JP2004017356A - インクジェット画像形成装置 - Google Patents

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Haruo Sayama
左山 晴生
Masanori Yamada
山田 雅則
Toyokazu Mori
森 東洋一
Kengo Matsuyama
松山 賢五
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Abstract

【課題】インクチューブを記録ヘッドもしくはインクタンクに着脱自在に接続することができ、インクチューブと記録ヘッド又はインクタンク間の液密性を保持する。
【解決手段】記録ヘッド24の孔24aの内周縁24bをエッジ状に形成していることから、弾性を有するコネクタ32が記録ヘッド24の孔24aに押し込まれて嵌合されると、コネクタ32の外周が記録ヘッド24の孔24aの内周縁24bに食い込む。この食い込みにより、コネクタ32と記録ヘッド24の孔24a間の液密性が保持され、両者間のインク漏れが防止される。
【選択図】図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録ヘッドから記録媒体へとインクを吐出して、記録媒体への記録を行なうインクジェット画像形成装置に関し、特に記録ヘッドをインクチューブを通じてインクタンクに接続するインクジェット画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のインクジェット画像形成装置においては、インクを記録ヘッドに供給する必要があり、このために例えばインクタンクを設け、インクタンクからインクチューブを通じて記録ヘッドへとインクを供給している。また、記録ヘッドやインクタンクの保守管理を容易にするために、インクチューブを記録ヘッドもしくはインクタンクに着脱自在に接続している。このため、インクチューブを記録ヘッド又はインクタンク側の接続部材の孔に着脱自在に差し込んだり、Oリングを接続部材とインクチューブ間に介在させて、両者間の液密性を向上させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、インクチューブを記録ヘッド又はインクタンク側の接続部材の孔に着脱自在に差し込む場合は、インクチューブと接続部材の孔間の液密性を維持する必要があり、このためには接続部材の孔を十分に小さくせねばならない。しかしながら、インクチューブを小さな孔に差し込むと、インクチューブの内径が小さくなって、インクの流路の抵抗が大きくなった。
【0004】
また、Oリングを接続部材とインクチューブ間に介在させれば、両者間の液密性を向上させることができるものの、このOリングを有効に作用させるためには、インクチューブや接続部材の寸法精度を向上させる必要があり、コストの上昇を招いた。
【0005】
そこで、本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、インクチューブを記録ヘッドもしくはインクタンクに着脱自在に接続することができ、格別な寸法精度ではなくても、インクチューブと記録ヘッド又はインクタンク間の液密性を保持することができるインクジェット画像形成装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、記録ヘッドをキャリッジに搭載し、キャリッジを移動しつつ、記録ヘッドから記録媒体へとインクを吐出して、記録媒体への記録を行なっており、インクタンクからインクチューブを通じて記録ヘッドへとインクを供給するインクジェット画像形成装置において、弾性コネクタの先端をテーパ状に成形し、弾性コネクタの中央を通ってテーパ状の先端へと抜けるインクの流路を形成し、弾性コネクタのテーパ状の先端を嵌合孔に着脱自在に嵌合させて、弾性コネクタと嵌合孔間でインクを流す接続手段を備え、この接続手段をインクチューブとインクタンク間の接続及びインクチューブと記録ヘッド間の接続のうちの少なくとも一方のために用いている。
【0007】
この様な構成の本発明によれば、弾性コネクタのテーパ状の先端を嵌合孔に着脱自在に嵌合させる接続手段を用いている。この接続手段では、弾性コネクタのテーパ状の先端及び嵌合孔の寸法精度が高くなくても、弾性コネクタの弾性変形により弾性コネクタのテーパ状の先端が嵌合孔に密接に嵌合し、弾性コネクタと嵌合孔間の液密性が保持される。
【0008】
また、本発明においては、嵌合孔は、該嵌合孔に嵌合された弾性コネクタのテーパ状の先端外周に食い込むエッジ状の内周縁を有する。
