JP2004019718A - 三方切換弁 - Google Patents

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    • Y10T137/87893With fluid actuator

Abstract

【課題】弁機構がコンパクトで高圧の流体の流路切り換えができ、流体の内部リークがない三方切換弁を目的とする。
【解決手段】入口ポートT1に導入された流体を第1出口ポートT2または第2出口ポートT3に流すように切り換えるコンパクトなパイロット作動式とし、パイロット弁体18と弁座14,16を含むプラグ15,17とスプリング19とを有するパイロット弁によりピストン8,9の調圧室の圧力を通路36に選択的に接続し、通路36は弁座32,33および弁体35を有するチェック弁を介して第1出口ポートT2または第2出口ポートT3に連通させる構成にした。主弁の開閉状態を保持するべく微少に流す流体をチェック弁が開弁している主弁の下流側へ流すようにして、内部リークをなくした。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は三方切換弁に関し、特に流体の流路を電磁作動によって切り換えるパイロット式の三方切換弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ポンプなどから供給された流体の流れを2つの出口に振り分けるように動作する三方切換弁が知られている。三方切換弁は、2つの弁座を有し、一方が閉じているときには他方は開いているという動作をする。その開閉動作は、弁体をソレノイドで駆動したり、モータで駆動したり、あるいは流体の圧力差を利用したりしている。ソレノイド式のものでは、2つのソレノイドを設けてそれらが2つの弁体を交互に駆動する構成のものがある。また、圧力差を利用するタイプは、ポンプの吐出側と吸引側との圧力の差が弁体もしくは弁体を駆動する部分に導入する必要があり、従来の三方切換弁には、キャピラリチューブをポンプの吸引側に接続して差圧を作るようにしたものがある。
【0003】
これに対し、弁機構をコンパクトにするため、1つのソレノイドを有し、かつ外部にチューブを持たない構成の三方切換弁がたとえば特開平4−312276号公報で公知である。この三方切換弁は、同一軸線上にソレノイドと2つの弁体とを配置し、ダイヤフラム式のパイロット機構を用いた三方電磁弁を構成している。ソレノイドの非通電時は、プランジャに設けられたパイロット弁体がスプリング力によりパイロット弁孔を閉じることでソレノイド側の弁体を閉じるとともにソレノイドと反対側の弁体を開け、逆に、ソレノイドの通電時は、パイロット弁を開けることでダイヤフラム室の圧力を開こうとする弁体の下流側に逃がし、供給された流体の圧力によってソレノイド側の弁体を開くとともにソレノイドと反対側の弁体を閉じるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような三方切換弁は、パイロット機構にダイヤフラムを用いているため、特に非常に高い圧力の流体の流れを切り換えるのに使用しようとする場合に耐久性の点で問題があり、2つの弁体を連動して開閉するために2つの出口通路を隔てている隔壁を貫通して駆動シャフトが設けられているが、その駆動シャフトを摺動自在に保持している部分にて流体の微少リークが発生するといった問題点がある。
【0005】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、弁機構がコンパクトで高圧の流体の流路切り換えを行うことができ、かつ、流体の内部リークがないパイロット作動式の三方切換弁を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記問題を解決するために、入口ポートに導入された流体を第1出口ポートまたは第2出口ポートに流すように切り換えるパイロット作動式の三方切換弁において、2つの主弁と連動する2つのピストンの調圧室の一方を低圧側に連通させるよう切り換えるパイロット弁と前記主弁の下流側にある前記第1出口ポートおよび前記第2出口ポートとの間に、前記パイロット弁の側の圧力と閉じている方の前記主弁の下流側の圧力との差圧によって、前記パイロット弁と開いている方の前記主弁の下流側とを連通させるよう動作するチェック弁を設けたことを特徴とする三方切換弁が提供される。
