JP2004013891A

JP2004013891A - アドレス変更通知システム

Info

Publication number: JP2004013891A
Application number: JP2002204833A
Authority: JP
Inventors: Shintaro Ando; 安藤　伸太郎; Manabu Kamoi; 鴨井　学
Original assignee: DEUX MILLE KK; DEUX-MILLE KK
Current assignee: DEUX MILLE KK; DEUX-MILLE KK
Priority date: 2002-06-10
Filing date: 2002-06-10
Publication date: 2004-01-15

Abstract

【課題】旧アドレスから新アドレスにアドレスを変更した際のアドレス変更通知システムに関する。
【解決手段】あらかじめ、変更を登録したい登録ユーザが、登録したい旧アドレスと新アドレスを対応付けてデータベースサーバに登録しておく工程と、前記旧アドレスを知る検索ユーザが、当該旧アドレスをキーとしてデータベースサーバを検索する工程と、検索がヒットした場合に、前記検索ユーザが、少なくとも自身のアドレスと氏名を入力するとともに、必要に応じて所望のメッセージを入力する工程と、入力された検索ユーザのアドレスと氏名、および、必要に応じて入力されたメッセージを、データベースサーバを介して、前記登録ユーザの新アドレス宛に通知する工程と、を有してなり、前記登録ユーザが、通知を受けた検索ユーザの内、所望の相手先にのみ選択的に連絡をとることを可能とする。
【選択図】　　　　図１

