JP2004021449A - データ管理システム、データ管理方法及びデータ管理プログラム - Google Patents
データ管理システム、データ管理方法及びデータ管理プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】データ構造を定義するスキーマの生成を容易に行うことができるデータ管理システムを提供する。
【解決手段】スキーマのいずれかを派生元として、そのスキーマのデータ構造要素を変更して新たな派生先のスキーマを生成する工程ST1〜ST4、その派生先のスキーマと派生元のスキーマとを関連付けて保持する工程ST5を含み、派生先のスキーマに属するデータセットを所定処理に供する際に関連付けを利用するデータ管理システム。
【選択図】 図3
【解決手段】スキーマのいずれかを派生元として、そのスキーマのデータ構造要素を変更して新たな派生先のスキーマを生成する工程ST1〜ST4、その派生先のスキーマと派生元のスキーマとを関連付けて保持する工程ST5を含み、派生先のスキーマに属するデータセットを所定処理に供する際に関連付けを利用するデータ管理システム。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データ構造要素の組み合わせをスキーマとして定義し、スキーマに属する実体的なデータ値の組み合わせとしてデータセットを管理するデータ管理システム、データ管理方法及びデータ管理プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
データ値を組み合せたデータセット(例えば、文書ファイルなど)を管理するデータ管理システムでは、同一のデータ構造を有する多数のデータセットが存在する場合に、予めそのデータ構造のみをスキーマとして定義しておき、そのスキーマを利用してデータセットを管理する方法が採られる場合がある。
【0003】
スキーマは、データセットに含まれるそれぞれのデータ値の構造を示すデータ構造要素が幾つか組み合わされて定義される。そのスキーマに含まれるデータ構造要素に従って、各々具体的なデータ値を設定し、それらのデータ値を組み合わせてデータセットが設定される。
【0004】
このようなデータ管理システムでは、ユーザは、既存のスキーマに新たなデータ構造要素を追加することも可能である。例えば、「タイトル」及び「登録日」の2つのデータ構造要素によって定義された「ファイル」というスキーマに対して、新たに「出願番号」というデータ構造要素を加えることができる。
【0005】
しかしながら、従来のデータ管理システムでは、スキーマに新たなデータ構造要素を追加した場合には、そのスキーマに属する全てのデータセットに、新たなデータ構造要素に関するデータ値が設定されてしまい、必要のないデータセットにはデータ値を設定しないということができなかった。
【0006】
特開2001−306372号公報には、ユーザが新たなスキーマを設定可能なデータ管理システムが開示されている。この技術では、ユーザが新たなスキーマを設定する場合には、新たなスキーマにデータ構造要素の全てを改めて定義する必要がある。そのため、ユーザに煩雑な作業を要求するものであった。
【0007】
例えば、既に「タイトル」及び「登録日」という二つのデータ構造要素によって定義された「ファイル」というスキーマがあるにも関わらず、「タイトル」、「登録日」及び「出願番号」というデータ構造要素を含む新たな「特許ファイル」というスキーマを作成する際には、既存のスキーマを元に新たなスキーマを生成することができず、改めて「タイトル」「登録日」及び「出願番号」というデータ構造要素を定義し直す必要がある。
【0008】
加えて、既存のスキーマを新たなスキーマと関連付ける手段がなく、既存のスキーマに属する全てのデータセットに対して、新しく定義されたスキーマに属するデータセットと同様の処理をさせるといった設定を行うことが困難であった。
【0009】
例えば、新たなスキーマに属するデータセットと、その派生元となったスキーマに属するデータセットを、同時に検索したい場合に、スキーマごとにそのスキーマに属するデータセットの検索処理を行なう必要があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の従来技術の問題を鑑み、データ構造を定義するスキーマの生成を容易にし、さらにデータセットに対する処理を簡易に行うことができるデータ管理システム、データ管理方法及びデータ管理プログラムを提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明は、データ構造要素の組み合せをスキーマとして定義し、当該スキーマを複数保持し、当該スキーマに従ってデータ値が設定されたデータセットを、当該スキーマに属するデータセットとして管理するデータ管理システムであって、前記スキーマのいずれかを派生元として、当該スキーマのデータ構造要素の少なくとも一部を変更して新たな派生先のスキーマを生成する手段と、前記派生先のスキーマと前記派生元のスキーマとを関連付けて保持する手段とを含み、前記派生先のスキーマに属するデータセットを所定処理に供する際に、前記関連付けを利用することを特徴とする。
【0012】
さらに、本発明は、前記スキーマに定義されたデータ構造要素のいずれかを、当該スキーマを派生元として新たな派生先のスキーマを生成する際に、変更不可能なシステム構造要素として特定する手段を含み、前記派生元のスキーマのシステム構造要素を少なくとも含む新たな派生先のスキーマを生成することが好適である。