【0007】
このような三方切換弁によれば、ピストンの調圧室の圧力を選択的に低圧側に逃がすパイロット弁の下流側にチェック弁を設け、このチェック弁が開弁している主弁の下流側に連通させるように構成している。これにより、主弁の開閉状態を保持するべく微少に流す流体は、パイロット弁およびチェック弁を介して、開弁している主弁の下流側へ流すようにしているので、三方切換弁内で流体が内部リークすることがない。開弁している主弁のピストン上部の調圧室は、主弁を流体が通過することによって発生する圧力損失分だけ1次圧より低い2次圧になるので、その差圧が主弁の閉動作を維持させる。また、パイロット弁には、その1次圧と2次圧との小さな差圧しかかからないので、パイロット弁体を駆動するのに必要なソレノイド力は非常に小さくてよく、ソレノイドを小型化することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は第1の実施の形態に係る三方切換弁の内部構造をソレノイドオフ時の状態で示す断面図、図2は第1の実施の形態に係る三方切換弁の内部構造をソレノイドオン時の状態で示す断面図、図3は第1の実施の形態に係る三方切換弁の動作状態を示すタイムチャートである。
【0009】
三方切換弁は、ボディ1の中に2つの主弁を収容する2つのシリンダボア2,3が図の左右に平行に穿設され、これらのシリンダボア2,3の両方に連通するようにボディ1の真中には、流体を導入する入口ポートT1が設けられている。これらのシリンダボア2,3の下方には、第1出口ポートT2および第2出口ポートT3が設けられている。
【0010】
入口ポートT1と第1出口ポートT2および第2出口ポートT3との間の各シリンダボア2,3には、主弁座4,5がボディ1と一体に形成されている。主弁座4,5に対向して入口ポートT1の側から接離自在の主弁体6,7が配置されており、これら主弁体6,7は、シリンダボア2,3内を摺動自在に配置されたピストン8,9と一体に形成されている。ピストン8,9は、主弁体6,7より大きな受圧面積を有している。
【0011】
主弁体6,7は、主弁座4,5に着座する部分にワッシャを介してかしめ加工によりシールリング10,11が固定されている。ピストン8,9は、その外周に形成された溝にテンションリングおよびピストンリング12,13が嵌め込まれている。これにより、入口ポートT1から導入された流体は、ピストンリング12,13を介してピストン8,9の上部の調圧室に微少に導入されることになる。なお、図の右側のピストン8は、シリンダボア2内に嵌め込まれたC型止め輪によってシリンダボア2の上方への移動が規制されている。
【0012】
左側のピストン9の上部には、三方弁構成のパイロット弁が配置されている。このパイロット弁は、弁孔が右側のピストン8の上部の調圧室に連通する弁座14を有するプラグ15と、弁孔が左側のピストン9の上部の調圧室に連通する弁座16を有するプラグ17と、両端が弁座14,16に対向して開閉可能に配置されたニードル形状のパイロット弁体18と、このパイロット弁体18を弁座14に着座させる方向へ付勢するスプリング19とを有している。
【0013】
ボディ1に形成された右側のシリンダボア2の上部開口部は、キャップ20によって閉止され、左側のシリンダボア3の上部開口部には、パイロット弁を駆動するソレノイドが設けられている。
【0014】
ソレノイドは、ボディ1の上部開口部を閉止する蓋を兼ねて一体に形成されたコア21を有し、その上半分は、スリーブ22に嵌入されている。このスリーブ22内には、プランジャ23が遊挿され、スリーブ22の上端部は、キャップ24によって閉止されている。スリーブ22の外側には電磁コイル25が周設され、ヨーク26によって囲繞されている。
【0015】
コア21およびプランジャ23は、その中心の軸線位置に穴が貫通形成されている。プランジャ23の貫通穴は、途中に段差が設けられていて、上方が下方よりも大径になっている。その大径の穴には、ホルダ27と、このホルダ27を段差部に当接する方向に付勢するスプリング28とが収容されている。プランジャ23の小径の穴とコア21の貫通穴には、シャフト29が配置されており、その上端部はホルダ27に当接し、下端部はパイロット弁体18に固定されて弁座14の弁孔を貫通して延びているシャフト30に当接している。
【0016】