【0009】
この様に嵌合孔のエッジ状の内周縁が弾性コネクタのテーパ状の先端外周に食い込めば、弾性コネクタと嵌合孔間の液密性がより向上する。
【0010】
更に、本発明においては、弾性コネクタの先端が円錐状である。
【0011】
この場合は、嵌合孔を円形にして、弾性コネクタの先端と嵌合孔を嵌合させることになる。この様な形状の弾性コネクタの先端及び嵌合孔は、良好な寸法精度のものを得易い。
【0012】
また、本発明においては、接続手段は、複数のチューブに対応する各弾性コネクタ及び各嵌合孔を有し、各弾性コネクタを相互に連結している。
【0013】
この様に各弾性コネクタを連結しておけば、各弾性コネクタを各嵌合孔に一度に嵌合させることができる。尚、複数のチューブは、例えば各色のインクをそれぞれのインクタンクから記録ヘッドへと供給するために用いられる。
【0014】
更に、本発明においては、各弾性コネクタを相互に連結する連結ブリッジを設け、この連結ブリッジに伸縮性を持たせている。
【0015】
この様に伸縮性を有する連結ブリッジにより各弾性コネクタを相互に連結しておけば、該各弾性コネクタを保持する保持部材側の各保持箇所のピッチに誤差があっても、各弾性コネクタを容易に保持することができる。
【0016】
また、本発明においては、弾性コネクタは、チューブを差し込んで接続する差し込み孔を有しており、この差し込み孔が該弾性コネクタのインクの流路へと続き、この差し込み孔の径がチューブの外径よりも小さくかつ該弾性コネクタのインクの流路の径よりも大きい。
【0017】
この様に差し込み孔の径がチューブの外径よりも小さければ、差し込み孔の内周とチューブの外周が密接し、チューブと差し込み孔間の液密性が向上する。また、差し込み孔の径がインクの流路の径よりも大きければ、チューブを差し込み孔に差し込んだときに、チューブの先端がインクの流路の端に突き当たるので、チューブの先端を一定長さだけ差し込むことができる。
【0018】
更に、本発明においては、弾性コネクタのインクの流路の径がインクチューブの内径と等しい。
【0019】
この場合は、インクチューブのインクの流路と弾性コネクタのインクの流路間に段差がなく、インクが滑らかに流れる。
【0020】
また、本発明においては、弾性コネクタのテーパ状の先端を嵌合孔に嵌合させた状態で、弾性コネクタを保持する保持部材と嵌合孔が離間する。
【0021】
この様に弾性コネクタを保持する保持部材と嵌合孔が離間していれば、保持部材と嵌合孔がずれていても、この離間スペースで弾性コネクタが弾性変形して、弾性コネクタが嵌合孔に確実に嵌合する。
【0022】
更に、本発明においては、保持部材は、弾性コネクタの外径よりも小さくて、弾性コネクタが差し込まれて接続される接続孔と、弾性コネクタの移動を該弾性コネクタのインクの流路方向で規制する規制部とを有する。
【0023】
この様に接続孔の径が弾性コネクタの外径よりも小さければ、接続孔の内周と弾性コネクタの外周が密接し、弾性コネクタと接続孔間の液密性が向上する。また、規制部により弾性コネクタの移動を該弾性コネクタのインクの流路方向で規制しているので、弾性コネクタを嵌合孔に確実に密接に嵌合させて、弾性コネクタと嵌合孔間の液密性を維持することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照して詳細に説明する。
【0025】
図1は、本発明のインクジェット画像形成装置の一実施形態を示す斜視図である。本実施形態の装置では、複数枚の記録用紙を給紙トレイ11上に収容しており、給紙トレイ11上の各記録用紙をピックアップローラ12及び分離板により1枚ずつ分離してガイド板13上に引き出す。搬送ローラ14及び搬送押えローラ15は、記録用紙をガイド板13から受け取り、記録用紙をプラテン16上で副走査方向に搬送する。排出ローラ17と各スターホイール18は、記録用紙をプラテン16から受け取って搬送する。更に、排出ローラ19と各スターホイール21は、記録用紙を搬送して排紙トレイ22へと排出する。
【0026】
一方、キャリッジ23は、キャリッジ保持シャフト25に沿って移動可能に支持されており、プラテン16の上方で主走査方向に繰り返し往復移動する。また、キャリッジ23に記録ヘッド24を搭載し、この記録ヘッド24を複数のインクチューブ26を通じてそれぞれのインクタンク27に接続している。各インクタンク27に例えばイエロー、マゼンタ、シアン、黒のインクを収容し、各色のインクを各インクタンク27から各インクチューブ26を通じて記録ヘッド24に供給している。各インクチューブ26は、キャリッジ23と共に往復移動される記録ヘッド24に追従し得る様にU字型に曲げられている。