【0013】
さらに、本発明は、前記スキーマごとにユーザのアクセス権を関連付けて保持する手段と、前記スキーマに属するデータセットに対するユーザのアクセス権を、当該スキーマに関連付けられた当該ユーザのアクセス権に基づいて決定する手段とを含むものとすることも好適である。
【0014】
さらに、本発明は、前記派生元のスキーマに属するデータセットを、当該派生元のスキーマに関連付けられた前記派生先のスキーマに属するデータセットとして変更する手段を含むものとすることも好適である。
【0015】
また、本発明は、データ構造要素の組み合せをスキーマとして定義し、当該スキーマを複数保持し、当該スキーマに従ってデータ値が設定されたデータセットを、当該スキーマに属するデータセットとして管理するデータ管理方法であって、前記スキーマのいずれかを派生元として、当該スキーマのデータ構造要素の少なくとも一部を変更して新たな派生先のスキーマを生成する工程と、前記派生先のスキーマと前記派生元のスキーマとを関連付けて保持する工程とを含み、前記派生先のスキーマに属するデータセットを所定処理に供する際に、前記関連付けを利用することを特徴とする。
【0016】
さらに、本発明は、前記スキーマに定義されたデータ構造要素のいずれかを、当該スキーマを派生元として新たな派生先のスキーマを生成する際に変更不可能なシステム構造要素として特定する工程を含み、前記派生元のスキーマのシステム構造要素を少なくとも含む新たな派生先のスキーマを生成することが好適である。
【0017】
さらに、本発明は、前記スキーマごとにユーザのアクセス権を関連付けて保持する工程と、前記スキーマに属するデータセットに対するユーザのアクセス権を、当該スキーマに関連付けられた当該ユーザのアクセス権に基づいて決定する工程とを含むものとすることも好適である。
【0018】
さらに、本発明は、前記派生元のスキーマに属するデータセットを、当該派生元のスキーマに関連付けられた前記派生先のスキーマに属するデータセットとして変更する工程を含むものとすることも好適である。
【0019】
また、本発明は、データ構造要素の組み合せをスキーマとして定義し、当該スキーマを複数保持し、当該スキーマに従って、データ値が設定されたデータセットを、当該スキーマに属するデータセットとして管理するデータ管理プログラムであって、前記スキーマのいずれかを派生元として、当該スキーマのデータ構造要素の少なくとも一部を変更して新たな派生先のスキーマを生成する工程と、前記派生先のスキーマと前記派生元のスキーマとを関連付けて保持する工程とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0020】
さらに、本発明は、前記スキーマに定義されたデータ構造要素のいずれかを、当該スキーマを派生元として新たな派生先のスキーマを生成する際に変更不可能なシステム構造要素として特定する工程を含み、前記派生元のスキーマのシステム構造要素を少なくとも含む新たな派生先のスキーマを生成することが好適である。
【0021】
さらに、本発明は、前記スキーマごとにユーザのアクセス権を関連付けて保持する工程と、前記スキーマに属するデータセットに対するユーザのアクセス権を、当該スキーマに関連付けられた当該ユーザのアクセス権に基づいて決定する工程とをコンピュータに実行させるものとすることも好適である。
【0022】
さらに、本発明は、前記派生元のスキーマに属するデータセットを、当該派生元のスキーマに関連付けられた前記派生先のスキーマに属するデータセットとして変更する工程をコンピュータに実行させるものとすることも好適である。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1に、本発明の実施の形態におけるデータ管理システムの構成のブロック図を示す。本実施形態のデータ管理システム10は、コンピュータによって実現できる。
【0024】
データ管理システム10は、制御部12、記憶部14、入力部16及び出力部18を含んで成る。本システムにおける各部の作用及び関係については、後で詳細に説明する。データ管理システム10は、通常のコンピュータの基本構成を用いて実現できる。例えば、制御部12は半導体素子の中央処理装置(CPU)とすることができる。記憶部14は、半導体メモリ(RAM、ROM)、ハードディスク、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等とすることができる。入力部16は、キーボード又はマウス等、出力部18は、ディスプレイ又はプリンタ等とすることができる。
【0025】
図2に、スキーマ及びデータ構造要素の構成を示す。スキーマは、スキーマID、スキーマ名、派生元スキーマID及びデータ構造リストを含んで成る。スキーマID及びスキーマ名は、そのスキーマを特定するための識別子として用いられる。データ構造リストには、データ構造要素のID番号が設定される。スキーマの構造は、データ構造リストに設定されたデータ構造要素IDを持つデータ構造要素を参照することによって決定される。
【0026】
データ構造要素は、ID番号、名前、データ型、デフォルト値及びシステムフラグを含んで成る。ID番号及び名前は、そのデータ構造要素を特定するための識別子として用いられる。データ型は、スキーマから実体的なデータ値を有するデータセットを生成する際に、データ値の型を決定するために用いられる。デフォルト値は、データ値の初期値を設定するために用いられる。
