JP2004020442A - X線透視検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】X線検出器、X線発生器及び表示部の点検を容易に行うことができるX線透視検査装置を提供する。
【解決手段】X線検出器30の使用開始初期に、被検体70を配置しない状態で撮影した基準透過画像と、使用開始初期から任意期間経過後に、基準透過画像の撮影時と同一条件で撮影した試験透過画像とを記憶し、基準透過画像と試験透過画像とを読み出して対応画素間の差分値を各画素ごとに算出し、差分値が所定の許容値以上であるか否かを比較して、比較の結果、差分値が所定の許容値以上である場合は、試験透過画素は異常と判定することで、X線検出器30の状態を容易に点検することができる。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、非破壊検査装置の内のX線透視検査装置に関し、特に、X線透視検査装置に備えられるX線検出器、X線発生器及び表示部の点検を容易にしたX線透視検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、小型電子部品等を高分解能で検査するためのX線透視検査装置が作られている。
【0003】
X線透視検査装置は、X線を出力するX線発生器と、被検体を透過したX線を2次元の分解能で検出するX線検出器と、検出された画像を2次元透過画像として表示する表示部とを備えている。
X線検出器は、X線I.I.(イメージインテンシファイア)とテレビカメラを組み合わせたものなどが用いられている。
【0004】
このX線透視検査装置で被検体を検査するときは、まずX線発生器とX線I.I.間に被検体を配置し、X線発生器から被検体に向けてX線を出力する。そして被検体を透過したX線をX線I.I.で2次元の分解能で可視化し、この可視化された画像をテレビカメラで撮影する。撮影された透過画像は表示部に表示され、操作者がこれを目視することで被検体の内部状態が検査されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
X線検出器は、X線I.I.とテレビカメラを組み合わせてなるものに限らず一般に、長期間の使用によるX線照射に伴ない、同一のエネルギースペクトルと線量率のX線を照射してもその感度劣化・焼き付けなどによって画像の全体及び一部の輝度が変化する。
【0006】
この輝度変化は画面で一様ではなく、被検体にどのようなものが多いか、また同一形状の被検体を何回検査したかにも依存して変化する。更に輝度変化は、X線発生器や表示部の故障や劣化等によっても起こるものである。
【0007】
従来のX線透視検査装置は、X線検出器、X線発生器及び表示部の劣化の判定やメーカーへの問合わせ時期の判断(又は、交換時期の判断)は、各操作者によりまちまちであり、場合によっては非常に劣悪な状態で検査を続けている場合があるという問題があった。
【0008】
本発明は、上記問題を鑑みてなされたもので、その目的は、X線検出器、X線発生器及び表示部の点検を容易に行うことができるX線透視検査装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために請求項1記載の発明は、被検体に向けてX線を照射し、この被検体を透過したX線をX線検出器で検出し、この被検体の透過画像を表示するX線透視検査装置であって、使用開始初期に、被検体を配置しない状態で撮影した第1の透過画像と、使用開始初期から任意期間経過後に、第1の透過画像の撮影時と同一条件で撮影した第2の透過画像とを記憶する記憶手段と、第2及び第1の透過画像の対応画素間の差分値aを各画素ごとに算出する算出手段と、差分値aあるいはこの差分値aから計算する評価量が所定の許容値の外であるか否かを比較する比較手段と、比較の結果から、第2の透過画像は異常と判定する判定手段とを備えることを要旨とする。
【0010】