パイロット弁体18が収容されている空間は、図の上部にボディ1をA−A矢視断面で示したチェック弁に連通されている。このチェック弁は、第1出口ポートT2と第2出口ポートT3との間を連通する通路31を有し、その通路31の第1出口ポートT2側に弁座32がボディ1と一体に形成されている。通路31の第2出口ポートT3側には、弁座33を構成するプラグ34が配置されている。通路31の弁座32と弁座33との間の空間は、破線で示した通路36によってパイロット弁体18が収容されている空間と連通しており、弁体35が弁座32,33の一方に着座可能に配置されている。
【0017】
以上の構成の三方切換弁において、電磁コイル25が通電されていないソレノイドオフであって、入口ポートT1に流体が導入されていないときには、パイロット弁を駆動するソレノイド力が生じないので、パイロット弁体18は、スプリング19によって図の上方へ押し上げられ、弁座14に着座している。これにより、パイロット弁の上側が閉じ、下側が開いている。したがって、右側のピストン8の上部の調圧室は、パイロット弁によって閉塞され、左側のピストン9の上部の調圧室は、パイロット弁および通路36を通じてチェック弁に連通していることになる。このとき、主弁体6、ピストン8および主弁体7、ピストン9は、任意の位置をとることができるが、ここでは、たとえば自重により主弁体6,7は、主弁座4,5に着座しているものとする。また、チェック弁についても、その弁体35は、流体の供給が停止したときの位置にある。
【0018】
このソレノイドオフの状態で、入口ポートT1に流体が導入されると、その流体の圧力は、左右のピストン8,9に設けられたピストンリング12,13を介してピストン8,9の上部の調圧室に導入される。右側のピストン8の上部の調圧室は、パイロット弁によって閉塞され、左側のピストン9の上部の調圧室は、パイロット弁およびチェック弁を介して第1出口ポートT2または第2出口ポートT3に連通している。このため、右側のピストン8の上部の調圧室は、高圧になり、左側のピストン9の上部の調圧室は、入口ポートT1から導入される流体の量よりも第1出口ポートT2または第2出口ポートT3に流出される量の方が多いので、低圧になる。右側のピストン8は、受圧面積が主弁体6よりも大きく設計されているので、ピストン8および主弁体6にかかる圧力差によって、ピストン8および主弁体6が下に押し下げられ、図1に示した状態になる。また、左側のピストン9および主弁体7は、主弁体7の側が高圧、ピストン9の調圧室が低圧であることから、図の上方へ押し上げられ、図1に示したように、開弁する。これにより、チェック弁では、第1出口ポートT2が低圧、第2出口ポートT3が高圧になることから、その弁体35は、低圧となる右側の弁座32に着座し、第1出口ポートT2と第2出口ポートT3との間を遮断して、図1に示した状態になる。
【0019】
次に、ソレノイドがオンにされると、まず、プランジャ23がコア21に吸引されて吸着される。これに連れて、ホルダ27がスプリング28の付勢力によってプランジャ23内の段差部に向かって押し下げられる。これとともにホルダ27がシャフト29を押し下げ、パイロット弁体18に固定されたシャフト30を押し下げる。その結果、パイロット弁体18は、スプリング19の付勢力に抗して下方へ押し下げられ、下側の弁座16に着座する。つまり、パイロット弁体18は、プランジャ23の吸引動作によって下側の弁座16に着座するが、その後は、プランジャ23内のスプリング28の付勢力によって下側の弁座16への着座状態が維持されている。これにより、パイロット弁の上側が開き、下側が閉じることになる。
【0020】
したがって、右側のピストン8の上部の調圧室は、パイロット弁、通路36、チェック弁を通って第2出口ポートT3に連通する。入口ポートT1から第2出口ポートT3に流体が流れることによってこれらの間には圧力損失が生じているため、この第2出口ポートT3は、入口ポートT1よりも圧力が低くなっており、ピストン8の上部の調圧室の圧力もその低い圧力になろうとする。一方、左側のピストン9の上部の調圧室は、圧力の逃げ場がなくなるため、高圧になり、ピストン9を押し下げる。これにより、左側の主弁体7が閉じると、第2出口ポートT3が低圧になるため、右側のピストン8の上部の調圧室の圧力が急減する。このため、右側のピストン8は、入口ポートT1の圧力との差圧で図の上方に引き上げられ、右側の主弁体6は開くことになる。これと同時に、チェック弁では、第1出口ポートT2が高圧、第2出口ポートT3が低圧になることから、その弁体35は、低圧となる左側の弁座33に着座し、右側のピストン8の上部の調圧室の圧力を弁開した側の第1出口ポートT2に逃がすルートを形成する。この結果、三方切換弁は、図2に示した状態になる。