【0027】
スキーマ及びデータ構造要素のそれぞれは、記憶部に記憶及び保持される。
【0028】
図3に、本実施の形態におけるデータ管理システムで用いられる、データ管理方法のフローチャートを示す。このデータ管理方法は、データ管理システムの制御部12を用いて、処理を実行することができる。図4に、本実施形態における新たなスキーマの生成の作用の例を示す。以下に、図を参照して、本実施の形態のデータ管理方法における、新たなスキーマの生成方法について詳細に説明する。
【0029】
本実施の形態におけるデータ管理方法では、スキーマは既存の他のスキーマのデータ構造要素を基にして、派生的に生成される。
【0030】
工程ST1では、既存のスキーマのいずれかを、派生元のスキーマとして特定する。ユーザは、入力部16を用いて、記憶部14に保持されている既存のスキーマのいずれかを選択し、派生元のスキーマとして特定する。
【0031】
図4の例では、図4(a)のスキーマ名が「ファイル」であるスキーマ「ファイル」が派生元として特定されたものとする。
【0032】
工程ST2では、データ構造要素の追加、削除又は変更が行われる。ユーザは、入力部16を用いて、新たなデータ構造要素の内容を設定し、または、派生元のスキーマから不要なデータ構造要素を選択・削除し、または変更を行う。
【0033】
本例では、名前が「出願番号」であるデータ構造要素「出願番号」が新たに入力されたものとする。
【0034】
工程ST3では、システム構造要素が選択される。システム構造要素とは、スキーマに含まれるデータ構造要素のなかで、システムフラグが”設定”とされているデータ構造要素のことをいう。システム構造要素は、そのスキーマを元に生成される新たなスキーマに、派生的に引き継がれるデータ構造要素である。従って、工程ST2においても、システム構造要素の削除及び変更を行うことはできない。これに対して、システムフラグが”未設定”であるデータ構造要素は、新たなスキーマに引き継がれない。また、工程ST2においても、データ構造要素の削除及び変更を行うことができる。
【0035】
制御部12は、派生元として特定されたスキーマに含まれる全てのデータ構造要素のシステムフラグを調査し、システムフラグが”設定”とされているデータ構造要素をシステム構造要素として選択する。
【0036】
本例では、データ構造要素「タイトル」及びデータ構造要素「登録日」のいずれも、システムフラグが”設定”であるので、システム構造要素として選択される。
【0037】
工程ST4では、新たな派生先のスキーマが生成される。追加、変更されたデータ構造要素及び派生元のスキーマに含まれるシステム構造要素を含む派生先のスキーマが生成される。このとき、派生元のスキーマから削除するとされたデータ構造要素は、派生先のスキーマに含まれないようにされる。
【0038】
本例では、図4(b)に示すように、派生元のスキーマ「ファイル」に含まれるシステム構造要素「タイトル」及び「登録日」、及び、新たに追加されたデータ構造要素「出願番号」を含む派生先のスキーマが生成される。新たなスキーマには、スキーマ名「特許ファイル」が設定されている。
【0039】
工程ST5では、派生元スキーマIDに、派生元のスキーマのスキーマIDが設定される。
【0040】
本例では、派生元スキーマIDには、派生元となったスキーマ「ファイル」のスキーマID”1”が設定されている。
【0041】
本例では、1つのスキーマを派生元として特定したが、複数の既存のスキーマを特定し、それぞれに含まれるシステム構造要素を含む派生先のスキーマを生成するものとしても良い。
【0042】
図4(c)に、新たに生成されたスキーマ「特許ファイル」を派生元として、さらに新たなスキーマを生成した場合についても示した。新たに追加されるデータ構造要素「登録番号」と、派生元のスキーマ「特許ファイル」のシステム構造要素を含む、新たな派生先のスキーマ「登録ファイル」が生成されている。システム構造要素を設定可能とすることによって、派生先に引き継がれるデータ構造要素を適宜選択し、同様のデータ構造をもったスキーマを生成することが可能となる。
【0043】
以上のように、本実施形態によって、派生元のスキーマに含まれるデータ構造要素を流用して、新たな派生先のスキーマを容易に生成することができる。すなわち、新たなスキーマを生成する際に、ユーザは全てのデータ構造要素を改めて設定することなく、簡便にスキーマを生成することができる。
【0044】
このように、スキーマを派生的に生成する方法を採ることによって、スキーマの管理が容易になるだけでなく、スキーマに従って設定されるデータセットの管理をも容易にすることができる。
【0045】
例えば、図5に示すように、スキーマごとにユーザとアクセス権の関係をリスト化して、関連付けておくことによって、そのスキーマに基づいて設定されたデータセットに対するユーザのアクセス権を決定することができる。すなわち、データセットに対してユーザがアクセスした場合に、そのデータセットの基となったスキーマに関連付けられたアクセス権リストを参照し、そのユーザがどのようなアクセス権を有するかを判断する。このような方法を用いることによって、データセットごとにユーザのアクセス権を設定することなく、同一のスキーマに属する全てのデータセットに対するアクセス権を一括して設定することが可能となる。