本発明にあっては、X線検出器の使用開始初期に被検体が無い状態で外部入力部から基準透過画像撮影の命令が入力されると、X線発生器に内蔵されるX線管の管電圧及び管電流を所定の条件に設定して基準透過画像(第1の透過画像)を撮影して記憶手段に記憶する。任意の使用期間経過後、被検体が無い状態で試験透過画像撮影の命令が入力されると基準透過画像の撮影時と同一の条件(X線管電圧及びX線管電流を所定の条件設定)で試験透過画像(第2の透過画像)を撮影して記憶手段に記憶する。次に記憶手段から試験透過画像と基準透過画像を読込み対応画素間の差を画素ごとに求め、この差(あるいはこの差から計算する評価量)を所定の許容値と比較し、局所ごとにX線検出器の劣化の可能性を判定する。一部でも差が所定の許容値を超えていることを検出した場合には、異常と判定することで、均質な感度変化だけでなく不均質な班状の感度変化でも、その最大変化部分が許容値を超えたか判定でき、その変化も画像ノイズに影響されず正確に、透過画像の一部でも許容値以上に画素値が変化していると、これを検知して出力することができ、操作者にとって、X線検出器(及びX線発生器)の一時点検を自動的に容易に行うことができる。
【0011】
以上の課題を解決するために請求項2記載の発明は、所定の許容値は、使用開始初期に、第1の透過画像の撮影時と同一条件からX線を発生するX線発生手段で発生するX線を所定の割合に変更した状態で撮影した第3の透過画像と第1の透過画像との対応画素間の差分値bから求めることを要旨とする。
【0012】
本発明にあっては、X線検出器の使用開始初期に被検体が無い状態で外部入力部から参照透過画像撮影の命令が入力されると、基準透過画像撮影の条件からX線発生器で発生するX線のみを所定%変更してから参照透過画像(第3の透過画像)を撮影して記憶手段に記憶する。一方、参照透過画像の撮影に前後して基準透過画像(第1の透過画像)を撮影し、この基準透過画像と参照透過画像の対応画素間の差を求め、この差から所定の許容値を求めて記憶手段に記憶する。
【0013】
以上の課題を解決するための請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、所定の許容値は差分値bの絶対値の最大値bあるいは差分値bの頻度分布から計算される最大値相当値bであることを要旨とする。
【0014】
本発明にあっては、X線強度が所定%変化した場合の画素値変化の最大値を求め、「所定の許容値」とする。あるいは画素値変化の頻度分布から統計的に画素値変化の最大値相当値を求め、「所定の許容値」とする。これにより、画素がノイズを含んでいる場合でも、このノイズを含んだ画素値変化の分布から許容値を求めているので、ノイズに影響されない(所定%の数値に対応した)許容値が得られる。このため、ノイズが異なるケースでも同一の基準で判定ができる。
【0015】
以上の課題を解決するために請求項4記載の発明は、請求項1乃至3記載の発明において、評価量は差分値aの絶対値の最大値aあるいは差分値aの頻度分布から計算される最大値相当値aであることを要旨とする。
【0016】
本発明にあっては、試験透過画像と基準透過画像の差分値aの絶対値の最大値aを求め、「評価量」とする。あるいは差分値aの頻度分布から統計的に差分値aの絶対値の最大値相当値aをもとめ、「評価量」とする。特に最大値相当値aを用いた場合は画素数が少ないとき、安定した判定が可能となる。
【0017】
以上の改題を解決するために請求項5記載の本発明は、請求項2乃至4記載の発明において、評価量を差分値aから、許容値を差分値bからそれぞれ同じ関数を用いて求めることを要旨とする。
【0018】
本発明にあっては、ある1つの関数(広義の関数で、1つの計算ルーチンを言う)で差分値bから許容値を計算する。例えば、最大値あるいは統計的に頻度分布の標準偏差から最大値相当値を求め許容値とするか、あるいはウエイト関数を掛けて加算する演算等で許容値を求め、記憶する。そして、同じ関数で差分値aから評価量を求め、記憶した許容値と比較して判定を行う。
【0019】
以上の課題を解決するために請求項6記載の発明は、検出された透過画像を表示する表示手段と、中間輝度の背景に対し略最低輝度で略等間隔の縦線と横線を有する第1のテストパターン、又は、中間輝度の背景に略最高輝度で略等間隔の縦線と横線を有する第2のテストパターンを発生するパターン発生手段とを備え、第1及び第2のテストパターンのいずれか一方を表示手段に表示させることを要旨とする。
【0020】
本発明にあっては、表示テストの命令が入力されると、表示部にテストパターンが表示される。テストパターンは、(1)水平線と垂直線がそれぞれ真っ白または真っ黒であること。(2)水平線と垂直線がそれぞれ平行であること。(3)バックグランドの明るさが均一であること。(1)〜(3)の条件に基づいて表示されることで表示装置単体の輝度変化と歪を検査できる。