【0021】
ここで、この三方切換弁内の圧力状態の変化を図3を参照して説明する。ここでは、閉じた流体回路の中で、ポンプの吐出側に三方切換弁の入口ポートT1が接続され、ポンプの吸引側に三方切換弁の第1出口ポートT2および第2出口ポートT3が接続されているとする。図3において、入口ポートT1に導入される流体の圧力を1次圧、左側のピストン9の上部の調圧室の圧力を左側ピストン圧、左側の主弁の下流側における第2出口ポートT3の圧力を左側2次圧、右側のピストン8の上部の調圧室の圧力を右側ピストン圧、右側の主弁の下流側における第1出口ポートT2の圧力を右側2次圧、チェック弁内で弁体35が収容されている中央の部屋の圧力をチェック弁圧、パイロット弁内でパイロット弁体18が収容されている中央の部屋の圧力をパイロット弁圧で表わし、縦軸がそれぞれの圧力変化を示し、横軸は経過時間を示している。
【0022】
まず、時刻t0にて、三方切換弁に流体を供給するポンプを起動すると同時にソレノイドをオンにしたとする。ポンプの起動によって流体の圧力が上がるので、それに伴って1次圧も上がる。同時に、左側のピストン9の上部の調圧室がソレノイド駆動のパイロット弁によって閉じられているので、左側ピストン圧も同じように上昇し、1次圧および左側ピストン圧は、ともに最も高い圧力で安定する。
【0023】
この圧力上昇の間、閉じている側の第2出口ポートT3がポンプによって吸引されているとすれば、左側2次圧は、残留圧力が低下することになる。また、右側ピストン圧、右側2次圧、チェック弁圧およびパイロット弁圧については、それぞれ、1次圧から流体が右側の主弁を通過することによって生じる圧力損失分を差し引いた圧力まで上昇する。
【0024】
時刻t1にてソレノイドをオフにすると、1次圧は変化しないが、左側のピストン9の上部の調圧室が第2出口ポートT3と連通することにより、左側ピストン圧は、第2出口ポートT3の2次圧と等しくなろうとするので、低下する。同時に、右側ピストン圧は、右側のピストン8の上部の調圧室がパイロット弁によって閉塞されるので、1次圧と等しくなろうとして上昇する。
【0025】
時刻t2にて、左側ピストン圧が第2出口ポートT3の2次圧と等しくなり、右側ピストン圧が1次圧と等しくなると、右側の主弁が閉じ、左側の主弁が開くことになる。これにより、第1出口ポートT2の2次圧と第2出口ポートT3の2次圧とが逆転するため、チェック弁の弁体35が左側から右側へ移動するが、そのとき、弁体35を収容している通路31を介して第1出口ポートT2と第2出口ポートT3とが一時的に連通するため、チェック弁圧およびパイロット弁圧は、チェック弁の切り換えの間、低下して(時刻t3)、再び、弁開した左側の主弁の2次圧に戻る(時刻t4)。このチェック弁の切り換えの間(t2−t4)、左側2次圧は、1次圧から圧力損失分を差し引いた圧力まで上昇し、右側2次圧は、ポンプの吸引圧力まで低下する。
【0026】
時刻t5にて、再び、ソレノイドがオンすると、まず、左側ピストン圧が1次圧まで上昇し、右側ピストン圧が右側の主弁の2次圧まで低下する。ここで、右側の主弁が開き、左側の主弁が閉じると、チェック弁の切り換えが行なわれる期間t6−t8において、左側2次圧がポンプの吸引圧力まで低下し、右側2次圧が1次圧から圧力損失分を差し引いた圧力まで上昇し、チェック弁圧およびパイロット弁圧は、それぞれ一時的な圧力低下がある。
【0027】
時刻t9にて、ポンプを停止し、ソレノイドをオフにすると、1次圧、左側ピストン圧、右側ピストン圧、右側2次圧、チェック弁圧およびパイロット弁圧は低下し、左側2次圧は上昇して、すべての圧力は、同じ圧力になる。
【0028】
図4は第2の実施の形態に係る三方切換弁の内部構造を示す断面図、図5は図4のB−BおよびC−C矢視断面を示す図である。図4および図5において、図1および図2に示した構成要素と同じ構成要素については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0029】
