表示部
17−1および17−2 入力ペン
21 オブジェクト
31 制御装置
34 プリンタユニット
35 シール紙ユニット
41 プリンタ部
42 制御タグリーダライタ
51 シール紙
52 制御タグ

Claims (8)

  1. 被写体を撮影する撮影手段と、
    前記撮影手段により撮影された画像から、被写体としての所定のオブジェクトの領域を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により領域が抽出された前記オブジェクトに替えて、所定の画像を合成する合成手段と、
    前記合成手段による合成結果としての合成画像を表示する表示手段と
    を備えることを特徴とする画像印刷装置。
  2. 前記オブジェクトの色情報を取得する取得手段をさらに備え、
    前記抽出手段は、前記取得手段により取得された前記オブジェクトの色情報と、前記撮影手段により撮影された画像の色情報に基づいて前記オブジェクトの領域を抽出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像印刷装置。
  3. 前記オブジェクトの色情報を記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記取得手段は、前記オブジェクトの色情報を、前記記憶手段により記憶されている情報から取得する
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像印刷装置。
  4. 前記オブジェクトは、前記画像印刷装置の近傍に用意されている物体である
    ことを特徴とする請求項1,2または3に記載の画像印刷装置。
  5. 前記合成手段により前記オブジェクトに替えて合成される画像の選択を受け付ける受付手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像印刷装置。
  6. 被写体を撮影する撮影ステップと、
    前記撮影ステップの処理により撮影された画像から、被写体としての所定のオブジェクトの領域を抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップの処理により領域が抽出された前記オブジェクトに替えて、所定の画像を合成する合成ステップと、
    前記合成ステップの処理による合成結果としての合成画像を表示する表示ステップと
    を含むことを特徴とする画像印刷方法。
  7. 被写体を撮影する撮影ステップと、
    前記撮影ステップの処理により撮影された画像から、被写体としての所定のオブジェクトの領域を抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップの処理により領域が抽出された前記オブジェクトに替えて、所定の画像を合成する合成ステップと、
    前記合成ステップの処理による合成結果としての合成画像を表示する表示ステップと
    を含む画像印刷方法により印刷されることを特徴とする印刷媒体。
  8. 被写体を撮影する撮影手段と、
    前記撮影手段により撮影された画像から、被写体としての所定のオブジェクトの領域を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により領域が抽出された前記オブジェクトに替えて、所定の画像を合成する合成手段と、
    前記合成手段による合成結果としての合成画像を表示する表示手段と
    を備える画像印刷装置により使用される印刷媒体ユニットにおいて、
    前記印刷媒体ユニットを識別するユニット識別情報を記憶する識別情報記憶手段を備え、
    前記識別情報記憶手段により記憶されている前記ユニット識別情報が前記画像印刷装置により認証されたとき使用可能とされる
    ことを特徴とする印刷媒体ユニット。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010136408A (ja) * 2010-01-06 2010-06-17 Furyu Kk 写真撮影プリント装置、写真撮影プリント装置の制御方法、写真撮影プリント装置の制御プログラム、およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体
WO2014038217A1 (ja) * 2012-09-10 2014-03-13 独立行政法人科学技術振興機構 テクスチャ描画支援装置
JP2016066318A (ja) * 2014-09-26 2016-04-28 カシオ計算機株式会社 編集装置、印刷装置、およびプログラム

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