【0027】
記録ヘッド24は、キャリッジ23と共にプラテン16の上方で主走査方向に繰り返し往復移動されつつ、各色のインク滴を適宜に吐出して、プラテン16上で搬送される記録用紙に印字を行なう。プラテン16は、記録用紙を平坦にし、記録ヘッド24と記録用紙間の距離を一定に保つ。
【0028】
図2(a)及び(b)は、記録ヘッド24及び接続ユニット31を正面及び側面から見て示すそれぞれの断面図である。接続ユニット31では、各インクチューブ26を下方へと90°だけ滑らかに折り曲げて、各インクチューブ26の先端をそれぞれのコネクタ32に接続し、各インクチューブ26先端のコネクタ32を記録ヘッド24の各孔24aに押し込んで嵌合している。
【0029】
記録ヘッド24は、インクジェット方式のものであって、各色別に、インクを導くインク通路24dと、インク滴を吐出する複数のオリフィス24eを有している。
【0030】
図3(a)、(b)、及び(c)は、各インクチューブ26先端の各コネクタ32を示す平面図、A−Aに沿う断面図、及びB−Bに沿う断面図である。各コネクタ32は、弾性を有する合成樹脂等からなり、各連結ブリッジ33と共に一体成形されたものである。各コネクタ32を各連結ブリッジ33を介して連結しているため、一度に各コネクタ32を記録ヘッド24の各孔24aに押し込んで嵌合させたり、一度にコネクタ32を記録ヘッド24から取り外すことができる。また、各連結ブリッジ33を細くして、各連結ブリッジ33に伸縮性を与えていることから、各コネクタ32の位置を変位させることができ、各コネクタ32を保持する保持部材34のそれぞれの接続孔34aのピッチに誤差があっても、各コネクタ32を保持部材34の各接続孔34aに容易に嵌合させることができる。
【0031】
図4(a)は、インクチューブ26先端のコネクタ32及び記録ヘッド24の孔24aを拡大して示す断面図である。インクチューブ26先端のコネクタ32は、先に述べた様に弾性を有する合成樹脂等からなり、良好な寸法精度を容易に実現し得る円錐状に形成され、またその上端の突起32aを有している。コネクタ32の外径を保持部材34の接続孔34aの内径よりも僅かに大きくしており、これによりコネクタ32の外周と接続孔34aの内周を密接させ、コネクタ32と保持部材34間の液密性を向上させている。また、コネクタ32の突起32aを接続孔34a上側の凹部34bに嵌合させて、コネクタ32の移動を該コネクタ32のインクの流路32b方向で規制し、コネクタ32のずれを防止して、コネクタ32と保持部材34間の液密性を維持している。
【0032】
また、コネクタ32の差し込み孔32cの径をインクチューブ26の外径よりも小さくしており、これにより差し込み孔32cの内周とインクチューブ26の外周を密接させ、差し込み孔32cとインクチューブ26間の液密性を向上させている。更に、コネクタ32のインクの流路32bの径をインクチューブ26の内径に略等しくかつ差し込み孔32cよりも小さくしている。このため、コネクタ32とインクチューブ26間に段差がなく、インクが滑らかに流れる。また、インクチューブ26をコネクタ32の差し込み孔32cに差し込んだときに、インクチューブ26の先端がインクの流路32bに突き当たることになり、インクチューブ26の先端を一定長さだけ差し込むことができる。
【0033】
ここで、記録ヘッド24の孔24aの内周縁24bをエッジ状に形成していることから、弾性を有するコネクタ32が記録ヘッド24の孔24aに押し込まれて嵌合されると、コネクタ32の外周が記録ヘッド24の孔24aの内周縁24bに食い込む。この食い込みにより、コネクタ32と記録ヘッド24の孔24a間の液密性が保持され、両者間のインク漏れが防止される。
【0034】
また、寸法誤差や組み立て誤差等により、図4(b)に示す様に保持部材34と記録ヘッド24の孔24a間の距離が伸縮したとしても、コネクタ32が弾性を有することから、コネクタ32の外周が記録ヘッド24の孔24aの内周縁24bに確実に食い込んで、コネクタ32と記録ヘッド24の孔24a間の液密性が保持される。
【0035】
更に、保持部材34と記録ヘッド24の孔24aを離間させている。このため、寸法誤差や組み立て誤差等により、図4(c)に示す様に保持部材34と記録ヘッド24の孔24aが相互にずれたとしても、コネクタ32が保持部材34と記録ヘッド24の孔24a間のスペースで適宜に変形して、コネクタ32の外周が記録ヘッド24の孔24aの内周縁24bに確実に食い込む。