この第2の実施の形態に係る三方切換弁では、ソレノイドおよびパイロット弁をボディ1の側面から挿入して高さを低く抑えたタイプにしている。すなわち、ボディ1に形成されたシリンダボア2,3の上部開口部は、それぞれキャップ20,20aによって閉止され、ボディ1の側面には、ソレノイドおよびパイロット弁を挿入する挿入穴が形成されている。パイロット弁は、挿入穴に挿入されて弁座14を有するプラグ15と、ボディ1と一体に形成されて弁孔がシリンダボア3に連通する弁座16aと、これら弁座14,16aの間に配置されたパイロット弁体18およびスプリング19とから構成されている。プラグ15は、ソレノイド側の弁座14の弁孔がシリンダボア2と連通するように形成されている。ソレノイドは、挿入穴の入口に磁気回路の一部を構成する結合部材37によって螺着されている。パイロット弁体18が収容されている空間は、通路36を通じてチェック弁の弁座32と弁座33との間の空間と連通している。
【0030】
以上の構成の三方切換弁において、その動作については、第1の実施の形態に係る三方切換弁の動作と同じである。すなわち、ソレノイドオフ時は、右側のピストン8の上部の調圧室がパイロット弁によって閉塞され、左側のピストン9の上部の調圧室がパイロット弁および通路36を通じて流体の圧力を低圧に逃がすチェック弁に連通している。したがって、右側のピストン8が主弁体6を主弁座4に着座させ、左側のピストン9が主弁体7を主弁座5から離れる方向に移動させる。これにより、入口ポートT1と第1出口ポートT2との間の主弁が閉じ、入口ポートT1と第2出口ポートT3との間の主弁が開く。チェック弁は、第1出口ポートT2と第2出口ポートT3との間の差圧によって主弁が閉じて低圧となる側にある弁座33に弁体35が着座し、パイロット弁と開いている主弁の下流側の第2出口ポートT3とを連通させる。
【0031】
ソレノイドオフ時は、パイロット弁がピストン8,9の上部の調圧室の圧力を逆転させて、右側の主弁を開け、左側の主弁を閉じる。これにより、第1出口ポートT2と第2出口ポートT3との圧力の大きさが逆転するため、チェック弁は、第2出口ポートT3に連通する側を閉塞し、右側の主弁を流体が流れることによって生じる圧力損失分だけ低い圧力を右側の主弁と一体のピストン8の上部の調圧室に与えて、右側の主弁の弁開状態、左側の主弁の弁閉状態を維持する。
【0032】
図6は第3の実施の形態に係る三方切換弁の内部構造を示す断面図である。図6において、図1および図2に示した構成要素と同じ構成要素については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0033】
この第3の実施の形態に係る三方切換弁では、ソレノイドおよびパイロット弁が2つのシリンダボア2,3をまたがるようにボディ1の上部に横に配置され、ソレノイド内にパイロット弁を収容するようにしている。
【0034】
ソレノイドは、スリーブ22の一端にコア21が嵌め込まれており、スリーブ22の中にプランジャ23が遊嵌されている。コア21は、パイロット弁の弁座14を構成するよう軸線位置に弁孔が形成されており、この弁孔は、連結部材38を介して右側のピストン8の上部の調圧室に連通されている。スリーブ22の他端には、パイロット弁の弁座16を構成するよう弁孔が形成された連結部材39の一端が嵌め込まれており、その他端は左側のシリンダボア3の上部開口部に嵌め込まれている。連結部材39は、弁座16を構成するよう弁孔を左側のピストン9の上部の調圧室に連通させるようにしている。連結部材39は、また、プランジャ23が遊嵌されているスリーブ22内の空間に連通した通路40を有し、この通路40は、通路36を介してチェック弁に連通している。
【0035】
プランジャ23では、その軸線位置にパイロット弁体18a,18bが配置されている。パイロット弁体18aは、弁座14に対向したニードルと反対側にフランジを有し、そのフランジとコア21との間にスプリング19が配置されている。パイロット弁体18bは、弁座16に対向したニードルと反対側にフランジを有し、そのフランジは、プランジャ23に係止されている。したがって、パイロット弁は、電磁コイル25が通電されていないとき、プランジャ23およびパイロット弁体18a,18bがスプリング19によって図の左側に付勢されていることで、右側のピストン8の上部の調圧室をチェック弁に連通させ、左側のピストン9の上部の調圧室を閉塞する。電磁コイル25が通電されているとき、パイロット弁は、スプリング19の付勢力に抗してプランジャ23がコア21に吸引され、それに連動してパイロット弁体18a,18bが図の右側に付勢されるので、右側のピストン8の上部の調圧室を閉塞し、左側のピストン9の上部の調圧室をチェック弁に連通させる。
