JP2004020462A - 重量計測装置、棚卸支援システム、及び物品の実在庫数把握方法 - Google Patents

重量計測装置、棚卸支援システム、及び物品の実在庫数把握方法 Download PDF

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Abstract

【課題】棚卸しの際の手間の削減と正確な実在庫数の把握とに寄与する重量計測装置、棚卸支援システム、及び物品の実在庫数把握方法を提供する。
【解決手段】一又は同一種類の複数の物品2の総重量を計測するための総重量計測手段3と、物品2が何であるかを入力するための物品識別用入力手段4と、総重量計測手段3で計測されて得られた物品2の総重量情報、及び物品識別用入力手段4に入力されて得られた物品2の識別情報を外部へ送信するための外部送信手段5とを備えて重量計測装置1を構成する。また、その重量計測装置1と情報処理装置13とを備えて棚卸支援システム9を構成する。情報処理装置13は、情報受信手段10と物品数算出手段11と物品数出力手段12とを有する構成にする。
【選択図】  図1

Description

【0001 】
【発明の属する技術分野】
本発明は、物品の重量を計測する重量計測装置、その重量計測装置と重量計測装置から送信された重量情報を利用して物品数を算出する情報処理装置とを備えて物品の実在庫数を把握する棚卸支援システム、及び、物品の実在庫数把握方法に関する。
【0002 】
【従来の技術】
例えば、小売店における商品(物品)の棚卸しは、店舗を閉鎖して店員が商品を一つ一つ手作業によって数えることにより行われていた。
【0003 】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の棚卸しにあっては、人手による手作業であることから、棚卸しの都度、大変な手間が掛かっていた。また、手作業であるため数え間違いを起こし、実在庫数を正確に把握することができてないこともあった。
【0004 】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされるもので、棚卸しの際の手間の削減と正確な実在庫数の把握とに寄与する重量計測装置、棚卸支援システム、及び物品の実在庫数把握方法を提供することを課題とする。
【0005 】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためなされた請求項1記載の本発明の重量計測装置1は、図1の基本構成図に示されるように、一又は同一種類の複数の物品2の総重量を計測するための総重量計測手段3と、前記物品2が何であるかを入力するための物品識別用入力手段4と、前記総重量計測手段3で計測されて得られた前記物品2の総重量情報、及び前記物品識別用入力手段4に入力されて得られた前記物品2の識別情報を外部へ送信するための外部送信手段5と、を備えて構成したことを特徴としている。
【0006 】
請求項2記載の本発明の重量計測装置は、図1の基本構成図に示されるように、請求項1に記載の重量計測装置1において、手押しによる移動を可能とした複数の車輪を有する装置移動手段6と、前記総重量計測手段3、前記物品識別用入力手段4、及び前記外部送信手段5に電力を供給するためのバッテリー7と、を更に備えて構成するとともに、前記外部送信手段5を無線通信による通信を行うものとしたことを特徴としている。
【0007 】
請求項3記載の本発明の重量計測装置は、図1の基本構成図に示されるように、請求項1又は請求項2に記載の重量計測装置1において、前記総重量情報及び前記識別情報と共に外部へ送信される、重量計測装置固有の装置情報を記憶する情報記憶手段8を更に備えて構成したことを特徴としている。
【0008 】
上記課題を解決するためなされた請求項4記載の本発明の棚卸支援システム9は、図1の基本構成図に示されるように、棚卸現場に配置される請求項1ないし請求項3いずれか記載の重量計測装置1と、該重量計測装置1から送信された情報を受信する情報受信手段10、該情報受信手段10により受信した前記情報に含まれる総重量情報から得られる総重量を、対応する基準重量で除算して物品数を算出する物品数算出手段11、及び、該物品数算出手段11により算出された前記物品数を出力する物品数出力手段12、を有する情報処理装置13と、を備えて構成したことを特徴としている。