【0046】
また、派生的に新たなスキーマを生成する際に、派生元のスキーマに関連付けられたアクセス権リストを、そのまま派生先のスキーマに関連付けることによって、アクセス権の設定をより簡易に行うこともできる。なお、アクセス権の他に、同一のスキーマに属する全てのデータセットの処理に用いられる処理条件等を関連付けておくことも可能である。
【0047】
さらに、図6に示すように、派生元のスキーマに属するデータセットを、派生先のデータセットに属するものとして変更することもできる。例えば、派生先のスキーマに対して設定された新たなアクセス権リストを、派生元のスキーマに属するデータセットにも適用したい場合等において有効である。
【0048】
以上のデータ管理方法をプログラム化することによって、コンピュータに実行させることもできる。このとき、そのプログラムをコンピュータ読取可能な記録媒体に記録しておき、そこからコンピュータにプログラムを読み込ませることによって実行させることもできる。コンピュータ読取可能な記録媒体としては、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ハードディスク等を用いることができる。
【0049】
【発明の効果】
本発明によって、データ構造を定義するスキーマの生成を容易にし、さらにデータセットに対する処理を簡易に行うことができるデータ管理システム、データ管理方法及びデータ管理プログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるデータ管理システムの構成のブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるスキーマ及びデータ構造要素の内容を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるデータ管理方法のフローチャートを示す図である。
【図4】本発明の実施の形態におけるスキーマ生成の作用の例を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態におけるユーザのアクセス権の設定の作用を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態におけるデータセットとスキーマの関係変更の作用を示す図である。
【符号の説明】
10 データ管理システム、12 制御部、14 記憶部、16 入力部、18 出力部。
【発明の属する技術分野】
本発明は、データ構造要素の組み合わせをスキーマとして定義し、スキーマに属する実体的なデータ値の組み合わせとしてデータセットを管理するデータ管理システム、データ管理方法及びデータ管理プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
データ値を組み合せたデータセット(例えば、文書ファイルなど)を管理するデータ管理システムでは、同一のデータ構造を有する多数のデータセットが存在する場合に、予めそのデータ構造のみをスキーマとして定義しておき、そのスキーマを利用してデータセットを管理する方法が採られる場合がある。
【0003】
スキーマは、データセットに含まれるそれぞれのデータ値の構造を示すデータ構造要素が幾つか組み合わされて定義される。そのスキーマに含まれるデータ構造要素に従って、各々具体的なデータ値を設定し、それらのデータ値を組み合わせてデータセットが設定される。
【0004】
このようなデータ管理システムでは、ユーザは、既存のスキーマに新たなデータ構造要素を追加することも可能である。例えば、「タイトル」及び「登録日」の2つのデータ構造要素によって定義された「ファイル」というスキーマに対して、新たに「出願番号」というデータ構造要素を加えることができる。
【0005】
しかしながら、従来のデータ管理システムでは、スキーマに新たなデータ構造要素を追加した場合には、そのスキーマに属する全てのデータセットに、新たなデータ構造要素に関するデータ値が設定されてしまい、必要のないデータセットにはデータ値を設定しないということができなかった。
【0006】
特開2001−306372号公報には、ユーザが新たなスキーマを設定可能なデータ管理システムが開示されている。この技術では、ユーザが新たなスキーマを設定する場合には、新たなスキーマにデータ構造要素の全てを改めて定義する必要がある。そのため、ユーザに煩雑な作業を要求するものであった。
【0007】
例えば、既に「タイトル」及び「登録日」という二つのデータ構造要素によって定義された「ファイル」というスキーマがあるにも関わらず、「タイトル」、「登録日」及び「出願番号」というデータ構造要素を含む新たな「特許ファイル」というスキーマを作成する際には、既存のスキーマを元に新たなスキーマを生成することができず、改めて「タイトル」「登録日」及び「出願番号」というデータ構造要素を定義し直す必要がある。
【0008】
加えて、既存のスキーマを新たなスキーマと関連付ける手段がなく、既存のスキーマに属する全てのデータセットに対して、新しく定義されたスキーマに属するデータセットと同様の処理をさせるといった設定を行うことが困難であった。
【0009】