【0036】
以上の構成の三方切換弁において、その動作については、左右の主弁の開閉状態は逆であるが、第1の実施の形態に係る三方切換弁の動作と実質的に同じである。すなわち、ソレノイドオフ時は、右側のピストン8の上部の調圧室がパイロット弁および通路36を通じて流体の圧力を低圧に逃がすチェック弁に連通し、左側のピストン9の上部の調圧室がパイロット弁によって閉塞されている。したがって、右側のピストン8が主弁体6を主弁座4から離れる方向に移動させ、左側のピストン9が主弁体7を主弁座5に着座させる。これにより、入口ポートT1と第1出口ポートT2との間の主弁が開き、入口ポートT1と第2出口ポートT3との間の主弁が閉じる。チェック弁は、第1出口ポートT2と第2出口ポートT3との間の差圧によって主弁が閉じて低圧となる側の弁座33に弁体35が着座し、パイロット弁と開いている主弁の下流側の第1出口ポートT2とを連通させる。
【0037】
ソレノイドオフ時は、パイロット弁がピストン8,9の上部の調圧室の圧力を逆転させて、右側の主弁を閉じ、左側の主弁を開ける。これにより、第1出口ポートT2と第2出口ポートT3との圧力の大きさが逆転するため、チェック弁は、第1出口ポートT2に連通する側を閉塞し、左側の主弁を流体が流れることによって生じる圧力損失分だけ低い圧力を左側の主弁と一体のピストン9の上部の調圧室に与えて、右側の主弁の弁閉状態、左側の主弁の弁開状態を維持する。
【0038】
図7は第4の実施の形態に係る三方切換弁の内部構造を示す断面図である。図7において、図1および図2に示した構成要素と同じ構成要素については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0039】
パイロット弁と右側のピストン8の上部の調圧室との間を連通させる通路を、第1および第2の実施の形態に係る三方切換弁では、ボディ1内に形成し、第3の実施の形態に係る三方切換弁では、連結部材38に形成したが、この第4の実施の形態に係る三方切換弁では、チューブ41で連結する構成にしている。また、パイロット弁も、第3の実施の形態に係る三方切換弁と同様、ソレノイドと一体に形成している。
【0040】
パイロット弁は、プランジャ23の両端面にそれぞれ配置されたバルブシート42,43と、これらバルブシート42,43に対向した弁座14,16とを有している。図の上側の弁座14は、コア21と一体に形成され、その弁孔は、チューブ41を介して右側のピストン8の上部の調圧室と連通している。図の下側の弁座16は、左側のピストン9の上部に配置されたプラグ17aと一体に形成され、その弁孔は、左側のピストン9の上部の調圧室と連通している。また、弁座14と弁座16との間の空間は、通路36を介してチェック弁に連通している。さらに、パイロット弁体を兼ねたプランジャ23は、スプリング44によってコア21から離れる方向に付勢されている。
【0041】
以上の構成の三方切換弁において、その動作については、左右の主弁の開閉状態は逆であるが、第1の実施の形態に係る三方切換弁の動作と実質的に同じである。すなわち、ソレノイドオフ時は、右側のピストン8の上部の調圧室がパイロット弁および通路36を通じて流体の圧力を低圧に逃がすチェック弁に連通し、左側のピストン9の上部の調圧室がパイロット弁によって閉塞されている。したがって、右側のピストン8が主弁体6を主弁座4から離れる方向に移動させ、左側のピストン9が主弁体7を主弁座5に着座させる。これにより、入口ポートT1と第1出口ポートT2との間の主弁が開き、入口ポートT1と第2出口ポートT3との間の主弁が閉じる。チェック弁は、第1出口ポートT2と第2出口ポートT3との間の差圧によって主弁が閉じて低圧となる側の弁座33に弁体35が着座し、パイロット弁と開いている主弁の下流側の第1出口ポートT2とを連通させる。
【0042】