【0021】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係るX線透視検査装置の構成を示す図である。
図1に示すように、X線透視検査装置1は、X線ビーム20を出力するX線発生器10と、被検体70を透過したX線ビーム20を2次元の分解能で検出するX線検出器30と、被検体70の透視位置、透視倍率及び透視角度を変更する機構部71と、これら全体を覆うX線遮蔽箱75と、検出された透過画像の画像処理及びこれら機能部を制御する計算機40と、計算機40に接続され計算機40で処理された結果等を外部表示する表示部50と、計算機40に接続され外部から制御命令を入力するための外部入力部60とを備えている。他に計算器40からの信号でX線発生器10と機構部71をそれぞれ制御するX線制御部15と機構制御部78を備えている。
【0022】
X線検出器30は、X線I.I.31とテレビカメラ33とからなる。X線検出器30は、これに限らずX線フラットパネルセンサ等でもよい。X線発生器10は、X線管11と高圧発生部12よりなる。計算機40からの制御でX線管11の管電圧と管電流が制御される。管電圧により発生するX線光子の平均エネルギーが変わり、管電流によりX線量(光子数)が変化する。
【0023】
計算機40は、一般的なパーソナルコンピュータ(以下、パソコンという。)であり、2種類の透過画像の差分を算出する算出部42と、算出された差分値を所定の許容値と比較する比較部43と、比較の結果に応じてX線検出部30の状態を判定する判定部45と、これら機能部を制御する制御部47と、予め所定の許容値を記憶している記憶部49と、検出した透過画像をデジタルデータに変換して取り込むキャプチャーボード41等から構成されている。
【0024】
算出部42、比較部43、判定部45、制御部47は、一般にCPU(中央処理演算装置)がその機能を果たす。記憶部49は、画像を一時的に記憶する主記憶メモリやキャプチャーボード41で変換された透過画像信号を記憶する画像メモリやその他「X線検出器の性能点検プログラム」及び「表示部の点検プログラム」を記憶する磁気ディスク装置である。表示部(モニタ)50は、RGB入力のコンピュータ用ビデオモニタである。外部入力部60は、キーボードやマウス等である。
【0025】
「X線検出器の性能点検プログラム」は、X線検出器30で検出した透過画像の一次点検を自動的に行いその結果を表示部に表示するものである。また「表示部点検プログラム」は、表示部自体の劣化状態を検査するためにテストパターンを表示部に表示させるものである。
【0026】
(X線検出器の性能点検方法)
次に、本発明の実施の形態に係るX線検出器30の性能点検方法を、図2(a)(b)に示すフローチャートを参照して説明する。
【0027】
「X線検出器の性能点検プログラム」の計算アルゴリズム及び異常(劣化)検出は、パソコン40に内蔵される各機能部により自動的に処理されるものである。なお、この「X線検出器の性能点検」は、X線ビーム20を照射して行われるため、X線発生器10から発生するX線の線量率の変動も含めた点検となる。
【0028】
まず、図2(a)に示すようにステップS10は、基準透過画像の撮影工程である。X線検出器30の使用開始初期に、X線発生器10とX線検出器30の間に被検体70を配置しない状態で、外部入力部60から「基準透過画像撮影指令」が入力されると、パソコン40はX線発生器10、機構部71、X線検出器30等に対して、所定の条件設定(X線条件、幾何条件および積分時間等の検出条件)を行い、X線検出器30で基準透過画像を検出する。検出された出力画像信号はキャプチャーボードを通してパソコン40に取込まれ、磁気ディスク装置に記憶されるとともに、モニタ50にも表示される。
【0029】
次に、図2(b)に示すようにステップS20は、試験透過画像の撮影工程である。X線検出器30の使用開始初期から任意期間過後に、X線発生器10とX線検出器30の間に被検体70を配置しない状態で、かつ、基準透過画像の撮影条件と同一条件の設定を行い試験透過画像の検出を行う。検出された試験透過画像は基準透過画像の処理と同様に、キャプチャーボードを通してパソコンに取り込まれ、画像メモリに記憶されるとともにモニタ50に表示される。ここで任意期間とは、使用開始時から1ヶ月後又は1年後など定期的なものでもよいし、使用回数に応じて定められるものでも、又は全く不定期なものでも、異常を感じたときのみ行うものであってもよい。
【0030】