【0009 】
上記課題を解決するためなされた請求項5記載の本発明の物品の実在庫数把握方法は、棚卸現場に配置された請求項1ないし請求項3いずれか記載の重量計測装置から送信された情報を受信する情報受信ステップと、該情報受信ステップにより受信した前記情報に含まれる総重量情報から得られる総重量を、対応する基準重量で除算して物品数を算出する物品数算出ステップと、該物品数算出ステップにより算出された前記物品数を出力する物品数出力ステップと、を含んで物品の実在庫数を把握するようにしたことを特徴としている。
【0010 】
請求項1に記載された本発明によれば、棚卸現場において、総重量計測手段3により一又は同一種類の複数の物品2の総重量が計測される。また、計測される物品2が何であるかが物品識別用入力手段4に入力される。そして、総重量計測手段3で計測されて得られた物品2の総重量情報、及び物品識別用入力手段4に入力されて得られた物品2の識別情報は、外部送信手段5により外部へ送信される。これにより情報の送信先(13)では、物品識別用入力手段4により識別された物品2の総重量がどれくらいであるかということと、物品2の基準重量がどこに格納されているかということが分かるようになり、物品数(実在庫数)の算出が可能になる。棚卸現場では、物品2を一つ一つ手作業によって数える必要がなく、総重量の計測と物品2の識別のための入力と送信の操作を行えばよいことになる。
尚、本明細書において、物品識別用入力手段4はバーコード入力、キー入力等が行えるものとする。
【0011 】
請求項2に記載された本発明によれば、必要に応じて重量計測装置1が移動する。すなわち、装置移動手段6とバッテリー7と無線通信による外部送信手段5とを備えることにより、計測すべき物品2のある場所へ重量計測装置1を移動させて物品2の総重量を計測することが可能になる。
【0012 】
請求項3に記載された本発明によれば、総重量情報及び識別情報を外部へ送信する際に重量計測装置固有の装置情報も一緒に送信される。これにより情報の送信先(13)では、どの棚卸現場の重量計測装置1からの情報であるかが瞬時に分かるようになる。
【0013 】
請求項4に記載された本発明によれば、重量計測装置1とその重量計測装置1からの情報の送信先となる情報処理装置13とが備えられ、情報処理装置13の情報受信手段10によって重量計測装置1から送信された情報が受信される。受信された情報には総重量情報が含まれ、その総重量情報からは物品2の総重量が得られる。そして、物品数算出手段11により総重量が対応する基準重量で除算され、物品数が算出される。算出された物品数は、その後、物品数出力手段12により出力、すなわち例えばモニタ等の表示手段に表示される。棚卸しの際には、物品2を一つ一つ手作業によって数える必要がなく、総重量の計測と物品2の識別のための入力と送信の操作を行えば物品数(実在庫数)が算出される。
【0014 】
請求項5に記載された本発明によれば、情報受信ステップにより重量計測装置から送信された情報が受信される。受信された情報には総重量情報が含まれ、その総重量情報からは物品の総重量が得られる。そして、物品数算出ステップにより総重量が対応する基準重量で除算され、物品数が算出される。算出された物品数は、その後、物品数出力ステップにより出力、すなわち例えばモニタ等の表示手段に表示される。棚卸しの際には、物品を一つ一つ手作業によって数える必要がなく、総重量の計測と物品の識別のための入力と送信の操作を行えば物品数(実在庫数)が算出される。
【0015 】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図2は本発明の重量計測装置及び棚卸支援システムの一実施の形態を示す構成図である。また、図3は本発明の物品の実在庫数把握方法における棚卸現場での作業を示すフローチャート、図4は本発明の物品の実在庫数把握方法における情報処理装置の基本動作を示すフローチャートである。
【0016 】
図2において、棚卸支援システム21は、棚卸現場22に配置される一又は複数の重量計測装置23と、棚卸現場22又はその棚卸現場22から離れた場所24に設置される情報処理装置25とを備えて構成されている。
【0017 】