例えば、新たなスキーマに属するデータセットと、その派生元となったスキーマに属するデータセットを、同時に検索したい場合に、スキーマごとにそのスキーマに属するデータセットの検索処理を行なう必要があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の従来技術の問題を鑑み、データ構造を定義するスキーマの生成を容易にし、さらにデータセットに対する処理を簡易に行うことができるデータ管理システム、データ管理方法及びデータ管理プログラムを提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明は、データ構造要素の組み合せをスキーマとして定義し、当該スキーマを複数保持し、当該スキーマに従ってデータ値が設定されたデータセットを、当該スキーマに属するデータセットとして管理するデータ管理システムであって、前記スキーマのいずれかを派生元として、当該スキーマのデータ構造要素の少なくとも一部を変更して新たな派生先のスキーマを生成する手段と、前記派生先のスキーマと前記派生元のスキーマとを関連付けて保持する手段とを含み、前記派生先のスキーマに属するデータセットを所定処理に供する際に、前記関連付けを利用することを特徴とする。
【0012】
さらに、本発明は、前記スキーマに定義されたデータ構造要素のいずれかを、当該スキーマを派生元として新たな派生先のスキーマを生成する際に、変更不可能なシステム構造要素として特定する手段を含み、前記派生元のスキーマのシステム構造要素を少なくとも含む新たな派生先のスキーマを生成することが好適である。
【0013】
さらに、本発明は、前記スキーマごとにユーザのアクセス権を関連付けて保持する手段と、前記スキーマに属するデータセットに対するユーザのアクセス権を、当該スキーマに関連付けられた当該ユーザのアクセス権に基づいて決定する手段とを含むものとすることも好適である。
【0014】
さらに、本発明は、前記派生元のスキーマに属するデータセットを、当該派生元のスキーマに関連付けられた前記派生先のスキーマに属するデータセットとして変更する手段を含むものとすることも好適である。
【0015】
また、本発明は、データ構造要素の組み合せをスキーマとして定義し、当該スキーマを複数保持し、当該スキーマに従ってデータ値が設定されたデータセットを、当該スキーマに属するデータセットとして管理するデータ管理方法であって、前記スキーマのいずれかを派生元として、当該スキーマのデータ構造要素の少なくとも一部を変更して新たな派生先のスキーマを生成する工程と、前記派生先のスキーマと前記派生元のスキーマとを関連付けて保持する工程とを含み、前記派生先のスキーマに属するデータセットを所定処理に供する際に、前記関連付けを利用することを特徴とする。
【0016】
さらに、本発明は、前記スキーマに定義されたデータ構造要素のいずれかを、当該スキーマを派生元として新たな派生先のスキーマを生成する際に変更不可能なシステム構造要素として特定する工程を含み、前記派生元のスキーマのシステム構造要素を少なくとも含む新たな派生先のスキーマを生成することが好適である。
【0017】
さらに、本発明は、前記スキーマごとにユーザのアクセス権を関連付けて保持する工程と、前記スキーマに属するデータセットに対するユーザのアクセス権を、当該スキーマに関連付けられた当該ユーザのアクセス権に基づいて決定する工程とを含むものとすることも好適である。
【0018】
さらに、本発明は、前記派生元のスキーマに属するデータセットを、当該派生元のスキーマに関連付けられた前記派生先のスキーマに属するデータセットとして変更する工程を含むものとすることも好適である。
【0019】
また、本発明は、データ構造要素の組み合せをスキーマとして定義し、当該スキーマを複数保持し、当該スキーマに従って、データ値が設定されたデータセットを、当該スキーマに属するデータセットとして管理するデータ管理プログラムであって、前記スキーマのいずれかを派生元として、当該スキーマのデータ構造要素の少なくとも一部を変更して新たな派生先のスキーマを生成する工程と、前記派生先のスキーマと前記派生元のスキーマとを関連付けて保持する工程とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0020】
さらに、本発明は、前記スキーマに定義されたデータ構造要素のいずれかを、当該スキーマを派生元として新たな派生先のスキーマを生成する際に変更不可能なシステム構造要素として特定する工程を含み、前記派生元のスキーマのシステム構造要素を少なくとも含む新たな派生先のスキーマを生成することが好適である。
【0021】
さらに、本発明は、前記スキーマごとにユーザのアクセス権を関連付けて保持する工程と、前記スキーマに属するデータセットに対するユーザのアクセス権を、当該スキーマに関連付けられた当該ユーザのアクセス権に基づいて決定する工程とをコンピュータに実行させるものとすることも好適である。
【0022】
さらに、本発明は、前記派生元のスキーマに属するデータセットを、当該派生元のスキーマに関連付けられた前記派生先のスキーマに属するデータセットとして変更する工程をコンピュータに実行させるものとすることも好適である。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1に、本発明の実施の形態におけるデータ管理システムの構成のブロック図を示す。本実施形態のデータ管理システム10は、コンピュータによって実現できる。
【0024】