続いてステップS30は、磁気ディスクに保存されている基準透過画像を画像メモリにを読込む。
【0031】
次にステップS40で、画像メモリ上の各画像の全画素について対応する画素値の差分値の絶対値を算出し、予め記憶されている許容値DSKと比較する。即ち、画素値の差分値の絶対値が、許容範囲内(|画素値の差分値|<許容値DSK)にある場合は、この画素は「正常」と判定して次の画素に進む。一画素でも画素値の差分値の絶対値が許容範囲外にある場合は、当該画像の少なくとも一部は「異常(劣化)」と判定してステップS60に進む。ここで許容値DSKとは、X線検出器30の入射X線量が約±20%相当変化した値のことをいう。この許容値DSKについては、ここでの説明は省略し、別途以下で詳細説明を行う。
【0032】
全ての画素が「正常」を判定された場合、ステップS50に進む。ステップS50は、当該試験透過画像の、全画素が「正常」であると判断された場合である。このように正常判断された場合は、例えばモニタ50に「正常である旨」を出力することで、操作者にX線透視検査装置1の継続使用を勧める。
【0033】
一方、ステップS60は、ステップS40で異常画素が検出された場合である。この場合はX線検査器30に少なくとも1つ異常画素があると判定されたので、モニタ50に例えば「X線検出器の入射X線量が約±20%相当以上変化した画素を検出しました。X線検出器およびX線発生器の点検を当社へ依頼して下さい。」等の異常メッセージを出力することで、操作者にX線検出器30及びX線発生器10の詳細点検を勧める。
【0034】
従って、「X線検出器の性能点検プログラム」を用いてX線検出器30の点検を実施することで自動的に性能点検を行うことができるので、操作者が容易にX線検出器30を点検することができる。
【0035】
(許容値DSKの算出方法)
次に、図3及び図4を参照して、許容値DSKの算出方法を説明する。
図3(a)(b)は、許容値DSKを算出するフローチャートであり、図4は、(X線管電流を20%低下させた場合の)「画素値変化の分布」である。
【0036】
図3(a)に示すように、ステップS210は、基準透過画像の撮影工程である。X線検出器30の使用開始初期に、X線発生器10とX線検出器30の間に被検体70を配置しない状態で、外部入力部60から「基準透過画像撮影指令」が入力されると、パソコン40はX線発生器10、機構部71、X線検出器30等に対して、所定の条件設定(X線条件、幾何条件および積分時間等の検出条件)を行い、X線検出器30で基準透過画像を検出する。検出された出力画像信号はキャプチャーボードを通してパソコン40に取込まれ、磁気ディスク装置に記憶されるとともに、モニタ50にも表示される。
【0037】
図3(b)に示すように、ステップS220は、参照透過画像の撮影工程である。本実施の形態においては、参照透過画像の撮影は使用開始初期でかつ基準透過画像の撮影後に行っているが、使用開始初期であれば基準透過画像の撮影前であってもよい。具体的な参照透過画像の撮影方法は、被検体70を配置しない状態で外部入力部60から「参照透過画像撮影指令」が入力されると、パソコン40は基準画像撮影の条件設定からX線管電流値のみ20%低下させた条件設定を行う。X線発生器10はこの制御指令に応じたX線量が20%低下したX線ビーム20を出力し、X線検出器30はこの透過画像を検出する。検出された透過画像はキャプチャーボードを通してパソコン40に取り込まれ、(画像用メモリや)磁気ディスク装置に記憶される。
【0038】
次にステップS230は、磁気ディスクに記憶されている基準透過画像と参照透過画像を画像メモリに読込み、対応画素間の画素値の差分を画素ごとに算出(差画像の算出)する。
【0039】
ステップS240は、「画素値変化の分布」を求める工程である。ステップS230で算出した差分値(差画像)の全画像領域(あるいは中央部)での画素値分布(以下、「画素値変化の分布」という。)を求める。ここで、画素値の分布とは、画素値の頻度分布のことである。X軸を画素値、Y軸を画素数で表される座標系に「画素値変化の分布」をプロットすると、図4に示す「画素値変化の分布」となる。この「画素値変化の分布」の広がりは、主としてX線のフォトンノイズに起因するノイズと、分布を取った領域でのX線検出器30の特性不均質とによって生じるが、ランダムノイズであるフォトンノイズの寄与が大きいため図4に示すように概略として、正規分布グラフになる。
【0040】