重量計測装置23は、一又は同一種類の複数の物品26に対してその総重量の計測をすることができ、且つ、各種情報を情報処理装置25へ送信することが可能な装置として構成されている。もう少し具体的に説明すると、重量計測装置23は、総重量の計測及び各種情報を生成する装置本体27と、その装置本体27に対して一体的に取り付けられる重量表示装置部28と、重量表示装置部28に対して付設されるバーコードリーダー29と、これら装置本体27、重量表示装置部28、及びバーコードリーダー29を移動可能にする台車30(特許請求の範囲に記載した装置移動手段に相当)とを備えて構成されている。
【0018 】
装置本体27は、筐体31と、その筐体31の上部に設けられ且つ計測すべき物品26が載置される物品載置部32とを有している。また、装置本体27は、筐体31の内部に、物品載置部32に載置された計測すべき物品26の重量が掛かる計測部33(例えば重量センサを含む)と、その計測部33、重量表示装置部28、及びバーコードリーダー29を制御する制御部34と、制御部34、重量表示装置部28等に電力を供給するバッテリー35とを有している。
【0019 】
制御部34は、例えば図示しないROM、CPU、EEPROM、RAM等を備えて構成されている。上記ROMは読み出し専用のメモリであり、プログラムや固定データ等が格納されている。上記CPUは中央演算処理装置であり、上記ROMに予め格納された制御プログラムに従って作動するようになっている。また、上記CPUは計測部33で計測されて得られた物品26の総重量情報、及びバーコードリーダー29から入力されて得られた物品26の識別情報を生成するようになっている。上記EEPROMは電気的消去/書き換え可能な読み出し専用のメモリであり、重量計測装置23の固有の装置情報や各種の設定値情報等が記憶格納されている(制御部34は特許請求の範囲に記載された情報記憶手段を含んでいるものとする)。上記RAMは読み出し書き込み自在のメモリであり、上記CPUの処理の過程で利用する各種のデータを格納するデータエリアと処理の際に使用するワークエリア等を有している。
【0020 】
尚、上記総重量情報には、物品26の総重量がデータとして含まれているものとする。また、上記識別情報には、物品26が何であるかを示す例えばコードが含まれているものとする。さらに、上記装置情報には、重量計測装置23がどこの棚卸現場22の装置であるかを示す例えば、はかりコードが含まれているものとする(はかりコードは、ユーザーによる登録が可能なユニークなコードであってもよい)。
【0021 】
重量表示装置部28は、筐体31から上方にのびる支持部36と、支持部36の先端に固定される装置部37とを有している。支持部36は、中空の棒状の部材であって、その中空の部分(不図示)には、制御部34と装置部37とを電気的に接続する回路体38が配索されている。装置部37は、物品載置部32に載置されて計測部33により計測された物品26の重量が表示されるようになっている。すなわち、装置部37には、重量表示部39が設けられている。このような装置部37には、アンテナ40が設けられている。また、装置部37には、コード41を介してバーコードリーダー29が接続されている。アンテナ40は、上記各種情報を情報処理装置25へ無線通信により送信するために設けられている。バーコードリーダー29は、既知の構成を有しており、物品26が何であるかを入力するための手段として設けられている。
【0022 】
本形態において、特許請求の範囲に記載された総重量計測手段は、計測部33と制御部34とを備えて構成されている。また、特許請求の範囲に記載された物品識別用入力手段は、バーコードリーダー29と制御部34とを備えて構成されている。さらに、特許請求の範囲に記載された外部送信手段は、制御部34とアンテナ40とを備えて構成されている。
【0023 】
台車30は、装置本体27等を移動可能にするための複数の車輪42を有している。また、台車30は、手押しによる移動を可能にするための手押し部43を有している。このような台車30は、重量の計測に影響を来さない範囲の剛性を有している。
【0024 】
情報処理装置25は、重量計測装置23から送信された各種情報の送信先であって、物品26の数量、すなわち物品数(実在庫数)を算出することが可能な装置として構成されている。もう少し具体的に説明すると、情報処理装置25は、既知のパーソナルポータブルコンピュータやPOSコントローラ等の各種コンピュータであって、各種の制御を行う制御装置44と、表示部45と、入力部46とを備えて構成されている(必要に応じて図示しないデータベース等も含まれるものとする。尚、物品26が商品である場合には受信サーバ等を含めて構成されたPOSコントローラが好ましいものとする)。