【0036】
図5は、各インクタンク27及び各インクチューブ26を示す断面図である。尚、ここでは、各インクタンク27及び各インクチューブ26を副走査方向に重ねて見ているので、1個のインクタンク27及び1本のインクチューブ26のみを示している。
【0037】
各インクタンク27の接続部41は、各インクタンク27の開口部27aに嵌合されるそれぞれの筒状端部41bを有している。各筒状端部41bには、該各筒状端部41bと各インクタンク27の開口部27a間に挟まれるそれぞれのシール部材42を嵌め込んでおり、これらのシール部材42により該各筒状端部41bと各インクタンク27の開口部27a間のインク漏れを防止している。
【0038】
各インクタンク27の内側には、スポンジ43を収容しており、このスポンジ43にインクを含浸させている。
【0039】
各インクタンク27側でも、各インクチューブ26の先端をそれぞれのコネクタ32に接続している。各コネクタ32は、図3(a)〜(c)に示す様に各連結ブリッジ33を介して連結されており、一度に各コネクタ32を保持部材34の各接続孔34aに容易に嵌合させたり、一度に各コネクタ32を保持部材34から取り外すことができる。
【0040】
また、コネクタ32の外径を保持部材34の接続孔34aの内径よりも僅かに大きくし、コネクタ32の突起32aを接続孔34aの凹部34bに嵌合させて、コネクタ32と保持部材34間の液密性を維持し、コネクタ32のずれを防止している。
【0041】
更に、インクチューブ26が差し込まれるコネクタ32の差し込み孔32cの径をインクチューブ26の外径よりも小さくし、コネクタ32のインクの流路32bの径を差し込み孔32cよりも小さくかつインクチューブ26の内径に略等しくして、差し込み孔32cとインクチューブ26間の液密性を向上させ、インクの滑らかな流れを実現している。
【0042】
また、インクタンク27の接続部41は、孔41aを有しており、この孔41aの内周縁41bをエッジ状に形成している。インクチューブ26先端のコネクタ32は、弾性を有する合成樹脂等からなり、接続部41の孔41aの押し込まれて嵌合し、孔41aの内周縁41bに食い込む。これにより、インクチューブ26先端のコネクタ32と接続部41の孔41a間のインク漏れが防止される。
【0043】
更に、保持部材34と接続部41間の距離が伸縮したとしても、弾性を有するコネクタ32が接続部41の孔41aの内周縁41bに確実に食い込む。また、保持部材34と接続部41の孔41aを離間させていることから、保持部材34と接続部41の孔41aが相互にずれたとしても、コネクタ32が保持部材34と接続部41間のスペースで適宜に変形して孔41aの内周縁41bに確実に食い込む。
【0044】
尚、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、多様に変形することができる。例えば、チューブの本数に応じて各コネクタの個数を適宜に増減しても良い。また、コネクタの先端部は、テーパ状であれば、円錐とは異なる形状であっても構わない。
【0045】
【発明の効果】
以上説明した様に本発明によれば、弾性コネクタのテーパ状の先端を嵌合孔に着脱自在に嵌合させている。このため、弾性コネクタのテーパ状の先端及び嵌合孔の寸法精度が高くなくても、弾性コネクタの弾性変形により、弾性コネクタのテーパ状の先端が嵌合孔に密接に嵌合して、弾性コネクタと嵌合孔間の液密性が保持される。
【0046】
また、嵌合孔のエッジ状の内周縁が弾性コネクタのテーパ状の先端外周に食い込むので、弾性コネクタと嵌合孔間の液密性がより向上する。
【0047】
更に、弾性コネクタの先端を円錐状にしているので、弾性コネクタの先端及び嵌合孔の寸法精度を向上させ易い。
【0048】
また、各弾性コネクタを連結しているので、各弾性コネクタを各嵌合孔に一度に嵌合させることができる。そして、連結ブリッジに伸縮性を持たせているので、該各弾性コネクタを保持する保持部材側の各保持箇所のピッチに誤差があっても、各弾性コネクタを容易に保持することができる。
【0049】
更に、弾性コネクタの差し込み孔の径を適宜に設定しているので、チューブと差し込み孔間の液密性が向上し、またチューブの先端を一定長さだけ差し込むことができる。あるいは、弾性コネクタのインクの流路の径を適宜に設定しているので、インクが滑らかに流れる。
【0050】
また、弾性コネクタを保持する保持部材と嵌合孔が離間しているので、保持部材と嵌合孔がずれていても、この離間スペースで弾性コネクタが弾性変形して、弾性コネクタが嵌合孔に確実に嵌合する。