ステップS250は、この「画素値変化の分布」から許容値DSKを求める工程である。即ち、例えば「画素値変化の分布」は画素値と画素数からなるデータベースで記憶されているものとし、このデータベースから画素数が0でない最大の絶対画素値(画素値の絶対値)を求め、この絶対画素値を許容値DSKとして磁気ディスクに記憶する。つまり許容値DSKは、画像ノイズと特性不均質を考慮した時の参照透過画像と基準透過画像の画素値の最大絶対差である。本DSKの求出では「画素値変化の分布」を求めることなくことなく、ステップS230で最大絶対差を直接求めてもよい。DSKの他の求め方は後述する。
【0041】
なお、本実施の形態では、許容値DSKを求める際に、X線発生器10に供給する電流値を基準透過画像を撮影していたときよりも20%低下させることによってX線検出器30の入射X線量が20%低下した場合を再現したが、逆に「X線検出器30の入射X線量が20%増加した場合」でも、許容値DSKは「X線検出器30の入射X線量が20%低下した場合」とほぼ同じ値になる。実際には、X線量もX線検出器30の感度も時間とともに低下するので、「X線検出器30の入射X線量が20%低下した場合」の許容値DSKを実測している。
【0042】
従って、以上の許容値DSKの算出方法を実施することで、X線検出器30の性能点検に用いる許容値DSKを算出することができる。
【0043】
(許容値DSK算出方法の変形例)
本発明の実施の形態においては、図4に示す「画素値変化の分布」を求める際に、図3のステップS240で、画素値分布に使用する差分値は全画像領域としているが、画像中央部の画像情報のみを用いて「画素値変化の分布」を生成してもよい。これによりX線検出器30の広域的な特性不均質(シェーディング等)が大きな場合でも、許容量DSKが大きくなり過ぎることなく、中央部の代表的な値を計算できる。また、計算時間も短縮できる。
【0044】
また、許容値DSKの算出基準である電流変化%は、本実施の形態においては±20%としているが、これに限らず何%でもよい。また、画面を複数ゾーンに分け、ゾーン毎に分けて算出してもよい。例えば重要な中央部は10%、周辺部は20%、中間部は15%として異なった許容値DSKを用いるようにしても良い。また、管電流を変化させる代わりに管電圧や幾何条件やX線フィルターの変更を行って参照透過画像を得るようにしてもよい。
【0045】
また更に、画面を複数ゾーンに分け、画面のゾーン毎に「画素値変化の分布」を求め、ゾーン毎に異なった許容値DSKを得るようにしてもよい。これにより、より丁寧な判定が可能である。
【0046】
許容値DSKの求め方としては、「画素値変化の分布」が0にならない最大絶対画素値に+α(小さい値)、または×k(1より少し大きい値)の演算をして大きめに余裕を持たせてもよい。また、「画素値変化の分布」の平均画素値、Meanと標準偏差、σを求め、式(1)で計算してもよい。
SK=ABS(Mean)+4*σ  …式(1)
ここで、第2項の係数は、必ずしも「4」である必要はなく、「3」乃至「5」程度を選べばよい。このDSKの計算は「分布が0にならない最大絶対画素値」、即ち、最大絶対差分値に相当する値を統計的に求めたことになる。特性不均質が少ない検出器の場合は、式(1)で計算するので、安定して許容値DSKが求められる。
【0047】
(表示部の点検方法)
次に、本発明の実施の形態に係るモニタ50の点検方法を、図5及び図6に示す第1及び第2のテストパターンを参照して説明する。なお、図5、図6で、パターンの繰り返しは省略して描かれている。
【0048】
「表示部の点検」は、モニタ50に表示される階調と歪みを目視によって検査するためにモニタ50に、図5に示す第1のテストパターン、又は図6に示す第2のテストパターンを表示するものである。ここでパターン発生手段とは、第1及び第2のテストパターンを磁気ディスクから読み出し、または計算により作り出して画像メモリに直接書き込み、表示部に出力するものである。
【0049】
これら第1及び第2のテストパターンのバックグランドは、中間輝度のグレイスケール(2進数8ビット表示を行った場合「128」)である。グレイスケール「0〜255」で、「0」が最も暗く、「255」が最も明るい。また、水平と垂直にそれぞれ8画素ごとに直線がある。
【0050】
モニタ50の画面は縦480画素、横640画素なので、これらの直線は水平線が59本、垂直線が79本あり、第1のテストパターンではグレイスケール255(真白)、第2のテストパターンはグレイスケール0(真黒)である。これらのテストパターンをそれぞれモニタに表示し、