【0025 】
制御装置44は、重量計測装置23から送信された各種情報を受信する情報受信手段(不図示)と、その情報受信手段により受信した各種情報に含まれる総重量情報から物品数を算出する物品数算出手段(不図示)と、その物品数算出手段により算出された物品数を例えば表示部45に出力する物品数出力手段(不図示)とを備えて構成されている(特に図示しないがCPU、ROM、RAM等を有している)。制御装置44の図示しない記憶部には、棚卸しの対象に含まれる数多くの物品の基準重量(物品一個当たりの重量)が格納されている。その基準重量は、物品数を算出する際に上記識別情報や上記装置情報に基づいて検索され、記憶部から引き出されるようになっている。尚、情報処理装置25の基本動作は後述するものとする。
【0026 】
上記構成において、先ず、図3のフローチャートを参照しながら棚卸現場22での作業の概要を説明する(必要に応じて図2も参照するものとする)。棚卸現場22での作業は本発明の物品の実在庫数把握方法の特徴を含んでいるものとする。
【0027 】
図3において、ステップS1の作業では、計測すべき物品(実在庫数を把握した物品)26に設けられた図示しないバーコードをバーコードリーダー29で読み取る作業を行う。ステップS2の作業へ移行するとそのステップS2の作業では、物品26を物品載置部32の上に載せて総重量を計測する作業を行う。この時、制御部34では、計測部33で計測されて得られた物品26の総重量情報、及びバーコードリーダー29から読み取られて得られた物品26の識別情報が生成される。
【0028 】
ステップS2の作業が終了するとステップS3の作業へ移行する。そのステップS3の作業では、総重量情報、識別情報、及び装置情報を情報処理装置25へ送信するための操作(例えば装置部37に送信ボタン等を設け、これを押して各種情報を送信する)を行う。
【0029 】
尚、棚卸しの対象に含まれる数多くの物品の総重量計測が全て完了するまで上記ステップ1〜3の作業を行うものとする。ステップ1とステップ2の作業を逆にしてもよいものとする。
【0030 】
次に、図4のフローチャートを参照しながら情報処理装置25における制御装置44の上記ROMに予め格納された制御プログラムに従って制御装置44の上記CPUが行う動作概要(処理)を説明する(必要に応じて図2も参照するものとする)。制御装置44が実行する処理は、本発明の物品の実在庫数把握方法の特徴を含んでいるものとする。
【0031 】
情報処理装置25の制御装置44が起動し制御プログラムがスタートすると、特に図示しないが、上記CPUは初期設定を実行し、上記RAMのワークエリアに設けられた各種フラグエリアのフラグの設定や各種バッファエリアのクリア、各種カウンタエリアのカウント値のゼロリセット等を行う。そして、以下のステップS11からの処理を順に実行する。
【0032 】
図4において、ステップS11では、重量計測装置23からの受信があるか否かを判断する。そして、重量計測装置23からの受信がない場合には(ステップS11でN)、受信があるまで待ち受けをする。これに対し、重量計測装置23からの受信がある場合には(ステップS11でY)、次の処理、すなわちステップS12の処理へ移行する。
【0033 】
ステップS12へ処理が移行するとそのステップS12では、重量計測装置23から送信された各種情報を正式に受信し、次の処理、すなわちステップS13の処理へ移行する。ステップS13へ処理が移行するとそのステップS13では、受信した各種情報に基づき物品数の算出を行う。物品数は、総重量情報から得られる総重量を対応する基準重量で除算(物品数=総重量/基準重量)して算出する。尚、基準重量は、識別情報や装置情報に基づいて上記記憶部を検索して得られるものとする。物品数の算出が完了すると、次の処理、すなわちステップS14の処理へ移行する。ステップS14へ処理が移行するとそのステップS14では、算出された物品数の出力(例えば表示部45に出力)を行う。
【0034 】