【0051】
更に、接続孔の径を適宜に設定しているので、弾性コネクタと接続孔間の液密性が向上する。あるいは、弾性コネクタの移動を該弾性コネクタのインクの流路方向で規制して、弾性コネクタと嵌合孔間の液密性を維持している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェット画像形成装置の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】(a)及び(b)は、図1の装置における記録ヘッド及び接続ユニットを正面及び側面から見て示すそれぞれの断面図である。
【図3】(a)、(b)、及び(c)は、図1の装置における各インクチューブ先端の各コネクタを示す平面図、(a)のA−Aに沿う断面図、及び(a)のB−Bに沿う断面図である。
【図4】(a)は図1の装置におけるインクチューブ先端のコネクタ及び記録ヘッドの孔を拡大して示す断面図であり、(b)はコネクタと記録ヘッドの孔間の距離が短縮した状態を示す断面図であり、(c)はコネクタと記録ヘッドの孔がずれた状態を示す断面図である。
【図5】図1の装置におけるインクタンク及びインクチューブを示す断面図である。
【符号の説明】
11  給紙トレイ
12  ピックアップローラ
13  ガイド板
14  搬送ローラ
15  搬送押えローラ
16  プラテン
17,19  排出ローラ
18,21  スターホイール
22  排紙トレイ
23  キャリッジ
24  記録ヘッド
25  キャリッジ保持シャフト
26  インクチューブ
27  インクタンク
31  接続ユニット
32  コネクタ
34  保持部材

Claims (9)

  1. 記録ヘッドをキャリッジに搭載し、キャリッジを移動しつつ、記録ヘッドから記録媒体へとインクを吐出して、記録媒体への記録を行なっており、インクタンクからインクチューブを通じて記録ヘッドへとインクを供給するインクジェット画像形成装置において、
    弾性コネクタの先端をテーパ状に成形し、弾性コネクタの中央を通ってテーパ状の先端へと抜けるインクの流路を形成し、弾性コネクタのテーパ状の先端を嵌合孔に着脱自在に嵌合させて、弾性コネクタと嵌合孔間でインクを流す接続手段を備え、
    この接続手段をインクチューブとインクタンク間の接続及びインクチューブと記録ヘッド間の接続のうちの少なくとも一方のために用いたことを特徴とするインクジェット画像形成装置。
  2. 嵌合孔は、該嵌合孔に嵌合された弾性コネクタのテーパ状の先端外周に食い込むエッジ状の内周縁を有することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット画像形成装置。
  3. 弾性コネクタの先端が円錐状であることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット画像形成装置。
  4. 接続手段は、複数のチューブに対応する各弾性コネクタ及び各嵌合孔を有し、各弾性コネクタを相互に連結したことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット画像形成装置。
  5. 各弾性コネクタを相互に連結する連結ブリッジを設け、この連結ブリッジに伸縮性を持たせたことを特徴とする請求項4に記載のインクジェット画像形成装置。
  6. 弾性コネクタは、チューブを差し込んで接続する差し込み孔を有しており、この差し込み孔が該弾性コネクタのインクの流路へと続き、この差し込み孔の径がチューブの外径よりも小さくかつ該弾性コネクタのインクの流路の径よりも大きいことを特徴とする請求項5に記載のインクジェット画像形成装置。
  7. 弾性コネクタのインクの流路の径がインクチューブの内径と等しいことを特徴とする請求項6に記載のインクジェット画像形成装置。
  8. 弾性コネクタのテーパ状の先端を嵌合孔に嵌合させた状態で、弾性コネクタを保持する保持部材と嵌合孔が離間することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット画像形成装置。
  9. 保持部材は、弾性コネクタの外径よりも小さくて、弾性コネクタが差し込まれて接続される接続孔と、弾性コネクタの移動を該弾性コネクタのインクの流路方向で規制する規制部とを有することを特徴とする請求項8に記載のインクジェット画像形成装置。
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