(1)水平線と垂直線がそれぞれ真っ白または真っ黒であること。
(2)水平線と垂直線がそれぞれ平行であること。
(3)バックグランドの明るさが均一であること。
を目視によって確認する。
【0051】
(第1の実施の形態の効果)
従って、本発明の実施の形態によれば、X線検出器30の使用開始初期に被検体70を配置しない状態で、X線発生器30から発生されるX線ビーム20をX線検出器30で撮影して基準透過画像として記憶し、次に、定期的にあるいは非定期的に基準透過画像撮影条件と同一条件で試験透過画像を撮影して、これら基準透過画像と試験透過画像の対応画素間の画素値の差分を画素ごとに算出して、この差分値が許容範囲内にあるときは、この試験透過画像は正常であると判定し、一方で少なくとも1つ、この差分値が許容範囲外にあるときは、この試験透過画像の少なくとも1部は異常であると判定し、モニタ50にその旨を表示させることで、X線検出器30及びX線発生器10の状態を容易に外部に知らせることができる。
【0052】
許容範囲は、画素値の差分値の絶対値が1画素でもX線検出器の入射X線量が約20%相当変化した値である許容値DSKを超えたときに異常メッセージを表示することでX線検出器30の感度劣化、焼き付けなどによって一部でも許容値以上に輝度が変化していると、これを検知して表示することができ、X線検出器30及びX線発生器10の1次点検を自動的に容易に行うことができる。
【0053】
特に、均質な感度変化だけでなく、不均質な班状の感度変化でも、その最大変化部分が許容値を超えたか判断でき、その変化も画像ノイズに影響されず正確に入射X線量が約±20%相当変化した値を許容値として判定できる。
【0054】
また、「表示部の点検」においては、第1のテストパターン、又は第2のテストパターンをモニタ50に表示させることで、目視でモニタ50のみの輝度変化や歪みを検査できる。
【0055】
(変形例)
本実施の形態においては、X線検出器30の劣化点検を行うために、基準透過画像と試験透過画像の画素値の差分を画素ごとに行い、逐次許容値と比較して判定しているが、劣化点検方法はこれに限らず、例えば基準透過画像と試験透過画像の差画像を先に算出しておき、後に差画像の判定処理を行うようにしても本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0056】
また、基準、参照、試験の透過画像の撮影条件はパソコン40で自動設定するようになっているが、設定項目の一部あるいは全部を操作者が手動で設定するようにしてもよい。
【0057】
更に、判定及び許容値の算出方法の変形例として、空間フィルターを掛けスムージングした画像に対し本発明の実施の形態による許容値DSKの算出と判定処理を行なうようにしてもよい。この場合、全画素計算でなく、間引き(例えば、1画素おき)で許容値DSK算出と判定を行うこともできる。
【0058】
また、本実施の形態においては、1画素でも許容値DSKを超えた画素が検出されるかを判定しているが、これは最大差分値が許容値DSKを超えるかを判定することと等価である。また、ここでDSKを超えた画素が必ずしも1画素でなく所定画素数を超えたとき、異常メッセージを出力するようにしてもよい。
【0059】
ここでは例えば、「X線検出器の性能点検プログラム」に異常画素を検出すると加算を行う加算処理工程を設け、許容値DSKを超えた画素を検出すると加算及び集計を行うことで、この集計値が所定数を超えたときに異常メッセージをモニタ50に出力するようにする。また、異常画素の数を表示させてもよい。
【0060】
また、本実施の形態においては、試験透過画像と基準透過画像から算出される差分値と許容値DSKとを比較することで、差分値と許容値DSKとの大小比較を行っているが、演算を含む他の比較法を利用することも可能である。例えば、差画像の分布に対し、絶対値が大きくなるほど大きくなるウエイト関数を掛けて加算し、差の大きさを点数評価し、この点数を別の許容値と比較することで異常の判定を行うようにする。
【0061】
更に、本実施の形態においては、基準透過画像と参照透過画像の差分から許容値DSKを算出することで、差分の最大絶対値を許容値DSKとしているが、「画素値変化の分布」に対して同じようなウエイト関数を掛けて加算して許容値を求めることもできる。一般的に言えば、試験透過画像と基準透過画像等との差分値(差画像)に演算を加えて評価量を求め許容値Dと比較して判定する場合には、この許容値Dの求め方としては、参照透過画像と基準透過画像との差分値(差画像)に同様の演算を加えてを求めることになる。