データ管理システム10は、制御部12、記憶部14、入力部16及び出力部18を含んで成る。本システムにおける各部の作用及び関係については、後で詳細に説明する。データ管理システム10は、通常のコンピュータの基本構成を用いて実現できる。例えば、制御部12は半導体素子の中央処理装置(CPU)とすることができる。記憶部14は、半導体メモリ(RAM、ROM)、ハードディスク、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等とすることができる。入力部16は、キーボード又はマウス等、出力部18は、ディスプレイ又はプリンタ等とすることができる。
【0025】
図2に、スキーマ及びデータ構造要素の構成を示す。スキーマは、スキーマID、スキーマ名、派生元スキーマID及びデータ構造リストを含んで成る。スキーマID及びスキーマ名は、そのスキーマを特定するための識別子として用いられる。データ構造リストには、データ構造要素のID番号が設定される。スキーマの構造は、データ構造リストに設定されたデータ構造要素IDを持つデータ構造要素を参照することによって決定される。
【0026】
データ構造要素は、ID番号、名前、データ型、デフォルト値及びシステムフラグを含んで成る。ID番号及び名前は、そのデータ構造要素を特定するための識別子として用いられる。データ型は、スキーマから実体的なデータ値を有するデータセットを生成する際に、データ値の型を決定するために用いられる。デフォルト値は、データ値の初期値を設定するために用いられる。
【0027】
スキーマ及びデータ構造要素のそれぞれは、記憶部に記憶及び保持される。
【0028】
図3に、本実施の形態におけるデータ管理システムで用いられる、データ管理方法のフローチャートを示す。このデータ管理方法は、データ管理システムの制御部12を用いて、処理を実行することができる。図4に、本実施形態における新たなスキーマの生成の作用の例を示す。以下に、図を参照して、本実施の形態のデータ管理方法における、新たなスキーマの生成方法について詳細に説明する。
【0029】
本実施の形態におけるデータ管理方法では、スキーマは既存の他のスキーマのデータ構造要素を基にして、派生的に生成される。
【0030】
工程ST1では、既存のスキーマのいずれかを、派生元のスキーマとして特定する。ユーザは、入力部16を用いて、記憶部14に保持されている既存のスキーマのいずれかを選択し、派生元のスキーマとして特定する。
【0031】
図4の例では、図4(a)のスキーマ名が「ファイル」であるスキーマ「ファイル」が派生元として特定されたものとする。
【0032】
工程ST2では、データ構造要素の追加、削除又は変更が行われる。ユーザは、入力部16を用いて、新たなデータ構造要素の内容を設定し、または、派生元のスキーマから不要なデータ構造要素を選択・削除し、または変更を行う。
【0033】
本例では、名前が「出願番号」であるデータ構造要素「出願番号」が新たに入力されたものとする。
【0034】
工程ST3では、システム構造要素が選択される。システム構造要素とは、スキーマに含まれるデータ構造要素のなかで、システムフラグが”設定”とされているデータ構造要素のことをいう。システム構造要素は、そのスキーマを元に生成される新たなスキーマに、派生的に引き継がれるデータ構造要素である。従って、工程ST2においても、システム構造要素の削除及び変更を行うことはできない。これに対して、システムフラグが”未設定”であるデータ構造要素は、新たなスキーマに引き継がれない。また、工程ST2においても、データ構造要素の削除及び変更を行うことができる。
【0035】
制御部12は、派生元として特定されたスキーマに含まれる全てのデータ構造要素のシステムフラグを調査し、システムフラグが”設定”とされているデータ構造要素をシステム構造要素として選択する。
【0036】
本例では、データ構造要素「タイトル」及びデータ構造要素「登録日」のいずれも、システムフラグが”設定”であるので、システム構造要素として選択される。
【0037】
工程ST4では、新たな派生先のスキーマが生成される。追加、変更されたデータ構造要素及び派生元のスキーマに含まれるシステム構造要素を含む派生先のスキーマが生成される。このとき、派生元のスキーマから削除するとされたデータ構造要素は、派生先のスキーマに含まれないようにされる。
【0038】
本例では、図4(b)に示すように、派生元のスキーマ「ファイル」に含まれるシステム構造要素「タイトル」及び「登録日」、及び、新たに追加されたデータ構造要素「出願番号」を含む派生先のスキーマが生成される。新たなスキーマには、スキーマ名「特許ファイル」が設定されている。
【0039】
工程ST5では、派生元スキーマIDに、派生元のスキーマのスキーマIDが設定される。
【0040】
本例では、派生元スキーマIDには、派生元となったスキーマ「ファイル」のスキーマID”1”が設定されている。
【0041】
本例では、1つのスキーマを派生元として特定したが、複数の既存のスキーマを特定し、それぞれに含まれるシステム構造要素を含む派生先のスキーマを生成するものとしても良い。
【0042】
図4(c)に、新たに生成されたスキーマ「特許ファイル」を派生元として、さらに新たなスキーマを生成した場合についても示した。新たに追加されるデータ構造要素「登録番号」と、派生元のスキーマ「特許ファイル」のシステム構造要素を含む、新たな派生先のスキーマ「登録ファイル」が生成されている。システム構造要素を設定可能とすることによって、派生先に引き継がれるデータ構造要素を適宜選択し、同様のデータ構造をもったスキーマを生成することが可能となる。