物品数の出力が完了すると、次の処理、すなわちステップS15の処理へ移行する。ステップS15へ処理が移行するとそのステップS15では、システムの停止・終了(主に情報処理装置25の停止・終了)があるか否かを判断する。そして、システムの停止・終了がない場合には(ステップS15でN)、再びステップS11の処理に戻ってその処理を実行する。これに対し、システムが停止・終了する場合には(ステップS15でY)、一連の処理が終了する。
【0035 】
以上、図2ないし図4までを参照しながら説明してきたように、棚卸現場22では、物品26を一つ一つ手作業によって数える必要がなく、総重量の計測と物品26の識別のための入力と送信の操作を行えばよいことになる。そして、これにより情報処理装置25において物品数(実在庫数)が算出される。従って、棚卸しの際の手間の削減と正確な実在庫数の把握とに寄与する重量計測装置、棚卸支援システム、及び物品の実在庫数把握方法を提供することができる。
【0036 】
その他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。すなわち、上述では無線通信により各種情報を情報処理装置25へ送信していたが、これに限らず有線による情報の送信を行ってもよいものとする。また、上述ではアンテナ40を装置部37に設けていたが、これに限らず装置本体27に設けてもよいものとする。さらに、上述では台車30を設けていたが、これに限らず重量計測装置23を据え置きタイプのものにしてもよいものとする。さらにまた、バーコードリーダー29を設けていたが、これに限らずキー入力等が行えるものや、図5に示されるようなハンディーターミナル47を用いてもよいものとする。
【0037 】
図5において、引用符号47は上述のバーコードリーダー29に替えて用いられるハンディーターミナルを示している。そのハンディーターミナル47は、それ自身で各種の制御を行うことが可能に構成されており、特許請求の範囲に記載した物品識別用入力手段と外部送信手段とを有している(アンテナは不図示。ここではバーコードスキャナが一体に設けられているものとする)。このようなハンディーターミナル47は、コード48を介して装置部37に接続されており、必要に応じてホルダー49から取り外されて上述のバーコードの読み取り等を行えるようになっている。引用符号50はハンディーターミナル47の入力部を示している。
【0038 】
図6を参照しながらハンディーターミナル47を用いての、上述の基準重量の算出過程(一例)を説明する(必要に応じて図2及び図5を参照するものとする)。尚、基準重量の算出は棚卸しの作業前に行われるものとする。
【0039 】
図6において、ステップ21では複数個(例えば10個のようなすぐ数えられる個数)の物品2の総重量を計測する。この時、重量表示部39には総重量が表示される。そして、ステップ22へ移行するとそのステップ22では、計測した物品2がいくつあるかその数を数えてステップ23へ移行する。ステップ23へ移行するとそのステップ23では、ハンディーターミナル47に、重量表示部39に表示された総重量と、ステップ22で数えた数とをそれぞれ入力して、ハンディーターミナル47に平均重量(平均重量=総重量/個数)を算出させる。その後、ステップ24へ移行するとそのステップ24では、ステップ23で算出した平均重量を基準重量として情報処理装置25へ送信する。尚、情報処理装置25では、受信した物品2の基準重量を所定位置に格納する処理が行われる。
【0040 】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載された本発明によれば、棚卸しの際の手間の削減と正確な実在庫数の把握とに寄与する重量計測装置を提供することができるという効果を奏する。
【0041 】
請求項2に記載された本発明によれば、一々物品を持ってきてその総重量を計測するだけでなく、物品のある場所へ重量計測装置を移動させて計測することもできる。従って、より一層、棚卸しの際の手間を削減することができるという効果を奏する。
【0042 】
請求項3に記載された本発明によれば、外部送信手段から送信される情報の送信先で、どの棚卸現場の重量計測装置からの情報であるかを瞬時に分からせるようにすることができる。従って、情報の送信先での処理の効率を高めることができるという効果を奏する。
【0043 】