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネットや携帯電話サービスの利用者（以下、ユーザともよぶ。）が利用するアドレスを変更した際に、変更前の旧アドレスしか知らない他のユーザの求めに応じて選択的に再度連絡を取ることを可能としたアドレス変更通知システムである。
【０００２】
【従来の技術】
近年、インターネットや携帯電話サービス、更には、携帯電話からインターネットに接続するサービス等のネットワークサービスの普及がめざましい。
それにともない、インターネット上の電子メールの利用が日常化してきており、また、携帯電話も、ほぼ１人１台の時代に入り、携帯電話を利用した電子メールサービスの利用もごく普通になってきている。
【０００３】
このような時代にあって、それらのサービスの利用者、すなわち、ユーザが、電子メールのメールアドレスや携帯電話の電話番号等のアドレスを変更することも頻繁に行われるようになってきている。
特に、悪質な勧誘や広告、あるいは、いやがらせ等のメールや電話による被害を回避する上からも、アドレス変更は有効な手段であると言える。
【０００４】
ところで、ユーザがアドレスを変更した場合には、その変更後のアドレスを他のユーザに通知する必要がある。
その通知手段としては、引越し等の際に行う転居通知に準じて葉書で行う方法や、電子メール、特に、同報メールやメーリングリスト等の利用による通知方法、あるいは、メモ書きや口頭での通知方法等が一般的である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、アドレスも重要な個人情報の一つであり、アドレス変更に際しても、連絡を取り合う必要のある個人や団体（他のユーザ）に通知しておくことは不可欠である。
一方で、大多数の関係のない一般ユーザに新アドレスを知らせることは無用である。むしろ、一般ユーザに公開することの弊害の方が大きい。
【０００６】
しかしながら、何らかの事情で変更の通知が漏れてしまい、旧アドレスのみを知っており、新アドレスを不知の他のユーザが存在した場合、そのユーザが連絡を取ろうとしても新アドレスが非公開であるため連絡不能となる。
本発明は、そのような連絡漏れの他のユーザからの連絡を可能とするアドレス変更通知システムを提供するものであり、一方で、例え旧アドレスを知っている他のユーザであっても、迷惑メールの発信者等の連絡を取りたくない他のユーザに対しては連絡を取れないように選択することを可能とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
本発明は、旧アドレスから新アドレスにアドレスを変更した際のアドレス変更通知システムであって、あらかじめ、変更を登録したい登録ユーザが、登録したい旧アドレスと新アドレスを対応付けてデータベースサーバに登録しておく工程と、前記旧アドレスを知る検索ユーザが、当該旧アドレスをキーとしてデータベースサーバを検索する工程と、検索がヒットした場合に、前記検索ユーザが、少なくとも自身のアドレスと氏名を入力するとともに、必要に応じて所望のメッセージを入力する工程と、入力された検索ユーザのアドレスと氏名、および、必要に応じて入力されたメッセージを、データベースサーバを介して、前記登録ユーザの新アドレス宛に通知する工程と、を有してなり、前記登録ユーザが、通知を受けた検索ユーザの内、所望の相手先にのみ選択的に連絡をとることを可能としたことを特徴とするアドレス変更通知システムによって上記課題を解決した。
なお、本発明においては、前記アドレスが、インターネット上のメールアドレスであり、あるいはまた、前記旧アドレスが、携帯電話の携帯電話番号および／または携帯メールアドレスであって、前記新アドレスが携帯電話の携帯メールアドレスであることが好ましい。
【０００８】
【発明の実施の形態】
まず、図１に基づき、本発明のアドレス変更通知システムを、インターネット上のメールアドレスの変更に適用した例について説明する。
まず、メールアドレスを変更したユーザ（登録ユーザとよぶ）は、データベースサーバ３００から、本発明のアドレス変更通知システムに用意されたブラウザ表示画面を呼び出し、使用を中止した旧メールアドレスと、新たに設定した新メールアドレスを入力して登録する（１１０）。なお、通常は、この新メールアドレスが後述する連絡希望先アドレスとなる。ただし、連絡希望先アドレスを別アドレスとして登録するようにしても良い。以上の登録データは、データベースサーバ３００上に格納保管される。
【０００９】
次に、メールでの連絡が取れなくなった他のユーザ（検索ユーザとよぶ）は、前記のデータベースサーバ３００にアクセスし、検索用のブラウザ表示画面を呼び出し、探したいメールアドレス（旧メールアドレス）を入力し、データベースサーバ３００に問い合わせを行う（２１０）。
データベースサーバ３００は、その問合せにヒットし登録がある場合（２１５）には、登録がある旨の表示を行う。一方、ヒットしない場合は、その旨表示する等して処理を終了する。
【００１０】
ここで、登録がある場合は、検索ユーザのメールアドレス、氏名の入力を促す入力画面を表示する。なお、併せて、登録ユーザ宛のメッセージを入力するメッセージ欄を設けるようにしても良い（２２０）。
上記の入力がなされると、データベースサーバ３００は、その情報を登録ユーザの新メールアドレス、あるいは、指定の連絡希望先アドレス宛に送信する（１１５）。そして、検索ユーザに対しては、送信した旨の表示を行う（２２５）。
【００１１】
一方、この連絡メールを受け取った登録ユーザは、その氏名等を見て、登録ユーザ自身の意思で、検索ユーザに対して連絡を取るようにする（１２０）。ここで、この検索ユーザ宛の返信は、前記のデータベースサーバ３００を介して行う処理としても良いし、また、直接、登録ユーザからのメール等で連絡するようにしても良い。
こうすることで、登録ユーザが連絡を取りたくない他のユーザには新メールアドレスを知られることがなく、一方、知らせる必要がある相手先には、連絡漏れがあった場合でも、確実に新メールアドレスを通知し、連絡を取ることが可能となる。
【００１２】
次に、図２は、携帯電話の携帯電話番号および／または携帯メールアドレスを変更した場合の本発明の処理フローを示している。登録、あるいは、検索するアドレスが携帯電話番号および／または携帯メールアドレスである以外は、ほぼ図１で説明した処理フローと同一であり、ここでの再度の説明は省略する。
一方、図３は、ホームページのＵＲＬ（Ｕｎｉｆｏｒｍ　Ｒｅｓｏｕｒｃｅ　Ｌｏｃａｔｏｒ）を変更した際の処理を示すフロー図であり、基本的には一般に公開するというホームページの性格上、登録があった場合には、直接、新ＵＲＬを表示するようにすることが好ましい（２６０）。ただし、ホームページのＵＲＬを一般に公開しない場合には、図１、２で説明したのと同一のフローを採用するようにしても良い。
【００１３】
なお、本発明は、検索や通知に、ネットワーク上のブラウザや電子メールを活用する上から、アドレスを、電子メールアドレス、携帯電話番号、または、携帯メールアドレスとすることを好適とするが、これに限定するものではなく、検索や通知手段を音声やファクシミリ等としてオペレータを介在させることで、固定電話に対しても同様に適用することができる。一方、本発明は、ネットワーク上のブラウザや電子メールを活用することを好適とするものであり、それらを利用して、固定電話の電話番号や住所の変更通知等に対しても本発明システムを適用できることは言うまでもない。
【００１４】
また、以上の説明においては、インターネット上に配置したデータベースサーバを利用し、インターネット上で電子メールアドレス、携帯電話番号、または、携帯メールアドレス等のアドレスを変更する場合を例示して説明したが、本発明は、これに限定せず、学校や企業等の団体が構築するＬＡＮ（Ｌｏｃａｌ　Ａｒｉａ　Ｎｅｔｗｏｒｋ）上のデータベースサーバを利用する場合についても同様に適用することができ、また、パソコン通信等のクローズな会員制ネットワーク上におけるＩＤナンバー等についても同様に適用することができる。
【００１５】
【発明の効果】
本発明によって、アドレスを変更した際の変更通知が漏れた相手先とも確実に再連絡が取れるようになり、変更の通知漏れを心配してアドレス変更を躊躇していたユーザも気楽にアドレス変更を行うことができるようになった。
すなわち、本発明によって、アドレス変更を気楽に行うことが可能となり、アドレスが変更になることから躊躇していたインターネットプロバイダの乗り換えや、携帯電話会社の変更等を容易に行うことが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のアドレス変更通知システムの処理フロー図である。
【図２】本発明を携帯電話に適用する場合の処理フロー図である。
【図３】本発明をホームページのＵＲＬ変更通知に適用する場合の、ＵＲＬ変更通知用に修正した処理フロー図である。
【符号の説明】
３００　データベースサーバ

Claims

旧アドレスから新アドレスにアドレスを変更した際のアドレス変更通知システムであって、
あらかじめ、変更を登録したい登録ユーザが、登録したい旧アドレスと新アドレスを対応付けてデータベースサーバに登録しておく工程と、
前記旧アドレスを知る検索ユーザが、当該旧アドレスをキーとしてデータベースサーバを検索する工程と、
検索がヒットした場合に、前記検索ユーザが、少なくとも自身のアドレスと氏名を入力するとともに、必要に応じて所望のメッセージを入力する工程と、
入力された検索ユーザのアドレスと氏名、および、必要に応じて入力されたメッセージを、データベースサーバを介して、前記登録ユーザの新アドレス宛に通知する工程と、
を有してなり、
前記登録ユーザが、通知を受けた検索ユーザの内、所望の相手先にのみ選択的に連絡をとることを可能としたことを特徴とするアドレス変更通知システム。
前記アドレスが、インターネット上のメールアドレスであることを特徴とする請求項１に記載のアドレス変更通知システム。
前記旧アドレスが、携帯電話の携帯電話番号および／または携帯メールアドレスであって、前記新アドレスが携帯電話の携帯メールアドレスであることを特徴とする請求項１に記載のアドレス変更通知システム。