【0043】
以上のように、本実施形態によって、派生元のスキーマに含まれるデータ構造要素を流用して、新たな派生先のスキーマを容易に生成することができる。すなわち、新たなスキーマを生成する際に、ユーザは全てのデータ構造要素を改めて設定することなく、簡便にスキーマを生成することができる。
【0044】
このように、スキーマを派生的に生成する方法を採ることによって、スキーマの管理が容易になるだけでなく、スキーマに従って設定されるデータセットの管理をも容易にすることができる。
【0045】
例えば、図5に示すように、スキーマごとにユーザとアクセス権の関係をリスト化して、関連付けておくことによって、そのスキーマに基づいて設定されたデータセットに対するユーザのアクセス権を決定することができる。すなわち、データセットに対してユーザがアクセスした場合に、そのデータセットの基となったスキーマに関連付けられたアクセス権リストを参照し、そのユーザがどのようなアクセス権を有するかを判断する。このような方法を用いることによって、データセットごとにユーザのアクセス権を設定することなく、同一のスキーマに属する全てのデータセットに対するアクセス権を一括して設定することが可能となる。
【0046】
また、派生的に新たなスキーマを生成する際に、派生元のスキーマに関連付けられたアクセス権リストを、そのまま派生先のスキーマに関連付けることによって、アクセス権の設定をより簡易に行うこともできる。なお、アクセス権の他に、同一のスキーマに属する全てのデータセットの処理に用いられる処理条件等を関連付けておくことも可能である。
【0047】
さらに、図6に示すように、派生元のスキーマに属するデータセットを、派生先のデータセットに属するものとして変更することもできる。例えば、派生先のスキーマに対して設定された新たなアクセス権リストを、派生元のスキーマに属するデータセットにも適用したい場合等において有効である。
【0048】
以上のデータ管理方法をプログラム化することによって、コンピュータに実行させることもできる。このとき、そのプログラムをコンピュータ読取可能な記録媒体に記録しておき、そこからコンピュータにプログラムを読み込ませることによって実行させることもできる。コンピュータ読取可能な記録媒体としては、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ハードディスク等を用いることができる。
【0049】
【発明の効果】
本発明によって、データ構造を定義するスキーマの生成を容易にし、さらにデータセットに対する処理を簡易に行うことができるデータ管理システム、データ管理方法及びデータ管理プログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるデータ管理システムの構成のブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるスキーマ及びデータ構造要素の内容を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるデータ管理方法のフローチャートを示す図である。
【図4】本発明の実施の形態におけるスキーマ生成の作用の例を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態におけるユーザのアクセス権の設定の作用を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態におけるデータセットとスキーマの関係変更の作用を示す図である。
【符号の説明】
10 データ管理システム、12 制御部、14 記憶部、16 入力部、18 出力部。
Claims (12)
- データ構造要素の組み合せをスキーマとして定義し、当該スキーマを複数保持し、当該スキーマに従ってデータ値を設定したデータセットを、該スキーマに属するデータセットとして管理するデータ管理システムであって、
前記スキーマのいずれかを派生元として、当該スキーマのデータ構造要素の少なくとも一部を変更して新たな派生先のスキーマを生成する手段と、
前記派生先のスキーマと前記派生元のスキーマとを関連付けて保持する手段と、
を含み、
前記派生先のスキーマに属するデータセットを所定処理に供する際に、前記関連付けを利用することを特徴とするデータ管理システム。 - 前記スキーマに定義されたデータ構造要素のいずれかを、当該スキーマを派生元として新たな派生先のスキーマを生成する際に変更不可能なシステム構造要素として特定する手段を含み、
前記派生元のスキーマのシステム構造要素を少なくとも含む新たな派生先のスキーマを生成することを特徴とする請求項1に記載のデータ管理システム。 - 前記スキーマごとにユーザのアクセス権を関連付けて保持する手段と、
前記スキーマに属するデータセットに対するユーザのアクセス権を、当該スキーマに関連付けられた当該ユーザのアクセス権に基づいて決定する手段と、
を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ管理システム。 - 前記派生元のスキーマに属するデータセットを、当該派生元のスキーマに関連付けられた前記派生先のスキーマに属するデータセットとして変更する手段を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1に記載のデータ管理システム。