請求項4に記載された本発明によれば、棚卸しの際の手間の削減と正確な実在庫数の把握とに寄与する棚卸支援システムを提供することができるという効果を奏する。
【0044 】
請求項5に記載された本発明によれば、棚卸しの際の手間の削減と正確な実在庫数の把握とに寄与する物品の実在庫数把握方法を提供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による重量計測装置及び棚卸支援システムの基本構成図である。
【図2】本発明による重量計測装置及び棚卸支援システムの一実施の形態を示す構成図である。
【図3】本発明による物品の実在庫数把握方法における棚卸現場での作業(一例)を示すフローチャートである。
【図4】本発明による物品の実在庫数把握方法における情報処理装置の基本動作(一例)を示すフローチャートである。
【図5】物品識別用入力手段の他の例を示す模式図である。
【図6】基準重量を求める過程(一例)を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 重量計測装置
2 物品
3 総重量計測手段
4 物品識別用入力手段
5 外部送信手段
6 装置移動手段
7 バッテリー
8 情報記憶手段
9 棚卸支援システム
10 情報受信手段
11 物品数算出手段
12 物品数出力手段
13 情報処理装置
21 棚卸支援システム
22 棚卸現場
23 重量計測装置
24 棚卸現場から離れた場所
25 情報処理装置
26 物品
27 装置本体
28 重量表示装置部
29 バーコードリーダー
30 台車(装置移動手段)
31 筐体
32 物品載置部
33 計測部
34 制御部
35 バッテリー
36 支持部
37 装置部
38 回路体
39 重量表示部
40 アンテナ
41 コード
42 車輪
43 手押し部
44 制御装置
45 表示部
46 入力部
47 ハンディーターミナル
48 コード
49 ホルダー
50 入力部

Claims (5)

  1. 一又は同一種類の複数の物品の総重量を計測するための総重量計測手段と、
    前記物品が何であるかを入力するための物品識別用入力手段と、
    前記総重量計測手段で計測されて得られた前記物品の総重量情報、及び前記物品識別用入力手段に入力されて得られた前記物品の識別情報を外部へ送信するための外部送信手段と、
    を備えて構成した
    ことを特徴とする重量計測装置。
  2. 請求項1に記載の重量計測装置において、
    手押しによる移動を可能とした複数の車輪を有する装置移動手段と、
    前記総重量計測手段、前記物品識別用入力手段、及び前記外部送信手段に電力を供給するためのバッテリーと、
    を更に備えて構成するとともに、
    前記外部送信手段を無線通信による通信を行うものとした
    ことを特徴とする重量計測装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の重量計測装置において、
    前記総重量情報及び前記識別情報と共に外部へ送信される、重量計測装置固有の装置情報を記憶する情報記憶手段を更に備えて構成した
    ことを特徴とする重量計測装置。
  4. 棚卸現場に配置される請求項1ないし請求項3いずれか記載の重量計測装置と、
    該重量計測装置から送信された情報を受信する情報受信手段、該情報受信手段により受信した前記情報に含まれる総重量情報から得られる総重量を、対応する基準重量で除算して物品数を算出する物品数算出手段、及び、該物品数算出手段により算出された前記物品数を出力する物品数出力手段、を有する情報処理装置と、
    を備えて構成した
    ことを特徴とする棚卸支援システム。
  5. 棚卸現場に配置された請求項1ないし請求項3いずれか記載の重量計測装置から送信された情報を受信する情報受信ステップと、
    該情報受信ステップにより受信した前記情報に含まれる総重量情報から得られる総重量を、対応する基準重量で除算して物品数を算出する物品数算出ステップと、
    該物品数算出ステップにより算出された前記物品数を出力する物品数出力ステップと、
    を含んで物品の実在庫数を把握するようにした
    ことを特徴とする物品の実在庫数把握方法。
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