【0062】
この演算は、ウエイト関数掛け以外にも色々な演算が考えられる。例えば、許容量Dを求めるのに前出の式(1)で最大絶対差分値相当値を求めて記憶し、評価量を求めるのに同じ式(1)を用いて最大絶対差分値相当値を計算して比較・判定することが例として示せる。この例の場合は、画素数が少ない場合に安定した判定を行うことができる。
【0063】
【発明の効果】
本発明によれば、X線検出器、X線発生器及び表示部の点検を容易に行うことができるX線透視検査装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るX線透視検査装置の構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るX線検出器の性能点検を行うフローチャート図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る許容値DSKを算出するフローチャート図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る「画素値変化の分布」グラフである。
【図5】第1のテストパターンを示す図である。
【図6】第2のテストパターンを示す図である。
【符号の説明】
1 X線透視検査装置
10 X線発生器
11 X線管
12 高圧発生部
20 X線ビーム
30 X線検出部
31 X線I.I.
33 テレビカメラ
40 計算機(パソコン)
41 キャプチャーボード
42 算出部
43 比較部
45 判定部
47 制御部
49 記憶部
50 表示部(モニタ)
60 外部入力部
70 被検体
71 機構部
75 X線遮蔽箱
78 機構制御部

Claims (6)

  1. 被検体に向けてX線を照射し、当該被検体を透過したX線をX線検出器で検出し、当該被検体の透過画像を表示するX線透視検査装置であって、
    使用開始初期に、前記被検体を配置しない状態で撮影した第1の透過画像と、使用開始初期から任意期間経過後に、前記第1の透過画像の撮影時と同一条件で撮影した第2の透過画像とを記憶する記憶手段と、
    前記第2及び第1の透過画像の対応画素間の差分値aを各画素ごとに算出する算出手段と、
    前記差分値aあるいはこの差分値aから計算する評価量が所定の許容値の外であるか否かを比較する比較手段と、
    前記比較の結果から、前記第2の透過画像は異常と判定する判定手段と
    を備えることを特徴とするX線透視検査装置。
  2. 前記所定の許容値は、
    使用開始初期に、前記第1の透過画像の撮影時と同一条件からX線を発生するX線発生手段で発生するX線を所定の割合に変更した状態で撮影した第3の透過画像と、前記第1の透過画像との対応画素間の差分値bから求めることを特徴とする請求項1記載のX線透視検査装置。
  3. 前記所定の許容値は、
    前記差分値bの絶対値の最大値bあるいは前記差分値bの頻度分布から計算される最大値相当値bであることを特徴とする請求項2記載のX線透視検査装置。
  4. 前記評価量は、
    前記差分値aの絶対値の最大値aあるいは前記差分値aの頻度分布から計算される最大値相当値aであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のX線透視検査装置。
  5. 前記評価量を前記差分値aから、前記許容値を前記差分値bから、それぞれ同じ関数を用いて求めることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載のX線透視検査装置。
  6. 検出された透過画像を表示する表示手段と、
    中間輝度の背景に対し略最低輝度で略等間隔の縦線と横線を有する第1のテストパターン、又は、中間輝度の背景に略最高輝度で略等間隔の縦線と横線を有する第2のテストパターンを発生するパターン発生手段とを備え、第1及び第2のテストパターンのいずれか一方を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のX線透視検査装置。
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