- データ構造要素の組み合せをスキーマとして定義し、当該スキーマを複数保持し、当該スキーマに従ってデータ値が設定されたデータセットを、当該スキーマに属するデータセットとして管理するデータ管理方法であって、
前記スキーマのいずれかを派生元として、当該スキーマのデータ構造要素の少なくとも一部を変更して新たな派生先のスキーマを生成する工程と、
前記派生先のスキーマと前記派生元のスキーマとを関連付けて保持する工程と、
を含み、
前記派生先のスキーマに属するデータセットを所定処理に供する際に、前記関連付けを利用することを特徴とするデータ管理方法。 - 前記スキーマに定義されたデータ構造要素のいずれかを、当該スキーマを派生元として新たな派生先のスキーマを生成する際に変更不可能なシステム構造要素として特定する工程を含み、
前記派生元のスキーマのシステム構造要素を少なくとも含む新たな派生先のスキーマを生成することを特徴とする請求項5に記載のデータ管理方法。 - 前記スキーマごとにユーザのアクセス権を関連付けて保持する工程と、
前記スキーマに属するデータセットに対するユーザのアクセス権を、当該スキーマに関連付けられた当該ユーザのアクセス権に基づいて決定する工程と、
を含むことを特徴とする請求項5又は6に記載のデータ管理方法。 - 前記派生元のスキーマに属するデータセットを、当該派生元のスキーマに関連付けられた前記派生先のスキーマに属するデータセットとして変更する工程を含むことを特徴とする請求項5〜7のいずれか1に記載のデータ管理方法。
- データ構造要素の組み合せをスキーマとして定義し、当該スキーマを複数保持し、当該スキーマに従って、データ値が設定されたデータセットを、当該スキーマに属するデータセットとして管理するデータ管理プログラムであって、
前記スキーマのいずれかを派生元として、当該スキーマのデータ構造要素の少なくとも一部を変更して新たな派生先のスキーマを生成する工程と、
前記派生先のスキーマと前記派生元のスキーマとを関連付けて保持する工程と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするデータ管理プログラム。 - 前記スキーマに定義されたデータ構造要素のいずれかを、当該スキーマを派生元として新たな派生先のスキーマを生成する際に変更不可能なシステム構造要素として特定する工程を含み、
前記派生元のスキーマのシステム構造要素を少なくとも含む新たな派生先のスキーマを生成することを特徴とする請求項9に記載のデータ管理プログラム。 - 前記スキーマごとにユーザのアクセス権を関連付けて保持する工程と、
前記スキーマに属するデータセットに対するユーザのアクセス権を、当該スキーマに関連付けられた当該ユーザのアクセス権に基づいて決定する工程と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項9又は10に記載のデータ管理プログラム。 - 前記派生元のスキーマに属するデータセットを、当該派生元のスキーマに関連付けられた前記派生先のスキーマに属するデータセットとして変更する工程をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項9〜11のいずれか1に記載のデータ管理プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002173684A JP2004021449A (ja) | 2002-06-14 | 2002-06-14 | データ管理システム、データ管理方法及びデータ管理プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002173684A JP2004021449A (ja) | 2002-06-14 | 2002-06-14 | データ管理システム、データ管理方法及びデータ管理プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004021449A true JP2004021449A (ja) | 2004-01-22 |
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ID=31172843
Family Applications (1)
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JP2002173684A Pending JP2004021449A (ja) | 2002-06-14 | 2002-06-14 | データ管理システム、データ管理方法及びデータ管理プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004021449A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11531775B2 (en) | 2014-11-05 | 2022-12-20 | Ab Initio Technology Llc | Database security |
-
2002
- 2002-06-14 JP JP2002173684A patent/JP2004021449A/ja active Pending
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