ソレノイドオフ時は、パイロット弁がピストン8,9の上部の調圧室の圧力を逆転させて、右側の主弁を閉じ、左側の主弁を開ける。これにより、第1出口ポートT2と第2出口ポートT3との圧力の大きさが逆転するため、チェック弁は、第1出口ポートT2に連通する側を閉塞し、左側の主弁を流体が流れることによって生じる圧力損失分だけ低い圧力を左側の主弁と一体のピストン9の上部の調圧室に与えて、右側の主弁の弁閉状態、左側の主弁の弁開状態を維持する。
【0043】
なお、以上の実施の形態では、主弁のシール性を高めるために設けたシールリングは主弁体に設けたが、主弁座の側に設けてもよい。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、ピストンの調圧室の圧力を選択的に低圧側に逃がすパイロット弁の下流側にチェック弁を設け、このチェック弁が開弁している主弁の下流側に連通させる構成にした。これにより、主弁の開閉状態を保持するべく微少に流す流体は、パイロット弁およびチェック弁を介して、開弁している主弁の下流側へ流すようにしているので、三方切換弁内で流体が内部リークすることがない。
【0045】
また、開弁している主弁のピストン上部の調圧室は、その主弁を流体が通過して出口ポートに流出することによって発生する圧力損失分だけ入口ポートの流体の1次圧より低い2次圧と等しい圧力になるので、その差圧が主弁の閉動作を維持させている。
【0046】
さらに、パイロット弁には、圧力損失分に相当する流体の1次圧と2次圧との小さな差圧しかかからないので、パイロット弁体を駆動するのに必要なソレノイド力は非常に小さくて済み、その分、ソレノイドを小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る三方切換弁の内部構造をソレノイドオフ時の状態で示す断面図である。
【図2】第1の実施の形態に係る三方切換弁の内部構造をソレノイドオン時の状態で示す断面図である。
【図3】第1の実施の形態に係る三方切換弁の動作状態を示すタイムチャートである。
【図4】第2の実施の形態に係る三方切換弁の内部構造を示す断面図である。
【図5】図4のB−BおよびC−C矢視断面を示す図である。
【図6】第3の実施の形態に係る三方切換弁の内部構造を示す断面図である。
【図7】第4の実施の形態に係る三方切換弁の内部構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ボディ
2,3 シリンダボア
4,5 主弁座
6,7 主弁体
8,9 ピストン
10,11 シールリング
12,13 ピストンリング
14 弁座
15 プラグ
16,16a 弁座
17,17a プラグ
18,18a,18b パイロット弁体
19 スプリング
20,20a キャップ
21 コア
22 スリーブ
23 プランジャ
24 キャップ
25 電磁コイル
26 ヨーク
27 ホルダ
28 スプリング
29,30 シャフト
31 通路
32,33 弁座
34 プラグ
35 弁体
36 通路
37,38,39 連結部材
40 通路
41 チューブ
42,43 バルブシート
44 スプリング
T1 入口ポート
T2 第1出口ポート
T3 第2出口ポート

Claims (14)

  1. 入口ポートに導入された流体を第1出口ポートまたは第2出口ポートに流すように切り換えるパイロット作動式の三方切換弁において、
    2つの主弁と連動する2つのピストンの調圧室の一方を低圧側に連通させるよう切り換えるパイロット弁と前記主弁の下流側にある前記第1出口ポートおよび前記第2出口ポートとの間に、前記パイロット弁の側の圧力と閉じている方の前記主弁の下流側の圧力との差圧によって、前記パイロット弁と開いている方の前記主弁の下流側とを連通させるよう動作するチェック弁を設けたことを特徴とする三方切換弁。
  2. 前記チェック弁は、前記第1出口ポートおよび前記第2出口ポートに連通する空間の間に形成されて両端側に弁座が配置されている通路と、前記パイロット弁と連通していて前記通路の前記弁座によって挟まれている部屋の中に前記弁座に対する弁体として配置されたプラグとを有することを特徴とする請求項1記載の三方切換弁。
  3. 入口ポートに導入された流体を第1出口ポートまたは第2出口ポートに流すように切り換える三方切換弁において、
    前記入口ポートと前記第1出口ポートとの間に配置されてそれらの間を開閉する第1の主弁と、
    前記入口ポートと前記第2出口ポートとの間に配置されてそれらの間を開閉する第2の主弁と、
    前記第1の主弁の第1の主弁体より大きな受圧面積を有し前記第1の主弁体とその開閉動作方向に連動する第1のピストンと、
    前記第2の主弁の第2の主弁体より大きな受圧面積を有し前記第2の主弁体とその開閉動作方向に連動する第2のピストンと、
    前記第1出口ポートおよび前記第2出口ポートとの間に配置されて閉じている方の前記第1または第2の主弁の下流側への通路が閉じるよう動作するチェック弁と、
    前記チェック弁と前記第1または第2のピストンの調圧室とを選択的に連通するように切り換えを行うパイロット弁と、
    前記パイロット弁のパイロット弁体を駆動して前記パイロット弁の切り換えを行うソレノイドと、
    を備えていることを特徴とする三方切換弁。
  4. 前記チェック弁は、前記第1出口ポートおよび前記第2出口ポートに連通する空間の間に形成されて両端側に弁座が配置されている通路と、前記パイロット弁と連通していて前記通路の前記弁座によって挟まれている部屋の中に前記弁座に対する弁体として配置され、前記パイロット弁の側の圧力と閉じている方の前記第1または第2の主弁の下流側の圧力との差圧によって閉じている方の前記第1または第2の主弁の下流側への通路が閉じるように動作するプラグとを有することを特徴とする請求項3記載の三方切換弁。
  5. 前記第1および第2の主弁は、着座する部分の主弁体または主弁座のいずれかに柔軟性のあるシール材を有していることを特徴とする請求項3記載の三方切換弁。
  6. 前記第1および第2のピストンは、それぞれ前記第1および第2の主弁の主弁体と一体に形成されていることを特徴とする請求項3記載の三方切換弁。
  7. 前記第1および第2のピストンは、それぞれピストンリングが周設され、前記入口ポートにおける流体の圧力を前記ピストンリングを介してそれぞれの前記調圧室に導入するようにしたことを特徴とする請求項3記載の三方切換弁。
  8. 前記パイロット弁は、前記第1および第2のピストンの調圧室の一方を前記チェック弁と連通させるとともに他方を閉塞させるパイロット弁体と、前記パイロット弁体を駆動する前記ソレノイドの側に前記パイロット弁体を付勢するスプリングとを有していることを特徴とする請求項3記載の三方切換弁。
  9. 前記パイロット弁は、先端が前記ソレノイドのプランジャの両端面より突出して配置されたパイロット弁体と、前記パイロット弁体の一端に対向して前記ソレノイドのコアの端面に形成され弁孔が前記第1のピストンの調圧室と連通している第1の弁座と、前記パイロット弁体の他端に対向して配置され弁孔が前記第2のピストンの調圧室と連通している第2の弁座と、前記プランジャの両端面に接する空間を前記チェック弁に連通させる通路とを有していることを特徴とする請求項3記載の三方切換弁。
  10. 前記パイロット弁体は、両端が円錐形状をしていて前記第2の弁座の側への突出量が規制された状態で前記プランジャの軸線方向に進退自在に配置されたニードルであり、スプリングによって前記コアに形成された前記第1の弁座から離れる方向に付勢されていることを特徴とする請求項9記載の三方切換弁。
  11. 前記ニードルは、2つに分割されていることを特徴とする請求項10記載の三方切換弁。
  12. 前記第1の主弁の主弁体および前記第1のピストンと前記第2の主弁の主弁体および前記第2のピストンとが平行に進退するように並置され、前記ソレノイドは、前記プランジャが前記第1および第2のピストンの進退方向と直角の方向に進退するように配置されていることを特徴とする請求項9記載の三方切換弁。
  13. 前記パイロット弁体は、前記ソレノイドのプランジャの両端面にそれぞれ配置されたパイロット弁体と、前記パイロット弁体の一方に対向して前記ソレノイドのコアの端面に形成され弁孔が前記第1のピストンの調圧室と連通している第1の弁座と、前記パイロット弁体の他端に対向して配置され弁孔が前記第2のピストンの調圧室と連通している第2の弁座と、前記プランジャの両端面に接する空間を前記チェック弁に連通させる通路とを有していることを特徴とする請求項3記載の三方切換弁。
  14. 前記第1の弁座または前記第2の弁座の弁孔は、チューブによって前記第1のピストンの調圧室または前記第2のピストンの調圧室と連通されていることを特徴とする請求項13記載の三方切換弁。
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